JP2019080671A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性に優れ、吸収性能を阻害することのない印刷が施され、装着位置が分かりやすく、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品1のトップシート10は、身体側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷されるマークMを有し、トップシート10に印刷されたホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm2以上2000μm2以下であり、トップシート10に印刷されたホットメルト系インクのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、トップシート10にホットメルト系インクにより印刷されている領域における、ホットメルト系インクのドットが占める面積割合は、12%以下であり、ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、インクジェット印刷は、吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷である吸収性物品1。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷が施された軽失禁パッド、特に男性用の軽失禁パッド等の吸収性物品に関する。
現在、大人を対象とした使い捨て紙おむつ等の吸収性物品が広く普及している。これらの吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置される吸収体と、を具備するように構成される。液透過性トップシートは主として不織布から構成され、液不透過性のバックシートはポリエチレン等のプラスチックフィルムから構成される。
そして、このような吸収性物品は、装着位置を分かりやすくするために、エンボスや印刷によって装着位置を示している。しかしながら、エンボスによって装着位置を示す場合、トイレの個室のような照明が暗い場所及び観察角度等によっては上手く装着位置を認識できないという問題がある。
一方、印刷によって装着位置を示す場合、印刷方法によっては印刷精度が制限されることがある。例えば、被印刷部材がプラスチックフィルムや紙の場合は、フレキソ印刷やグラビア印刷が使用でき、ある程度の印刷精度を得ることができる。ここで、フレキソ印刷やグラビア印刷は刷版ロールと被印刷部材が接触して印刷する方式のことである。
この点、トップシート、立体ギャザーシート、個別包装シート等に一般的に使用されることが多い各種不織布等は、プラスチックフィルムや紙等に比べて表面が平滑ではない。したがって、これらに対して上記の接触式の印刷方式で印刷を施す場合は、その表面に大小の凹凸が存在するために、印刷精度が悪くなるほか、見栄え等の美粧性や視認性が損なわれるという問題がある。一方で、需要者にとって、印刷部分の視認性に対する要求度は、近年ますます強くなってきている。そこで、各種不織布等に印刷を施す場合には、印刷スピードを制限したり、図柄や文字等を大きくしたりするといった対策が必要となる。
他方、吸収性物品の製造において、予め印刷済みの不織布ロールが使用される場合、不織布ロールをセットする際に、吸収性物品の長手方向の印刷部の位置合わせに時間が掛かり困難であったり、また、製造中に不織布の位置ずれが生じて、位置調整が必要になるため、コストを抑えられず、吸収性物品の生産性を低下させるおそれがある。
特許文献1は、生理用ナプキン等の吸収性物品において、受液部での液の拡散領域を確認しやすくするために、基準マークを、液透過孔を有する樹脂フィルムに印刷して、表面シートとして用いることを開示している。
特許文献2は、生理用ナプキンをショーツに取り付ける際に、股部の位置合わせをしやすくするために、表面シートに前方に拡開したU字状の装着目印を印刷することを開示している。
特許文献3は、生理用ナプキンをショーツに取り付ける際に、装着位置を視認しやすくするために、表面シートの側縁に側縁標示を印刷することを開示している。
特開2003−126140号公報 特開2012−85828号公報 特開2005−278703号公報
しかし、特許文献1に開示の基準マークが具体的にどのような方法で印刷されているかまでは、開示されておらず、また、この基準マークが位置合わせに用いられることも開示されていない。そのため、フレキソ印刷やグラビア印刷の方式によって、被印刷物の表面が凹凸であり液透過孔を有する樹脂フィルムに基準マークを印刷する場合には、視認性の良い吸収性物品を操業性良く製造することに関して問題を生じる。
また、特許文献2に開示のU字状の装着目印が、特許文献1と同様に、具体的にどのような方法で印刷されているかまでは、開示されていない。そのため、フレキソ印刷やグラビア印刷の方式によって、被印刷物の表面が凹凸であり親水性である表面シートにU字状の装着目印を印刷する場合には、視認性の良い吸収性物品を操業性良く製造することに関して問題を生じる。
さらに、特許文献3に開示の側縁表示が、特許文献1,2と同様に、具体的にどのような方法で印刷されているかまでは、開示されていない。そのため、フレキソ印刷やグラビア印刷の方式によって、被印刷物の表面が凹凸であり親水性である表面シートに側縁標示を印刷する場合には、視認性の良い吸収性物品を操業性良く製造することに関して問題を生じる。
したがって、本発明は、視認性に優れ、吸収性能を阻害することのない印刷が施され、装着位置が分かりやすく、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った。その結果、トップシート又は液拡散性シートの身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される略同心円状のマークを有し、トップシートに印刷されたホットメルト系インクのドットを所定の構成とすることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、前記トップシートは、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有し、前記マークは、略同心円状の的であり、前記トップシートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm以上2000μm以下であり、前記トップシートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、前記トップシートに前記ホットメルト系インクにより印刷されている領域における、前記ホットメルト系インクのドットが占める面積割合は、12%以下であり、前記ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、前記インクジェット印刷は、前記吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷であることを特徴とする吸収性物品である。
(2) 本発明の第2の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、前記吸収性物品は、前記トップシート及び前記吸収体の間に配置された液拡散性シートを更に有し、前記液拡散性シートは、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有し、前記マークは、略同心円状の的でありながら、前記トップシートを通して視認可能であり、前記液拡散性シートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm以上2000μm以下であり、前記液拡散性シートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、前記液拡散性シートに前記ホットメルト系インクにより印刷されている領域における、前記ホットメルト系インクが占める面積割合は、12%以下であり、前記ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、前記インクジェット印刷は、前記吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷であることを特徴とする吸収性物品である。
(3) (2)に記載の吸収性物品において、前記液拡散性シートは、不織布であり、
前記液拡散性シートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であってもよい。
(4) (1)から(3)のいずれか一つに記載の吸収性物品において、前記マークは、複数の色によって構成されてもよい。
(5) (1)から(4)のいずれか一つに記載の吸収性物品において、前記インクジェット印刷における印刷ライン速度は、100m/分以上であってもよい。
(6) (1)から(5)のいずれか一つに記載の吸収性物品において、前記ホットメルト系インクは、120℃で0.1Pa.s以下の溶融粘度を有していてもよい。
(7) (1)から(6)のいずれか一つに記載の吸収性物品において、前記トップシートは、不織布であり、前記トップシートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であってもよい。
(8) (1)から(7)のいずれか一つに記載の吸収性物品において、前記吸収性物品は、その形状が男性の局部にフィットする、長手方向の一端側から他端側に向かうに従って幅方向の寸法が小さくなる凧型形状であり、前記略同心円状のマークの中心は、幅方向において、略中央位置に配置されるとともに、長手方向の一端寄りの位置に配置されてもよい。
本発明の吸収性物品は、トップシート又は液拡散性シートの身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有し、マークは、略同心円状の的であり、トップシートに印刷されたホットメルト系インクの各ドットの平均面積が1000μm以上2000μm以下であり、トップシートに印刷されたホットメルト系インクの各ドットのドット間隔が50μm以上300μm以下であり、トップシートにホットメルト系インクにより印刷されている領域における、ホットメルト系インクのドットが占める面積割合が12%以下であり、ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、インクジェット印刷は、吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷である。これにより、視認性に優れ、吸収性能を阻害することのない印刷が施され、装着位置が分かりやすく、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品を提供することができる。
本発明の吸収性物品について、吸収性物品の身体側表面からみた平面図である。 実施例2の吸収性物品について、吸収性物品の身体側表面からみた平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る、吸収性物品1について詳細に説明するが、これらは例示の目的で掲げたものでこれらにより本発明を限定するものではない。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ符号を付している。
<吸収性物品>
本発明の実施形態に係る吸収性物品1としては、例えば、軽失禁パッド、軽失禁ライナー等の吸収性物品1であってもよく、特に男性用の吸収性物品1であることが好ましい。吸収性物品1は、身体側表面に配置された液透過性のトップシート10と、トップシート10に対向し、衣類側表面に配置された液不透過性のバックシートと、トップシート10及びバックシートの間に配置された吸収体11と、を備え、これにより、吸収体11は、トップシート10とバックシートとの間に挟まれた構造となっている。なお、トップシート10、バックシート、吸収体11は、接着剤や熱融着等により、それぞれが接合されていてもよい。
本明細書の説明において、長手方向とは、吸収性物品1が着用されたときに着用者の前後に亘る方向である。また、幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向である。また、本明細書において、身体側表面とは、吸収性物品1の着用時に着用者の肌に当接する表面又は吸収性物品1の着用時に着用者の肌に当接する側の表面を指し、衣類側表面とは、身体側表面に対して反対側の面であり、吸収性物品1の着用時に着用者の衣類に接触する表面又は吸収性物品1の着用時に着用者の衣類に接触する側の表面を指す。
そして、図1に示すように、本発明の実施形態に係る吸収性物品1は、その形状が、平面視において、長手方向の一端側(図1の上端側)から他端側(図1の下端側)に向かうに従って幅方向の寸法が漸次小さくなる凧型形状である。このように、吸収性物品1の形状を凧型形状とすることにより、男性の局部にフィットしやすくなる。
[トップシート]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1に用いられるトップシート10は、吸収体11に向けて体液を速やかに通過させるものであり、吸収体11を挟んで、バックシートに対向して配置される。トップシート10は、肌と当接するシートとなることから、やわらかな感触で、肌に刺激を与えないような性質を有する親水性不織布であることが好ましい。親水性不織布としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成繊維、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いた、エアスルー不織布等のサーマルボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム等を用いることができ、通気性及び着用時の肌触りの観点から、親水性エアスルー不織布等のサーマルボンド不織布又はスパンボンド不織布を用いることが好ましい。
トップシート10の坪量は、加工性及び強度の点から、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。また、トップシート10には、肌への刺激を低減させるために、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を適用してもよい。
[バックシート]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1に用いられるバックシートは、液不透過性を有するシート材であり、吸収体11を挟んで、トップシート10に対向して配置される。バックシートは、ポリエチレンシートやポリエチレンラミネート不織布等の厚みの薄いプラスチックシートを用いたシート材を用いることができる。なお、ムレ防止のために透湿性を有していてもよい。
バックシートの坪量は、加工性及び強度の点から、15g/m以上60g/m以下であることが好ましい。
[吸収体]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1に用いられる吸収体11は、基材としての吸収性繊維と、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、SAPとも称する)と、を含有する。吸収性繊維は、一般に生理用ナプキン、おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品1に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート繊維、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等を挙げることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプを用いることが好ましい。フラッフパルプとしては、木材パルプ(例えば、サウザンパインやダグラスファー等の針葉樹晒クラフトパルプ(N−BKP)等)、合成繊維、ポリマー繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。吸収体11の吸収性繊維は、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、400g/m以上800g/m以下の坪量とすることが好ましい。
吸収体11に用いるSAPとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系、ポリアスパラギン酸塩系、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、質量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系共重合体が好ましい。吸収体11のSAP量は、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、50g/m以上700g/m以下の坪量とすることが好ましく、15質量%以上60質量%以下の含有量とすることが好ましい。
吸収体11において、吸収性繊維及びSAPの形態は、吸収性繊維中にSAP粒子を混合して形成した積層マットの形態であることが好ましい。また、SAP粒子の漏洩防止や吸収体11の形状の安定化の目的から、吸収体11をキャリアシートに包むことが好ましい。キャリアシートの基材としては親水性を有するものであればよく、ティシュ、吸収紙、エアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができる。キャリアシートを複数備える場合は、キャリアシートの基材は同一のものであっても異なるものであってもよく、キャリアシートで吸収体11を包む際の包み方は特に限定されるものではない。
なお、吸収体11の坪量は、400g/m以上1500g/m以下であることが好ましい。吸収体11の坪量をこのような範囲にすることにより、吸収性に優れ、体液の漏れを効果的に防止することができる。また、吸収体11は、上層吸収体と下層吸収体とを積層してなるものであってもよい。この場合、上層吸収体と下層吸収体の長手方向及び幅方向の寸法は、上層吸収体の寸法が下層吸収体の寸法より大きくてもよく、上層吸収体の寸法が下層吸収体の寸法と同じであってもよく、上層吸収体の寸法が下層吸収体の寸法より小さくてもよい。
吸収体11は、単層であっても複層であってもよく、吸収性繊維及び高吸水性ポリマーがないスリット部分が設けられていてもよい。
[液拡散性シート]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1は、吸収体11の上面への体液の拡散を促進するため、トップシート10と吸収体11との間に、液拡散性シートを設けてもよい。液拡散性シートとしては、例えば、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等の不織布や、スパンボンド/メルトブローン、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布を挙げることができる。
液拡散性シートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。液拡散性シートの形状は、特に制限はないが、尿等の体液がくまなく吸収体11に拡散するよう、吸収体11の表面を完全に覆うことができる形状であることが好ましい。
[立体ギャザー]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1の身体側表面には、着用者の排泄した体液の横漏れを防止するため、吸収性物品1の長手方向に沿って、立体ギャザー用弾性部材と立体ギャザーシートを有する一対の立体ギャザー12を備えていてもよい。立体ギャザー12は、吸収性物品1の幅方向端部(固定端)において、バックシートに固定されており、自由端側は、端部にて二つ折りにされていることが好ましい。そして、立体ギャザー用弾性部材は、二つ折りにされた自由端側の立体ギャザーシートに挟持されていることが好ましい。これにより、立体ギャザー12が起立性を有し、着用者の体型に合わせて変形可能なものとすることができる。
立体ギャザー用弾性部材としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、合成ゴム、糸状又は帯状の天然ゴム等を用いることができ、糸状、紐状、平型形状のものを適宜用いることができる。また、立体ギャザーシートとしては、疎水性繊維にて形成された撥水性又は液不透過性の不織布、例えば、スパンボンド不織布やメルトブローン不織布、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布等が使用される。立体ギャザー用弾性部材の太さは、1240dtex以下であることが好ましい。
立体ギャザーシートの坪量は、10g/m以上40g/m以下であることが好ましい。
[包装シート]
本発明の実施形態に係る吸収性物品1は、吸収性物品1を包装する包装シートを備えていてもよい。包装シートとしては、例えば、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルアルコール等の樹脂フィルム、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布及びスパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布、あるいはこれらの複合材料等を用いることができる。また、吸収性物品1と接する包装シートの内側には、シリコン等による剥離処理を行うこともできる。
包装シートの坪量は、特に制限はないが、強度及び加工性の点から、15g/m以上30g/m以下であることが好ましく、20g/m以上25g/m以下であることが好ましい。
[ホットメルト系インク印刷]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る吸収性物品1に用いられるトップシート10は、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークMを有し、トップシート10の身体側表面にマークMを有していることが好ましい。そして、マークMは、略同心円状の的であり、男性の局部の位置合わせがしやすいように印刷されたものである。これにより、男性の局部の幅方向の位置合わせのみならず、長手方向の位置合わせも容易に行うことができる。すなわち、吸収性物品1の装着位置が分かりやすい。なお、略同心円状の的の中心部は、幅方向において、略中央位置に配置されるとともに、長手方向の一端寄りの位置(図1のやや上端側の位置)に配置されることが好ましい。
また、男性の局部の位置合わせをよりしやすくするために、略同心円状の的は、複数の色によって構成されることが好ましく、特に、的の中心部と的の外周部とを異なる色とすることがより好ましい。例えば、的の中心部を赤色とし、的の外周部を青色とするもの等を挙げることができる。
さらに、本発明の実施形態では、略同心円状の的は、実線のみによって印刷されたが、これに限定されるものではなく、例えば、破線のみによって印刷されてもよいし、実線と破線との組み合わせによって印刷されてもよい。そして、略同心円状の的の少なくとも一部が破線によって印刷される場合、全てが実線によって印刷されるものに比べて、的の形状への認識度を損ねることなく、印刷領域をある程度減らすことができる。
トップシート10に印刷されたホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm以上2000μm以下であり、1100μm以上1700μm以下であることが好ましい。また、トップシート10に印刷されたホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、80μm以上270μm以下であることが好ましい。なお、トップシート10に印刷されたホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、送り方向におけるドット間隔であることが好ましい。また、トップシート10にホットメルト系インクにより印刷されている領域における、ホットメルト系インクのドットが占める面積割合は、12%以下であり、9%以下であることが好ましい。また、トップシート10に印刷されたホットメルト系インクの各ドットの平均のドット間隔は、90μm以上280μm以下であることが好ましく、100μm以上270μm以下であることがより好ましい。
ホットメルト系インクのドットを上述のように印刷することにより、トップシート10の表面に細かいドットにより多色で可変性の高い精細な印刷を有する吸収性物品1とすることができ、視認性に優れた吸収性物品1とすることができる。また、トップシート10の立体構造に沿ってホットメルト系インクの細かなドットが付着するため、ホットメルト系インクがトップシート10の表面を塞がず、吸収性物品1の吸収性能に対する影響を少なくすることができ、吸収性物品1の吸収性能を阻害することのない印刷が施された吸収性物品1とすることができる。
本発明の実施形態に係る吸収性物品1に用いられるホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷される。これにより、印刷デザインを電子データの変更によって容易に変更できるため、版の切り替え作業を不要とすることができる。また、フレキソ印刷等の接触式印刷方式と異なり、非接触式の印刷方式のため、印刷対象の坪量等の表面性に左右されずに、マークMの位置ずれが生じることなく、印刷することが可能となる。
また、インクジェット印刷における印刷ライン速度は、100m/分以上であり、200m/分以上であることが好ましく、280m/分以下であってもよい。
また、インクジェット印刷は、吸収性物品1の製造ラインに組み込まれたインライン印刷である。これにより、吸収性物品1の高速生産が可能となる。例えば、トップシート10となる不織布シートをインクジェット式印刷装置に搬送し、トップシート10となる不織布シートに対し、ホストコンピュータから転送される印刷画像データに基づいて、インクジェットヘッドを送り方向(機械方向又はMD方向)と直交する方向(機械横断方向又はCD方向)にシリアルスキャンし、ホットメルト系インクを所定の温度とし、トップシート10となる不織布シートのうち、着用者の肌当接面となる身体側表面又は着用者の衣類当接面となる衣類側表面に、ホットメルト系インクによってマークMを印刷する。なお、インクジェット式印刷装置は、トップシート10と、バックシートと、トップシート10及びバックシートの間に配置された吸収体11と、を有する吸収性物品1を製造したライン上に設けられていてもよい。また、ホットメルト系インクは常温でも冷却可能だが、インクジェット印刷後の吸収性物品1を冷却ロールや送風装置等によって冷却する冷却工程を設けてもよい。さらに、吸収性物品1をカットした後、マークMの位置ずれを欠陥検出装置等によって検出し、検出されたマークMの位置ずれに基づき、マークMの印刷タイミングを調整する印刷タイミング調整機構を設けてもよい。
ホットメルト系インクの吐出方式は、特に制限はなく、サーマル方式、ピエゾ方式等を用いることができる。
ホットメルト系インクは、120℃で0.1Pa.s以下の溶融粘度を有することが好ましく、0.06Pa.s以下の溶融粘度を有することがより好ましい。これにより、視認性に優れ、吸収性能を阻害することのない印刷が施され、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品1とすることができる。
ホットメルト系インクとしては、上述の溶融粘度を満たすものであれば特に制限はなく、熱可塑性樹脂として、ポリエチレン等のポリオレフィン、それらの混合物、ポリアミド、ポリエステル、ポリエステルアミド、ポリビニルアルコール、セルロースエステル、ポリビニルピリジン、ポリエーテル、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、コポリエステル、オレフィン系ブロックコポリマーゴム、ポリスチレン−アクリル共重合体、テルペン樹脂、ロジン流動体、フェノール樹脂、クマロン−インデン樹脂等を用いることができる。これらのホットメルト系インクとしては、例えば、商品名:MDL5800(製造元:イーデーエム株式会社)等を挙げることができる。ホットメルト系インクにおけるバインダーの質量割合は、20%以上50%以下であることが好ましく、30%以上40%以下であることがより好ましい。
また、これらのホットメルト系インクは、流動特性等を改善するために、ワックス、オイル等の添加材を含有していてもよい。例えば、ポリアルキレンワックス(ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等)、Fischer−Tropschワックス、直鎖1級アルコール、マイクロクリスタリンワックス、脂肪酸、カルナバワックス、キャンデリラワックス、ステアリン酸アミド、パラフィンワックス及びモンタンワックス、エトキシル化長鎖アルコール等を用いることができる。これらのワックスは単独で又は組み合わせて使用してもよい。ホットメルト系インクにおける添加剤の質量割合は、40%以上70%以下であることが好ましく、50%以上60%以下であることがより好ましい。
また、これらのホットメルト系インクは、無機顔料、有機顔料又は染料を含有していてもよく、ホットメルト系インクに通常用いられるものであれば特に制限はない。例えば、無機顔料は、二酸化チタン(ホワイト)、カーボンブラック(ブラック)、酸化鉄(レッド、イエロー、ブラウン)、酸化クロム(グリーン)、フェロシアン化第2鉄アンモニウム(ブルー)等を使用することができる。また、例えば、有機顔料は、ジアリライドイエロー(ピグメントイエロー)、フタロシアニンブルー(ピグメントブルー)、レッドレーキ(ピグメントレッド)等を使用することができる。ホットメルト系インクにおける顔料又は染料の質量割合は、0.1%以上20%以下であることが好ましく、0.5%以上10%以下であることがより好ましい。
また、これらのホットメルト系インクは、バインダー、添加剤及び顔料又は染料に加え、可塑剤、増量剤、増粘剤、脱泡剤、湿潤剤又は界面活性剤、酸化防止剤等を含有していてもよい。
これらのホットメルト系インクをインクジェット印刷する際には、ホットメルト系インクの温度を60℃以上150℃以下とする工程を有していることが好ましく、70℃以上120℃以下とすることがより好ましい。
また、液拡散性シートは、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有してもよく、液拡散性シートの身体側表面にマークを有していることが好ましい。液拡散性シートの表面に印刷されているマークは、トップシート10を通して視認可能であることが好ましい。液拡散性シートに印刷されるドット状のホットメルト系インクは、上述のトップシート10に印刷されるドット状のホットメルト系インクと同様のものであることが好ましく、印刷方法等についても上述のトップシート10において用いられるものを用いることが好ましい。
また、立体ギャザー12は、一方の面、又は他方の面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有していることが好ましい。また、立体ギャザーシートの自由端側が端部にて二つ折りにされ、折り返されて内側の面を形成する内面と、折り返されて外側の面を形成する外面と、を有する立体ギャザー12の場合、立体ギャザー12は、内面又は外面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有していてもよい。立体ギャザー12に印刷されるドット状のホットメルト系インクは、上述のトップシート10に印刷されるドット状のホットメルト系インクと同様のものであることが好ましく、印刷方法等についても上述のトップシート10において用いられるものを用いることが好ましい。
[吸収性物品の製造方法]
吸収性物品1の製造方法としては、特に限定はなく、従来公知の方法を採用することができる。例えば、ホットメルト系インクをトップシート10の身体側表面となる面又は衣類側表面に印刷し、液拡散性シート及び立体ギャザー12をトップシート10に配置した上で、吸収体11をトップシート10とバックシートとの間に挟持し、トップシート10とバックシートとを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定することで製造することができる。また、例えば、液拡散性シート及び立体ギャザー12をあらかじめトップシート10に配置した上で、吸収体11をトップシート10とバックシートとの間に挟持し、トップシート10とバックシートとを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定し、ホットメルト系インクをトップシート10に施すことで製造することができる。
以上、本発明を、実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の発明の範囲には限定されないことは言うまでもなく、上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下、実施例及び比較例を説明する。
[実施例1]
実施例1では、吸収性物品のトップシート、液拡散性シート等に用いることができるエアスルー不織布に、ホットメルト系インクをインクジェット印刷によって印刷した。ここで、印刷された略同心円状の的は、青色の実線のみによって構成されている。
<印刷の視認度>
そして、実施例1の不織布について、印刷されたマークの視認度を30名のモニターテストによる官能評価を行った。なお、その結果は、以下に示す通りである。
「的の中心ははっきりと認識できた」が3人
「的の形状ははっきりと認識できた」が27人
「的の形状は認識できた」が0人
「的の形状は認識し難かった」が0人
[実施例2]
実施例2では、吸収性物品のトップシート、液拡散性シート等に用いることができるエアスルー不織布に、ホットメルト系インクをインクジェット印刷によって印刷した。ここで、図2に示すように、印刷された略同心円状の的は、中心部が赤色の実線M1によって構成され、外周部が青色の破線M2によって構成されている。
<印刷の視認度>
そして、実施例2の不織布について、印刷されたマークの視認度を30名のモニターテストによる官能評価を行った。なお、その結果は、以下に示す通りである。
「的の中心ははっきりと認識できた」が30人
「的の形状ははっきりと認識できた」が0人
「的の形状は認識できた」が0人
「的の形状は認識し難かった」が0人
[比較例1]
比較例1では、吸収性物品に、実施例1のマークと同形状エンボスを施した。即ち、比較例1の吸収性物品に略同心円状の的のエンボスを施した。
<印刷の視認度>
そして、比較例1の吸収性物品について、エンボスされたマークの視認度を30名のモニターテストによる官能評価を行った。なお、その結果は、以下に示す通りである。
「的の中心ははっきりと認識できた」が0人
「的の形状ははっきりと認識できた」が3人
「的の形状は認識できた」が6人
「的の形状は認識し難かった」が21人
以上のように、実施例1,2の吸収性物品によれば、全員が的の形状をはっきり認識できたという良好な結果となっている。そのため、実施形態1,2の不織布によれば、視認性に優れ、吸収性能を阻害することのない印刷が施され、装着位置が分かりやすく、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品を提供することができる。また、的の中心まではっきりと認識するには、的の色やデザインの違いがより有効であることが分かった。
一方、比較例1の吸収性物品では、略同心円状の的のエンボスしか施されていないため、的の形状を認識し難かったという結果が非常に多かった。また、比較例1の吸収性物品にエンボスを施したので、その分、吸収性能が阻害されることになっている。そのため、比較例1のエンボスによっては、視認性に優れ、吸収性能を阻害することなく、生産性が良くコストを抑えた吸収性物品を提供することができない。
1 吸収性物品
10 トップシート10
11 吸収体
12 立体ギャザー
M マーク
M1 実線
M2 破線

Claims (8)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、
    前記トップシートは、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有し、
    前記マークは、略同心円状の的であり、
    前記トップシートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm以上2000μm以下であり、
    前記トップシートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、
    前記トップシートに前記ホットメルト系インクにより印刷されている領域における、前記ホットメルト系インクのドットが占める面積割合は、12%以下であり、
    前記ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、
    前記インクジェット印刷は、前記吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷であることを特徴とする吸収性物品。
  2. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、を有する吸収性物品であって、
    前記吸収性物品は、前記トップシート及び前記吸収体の間に配置された液拡散性シートを更に有し、
    前記液拡散性シートは、身体側表面又は衣類側表面に、ドット状のホットメルト系インクにより印刷される位置合わせ用のマークを有し、
    前記マークは、略同心円状の的でありながら、前記トップシートを通して視認可能であり、
    前記液拡散性シートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットの平均面積は、1000μm以上2000μm以下であり、
    前記液拡散性シートに印刷された前記ホットメルト系インクの各ドットのドット間隔は、50μm以上300μm以下であり、
    前記液拡散性シートに前記ホットメルト系インクにより印刷されている領域における、前記ホットメルト系インクが占める面積割合は、12%以下であり、
    前記ホットメルト系インクは、インクジェット印刷によって印刷され、
    前記インクジェット印刷は、前記吸収性物品の製造ラインに組み込まれたインライン印刷であることを特徴とする吸収性物品。
  3. 前記液拡散性シートは、不織布であり、
    前記液拡散性シートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であることを特徴とする、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記マークは、複数の色によって構成されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記インクジェット印刷における印刷ライン速度は、100m/分以上であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記ホットメルト系インクは、120℃で0.1Pa.s以下の溶融粘度を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記トップシートは、不織布であり、
    前記トップシートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記吸収性物品は、その形状が男性の局部にフィットする、長手方向の一端側から他端側に向かうに従って幅方向の寸法が小さくなる凧型形状であり、
    前記略同心円状のマークの中心は、幅方向において、略中央位置に配置されるとともに、長手方向の一端寄りの位置に配置されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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