JP2019077337A - 車室内部品の取付構造及び該取付構造を備える車両 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されている装飾部品は、センターコンソールの前部に設置されるシフトレバーの外側を覆うシフトブーツの基部の周囲を囲むように取り付けられる枠状の化粧部材(フィニッシャ)であり、フィニッシャをセンターコンソールに取り付ける取付け構造が開示されている。
また、特許文献1においては、フィニッシャはネジ止め及び挿入設置される構造であるため取り付け作業が煩雑である。
ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明に係る車室内部品の取付構造によって取り付けられた車室内部品であるオーナメントパネル1の概要斜視図である。
車両3は、左ハンドル車を例に示している。車室内の運転席と助手席(不図示)との間には、車両前後方向に延在するコンソールボックス5やセンターコンソール(取付基材)7が設けられている。センターコンソール7の前部にはシフトレバー9が設置されている。
オーナメントパネル1は、図1、2に示すように、運転席側(左ハンドル車の場合)の左オーナメントパネル1aと、助手席側の右オーナメントパネル1bとから構成されている。
また、インストルメントパネル取付部25a、25bの部分も、それぞれ複数個所(2〜5箇所)においてクリップ29を介してインストルメントパネル11に車両前後方向前側に挿入し固定されるようになっている(図2参照)。
センターコンソール7は、図2、3に示すように、車両前後方向に延びて車室内に設置される。車両前方部の上壁にはシフトレバーを覆うシフトレバーブーツ31の取付開口33、シガーライタ−などを差し込むことができる給電ソケット35が形成され、車両後方部にはハンドブレーキを覆うハンドブレーキブーツ37の取付開口39が設けられている。
なお、以下、右側と左側の構成について分けて説明する必要がない場合は、符号にa(左側)、b(右側)を付けずに同一符号とする。
また、センターコンソール7の左右両側に設けられる第1係止穴41と第2係止穴43は、センターコンソール7の左右の中心線に対して対称形状をしている。
また、第1係止穴41と第2係止穴43との間の車両前後方向の領域には渡り部48を備えている。
図4に示すように、オーナメントパネル1は、センターコンソール7の両側に形成されたオーナメント取付棚部51に搭載されて取り付けられる。オーナメント取付棚部51には、第1係止穴41、第2係止穴43、渡り部48、案内レール49が形成されている。
図5〜9に示すように、オーナメントパネル1のセンターコンソール取付部21には、オーナメントパネル1の下面からセンターコンソール7の側に突設されて、オーナメントパネル1を車両前方へ移動した取付位置においてセンターコンソール7に係止可能な第1係止部53が設けられている。
なお、第1係止爪532を含めた第1係止部53の長さ及び第2係止爪552を含めた第2係止部55の長さは第1係止穴41と第2係止穴43の長さよりもわずかに短い寸法となっている。
図5(B)、6(B)に示す図は概念図あるため、上記の係止部の長さと係止穴の長さとの関係を明確には示していない。
なお、渡り部48の車両前後方向の長さは、オーナメントパネル1が移動した際に、取外位置となって外れてしまわないように第1係止部53の前端部と前記第2係止部55の後端部との間の車両前後方向の長さよりも長く設定されている。
図5(B)、6(B)に示す図は概念図あるため、上記の渡り部48の車両前後方向の長さと、第1係止部53の前端部と第2係止部55の後端部との間の車両前後方向の長さとの関係を明確には示していない。
このテーパー部57によって、センターコンソール7へのオーナメントパネル1の取り付け時、及び取り外し時の作業がしやすくなる。すなわち、第1係止部53及び第2係止部55を、第1係止穴41及び第2係止穴43へ挿入する際に又は引き出す際に、第1係止爪532及び第2係止爪552が邪魔にならないようになり、作業性の点で有利となる。
以上の構成を有するオーナメントパネル1のセンターコンソール7への取付け手順について、図2、図5〜8を参照して説明する。
取付け手順は、右オーナメントパネル1bと左オーナメントパネル1aとは同様である。
次に、衝突時のオーナメントパネル1の飛散防止機能について、図5〜8を参照して説明する。
飛散防止機能については、右オーナメントパネル1b(図5(A))又は左オーナメントパネル1a(図6(A))について説明するが、いずれのオーナメントパネルについても同様である。
なお、インストルメントパネル11の後退(オーナメントパネル1が後方へ動く量)が少ない衝突条件の場合には、第1係止部53による係止が機能する。
1a 左オーナメントパネル
1b 右オーナメントパネル
3 車両
5 コンソールボックス
7 センターコンソール(取付基材)
11 インストルメントパネル
21 センターコンソール取付部
23 傾斜部
25 インストルメントパネル取付部
41 第1係止穴
43 第2係止穴
45 後穴部
47 前穴部
48 渡り部
49 案内レール(ガイド部)
51 オーナメント取付棚部
53 第1係止部
531 第1係止本体部
532 第1係止爪
55 第2係止部
551 第2係止本体部
552 第2係止爪
57 テーパー部
Claims (10)
- 車室内に設置された取付基材と、
該取付基材の外面に載置されるとともに前記取付基材に対して車両前後方向に移動して取付位置及び取外位置に位置される車室内部品と、
前記車室内部品から前記取付基材の側に突設される第1係止爪を有し、前記取付位置において前記取付基材に係止される第1係止部と、
前記第1係止部の車両前方に形成され、前記車室内部品から前記取付基材の側に突設される第2係止爪を有し、前記取付基材に係止される第2係止部と、
前記取付基材の上壁に、前記第1係止部を貫通させて車両前後方向に移動可能にする第1係止穴と、
前記第1係止穴の車両前方に形成され、前記取付基材の上壁に、前記第2係止部を貫通させて前記第2係止部を車両前後方向に移動可能にする第2係止穴と、
前記車室内部品は、前記取付位置において前記第1係止爪か前記第2係止爪の一方が前記取付基材と係止し、前記取付位置から後方に移動したときは前記第1係止爪か前記第2係止爪の他方が前記取付基材と係止する
ことを特徴とする車室内部品の取付構造。 - 前記第1係止爪と前記第2係止爪は異なる方向に向って延びている
ことを特徴とする請求項1に記載の車室内部品の取付構造。 - 前記車室内部品における、前記第1係止穴と前記第2係止穴の間の車両前後方向の領域で構成される渡り部を備え、
前記渡り部の車両前後方向の長さは、前記第1係止部の前端部と前記第2係止部の後端部との間の車両前後方向の長さよりも長い
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車室内部品の取付構造。 - 前記第1係止爪は車両前方に向かって延び、前記第2係止爪は車両後方に向かって延び、前記第1係止爪と前記第2係止爪とは互いに向かって延在される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造。 - 前記第1係止爪及び前記第2係止爪の先端部には、上下方向で先細形状となるテーパー部が形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造。
- 前記第1係止穴及び前記第2係止穴は長穴で形成され、車両前方側が車両後方側より小さい開口幅に形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造。
- 前記取付基材の上壁の上面には、前記車室内部品の前後方向の移動を案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造。
- 前記取付基材は、車室内の運転席と助手席との間に設けられるセンターコンソールであり、
前記車室内部品は、前記センターコンソールとインストルメントパネルとを繋ぐように形成されたオーナメントパネルである
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造。 - 前記オーナメントパネルは、前記センターコンソールの上壁の車幅方向の両側に設けられ、前記第1係止穴及び前記第2係止穴は、前記センターコンソールの上壁の車幅方向の両側にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項8に記載の車室内部品の取付構造。
- 前記請求項1から9のいずれか1項に記載の車室内部品の取付構造を備えることを特徴とする車両。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010188804A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電子機器の仮固定構造 |
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