JP2019078610A - リーク試験装置 - Google Patents

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卓実 福島
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Abstract

【課題】シールゴムの構成を簡素化し、かつシールゴムの剥離を抑制することが可能なリーク試験装置を提供することを課題とする。【解決手段】ワークの開口部を閉塞するプレートと、前記プレートに設けられ、前記プレートにより前記開口部を閉塞し前記ワークのリーク試験を実施する際に、前記開口部の縁部に接触し前記ワークの内部を密閉するシールゴムと、前記リーク試験の後、前記プレートによる前記開口部の閉塞を解除するために、前記リーク試験時よりも前記開口部内が高圧になるように前記開口部内に空気を供給する空気供給部と、を具備するリーク試験装置。【選択図】図1

Description

本発明はリーク試験装置に関する。
ワークの開口部をプレートにより閉塞し、ワークからの流体(空気など)の漏れを検出することで、ワークの気密性を試験するリーク試験装置が知られている。プレートにはシールゴムが設けられ、シールゴムをワークの開口部の縁部に密着させることで開口部を閉塞する。
シールゴムがワークに貼り付き、ワークをプレートから引き離す際にシールゴムがプレートから剥がれる恐れがある。剥離を抑制するため、例えばシールゴムに円柱部を形成する技術が開発されている(例えば特許文献1)。
特開2015−175740号公報
しかし、特許文献1の技術ではシールゴムの形状が複雑化し、コストが増加する。そこで、シールゴムの構成を簡素化し、かつシールゴムの剥離を抑制することが可能なリーク試験装置を提供することを目的とする。
上記目的は、ワークの開口部を閉塞するプレートと、前記プレートに設けられ、前記プレートにより前記開口部を閉塞し前記ワークのリーク試験を実施する際に、前記開口部の縁部に接触し前記ワークの内部を密閉するシールゴムと、前記リーク試験の後、前記プレートによる前記開口部の閉塞を解除するために、前記リーク試験時よりも前記開口部内が高圧になるように前記開口部内に空気を供給する空気供給部と、を具備するリーク試験装置によって達成できる。
シールゴムの構成を簡素化し、かつシールゴムの剥離を抑制することが可能なリーク試験装置を提供できる。
図1はリーク試験装置を例示する模式図である。 図2(a)から図2(c)はシールゴム付近の拡大図である。
(実施形態)
以下、図面を参照して本実施形態のリーク試験装置100について説明する。図1はリーク試験装置100を例示する模式図である。
図1に示すように、リーク試験装置100は、プレート10、シールゴム12、エア源14および18、センサ16、三方弁20、ならびに加圧バルブ22を備える。リーク試験装置100はワーク30の気密性の試験に使用される。
ワーク30は例えば内燃機関のクランクケースなど気密性が要求されるものである。ワーク30は開口部32を有し、内部が中空である。開口部32は縁部34で囲まれている。開口部32を閉塞することで、ワーク30の内部の空間を密閉することができる。例えば不図示のシリンダなどにより、ワーク30は矢印の方向に移動可能である。
プレート10は板状の部材であり、ワーク30に対向する。プレート10には溝11が設けられ、溝11にはシールゴム12がはめ込まれている。溝11およびシールゴム12はリング形状を有し、ワーク30の縁部34に対向する。シールゴム12の上面はプレート10の表面よりワーク30側に突出する。
エア源14と三方弁20との間はエア通路15により接続され、エア通路15にはセンサ16が設けられている。エア源18と三方弁20との間はエア通路17により接続され、エア通路17には加圧バルブ22が設けられている。エア通路24の一端は三方弁20に接続され、他端はワーク30の開口部32の内側に位置する。
エア源14から供給される空気は、エア通路15、三方弁20およびエア通路24を通じて開口部32の内部に供給される。センサ16は例えば圧力センサであり、ワーク30内の圧力を検出する。
加圧バルブ22を閉じることでエア源18から開口部32内部への空気の供給は停止する。加圧バルブ22を開くことで、エア源18からエア通路17、加圧バルブ22、三方弁20およびエア通路24を通じて、加圧された(例えば大気圧よりも高圧の)空気が開口部32の内部に供給される。加圧バルブ22の開度を調節することで空気の圧力を制御することができる。エア源18および加圧バルブ22は空気供給部として機能する。
図2(a)から図2(c)はシールゴム12付近の拡大図であり、図1において円で囲んだ部分を図示している。図2(a)に矢印で示すように、例えばシリンダなどでワーク30をプレート10側に付勢し、シールゴム12の上面全体がワーク30の縁部34に接触する。シールゴム12が圧縮されることで上方向の弾性力が生じ、ワーク30はシールゴム12により密閉される(クランプ)。このときリーク試験が行われる。
リーク試験においては、加圧バルブ22を閉じ、エア源18からワーク30への空気の供給を停止し、エア源14からワーク30へと空気を供給する。センサ16はワーク30内の圧力を測定する。これによりワーク30のリーク試験を行う。例えば空気供給後、ワーク30内の圧力が低下していれば、ワーク30にリークが発生していることがわかる。ワーク30内の圧力に変化がない場合、ワーク30の気密性が高いことがわかる。
リーク試験後、プレート10およびシールゴム12をワーク30から取り外す。図2(b)に矢印A1で示すように、リーク試験の後、シールゴム12とワーク30との間の粘着力に抗してワーク30を上昇させる。シールゴム12は圧縮状態から解放され、上向きの弾性力が低下する。このとき、閉塞の解除のため、図1の加圧バルブ22を開き、エア源18からワーク30内に空気を供給する。これによりワーク30の内側の圧力はリーク試験時よりも高くなり、外側の気圧よりも高くなる。矢印A2で示すようにワーク30をシールゴム12から引きはがすように圧力が作用する。図2(c)に示すように、ワーク30がシールゴム12から離間し、クランプ状態が解放される(アンクランプ)。矢印で示すように、空気はシールゴム12と縁部34との間を通り、ワーク30の内側から外側に流出する。
以上、本実施形態によれば、リーク試験の後、開口部32の閉塞を解除するために、エア源18から空気を供給する。開口部32の内部がリーク試験時より高圧になることで、ワーク30をシールゴム12から簡単に引き剥がすことができる。このため、シールゴム12のプレート10からの剥離を抑制することができる。リーク試験でのNGの発生、剥がれたシールゴム12の破損などが抑制される。
シールゴム12の抜け止めのためにシールゴム12に例えば円柱部などを設けなくてよい。したがって、シールゴム12を複雑な形状としなくてよく、例えばリング状など簡単な形状とすることができる。このためリーク試験装置100の低コスト化が可能である。
ワーク30を上昇させる力と開口部32の内側の内圧とを合わせた力が、シールゴム12とワーク30との粘着力を上回ることで、ワーク30がシールゴム12から引き剥がされる。空気の圧力がワーク30に有効に作用するように、縁部34の下面の面積はシールゴム12の上面の面積より大きく、縁部34はシールゴム12よりもワーク30の内側にせり出していることが好ましい。縁部34が空気の圧力を受けやすくなる。
エア源18からの空気の供給により、ワーク30の内部は外部に比べて高圧になり、リーク試験時よりも高圧になる。加圧バルブ22の開度により圧力を調節することができる。加圧バルブ22以外の加圧機構を用いてもよい。
エア源は2つとしたが1つでもよい。例えばエア源14に加圧バルブを接続し、加圧バルブの開度を調節することで、空気の圧力をリーク試験用の圧力、および取り外し用の圧力とすればよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 プレート
11 溝
12 シールゴム
14、18 エア源
15、17、24 エア通路
16 センサ
20 三方弁
22 加圧バルブ
30 ワーク
32 開口部
34 縁部
100 リーク試験装置

Claims (1)

  1. ワークの開口部を閉塞するプレートと、
    前記プレートに設けられ、前記プレートにより前記開口部を閉塞し前記ワークのリーク試験を実施する際に、前記開口部の縁部に接触し前記ワークの内部を密閉するシールゴムと、
    前記リーク試験の後、前記プレートによる前記開口部の閉塞を解除するために、前記リーク試験時よりも前記開口部内が高圧になるように前記開口部内に空気を供給する空気供給部と、を具備するリーク試験装置。
JP2017205014A 2017-10-24 2017-10-24 リーク試験装置 Pending JP2019078610A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020134403A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 トヨタ紡織株式会社 エア漏れ検査方法及びエア漏れ検査装置

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