JP2019078393A - 電動弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定部材との摺動性を向上させ、ロータの急激な減速や停止、反転等の動作不良を防ぐとともに、耐久性を向上させることのできる電動弁を提供する。【解決手段】固定部材70は、弁軸10に固定される固定部71及び該固定部71から外向きに延びるフランジ部72を有し、フランジ部72が、弁軸ホルダ30にのみ対接するようにされる。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機、冷凍機等の冷凍サイクルに流量制御弁等として組み込まれて使用される電動弁に関する。
この種の電動弁として、例えば、弁室及び該弁室に形成された弁口を有する弁本体と、前記弁口を開閉する弁体と、前記弁本体から突出するキャンと、該キャンの外側に配置されるステータコイルと、前記キャンの内側に配置され、前記ステータコイルの通電励磁によって回転するロータと、前記弁本体に固定されたねじ管(ガイドブッシュ)と、該ロータとともに回転可能に形成され、前記ねじ管とのねじ送り作用で、弁軸を介して前記弁体によって前記弁口を開閉させる弁軸ホルダと、該弁軸ホルダと前記弁軸との間に介装され、該弁軸を介して前記弁体を前記弁口の閉方向に付勢する閉弁ばねと、該閉弁ばねと協働して、前記弁体が前記弁口を開閉する方向における前記弁軸ホルダと前記ロータとの相対移動を防止するストッパ(固定部材)とを備え、前記ストッパが、その円板状部で前記ロータ及び弁軸ホルダの上面に当接し、その円筒状部が前記弁軸の上部(上部縮径部)に溶接固定されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の従来の電動弁では、弁体によって弁口を確実に閉じるため、通常、前記弁体を前記弁口に設けられた弁座に着座させて当該弁口を閉じた後、さらにロータ及び弁軸ホルダを所定量(回転量)だけ閉弁方向に回転させて下降させ、これにより、弁軸ホルダと弁軸との間に介装された閉弁ばねを圧縮して、前記弁体を前記弁座に押し付けるようになっている。
詳しくは、前記電動弁を閉弁するに当たり、ステータコイルに一方向の通電を行い励磁する。これにより、ロータが回転せしめられ、これに伴い、弁軸ホルダがガイドブッシュ(ねじ管)に対して相対的に回転せしめられる。ここで、ガイドブッシュ(の固定ねじ部)と弁軸ホルダ(の可動ねじ部)とのねじ送り機構により、弁軸ホルダが例えば下降し、これに伴い、弁軸が下降して、弁体が弁口を閉じる。このときは、弁軸ホルダ(及びロータ)の閉弁方向への回転並びに弁軸ホルダの下動を制限するストッパ機構を構成する弁軸ホルダの可動ストッパ体(上ストッパ部)とガイドブッシュの固定ストッパ体(下ストッパ体)とは離れて位置せしめられている。
前記状態からさらに前記ステータコイルに一方向の通電を行い励磁すると、弁体が弁口を閉じたまま(つまり、弁軸が静止したまま)で、ねじ送り機構により、弁軸ホルダがさらに下降する。弁軸ホルダが所定量だけ下降すると、弁軸ホルダの可動ストッパ体とガイドブッシュの固定ストッパ体とが当接し、前記ストッパ機構により弁軸ホルダのさらなる下降が制限される。このとき、弁軸ホルダと弁軸との間に介装された閉弁ばねが圧縮されるので、前記弁体が弁座に強く押し付けられて、閉弁性が確保される(全閉状態)。また、このとき、前記弁軸ホルダは、前記弁軸に固定された固定部材(ストッパ)から昇降方向で所定隙間だけ離されることになる。
一方、前記全閉状態から前記電動弁を開弁するに当たっては、ステータコイルに他方向の通電を行い励磁する。これにより、弁本体に固着されたガイドブッシュに対し、ロータが前記とは逆方向に相対的に回転せしめられ、前記ねじ送り機構により、弁軸ホルダが上昇する。ここで、弁軸ホルダは弁軸に固定された固定部材から所定隙間だけ離れて位置せしめられているので、その間(弁軸ホルダが所定隙間だけ上昇せしめられる間)は、弁体が弁口を閉じたまま(弁軸が静止したまま)で、弁軸ホルダが上昇していく。
前記状態からさらに前記ステータコイルに他方向の通電を行い励磁し、弁軸ホルダが前記所定隙間だけ上昇すると、弁軸ホルダ(の上面)が弁軸に固定された固定部材(の円板状部の下面)に当接し、これに伴い、弁軸ホルダが弁軸を伴って上昇し、弁軸の下端の弁体が上方に移動して弁口が開かれる。
このように、ステータコイルへの通電励磁によってロータが回転せしめられ、それと一体に弁軸ホルダが回転せしめられ、これに伴い、弁軸が弁体を伴って昇降せしめられることにより、弁体と弁座との間の間隙(リフト量)が増減されて、冷媒等の流体の通過流量が調整される。
特開2011−208716号公報
ところで、前記した如くの従来の電動弁では、全閉状態において、弁軸ホルダが固定部材から離れて位置せしめられ、開弁時に、弁軸ホルダが回転しながら上昇するときに、静止状態の固定部材に当接する(このときも、弁体は弁座に若干押し付けられている)が、このときの接触抵抗(回転摺動抵抗)が大きいと、前記ロータの急激な減速や停止、反転等の原因となるおそれがある。
また、前記弁軸ホルダとともに前記固定部材に当接するロータは、通常、プラスチックマグネット等の軟らかい素材で作製されるので、前記固定部材と摺動すると削れてしまうおそれがある。
さらに、前記固定部材において、外側は内側よりも摺接する速度が速くなり、摩耗しやすくなるので、その内側で摺接させるのが望ましい。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、固定部材との摺動性を向上させ、ロータの急激な減速や停止、反転等の動作不良を防ぐとともに、耐久性を向上させることのできる電動弁を提供することにある。
上記する課題を解決するために、本発明に係る電動弁は、基本的に、弁体が設けられた弁軸と、該弁軸が軸線方向に相対移動可能及び相対回転可能に内挿されるガイドブッシュと、前記弁体が接離する弁座付きの弁口を有するとともに前記ガイドブッシュが取付固定された弁本体と、前記弁軸に外装される弁軸ホルダと、前記弁軸と前記弁軸ホルダとの間に介装され、前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材と、前記弁軸ホルダを前記弁軸に連結すべく、前記弁軸に固定され、前記付勢部材の付勢力によって前記弁軸ホルダが対接せしめられる固定部材と、前記弁軸ホルダを前記ガイドブッシュに対して回転させるべく、前記弁軸ホルダの外周に配在されたロータ及び該ロータを回転駆動するためのステータを有するモータと、前記ロータの回転駆動に応じて前記弁軸の前記弁体を前記弁本体の前記弁座に対して昇降させるための、前記ガイドブッシュと前記弁軸ホルダとの間に設けられたねじ送り機構と、を備え、前記固定部材は、前記弁軸に固定される固定部及び該固定部から外向きに延びるフランジ部を有し、前記フランジ部が、前記弁軸ホルダにのみ対接するようにされていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記フランジ部は、前記弁軸ホルダと該弁軸ホルダの外周に配在された前記ロータとの相対移動を規制すべく、前記ロータの上側まで延設される。
別の好ましい態様では、前記フランジ部は、外側へ行くに従って直線的もしくは曲線的に上方に位置するようにされる。
別の好ましい態様では、前記フランジ部は平坦面部を有し、該平坦面部によって、前記フランジ部と前記弁軸ホルダとが面接触するようにされる。
別の好ましい態様では、前記フランジ部は下方に突出する凸部を有し、該凸部によって、前記フランジ部と前記弁軸ホルダとが点接触するようにされる。
本発明によれば、固定部材のフランジ部が、弁軸ホルダにのみ対接するようにされ、当該弁軸ホルダの外周に配在されたロータとは摺接しないので、例えば固定部材が弁軸ホルダ及びロータの双方に摺接する従来の電動弁と比べて、固定部材との接触面積を減らして摺動性を良くすることができ、ロータの急激な減速や停止、反転等の動作不良を防ぐことができるとともに、ロータや固定部材の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る電動弁の一実施形態の、全閉状態を示す縦断面図。 本発明に係る電動弁の一実施形態の、弁軸ホルダと固定部材とが当接せしめられた状態を示す縦断面図。 図1に示される弁軸ホルダを示し、(A)は斜視図、(B)は上面図。 図1に示される固定部材を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。 図1に示される固定部材の他例(その1)を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。 図1に示される固定部材弁軸ホルダの他例(その2)を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。 図1に示される固定部材弁軸ホルダの他例(その3)を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。 図1に示される固定部材弁軸ホルダの他例(その4)を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図、(C)は下面図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
なお、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、誇張して描かれている場合がある。また、本明細書において、上下、左右等の位置、方向を表わす記述は、図1及び図2の方向矢印表示を基準としており、実際の使用状態での位置、方向を指すものではない。
図1及び図2は、本発明に係る電動弁の一実施形態を示す縦断面図であり、図1は、全閉状態(ロータ及び弁軸ホルダが最下降位置にある状態)、図2は、弁軸ホルダと固定部材とが当接せしめられた状態を示す図である。
図示実施形態の電動弁1は、空気調和機、冷凍機等の冷凍サイクルに流量制御弁等として組み込まれて使用されるもので、主に、弁体14が設けられた弁軸10と、ガイドブッシュ20と、弁軸ホルダ30と、弁本体40と、キャン55と、ロータ51とステータ52とからなるステッピングモータ50と、圧縮コイルばね(付勢部材)60と、ストッパとしての固定部材70と、ねじ送り機構28と、下部ストッパ機構29とを備える。
前記弁軸10は、上側から、上部小径部11と下部大径部12とを有し、その下部大径部12の下端部に、弁口46を流れる流体(冷媒)の通過流量を制御するための段付き(ここでは3段)逆円錐状の弁体14が一体的に形成されている。
前記ガイドブッシュ20は、前記弁軸10(の下部大径部12)が軸線O方向に相対移動(摺動)可能及び軸線O回りに相対回転可能な状態で内挿される円筒部21と、該円筒部21の上端部から上方に延びており、該円筒部21よりも内径が大きく、前記弁軸10の下部大径部12の上端側と上部小径部11の下端側とが内挿される延設部22とを有している。前記ガイドブッシュ20の円筒部21の外周には、ロータ51の回転駆動に応じて前記弁軸10の弁体14を弁本体40の弁座46aに対して昇降させるねじ送り機構28の一方を構成する固定ねじ部(雄ねじ部)23が形成されている。また、前記円筒部21の下部(固定ねじ部23より下側の部分)は、大径とされ、弁本体40の嵌合穴44への嵌合部27とされる。前記固定ねじ部23(における弁軸ホルダ30より下側)には、下部ストッパ25が螺着されて固定されており、その下部ストッパ25の外周には、弁軸ホルダ30の回転下動規制を行う下部ストッパ機構29の一方を構成する固定ストッパ体24が一体的に突設されている。
前記弁軸ホルダ30は、例えば樹脂製(好ましくは、固定部材70との接触を考慮して、耐摩耗性の高いSUSや炭素繊維等で強化された樹脂製)とされ、前記ガイドブッシュ20が内挿される円筒部31と前記弁軸10(の上部小径部11)の上端部が(軸線O方向に相対移動可能及び軸線O回りに相対回転可能な状態で)挿通される挿通穴32aが貫設された天井部32とを有している。前記弁軸ホルダ30の円筒部31の内周下部には、前記ガイドブッシュ20の固定ねじ部23と螺合して前記ねじ送り機構28を構成する可動ねじ部(雌ねじ部)33が形成されるとともに、その円筒部31の内周上部は、前記ガイドブッシュ20の円筒状の延設部22の外周に当接(摺接)せしめられている。また、その円筒部31の外周下端には、前記下部ストッパ機構29の他方を構成する可動ストッパ体34が一体的に突設されている。
また、前記弁軸ホルダ30の天井部32の上面(後述する固定部材70のフランジ部72との対向面)には、図1及び図2とともに図3を参照すればよくわかるように、平面視で(軸線O方向で視て)略扇形状(ここでは、中心角が約90度の扇形状)の2つの凸部35が一体に形成されている。詳しくは、前記2つの凸部35は、天井部32の上面における挿通穴32a周り(言い換えれば、弁軸ホルダ30の回転軸線O周り)で軸線Oに対して反対側に(言い換えれば、弁軸ホルダ30の回転軸線Oに対して対称となる位置に)上向きに突設されるとともに、その間(本例では、前記可動ストッパ体34の周方向の一端面34aの上方部分、つまり、軸線O方向で視たときに前記可動ストッパ体34の周方向の一端面34aと同じ位置を含む部分)が切り欠かれた形状を有している(平面視で略扇形状(ここでは、中心角が約90度の扇形状)の切欠き36)。
前記の凸部35によって、固定部材70に対する弁軸ホルダ30の接触面積が減少するため、例えば、弁軸ホルダ30が固定部材70に当接するときの接触抵抗(回転摺動抵抗)が小さくなり、開弁時における弁軸ホルダ30と固定部材70との摺動性が良好となり、ロータ51の急激な減速や停止、反転等の動作不良が抑制されるとともに、弁軸10の軸ずれを抑えることができる。
また、例えば、前記弁軸ホルダ30が樹脂等の成形品で作製されている場合、成形時に形成されるウェルドラインやパーティングラインの位置と切欠き36の位置とを合わせる、すなわち、成形時にウェルドラインやパーティングラインが形成される箇所に切欠き36を設けることにより、前記接触抵抗(回転摺動抵抗)をさらに小さくできるとともに、前記弁軸ホルダ30の摺動面の平坦度が高くなり、弁軸10の軸ずれをさらに抑えることができる。
例えば、弁軸ホルダ30における可動ストッパ体34の逆側に成形用の樹脂を注入するためのゲートが設けられる場合、前述のように、可動ストッパ体34の上方(より具体的には、可動ストッパ体34の周方向の一端面34aの上方部分)に切欠き36を設けることにより、前記弁軸ホルダ30の凸部35には、成形時に形成されるウェルドラインやパーティングラインが存在しなくなるため、前記接触抵抗(回転摺動抵抗)をさらに小さくできるとともに、前記弁軸ホルダ30の摺動面の平坦度が高くなり、弁軸10の軸ずれをさらに抑えることができる。
また、弁軸ホルダ30の天井部32の上面において前記凸部35を弁軸ホルダ30の回転軸線Oに対して対称に配置することで、弁軸10の軸ずれをより効果的に抑えられるとともに、前記凸部35を弁軸ホルダ30の回転軸線O周りの複数の箇所に分散して配置することで、固定部材70に対する弁軸ホルダ30(の凸部35)の接触面積をさらに減少させることが可能となる。
なお、前記弁軸ホルダ30の天井部32の上面に設けられる凸部35の形状、数、位置等は、図示例に限られないことは当然であるし、前記凸部35は省略してもよい。
また、前記弁軸10の上部小径部11と下部大径部12との間に形成された段丘面(段差部)13と前記弁軸ホルダ30の天井部32の下面との間には、前記弁軸ホルダ30の天井部32の下面側に配置された円板状の押さえ板(ワッシャ)61を挟んで、弁軸10の上部小径部11に外挿されるように、前記弁軸10と前記弁軸ホルダ30とが昇降方向(軸線O方向)で離れる方向に付勢する、言い換えれば前記弁軸10(弁体14)を常時下方(閉弁方向)に付勢する円筒状の圧縮コイルばね(付勢部材)60が縮装されている。
前記弁本体40は、例えば真鍮やSUS等の金属製円筒体から構成されている。この弁本体40は、内部に流体が導入導出される弁室40aを有し、該弁室40aの側部に設けられた横向きの第1開口41に第1導管41aがろう付け等により連結固定され、該弁室40aの天井部に前記弁軸10(の下部大径部12)が軸線O方向に相対移動(摺動)可能及び軸線O回りに相対回転可能な状態で挿通される挿通穴43及び前記ガイドブッシュ20の下部(嵌合部27)が嵌合されて取付固定される嵌合穴44が形成され、該弁室40aの下部に設けられた縦向きの第2開口42に第2導管42aがろう付け等により連結固定されている。また、前記弁室40aと前記第2開口42との間の底部壁45に、前記弁体14が接離する弁座46aを有する段付きの弁口46が形成されている。
前記弁本体40の上端部には円環状の鍔状板47がかしめ、ろう付け等により固着されるとともに、該鍔状板47の外周に設けられた段差部に、天井付き円筒状のキャン55の下端部が突き合わせ溶接等により密封接合されている。
前記キャン55の内側かつ前記ガイドブッシュ20及び前記弁軸ホルダ30の外側には、ロータ51が回転自在に配在され、前記キャン55の外側に、前記ロータ51を回転駆動すべく、ヨーク52a、ボビン52b、ステータコイル52c、及び樹脂モールドカバー52d等からなるステータ52が配置されている。ステータコイル52cには、複数のリード端子52eが接続され、これらのリード端子52eには、基板52fを介して複数のリード線52gが接続され、ステータコイル52cへの通電励磁によってキャン55内に配在されたロータ51が軸線O回りで回転するようになっている。
キャン55内に配在された前記ロータ51は、前記弁軸ホルダ30に係合支持されており、当該弁軸ホルダ30は前記ロータ51とともに(一体に)回転するようになっている。
詳細には、前記ロータ51は、内筒51a、外筒51b、及び内筒51aと外筒51bとを軸線O回りの所定の角度位置で接続する接続部51cからなる二重管構成とされ、内筒51aの内周に、(例えば、軸線O回りで120度の角度間隔で)軸線O方向(上下方向)に沿って延びる縦溝51dが形成されている。
一方、前記弁軸ホルダ30の外周(の上半部分)には、図3を参照すればよくわかるように、その上端に円錐台面からなるテーパ面部30cが設けられ、そのテーパ面部30cの下側に、(例えば、軸線O回りで120度の角度間隔で)上下方向に延びる突条30aが突設され、その突条30aの下部両側には、前記ロータ51を支持する上向きの係止面30bが形成されている。
このように、ロータ51の内筒51aの縦溝51dと弁軸ホルダ30の突条30aとが係合し、かつロータ51の内筒51aの下面と弁軸ホルダ30の係止面30bとが当接することにより、ロータ51が弁軸ホルダ30に対して位置合わせされた状態でその外周に支持固定され、前記弁軸ホルダ30は、前記ロータ51を前記キャン55内で支持しながら当該ロータ51とともに回転される。
なお、本例では、弁軸ホルダ30の上面がロータ51の内筒51aの上面と面一あるいはそれより若干上側に位置するように、前記ロータ51が前記弁軸ホルダ30に係合支持されている。
前記ロータ51及び弁軸ホルダ30の上側には、弁軸ホルダ30とロータ51との昇降方向における相対移動を規制する(言い換えれば、弁軸ホルダ30に対してロータ51を抜け止め係止する)とともに弁軸10と弁軸ホルダ30とを連結すべく、前記弁軸10(の上部小径部11)の上端部に外嵌固定された固定部材70が配在されている。
前記固定部材70は、例えば真鍮やSUS等の金属部材からプレス加工、切削加工、ヘッダー加工等にて作製され、図1及び図2とともに図4を参照すればよくわかるように、前記弁軸10(の上部小径部11)の上端部に外嵌されて圧入、溶接、溶着、接着等により接合固定された小径上部71aと大径下部71bとからなる段付き円筒状の固定部71と、該固定部71(の大径下部71b)の下端部からロータ51の内筒51aの上側付近まで外向きに延びる概略円板状のフランジ部72とを有する。
本例では、前記フランジ部72は、外側へ行くに従って上方に位置するように若干傾斜して形成されており、前記フランジ部72の下面は、前記弁軸ホルダ30の上面及びロータ51(の内筒51a)の上面に対向せしめられるとともに、前記フランジ部72の下面の内周部分が、前記弁軸ホルダ30の上面に設けられた凸部35(の上面)に対接せしめられ、前記フランジ部72の下面の外周部分が、前記ロータ51(の内筒51a)の上面から所定の離隔距離(図1に示される全閉状態では離隔距離Ha、図2に示される状態では離隔距離Hb<Ha)だけ上側に(離れて)位置するようになっている。
なお、前記したフランジ部72の傾斜角度や、フランジ部72とロータ51(の内筒51a)との離隔距離は、例えば弁軸10等が傾いた場合でも、フランジ部72とロータ51(の内筒51a)とが接触しない寸法に設定されている。
また、本例では、昇降方向(軸線O方向)で視て、フランジ部72と弁軸ホルダ30(の凸部35)とが当接する部分が、弁軸ホルダ30(の天井部32)の下方に配置された圧縮コイルばね60とは異なる位置(詳しくは、圧縮コイルばね60より若干外側)となるように、前記固定部71の大径下部71bの外径が設定されている。
前記したように、前記ロータ51は、圧縮コイルばね60の付勢力により上方に付勢される弁軸ホルダ30と前記固定部材70(のフランジ部72の外周部分)の間で抜け止め係止される。
また、前記弁軸10の上端部に固定された前記固定部材70(における固定部71の大径下部71b)には、動作時にガイドブッシュ20に対して弁軸ホルダ30が上方に移動し過ぎて、ガイドブッシュ20の固定ねじ部23と弁軸ホルダ30の可動ねじ部33との螺合が外れるのを防止すべく、弁軸ホルダ30をガイドブッシュ20側に付勢するコイルばねからなる復帰ばね75が外装されている。
かかる構成の電動弁1では、ステータ52(のステータコイル52c)への通電励磁によってロータ51が回転せしめられると、それと一体に弁軸ホルダ30及び弁軸10が回転せしめられる。このとき、ガイドブッシュ20の固定ねじ部23と弁軸ホルダ30の可動ねじ部33とからなるねじ送り機構28により、弁軸10が弁体14を伴って昇降せしめられ、これによって、弁体14と弁座46aとの間の間隙(リフト量、弁開度)が増減されて、冷媒等の流体の通過流量が調整される。
また、本例の電動弁1では、弁軸10が下降せしめられて、弁体14が弁座46aに着座したときには、弁軸ホルダ30の可動ストッパ体34とガイドブッシュ20に固定された固定ストッパ体24とが離れて位置せしめられており、その後、ステータ52(のステータコイル52c)への更なる通電励磁によってロータ51が更に回転せしめられ、それと一体に弁軸ホルダ30が回転しながら下降せしめられると、弁軸ホルダ30の可動ストッパ体34とガイドブッシュ20に固定された固定ストッパ体24とが当接し、つまり、下部ストッパ機構29により弁軸ホルダ30の回転及び下降が停止され、これにより、弁軸ホルダ30と弁軸10との間に介装された圧縮コイルばね60が圧縮されて、弁体14が弁座46aに強く押し付けられるようになっている。
詳細には、前記電動弁1を閉弁するに当たり、ステータコイル52cに一方向の通電を行い励磁する。これにより、ロータ51が回転せしめられ、これに伴い、弁軸ホルダ30がガイドブッシュ20に対して相対的に回転せしめられる。ここで、ガイドブッシュ20(の固定ねじ部23)と弁軸ホルダ30(の可動ねじ部33)とからなるねじ送り機構28により、弁軸ホルダ30が下降し、これに伴い、弁軸10が下降して、弁体14が弁座46aに着座して弁口46を閉じる。このときは、下部ストッパ機構29を構成する弁軸ホルダ30の可動ストッパ体34とガイドブッシュ20の固定ストッパ体24とは離れて位置せしめられている(図2に示される状態)。
前記状態からさらに前記ステータコイル52cに一方向の通電を行い励磁すると、弁体14が弁口46を閉じたまま(つまり、弁軸10が静止したまま)で、ねじ送り機構28により、弁軸ホルダ30が(圧縮コイルばね60の付勢力に抗して)さらに下降する。弁軸ホルダ30が所定量だけ下降すると、弁軸ホルダ30の可動ストッパ体34とガイドブッシュ20の固定ストッパ体24とが当接し、前記下部ストッパ機構29により弁軸ホルダ30のさらなる下降が制限される。このとき、弁軸ホルダ30と弁軸10との間に介装された圧縮コイルばね60が圧縮されるので、前記弁体16が弁座46aに強く押し付けられて、閉弁性が確保される(図1に示される全閉状態)。また、このとき、前記弁軸ホルダ30(の凸部35)は、前記弁軸10に固定された固定部材70から昇降方向で所定隙間Hc(=Ha−Hb)だけ離されることになる。
一方、前記全閉状態から前記電動弁1を開弁するに当たっては、ステータコイル52cに他方向の通電を行い励磁する。これにより、弁本体40に固着されたガイドブッシュ20に対し、ロータ51が前記とは逆方向に相対的に回転せしめられ、前記ねじ送り機構28により、弁軸ホルダ30が上昇する。ここで、弁軸ホルダ30(の凸部35)は弁軸10に固定された固定部材70から所定隙間Hcだけ離れて位置せしめられているので、その間(弁軸ホルダ30が所定隙間Hcだけ上昇せしめられる間)は、弁体14が弁座46aに着座して弁口46を閉じたまま(弁軸10が静止したまま)で、弁軸ホルダ30が上昇していく。
前記状態からさらに前記ステータコイル52cに他方向の通電を行い励磁し、弁軸ホルダ30が前記所定隙間Hcだけ上昇すると、弁軸ホルダ30の天井部32に設けられた凸部35(の上面)が弁軸10に固定された固定部材70(のフランジ部72の下面)に当接し、これに伴い、弁軸ホルダ30が弁軸10を伴って(回転しながら)上昇し、弁軸10の下端の弁体14が上方に移動して弁口46が開かれる。
このように、本実施形態の電動弁1では、固定部材70のフランジ部72が、弁軸ホルダ30にのみ対接するようにされ、当該弁軸ホルダ30の外周に配在されたロータ51とは摺接しないので、例えば固定部材が弁軸ホルダ及びロータの双方に摺接する従来の電動弁と比べて、固定部材70との接触面積を減らして摺動性を良くすることができ、ロータ51の急激な減速や停止、反転等の動作不良を防ぐことができるとともに、ロータ51や固定部材70の耐久性を向上させることができる。
また、摺動性を良くするため、固定部材70のフランジ部72にメッキやコーティング処理等をしてもよい。この場合の例として、テフロン(登録商標)やカーボン等を含んだ材料をメッキやコーティングする処理が挙げられる。
なお、上記実施形態では、前記固定部材70におけるフランジ部72が、外側へ行くに従って直線的に上方に位置するように形成されているが、前記フランジ部72の形状は図示例に限られないことは勿論である。例えば図5に示される如くに、前記フランジ部72を、外側へ行くに従って曲線的に上方に位置する(下に凸の曲面となる)ように反り返る形状で形成してもよい。また、例えば図6及び図7に示される如くに、前記フランジ部72の内周部分に(円環状の)平坦面部73を形成し、該平坦面部73によって、前記フランジ部72と前記弁軸ホルダ30とが面接触するようにしてもよい。また、例えば図8に示される如くに、前記フランジ部72の内周部分に、下方に突出する凸部(図8に示す例では、周方向で等角度間隔に4個の凸部)74を設け、該凸部74によって、前記フランジ部72と前記弁軸ホルダ30とが点接触するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、弁体14が弁座46aに着座するタイプの電動弁について説明したが、例えば、弁体が最下降位置(通常なら全閉状態となる)にあるときに、弁体と弁座との間に所定の大きさの間隙が形成される(すなわち、弁体が弁座に着座しない)閉弁レスタイプの電動弁においても前記と同様の作用効果が得られることは詳述するまでも無い。
1 電動弁
10 弁軸
14 弁体
20 ガイドブッシュ
21 円筒部
23 固定ねじ部(雄ねじ部)
24 固定ストッパ体
28 ねじ送り機構
29 下部ストッパ機構
30 弁軸ホルダ
30a 突条
30b 係止面
30c テーパ面部
31 円筒部
32 天井部
33 可動ねじ部(雌ねじ部)
34 可動ストッパ体
35 凸部
36 切欠き
40 弁本体
40a 弁室
41 第1開口
41a 第1導管
42 第2開口
42a 第2導管
43 挿通穴
44 嵌合穴
45 底部壁
46 弁口
46a 弁座
50 ステッピングモータ
51 ロータ
52 ステータ
55 キャン
60 圧縮コイルばね(付勢部材)
70 固定部材
71 固定部
71a 小径上部
71b 大径下部
72 フランジ部
73 平坦面部
74 凸部
O 軸線

Claims (5)

  1. 弁体が設けられた弁軸と、
    該弁軸が軸線方向に相対移動可能及び相対回転可能に内挿されるガイドブッシュと、
    前記弁体が接離する弁座付きの弁口を有するとともに前記ガイドブッシュが取付固定された弁本体と、
    前記弁軸に外装される弁軸ホルダと、
    前記弁軸と前記弁軸ホルダとの間に介装され、前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材と、
    前記弁軸ホルダを前記弁軸に連結すべく、前記弁軸に固定され、前記付勢部材の付勢力によって前記弁軸ホルダが対接せしめられる固定部材と、
    前記弁軸ホルダを前記ガイドブッシュに対して回転させるべく、前記弁軸ホルダの外周に配在されたロータ及び該ロータを回転駆動するためのステータを有するモータと、
    前記ロータの回転駆動に応じて前記弁軸の前記弁体を前記弁本体の前記弁座に対して昇降させるための、前記ガイドブッシュと前記弁軸ホルダとの間に設けられたねじ送り機構と、を備える電動弁であって、
    前記固定部材は、前記弁軸に固定される固定部及び該固定部から外向きに延びるフランジ部を有し、前記フランジ部が、前記弁軸ホルダにのみ対接するようにされていることを特徴とする電動弁。
  2. 前記フランジ部は、前記弁軸ホルダと該弁軸ホルダの外周に配在された前記ロータとの相対移動を規制すべく、前記ロータの上側まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記フランジ部は、外側へ行くに従って直線的もしくは曲線的に上方に位置するようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動弁。
  4. 前記フランジ部は平坦面部を有し、該平坦面部によって、前記フランジ部と前記弁軸ホルダとが面接触するようにされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電動弁。
  5. 前記フランジ部は下方に突出する凸部を有し、該凸部によって、前記フランジ部と前記弁軸ホルダとが点接触するようにされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電動弁。
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