JP2019078958A - 軸受け付勢構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受け部材に保持される軸部材に、必要な付勢力を与えることを可能にした軸受け付勢構造を提供する。【解決手段】少なくとも1つ以上の回転軸38aを含む第一のコロと、前記第一のコロを保持する軸受部材を有し、少なくとも1つ以上の回転軸を含む第2のコロが配置された円筒部材に対し円筒部材の外周側あるいは内周側で相対回転可能な回転部材を有し、軸受け部材を回転部材に対して付勢することで、前記回転軸を含む第一のコロを回転部材に圧接させる付勢手段を有し、前記円筒部材は、第一のコロ部材と第2のコロ部材により、回転部材を回転可能に保持される。前記付勢手段は、回転部材の回転中心軸と、回転軸を含む第一のコロが回転部材を圧接する圧接部42とを結ぶ線上に設けられる。軸受け部材は円筒部材との間で、回転中心軸と直行する平面内で付勢力が働く方向とは異なる方向への移動を規制されることを特徴とする構成とした。【選択図】図1
Description
本発明は、軸受けに関し、特に軸受けを付勢する構造に関するものである。
従来、軸受けで支持した軸部材を他の構成部品に押し付け押圧を付与することで、部品間のガタ取りをするために、軸受けを付勢する軸受け付勢構造があった。
例えば、特許文献1では、軸受け部材であるガイドコロホルダは、回転軸を保持しており、その回転軸にはガイドコロが相対回転可能に挿通されている。ガイドコロホルダの回転軸が係合する軸受け穴と光軸を結ぶ線上に、ガイドコロと駆動リングの接触点がある。ガイドコロホルダが2個の圧縮コイルバネで外周側へ付勢され、駆動ベースに対してガイドコロを介して駆動リングに付勢力を与えている。
2個の圧縮コイルバネがガイドコロホルダを付勢する箇所は、光軸からガイドコロが駆動リングに付勢力を与える方向と光軸直行平面内において平行で、且つ光軸からガイドコロ軸中心を結ぶ線に対し、略対称な箇所である。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術の構成は以下である。光軸からガイドコロが駆動リングに付勢力を与える方向と光軸直行平面内において平行で、且つ光軸からガイドコロ軸中心を結ぶ線に略対称な2箇所で、2つの圧縮コイルバネはガイドコロホルダに付勢力を与える。言い換えると、ガイドコロが駆動リングと接触する点と光軸とを結ぶ線上に、圧縮コイルバネからガイドコロホルダに与える付勢力がない。そのため、圧縮コイルバネがガイドコロホルダに付勢力を与えることで、ガイドコロホルダのガイドコロの保持部とガイドコロホルダの圧縮コイルバネの当接部の間で曲げ力が働く。
そのためガイドコロホルダの圧縮コイルバネと当接する当接部が外周側へ変形し、圧縮コイルバネが伸びてしまい、ガイドコロから駆動リングに働く付勢力が弱くなってしまうことで、駆動リングを保持するために必要な付勢力が働かなくなる問題点が有った。必要な付勢力が働かないと、駆動リングを回転させるときに、ガタが発生したりする懸念がある。
そこで、本発明の目的は、軸受け部材に保持される軸部材に、必要な付勢力を与えることを可能にした軸受け付勢構造を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つ以上の回転軸を含む第一のコロと、前記第一のコロを保持する軸受部材を有し、軸受け部材が組み込まれ、少なくとも1つ以上の回転軸を含む第2のコロが配置された円筒部材を有する。円筒部材に対し円筒部材の外周側あるいは内周側で相対回転可能な回転部材を有する。軸受け部材を円筒部材から回転部材に対して付勢することで、前記回転軸を含む第一のコロを回転部材に圧接させる付勢手段を有し、前記円筒部材は、前記第一のコロ部材と前記第2のコロ部材により、回転部材を回転可能に保持される。
前記付勢手段は、回転部材の回転中心軸と、回転軸を含む第一のコロが回転部材を圧接する圧接部とを結ぶ線上に設けられている。
軸受け部材は円筒部材との間で、前記回転中心軸と直行する平面内で前記付勢力が働く方向とは異なる方向への移動を規制されることを特徴とする。
本発明によれば軸受け部材に保持される軸部材に、必要な付勢力を与えることを可能にした軸受け付勢構造を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態にかかわるレンズ鏡筒の概略断面図である。
[実施例1]
以下、図2を参照して、本発明の第1の実施例による実施形態について説明する。カメラボディと着脱可能なマウント1001に対し、外装環1002が径嵌合し、当接部1003で光軸方向が規制されて、ビスで締結されている。固定筒1004は、外装環1002に対し径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。固定筒1004には、レンズ2001を保持する3群鏡筒1005と、レンズ2002を光軸直行平面内でシフトすることによって手振れ補正を行う手振れ補正群1006を、カムフォロアにより保持している。また、レンズ2003・レンズ2004を保持する5群鏡筒1007は固定筒1004に対して径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。
以下、図2を参照して、本発明の第1の実施例による実施形態について説明する。カメラボディと着脱可能なマウント1001に対し、外装環1002が径嵌合し、当接部1003で光軸方向が規制されて、ビスで締結されている。固定筒1004は、外装環1002に対し径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。固定筒1004には、レンズ2001を保持する3群鏡筒1005と、レンズ2002を光軸直行平面内でシフトすることによって手振れ補正を行う手振れ補正群1006を、カムフォロアにより保持している。また、レンズ2003・レンズ2004を保持する5群鏡筒1007は固定筒1004に対して径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。
中間筒1008は固定筒1004に対して径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。案内筒1009は中間筒1008に対して径嵌合し、光軸方向でビスにより締結される。カム環1010は案内筒1009に対して径嵌合し、且つ光軸方向への移動が規制され定位置回転をする。案内筒1009とカム環1010にはレンズ2005を保持する2群鏡筒1011を光軸方向へ進退させるために、それぞれ直進ガイドする直進溝(不図示)およびカム溝(不図示)が形成されている。
2群鏡筒1011に取り付けられるカムフォロア(不図示)が、前記案内筒1009とカム環1010に設けられた直進ガイドする直進溝(不図示)・カム溝(不図示)に係合されている。レンズ2006・レンズ2007・レンズ2008を保持する1群鏡筒1012は案内筒1009に対して当接部1013で光軸方向が規制され、案内筒1009とネジ結合されている。アクチュエータ1014は案内筒1009に対して径嵌合し、光軸方向でビスにより案内筒1009に締結されている。
アクチュエータ1014の回転部(不図示)を介して、アクチュエータ1014の回転力がカム環1010に伝達される。フォーカスリング1015は、1群鏡筒1012と径嵌合してビス固定されるホルダー1016と径嵌合し、カムフォロア1017で光軸方向への移動が規制されている。フォーカスリング1015アクチュエータ1014の構成部材(不図示)は一体的に回転し、フォーカスリング1015の回転作動がアクチュエータ1014を介して、カム環1010に伝達される。
次に、図3および図4を参照して、アクチュエータ1014の構成について詳述する。図3は、アクチュエータ1014の斜視図である。図4は、アクチュエータ1014の分解斜視図である。25は駆動ベース、26はそれ自体の円周方向に回転可能な駆動リング(円筒部)である。
27は第一のマニュアル連動リング、28は第二のマニュアル連動リングである。第二のマニュアル連動リング28は、第一のマニュアル連動リング27に回転可能に径嵌合している。第一のマニュアル連動リング27は、駆動ベース25に回転可能に径嵌合している。
29はUSM連動リング、30はUSMロータ、31は加圧用板バネを含むUSMステータユニット、32はステータ回転止めリングである。USMロータ30、USMステータユニット31、および、ステータ回転止めリング32により周知の振動波モータが構成される。USM連動リング29とUSMロータ30は一体的に回転する。
33は、3個の差動コロであり、駆動リング26の周囲に放射方向に設けられた3箇所の軸部26aに回転可能に支持されている。3個の差動コロ33は、USMステータユニット31に含まれる加圧用板バネの加圧力で第二のマニュアル連動リング28とUSM連動リング29で挟み込まれることにより、駆動リング26を光軸方向に支持している。駆動リング26は、定位置で回転可能に支持されており、回転軸の支持構成の詳細については後述する。
USMステータユニット31によりUSMロータ30を回転させると、停止している第二のマニュアル連動リング28と回転するUSM連動リング29に挟まれた差動コロ33は、第二のマニュアル連動リング28の上を転動して駆動リング26を回転させる。また、第一のマニュアル連動リング27を回転させると、第二のマニュアル連動リング28が一体的に回転し、停止しているUSM連動リング29の上を差動コロ33が転動して駆動リング26が回転する。
第一のマニュアル連動リング27は、図2のフォーカスリング1015と、回転を伝えるように係合しており、フォーカスリング1015を手動で回転させることにより、駆動リング26を回転させることができる。すなわち駆動リング26は、常に電動、手動のいずれでも回転させることが可能であり、いわゆるフルタイムマニュアルの構成を有する。
34は、光学式位置検出エンコーダを構成するフィルムスケール(スケール部)である。フィルムスケール34は、短冊状で可撓性を有する反射式のスケールであり、駆動リング26の内周壁に取り付けられて(内周壁に沿って取り付けられて)いる。35は位置検出エンコーダを構成するセンサヘッド、36はセンサヘッド35を保持するセンサホルダである。センサヘッド35は、センサホルダ36を介してフィルムスケール34に対して高精度に位置決めされて駆動ベース25に一体的に固定されている。37はガイドコロである。38は、ガイドコロ37の回転軸であり、駆動リング26を定位置で回転可能に支持している。
以下、本発明の特徴的な箇所を詳述する。図5は、駆動リングユニット周りの要部断面図である。第一の回転軸38aは第一のガイドコロ37aを回転可能に保持し、駆動ベース25に取り付けられたガイドコロホルダ39に保持されている。第二の回転軸38bは第二のガイドコロ37bを回転可能に保持し、駆動ベース25に配置されている。第三の回転軸38cは第三のガイドコロ37cを回転可能に保持し、駆動ベース25に配置されている。回転軸38a、b、cは、駆動リング26の回転軸方向に伸びていて、ガイドコロ37a、b、cは、駆動リング26を回転可能に保持している。
3組のガイドコロ37a、b、cおよび回転軸38a、b、cが駆動ベース25に対して均等な角度(120度)で配置されている。ここで、均等とは、厳密に均等な角度だけでなく実質的に均等と評価できる角度(略均等な角度)も含む意味である。B・Cの2箇所の回転軸38b、cは、駆動ベース25に固定されている。一方、Aの回転軸38aは、軸受け部材であるガイドコロホルダ39に保持され、ガイドコロホルダ39が駆動ベース25に対して放射方向外向きに付勢されており、回転軸38aを介してガイドコロ37aが駆動リング26の内壁面に加圧付勢される。これにより、駆動ベース25に対して駆動リング26を定位置で回転可能に支持している。
ここでガイドコロホルダの詳細について説明する。図9はガイドコロホルダ39の斜視図である。ガイドコロホルダ39は、第一のフランジ部52aと第二のフランジ部52bを有し、第一のフランジ部52aに軸受け穴51aが設けられ、第二のフランジ部52bに軸受け穴51bが設けられている。軸受け穴51aおよび軸受け穴51bに、回転軸38aが挿入される。また回転軸38aには前述のようにガイドコロ37aが回転可能に保持されている。
図1は、図5のD-D断面である。図1の40は、ガイドコロホルダ39に一体的に形成された板バネ部である。板バネ部40は、ガイドコロホルダ39のフランジ部52bから折り曲げられ、端部55がフランジ部52a側へ向かって設けられている。破線の41は板バネ部40の自然状態を表している。図1はガイドコロホルダ39が駆動ベース25に組み込まれた状態である。そのため、図1の板バネ部40は、自然状態の破線41状態から撓み、駆動ベース25からの反力を接触点54から受ける。
それにより、ガイドコロホルダ39が矢印48方向へ持ち上げられ、回転軸38aを介して、ガイドコロ37aが駆動リング26の内壁面に圧接部42で圧接される。ここで重要なのが、光軸直行平面における圧接部42と駆動リング26の回転中心軸を結ぶ線上に、軸受け穴51aと軸受け穴51bの穴中心を結ぶ軸線53および、付勢力を発生するガイドコロホルダ39の板バネ部40があることである。
前述した特許文献1は、ガイドコロホルダに付勢力がかかる箇所が、圧接部42と駆動リング26の回転中心軸を結ぶ線上にない。ガイドコロホルダに付勢力がかかる箇所は、圧接部42と駆動リング26の回転中心軸を結ぶ線と直行する面で形成され、且つ略対称な2箇所である。そのため、ガイドコロホルダの付勢力がかかる面が、外周側へ変形し、圧縮コイルバネが伸びてしまい、ガイドコロから駆動リングに働く付勢力が弱くなってしまうことで、駆動リングを保持するために必要な付勢力が働かなくなる。
本発明は、駆動リング26の回転中心軸と直行する面内において、圧接部42と駆動リング26の回転中心軸を結ぶ線上で、ガイドコロホルダ39の板バネ部40から外周側へ付勢力を与える。そのため、ガイドコロホルダ39の変形を抑制し、駆動リングを保持するために必要な付勢力を与えることが可能となる。
図6は、図5のE部拡大図である。43はガイドコロホルダ39に設けられた第一の規制部である。第一の規制部43は、ガイドコロホルダ39が駆動ベース25との間で、駆動リング26の回転中心軸と直行する面内で板バネ部40から付勢力が働く方向とは異なる方向への移動を規制している。
具体的には駆動リング26の回転中心軸周りへの移動を規制する。また、図6に示すように、ガイドコロホルダ39側の第一の規制部43は、駆動ベース25側の第一の規制部44と接触することで駆動リングの回転中心軸周りへの移動が規制される。これにより、ガイドコロホルダ39に一体的に形成された板バネ部40からの放射方向外向きの付勢力に対し、付勢力の作用する方向が大きく変化することを抑制できるので、付勢力を効率よく伝達することを可能にする。
次に、図7および図8を用いてガイドコロホルダ39の駆動ベース25からの抜け止め構造について説明する。
図7はガイドコロホルダ39を駆動ベース25に組み込む、組込み過程を示している。図7(a)は、ガイドコロホルダ39周りの要部背面図である。図7(b)は、図7(a)のF-F断面である。説明の便宜上、回転軸38aとガイドコロ37aは不図示である。
ガイドコロホルダ39は回転軸38aを保持し、駆動ベース25の開口部45から組みつけられる。駆動ベースの開口部45は、前記駆動リング26の回転軸と直行する平面内に間口を有する開口である。図7(b)の矢印46方向に、ガイドコロホルダ39が駆動ベース25に対して組込みされる。この時、駆動リング26は駆動ベース25に対して組み込まれている。図7は、ガイドコロホルダ39が駆動ベース25に組みつけられる過程を示すものであるので、組込みが完了した状態ではない。この組込み過程において、ガイドコロホルダ39の板バネ部40が撓んでいる。破線58は板バネ部40の自然状態である。
開口部45の第一の間口56は、57で示すガイドコロホルダ39の第一の規制部43の端面59と板バネ部40の自然状態での光軸直行平面内での幅よりも狭い。そのため、ガイドコロホルダ39を駆動ベース25に組み込む際、板バネ部40を撓ませながら組み込まれ、板バネ部40は駆動ベース25の付勢力受け部47をチャージしている。
図1は、ガイドコロホルダ39の駆動ベース25に対する、組込み完了状態を示す。ガイドコロホルダ39が組み込まれると、ガイドコロホルダ39の板バネ部40は回転軸38を駆動リング26の内壁面に圧接するように、板バネ部40の撓み状態が変化する。具体的には、図1の矢印48方向へ回転軸38を移動させることで、回転軸38を介してガイドコロ37が駆動リング26の内壁面に圧接する。
図8は図6のG-G断面である。ガイドコロホルダ39が駆動ベース25に組込み完了となると、ガイドコロホルダ39の第一の規制部43の端面59の外周側への移動の規制が解除される。ガイドコロホルダ39側の第二の規制部49は、ガイドコロホルダ39が板バネ部40の撓み状態が変化することで、駆動リング26の回転中心軸と直行する面内において外周側へ移動する。これにより、駆動ベース25側の第二の規制部50で、ガイドコロホルダ39を駆動ベース25に組み込む方向、および組み込む方向とは反対の方向への移動が規制される。
つまり、駆動ベース25側の第二の規制部50と、ガイドコロホルダ39側の第二の規制部49が組み込む方向とは反対の方向への移動が規制されるように、駆動リング26の回転中心軸と直行する面内でオーバーラップしている。
以上のように、ガイドコロホルダ39を駆動ベース25に押し込むだけの簡便な手段でガイドコロホルダ39の組込みが完了し、且つ抜け止めもされるので、組立作業性を向上させることが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
38a:回転軸 39:ガイドコロホルダ 25:駆動ベース 26:駆動リング
40:板バネ部 42:圧接部 43:ガイドコロホルダ側の第一の規制部
44:駆動ベース側の第一の規制部 45:開口部
49:ガイドコロホルダ側の第二の規制部 50:駆動ベース側の第二の規制部
56:第一の間口 51a:軸受け穴 51b:軸受け穴
40:板バネ部 42:圧接部 43:ガイドコロホルダ側の第一の規制部
44:駆動ベース側の第一の規制部 45:開口部
49:ガイドコロホルダ側の第二の規制部 50:駆動ベース側の第二の規制部
56:第一の間口 51a:軸受け穴 51b:軸受け穴
Claims (3)
- 少なくとも1つ以上の回転軸を含む第一のコロと、前記第一のコロを保持する軸受部材を有し、軸受け部材が組み込まれ、少なくとも1つ以上の回転軸を含む第2のコロが配置された円筒部材を有し、円筒部材に対し円筒部材の外周側あるいは内周側で相対回転可能な回転部材を有し、軸受け部材を円筒部材から回転部材に対して付勢することで、前記回転軸を含む第一のコロを回転部材に圧接させる付勢手段を有し、前記円筒部材は、前記第一のコロ部材と前記第2のコロ部材により、回転部材を回転可能に保持し、
前記付勢手段は、回転部材の回転中心軸と、回転軸を含む第一のコロが回転部材を圧接する圧接部とを結ぶ線上に設けられ、
軸受け部材は円筒部材との間で、前記回転中心軸と直行する平面内で前記付勢力が働く方向とは異なる方向への移動を規制されることを特徴とする軸受け付勢構造。 - 前記軸受け部材および前記円筒部材は、軸受け部材が円筒部材に組み込まれた状態において、前記付勢力が働く方向とは異なる方向への移動を規制する第一の規制部を双方に有し、
また、軸受け部材が円筒部材に組み込まれた状態において、軸受け部材を円筒部材へ組み込む方向、および組み込む方向とは反対方向への移動の規制をする第二の規制部を、前記軸受け部材および前記円筒部材の双方に有することを特徴とする請求項1に記載の軸受け付勢構造。 - 前記円筒部材は、軸受け部材を円筒部材へ組み込むための開口部を有し、
開口部は、前記回転中心軸と直行する平面内に開口部の間口が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の軸受け付勢構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017207685A JP2019078958A (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 軸受け付勢構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017207685A JP2019078958A (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 軸受け付勢構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019078958A true JP2019078958A (ja) | 2019-05-23 |
Family
ID=66627847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017207685A Pending JP2019078958A (ja) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | 軸受け付勢構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2017-10-27 JP JP2017207685A patent/JP2019078958A/ja active Pending
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