JP2019078215A - ターボチャージャ用ハウジング及びその製造方法 - Google Patents

ターボチャージャ用ハウジング及びその製造方法 Download PDF

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Ryu Osuga
竜 大須賀
知之 磯谷
Tomoyuki Isotani
知之 磯谷
丹羽 哲也
Tetsuya Niwa
哲也 丹羽
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Abstract

【課題】デポジットの付着が防止され、ダイカストにより容易に成形可能なターボチャージャ用ハウジングを提供する。【解決手段】ターボチャージャ用ハウジング1は、スクロールピース2とシュラウドピース3とに分割されてなり、スクロールピース2に形成された第1流路形成部51とスクロールピース2に形成された第2流路形成部52とにより区画された環状の空間50である冷媒流路5を備える。冷媒流路5の外周側をシールする外周シール部54は、スクロールピース2に形成された被圧入部54bにシュラウドピース3に形成された圧入部54aが圧入されてなる。冷媒流路5の内周側をシールする内周シール部53は、シュラウドピース3における圧入方向前方の端部である前方端部53aとスクロールピース2において前方端部53aに対向する対向部53bとがシール材57を介して接合されてなるとともに、吸気口11に連なる吸気通路Aに露出している。【選択図】図1

Description

本発明は、ターボチャージャ用ハウジング及びその製造方法に関する。
自動車等の内燃機関に搭載されるターボチャージャは、コンプレッサインペラとタービンインペラとを有し、これらがハウジングに収容されている。コンプレッサインペラはハウジングの内部に形成された空気流路に配されている。空気流路には、コンプレッサインペラに向けて空気を吸い込む吸気口と、コンプレッサインペラから吐出された空気を圧縮させるディフューザ通路と、ディフューザ通路を通過した圧縮空気が流れ込む吐出スクロール室とを有する。吐出スクロール室は圧縮空気を内燃機関側へ吐出する
そして、自動車等の内燃機関には、クランクケース内に発生したブローバイガス(主に未燃焼ガス)を吸気通路に還流させ、クランクケース内やヘッドカバー内を浄化させるブローバイガス還流装置(以下、PCVという)を備えたものがある。この場合、ブローバイガスに含まれるオイル(オイルミスト)がPCVからターボチャージャにおけるコンプレッサの上流側の吸気通路に流出することがある。
このとき、コンプレッサの出口空気圧力が高いとその出口空気温度も高くなるため、PCVから流出したオイルが蒸発を起因とする濃縮・高粘度化によってターボチャージャ用ハウジングのディフューザ面やそれに対向する軸受ハウジングの表面等にデポジットとなって堆積することがある。そして、堆積したデポジットによってディフューザ通路が狭められ、ターボチャージャの性能低下を招き、さらには内燃機関の出力低下を招くおそれがある。
従来は、上述したようなディフューザ通路におけるデポジットの堆積を防止するため、コンプレッサの出口空気温度をある程度抑制していた。そのため、ターボチャージャの性能を充分に発揮することができず、また内燃機関の出力を充分に高めることができなかった。
特許文献1には、ディフューザ通路におけるデポジットの堆積を防止するために、ターボチャージャ用ハウジング内に冷媒流路を設けて当該冷媒流路に冷媒を流通させることにより、ハウジング内の空気流路を通過する圧縮空気の温度上昇を抑制する構成が開示されている。特許文献1に開示の構成では、ターボチャージャ用ハウジングを第1ピース、第2ピース及び第3ピースによって形成するとともに、当該両者の組付けによって冷媒流路が画定されるように構成されている。
特開2016−176353号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、冷媒流路の液密性を保つために、第1ピースと第2ピースとの間にシール部材としてのOリングを保持するための保持部を形成するとともに保持部にシール部材を嵌め込み、さらにシール部材を第1ピースと第2ピースとで挟持する必要がある。そのため、部品点数の増加によるコストの増加や、組み付け作業性の低下を招く。
また、特許文献1に開示の構成では、各ピースをダイカストで成形可能なように型抜きを考慮してアンダーカットのない形状としている。これに伴って、スクロール室の断面形状が円形と大きく異なる形状となっているため、給気の圧縮効率の低下を招く。
また、ターボチャージャ用ハウジング内に冷媒流路を成形する方法としては、砂中子を用いた重力鋳造が考えられる。この方法によれば、形状自由度が高く、複雑な形状にも対応できる。しかしながら、この方法では、鋳造サイクルが長く、砂中子を除去するための砂落とし作業や砂残りの検査作業が必要となるため、製造工数が増加して生産性が低下する。また、鋳巣欠陥により冷媒流路が外部と連通して冷媒が外部に漏れ出す恐れもある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、デポジットの付着が防止され、ダイカストにより容易に成形可能なターボチャージャ用ハウジングを提供しようとするものである。
本発明の一の態様は、コンプレッサインペラが収容されるターボチャージャ用ハウジングであって、
上記コンプレッサインペラに向けて空気を吸い込む吸気口を形成する吸気口形成部と、
上記コンプレッサインペラを周方向に囲むとともに該コンプレッサインペラに対向するシュラウド面を有するシュラウド部と、
上記コンプレッサインペラの外周側において周方向に形成され、上記コンプレッサインペラから吐出される空気を圧縮させるディフューザ通路を形成するディフューザ部と、
上記ディフューザ通路を通過した圧縮空気を外部へ導くスクロール室を形成するスクロール室形成部と、
上記ディフューザ部に沿って周方向に形成されるとともに、上記ディフューザ部を冷却する冷媒を流通させる冷媒流路と、
を有し、
上記ターボチャージャ用ハウジングは、少なくとも上記スクロール室形成部の一部を有するスクロールピースと、少なくとも上記吸気口形成部の一部、少なくとも上記スクロール室形成部の一部、上記ディフューザ部及び上記シュラウド部を有するとともに上記スクロールピースの内側に軸方向に圧入されるシュラウドピースと、に分割されてなり、
上記冷媒流路は、上記スクロールピース及び上記シュラウドピースにおける互いの対向部にそれぞれ形成された第1流路形成部と第2流路形成部とにより区画された環状の空間として形成され、
上記第1流路形成部と上記第2流路形成部とは、上記冷媒流路の外周側をシールする外周シール部と、上記冷媒流路の内周側をシールする内周シール部とを形成しており、
上記外周シール部は、上記スクロールピースに形成された被圧入部に、上記シュラウドピースに形成された圧入部が圧入されてなり、
上記内周シール部は、上記シュラウドピースにおける圧入方向前方の端部である前方端部と、上記スクロールピースにおいて該前方端部に対向する対向部とがシール材を介して接合されてなるとともに、上記吸気口に連なる吸気通路に露出している、ターボチャージャ用ハウジングにある。
上記一形態のターボチャージャ用ハウジングによれば、ターボチャージャ用ハウジングは分割形成されているとともに、冷媒流路はスクロールピース及びシュラウドピースにおける互いの対向部にそれぞれ形成された第1流路形成部と第2流路形成部とによって形成されている。そして、冷媒流路の内周側及び外周側は内周シール部及び外周シール部によりシールされている。そして、外周シール部はシュラウドピースの圧入部がスクロールピースの被圧入部に圧入されてなり、内周シール部はシュラウドピースの前方端部とスクロールピースの対向部とがシール材を介して接合されてなる。これにより、第1流路形成部と第2流路形成部との間にOリングを挟み込んだりする必要がないため、組み付け作業性がよい。また、Oリングも不要となるため、部品点数の削減も図れる。
さらに、内周シール部は吸気口に連なる吸気通路内に露出している。これにより、組み付け時に圧入箇所に使用される潤滑剤が飛散するなどして内周シール部を形成する前方端部や対向部に付着しても、圧入途中で前方端部と対向部とを吸気通路を介して洗浄して潤滑剤を除去することができる。その後、吸気通路を介して前方端部及び対向部の少なくとも一方にシール材を塗布して再圧入して内周シール部を形成することにより、内周シール部のシール性を確保することができる。また、圧入形成される外周シール部においては、圧入の途中段階まで潤滑剤存在下で圧入されるため、圧入初期から潤滑剤が存在しない場合に比べて金属表面同士の摩擦や金属粉の入り込みに起因するかじりも抑制されている。これにより、かじりの抑制とシール性の確保を両立することができる。
また、ターボチャージャ用ハウジングは分割形成されて、スクロールピースとシュラウドピースとを有し、スクロール室は少なくとも両ピースを互いに組み付けて形成されている。これにより、スクロール室の断面形状を円形状にしつつ、スクロール室形成部を型抜き可能なアンダーカットのない形状にすることができる。その結果、給気の圧縮効率を向上できるとともに、ダイカストにより容易に成形することができる。
実施例1における、ターボチャージャ用ハウジングの断面図。 図1における、II-II線位置断面矢視図。 実施例1における、スクロールピースの縦断面図。 実施例1における、シュラウドピースの縦断面図。 実施例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第1の概念図。 実施例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第2の概念図。 実施例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第3の概念一部拡大図。 実施例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第4の概念図。 変形例1における、ターボチャージャ用ハウジングの断面図。 変形例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第1の概念図。 変形例1における、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法を説明するための第2の概念図。
本明細書において「周方向」とはコンプレッサインペラの回転方向、「軸方向」とはコンプレッサインペラの回転軸の方向、「径方向」とは、コンプレッサインペラの回転軸を中心とする仮想円の半径方向であって、径方向外側とは当該仮想円の中心から円周に向かって延びる直線の方向をいうものとする。
上記前方端部及び上記対向部はいずれも軸方向に直交する面からなることが好ましい。前方端部と対向部との間にシール材が均一に充填されやすくなり、内周シール部のシール性が一層高まる。
本発明の他の態様では、上記ターボチャージャ用ハウジングの製造方法であって、
上記圧入部及び上記被圧入部の少なくとも一方に潤滑剤を付与する潤滑剤付与工程と、
上記前方端部と上記対向部とが所定の距離離れた状態となるまで、上記圧入部を上記被圧入部に圧入する第1圧入工程と、
上記スクロールピース及び上記シュラウドピースの少なくとも上記前方端部及び上記対向部を洗浄する洗浄工程と、
上記前方端部及び上記対向部の少なくとも一方に、シール材を付与するシール材付与工程と、
上記圧入部を上記被圧入部に再度圧入する第2圧入工程と、
を含む、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法とすることができる。
上記ターボチャージャ用ハウジングの製造方法によれば、万が一、潤滑剤付与工程において、潤滑剤が飛散する等して前方端部や対向部に付着しても、完全に圧入される第2圧入工程の前に、洗浄工程において前方端部や対向部が洗浄されてからシール材付与工程においてシール材が付与されてから第2圧入工程において完全に圧入されるため、潤滑剤が内周シール部のシール性を低下させることが防止される。これにより、内周シール部のシール性が確保されるとともに、第1圧入工程は潤滑剤が付与された状態で行われるため、かじりの発生も抑制される。その結果、シール性の確保とかじりの抑制とが両立できる。
上記第1圧入工程において、上記圧入部を全圧入量の7割以上全量未満圧入することが好ましい。この場合は、第2圧入工程における圧入量が少なくて済むため、かじりの発生が一層防止される。
(実施例1)
以下、上記ターボチャージャ用ハウジングの実施例について説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ用ハウジング1には、コンプレッサインペラ13が収容され、吸気口11、シュラウド部20、ディフューザ部30、スクロール室形成部120及び冷媒流路5が備えられる。
シュラウド部20は、コンプレッサインペラ13を周方向に囲むとともにコンプレッサインペラ13に対向するシュラウド面22を有する。
ディフューザ部30は、コンプレッサインペラ13の外周側において周方向に形成され、コンプレッサインペラ13から吐出される空気を圧縮させるディフューザ通路15を形成している。
スクロール室形成部120は、ディフューザ通路15を通過した圧縮空気を外部へ導くスクロール室12を形成している。
冷媒流路5は、ディフューザ部30に沿って周方向に形成されるとともに、ディフューザ部30を冷却する冷媒を流通させる。
そして、ターボチャージャ用ハウジング1は、少なくともスクロール室形成部120の一部を有するスクロールピース2と、少なくともスクロール室形成部120の一部、ディフューザ部30及びシュラウド部20を有するとともにスクロールピース2の内側に挿入されるシュラウドピース3と、に分割されてなる。
図1、図2に示すように、冷媒流路5は、スクロールピース2及びシュラウドピース3における互いの対向部にそれぞれ形成された第1流路形成部51と第2流路形成部52とにより区画形成された環状の空間50として形成されている。
図1に示すように、第1流路形成部51と第2流路形成部52とは、冷媒流路5の外周側をシールする外周シール部54と、冷媒流路5の内周側をシールする内周シール部53とを形成している。
外周シール部54は、スクロールピース2に形成された被圧入部54bに、シュラウドピース3に形成された圧入部54aが圧入されてなる。
内周シール部53は、シュラウドピース3における圧入方向前方の端部である前方端部53aと、スクロールピース2において前方端部53aに対向する対向部53bとがシール材57を介して接合されてなるとともに、吸気口11に連なる吸気通路Aに露出している。
以下、本例のターボチャージャ用ハウジング1について、詳述する。
図1に示すように、ターボチャージャ用ハウジング1は、互いに別部材として形成されたスクロールピース2及びシュラウドピース3により分割形成されている。そして、ターボチャージャ用ハウジング1は、コンプレッサインペラ13が一端に取り付けられたシャフト14を軸受けする軸受機構が収納された軸受ハウジング(図示せず)のシールプレート40に取り付けられる。
スクロールピース2は、図1、図3に示すように、吸気口形成部110、第1スクロール室形成部121、外周部125、第1流路形成部51を有する。吸気口形成部110は筒状をなすとともに軸方向Yに貫通形成されている。第1スクロール室形成部121は、スクロール室12における吸気側Y1の壁面を構成している。図1に示すように、外周部125は、第1スクロール室形成部121の吸気側Y1と反対側Y2の部分であって、ターボチャージャ用ハウジング1の外周部を形成している。そして、外周部125の内側には、シールプレート40が取り付けられている。
そして、図1に示すように、スクロールピース2における第1流路形成部51は、後述する第2流路形成部52とともに冷媒流路5を形成するように構成されている。第1流路形成部51は、吸気口形成部110よりも、吸気側Y1と反対側Y2に設けられている。そして、図1、図3に示すように、第1流路形成部51は、冷媒流路5における吸気側Y1の壁面である第1壁面511を有している。本例では、第1壁面511は径方向に平行な面となっている。なお、第1壁面511は必ずしも平面でなくてもよく、吸気側Y1に凹んだ凹状であってもよい。
図1に示すように、第1壁面511の内周縁には、後述するシュラウドピース3における前方端部53aに対向する対向部53bが形成されている。本実施例では、図1、図3に示すように、対向部53bは第1壁面511に連続する平面であって、軸方向Yに直交する面となっている。そして、図1に示すように、対向部53bと前方端部53aとがシール材57を介して接合されて、内周シール部53が形成されている。前方端部53aと対向部53bとは互いに周方向の全域において当接している。そして、内周シール部53は吸気通路Aに露出している。シール材57の種類は特に限定されないが、速乾性を有するものが好ましい。例えば、液体ガスケットとして使用されるものを本例のシール材57として使用することができる。
図1に示すように、スクロールピース2における、第1スクロール室形成部121の内周側(すなわち、軸心13a側)には被圧入部54bが形成されている。被圧入部54bには、後述のシュラウドピース3における第2流路形成部52の外周部に形成された圧入部54aが圧入されている。これにより、外周シール部54が形成されている。図2に示すように、被圧入部54bと圧入部54aとは互いに周方向の全域において当接している。なお、外周シール部54の締め代は特に限定されず、外周シール部54に発生する応力等を考慮して適宜決定することができる。
図1、図3に示すように、スクロールピース2は、第1流路形成部51を貫通して、冷媒流路5に連通する貫通孔からなる冷媒供給部513及び冷媒排出部514を有する。冷媒供給部513は、冷媒流路5に冷媒を供給するように構成されている。冷媒排出部514は、冷媒流路5から冷媒を排出するように構成されている。本例では、冷媒供給部513及び冷媒排出部514は、スクロールピース2の外周側から径方向に沿って形成された横孔と、第1壁面511から軸方向Yに平行に吸気側Y1に上記横孔と連通するように形成された縦孔とからなる。
図1、図3に示すように、スクロールピース2は、外周シール部54の径方向外側であって、スクロール室12よりも内側に、径方向に平行な壁面である第1当接面561を有している。そして、図1に示すように、第1当接面561は後述するシュラウドピース3における第2当接面562と当接している。
シュラウドピース3は、図1、図4に示すように、第2スクロール室形成部122、シュラウド部20、第1ディフューザ部35及び第2流路形成部52を有する。図1に示すように、第2スクロール室形成部122は、スクロール室12における内周側の壁面を形成している。シュラウド部20は、コンプレッサインペラ13に対向するシュラウド面22を形成している。第1ディフューザ部35はシュラウド面22からスクロール室12に向かって延びるディフューザ面34を形成している。これにより、図1に示すように、スクロールピース2の内周側及びシュラウドピース3の内周側に、吸気口11に連なる吸気通路Aが形成されることとなる。
そして、図1に示すように、第2流路形成部52は、上述の第1流路形成部51とともに冷媒流路5を形成するように構成されており、第1ディフューザ部35の吸気側Y1に設けられている。図1、図4に示すように、第2流路形成部52は、吸気側Y1と反対側Y2に凹んだ凹状に形成された第2壁面521を有している。本例では、第2壁面521は、軸方向Yに平行な断面においてU字型を成しているとともに、図2、図4に示すように、シュラウド面22の径方向外側において周方向に延びる環状の凹部を形成している。図4に示すように、第2流路形成部52は、第2壁面521の径方向外側に、径方向に平行な壁面である第2当接面562を有している。図1に示すように、第2当接面562は、上述の如く、スクロールピース2における第1当接面561に当接している。
図1に示すように、圧入部54aが被圧入部54bに圧入されることにより、第2当接面562が第1当接面561に突き当たって当接部56が形成されるとともに、第1流路形成部51と第2流路形成部52との間に環状の空間50として冷媒流路5が形成される。
シールプレート40は、図1に示すように、第3スクロール室形成部123と、シールプレート挿入部41と、第2ディフューザ部36とを有する。第3スクロール室形成部123は、スクロール室12における外周側の壁面を構成している。シールプレート挿入部41は、外周部125の内側に挿入されている。第2ディフューザ部36は、第1ディフューザ部35とともに、ディフューザ部30を形成している。第2ディフューザ部36は、第1ディフューザ部35のディフューザ面34と所定距離をおいて対向する対向面37を有する。そして、ディフューザ面34と対向面37との間の空間がディフューザ通路15となっている。
次に、本例のターボチャージャ用ハウジング1の製造方法について説明する。
ターボチャージャ用ハウジング1の製造方法は、成形工程S1と、潤滑剤付与工程S2、第1圧入工程S3、洗浄工程S4、シール材付与工程S5、第2圧入工程S6とを含む。まず、成形工程S1では、図5に示すスクロールピース2及びシュラウドピース3を個別にダイカストにより作製する。なお、図5に示すように、シュラウドピース3を作製する際にはまず、シュラウドピース3の粗材となるシュラウドピース前駆体3aをダイカスト成形する。シュラウドピース前駆体3aは、シュラウド面22が成形されておらず、シュラウドピース前駆体3aの内側面22aは円筒面となっている。これを除いて、シュラウドピース前駆体3aのシュラウドピース3の外形を有する。なお、本例では、Y2側に凹んだ凹状に形成された第2壁面521の底部、すなわち、第2壁面521における最もY2側に位置する切削加工部分58を切削して、第2流路形成部52をより深い凹状に成形している。
次に、潤滑剤付与工程S2では、被圧入部54b及び圧入部54aの少なくとも一方に潤滑剤を付与する。潤滑剤の種類は特に限定されないが、例えば、機械加工用のクーラントなどとすることができる。本実施例では圧入部54aに潤滑剤を塗布する。
その後、第1圧入工程S3では、図5において矢印Pで示すように、前方端部53aと対向部53bとが所定の距離離れた状態となるまで、圧入部54aを被圧入部54bに圧入する。第1圧入工程S3における圧入後の前方端部53aと対向部53bとの距離は、後述のシール材付与工程S5において、シール材57の付与が可能な範囲でできるだけ地裁ことが好ましい。例えば、前方端部53aの圧入量は、前方端部53aが対向部53bに当接するまでの全圧入量の7割程度とすることができ、好ましくは、図6に示すように9割程度である。これにより、前方端部53aと対向部53bとの間に隙間Rが形成された状態となるとともに、吸気通路Aが形成される。
次に、洗浄工程S4において、前方端部53a及び対向部53bを洗浄する。なお、前方端部53a及び対向部53bを含むスクロールピース2及びシュラウドピース3の一部又は全体を洗浄してもよい。その後、前方端部53a及び対向部53bを乾燥させる。
続いて、シール材付与工程S5において、前方端部53a及び対向部53bの少なくとも一方に吸気通路Aからシール材57を付与する。シール材57の付与方法は、前方端部53a及び/又は対向部53bにシール材57を塗布してもよいし、前方端部53a及び/又は対向部53bに向けてシール材57を吐出してもよいし、両者間にシール材57を充填してもよい。例えば、図7に示すように、ノズル軸方向と直交する方向にシール材57を吐出可能な吐出ノズル500を、吸気通路Aから前方端部53aと対向部53bとの間の隙間Rに差し入れて、前方端部53a及び/又は対向部53bに向けてシール材57を吐出してシール材57を付与することができる。
その後、第2圧入工程S6において、図8に示すように、圧入部54aを被圧入部54bの内側に再度、矢印Pの方向に圧入して、前方端部53aが対向部53bに突き当てる。これにより、第1流路形成部51と第2流路形成部52との間に環状の空間50として冷媒流路5が形成される。そして、シュラウドピース前駆体3aがスクロールピース2に圧入されることにより、被圧入部54bに圧入部54aが圧入されて、外周シール部54が形成されるとともに、前方端部53aと対向部53bとがシール材57を介して接合されて内周シール部53が形成される。これにより、冷媒流路5において、第1流路形成部51と第2流路形成部52との間がシールされる。
そして、シュラウドピース前駆体3aにシュラウド面22を形成するための旋盤加工を行う。当該旋盤加工では、スクロールピース2とシュラウドピース前駆体3aとの組み付け構造体をコンプレッサインペラ13の軸心13aを中心に回転させて、治具によりシュラウドピース前駆体3aの内側面22aを切削する。これにより、シュラウド面22が形成され、図1に示すターボチャージャ用ハウジング1が製造される。
そして、ターボチャージャ用ハウジング1では、図1、図2に示す冷媒流路5に連通する冷媒供給部513及び冷媒排出部514に図示しない冷媒導入管及び冷媒排出管を接続して、これらを介して冷媒を冷媒流路5に流通させることにより、ディフューザ面34を冷却することができる。
次に、本例のターボチャージャ用ハウジング1の作用効果について詳述する。
本例では、ターボチャージャ用ハウジング1は分割形成されているとともに、冷媒流路5はスクロールピース2及びシュラウドピース3における互いの対向部にそれぞれ形成された第1流路形成部51と第2流路形成部52とによって形成されている。そして、冷媒流路5の内周側及び外周側は内周シール部53及び外周シール部54によりシールされている。そして、外周シール部54はシュラウドピース3の圧入部54aがスクロールピース2の被圧入部54bに圧入されてなり、内周シール部53はシュラウドピース3の前方端部53aとスクロールピース2の対向部53bとがシール材57を介して接合されてなる。これにより、第1流路形成部51と第2流路形成部52との間にOリングを挟み込んだりする必要がないため、組み付け作業性がよい。また、Oリングも不要となるため、部品点数の削減も図れる。
さらに、内周シール部53は吸気口11に連なる吸気通路Aに露出している。これにより、組み付け時に外周シール部54等の圧入箇所に使用される潤滑剤が飛散するなどして内周シール部53を形成する前方端部53aや対向部53bに付着しても、圧入途中で前方端部53aと対向部53bとを吸気通路Aを介して洗浄して潤滑剤を除去することができる。その後、吸気通路Aを介して前方端部53a及び対向部53bの少なくとも一方にシール材57を塗布して再圧入して内周シール部53を形成することにより、内周シール部53のシール性を確保することができる。また、圧入形成される外周シール部54においては、圧入の途中段階まで潤滑剤存在下で圧入されるため、圧入初期から潤滑剤が存在しない場合に比べてかじりも抑制されている。これにより、かじりの抑制とシール性の確保を両立することができる。
さらに、ターボチャージャ用ハウジング1は分割形成されて、スクロールピース2とシュラウドピース3とを有し、スクロール室12は少なくとも両ピースを互いに組み付けて形成されている。これにより、スクロール室12の断面形状を円形状にしつつ、スクロール室形成部120を型抜き可能なアンダーカットのない形状にすることができる。その結果、給気の圧縮効率を向上できるとともに、ダイカストにより容易に成形することができる。
また、本例では、前方端部53a及び対向部53bはいずれも軸方向Yに直交する面からなる。これにより、前方端部53aと対向部53bとの間にシール材57が均一に充填されやすくなり、内周シール部53のシール性が一層高まる。
また、本例におけるターボチャージャ用ハウジング1の製造方法によれば、万が一、潤滑剤付与工程S2において、潤滑剤が飛散する等して前方端部53aや対向部53bに付着しても、完全に圧入される第2圧入工程S6の前に、洗浄工程S4において前方端部53aや対向部53bが洗浄されてからシール材付与工程S5においてシール材が付与されてから第2圧入工程S6において完全に圧入される。そのため、潤滑剤が内周シール部53のシール性を低下させることが防止される。これにより、内周シール部53のシール性が確保されるとともに、第1圧入工程S3は潤滑剤が付与された状態で行われるため、かじりの発生も抑制される。その結果、シール性の確保とかじりの抑制とが両立できる。
また、本例では、第1圧入工程S3において、圧入部54aを全圧入量の7割以上全量未満圧入している。これにより、第2圧入工程S6における圧入量が少なくて済むため、かじりの発生が一層防止される。
また、本例のターボチャージャ用ハウジング1における冷媒流路5は、従来のターボチャージャ用ハウジングにおけるスクロールピースやシュラウドピースの基本構成を大幅には変える必要がないため、従来のターボチャージャ用ハウジングに適用しやすくなっている。
また、本例では、被圧入部54bはスクロール室形成部120の一部である第1スクロール室形成部121からなるとともに、圧入部54aはスクロール室形成部120の一部である第1スクロール室形成部121に圧入されるスクロール室側圧入部としての第2流路形成部52の外周部からなる。これにより、第1スクロール室形成部121に外周シール部54の機能を持たせることができるため、スクロールピース2及びシュラウドピース3の構成を簡素化することができる。
また、本例では、スクロールピース2は、冷媒流路5に連通して冷媒流路5に冷媒を供給する貫通孔からなる冷媒供給部513と、冷媒流路5に連通して冷媒流路5から冷媒を排出する貫通孔からなる冷媒排出部514とを有する。これにより、冷媒供給部513及び冷媒排出部514を容易に形成することができるとともに、冷媒を冷媒流路5に確実に流通させることができる。
なお、本例では、ターボチャージャ用ハウジング1は、スクロールピース2及びシュラウドピース3からなる2ピース構造としたが、図9に示す変形例1のように、スクロールピース2、シュラウドピース3及び外周環状ピース4からなる3ピース構造としてもよい。外周環状ピース4は環状を成しており、第3スクロール室形成部123と、外周環状ピース圧入部42とを有する。外周環状ピース圧入部42は外周部125の内側に圧入される。なお、当該変形例1において、実施例1と同等の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
変形例1のターボチャージャ用ハウジング1の製造方法を以下に説明する。まず、図10に示すように、成形工程S1において、実施例1と同様にスクロールピース2をダイカスト成形する。さらに、実施例1におけるシュラウドピース前駆体3aの外周部と、外周環状ピース4の外形を有する外周環状ピース前駆体4aの内周部とが連結部4bを介して連結され一体となった一体ピース3bをダイカスト成形する。その後、実施例1と同様に潤滑剤付与工程S2を行った後、第1圧入工程S3において、矢印Pの方向に一体ピース3bをスクロールピース2の内側に、全圧入量の7割程度、好ましくな9割程度圧入する。そして、実施例1と同様に洗浄工程S4、シール材付与工程S5を行った後、第2圧入工程S6において、矢印Pの方向に一体ピース3bをスクロールピース2の内側に圧入する。そして、図11に示すように、連結部4bを切削して、シュラウドピース3と外周環状ピース4とをスクロールピース2に圧入された状態で分離する。これにより、変形例2のターボチャージャ用ハウジング1が作製される。
当該変形例1のターボチャージャ用ハウジング1においても実施例1と同等の作用効果を奏する。そして、外周環状ピース4が圧入されてなる外周環状ピース圧入部42の締め代は、外周シール部54の締め代よりも小さいことが好ましい。この場合には、一体ピース3bをスクロールピース2へ圧入する作業を容易に行うことができる。また、シュラウドピース3の圧入部54aと外周環状ピース4の外周環状ピース圧入部42との同軸ずれを吸収することができる。
また、変形例2のターボチャージャ用ハウジング1では、図11に示すように、第2圧入工程S6において、一体ピース3bにおける外周環状ピース4となる部分(外周環状ピース前駆体4a)をスクロールピース2に対して軸方向Yに当接させることなく隙間Bを形成している。そのため、一体ピース3bの圧入時に、第1当接面561を第2当接面562に当接させることができる。これにより、一体ピース3bの軸方向圧入位置をより一層精度良く決めることができる。すなわち、最終的なシュラウドピース3の軸方向の位置決めをより一層精度良く行うことができる。なお、第2圧入工程S6の後、一体ピース3bから分離した外周環状ピース4をスクロールピース2に対して軸方向に当接するまで再圧入することにより、外周環状ピース4の軸方向の位置決めを精度良く行うこともできる。
本発明は上記実施例及び変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施例及び変形例に適用することが可能である。
1 ターボチャージャ用ハウジング
2 スクロールピース
3 シュラウドピース
5 冷媒流路
20 シュラウド部
30 ディフューザ部
51 第1流路形成部
52 第2流路形成部
53 内周シール部
53a 前方端部
53b 対向部
54 外周シール部
54a 圧入部
54b 被圧入部
56 当接部
57 シール材

Claims (4)

  1. コンプレッサインペラが収容されるターボチャージャ用ハウジングであって、
    上記コンプレッサインペラに向けて空気を吸い込む吸気口を形成する吸気口形成部と、
    上記コンプレッサインペラを周方向に囲むとともに該コンプレッサインペラに対向するシュラウド面を有するシュラウド部と、
    上記コンプレッサインペラの外周側において周方向に形成され、上記コンプレッサインペラから吐出される空気を圧縮させるディフューザ通路を形成するディフューザ部と、
    上記ディフューザ通路を通過した圧縮空気を外部へ導くスクロール室を形成するスクロール室形成部と、
    上記ディフューザ部に沿って周方向に形成されるとともに、上記ディフューザ部を冷却する冷媒を流通させる冷媒流路と、
    を有し、
    上記ターボチャージャ用ハウジングは、少なくとも上記スクロール室形成部の一部を有するスクロールピースと、少なくとも上記スクロール室形成部の一部、上記ディフューザ部及び上記シュラウド部を有するとともに上記スクロールピースの内側に軸方向に圧入されるシュラウドピースと、に分割されてなり、
    上記冷媒流路は、上記スクロールピース及び上記シュラウドピースにおける互いの対向部にそれぞれ形成された第1流路形成部と第2流路形成部とにより区画された環状の空間として形成され、
    上記第1流路形成部と上記第2流路形成部とは、上記冷媒流路の外周側をシールする外周シール部と、上記冷媒流路の内周側をシールする内周シール部とを形成しており、
    上記外周シール部は、上記スクロールピースに形成された被圧入部に、上記シュラウドピースに形成された圧入部が圧入されてなり、
    上記内周シール部は、上記シュラウドピースにおける圧入方向前方の端部である前方端部と、上記スクロールピースにおいて該前方端部に対向する対向部とがシール材を介して接合されてなるとともに、上記吸気口に連なる吸気通路に露出している、ターボチャージャ用ハウジング。
  2. 上記前方端部及び上記対向部はいずれも軸方向に直交する面からなる、請求項1に記載のターボチャージャ用ハウジング。
  3. 請求項1に記載のターボチャージャ用ハウジングの製造方法であって、
    上記圧入部及び上記被圧入部の少なくとも一方に潤滑剤を付与する潤滑剤付与工程と、
    上記前方端部と上記対向部とが所定の距離離れた状態となるまで、上記圧入部を上記被圧入部に圧入する第1圧入工程と、
    上記スクロールピース及び上記シュラウドピースの少なくとも上記前方端部及び上記対向部を洗浄する洗浄工程と、
    上記前方端部及び上記対向部の少なくとも一方に、シール材を付与するシール材付与工程と、
    上記圧入部を上記被圧入部に再度圧入する第2圧入工程と、
    を含む、ターボチャージャ用ハウジングの製造方法。
  4. 上記第1圧入工程において、上記圧入部を全圧入量の7割以上全量未満圧入する、請求項3に記載のターボチャージャ用ハウジングの製造方法。
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