JP2019083356A - 屋外無線装置、及びその制御方法 - Google Patents

屋外無線装置、及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で偏波方向を切り替えることができる屋外無線装置、及びその制御方法を提供すること。【解決手段】本実施形態にかかる屋外無線装置は、筐体30と、筐体30内に設けられ、通信回路が実装された基板39と、基板39に取り付けられ、アンテナユニットと結合される導波口33を有するフランジ32と、基板39を回転させることで、導波口33の回転角度を変える回転機構37と、筐体30内に配置され、回転機構37を駆動する駆動部38と、を備えたものである。【選択図】図3

Description

本発明は屋外無線装置、及びその制御方法に関する。
特許文献1には、水平偏波と垂直偏波を切り替えることができる一次放射器装置が開示されている。具体的には、特許文献1の装置は、パラボラアンテナ付フランジ、可動部、一次放射器取付用接栓、歯車、ストッパ、スイッチ、電動回転装置を有している。そして、電動回転装置が作動すると、歯車が回転する。これみより、可動部、及び一次放射器取付用接栓が回転する。そして、ストッパがスイッチに接触して、電動回転装置の回転が停止する。このようにすることで、水平偏波と垂直偏波を切り替えている。
特許文献2には、マイクロ波屋外伝送システムに用いられる偏波装置が開示されている。特許文献2の偏波装置は、第1の偏波要素と第2の偏波要素とを有しております。第1の偏波要素と第2の偏波要素とは、矩形状の導波路を有しております。そして、第1の偏波要素は固定されており、第2の偏波要素が第1の偏波要素に対して回転することで、垂直偏波と水平偏波とが切り替えられる。
特許文献3には、偏波面を回転させる偏波回転装置が開示されている。特許文献3の偏波回転装置では、導波管の軸に沿ったシャフトに隔壁が設けられている。隔壁が回転することで、垂直偏波と水平偏波とが切り替えられる。
特開平10−256802号公報 欧州特許出願公開2782191号明細書 米国特許第4951010号明細書
特許文献1〜3では、偏波方向を切り替えるための機構が複雑になってしまうという問題点がある。
本実施形態にかかる屋外無線装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された基板と、前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えたものである。
本実施形態にかかる制御方法は、筐体と、前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された基板と、前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えた屋外無線装置の偏波方向を制御する制御方法であって、
前記屋外無線装置の外部からの入力によって、前記駆動部が前記回転機構を駆動するものである。
本実施形態にかかる屋外無線装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された複数の基板と、
前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、少なくとも一つの前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えたものである。
本発明によれば、簡素な構成で偏波方向を切り替えることができる屋外無線装置、及びその制御方法を提供することができる。
屋外無線装置を用いた無線機器の構成を示す斜視図である。 屋外無線装置の構成を示す斜視図である 屋外無線装置の筐体内の構成を模式的に示す側面断面図である。 偏波方向が変化する様子を示す斜視図である。 偏波方向が変化する様子を示す図である。 屋外無線装置に設けられた通信回路の構成例を示す図である。 屋外無線装置の接続構成を模式的に示す図である。 実施の形態2にかかる屋外無線装置の構成を模式的に示す図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1は、本実施の形態にかかる屋外無線装置を用いた無線機器の構成について、図1を用いて説明する。図1は、屋外無線装置を用いた無線機器の外観を示す斜視図である。
無線機器20は、屋外無線装置21とアンテナ22とを有している。図1では、屋外無線装置21とアンテナ22とが装着された状態の無線機器20が示されている。無線機器20は、取り付け装置90により、屋外の柱91に取り付けられている。対向局からの無線信号を送受信することができるよう、無線機器20は屋外に設置される。
屋外無線装置21は、ODU(Out-Door Unit)であり、無線通信のための信号処理を行う。具体的には、屋外無線装置21、アンテナ22から送信する送信信号についての信号処理を実行する。屋外無線装置21は、アンテナ22から受信した受信信号についての信号処理を実行する。屋外無線装置21は、箱型の筐体に収納されているが、筐体は他の形状でもよい。屋外無線装置21は、電磁波を伝送するための導波路(図1では不図示)を有する。
アンテナ22は、屋外無線装置21と接続されている。具体的には、アンテナ22は、屋外無線装置21の導波口(図1では不図示)がある前面に取り付けられている。アンテナ22は、他の通信機器から送信された無線信号を受信する。また、アンテナ22は、屋外無線装置21から出力された送信信号を無線で送信する。例えば、アンテナ22が無線信号を受信した場合には、受信した無線信号を屋外無線装置21に出力する。
なお、本実施の説明では、無線機器20、及び屋外無線装置21が無線信号の送信、及び受信を行うものとして説明するが、無線機器20、及び屋外無線装置21の無線信号の送信、及び受信の一方のみを行うものでもよい。すなわち、無線機器20、及び屋外無線装置21は送信のみを行う無線送信機器、及び屋外無線送信装置であってもよい。あるいは、無線機器20、及び屋外無線装置21は受信のみを行う無線受信機器、及び屋外無線受信装置であってもよい
図2は、屋外無線装置21の外観を示す斜視図である。屋外無線装置21は、筐体30、フランジ32、ケーブルポート34を有している。筐体30は、ほぼ直方体の箱形状を有している。すなわち、筐体30は、金属などから形成されたケースである。また、図2では、屋外無線装置21のアンテナ22側の面を接続面31として示している。すなわち、屋外無線装置21が接続面31側において、アンテナ22と接続される。
屋外無線装置21の接続面31側を前方向とし、接続面31の反対側を後ろ方向としている。さらに、図2では、方向を特定するために、左右方向(水平方向)、及び上下方向(鉛直方向)の直交軸を示している。左右方向は、屋外無線装置21を前側から見た方向である。直方体状の筐体30の各面は、前後方向、左右方向、及び上下方向のいずれかの軸と直交している。
筐体30の下面には、ケーブルポート34が設けられている。ケーブルポート34には、図示しないインターフェースケーブルが接続されるためのコネクタ等を有している。なお、図2では、2つのケーブルポート34が設けられている構成を示しているが、ケーブルポート34の数は特に限定されるものではない。すなわち、筐体30には、1つ以上のケーブルポート34が設けられていればよい。
筐体30の接続面31のほぼ中央には、フランジ32が設けられている。フランジ32の前面中央には、矩形状の導波口33が設けられている。導波口33は、フランジ32の前側の端面に配置されており、導波管を構成する。導波口33はアンテナ22と結合される。アンテナ22が受信した無線信号が、導波口33を介して、屋外無線装置21に伝送される。また、屋外無線装置21から送信された送信信号が導波口33を介して、アンテナ22に送信される。
ここで、筐体30に対して、フランジ32が回転可能に設けられている。フランジ32が前後方向に沿った回転軸周りに、回転する。具体的には、フランジ32を90度回転させる。このようにすることで、矩形状の導波口33の向きが変化するため、水平偏波と垂直偏波とを切り替えることができる。
次に、フランジ32を回転させるための構成について、図3を用いて説明する。図3は、屋外無線装置21の筐体30内の構成を模式的に示す側面断面図である。
図3に示すように、筐体30内には、フランジ32、基板39、駆動部38、回転機構37が設けられている。フランジ32は、基板39の前側に突出して、設けられている。フランジ32は、ネジなどの固定部材によって基板39に固定されている。例えば、フランジ32は、前後方向を軸方向とする円柱状の金属により形成されている。そして、フランジ32の内部が導波路32aとなっている。すなわち、フランジ32は導波路32aを有する導波管となる。フランジ32が上記したアンテナ22と結合される。
導波路32aの前側の端面が導波口33となっている。筐体30は、フランジ32の外周側面を覆うフランジカバー30aを有している。フランジカバー30aとフランジ32との間には隙間が設けられている。
また、筐体30の下面には、ケーブルポート34が設けられている。基板39には、図示しない通信回路が実装されている。ケーブルポート34に接続されたインターフェースケーブルが、基板39の通信回路と接続される。これにより、基板39に設けられた通信回路が信号を入出力することができる。また、ケーブルポート34に接地線を接続することで、筐体30等を接地してもよい。
筐体30は、基板39を回転可能に保持している。そして、基板39の裏面側には、駆動部38、及び回転機構37が設けられている。回転機構37は、歯車や回転軸等を有している。駆動部38は、ステッピングモータやサーボモータなどの駆動モータを有している。駆動部38は筐体30に固定されている。駆動部38は、回転機構37に連結されている。
回転機構37は、基板39に連結されている。すなわち、駆動部38は、回転機構37を介して、基板39に連結されている。駆動部38が回転機構37を駆動することで、基板39が回転する。すなわち、駆動部38が発生した駆動力が、回転機構37に伝達する。これにより、回転機構37が基板39を回転させる。回転機構37の回転軸は、前後方向と平行になっている。
また、基板39の前面にはフランジ32が取り付けられている。よって、基板39が回転すると、基板39に固定されたフランジ32も回転する。以下、図4、及び図5を用いて、フランジ32が回転する様子について説明する。図4は、フランジ32の回転中における、筐体30の内部構成を模式的に示している。図5は、フランジ32の回転中における、導波口33の向きを模式的に示す正面図である。
なお、図4、及び図5では、回転機構37、及び駆動部38等を省略している。図5では、上段に屋外無線装置21の全体構成を示し、下段に、フランジ32を拡大して示している。図4、及び図5では、Aのタイミングは回転開始、Cのタイミングは回転終了となっている。また、Bのタイミングは回転の途中となっている。ここでは、回転開始時が水平偏波に対応しており、回転終了時が垂直偏波に対応している。
上記のように、導波口33が矩形状になっている。そして、駆動部38が基板39を90回転する。これにより、フランジ32が基板39とともに回転するため、導波口33の回転角度が変わる。回転開始時(水平偏波)には、上下方向が導波口33の長手方向になり、回転終了時(垂直偏波)には左右方向が導波口33の長手方向となっている。基板39を回転させることで、導波口33の回転角度が変わる。このため、簡便に偏波方向を切り替えることができる。なお、前後方向と直交する面において、回転軸はフランジ32の中心と一致している。
次に、屋外無線装置21の基板39に設けられた通信回路の具体的な一例について図6を用いて説明する。図6は、基板39に実装された通信回路の一例を示す図である。図6に示すように、基板39には、通信回路として、送信信号変換器41、送信信号増幅器42、分波器43、受信信号変換器44、受信信号増幅器45、及び制御部46が実装されている。なお、図6に示す通信回路は、典型的な一例であり、図示された構成に限定されるものでない。例えば、基板39には、通信回路として、送信信号変換器41、送信信号増幅器42、分波器43、受信信号変換器44、受信信号増幅器45、及び制御部46の内の少なくとも1つ以上が設けられていればよい。
屋内装置(IDU:In-Door Unit)21は、ケーブル13を介して、屋外無線装置21と接続されている。ケーブル13は、例えば、インターフェースケーブルである。これにより、屋外無線装置21と屋内装置12との間で、各信号が入出力される。なお、ケーブル13は、ケーブルポート34に接続される同軸ケーブルなどである。ケーブルポート34は、基板39に接続されたケーブル13を筐体21の外側に通す。制御部46は、例えば、マイコンであり、送信信号変換器41、送信信号増幅器42、分波器43、受信信号変換器44、及び受信信号増幅器45を制御する。
まず、送信処理について説明する。屋内装置12はケーブル13を介して、屋外無線装置21に中間周波数帯のアナログ信号を出力する。送信信号変換器41は、中間周波数帯のアナログ信号に対して周波数変換を行い、特定の無線周波数帯に変換する。送信信号増幅器42は無線周波数帯の信号の出力を調整する。分波器43は、複数チャネルの送信信号と受信信号を足し合わせて、フランジ32を介してアンテナ22に送出する。
次に、受信処理について説明する。アンテナ22で受信した無線信号が、フランジ32を介して、屋外無線装置21に送出される。分波器43が、送信信号、受信信号、多チャネルの信号を分離して、受信信号増幅器45に出力する。受信信号増幅器45は、受信信号に対して、雑音低減処理と増幅処理を行う。受信信号変換器44は、増幅された受信信号を中間周波数帯のアナログ信号に変換する。受信信号変換器44で変換された受信信号は、ケーブル13を介して、屋内装置12に出力される。
次に、フランジ32を回転させるための制御構成について、図7を用いて説明する。図7は、外部から偏波切替を行う構成の一例を示す図である。屋外無線装置21と屋内装置12とは、ケーブル13を介して接続されている。すなわち、ケーブル13は屋内から屋外まで引き回されている。屋内装置12には、制御装置11が接続されている。制御装置11は、屋内に設けられたパーソナルコンピュータ等である。
制御装置11は、オペレータなどからの入力を受け付ける。すなわち、偏波切替を行うためオペレータが制御装置11に設けられた入力デバイスを操作する。制御装置11が、偏波切替の入力を受け付けると、制御装置11が、制御信号を屋内装置12に出力する。屋内装置12は、ケーブル13を介して、屋外無線装置21に制御信号を出力する。ケーブル13によって伝送された制御信号は、ケーブルポート34を介して、屋外無線装置21に入力される。具体的には、駆動部38は制御信号に基づいて、動作する。このように、ケーブルポート34を介して入力される制御信号に基づいて、駆動部38が基板39を回転させる。このようにすることで、遠隔操作により、偏波方向を切り替えることができる。
もちろん、ケーブルポート34を介して入力される制御信号以外で偏波切替を行ってもよい。例えば、筐体30の外部に駆動部38を駆動させるためのスイッチを設けて、オペレータがスイッチなどを直接操作してもよい。さらに、制御信号を無線送信して、偏波方向を切り替えるようにしてもよい。
また、自動的に偏波方向を切り替えることも可能である。例えば、受信した無線信号の信号強度に応じて、垂直偏波と水平偏波のうち、良好な受信状態にある偏波方向を選択するようにしてもよい。例えば、垂直偏波と水平偏波で、信号をそれぞれ受信して、信号強度の高い偏波方向を用いるようにしてもよい。あるいは、信号強度が閾値以下となった場合、偏波方向を切り替えてもよい。例えば、制御部46が信号強度を判定し、判定結果に応じた制御信号を駆動部38に出力する。このようにすることで、適切に偏波方向を切り替えることができる。この場合、外部からの入力を不要とすることも可能となる。
本実施の形態にかかる屋外無線装置21では、筐体30内に、基板39、駆動部38、及び回転機構37が配置されている。そして、回転機構37が基板39とともにフランジ32を回転させる。したがって、簡便な構成で、偏波方向を切り替えることができる。すなわち、筐体30内に回転可能に設けられた基板39に、フランジ32を取り付けるのみでよいため、フランジ32の途中に回転機構などを設ける必要が不要となる。よって、簡便な構成でフランジ32を回転させることができる。
本実施の形態では、外部からの制御信号によって、偏波方向を切り替えることができる。よって、屋外での作業が不要となる。屋外無線装置21が高所に設置されていたとしても、高所作業が不要となる。よって、簡便に偏波方向を切り替えることができる。基板39、駆動部38等が全て筐体30の内部に設けられている。そのため、屋外無線装置21の筐体30自体は回転しない。これにより、偏波方向を切り替えたとしても、ケーブル長の不足や物理的な干渉を防ぐことができる。
筐体30の下面にケーブルポート34を設けている。すなわち、ケーブルポート34が下側を向いている。これにより、ケーブル13が横方向から接続される場合と比べて、ケーブルポート34の防水性を向上することができる。すなわち、ケーブルポート34が下向きに配置されているため、ケーブルポート34に対する雨や雪等の影響を抑制することができる。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる屋外無線装置について、図8を用いて説明する。図8は、実施の形態2にかかる屋外無線装置の接続構成を模式的に示す図である。実施の形態2では、図8に示すように、筐体21内に複数の基板39が設けられている。ここでは、筐体21に設けられた2つの基板39を基板39a、基板39bとして示している。
基板39aには、分波器43が実装されている。基板39aには、実施の形態1と同様に、フランジ32(図8では省略)が固定されている。基板39bには、送信信号変換器41、送信信号増幅器42、分波器43、受信信号変換器44、受信信号増幅器45、制御部46が実装されている。基板39bはケーブルポート34を介して、ケーブル13と接続されている。すなわち、ケーブルポート34は、基板39bと接続されたケーブル13を筐体21の外側に通す。ケーブルポート34は、実施の形態1と同様に、筐体21の下面に設けられている。また、基板39aと基板39bは電気的に接続されている。
基板39aのみに回転機構37が取り付けられている。したがって、駆動部38が回転機構37を駆動することで、基板39aのみが回転する。換言すると、基板39bは筐体21に固定されているため、回転機構37によって回転しない。このような構成によっても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、ケーブル13と接続する基板39bが回転しないため、回転機構37等の構成を簡素化することができる。
このように、少なくとも分波器43を含む基板39aが回転する。図8では、回転する基板39aに分波器43のみが搭載されている例を示したが、分波器43以外の通信回路が搭載されていてもよい。例えば、送信信号変換器41、送信信号増幅器42、受信信号変換器44、受信信号増幅器45、制御部46の少なくとも一つが基板39aに搭載されていてもよい。
このように、本実施の形態では、筐体21内に、通信回路が実装された複数の基板が設けられている。基板39aには、導波口を有するフランジが取り付けられている。そして、回転機構37が基板39aを回転させることで、導波口の回転角度を変える。また、筐体21内に設けられた複数の基板の全部又は一部を回転させるようにしてもよい。すなわち、複数の基板のうち、少なくとも一つ以上の基板39が回転するようにすればよい。換言すると、複数の基板のうち、フランジが固定された基板39が回転する構成であれば、その他の基板39は回転してもよく、回転しなくてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
11 制御装置
12 屋内装置
13 ケーブル
20 無線機器
21 屋外無線装置
22 アンテナ
30 筐体
31 接続面
32 フランジ
33 導波口
34 ケーブルポート
37 回転機構
38 駆動部
39 基板
41 送信信号変換器
42 送信信号増幅器
43 分波器
44 受信信号変換器
45 受信信号増幅器
46 制御部

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された基板と、
    前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、
    前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、
    前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えた屋外無線装置。
  2. 前記筐体の下面に設けられ、前記基板に接続されたケーブルを前記筐体の外に通すケーブルポートをさらに備える請求項1に記載の屋外無線装置。
  3. 前記ケーブルポートを介して入力される制御信号によって前記駆動部が前記回転機構を駆動する請求項2に記載の屋外無線装置。
  4. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された基板と、
    前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、
    前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、
    前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えた屋外無線装置の偏波方向を制御する制御方法であって、
    前記屋外無線装置の外部からの入力によって、前記駆動部が前記回転機構を駆動する制御方法。
  5. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、通信回路が実装された複数の基板と、
    前記基板に取り付けられ、導波口を有するフランジと、
    少なくとも一つの前記基板を回転させることで、前記導波口の回転角度を変える回転機構と、
    前記筐体内に配置され、前記回転機構を駆動する駆動部と、を備えた屋外無線装置。
  6. 前記複数の基板は、ケーブルに接続された基板を含んでおり、
    前記筐体の下面に設けられ、前記ケーブルを前記筐体の外に通すケーブルポートをさらに備える請求項5に記載の屋外無線装置。
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