JP2019082303A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】当日の湯はりが、推定された湯はり開始時刻よりも早く開始される事が予想される場合に、沸き上げ開始時刻を早めることが可能な技術を提供する。【解決手段】給湯システムは、水を貯えるタンクと、タンクの水を沸き上げる熱源機と、タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、調理装置と通信可能な制御装置を備えている。制御装置は、過去の所定期間における各日についての、湯はり開始時刻と、夕食調理開始時刻に基づいて、当日の湯はり開始時刻と夕食調理開始時刻を推定する。制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行する。制御装置は、当日の推定された夕食調理開始時刻が到来する前に、当日に調理装置で夕食の調理が開始された場合に、設定された沸き上げ開始時刻を早める。【選択図】図3

Description

本明細書で開示する技術は、給湯システムに関する。
特許文献1には、水を貯えるタンクと、タンクの水を沸き上げる熱源機と、タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、調理装置と通信可能な制御装置を備える給湯システムが開示されている。制御装置は、過去の所定期間における各日についての、浴槽への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻に基づいて、当日の湯はり開始時刻を推定するように構成されている。制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行するように構成されている。
特開2013−224762号公報
上記のような給湯システムでは、当日の湯はりが、推定された湯はり開始時刻よりも早く開始された場合に、タンクから浴槽へ供給する高温の水が不足するおそれがある。
本明細書では、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、当日の湯はりが、推定された湯はり開始時刻よりも早く開始される事が予想される場合に、沸き上げ開始時刻を早めることが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する給湯システムは、水を貯えるタンクと、タンクの水を沸き上げる熱源機と、タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、調理装置と通信可能な制御装置を備えている。制御装置は、過去の所定期間における各日についての、浴槽への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置で夕食の調理が開始された時刻である夕食調理開始時刻に基づいて、当日の湯はり開始時刻と夕食調理開始時刻を推定するように構成されている。制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行するように構成されている。制御装置は、当日の推定された夕食調理開始時刻が到来する前に、当日に調理装置で夕食の調理が開始された場合に、設定された沸き上げ開始時刻を早めるように構成されている。
一般的に、ユーザが早く帰宅した場合には、それに応じて夕食と入浴は早い時刻に行われ、ユーザが遅く帰宅した場合には、それに応じて夕食と入浴は遅い時刻に行われる。このため、ユーザが早く帰宅する場合には、夕食調理開始時刻と湯はり開始時刻は早まる傾向にあり、ユーザが遅く帰宅する場合には、夕食調理開始時刻と湯はり開始時刻は遅れる傾向にある。このため、当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻が、過去の実績から推定される夕食調理開始時刻よりも早まっている場合には、ユーザが早く帰宅しており、当日の湯はりの開始時刻も、過去の実績から推定される湯はり開始時刻よりも早まる可能性がある。上記の構成によれば、当日の湯はりが推定された湯はり開始時刻よりも早く開始される事が予想される場合に、沸き上げ開始時刻を早めることができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、当日の推定された夕食調理開始時刻が到来した後に、当日に調理装置で夕食の調理が開始された場合に、設定された沸き上げ開始時刻を変更しないように構成されていてもよい。
当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻が、過去の実績から推定される夕食調理開始時刻より遅くなっている場合、ユーザが遅く帰宅していると考えられる。しかしながら、ユーザが遅く帰宅する場合であっても、湯はり開始時刻は変わらない場合がある。このような場合に、沸き上げ開始時刻を遅くしてしまうと、当日の湯はりが開始された時点で、タンクから浴槽へ供給する高温の水が不足するおそれがある。上記の構成によれば、当日の湯はりが開始される時点で、タンクに高温の水を確実に貯えておくことができる。
本明細書が開示する別の給湯システムは、水を貯えるタンクと、タンクの水を沸き上げる熱源機と、タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、調理装置と通信可能な制御装置を備えている。制御装置は、過去の所定期間における各日についての、浴槽への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置で夕食の調理が開始されてから浴槽への水の供給が開始されるまでの時間差である夕食調理・湯はり時間差に基づいて、当日の湯はり開始時刻と夕食調理・湯はり時間差を推定するように構成されている。制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行するように構成されている。制御装置は、当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差よりも大きい場合に、設定された沸き上げ開始時刻を早めるように構成されている。
当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から過去の実績から推定される湯はり開始時刻までの時間差が、過去の実績から推定される夕食調理・湯はり時間差よりも大きい場合には、当日の夕食の調理が早い時刻から行われており、従ってユーザが早く帰宅している可能性がある。上記の構成によれば、当日の湯はりが推定された湯はり開始時刻よりも早く開始される事が予想される場合に、沸き上げ開始時刻を早めることができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差よりも小さい場合に、設定された沸き上げ開始時刻を変更しないように構成されていてもよい。
当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から過去の実績から推定される湯はり開始時刻までの時間差が、過去の実績から推定される夕食調理・湯はり時間差より小さい場合、当日の夕食の調理が遅い時刻に行われており、従ってユーザが遅く帰宅している可能性がある。しかしながら、ユーザが遅く帰宅する場合であっても、湯はり開始時刻は変わらない場合がある。このような場合に、沸き上げ開始時刻を遅くしてしまうと、当日の湯はりが開始された時点で、タンクから浴槽へ供給する高温の水が不足するおそれがある。上記の構成によれば、当日の湯はりが開始される時点で、タンクに高温の水を確実に貯えておくことができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、調理装置で調理が開始されてから所定時間が経過する前にその調理が終了した場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されていてもよい。
調理装置では、夕食の調理のほかにも、種々の調理が行われる。通常、夕食の調理は、所定時間(例えば10分間)より長い時間で行われる。上記の構成によれば、調理装置で行われた調理が夕食の調理であるか否かを正確に判別することができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、所定時刻より前に調理装置で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されていてもよい。
調理装置では、夕食の調理のほかにも、朝食の調理や昼食の調理が行われる。通常、夕食の調理は、所定時刻(例えば14:00)より後で行われる。上記の構成によれば、調理装置で行われた調理が夕食の調理であるか否かを正確に判別することができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、浴槽への水の供給の開始より後に調理装置で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されていてもよい。
当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻に着目して、浴槽への湯はり前に行なうタンクの水の沸き上げ時刻を早めるためには、過去の所定期間における実績に関しても、浴槽への湯はり前に行われた夕食の調理に着目する必要がある。上記の構成によれば、過去の実績に基づく、当日の夕食調理開始時刻や夕食調理・湯はり時間差の推定を、正確に行なうことができる。
上記の給湯システムでは、制御装置は、サーバ側制御装置と、サーバ側制御装置と通信可能なクライアント側制御装置を含んでいてもよい。
上記の構成によれば、クライアント側制御装置で行なう処理を簡素化することができる。
実施例1、2の給湯システム2、92の構成を模式的に示す図。 実施例1、2の給湯装置4の構成を模式的に示す図。 一般的な家庭において調理が行われる時間帯と給湯が行われる時間帯を模式的に示す図。 実施例1、2の制御部70が実行する第1のヒートポンプ作動処理を示すフローチャート。 実施例1、2の制御部70が実行する第2のヒートポンプ作動処理を示すフローチャート。 実施例1、2の制御部70が実行する湯はり処理を示すフローチャート。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例に係る給湯システム2は、給湯装置4と、調理装置100と、ルータ200と、サーバ装置300を備えている。給湯装置4と調理装置100は、互いに通信可能である。給湯装置4は、ルータ200を介してインターネット250に接続可能である。サーバ装置300は、インターネット250に接続されている。従って、給湯装置4は、ルータ200およびインターネット250を介して、サーバ装置300と通信可能である。
図2に示すように、給湯装置4は、タンク10と、タンク水循環路20と、水道水導入路30と、供給路40と、ヒートポンプ50と、燃焼装置60と、制御部70と、リモコン80を備える。
ヒートポンプ50は、自然環境である外気から吸熱して、タンク水循環路20内の水を加熱する熱源である。ヒートポンプ50は、図示しないが、冷媒(代替フロンまたは自然冷媒、例えばR410Aやプロパン、CO等)を循環させる冷媒循環路と、外気と冷媒との間で熱交換を行う蒸発器と、冷媒を圧縮して高温高圧にする圧縮器と、タンク水循環路20内の水と高温高圧の冷媒との間で熱交換を行う凝縮器と、熱交換を終えた後の冷媒を減圧させて低温低圧にする膨張弁と、を備えている。
タンク10は、ヒートポンプ50によって加熱された温水を貯える。タンク10は、密閉型であり、断熱材によって外側が覆われている。タンク10内には満水まで水が貯留されている。本実施例では、タンク10の容量は100Lである。タンク10には、サーミスタ12、14、16、17、18がタンク10の高さ方向に所定間隔で取り付けられている。各サーミスタ12、14、16、17、18は、その取付位置の水の温度を測定する。例えば、各サーミスタ12、14、16、17、18は、それぞれ、タンク10の上部から6L、12L、30L、50L、70Lの位置の水の温度を測定する。
タンク水循環路20は、上流端がタンク10の下部に接続されており、下流端がタンク10の上部に接続されている。タンク水循環路20には、循環ポンプ22が介装されている。循環ポンプ22は、タンク水循環路20内の水を上流側から下流側へ送り出す。また、タンク水循環路20は、ヒートポンプ50の凝縮器を通過している。そのため、ヒートポンプ50を作動させると、タンク水循環路20内の水がヒートポンプ50の凝縮器で加熱される。従って、循環ポンプ22とヒートポンプ50とを作動させると、タンク10の下部の水がヒートポンプ50で加熱され、加熱された水がタンク10の上部に戻される。即ち、タンク水循環路20は、タンク10に蓄熱するための水路である。また、タンク水循環路20のヒートポンプ50の上流側には、サーミスタ24が介装されている。サーミスタ24は、タンク10の下部から導出され、ヒートポンプ50を通過する前の水の温度を測定する。サーミスタ24は、循環ポンプ22よりもヒートポンプ50に近い位置のタンク水循環路20に設けられていてもよいし、循環ポンプ22よりもタンク10に近い位置のタンク水循環路20に設けられていてもよい。
水道水導入路30は、上流端が水道水供給源31に接続されている。水道水導入路30には、サーミスタ32が介装されている。サーミスタ32は、水道水の温度を測定する。水道水導入路30の下流側は、第1導入路30aと第2導入路30bに分岐している。第1導入路30aの下流端は、タンク10の下部に接続されている。第2導入路30bの下流端は、供給路40の途中に接続されている。第2導入路30bの下流端と供給路40との接続部分には、混合弁42が設けられている。混合弁42は、供給路40内を流れる温水に、第2導入路30b内の水を混合させる量を調整する。
供給路40は、上流端がタンク10の上部に接続されている。第2導入路30bとの接続部より下流側の供給路40には、燃焼装置60が介装されている。また、燃焼装置60より下流側の供給路40には、サーミスタ44が介装されている。サーミスタ44は、供給される温水の温度を測定する。燃焼装置60は、燃料ガスの燃焼によって水を加熱する。燃焼装置60は、サーミスタ44が測定する温水の温度が、給湯設定温度と一致するように、供給路40内の水を加熱する。供給路40の下流端は、給湯箇所(例えば台所のカランや、浴室48のシャワー54やカラン56等)に接続されている。また、供給路40の下流端には、浴室48の浴槽58に湯はりをするための湯はり弁46が設けられている。湯はり弁46は、開度を調整することにより浴槽58へ供給される温水の流量を調整可能である。
制御部70は、図示しないCPU、ROM、RAM、通信I/F等を備えている。制御部70は、給湯装置4の各構成要素と電気的に接続されており、各構成要素の動作を制御する。制御部70には、リモコン80が接続されている。リモコン80は、図示しないCPU、ROM、RAM、通信I/F等を備えている。また、リモコン80は、給湯装置4に関連する各種の情報を表示する表示部80aと、給湯装置4に関連する各種の操作入力を受け入れる操作部80bを備えている。ユーザは、リモコン80を介して、シャワー54やカラン56等に供給する水の温度である給湯設定温度、浴槽58に供給する水の温度であるふろ設定温度などを設定しておくことができる。また、ユーザは、リモコン80を介して、浴槽58への湯はりの開始を指示することができる。
図1に示すように、リモコン80は、無線通信を介してルータ200と通信可能であり、ルータ200を介してインターネット250に接続可能である。
調理装置100は、例えばこんろ、炊飯器、レンジ等の調理装置である。調理装置100は、制御部102を備えている。制御部102は、無線通信を介してリモコン80と通信可能である。調理装置100は、調理を開始した時(例えば調理用のバーナを点火した時)に、調理開始信号をリモコン80に送信する。また、調理装置100は、調理を終了した時(例えば調理用のバーナを消火した時)に、調理終了信号をリモコン80に送信する。
サーバ装置300は、給湯装置4の製造元によって提供されるサーバである。サーバ装置300は、制御部302を備えている。サーバ装置300は、インターネット250に接続されている。従って、サーバ装置300の制御部302は、インターネット250を介して、給湯装置4のリモコン80と通信可能である。サーバ装置300の制御部302は、サーバ側制御装置ということができる。また、給湯装置4の制御部70やリモコン80は、クライアント側制御装置ということができる。
次いで、給湯装置4の動作について説明する。給湯装置4は、沸き上げ運転、給湯運転および湯はり運転を実行することができる。なお、本明細書では、給湯装置4の給湯運転と湯はり運転の両方を、給湯装置4による給湯という。以下、各運転について説明する。
(沸き上げ運転)
沸き上げ運転は、ヒートポンプ50によって、タンク10内の水を加熱する運転である。制御部70によって沸き上げ運転の実行が指示されると、ヒートポンプ50が作動するとともに、循環ポンプ22が作動する。循環ポンプ22が作動すると、タンク水循環路20内をタンク10内の水が循環する。即ち、タンク10の下部に存在する水がタンク水循環路20内に導入され、導入された水がヒートポンプ50の凝縮器を通過する際に、冷媒の熱によって加熱され、加熱された水がタンク10の上部に戻される。これにより、タンク10に高温の水が貯められる。タンク10の内部には、低温の水の層の上に高温の水の層が積層された、温度成層が形成される。
(給湯運転)
給湯運転は、タンク10内の水を給湯箇所に供給する運転である。給湯運転は、上記の沸き上げ運転中にも実行することができる。給湯箇所において給湯栓が開かれると、水道水供給源31からの水圧によって、水道水導入路30(第1導入路30a)からタンク10の下部に水道水が流入する。同時に、タンク10上部の温水が、供給路40を介して給湯箇所に供給される。
制御部70は、タンク10から供給路40に供給される水の温度(即ち、サーミスタ12の測定温度)が、給湯設定温度より高い場合には、混合弁42を開いて第2導入路30bから供給路40に水道水を導入する。従って、タンク10から供給された水と第2導入路30bから供給された水道水とが、供給路40内で混合される。制御部70は、給湯箇所に供給される水の温度が、給湯設定温度と一致するように、混合弁42の開度を調整する。一方、制御部70は、タンク10から供給路40に供給される水の温度が、給湯設定温度より低い場合には、燃焼装置60を作動させる。従って、供給路40を通過する水が燃焼装置60によって加熱される。制御部70は、給湯箇所に供給される水の温度が、給湯設定温度と一致するように、燃焼装置60の出力を制御する。
(湯はり運転)
湯はり運転は、タンク10内の水を浴槽58に供給する運転である。リモコン80から湯はりの開始が指示されると、制御部70は、湯はり弁46を開く。これによって、給湯運転と同様にして、ふろ設定温度に調温された水が浴槽58へ供給される。なお、後述するように、制御部70は、湯はり運転を実行する際に、上記の沸き上げ運転も実行する。
(学習制御)
図3は、ある1日の間に、給湯装置4による給湯が行われる時間帯(図3の下方に示す)と、調理装置100による調理が行われる時間帯(図3の上方に示す)を模式的に示す図である。なお、本実施例では、2:00を始点とする24時間を、1日を特定するための単位時間としている。
給湯に関しては、一般的に、例えば、6:00〜7:00に最初の給湯が開始される(図3の例では6:00)。最初の給湯は、例えば、朝食の用意や洗面のための給湯である。最初の給湯では、5L〜20L程度の温水が供給される。その後、例えば、11:00〜12:00に二度目の給湯が開始される(図3の例では11:00)。二度目の給湯は、例えば、昼食の用意のための給湯である。二度目の給湯でも、5L〜20L程度の温水が供給される。その後、例えば、20:00に三度目の給湯が開始される(図3の例では20:00)。三度目の給湯は、浴槽58への湯はり運転である。湯はり運転では、150L〜180L程度の温水が供給される。その後、例えば、23:00〜0:00に最後の給湯が開始される(図3の例ではおよそ23:00)。最後の給湯は、例えば、歯磨き等のための給湯である。最後の給湯では、5L〜10L程度の温水が供給される。最後の給湯は、0:00頃に終了する。
また、調理に関しては、一般的に、例えば、6:00〜7:00に朝食の調理C1が開始される(図3の例では7:00)。朝食の調理C1は、例えば30分間で終了する。その後、例えば、11:00〜12:00に昼食の調理C2が開始される(図3の例では12:00)。昼食の調理C2は、例えば30分間で終了する。その後、例えば、17:00〜18:00に夕食の調理C3が開始される(図3の例では18:00)。夕食の調理C3は、例えば30分間で終了する。これらの食事の調理C1,C2,C3以外にも、例えば、昼食と夕食の間の時間(図3の例では15:00)に、お茶を飲むためにヤカンで湯を沸かす調理C4が行われることがある。このような調理C4は、例えば5分間で終了する。また、帰宅が遅い家族が帰宅した後(図3の例では21:00)に、その家族のための夕食の調理C5が行われることがある。このような調理C5は、例えば30分間で終了する。
本実施例では、制御部70は、給湯装置4において給湯が行われる度に、給湯が開始された時刻と、給湯が終了した時刻と、給湯で使用された温水の量を示す給湯使用量を、給湯実績として記憶する。また、制御部70は、調理装置100からリモコン80を介して調理開始信号と調理終了信号を受信する度に、調理が開始された時刻と、調理が終了した時刻を、調理実績として記憶する。そして、制御部70は、1日分の給湯実績と、調理実績を、1日分の運転履歴として、サーバ装置300の制御部302に送信する。サーバ装置300の制御部302は、過去の所定期間(例えば7日間)の各日における、給湯装置4および調理装置100の運転履歴を記憶している。
続いて、給湯システム2が、24時間毎(時刻が2:00になる毎)に実行する処理について説明する。給湯装置4の制御部70は、24時間毎に、前日の運転履歴を、現在のサーミスタ32の検出温度とともに、サーバ装置300の制御部302に送信する。制御部302は、給湯装置4および調理装置100の前日の運転履歴を新たに記憶する。
次いで、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最初の給湯が開始された時刻(給湯開始時刻)のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「給湯開始時刻S1」と呼ぶ。例えば、制御部302は、6:00を給湯開始時刻S1として特定する(図3参照)。
さらに、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、給湯開始時刻から湯はり開始前までの給湯使用量のうち、最も多い給湯使用量を特定する。以下では、この給湯使用量を「第1給湯量Q1」と呼ぶ。例えば、制御部302は、30Lを第1給湯量Q1として特定する。
また、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、湯はりが開始された時刻(湯はり開始時刻)のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「湯はり開始時刻B1」と呼ぶ。例えば、制御部302は、20:00を湯はり開始時刻B1として特定する(図3参照)。
さらに、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最後の給湯が終了した時刻(給湯終了時刻)のうち、最も遅い時刻を特定する。以下では、この時刻を「給湯終了時刻G1」と呼ぶ。例えば、制御部302は、0:00を給湯終了時刻G1として特定する(図3参照)。
さらに、制御部302は、サーミスタ32の検出温度TW(即ち、水道水の水温TW)と第1給湯量Q1に基づいて、第1の所定時間αを特定する。また、制御部70は、水道水の水温TWに基づいて、第2の所定時間β、及び、第3の所定時間γを特定する。
例えば、制御部302は、水道水の水温TWが21℃以上の場合、制御部70は、第1の所定時間αとして「20分」を特定する。水温TWが13℃以上21℃未満の場合、制御部302は、第1の所定時間αとして「30分」を特定する。水温TWが13℃未満の場合、制御部302は、第1の所定時間αとして「45分」を特定する。制御部302は、水道水の水温TWが高いほど、第1の所定時間αとして、短い時間を特定する。また、例えば、第1給湯量Q1が12L未満の場合、制御部302は、第1の所定時間αの加算時間として「5分」を特定する。第1給湯量Q1が12L以上30L未満の場合、制御部302は、第1の所定時間αの加算時間として「10分」を特定する。第1給湯量Q1が30L以上の場合、制御部302は、第1の所定時間αの加算時間として「15分」を特定する。制御部302は、第1給湯量Q1が少ないほど、第1の所定時間αの加算時間として、短い時間を特定する。
同様に、例えば、水道水の水温TWが21℃以上の場合、制御部302は、第2の所定時間βとして「40分」を特定する。水温TWが13℃以上21℃未満の場合、制御部302は、第2の所定時間βとして「50分」を特定する。水温TWが13℃未満の場合、制御部302は、第2の所定時間βとして「60分」を特定する。制御部302は、水道水の水温TWが高いほど、第2の所定時間βとして、短い時間を特定する。
さらに同様に、例えば、水道水の水温TWが21℃以上の場合、制御部302は、第3の所定時間γとして「80分」を特定する。水温TWが13℃以上21℃未満の場合、制御部302は、第3の所定時間γとして「50分」を特定する。水温TWが13℃未満の場合、制御部302は、第3の所定時間γとして「40分」を特定する。制御部302は、水道水の水温TWが高いほど、第3の所定時間γとして、長い時間を特定する。
次いで、制御部302は、給湯開始時刻S1から、特定された第1の所定時間αだけ前の時刻である第1のヒートポンプ作動時刻S0を特定する。また、制御部302は、湯はり開始時刻B1から、特定された第2の所定時間βだけ前の時刻である第2のヒートポンプ作動時刻B0を特定する。さらに、制御部302は、給湯終了時刻G1から、特定された第3の所定時間γだけ前の時刻であるヒートポンプ停止時刻G0を特定する。
また、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、夕食の調理が開始した時刻(夕食調理開始時刻)のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「夕食調理開始時刻D1」と呼ぶ。例えば、制御部302は、18:00を夕食調理開始時刻D1として特定する(図3参照)。なお、制御部302は、以下のようにして、図3に示すような一日分の調理実績から、夕食の調理が開始した時刻を特定する。
まず、制御部302は、調理の開始時刻からその調理の終了時刻までの経過時間が、所定時間(例えば10分間)に満たない場合には、その調理は夕食の調理ではないと判断する。これによって、図3に示す調理C4は、夕食の調理ではないと判断される。また、制御部302は、調理の開始時刻が所定時刻(例えば14:00)以前の場合には、その調理は夕食の調理ではないと判断する。これによって、図3に示す調理C1,C2は、夕食の調理ではないと判断される。さらに、制御部302は、調理の開始時刻が、その日の湯はり開始時刻よりも後である場合には、その調理は夕食の調理ではないと判断する。これによって、図3に示す調理C5は、夕食の調理ではないと判断される。なお、図3に示す調理C5は、実際には夕食の調理に相当するが、本実施例では、湯はり開始前に行われる夕食の調理のみを考慮の対象とするので、制御部302は、このような調理C5は夕食の調理ではないものとして扱う。制御部302は、上記のようにして、図3に示すような一日分の調理実績から、夕食の調理C3を抽出して、その調理が開始した時刻を夕食調理開始時刻として特定する。
制御部302は、上記のようにして特定された、給湯開始時刻S1、第1給湯量Q1、湯はり開始時刻B1、給湯終了時刻G1、第1のヒートポンプ作動時刻S0、第2のヒートポンプ作動時刻B0、ヒートポンプ停止時刻G0、夕食調理開始時刻D1を、制御部70に送信する。制御部70は、制御部302から受信した給湯開始時刻S1、第1給湯量Q1、湯はり開始時刻B1、給湯終了時刻G1、第1のヒートポンプ作動時刻S0、第2のヒートポンプ作動時刻B0、ヒートポンプ停止時刻G0、夕食調理開始時刻D1を記憶する。
(第1のヒートポンプ作動処理)
その後、第1のヒートポンプ作動時刻S0が到来すると、制御部70は、図4の処理を開始する。図4は、制御部70が実行する第1のヒートポンプ作動処理の内容を示すフローチャートである。
まず、S10では、制御部70は、タンク10に取り付けられているサーミスタ12、14、16、17、18のうち、第1給湯量Q1に対応するサーミスタを選択する。本実施例では、第1給湯量Q1が30Lなので、制御部70は、30Lに対応するサーミスタ16を選択する。
続くS12では、制御部70は、上記のS10で選択したサーミスタ16が測定する温度(即ち、タンク10の上部から30Lの位置の水温)が、所定の閾値TAより高いか否か判断する。
本実施例では、所定の閾値TAは、「沸き上げ設定温度−10℃」である。沸き上げ設定温度は、例えば47℃である。そのため、所定の閾値TAは、例えば37℃である。S12でYESと判断される場合、少なくとも、タンク10の上部から30Lの位置の水温は閾値TA(例えば37℃)より高い。上記の通り、タンク10の内部には、低温の水の層の上に高温の水の層が積層された、温度成層が形成される。そのため、S12でYESと判断される場合には、タンク10の30Lの位置からタンク上部までの間には、沸き上げ設定温度(例えば47℃)に近い高温の水が貯められている。即ち、S12でYESと判断される場合には、給湯開始時刻S1の近傍の時刻に行われる予定の最初の給湯に必要な量(5L〜20L程度)の温水がタンク10内に貯められていることを意味する。S12でYESと判断される場合、S18に進む。一方、S12でNOと判断される場合、S14に進む。
S14では、制御部70は、ヒートポンプ50が作動中であるか否か判断する。ヒートポンプ50が作動している場合、制御部70はS14でYESと判断し、S12に戻る。この場合、制御部70は、ヒートポンプ50によってタンク10内の水を加熱する沸き上げ運転を継続する。一方、ヒートポンプ50が作動していない場合、制御部70はS14でNOと判断し、S16に進む。
S16では、制御部70は、ヒートポンプ50を作動させる。また、制御部70は、循環ポンプ22を回転させる。即ち、制御部70は、沸き上げ運転を開始する。これにより、タンク10の下部に存在する水がタンク水循環路20内に導入され、導入された水がヒートポンプ50によって加熱され、加熱された水がタンク10の上部に戻される。これにより、タンク10に高温の水が貯められる。S16でヒートポンプ50を作動させた後は、S12に戻り、制御部70は、サーミスタ16が測定する温度が、所定の閾値TAより高くなること(即ちタンク10に第1給湯量Q1の水が所定の閾値TAより高い水温で貯められている状態になること)を監視する。サーミスタ16が測定する温度が所定の閾値TAより高くなる場合(S12でYES)、S18に進む。
S18では、制御部70は、ヒートポンプ50及び循環ポンプ22を停止させる。上記の通り、S12でYESと判断される場合には、タンク10内には、既に最初の給湯に必要な量(第1給湯量Q1(30L))の温水が貯められているためである。
図4の第1のヒートポンプ作動処理を開始した後、給湯開始時刻S1の近傍の時刻に、最初の給湯運転が実行されると、タンク10上部の温水が、供給路40を介して給湯箇所に供給される。上記の通り、本実施例の給湯システム2では、給湯開始時刻S1において、タンク10内に、給湯に必要な量の温水を貯えておくことができる。即ち、第1の所定時間αは、その時間の間だけヒートポンプ50を作動させることによって、給湯開始時刻S1の時点で、タンク10内に、給湯に必要な量の温水を貯めることが可能となる時間である。
(第2のヒートポンプ作動時刻B0の補正処理)
第1のヒートポンプ作動処理の後、制御部70は、夕食調理開始時刻D1となるまで、調理装置100において夕食の調理が開始されるのを監視する。具体的には、制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)以前である場合には、調理装置100が行っている調理は夕食の調理ではないと判断する。また、制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)より後であっても、所定時間(例えば10分間)が経過する前に調理装置100から調理終了信号を受信した場合には、その調理は夕食の調理ではないと判断する。制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)より後であり、所定時間(例えば10分間)が経過しても調理装置100から調理終了信号を受信しない場合に、調理装置100で夕食の調理が開始されたと判断する。
制御部70は、夕食調理開始時刻D1が到来する前に、調理装置100で夕食の調理が開始された場合、すなわち当日の夕食の調理の開始が、夕食調理開始時刻D1より早まった場合には、当日の湯はりの開始も、湯はり開始時刻B1よりも早まる可能性があるので、第2のヒートポンプ作動時刻B0を早める。例えば、制御部70は、調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から夕食調理開始時刻D1までの時間差ΔTを算出し、第2のヒートポンプ作動時刻B0を時間差ΔTだけ早める。これによって、当日の湯はりの開始が、湯はり開始時刻B1よりも早まる場合であっても、湯はりの開始までに必要な温水をタンク10に貯えておくことができる。
なお、本実施例では、制御部70は、夕食調理開始時刻D1が到来した後に、調理装置100で夕食の調理が開始された場合、すなわち当日の夕食の調理の開始が、夕食調理開始時刻D1より遅くなった場合には、第2のヒートポンプ作動時刻B0は変更しない。当日の夕食の調理の開始が、夕食調理開始時刻D1より遅くなった場合であっても、当日の湯はりの開始が、湯はり開始時刻B1から変わらない場合もある。上記のように構成することで、湯はりの開始の時点で確実にタンク10に温水を貯えておくことができる。なお、これとは異なり、夕食調理開始時刻D1が到来した後に、調理装置100で夕食の調理が開始された場合、すなわち当日の夕食の調理の開始が、夕食調理開始時刻D1より遅くなった場合に、第2のヒートポンプ作動時刻B0も遅らせるように構成してもよい。
(第2のヒートポンプ作動処理)
その後、第2のヒートポンプ作動時刻B0が到来すると、制御部70は、図5の処理を開始する。図5は、制御部70が実行する第2のヒートポンプ作動処理の内容を示すフローチャートである。
まず、S30では、制御部70は、サーミスタ24が測定する温度(即ち、タンク10の下部から導出され、ヒートポンプ50を通過する前の水の温度)が、所定の閾値TBより高いか否か(即ちタンク10が満蓄状態か否か)判断する。S30でYESと判断される場合、S38に進む。一方、S30でNOと判断される場合、S32に進む。
S32では、制御部70は、ヒートポンプ50を作動させる。また、制御部70は、循環ポンプ22を回転させる。即ち、制御部70は、沸き上げ運転を開始する。なお、S32の時点で既にヒートポンプ50及び循環ポンプ22が作動している場合、制御部70は、ヒートポンプ50及び循環ポンプ22を継続して作動させる。S32を終えると、S34に進む。
一方、S38では、ヒートポンプ50及び循環ポンプ22を停止させる。上記の通り、S30でYESと判断される場合には、タンク10は満蓄状態である。そのため、それ以上、ヒートポンプ50及び循環ポンプ22を作動させる必要がない。S38を終えると、S34に進む。
S34では、制御部70は、リモコン80から、湯はり開始指示が行われたか否か判断する。S34でYESと判断される場合、S36に進み、湯はり処理(図5参照)を開始する。一方、S34でNOの場合、S30に戻る。
本実施例では、制御部70は、第2のヒートポンプ作動時刻B0にヒートポンプ50を作動させる(S32)と、湯はり開始時刻B1において、サーミスタ24が測定する温度が、所定の閾値TB未満になるように、第2の所定時間βを特定している。しかしながら、実際にユーザから湯はりの開始が指示される時刻は、湯はり開始時刻B1より早くなる場合もあれば、遅くなる場合もある。また、第2のヒートポンプ作動時刻B0におけるタンク10内部の温水の量が、想定よりも多くなっている場合もあれば、少なくなっている場合もある。このため、上記のS32でヒートポンプ50を作動させた後、タンク10が満畜状態になる前に、ユーザから湯はりの開始が指示される場合もあるし、タンク10が満畜状態となって、上記のS38でヒートポンプ50を停止させた後に、ユーザから湯はりの開始が指示される場合もある。
(湯はり処理)
上記の通り、ユーザから湯はりの開始が指示されると、S36において、制御部70は、湯はり処理を開始する。図6は、湯はり処理の内容を示すフローチャートである。
S50では、制御部70は、湯はり運転を開始する。即ち、制御部70は、浴槽58への供給路40に設けた湯はり弁46を開き、浴槽58への温水の供給を開始する。
S52では、制御部70は、ヒートポンプ50が作動中であるか否か判断する。ヒートポンプ50が作動している場合、制御部70はS52でYESと判断し、S58に進む。一方、ヒートポンプ50が停止している場合、制御部70はS52でNOと判断し、S54に進む。
S54では、制御部70は、サーミスタ18が測定する温度が、所定の閾値TA以下になることを監視する。なお、S54において、サーミスタ18が測定する温度を監視する代わりに、サーミスタ24が測定する温度が、所定の閾値TA以下になることを監視してもよい。S54でYESの場合、S56に進む。S56では、制御部70は、ヒートポンプ50を作動させるとともに、循環ポンプ22を回転させる。
S58では、制御部70は、燃焼装置60の作動および停止について制御する。例えば、制御部70は、サーミスタ12が測定する温度(即ち、タンク10の上部から6Lの位置の水温)が、ふろ設定温度以下になると、燃焼装置60を作動させる。この場合、浴槽58には、ヒートポンプ50及び燃焼装置60で加熱された温水が供給される。また、制御部70は、サーミスタ14が測定する温度(即ち、タンク10の上部から12Lの位置の水温)が、ふろ設定温度を超えると、燃焼装置60を停止させる。この場合、浴槽58には、ヒートポンプ50で加熱された温水が供給される。
S60では、制御部70は、湯はり運転が完了することを監視する。湯はり運転において浴槽58へ供給すべき水の量L(例えば150L)を浴槽58に供給し終えると、制御部70は、S60でYESと判断し、S62に進む。S60でNOの場合、S52へ戻る。
S62では、制御部70は、サーミスタ24が測定する温度が、所定の閾値TBより高くなるまで(即ちタンク10が満蓄状態となるまで)待機する。S62でYESと判断される場合、S64でヒートポンプ50を停止する。S64を終えると、図6の湯はり処理が終了する。同時に、図5の処理も終了する。
上記の通り、本実施例の給湯システム2では、湯はり開始時刻B1において、タンク10内に、湯はりのために必要な量の一部の温水を貯えておくことができる。即ち、第2の所定時間βは、その時間の間だけヒートポンプ50を作動させることによって、湯はり開始時刻B1の時点で、タンク10内に、必要な量の温水を貯めることが可能となる時間である。
(ヒートポンプ停止処理)
その後、ヒートポンプ停止時刻G0が到来すると、制御部70は、ヒートポンプ停止処理(図示省略)を開始する。即ち、制御部70は、ヒートポンプ停止時刻G0の時点で、ヒートポンプ50が作動中である場合、ヒートポンプ50を停止させる。なお、ヒートポンプ50が作動していない場合、制御部70は、そのままヒートポンプ50を停止させておく。制御部70は、ヒートポンプ停止時刻G0でヒートポンプ50を停止させると、次の日までヒートポンプ50を作動させない。その後、給湯終了時刻G1の近傍の時刻に、最後の給湯運転が終了する。従って、本実施例の給湯システム2では、給湯終了時刻G1において、タンク10内に、過剰な温水を貯えないようにすることができる。即ち、第3の所定時間γは、その時間の間にヒートポンプ50を作動させないことにより、給湯終了時刻G1の時点で、タンク10内に、過剰な温水を貯えないようにすることが可能となる時間である。
なお、上記の実施例において、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間における夕食調理開始時刻の平均時刻を、夕食調理開始時刻D1として特定してもよい。また、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間における湯はり開始時刻の平均時刻を、湯はり開始時刻B1として特定してもよい。
あるいは、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間における夕食調理開始時刻のうち二番目に早い時刻を、夕食調理開始時刻D1として特定してもよい。また、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間における湯はり開始時刻のうち二番目に早い時刻を、湯はり開始時刻B1として特定してもよい。このような構成とすることによって、過去の所定期間において特異的に極端に早く夕食の調理や湯はりが行われた日が存在しても、その日の運転履歴を学習制御の対象から除外することで、湯はり開始時刻B1や夕食調理開始時刻D1の推定精度を向上することができる。
本実施例の給湯システム2は、水を貯えるタンク10と、タンク10の水を沸き上げるヒートポンプ50(熱源機の一例)と、タンク10から浴槽58へ水を供給する供給路40(湯はり経路の一例)と、調理装置100と通信可能な制御部70、制御部302(制御装置の一例)を備えている。制御部70、制御部302は、過去の所定期間(例えば7日間)における各日についての、浴槽58への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置100で夕食の調理が開始された時刻である夕食調理開始時刻に基づいて、当日の湯はり開始時刻B1と夕食調理開始時刻D1を推定するように構成されている。制御部70、制御部302は、当日の推定された湯はり開始時刻B1に基づいて、当日の第2のヒートポンプ作動時刻B0(沸き上げ開始時刻の一例)を設定し、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0が到来すると、ヒートポンプ50によるタンク10の水の沸き上げを実行するように構成されている。制御部70、制御部302は、当日の推定された夕食調理開始時刻D1が到来する前に、当日に調理装置100で夕食の調理が開始された場合に、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0を早めるように構成されている。
本実施例の給湯システム2では、制御部70、制御部302は、当日の推定された夕食調理開始時刻D1が到来した後に、当日に調理装置100で夕食の調理が開始された場合に、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0を変更しないように構成されている。
(実施例2)
本実施例の給湯システム202は、図1に示す実施例1の給湯システム2と同様の構成を備えているが、制御部302が学習制御で行なう処理の内容と、制御部70が実行する第2のヒートポンプ作動時刻B0の補正処理の内容が異なる。
(学習制御)
本実施例の給湯システム202では、制御部302は、夕食調理開始時刻D1を特定する代わりに、夕食の調理の開始から、湯はりの開始までの時間差を、「夕食調理・湯はり時間差ΔD1」として特定する。具体的には、制御部302は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間について、夕食調理開始時刻から湯はり開始時刻までの時間差を算出し、過去7日間において、最も長い時間差を、夕食調理・湯はり時間差ΔD1として特定する。例えば、制御部302は、2時間を夕食調理・湯はり時間差ΔD1として特定する(図3参照)。
(第2のヒートポンプ作動時刻B0の補正処理)
本実施例では、制御部70は、第1のヒートポンプ作動処理(図4参照)の終了後、第2のヒートポンプ作動時刻B0となるまで、調理装置100において夕食の調理が開始されるのを監視する。具体的には、制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)以前である場合には、調理装置100が行っている調理は夕食の調理ではないと判断する。また、制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)より後であっても、所定時間(例えば10分間)が経過する前に調理装置100から調理終了信号を受信した場合には、その調理は夕食の調理ではないと判断する。制御部70は、調理装置100から調理開始信号を受信した場合に、現在時刻が所定時刻(例えば14:00)より後であり、所定時間(例えば10分間)が経過しても調理装置100から調理終了信号を受信しない場合に、調理装置100で夕食の調理が開始されたと判断する。
制御部70は、調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から湯はり開始時刻B1までの時間差ΔD1’を算出し、算出された時間差ΔD1’が夕食調理・湯はり時間差ΔD1より大きい場合に、第2のヒートポンプ作動時刻B0を早める。例えば、制御部70は、算出された時間差ΔD1’と夕食調理・湯はり時間差ΔD1の差ΔTを算出し、第2のヒートポンプ作動時刻B0をΔTだけ早める。これによって、当日の湯はりの開始が、湯はり開始時刻B1よりも早まる場合であっても、湯はりの開始までに必要な温水をタンク10に貯えておくことができる。
なお、本実施例では、制御部70は、調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から湯はり開始時刻B1までの時間差ΔD1’が、夕食調理・湯はり時間差ΔD1より小さい場合には、第2のヒートポンプ作動時刻B0は変更しない。この場合、当日の夕食の調理の開始が遅くなっていると考えられるが、当日の湯はりの開始については、湯はり開始時刻B1から変わらない場合がある。上記のように構成することで、このような場合であっても、湯はりの開始の時点で確実にタンク10に温水を貯えておくことができる。なお、これとは異なり、調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から湯はり開始時刻B1までの時間差ΔD1’が、夕食調理・湯はり時間差ΔD1より小さい場合には、第2のヒートポンプ作動時刻B0を遅らせるように構成してもよい。
なお、上記において、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間について、夕食調理開始時刻から湯はり開始時刻までの時間差を算出し、過去7日間における時間差の平均を、夕食調理・湯はり時間差ΔD1として特定してもよい。
あるいは、制御部70は、過去7日分の運転履歴から、過去7日間における夕食調理開始時刻から湯はり開始時刻までの時間差のうち二番目に長い時間差を、夕食調理・湯はり時間差ΔD1として特定してもよい。このような構成とすることによって、過去の所定期間において特異的に夕食の調理から湯はりまでの時間差が極端に長くなった日が存在しても、その日の運転履歴を学習制御の対象から除外することで、夕食調理・湯はり時間差ΔD1の推定精度を向上することができる。
本実施例の給湯システム92は、水を貯えるタンク10と、タンク10の水を沸き上げるヒートポンプ50(熱源機の一例)と、タンク10から浴槽58へ水を供給する供給路40(湯はり経路の一例)と、調理装置100と通信可能な制御部70、制御部302(制御装置の一例)を備えている。制御部70、制御部302は、過去の所定期間(例えば7日間)における各日についての、浴槽58への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置100で夕食の調理が開始されてから浴槽58への水の供給が開始されるまでの時間差である夕食調理・湯はり時間差に基づいて、当日の湯はり開始時刻B1と夕食調理・湯はり時間差ΔD1を推定するように構成されている。制御部70、制御部302は、当日の推定された湯はり開始時刻B1に基づいて、当日の第2のヒートポンプ作動時刻B0(沸き上げ開始時刻の一例)を設定し、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0が到来すると、ヒートポンプ50によるタンク10の水の沸き上げを実行するように構成されている。制御部70、制御部302は、当日に調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻B1までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差ΔD1よりも大きい場合に、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0を早めるように構成されている。
本実施例の給湯システム2では、制御部70、制御部302は、当日に調理装置100で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻B1までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差ΔD1よりも小さい場合に、設定された第2のヒートポンプ作動時刻B0を変更しないように構成されている。
実施例1、2の給湯システム2、92では、制御部70、制御部302は、調理装置100で調理が開始されてから所定時間(例えば10分間)が経過する前にその調理が終了した場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている。
実施例1、2の給湯システム2、92では、制御部70、制御部302は、所定時刻(例えば14:00)より前に調理装置100で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている。
実施例1、2の給湯システム2、92では、制御部70、制御部302は、浴槽58への水の供給の開始より後に調理装置100で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている。
実施例1、2の給湯システム2、92では、サーバ装置300の制御部302はサーバ側制御装置に相当し、制御部70は制御部302と通信可能なクライアント側制御装置に相当する。
なお、実施例1,2の給湯システム2,92において、サーバ装置300の制御部302が行っている処理の一部または全部を、給湯装置4の制御部70や、リモコン80や、調理装置100の制御部102が行なう構成としてもよい。例えば、サーバ装置300の制御部302が行っている学習制御に関する処理のうち、給湯開始時刻S1、第1給湯量Q1、湯はり開始時刻B1、給湯終了時刻G1、第1のヒートポンプ作動時刻S0、第2のヒートポンプ作動時刻B0、ヒートポンプ停止時刻G0の特定に関する処理は、給湯装置4の制御部70で行い、夕食調理開始時刻D1または夕食調理・湯はり時間差ΔD1の特定に関する処理は、サーバ装置300の制御部302が行なう構成としてもよい。
実施例1,2の給湯システム2,92において、制御部70が行っている処理の一部または全部を、リモコン80や、調理装置100の制御部102や、サーバ装置300の制御部302が行なう構成としてもよい。
実施例1,2の給湯システム2,92においては、タンク10の水を沸き上げる熱源機としてヒートポンプ50を用いる構成について説明したが、これ以外の熱源機、例えばバーナ、電気ヒータ、熱電併給システム等の、他の熱源機を用いてタンク10の水を沸き上げてもよい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :給湯システム
4 :給湯装置
10 :タンク
12 :サーミスタ
14 :サーミスタ
16 :サーミスタ
17 :サーミスタ
18 :サーミスタ
20 :タンク水循環路
22 :循環ポンプ
24 :サーミスタ
30 :水道水導入路
30a :第1導入路
30b :第2導入路
31 :水道水供給源
32 :サーミスタ
40 :供給路
42 :混合弁
44 :サーミスタ
46 :湯はり弁
48 :浴室
50 :ヒートポンプ
54 :シャワー
56 :カラン
58 :浴槽
60 :燃焼装置
70 :制御部
80 :リモコン
80a :表示部
80b :操作部
92 :給湯システム
100 :調理装置
102 :制御部
200 :ルータ
202 :給湯システム
250 :インターネット
300 :サーバ装置
302 :制御部

Claims (8)

  1. 水を貯えるタンクと、
    タンクの水を沸き上げる熱源機と、
    タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、
    調理装置と通信可能な制御装置を備えており、
    制御装置は、過去の所定期間における各日についての、浴槽への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置で夕食の調理が開始された時刻である夕食調理開始時刻に基づいて、当日の湯はり開始時刻と夕食調理開始時刻を推定するように構成されており、
    制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行するように構成されており、
    制御装置は、当日の推定された夕食調理開始時刻が到来する前に、当日に調理装置で夕食の調理が開始された場合に、設定された沸き上げ開始時刻を早めるように構成されている、給湯システム。
  2. 制御装置は、当日の推定された夕食調理開始時刻が到来した後に、当日に調理装置で夕食の調理が開始された場合に、設定された沸き上げ開始時刻を変更しないように構成されている、請求項1の給湯システム。
  3. 水を貯えるタンクと、
    タンクの水を沸き上げる熱源機と、
    タンクから浴槽へ水を供給する湯はり経路と、
    調理装置と通信可能な制御装置を備えており、
    制御装置は、過去の所定期間における各日についての、浴槽への水の供給が開始された時刻である湯はり開始時刻と、調理装置で夕食の調理が開始されてから浴槽への水の供給が開始されるまでの時間差である夕食調理・湯はり時間差に基づいて、当日の湯はり開始時刻と夕食調理・湯はり時間差を推定するように構成されており、
    制御装置は、当日の推定された湯はり開始時刻に基づいて、当日の沸き上げ開始時刻を設定し、設定された沸き上げ開始時刻が到来すると、熱源機によるタンクの水の沸き上げを実行するように構成されており、
    制御装置は、当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差よりも大きい場合に、設定された沸き上げ開始時刻を早めるように構成されている、給湯システム。
  4. 制御装置は、当日に調理装置で夕食の調理が開始された時刻から当日の推定された湯はり開始時刻までの時間差が、当日の推定された夕食調理・湯はり時間差よりも小さい場合に、設定された沸き上げ開始時刻を変更しないように構成されている、請求項3の給湯システム。
  5. 制御装置は、調理装置で調理が開始されてから所定時間が経過する前にその調理が終了した場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている、請求項1から4の何れか一項の給湯システム。
  6. 制御装置は、所定時刻より前に調理装置で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている、請求項1から5の何れか一項の給湯システム。
  7. 制御装置は、浴槽への水の供給の開始より後に調理装置で調理が開始された場合に、その調理が夕食の調理ではないと判断するように構成されている、請求項1から6の何れか一項の給湯システム。
  8. 制御装置は、サーバ側制御装置と、サーバ側制御装置と通信可能なクライアント側制御装置を含む、請求項1から7の何れか一項の給湯システム。
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