JP2019078805A - 現像剤袋および画像形成用カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 封止部に現像剤が存在した場合でも識別部の識別性の低下を抑制できる現像剤袋、または現像剤袋を用いる画像形成用カートリッジを提供する。【解決手段】 現像剤袋は、第1面部が存在する第1平面において、所定方向における第1面部の一方の端部側に設けられ、現像袋を開封する開封位置を示すための開封位置の標識部と、所定方向において、第1面部の他方の端部側に設けられ、内部空間に現像剤を充填するための開口部を閉じることによって内部空間に充填された現像剤を内部空間に封止する封止部と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真画像形成に使用される現像剤を収容するための現像剤袋および現像剤袋から現像剤が補給される画像形成用カートリッジに関する。
従来、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称する)では、プロセスカートリッジ方式が採用されている。プロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるため、利便性が高い。
また、プロセスカートリッジは、現像ユニットとクリーニングユニットで構成されている。現像ユニットは現像剤収納部を有する現像枠体と、現像剤収納部に連通しかつ現像枠体に設けられた現像剤補給口と、現像剤補給口を封止する現像剤封止部材等から構成されている。一方、クリーニングユニットは、像担持体である感光ドラムと、感光ドラム表面に圧接されて転写残トナーを除去するクリーニング部材と、転写残トナー収納部を有するクリーニング枠体等から構成されている。
プロセスカートリッジを用いて所定のページ数の画像を印刷すると、現像剤収納部内の現像剤が少なくなり、新しいカートリッジに交換するか、または現像剤を補給する必要がある。特許文献1には、プロセスカートリッジに現像剤を補給できる構成が開示されている。なお、このようなプロセスカートリッジに現像剤を補給するために、現像剤が収容された現像剤袋の使用が想定される。
CN101458493B
現像剤補給に使用される現像剤袋について、重力方向における現像剤袋の上方の端部には、袋内に現像剤を封入するための溶着封止部と、開封時に袋の開封位置を示す識別部とが、近接して配置される場合がある。
現像剤袋に現像剤を封入するとき現像剤が溶着封止部に挟まると、溶着封止部に存在する現像剤の影響で、溶着封止部に近接して配置された識別部の識別性が低下し、ユーザの利便性が低下する恐れがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、封止部に現像剤が存在した場合でも識別部の識別性の低下を抑制できる現像剤袋、または現像剤袋を用いる画像形成用カートリッジを提供することを目的とする。
本発明の現像剤袋は、シート状の第1面部とシート状の第2面部を厚み方向に重なった状態で周縁部を結合させることによって、前記第1面部と前記第2面部の間に現像剤を収容可能な内部空間が形成される現像剤袋であって、
前記第1面部が存在する第1平面において、所定方向における前記第1面部の一方の端部側に設けられる標識部と、
前記所定方向において、前記第1面部の他方の端部側に設けられ、前記内部空間に現像剤を充填するための開口部を閉じることによって前記内部空間に充填された現像剤を前記内部空間に封止する封止部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明の画像形成用カートリッジは、前記現像剤袋より現像剤を補給することが可能、かつ画像形成装置の装置本体に着脱可能である、ことを特徴とする。
本発明の現像剤袋および現像剤袋を用いる画像形成用カートリッジによれば、封止部に現像剤が存在した場合でも標識部の識別性の低下を抑制できる。
本発明の第1実施例に係るカートリッジおよび現像剤袋を用いた現像剤の補給方法を説明する概念図 本発明の第1実施例に係るカートリッジが挿入された画像形成装置の装置本体の断面概念図 本発明の第1実施例に係るカートリッジの断面概念図 本発明の第1実施例に係るカートリッジの斜視概念図 本発明の第1実施例に係るカートリッジの現像ユニットの斜視概念図 (a)本発明の第1実施例に係るクリーニングユニットの斜視概念図;(b)クリーニングユニットの外表面における要部概念図 本発明の第2実施例に係る現像剤袋が封止される前の状態を示す概念図 本発明の第2実施例に係る現像剤袋の断面概念図 本発明の第2実施例に係る現像剤袋に現像剤が充填され封止部が形成された状態を示す概念図
[第1実施例]
以下、図2および図3を用いて本実施例の画像形成装置の全体構成および画像形成プロセスについて説明する。なお、図2は、本発明の第1実施例に係るカートリッジが挿入された画像形成装置の装置本体の断面概念図である。図3は、本発明の第1実施例に係るカートリッジの断面概念図である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装着される装置本体Aには、カートリッジBのドラム62に潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収納したシートトレイ4が配置されている。
更に、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、搬送ローラ対5b、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置され、記録媒体搬送路Sが形成される。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成プロセス>
次に、本実施例の画像形成プロセスについて説明する。
プリントスタート信号に基づいて、ドラム62は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力し、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、現像剤収納部20a内のトナーTは、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送される共に、現像開口21aを通して現像室20cに送り出される。
トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像剤担持体である現像ローラ32の表面に担持される。
そして、トナーTは、現像ブレード42によって摩擦帯電されつつ、現像剤担持体としての現像ローラ32周面上での層厚が規制される。
また、トナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ現像され、トナー像として可視像化される。
図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5aおよび搬送ローラ対5bによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から送り出される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次に転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。ニップ部で加圧・加熱定着処理が行われることによって、トナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の転写残トナーが除去されて、再び画像形成プロセスに使用される。一方、ドラム62から除去された転写残トナーはクリーニングユニット60の転写残トナー収納部71bに貯蔵される。なお、クリーニングユニット60は、ドラム62を保持する枠体を備えている。
<カートリッジ全体の構成>
次に本実施例に係るカートリッジBの全体構成について図4、図5、図6を用いて説明する。
図4は、本発明の第1実施例に係るカートリッジの斜視概念図である。
図5は、本発明の第1実施例に係るカートリッジの現像ユニットの斜視概念図である。
図6(a)は、本発明の第1実施例に係るクリーニングユニットの斜視概念図であり、(b)はクリーニングユニットの外表面における要部概念図である。
先ず、図4を用いてカートリッジBについて説明する。
カートリッジBは、現像装置ユニット20とクリーニングユニット60から構成される。
現像装置ユニット20は、第一枠体である現像枠体21と、第二枠体であるフタ部材22と、長手両端部のサイド部材26、29と、現像ブレード42(図3)と、現像ローラ32(図3)等からなる。なお、サイド部材26、29には、クリーニング枠体71に回転可能に支持されるための被支持部26a、29aが設けられている。
一方、クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等からなる。クリーニング枠体71には、現像装置ユニット20を回転可能に支持するための支持部71c、第二支持部71dが設けられている。
図4に示すように、サイド部材の被支持部26a、29aが、クリーニング枠体71の第一支持部71c、第二支持部71dに支持されることで、現像装置ユニット20とクリーニングユニット60が一体的に結合される。
さらに、ドラム軸受部材73をクリーニング枠体71に固定することで、ドラム62が回転可能に支持されるとともに、現像装置ユニット20とクリーニングユニットの長手方向における相対位置が決められる。
また、サイド部材26、29には、付勢部材46a、46bが設けられている。また、これらの付勢部材の一端はクリーニング枠体71に設けられたバネ座71e、71fに当接するよう構成されている。これにより、現像装置ユニット20はクリーニングユニット60の方向へ確実に付勢されている。
図5に示すように、現像ローラ32の両端部には、間隔保持部材38a、38bが設けられている。間隔保持部材38a、38bとドラム62表面が当接することで、現像ローラ32とドラム62の間には適切な間隔が保たれている。
<現像装置ユニット>
次に、本実施例に係る現像装置ユニット20の構成について図5を用いて説明する。
本実施例の現像ユニットは、第1枠体である現像枠体21、及び第2枠体であるフタ部材22が溶着によって固定されている、また、現像ユニット(枠体)の内部には、現像剤収納部20a(図3)が形成されている。
現像枠体21には、現像剤収納部20aと連通するように現像剤補給口21b(図4)が設けられている。また、現像剤補給口21bを介して後述する現像剤袋から現像剤収納部20a内へ現像剤(トナー)を補給することができる。なお、トナーが補給された後、現像剤補給口21bは、第1封止部材である第1キャップ部材23によって封止される。
現像ブレード42は、板金からなる支持部材42aとウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材42bで構成されている。また、現像ブレード42の両端は、ビス(図示しない)で現像枠体21に固定される。
弾性部材42bは、現像ローラ32と当接することによって、現像ローラ32の周面上のトナー量(層厚)を規定すると共に、摩擦帯電によってトナーに電荷を付与することができる。
現像装置ユニットは、現像ローラ32、マグネットローラ34(図3)、間隔保持部材38(a、b)、軸受部材37および現像ローラギア39等の部材によって構成される。
間隔保持部材38は、現像ローラ32の軸方向の両端部に取り付けられる。軸方向において、間隔保持部材38の外側には、軸受部材37が配置されている。また、駆動側においては、間隔保持部材38の外側には現像ローラギア39が組み込まれている。
軸受部材37は、現像ローラ32を回転可能に支持すると共に、サイド部材26、29を介して現像枠体21にビス(図示しない)によって固定される。また、サイド部材29には切欠き部29bが設けられ、第1キャップ部材23は切り欠き部によって外部に露出している。
<クリーニングユニットの構成>
次に、クリーニングユニット60の構成について図6(a)、(b)を用いて説明する。
クリーニングブレード77は、板金からなる支持部材77aと、ウレタンゴム等の弾性材料からなる弾性部材77bから構成されている。また、長手方向における支持部材77aの両端は、ビス(図示しない)でクリーニング枠体71に固定される。弾性部材77bがドラム62と当接することによって、ドラム62の外周面上の転写残トナーを除去することができる。
除去されたトナーは、クリーニングユニット60の転写残トナー収納部71b(図3)に収納される。また、図6(b)に示すように、本実施例に係るクリーニング枠体には、転写残トナー収納部と連通する転写残トナー排出口71gが設けられている。なお、転写残トナー排出口71gは、第2キャップ部材67によって封止されている。
帯電ローラ66は、その軸部66bがクリーニング枠体71の軸受け部(図示しない)に回転可能に取り付けられることによって、ドラム側へ付勢されている。
ドラム62は、フランジ64、フランジ63と一体的に結合され、(電子写真感光体)ドラムユニット61を構成している。なお、ドラムユニット61の結合方法は、カシメ、接着、溶着等を用いることができる。
フランジ63には、装置本体Aから駆動力を受ける駆動力受け部63aと、現像ローラ32に駆動を伝えるギア部63bと、ドラム軸受部材73に回転可能に支持される被支持部63cとを有している。
ドラムユニット61の一端にある被支持部63cは、ドラム軸受部材73の支持部73aに支持されている。また、ドラムユニット61の他端にあるフランジ64の被支持部64aは、クリーニング枠体71に圧入されたドラム軸78によって支持される。このように、ドラム62は回転可能なようにクリーニング枠体71に支持される。
[第2実施例]
次に、本実施例に係るトナー袋(現像剤袋)について、図7、図8、図9を用いて説明する。
図7は、本発明の第2実施例に係る現像剤袋が封止される前の状態を示す概念図である。図8は、本発明の第2実施例に係る現像剤袋の断面概念図である。図9は、本発明の第2実施例に係る現像剤袋に現像剤が充填され封止部が形成された状態を示す概念図である。
図8に示すように、本実施例のトナー袋47(現像剤袋)は、シート状の第1面部471とシート状の第2面部472を備えている。また、第1面部と第2面部を厚み方向に重なった状態で周縁部(47d〜47g)を結合させることによって、第1面部と第2面部の間に現像剤を収容可能な内部空間470が形成されている。
また、第1面部が存在する第1平面XYにおいて、所定方向Yにおける第1面部の一方の端部(第1端部)47f0側には、標識部47f2が形成されている。なお、標識部47f2は、トナー袋47を開封する開封位置を示すための開封位置標識部であってもよく、トナー袋に関する他の情報を示す標識部であってもよい。
また、所定方向Yにおいて、第1面部の他方の端部(第2端部)47g0側には、内部空間に現像剤を充填するための充填口47g1を閉じることによって内部空間に充填された現像剤を内部空間に封止する封止部47g2が設けられる。
より具体的には、本実施例に係るトナー袋47は、3種類の材質で構成されている。それぞれの材質と厚みは、トナーと接する側から、47aのPE(80μm)(第1層)、47bのナイロン(15μm)(第3層)、47cのPET(12μm)(第2層)である。
また、標識部(図7、図9に示す標識部47f2を構成する「ABC…」)は、物流などの際に摩擦などの損傷によって標識部47f2(印刷面)が擦れて剥がれることがないよう、トナー袋の表層であるPET層47cの裏面47c1に形成される。
図7に示すように、4辺47d、47e、47f、47g(周縁部)のうち、予め3辺(47d、47e、47f)が溶着された略長方形形状のトナー袋47に対して、トナーはトナー袋47の充填口47g1(開口部)から充填される。
充填口47g1は、トナー袋の印刷方向(図9中の標識部を構成する「ABC…」の向きに対応する方向Yの一方側)を基準としたとき、方向Yの他方側にある端部47g0(他方の端部)の未溶着領域に設けられる。なお、充填口47g1は、トナー充填後、熱溶着等によって封止されて、封止部47g2が形成される。
通常のトナー充填工程において、充填口47g1を溶着して封止部を形成する際、トナー充填時のトナーの飛散状況によって、充填口の溶着領域(即ち、封止部を形成する領域)に一部のトナー粉末が挟みこまれる場合がある。
このような状況に対して、本実施例では、充填口に対応する封止部47g2は、標識部47f2が形成される端部47f0とは反対側の端部47g0に設けられている。このため、トナー袋を開封する際、ユーザにとっては封止部が目立ちにくくなっている。この結果、少量のトナーが封止部47g2に挟み込まれても、標識部47f2の視覚性(識別性)に殆ど影響することなく、トナー袋の利便性も低下しない。
このように、本実施例では、封止部は、標識部とは異なる端部側に設けられる点と、充填口(開口部)を閉じることによって内部空間に充填された現像剤を内部空間に封止する封止部を有する点が最大の特徴である。
なお、本実施例のトナー袋47は、3層構造のものを用いたが、溶着可能であれば層の数が3層に限定されない。また、トナー袋47の材質も上記した材質に限定されない。
<プロセスカートリッジへのトナー補給方法>
図1は、本発明の第1実施例に係るカートリッジおよび現像剤袋を用いた現像剤の補給方法を説明する概念図である。
具体的には、プロセスカートリッジの現像剤収納部へのトナー補給について図1を用いて説明する。図1に示すように、現像枠体21の現像剤収納部内へのトナー補給は、トナー補給口21bを介して行う。この時、ロート部材14等を用いることで、トナー袋47のトナーを外部へ飛散させることなく、かつ効率的にトナーを補給することができる。
本実施例に係るプロセスカートリッジは、第1キャップ部材23が外部に露出するように設けられている(図4、図5)ため、カートリッジ全体を分解することなく、第1キャップ部材23を外すだけで容易にトナー補給をすることができる。
また、クリーニング枠体の転写残トナーの除去も、図1に示すように、第2キャップ部材67をクリーニング枠体71の外観部に設けたため、第2キャップ部材をクリーニング枠体71から外すだけで容易に行うことができる。
以上の実施例に基づき説明した通り、本発明は下記の技術的思想を有する。
(1)本発明の現像剤袋は、シート状の第1面部とシート状の第2面部を厚み方向に重なった状態で周縁部を結合させることによって、第1面部と第2面部の間に現像剤を収容可能な内部空間が形成される。また、現像剤袋は、第1面部が存在する第1平面において、所定方向における第1面部の一方の端部側に設けられる標識部を有する。所定方向において、第1面部の他方の端部側に設けられ、内部空間に現像剤を充填するための開口部を閉じることによって内部空間に充填された現像剤を内部空間に封止する封止部を有する。
言い換えると、本発明の現像剤袋は、内部空間に現像剤を収容する現像剤袋であって、現像剤袋の所定方向の一方側における第1端部側に設けられる標識部を有する。また、現像剤袋は、所定方向の他方側における第2端部側に設けられ、内部空間に現像剤が充填された後に現像剤袋が封止される封止部と、を有する。
(2)第1面部と第2面部は、四角形(略四角形状を含む)を有することができる。
(3)特に、第1面部と第2面部を、長方形(略長方形を含む)とすることができる。
(4)第1面部と第2面部の周縁部を、溶着により結合させることができる。
(5)標識部と封止部の間の距離M1を、所定方向と直交する方向における第1面部および第2面部の幅H1と同じ、若しくはより大きくすることができる。
(6)第1面部と第2面部は、一枚のシート部材を折ることによって構成してもよく、それぞれ(2枚)のシート部材で構成してもよい。
(7)第1面部および第2面部を構成するシートの厚みを、0.01mm〜1mmとすることができる。
(8)第1面部および第2面部を、プラスチック材料から構成してもよい。
(9)第1面部を構成するシート状の部材は、内部空間に面する第1層と、外部に面する第2層とを有してもよい。
(10)特に、第1層を第2層よりも厚く構成してもよい。
(11)第1面部を構成するシート状の部材は、第1層と第2層の間に第3層を有してもよい。
(12)標識部を、第2層の外側に面する表面とは表裏関係にある裏面、または、第2層以外の層に形成してもよい。
(13)標識部は、現像剤袋を開封する開封位置を示すための開封標識部であることが好ましい。
(14)本発明の画像形成用カートリッジは、上記1〜13のいずれか1項に記載の現像剤袋より現像剤を補給することが可能、かつ画像形成装置の装置本体に着脱可能である。
(15)本発明の画像形成用カートリッジは、現像剤を収容する第1枠体と、第1枠体に設けられ、現像剤袋から第1枠体の内部空間に現像剤を補給可能な補給口と、補給口を封止可能な補給口蓋部と、を有することができる。
(16)特に、補給口は、第1枠体の長手方向の端部に設けてもよく、第1枠体の端部には、端部をカバーしつつ補給口を外部へ露出するサイド部材を設けてもよい。
(17)第1枠体に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持部をさらに有することができる。
(18)第2の枠体と、第2の枠体に設けられ静電潜像が形成される像担持体と、を有することができる。
(19)第2の枠体に設けられ、像担持体と当接することによって像担持体上の現像剤を回収可能なクリーニング部材を有してもよい。
また、第2の枠体に設けられ、クリーニング部材によって回収された現像剤を第2の枠体から外部へ排出する排出口と、排出口を封止可能な排出口蓋部と、を有することができる。
(20)排出口を、第2の枠体の短手方向と交差する側面に設けてもよい。
(その他)
本発明の画像形成用カートリッジは、トナーを収容するトナーカートリッジ、現像ローラを有する現像カートリッジ、または、現像ローラと感光ドラムを有するプロセスカートリッジのいずれかの形態であっても良い。即ち、本発明の画像形成用カートリッジは、本発明の現像剤袋から現像剤の補給を受けられる構成を備えていれば良い。
47 トナー袋(現像剤袋)
471 第1面部
472 第2面部
47d、47e、47f、47g 辺(周縁部)
470 内部空間
Y 所定方向
X 所定方向と直交する直交方向
XY 第1平面
47f0 一方の端部(第1端部)
47f2 開封位置標識部(標識部)
47g0 他方の端部(第2端部)
47g1 開口部
47g2 封止部
A 画像形成装置の装置本体(装置本体)
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)
T トナー(現像剤)

Claims (20)

  1. シート状の第1面部とシート状の第2面部を厚み方向に重なった状態で周縁部を結合させることによって、前記第1面部と前記第2面部の間に現像剤を収容可能な内部空間が形成される現像剤袋であって、
    前記第1面部が存在する第1平面において、所定方向における前記第1面部の一方の端部側に設けられる標識部と、
    前記所定方向において、前記第1面部の他方の端部側に設けられ、前記内部空間に現像剤を充填するための開口部を閉じることによって前記内部空間に充填された現像剤を前記内部空間に封止する封止部と、を有する、ことを特徴とする現像剤袋。
  2. 前記第1面部と第2面部は、四角形状を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  3. 前記第1面部と前記第2面部は、長方形である、ことを特徴とする請求項2に記載の現像剤袋。
  4. 前記第1面部と前記第2面部の前記周縁部は、溶着により結合される、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  5. 前記標識部と前記封止部の間の距離は、前記所定方向と直交する方向における前記第1面部および前記第2面部の幅と同じ、若しくはより大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  6. 前記第1面部と前記第2面部は、一枚のシート部材を折ることによって構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  7. 前記第1面部および前記第2面部を構成するシートの厚みは、0.01mm〜1mmである、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  8. 前記第1面部および前記第2面部は、プラスチック材料から構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  9. 前記第1面部を構成するシート状の部材は、前記内部空間に面する第1層と、外部に面する第2層とを有する、ことを特徴とする請求項8に記載の現像剤袋。
  10. 前記第1層は、前記第2層よりも厚い、ことを特徴とする請求項9に記載の現像剤袋。
  11. 前記第1面部を構成するシート状の部材は、前記第1層と前記第2層の間に第3層を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の現像剤袋。
  12. 前記標識部は、前記第2層の外側に面する表面とは表裏関係にある裏面、または、前記第2層以外の層に形成される、ことを特徴とする請求項9に記載の現像剤袋。
  13. 前記標識部は、前記現像剤袋を開封する開封位置を示すための開封標識部である、ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤袋。
  14. 前記請求項1〜13のいずれか1項に記載の現像剤袋より現像剤を補給することが可能、かつ画像形成装置の装置本体に着脱可能である、ことを特徴とする画像形成用カートリッジ。
  15. 現像剤を収容する第1枠体と、
    前記第1枠体に設けられ、前記現像剤袋から前記第1枠体の内部空間に現像剤を補給可能な補給口と、
    前記補給口を封止可能な補給口蓋部と、を有する、ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成用カートリッジ。
  16. 前記補給口は、前記第1枠体の長手方向の端部に設けられており、
    前記第1枠体の前記端部には、前記端部をカバーしつつ前記補給口を外部へ露出するサイド部材が設けられている、ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成用カートリッジ。
  17. 前記第1枠体に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持部をさらに有する、ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成用カートリッジ。
  18. 第2の枠体と、
    前記第2の枠体に設けられ静電潜像が形成される像担持体と、を有する、ことを特徴とする請求項17に記載の画像形成用カートリッジ。
  19. 前記第2の枠体に設けられ、前記像担持体と当接することによって前記像担持体上の現像剤を回収可能なクリーニング部材と、
    前記第2の枠体に設けられ、前記クリーニング部材によって回収された現像剤を前記第2の枠体から外部へ排出する排出口と、
    前記排出口を封止可能な排出口蓋部と、を有することを特徴とする請求項18に記載の画像形成用カートリッジ。
  20. 前記排出口は、前記第2の枠体の短手方向と交差する側面に設けられている、ことを特徴とする請求項19に記載の画像形成用カートリッジ。
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