JP2019078765A - 生体試料のための分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】全自動分析高処理能力システムにおけるカスタム分析プロトコルの生成方法の提供。【解決手段】分析ユニット106を有する分析器102は、識別子114を備えるカートリッジ110を受け取り、生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含むように構成される。分析器102は、識別子114を読み取るための識別ユニッ116を備える。分析器102は、識別子114が有効である場合に、カートリッジ110を受け入れる。指示により、プロトコル生成システム150は、ユーザーインターフェイス158から分析プロトコルパラメータ164を受け取り、分析プロトコルパラメータ164を用いてカスタム分析プロトコル138を生成し、無効識別子を有効識別子に変更するカスタム分析プロトコル138を無効識別子にリンク付けし、現時点の有効識別子に関連する、ユーザーによって生成された分析プロトコル138を分析器制御装置104に転送する。【選択図】図1

Description

本発明は、生体試料を分析するための分析システムに関する。特に、本発明は、全自動分析高処理能力システムにおけるカスタム分析プロトコルの生成に関する。
全自動診断分析システムは、検証された検査および/または作業フローに基づいている。
しかし、多くの状況において、そのような全自動診断分析システムのために検査室がカスタム検査を特定することができれば、有益となるであろう。たとえば、検査を開発して最新の感染症を検出するために、または調査研究を実行するために。
特許文献1は、無線周波数識別タグを利用した検査室分析装置の自動化のためのシステムを開示している。
特許文献2は、体液試料を受け取るように構成された試料収集ユニットと、試料収集ユニットの一部を受け取り、検体の存在を示す検出可能信号を得る化学反応を生じさせるように構成された検査ユニットのアレイと、化学反応を生じさせるための試薬を含む試薬ユニットのアレイとを備えた、体液中の検体の自動検出のためのカートリッジを開示している。
特許文献3は、適切な配置とカートリッジの使用を確実にするためにセンサーが備え付けられ、フロースルー自動機器の筐体領域に挿入されるカートリッジを開示している。この出願はさらに、誤ったカートリッジを挿入することを避け、またはカートリッジの再使用を避けるために、カートリッジがバーコードにより識別されてもよいことや、システムがユーザに警告を通知してもよいことを開示している。
特許文献4は、カートリッジとも呼ばれる装置を開示している。装置は、検査ユニットおよび試薬ユニットを収容するための場所を有するハウジングを備えている。この出願はさらに、装置上で任意の化学反応を生じさせるために多くの異なるシーケンスを実行することができることや、カートリッジ中の試薬の種類を変更することなくこれを行なってもよいことを開示している。この出願はさらに、装置が、識別子検出器によって検出され、または読み取られる識別子を有していてもよいことを開示している。
米国特許第8035485号明細書 米国特許出願公開第2009/0088336号明細書 米国特許出願公開第2008/0213872号明細書 米国特許出願公開第2011/0093249号明細書
本発明は、独立請求項において分析システムおよび方法を提供する。従属請求項において実施形態が提供される。
本明細書で使用される制御装置は、1つまたは2つ以上の装置の操作および/または機能を制御するための装置、機械または機器を含んでいる。制御装置の例は、限定されることなく、コンピュータ、プロセッサ、組み込みシステムまたは制御装置、プログラミング可能論理制御装置、およびマイクロ制御装置を含んでいてもよい。本明細書で使用される「コンピュータデバイス」または「コンピュータ」は、プロセッサを備える任意の装置までも含んでいる。本明細書で使用される「プロセッサ」は、プログラムまたは機械実行可能指示を実行することができる電子部品を含んでいる。
本明細書で使用される「コンピュータ可読記憶媒体」は、コンピュータデバイスのプロセッサによって実行可能な指示を格納することができる任意の有形記憶媒体を含んでいる。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ可読非一時的記憶媒体ということもできる。
「コンピュータメモリ」または「メモリ」は、コンピュータ可読記憶媒体の一例である。コンピュータメモリは、プロセッサまたは他の制御装置に直接アクセス可能な任意のメモリである。「コンピュータ記憶装置」または「記憶装置」は、コンピュータ可読記憶媒体の一例である。コンピュータ記憶装置は、任意の不揮発性コンピュータ可読記憶媒体である。
本明細書で使用される「ユーザーインターフェイス」は、ユーザーまたはオペレータがコンピュータまたはコンピュータシステムと相互作用することを可能にするインターフェイスである。
本明細書で使用される「ハードウェアインターフェイス」は、プロセッサまたは他の制御装置が、外部のコンピュータデバイスおよび/もしくは機器と相互作用し、ならびに/または外部のコンピュータデバイスおよび/もしくは機器を制御することを可能にするインターフェイスを含んでいる。ハードウェアインターフェイスは、プロセッサが外部のコンピュータデバイスおよび/または機器に制御信号または指示を送ることを可能にしてもよい。ハードウェアインターフェイスは、プロセッサまたは他の制御装置が、センサーデータを受け取り、液体の分注を制御することを可能にしてもよい。ハードウェアインターフェイスは、いくつかの実施形態において、閉制御ループを形成するために使用されてもよい。
本明細書で使用される「生体試料」は、目的検体が含まれると疑われる物質に言及している。試料は、たとえば、血液、唾液、接眼レンズ液、脳脊髄液、汗、尿、乳、腹水液、粘液、滑液、腹膜液、羊水、組織、細胞などを含む、生理液などの任意の生物源から引き出すことができる。検査試料は、使用に先立って、たとえば血液からの血漿の調製、粘性流体の希釈、溶解などの前処理をすることができる。処理方法は、ろ過、蒸留、濃縮、干渉成分の不活性化および試薬の添加を含むことができる。試料は、源から得られたものを直接使用してもよいし、または試料の性質を修正する前処理を行なったもの、たとえば他の溶液で希釈した後、または、たとえば臨床化学検査、免疫検定、凝固検査、核酸検査などの1つまたは2つ以上の診断検査を実行するために試薬を混合した後のものを使用してもよい。したがって、本明細書で使用される用語「試料」は、原試料のために使用されるだけでなく、すでに処理された(分注された、希釈された、試薬と混合された、濃縮された、浄化された、増幅されたなどの)試料にも関する。本明細書で使用されるように、用語「検体」は、検出または測定される、生体試料中の化合物または混合物に言及している。
用語「試薬」は、試料処理のために必要な混合物を示すために使用される。試薬は、反応が生じ、検出を可能にするために試料および/または他の試薬と混合する必要のある、たとえば溶媒溶液または化学溶液などの任意の液体であってもよい。試薬は、たとえば水を含む希釈液であってもよく、有機溶媒を備えていてもよく、洗浄剤を備えていてもよく、緩衝剤であってもよい。試薬はまた、たとえば試料、他の試薬または希釈液によって溶解するように構成された乾燥試薬であってもよい。用語のより厳密な意味での試薬は、反応物質、典型的には、たとえば試料中に存在する1つまたは2つ以上の検体に結合することが可能な、または試料中に存在する1つまたは2つ以上の検体を化学的に変質することが可能な、化合物または作用物質を含む溶液であってもよい。反応物質の例は、酵素、酵素基質、複合染料、たんぱく質結合分子、核酸結合分子、抗体、キレート剤、促進物質、反応抑制剤、エピトープ、抗原などである。
一態様において、本発明は、生体試料を分析するための分析システムを提供する。分析システムは、分析器を備えている。分析器は、分析結果を得るために生体試料を分析するための分析ユニットを備えている。分析ユニットは、分析結果を得るために生体試料の測定を実行してもよい。本明細書で使用されるように、分析器はまた、多数の分析器にも言及している。また、分析ユニットは、1つまたは2つ以上の分析ユニットにも言及している。そのように、分析システムは、1つ以上の分析器を備えていてもよく、それぞれの分析器は、1つ以上の分析ユニットを備えていてもよい。
用語「測定」は、少なくとも1つの試薬を後に追加する生体試料に直接または生体試料の処理後に実行することができる任意のタイプの測定に関する。生体試料の処理は、検体の分離および/または浄化を含んでいてもよい。一実施形態において、測定に使用される試薬は、検体特異的であってもよい。
用語「分析結果」は、分析の結果に関する。分析結果は、生体試料の測定に基づいて得られる。分析結果は、定性的(検体の量が閾値よりも上または下である)または定量的であってもよい。
分析器は、分析器制御装置を備えている。分析器は、識別子を備えるカートリッジを受け取るように、操作可能であるかまたは構成されている。識別子は、カートリッジを特定のカートリッジとしてまたはカートリッジの特別な分類として識別することを可能にする特性またはラベルまたはタグである。
いくつかの実施形態において、識別子は、バーコードまたはRFIDタグなどのタグであってもよい。
他の実施形態において、識別子はまた、カートリッジの大きさまたは色などの特性を備えていてもよい。カートリッジは、生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含んでいる。分析器は、識別子を読み取るための識別ユニットを備えている。識別ユニットはもちろん、識別子のタイプに依存する。たとえば、識別子がRFIDチップである場合には、識別ユニットは、RFIDチップを読み取るためのものを備えている。同様に、識別子がバーコードを備えている場合には、識別ユニットはバーコードリーダを備えている。識別子が、カートリッジの形状または大きさまたは色に搭載されている場合には、識別ユニットは、この特性を読み取り、または測定するように、操作可能であるかまたは構成される機器を備えている。分析器は、カートリッジを受け取るように、操作可能であるかまたは構成されている。
分析器は、識別ユニットを用いて識別子の有効性を調べるように、操作可能であるかまたは構成されている。有効性は、たとえば、識別子を有効カートリッジまたはプロトコル識別子のリストと対照することによって比較され、または調べられる。システムは、識別子が有効である場合には、カートリッジを受け取るように、操作可能であるかまたは構成される。分析器制御装置は、一連の分析プロトコルを含む制御装置メモリを備えている。一連の分析プロトコルのそれぞれは、生体試料の分析を実行するためのプロトコルおよびパラメータを規定し、プロトコル識別子により参照される。
用語「プロトコル」は、分析結果を得るために生体試料が対象となる分析システムにおける条件に関する。
用語「パラメータ」または「プロトコルパラメータ」は、プロトコルを規定するパラメータに関する。
分析器制御装置は、識別ユニットから識別子を受け取るように、操作可能であるかまたは構成されている。カートリッジが有効識別子を有していない場合には、分析器は、カートリッジの使用を拒絶し、生体試料の分析を実行させない。
分析システムはさらに、プロセッサを備えるプロトコル生成システムを備えている。プロトコル生成システムはさらに、機械実行可能指示を含むプロトコル生成システムメモリを備えている。プロトコル生成システムメモリは、コンピュータメモリまたは記憶装置である。機械実行可能指示の実行により、プロセッサは、ユーザーインターフェイスから分析プロトコルパラメータを受け取る。たとえばオペレータは、データまたはパラメータを、分析プロトコルを生成するために使用することができるユーザーインターフェイスに入力してもよい。
機械実行可能指示の実行により、プロセッサはさらに、分析プロトコルパラメータを用いてカスタム分析プロトコルを生成する。機械実行可能指示の実行により、プロセッサはさらに、カスタム分析プロトコルをプロトコル識別子にリンク付けする。機械実行可能指示の実行により、プロセッサはさらに、プロトコル識別子に関連するユーザー生成分析プロトコルを分析器制御装置に転送する。そして、プロトコル識別子に関連するユーザー生成分析プロトコルの分析器制御装置への転送は、無効識別子がプロトコル識別子に対応する場合には、特定のカートリッジの無効識別子を有効識別子に変更する。
分析器制御装置は、カスタム分析プロトコルを一連の分析プロトコルに付加するように、操作可能であるかまたは構成されている。
分析器制御装置は、カスタム分析プロトコルに従って生体試料が処理されることを可能にする現時点の有効識別子を備えるカートリッジを受け入れる。これは、分析器において現時点の有効識別子を備えるカートリッジを用いて達成されてもよい。
この実施形態は、分析器が、カートリッジを搭載すること、および分析器が搭載し得ないカスタム分析プロトコルを実行することを可能にするので、有利である。たとえば、検査室で使用される多くの分析システムは、検証され、認証された特定の検査を有している。それらの構成は、検証されていない方法でそれらが使用されることを妨げる。本発明の実施形態は、カスタムカートリッジおよび/またはカスタム分析プロトコルがそのような分析システムで実行されることを可能にする便利な手段を提供する。
用語「識別子」は、本明細書に記載されているように、カートリッジの識別子に関する。
用語「プロトコル識別子」は、プロトコルがリンク付けされてもよい識別子であって、カートリッジの識別子に対応する識別子に関する。
プロトコル識別子に関連するユーザー生成分析プロトコルの分析器制御装置への転送は、多くの異なる方法で実行されてもよい。たとえば1つの実施形態では、転送はネットワークを介して行なわれてもよい。
他の実施形態では、ユーザー生成分析プロトコルは、RFIDチップのようなカートリッジの記憶装置に書き込まれてもよく、そしてカートリッジを介して分析器へ転送される。
他の実施形態では、分析器制御装置は、一連の分析プロトコルを含む制御装置メモリを備えている。
他の実施形態では、分析器制御装置は、一連の分析プロトコルを含む制御装置メモリを備えている。
他の実施形態では、分析器は、識別ユニットを用いて識別子を一連の分析プロトコルと対照することによって識別子の有効性を調べるように構成されている。分析器は、識別子が有効である場合には、カートリッジを受け入れるように構成されている。分析器は、識別子が無効である場合には、カートリッジを拒絶するように構成されている。分析器は、識別子が一連の分析プロトコルの1つであるかどうか、または識別子が一連の分析プロトコルに列挙されているかどうかを調べることによって、識別子が有効であるか、または無効であるかを判定してもよい。識別子が一連の分析プロトコルの1つである場合には、識別子は有効である。識別子が一連の分析プロトコルの1つでない場合には、識別子は無効である。
他の実施形態では、指示の実行により、プロセッサは、プロトコル識別子に関連するユーザー生成分析プロトコルを分析器制御装置における一連の分析プロトコルに付加することによって、カートリッジの無効識別子を有効識別子に変更する。いくつかの場合において、無効識別子がプロトコル識別子に対応する場合にこのことが行なわれてもよい。そして、このことにより、結果的に、分析器において有効識別子を備えるカートリッジを用いてカスタム分析プロトコルに従って生体試料が処理されることを可能にする現時点の有効識別子を、分析器制御装置において受け入れてもよい。これは、無効識別子を有効識別子に変更したということである。
上述の実施形態の組み合わせは、分析ユニットを備え、試薬が充填されたカートリッジの識別子を用いて分析プロトコルの選択を制御する分析システムの機能性を拡張する手段を提供してもよい。
他の実施形態では、たとえばコンパクトディスクまたはUSBスティックのようなコンピュータ可読記憶媒体などのデータキャリヤは、それに書き込まれる分析プロトコルを有していてもよい。そして、オペレータは、それを分析器に転送してもよい。
さらなる実施形態において、分析器およびプロトコル生成システムは、単一のコンピュータまたは単一のコンピュータシステムに統合される。この場合、プログラム間でデータを転送することにより、または分析器制御装置の記憶装置にデータファイルを流し込むことにより、転送が行なわれてもよい。
他の実施形態では、プロトコル生成システムは、分析器制御装置に操作可能に結合される。本明細書で使用される、操作可能に結合されることは、プロトコルシステムと分析器制御装置との間でデータまたは機能性を共有する機能を含んでおり、それらを互いに連動して操作することを可能にする。たとえば、プロトコル生成システムと分析器制御装置との間にネットワーク接続が存在してもよい。
他の実施形態では、識別子は、識別タグを備えている。識別ユニットは、識別タグリーダを備えている。この実施形態では、いずれかのタグは、カートリッジに取り付けられ、または貼り付けられる。したがって、識別ユニットは、識別タグから識別子を読み取るために識別タグリーダを少なくとも部分的に使用する。
他の実施形態では、識別タグは、RFIDタグを備えている。この場合、識別ユニットは、RFIDリーダを備えることになる。
他の実施形態では、識別子は、固有の識別子である。
他の実施形態では、プロトコル生成システムは、カスタム識別タグを生成するための識別タグ生成器を備えている。識別タグ生成器は、たとえば、カートリッジに貼り付けられるタグを製造するシステムであってもよい。他の例では、識別タグ生成器は、存在するタグを修正するためのシステムである。たとえば、カートリッジは、識別タグ生成器によって単にプログラムされたRFIDチップを備えていてもよい。機械実行可能指示の実行により、プロセッサがさらに、カスタム分析プロトコルを識別子にリンク付けする前に、識別子を備えるカスタム識別タグを生成する。
他の実施形態では、カスタム識別タグは、RFIDタグを備えている。識別タグ生成器は、第1のRFIDインターフェイスを備えている。プロトコル生成システムは、第1のRFIDインターフェイスを用いて、RFIDデータをRFIDタグに書き込むように、操作可能であるかまたは構成されている。識別タグリーダは、第2のRFIDインターフェイスを備えている。分析器制御装置は、第2のRFIDインターフェイスを用いて、RFIDデータを読み取ることにより、識別子を少なくとも部分的に判定するように、操作可能であるかまたは構成されている。
他の実施形態では、識別タグ生成器は、第1の暗号データ交換を介してRFIDデータをRFIDタグに書き込むように、操作可能であるかまたは構成されている。識別タグリーダは、第2の暗号データ交換を介してRFIDタグを読み取るように、操作可能であるかまたは構成されている。たとえば、分析システムとプロトコル生成システムとの間で共有される公開キーペアまたは暗号化キーは、RFIDタグからデータを安全に読み取り、書き込むために使用してもよい。これは、検証されていないカートリッジまたはカスタム分析プロトコルを誰かが製造することを妨げるという利点を有している。
暗号データ交換は、さまざまな方法で実行可能である。たとえば、プロトコル生成システムは、RFIDデータを暗号化するために使用される対称キーを生成することができ、そして対称キーを分析器に送ることができる。他の例では、ワークフローマネージャが、データを暗号化するために使用される、RFIDタグのための公開キーペアを生成し、または既存のキーペアを使用する。分析器制御装置およびRFIDチップは、データを交換するためにそれぞれの他の公開キーを使用する。他の例では、キー交換が行なわれる。たとえば、ディフィー−ヘルマン(Diffie-Hellman)アルゴリズムが、キーを安全に交換するために使用され、それらは、RFIDチップを介して安全に伝達するためにそれらのキーを使用する。
他の実施形態では、RFIDデータは、分析プロトコル修正データを備えている。本明細書で使用される分析プロトコル修正データは、分析プロトコルを生成し、または修正するために使用してもよいデータを含んでいる。たとえば、カスタム分析プロトコルは、RFIDチップに格納することができる。いくつかの実施形態において、第1および第2の暗号データ交換は、RFIDタグまたはチップのプロトコル修正データが、実際に有効であり、分析器にカスタム分析プロトコルを生成することを確認するために使用してもよい。
他の実施形態では、識別子は、固有の識別子を用いて少なくとも部分的に判定される。
他の実施形態では、分析器は、自動核酸分析器システムである。
他の実施形態では、分析システムプロトコルパラメータは、分析プロトコル識別子、識別子、チャネル対象指定、内部制御有効範囲、試料タイプ、試料処理入力量、ポリメラーゼ連鎖反応プロファイル、計算感度、希釈係数、インキュベーション時間、試薬添加、量、温度設定、洗浄工程およびそれらの組み合わせのいずれか一つを備えている。
本明細書に記載されたシステムおよび方法の利点は、完全自動および検証された分析システムにおいて、カスタムメイド検査をオペレータが実行することを可能にすることである。本発明によれば、オペレータは、一次/二次管からの試料採取、検体分離、検体特異試薬の準備、分析結果を得るための測定および計算を利用できる(support)、検証された高処理能力分析システムにおいて、カスタムメイド検査を実行することができる。本明細書に記載された分析システムおよび方法はまた、特定の高処理能力システムに対していかなる認可検査試薬も提供されない、季節的なまたは新しく生じた感染症に反応することを可能にする、適応性の増加および処理能力の最適化も提供する。
さらなる利点は、オペレータが、検体特異試薬を準備するために検体特異化合物が欠乏している認定試薬を使用できることである。これは、カスタムメイド検体特異試薬の品質を最適化した結果、オペレータによって得られる分析結果の品質をも最適化する。
他の実施形態では、分析器は、免疫検定分析器または凝固分析器または核酸分析器である。
本発明の利点は、完全自動および検証された分析システムにおいて、カスタムメイド検査をオペレータが実行することを可能にすることである。本発明によれば、オペレータは、一次/二次管からの試料採取、核酸分離、特異増幅試薬の準備、増幅および検出、中間結果の計算および送り出し、分析結果の報告、ならびにLSIおよび/またはHISシステムへの分析結果の開放を利用できる分析および完全統合型核酸検査システムにおいて、カスタムメイド検査を実行することができる。
用語「増幅」は一般的に、ポリメラーゼによる伸長に開始位置を提供するために、プライマが標的核酸分子上の特定位置にハイブリダイズする、標的核酸からの複数の核酸分子の合成に言及する。増幅は、たとえば、限定されることはなく、標準PCR、ロングPCR、ホットスタートPCR、定量PCR、逆転写PCR、リアルタイムPCRおよび3SR、NASBAまたはTMA/TAAなどの等温増幅法などの、従来技術において一般的に知られた任意の方法により実行することができる。
他の実施形態では、識別子は、特定のカートリッジを固有に識別する。
他の実施形態では、カートリッジの識別子は、特定のカートリッジを固有に識別する。
他の実施形態では、カートリッジの識別子は、カートリッジを固有に識別する。
他の実施形態では、識別子は、選ばれた分析プロトコルを特定する。選ばれた分析プロトコルは、一連の分析プロトコルの1つである。
他の実施形態では、カスタム識別タグは、バーコードを備えている。識別タグは、一般的に、バーコードプリンタを備えている。識別タグリーダは、バーコードリーダを備えている。分析器制御装置は、バーコードから少なくとも部分的に識別子を判定するように、操作可能であるかまたは構成されている。
他の実施形態では、分析システムはさらに、カートリッジを備えている。
他の実施形態では、カートリッジは、識別子を備えており、生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬も含んでいる。
他の実施形態では、少なくとも1つの試薬は、オペレータにより提供される検査特異試薬を備えている。いくつかの実施形態においては、検査特異試薬は、オペレータによって提供され、オペレータによって空のカートリッジに加えられてもよい。カートリッジはまた、任意の検査に使用される、検査特異的ではない試薬をさらに含んでもよく、それはまた、オペレータによって使用されたプログラムに特異的でない検査でもある。
検査特異試薬のいくつかの例は、標的核酸を増幅および/または検出するための特定のオリゴヌクレオチドである。それらはまた、特定の抗体であってもよく、また酵素、カチオンまたは洗浄剤など、特別な検査で使用される他の試薬であってもよい。
他の実施形態では、分析システムはさらに、プロトコル生成システムと分析制御装置との間で分析プロトコルデータを交換するためのネットワーク接続を備えている。機械実行可能指示の実行により、プロセッサは、ネットワーク接続を用いてユーザー生成分析プロトコルを分析器に転送する。
本発明の他の態様は、分析器を備える自動分析システムにおいて生体試料を分析するための方法を提供する。分析器は、有効識別子を有するカートリッジを受け入れるように、かつ、無効識別子を有するカートリッジを拒絶するように、操作可能であるかまたは構成されている。方法は、無効識別子を備え、生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含むカートリッジを提供する工程を備えている。方法はさらに、プロトコル生成システムを用いて、カスタム分析プロトコルを生成する工程を備えている。方法はさらに、カスタム分析プロトコルを無効識別子に対応するプロトコル識別子にリンク付けする工程を備えている。方法はさらに、プロトコル識別子を有するカスタム分析プロトコルをプロトコル生成システムから分析器の分析器制御装置に転送し、それによりカートリッジの無効識別子を有効識別子に変更する工程を備えている。
分析器制御装置は、現時点の有効識別子を有するカートリッジを分析器が受け入れることを可能にする。方法はさらに、現時点の有効識別子に対応するプロトコル識別子にリンク付けされたカスタム分析プロトコルを選択する工程を備えている。方法はさらに、現時点の有効識別子を有するカートリッジを自動分析器に搭載する工程を備えている。方法はさらに、識別子を読み取る工程を備えている。識別子は、識別ユニットにより読み取られる。分析器は、識別ユニットを備えている。方法はさらに、選択されたカスタム分析プロトコルに従って、カートリッジに備えられた少なくとも1つの試薬の少なくとも1つの一定分量を用いて、生体試料を分析する工程を備えている。無効識別子を備え、生体試料を分析するために少なくとも1つの試薬を含むカートリッジを提供する工程と、プロトコル生成システムを用いてカスタム分析プロトコルを生成する工程とは、交換可能であり、並行して実行してもよいことに注意すべきである。
用語「一定量の試薬」は、生体試料の検査のために使用される試薬の部分に関する。一定量は、典型的には、試薬の一部を、その後にさらなる処理が行なわれる管またはセルまたはウェルに採取することにより生成される。2つまたは3つ以上の一定量の試薬が必要とされるときは、たとえばその試薬の量を吸引することができ、その量の部分を2つまたは3つ以上のウェルに注ぐことができる。用語、試薬一定量は、生体試料を検査するために典型的に必要であるように生体試料および他の液体と混合された試薬一定量も含むことが意図される。
他の実施形態では、識別子は、識別タグを備えている。
他の実施形態では、識別子は、識別タグ上で固有の識別子である。制御装置メモリは、固有の識別子を分析プロトコルに割り当てる、固有の識別子に対応するプロトコル識別子を備えるクロス表を備えている。
他の実施形態では、識別子は、識別子生成器により識別タグ上に生成され、カスタム分析プロトコルは、プロトコル識別子を参照して格納される。
他の実施形態では、プロトコル生成システムを用いてカスタム分析プロトコルを生成する工程は、ユーザーインターフェイスから分析プロトコルパラメータを受け取る工程、分析プロトコルパラメータを用いてカスタム分析プロトコルを生成する工程、およびカスタム分析プロトコルをプロトコル識別子にリンク付けする工程を備えている。
他の実施形態では、カスタム分析プロトコルは、プロトコル生成システム上に生成される。カスタム生成分析プロトコルは、ネットワーク接続を用いて分析プロトコル生成システムから分析器制御装置に転送される。カスタム分析プロトコルは、プロトコル識別子により参照される。
他の実施形態では、方法はさらに、無効識別子を備え、生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含むカートリッジを提供する前に、少なくとも1つの試薬をカートリッジに加える工程を備えている。
他の実施形態では、プロトコル識別子に関連するカスタム分析プロトコルをプロトコル生成システムから分析器の分析器制御装置に転送する工程から、識別子を分析器制御装置に転送する工程までは完全に自動化されている。
他の実施形態では、少なくとも1つの試薬は、標的核酸に特有のオリゴヌクレオチドを備えている。
本発明の前述の実施形態の1つまたは2つ以上は、組み合わされた実施形態が相互排他的でない限り、組み合わされてもよいことが理解される。
プロトコル生成システムを有する分析システムの一例を示す。 図1のプロトコル生成システムにより実行される工程を説明するフローチャートを示す。 分析システムのさらなる例を示す。 分析システムのさらなる例を示す。 方法を説明するフローチャートを示す カスタムユーティリティチャネルワークフローを作る方法を示す。 図6の工程601を実行する方法を説明するフローチャートを示す。 図6の工程602をより詳細に説明するフローダイアグラムを示す。 カスタムユーティリティチャネルカートリッジを説明するフローチャートを示す。
以下、単なる例示として、図面を参照して、本発明の実施形態をより詳細に説明する。
これらの図において同様に番号が付された要素は、等価要素であるか、または同一の機能を果たす。すでに述べた要素は、機能が同等であれば、後の図面で必ずしも述べることはない。
図1は、分析システム100の一例を示す。分析システム100は、分析器102を備えている。分析器102は、分析器制御装置104、分析ユニット106、カートリッジ110のための分注器112、および識別ユニット116を備えている。分析ユニット106に隣接して生体試料108があることがわかる。分析ユニット106は、生体試料108の測定を実行することにより分析結果を得るように、操作可能であるかまたは構成されている。カートリッジ110は、分析器102に挿入されるように示されている。カートリッジ110は、生体試料108を分析するために、少なくとも1つの試薬を含んでいる。カートリッジ110は、少なくとも1つの試薬を生体試料108に分注する分注器112と接続しているように示されている。
カートリッジ110はまた、識別子114を有している。異なる実施形態では、これは、タグ、バーコード、RFIDチップまたは測定可能な他のパラメータであり得る。カートリッジ110から識別子114を測定し、または得るために識別ユニット116が存在する。分析ユニット106、分注器112および識別ユニット116はすべて、分析器制御装置104のハードウェアインターフェイス122に接続されている。分析器制御装置104はまた、プロセッサ120を備えている。プロセッサ120は、ハードウェアインターフェイス122、ネットワークインターフェイス124、コンピュータ記憶装置128およびコンピュータメモリ130と通信する。コンピュータ記憶装置128は、カートリッジデータベース132を含むように示されている。
カートリッジデータベース132は、有効識別子を有するカートリッジの情報を含んでいる。コンピュータ記憶装置128は、分析プロトコルデータベース134をさらに含むように示されている。分析プロトコルデータベース134は、特定のカートリッジについて生体試料108を分析するために分析器102によって使用できる一連の分析プロトコルを含んでいる。カートリッジデータベース132と分析プロトコルデータベース134との様々なカートリッジ間でリンク付けがあってもよい。コンピュータ記憶装置128は、識別子136をさらに含むように示されている。識別子136は、識別ユニット116によって、識別子114およびカートリッジ110から読み取られたものである。識別子136は、カートリッジが有効か否かを判定するために、カートリッジデータベース132と照らし合わせてもよい。有効ならば、関連した分析プロトコルが分析プロトコルデータベース134に見出される。
コンピュータ記憶装置128はさらに、カスタム分析プロトコル138を含むように示されている。カスタム分析プロトコル138は、プロトコル生成システム150を用いて構築されたものである。コンピュータ記憶装置128はさらに、分析ユニット106によって生体試料108から測定された分析結果140を含むように示されている。
コンピュータメモリ130はさらに、制御モジュール142を含むように示されている。制御モジュール142により、プロセッサ120が、分析器102の操作と機能を制御できる。特に、制御モジュール142は、分析ユニット106を制御して分析結果140を得るために分析プロトコルを使用してもよい。
分析システム100はさらに、プロトコル生成システム150を備えるように示されている。プロトコル生成システム150は、ネットワークインターフェイス154を備えている。ネットワークインターフェイス154からネットワークインターフェイス124に接続するネットワーク接続が存在する。プロトコル生成システム150はさらに、プロセッサ152を備えている。プロセッサ152は、ネットワークインターフェイス154、ユーザーインターフェイス158、コンピュータ記憶装置160およびコンピュータメモリ162に接続されている。コンピュータ記憶装置160は、ユーザーインターフェイス158から受け取った分析プロトコルパラメータ164を含むように示されている。分析プロトコルパラメータ164はそれで、コンピュータ記憶装置160に記憶されるように示されるカスタム分析プロトコル138を生成するために使用されたものである。カスタム分析プロトコル138は、ネットワーク接続156を介して分析器制御装置104に転送されたものである。コンピュータメモリ162は、分析プロトコルパラメータ164を用いてプロセッサ152がカスタム分析プロトコル138を生成することを可能にする実行可能コードを含む分析プロトコル生成モジュール166を含むように示されている。
図2は、図1のプロトコル生成システム150により実行される工程を説明するフローチャートを示している。最初に、工程200において、分析プロトコルパラメータが、ユーザーインターフェイスから受け取られる。次に、工程204において、カスタム分析プロトコル(UCAP)が、分析プロトコルパラメータを用いて生成される。そして、工程206において、カスタム分析プロトコルおよびプロトコル識別子の間のリンクが形成される。最後に、工程208において、プロトコル識別子に関連するユーザー生成プロトコルが分析器制御装置に転送される。
図3は、分析システム300のさらなる例を示している。図3に示される実施形態は、図1に示される実施形態に類似している。しかし、この場合、図1の分析器制御装置104およびプロトコル生成システム150は、単一の分析器制御装置104に結合されたものである。図1のコンピュータ記憶装置128および160の内容は併合され、コンピュータメモリ130および162の内容もまた併合されている。分析プロトコルパラメータ164を入力するためのユーザーインターフェイス158もまた、今回は分析器制御装置104の一部である。
図4は、分析システム400のさらなる例を示している。分析システム400は、図3に示される分析システム300に類似している。しかし、図4において、識別タグ生成器402が付加的に存在する。識別タグ402は、カートリッジ110の識別子114を生成するため、および/またはプログラムするために使用してもよい。たとえば、識別タグ生成器402は、いくつかの実施形態において、バーコード生成器および/またはRFIDチッププログラマを含んでもよい。
図5は、方法を説明するフローチャートを示している。最初に、工程500において、無効識別子を有するカートリッジが提供され、カートリッジは、少なくとも1つの試薬を含んでいる。次に、工程502において、カスタム分析プロトコル(UCAP)が生成される。そして、工程504において、カスタム分析プロトコルが、無効識別子にリンク付けされる。この時点で、無効識別子は有効識別子となる。識別子が分析システムに遭遇するときはいつでも、分析プロトコルは、再呼び出しされて、生体試料を分析するために使用することができる。次に、工程506において、カスタム分析プロトコルは、分析器の分析器制御装置に転送される。任意で、工程508において、カスタム分析プロトコルが選択される。次に、工程510において、カートリッジが自動分析器に搭載される。工程512において、識別子が、 識別ユニットを用いて読み取られる。いくつかの実施形態において、識別子は、たとえばネットワーク接続によって分析器制御装置に転送される。カートリッジの識別子は、カスタム分析プロトコルにリンク付けされ、それによって分析器制御装置は、生体試料を分析するためにカスタム分析プロトコルを再呼び出しすることができる。最後に、工程514において、生体試料は、カートリッジから少なくとも1つの一定分量の試薬を用いて分析され、そして、これは、カスタム分析プロトコルによって行なわれる。
臨床検査室は、完全統合型高処理能力分析システムにおいて独自の検査を実行するために、高い適応性を必要とする。たとえば、検査室は、流行性感染症を変化させるための検査を作ることができる。本発明は、一次/二次管からの試料採取、試料からの核酸の分離、特異PCR混合物の準備、増幅および検出、中間結果の計算および送り出し、結果の報告、ならびにLISシステムへの結果の開放を報告するシステムにおいて独自の検査を消費者が実行できるようにするユーティリティチャネルワークフローまたはUCWを提供することができる。LISは、検査室情報システムである。ユーティリティチャネルワークフローの重要な態様は、カートリッジIDを含む、消費者により規定された検査パラメータを分析システム上に規定し、導入することである。
図6は、このプロセスを説明するフローダイアグラムを示している。最初に、方法は工程600で開始する。次に、工程601においては、カスタム分析プロトコル(UCAP)である。次に、工程602において、1つまたは2つ以上のカスタム分析プロトコル特定UCWカートリッジのロットが用意される。そして、工程604において、ランが実行され、生体試料が測定される。工程606においては、判断記号がある。質問は、残りのUCWカートリッジを用いて新しいランをスタートさせるかどうかということである。答えがイエスなら、工程604が再度実行される。そうでなければ、質問は工程608に進む。そして、質問は、カスタム分析プロトコル特定UCWカートリッジの新しいロットを準備するかどうかということである。答えがイエスなら、工程602が再度実行される。答えがノーなら、判断記号である工程610が実行される。質問は、カスタム分析プロトコルがアップデートされるべきかどうかということである。答えがイエスなら、方法は工程601に戻る。ノーなら、方法は工程612で終了する。
ユーティリティチャネルワークフローの重要な態様は、カートリッジIDを含む、消費者により規定された検査パラメータを分析システム上に規定し、導入することである。これは、図6の工程601に対応する。カスタマイズされたカートリッジを充当すること、およびカートリッジを有するカスタマイズされたカートリッジのラベル付けは、図6の工程602に対応する。カスタマイズされたカートリッジを搭載して、消費者により規定された検査をシステムにおいて実行することは、図6の工程604に対応する。
図7は、図6の工程601を実行する方法をより詳しく説明するフローチャートを示している。それは、カスタム分析プロトコルを生成する方法である。カスタム分析プロトコルまたはユーティリティチャネルパッケージは、試料処理、増幅、検出および中間結果の計算を実行するためのすべての必要な検査パラメータを含んでいる。オペレータは、いくつかの実施形態において、消費者PC上の別のソフトウェアであるUCWツールまたはユーティリティチャネルツールを用いてカスタム分析プロトコルを生成することができる。カスタム分析プロトコルを生成した後、オペレータは、さらなる修正のためにカスタム分析プロトコルを保存することができ、UCWツールから分析システムへカスタム分析プロトコルを送り出すことができる。これは、図7に示されている。最初に、工程700において、方法は開始する。次に、工程702において、編集のためにカスタム分析プロトコルが提供される。次に、工程704において、カスタム分析プロトコルが修正される。工程706は、判断記号であり、質問は、カスタム分析プロトコルが保存されるべきか、発行されるべきかである。保存されるならば、方法は工程702を繰り返す。発行すると決定されるならば、方法は工程708に進む。工程708において、カスタム分析プロトコルは、分析システムに導入される。最後に、工程710において、カスタム分析プロトコルは検査のために利用可能になる。工程704において、カスタム分析プロトコルは修正される。
オペレータによって規定される基本パラメータのいくつかは、カスタム分析プロトコルIDまたは識別子であるUCWカートリッジIDと等価の識別であってもよい。この識別は、カスタム分析プロトコルをオペレータにより規定されるカートリッジ処方にリンク付けするために使用してもよい。オペレータはまた、チャネル対象指定、IC有効範囲、試料タイプ、試料処理入力量、PCRプロファイルおよびおそらく計算感度も規定してもよい。
図8は、図6の工程602をより詳細に説明するフローダイアグラムを示している。図8のフローチャートは、2つの部分に分かれる。第1の部分800は、カスタム分析プロトコル特定カートリッジの準備を示している。第2の部分802は、いくつかの実施形態で使用される、カスタマイズされたPCRマスターミクスチャの準備を示している。方法は、工程804において、ジェネリックユーティリティチャネルカートリッジ、ならびにプライマおよびプローブを有さないPCRマスターミックス試薬(MMX−R2)とともに開始する。それから、工程806は、フローチャートの部分802から実行される。工程806において、ジェネリックMMX−R2試薬が用意される。次に、工程808において、ジェネリックMMX−R2試薬を取り出し、対象特異プライマおよびプローブを加える(810)。工程812において、カートリッジは最終量まで満たされる。最後の工程814において、最終のMMX−R2が用意される。そして、工程804は、工程814で用意された最終のMMX−R2混合物を受け取る工程816に進む。
次に、工程818において、カートリッジは、ユーティリティチャネルカートリッジの中にMMX−R2で満たされる。次に、工程820において、ユーティリティチャネルカートリッジは再ラベル付けされる。最後に、工程822において、ユーティリティチャネルカートリッジは使用準備状態になる。本質的に、UCWは、分析システムのジェネリックコンセプトに基づいて、ジェネリックPCRマスターミクスチャ、対象特異プライマを含まないMMX−R2試薬、およびジェネリックユーティリティチャネルカートリッジの使用を含んでいる。オペレータは、オペレータの対象特異プライマをジェネリックPCRマスターミクスチャに加えることによって、およびカスタマイズされたPCRマスターミクスチャをジェネリックカートリッジに満たすことによって、カスタム分析プロトコル特定カートリッジを用意することができる。この手順は図8に示されている。
図9は、ユーティリティチャネルカートリッジの充填を説明するフローチャートを示している。これは、図6の工程602の部分に対応する。完全統合型分析システムにおいて、カスタム分析プロトコル特定カートリッジを使用するために、UCWカートリッジは、システムによって認識されるために、対応する識別タグを提供しなければならない。2つの代替的なラベル付けアプローチが以下に述べられる。最初に、UCWカートリッジ識別子が、RFIDまたはバーコードの非保護データ領域に書き込まれ、UCWツール、および接続されたRFIDまたはバーコードライタを用いてカセットに取り付けられる。これは、図9に示されている。最初に、工程900において、充填されたUC試薬カセットが提供される。次に、工程902において、カートリッジが、RFIDリーダおよび/またはライタ上に配置される。
次に、工程904において、適切に発行されたカスタム分析プロトコルが、UCWツールを用いて選択される。次に、工程906において、書き込み識別子が選択される。次に、工程904において、UCWツールがRFIDを読み込み、認証する。工程910は、判断記号である。質問は、カセットがUCWカートリッジかどうかについてである。答えがノーならば、カートリッジRFIDは変えられることなく、方法は終了する。答えがイエスならば、ユーザー規定の試薬ロットが工程914に入れられる。次に、工程916において、UCWツールが、UCWカートリッジの名前およびロットをカートリッジのRFIDに書き込むために使用される。そして最後に、工程918において、UCWカートリッジが使用準備状態になる。
代替的に、RFIDチップの固有の識別子を識別タグとして使用することができる。RFIDの固有の識別子は、分析システム上に置かれたクロス表を介して、対応するカスタム分析プロトコルとリンクすることができる。クロス表は、したがって、無効識別子を有効識別子に変更することを許容するプロトコル識別子を備えている。最終的にユーティリティチャネルを用いてランを実行する時は、標準のワークフローと同様である。オペレータは、製造元から支給された検査を含むカートリッジと同じように使用されるカスタム分析プロトコル特定カートリッジを分析システムに搭載することができる。UCWは、同じバルク試薬および消耗品を使用する。
100 分析システム
102 分析器
104 分析器制御装置
106 分析ユニット
108 生体試料
110 カートリッジ
112 分注器
114 識別子
116 識別ユニット
120 プロセッサ
122 ハードウェアインターフェイス
124 ネットワークインターフェイス
128 コンピュータ記憶装置
130 コンピュータメモリ
132 カートリッジデータベース
134 分析プロトコルデータベース
136 識別子
138 カスタム分析プロトコル
140 分析結果
142 制御モジュール
150 プロトコル生成システム
152 プロセッサ
154 ネットワークインターフェイス
156 ネットワーク接続
158 ユーザーインターフェイス
160 コンピュータ記憶装置
162 コンピュータメモリ
164 分析プロトコルパラメータ
166 分析プロトコル生成モジュール
300 分析システム
400 分析システム
402 識別タグ生成器

Claims (15)

  1. 生体試料(108)を分析するための分析システム(100、300、400)であって、
    識別子(114)を備え、前記生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含むカートリッジ(110)と、
    分析器(102)であって、前記分析器が、分析結果(140)を得るために前記生体試料を分析するための分析ユニット(106)を備え、前記分析器が、分析器制御装置(104)を備え、前記分析器が、前記カートリッジを受け取るように構成され、前記分析器が、前記識別子を読み取るための識別ユニット(116)を備え、前記分析器制御装置が、一連の分析プロトコル(134)を含む制御装置メモリ(128)を備え、前記分析器が、前記識別ユニットを用いて前記識別子を前記一連の分析プロトコルと対照することによって、前記識別子の有効性を調べるように構成され、前記分析器が、前記識別子が有効であれば、前記カートリッジを受け入れるように構成され、前記分析器が、前記識別子が無効であれば、前記カートリッジを拒絶するように構成され、前記一連の分析プロトコルのそれぞれが、前記生体試料の分析を実行するためのプロトコルおよびパラメータを規定し、プロトコル識別子により参照され、前記分析器制御装置が、前記識別ユニットから前記識別子を受け取るように構成された、分析器と、
    プロセッサ(152、120)を備えるプロトコル生成システム(150、104)であって、分析プロトコル生成モジュール(166)を含むプロトコル生成システムメモリ(162)をさらに備えるプロトコル生成システムと、
    を備え、
    前記分析プロトコル生成モジュールの実行により、前記プロセッサが、
    ユーザーインターフェイス(158)から分析プロトコルパラメータ(164)を受け取り(200)、
    前記分析プロトコルパラメータを用いてカスタム分析プロトコル(138)を生成し(202)、
    前記カスタム分析プロトコルをプロトコル識別子にリンク付けし(204)、
    無効である識別子が前記プロトコル識別子に対応する場合に、前記プロトコル識別子に関連する前記カスタム分析プロトコルを前記分析器制御装置の前記一連の分析プロトコルに追加する(206)ことによって、前記カートリッジの無効である識別子を有効である識別子に変更し、
    前記分析器制御装置が、前記分析器において、現時点で有効である識別子を備える前記カートリッジを用いて、前記カスタム分析プロトコルに従って前記生体試料が処理されることを可能にする現時点で有効である識別子を備える前記カートリッジを受け入れる、分析システム。
  2. 前記プロトコル生成システムが、前記分析器制御装置に操作可能に結合される(156)請求項1記載の分析システム。
  3. 前記識別子が、識別タグを備え、前記識別ユニットが、識別タグリーダを備える請求項1または2記載の分析システム。
  4. 前記プロトコル識別子が、固有の識別子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の分析システム。
  5. 前記プロトコル生成システムが、前記カートリッジの識別子を備える識別タグを生成するための識別タグ生成器(402)を備え、前記カスタム分析プロトコルが前記識別子にリンク付けされる前に、前記分析プロトコル生成モジュールの実行により、前記プロセッサが、前記カートリッジの識別子を備える識別タグを生成する請求項1〜4のいずれか1項に記載の分析システム。
  6. 前記分析プロトコルパラメータが、分析プロトコル識別子、カートリッジ識別子、試料タイプ、試料処理入力量、ポリメラーゼ連鎖反応プロファイル、希釈係数、インキュベーション時間、試薬添加、温度設定、洗浄工程およびそれらの組み合わせのいずれか1つを備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の分析システム。
  7. 前記カートリッジの前記識別子が、前記カートリッジを固有に識別する請求項1〜6のいずれか1項に記載の分析システム。
  8. 前記少なくとも1つの試薬が、オペレータから提供される検査特異試薬を備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の分析システム。
  9. 前記分析システムがさらに、前記プロトコル生成システムと前記分析器制御装置との間で分析プロトコルデータを交換するためのネットワーク接続を備え、前記分析プロトコル生成モジュールの実行により、前記プロセッサが、前記ネットワーク接続を用いて、前記カスタム分析プロトコルを前記分析器に転送する請求項1〜8のいずれか1項に記載の分析システム。
  10. 分析器(100、300、400)を備える自動分析システムにおいて生体試料(108)を分析する方法であって、
    前記分析器が、有効である識別子を有するカートリッジ(110)を受け入れ、無効である識別子を有するカートリッジを拒絶するように構成され、
    a)無効である識別子を備え、前記生体試料を分析するための少なくとも1つの試薬を含むカートリッジを提供する工程(500)と、
    b)プロトコル生成システム(150)を用いてカスタム分析プロトコル(138)を生成する工程(502)であって、前記工程a)およびb)が交換可能、または平行して実行可能である工程と
    c)前記カスタム分析プロトコルを、前記無効である識別子に対応するプロトコル識別子にリンク付けする工程(504)と、
    d)前記プロトコル識別子に関連する前記カスタム分析プロトコルを、前記プロトコル生成システムから、前記分析器の分析器制御装置に転送すること(506)により、前記無効である識別子を有効である識別子に変更する工程であって、前記分析器制御装置が、一連の分析プロトコル(134)を含む制御装置メモリ(128)を備え、前記無効である識別子を前記一連の分析プロトコルと対照して、前記無効である識別子が前記プロトコル識別子に対応する場合に、前記分析器制御装置が、前記カートリッジを前記分析器が受け入れることを可能にする工程と、
    e)現時点で有効である識別子に対応する前記プロトコル識別子にリンク付けされた前記カスタム分析プロトコルを選択する工程(508)と、
    f)前記カートリッジを前記分析器に搭載する工程(510)と、
    g)前記有効である識別子を読み取る工程(512)であって、前記有効である識別子が、前記分析器に備えられた識別子リーダを備える識別ユニットにより読み取られる工程と、
    h)前記カートリッジに備えられた前記少なくとも1つの試薬の少なくとも1つの一定分量を用いて、選択された前記カスタム分析プロトコルに従って、前記生体試料を分析する工程(514)と、
    を備える方法。
  11. 前記カートリッジの識別子が、識別タグに備えられている請求項10記載の方法。
  12. 前記カートリッジの識別子が、識別タグ上の固有の識別子であり、前記制御装置メモリが、固有の識別子を分析プロトコルに割り当てる、固有の識別子に対応するプロトコル識別子を備えるクロス表を備える請求項10記載の方法。
  13. 前記カートリッジの識別子が、識別子生成器(402)により識別タグ上に生成され、前記カスタム分析プロトコルが、前記プロトコル識別子を参照して格納される請求項11記載の方法。
  14. 工程b)において、カスタム分析プロトコルを生成する前記工程が、
    ユーザーインターフェイスから分析プロトコルパラメータを受け取る工程と、
    前記分析プロトコルパラメータを用いて、前記カスタム分析プロトコルを生成する工程と、
    を備える請求項10記載の方法。
  15. 前記カスタム分析プロトコルが、プロトコル生成システム上に生成され、生成された前記カスタム分析プロトコルが、ネットワーク接続を用いて、分析プロトコル生成システムから前記分析器制御装置に転送され、前記カスタム分析プロトコルが、前記プロトコル識別子に参照される請求項10〜14のいずれか1項に記載の方法。
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