JP2019077320A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤの剛性と放熱性とを両立することで耐久性を向上させたタイヤを提供する。【解決手段】 タイヤサイド部9に、凹凸構造10を有するタイヤ1である。凹凸構造10は、第1凹部11Aと第1凸部11Bとがタイヤ周方向に交互に配される第1凹凸部11と、第1凹凸部11のタイヤ半径方向外側で、第2凹部12Aと第2凸部12Bとがタイヤ周方向に交互に配される第2凹凸部12と、第1凹凸部11から第2凹凸部12にわたって配される複数の突起13とを含んでいる。【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤサイド部に、凹凸構造を有するタイヤに関する。
従来、タイヤサイド部の放熱性を高めることで、タイヤの発熱に伴うゴムの劣化を抑制し、タイヤの耐久性を向上させ得るタイヤが種々提案されている。例えば、下記特許文献1は、タイヤ周方向に等ピッチで並ぶディンブルを設けることで、タイヤサイド部の表面積を増加させて放熱性を高めたタイヤを提案している。特許文献1のタイヤは、ディンブルにより、タイヤサイド部に乱流が発生することから、放熱効率が高く、タイヤの耐久性を向上させることができる。
特開2013−095211号公報
しかしながら、特許文献1のタイヤは、ディンブルが設けられた部分の剛性が低下することにより、走行時の歪が大きくなり、ゴムに亀裂が発生する場合があった。このため、特許文献1のタイヤは、タイヤサイド部の放熱性を高めることで、タイヤの発熱に伴うゴムの劣化を抑制できるものの、ゴムの亀裂により、結果として、タイヤの耐久性があまり向上しないという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤの剛性と放熱性とを両立することで耐久性を向上させたタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、タイヤサイド部に、凹凸構造を有するタイヤであって、前記凹凸構造は、第1凹部と第1凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第1凹凸部と、前記第1凹凸部のタイヤ半径方向外側で、第2凹部と第2凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第2凹凸部と、前記第1凹凸部から前記第2凹凸部にわたって配される複数の突起とを含むことを特徴とする。
本発明のタイヤにおいて、前記複数の突起は、それぞれ、前記第1凹部から前記第2凹部にわたって配されるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第1凸部と前記第2凸部とは、タイヤ周方向に互いに重ならない位置に配されるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記複数の突起は、それぞれ、タイヤ周方向において、前記第1凸部と前記第2凸部との間に配されるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記凹凸構造は、前記第1凹凸部と前記第2凹凸部との間でタイヤ周方向に延びる中間凸部を含み、前記複数の突起は、それぞれ、前記中間凸部上に離間して配されるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記複数の突起は、それぞれ、前記第1凹部及び前記第2凹部の底面まで延びるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記各突起の前記第1凹部の前記底面からの高さは、前記中間凸部の前記第1凹部の前記底面からの高さの1.1〜3.0倍であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記各突起は、タイヤ半径方向に延びるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記各突起のタイヤ周方向の長さは、前記第1凸部のタイヤ周方向の長さよりも小さいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第1凹部及び前記第2凹部は、それぞれ、前記タイヤサイド部の表面からタイヤ軸方向内側に凹む窪み部であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記凹凸構造は、前記第2凹凸部のタイヤ半径方向外側で、第3凹部と第3凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第3凹凸部を含み、前記複数の突起は、前記第1凹凸部から前記第2凹凸部にわたって配される第1突起と、前記第2凹凸部から前記第3凹凸部にわたって配される第2突起とを含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、凹凸構造は、第1凹部と第1凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第1凹凸部と、前記第1凹凸部のタイヤ半径方向外側で、第2凹部と第2凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第2凹凸部と、前記第1凹凸部から前記第2凹凸部にわたって配される複数の突起とを含んでいる。
このようなタイヤは、第1凹凸部と第2凹凸部と複数の突起とにより、タイヤサイド部の表面積を大きくすることができ、タイヤサイド部の放熱性を向上させることができる。また、突起は、乱流の発生を促進することができ、タイヤサイド部の放熱性をより向上させることができる。
さらに、突起は、タイヤサイド部の剛性を高めることができるので、タイヤサイド部の歪を低減することができる。このため、本発明のタイヤは、タイヤサイド部の発熱に伴うゴムの劣化と、タイヤサイド部の歪に伴うゴムの亀裂とを抑制することができ、タイヤの耐久性を向上させることができる。
本発明のタイヤの一実施形態を示すタイヤ子午線断面図である。 図1の部分拡大図である。 タイヤの側面図である。 凹凸構造の斜視図である。 図3のA−A線の断面図である。 他の実施形態のタイヤの側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1には、本実施形態のタイヤ1の正規状態における回転軸を含むタイヤ子午線断面図が示されている。図1に示されるように、タイヤ1は、例えば、空気入りタイヤ、特に、パンク状態でも一定の距離が走行可能なランフラットタイヤに好適に採用され得る。
ここで、「正規状態」とは、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、カーカス6のタイヤ半径方向a外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを含んでいる。
カーカス6は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aを有している。カーカスプライ6Aは、タイヤ周方向b(図3に示す)に対して、例えば75〜90度の角度でカーカスコード(図示省略)が配列されている。カーカスコードとしては、例えば、スチール、芳香族ポリアミド又はレーヨン等が好適に採用され得る。
カーカスプライ6Aは、例えば、本体部6aと折返し部6bとを含んでいる。本実施形態の本体部6aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至っている。本実施形態の折返し部6bは、本体部6aに連なり、かつ、ビードコア5の回りをタイヤ軸方向c内側から外側に折り返されている。カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、例えば、ビードコア5からタイヤ半径方向a外側にのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8が配されている。
ベルト層7は、少なくとも1枚、本実施形態では3枚のベルトプライ7A〜7Cを含んでいる。ベルトプライ7A〜7Cは、それぞれ、ベルトコード(図示省略)が、タイヤ周方向bに対して、好ましくは、10〜40度の角度で傾けて配列されている。ベルトコードとしては、例えば、スチール、芳香族ポリアミド又はレーヨン等が好適に採用され得る。このようなベルト層7は、カーカス6をタガ締めして、トレッド部2の剛性を高めることで、タイヤ1の耐久性を向上させ得る。
図2は、図1の部分拡大図であり、図3は、タイヤ1の側面図である。図2及び図3に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、タイヤサイド部9に、凹凸構造10を有している。ここで、タイヤサイド部9とは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4に至るタイヤ1の側面部を意味する。本実施形態の凹凸構造10は、サイドウォール部3に配されている。
本実施形態の凹凸構造10は、第1凹凸部11と第2凹凸部12と複数の突起13とを含んでいる。第1凹凸部11は、タイヤ半径方向a内側に位置し、かつ、第1凹部11Aと第1凸部11Bとがタイヤ周方向bに交互に配されるのが望ましい。第2凹凸部12は、第1凹凸部11のタイヤ半径方向a外側で、第2凹部12Aと第2凸部12Bとがタイヤ周方向bに交互に配されるのが望ましい。
このようなタイヤ1は、第1凹凸部11と第2凹凸部12と複数の突起13とにより、タイヤサイド部9の表面積を大きくすることができ、タイヤサイド部9の放熱性を向上させることができる。
図4は、凹凸構造10の斜視図である。図2〜図4に示されるように、本実施形態の複数の突起13は、それぞれ、第1凹凸部11から第2凹凸部12にわたって配されている。各突起13は、タイヤ半径方向aに同一の位置で、タイヤ周方向bに離間して配されるのが望ましい。
このような突起13は、乱流の発生を促進することができ、タイヤサイド部9の放熱性をより向上させることができる。また、突起13は、タイヤサイド部9の剛性を高めることができので、タイヤサイド部9の歪を低減することができる。このため、本実施形態のタイヤ1は、タイヤサイド部9の発熱に伴うゴムの劣化と、タイヤサイド部9の歪に伴うゴムの亀裂とを抑制することができ、タイヤ1の耐久性を向上させることができる。
図2及び図4に示されるように、本実施形態の第1凹部11A及び第2凹部12Aは、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aからタイヤ軸方向c内側に凹む窪み部14として形成されている。本実施形態では、第1凸部11B及び第2凸部12Bが、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aと略同一面として形成されている。このようなタイヤサイド部9は、タイヤ1の重量を低減させつつ、第1凹凸部11及び第2凹凸部12を形成することができる。
なお、第1凹凸部11及び第2凹凸部12は、第1凸部11B及び第2凸部12Bが、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aからタイヤ軸方向c外側に突出する突部(図示省略)であってもよい。この場合、第1凹部11A及び第2凹部12Aは、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aと略同一面として形成されていてもよい。このようなタイヤサイド部9は、タイヤ1の剛性を向上させつつ、第1凹凸部11及び第2凹凸部12を形成することができる。
また、第1凹凸部11及び第2凹凸部12は、第1凹部11A及び第2凹部12Aを、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aからタイヤ軸方向c内側に凹む窪み部14として形成する一方、第1凸部11B及び第2凸部12Bを、それぞれ、タイヤサイド部9の表面9aからタイヤ軸方向c外側に突出する突部として形成してもよい。このようなタイヤサイド部9は、タイヤ1の軽量化と剛性とをバランスよく両立させつつ、第1凹凸部11及び第2凹凸部12を形成することができる。
図3に示されるように、本実施形態の第1凹部11Aのタイヤ周方向bの長さL1は、第1凸部11Bのタイヤ周方向bの長さL2よりも大きい。また、本実施形態の第2凹部12Aのタイヤ周方向bの長さL3は、第2凸部12Bのタイヤ周方向bの長さL4よりも大きい。このような第1凹凸部11及び第2凹凸部12は、乱流を効率的に発生させ、タイヤサイド部9の放熱性をより向上させることができる。
図3及び図4に示されるように、第1凸部11Bと第2凸部12Bとは、タイヤ周方向bに互いに重ならない位置に配されるのが望ましい。本実施形態の第1凸部11Bと第2凸部12Bとは、タイヤ周方向bに半ピッチずれた位置に配されている。このような凹凸構造10は、タイヤ周方向bに対して、乱流を分散して発生させることができ、タイヤサイド部9の全体を効率よく冷却することができる。
図2〜図4に示されるように、凹凸構造10は、第1凹凸部11と第2凹凸部12との間でタイヤ周方向bに延びる中間凸部15をさらに含むのが望ましい。本実施形態の中間凸部15は、タイヤ周方向bに連続して延びている。このような中間凸部15は、タイヤサイド部9の剛性を向上させ得る。
本実施形態の複数の突起13は、それぞれ、第1凹部11Aから第2凹部12Aにわたって配されている。複数の突起13は、それぞれ、タイヤ周方向bにおいて、第1凸部11Bと第2凸部12Bとの間に配されるのが望ましい。本実施形態の複数の突起13は、それぞれ、タイヤ周方向bにおいて、第1凸部11Bと第2凸部12Bとの中間位置に配されている。このような凹凸構造10は、タイヤ周方向bに対して、乱流をより分散して発生させることができ、タイヤサイド部9の全体をより効率よく冷却することができる。
図3に示されるように、各突起13のタイヤ周方向bの長さL5は、第1凸部11Bのタイヤ周方向bの長さL2よりも小さいのが望ましい。また、各突起13のタイヤ周方向bの長さL5は、第2凸部12Bのタイヤ周方向bの長さL4よりも小さいのが望ましい。このような突起13は、突起13を形成するためのゴムが少量であり、タイヤ1の重量の増加を抑制することができる。
各突起13は、例えば、タイヤ半径方向aに延びている。本実施形態の複数の突起13は、それぞれ、中間凸部15上に等間隔に離間して配されている。このような突起13は、乱流を効率よく発生させることができる。
図5は、図3のA−A線の断面図である。図4及び図5に示されるように、複数の突起13は、それぞれ、第1凹部11A及び第2凹部12Aの底面11a,12aまで延びるのが望ましい。このような突起13は、第1凹部11A及び第2凹部12Aの内部においても乱流を発生させるので、タイヤサイド部9をより効率よく冷却することができる。また、突起13は、中間凸部15を補強することができるので、タイヤ1の剛性を向上させることができる。
図5に示されるように、各突起13の第1凹部11Aの底面11aからの高さH1は、好ましくは、中間凸部15の第1凹部11Aの底面11aからの高さH2の1.1〜3.0倍である。また、各突起13の第2凹部12Aの底面12aからの高さH3は、好ましくは、中間凸部15の第2凹部12Aの底面12aからの高さH4の1.1〜3.0倍である。このような突起13は、タイヤサイド部9の放熱性と剛性とを、効率よく向上させることができる。
図6は、他の実施形態のタイヤ18の側面図である。図6に示されるように、この実施形態のタイヤ18は、タイヤサイド部19に、凹凸構造20を有している。この実施形態の凹凸構造20は、第1凹凸部21と第2凹凸部22と第3凹凸部23と複数の突起24とを含んでいる。このようなタイヤ18は、第1凹凸部21と第2凹凸部22と第3凹凸部23と複数の突起24とにより、タイヤサイド部19の表面積を大きくすることができ、タイヤサイド部19の放熱性を向上させることができる。
第1凹凸部21は、タイヤ半径方向a内側に位置し、かつ、第1凹部21Aと第1凸部21Bとがタイヤ周方向bに交互に配されるのが望ましい。第2凹凸部22は、第1凹凸部21のタイヤ半径方向a外側で、第2凹部22Aと第2凸部22Bとがタイヤ周方向bに交互に配されるのが望ましい。第3凹凸部23は、第2凹凸部22のタイヤ半径方向a外側で、第3凹部23Aと第3凸部23Bとがタイヤ周方向bに交互に配されるのが望ましい。
この実施形態の複数の突起24は、第1凹凸部21から第2凹凸部22にわたって配される複数の第1突起24Aと、第2凹凸部22から第3凹凸部23にわたって配される複数の第2突起24Bとを含んでいる。
このような突起24は、乱流の発生を促進することができ、タイヤサイド部19の放熱性をより向上させることができる。また、突起24は、タイヤサイド部19の剛性を高めることができので、タイヤサイド部19の歪を低減することができる。このため、本実施形態のタイヤ18は、タイヤサイド部19の発熱に伴うゴムの劣化と、タイヤサイド部19の歪に伴うゴムの亀裂とを抑制することができ、タイヤ18の耐久性を向上させることができる。
この実施形態の複数の第1突起24Aは、それぞれ、第1凹部21Aから第2凹部22Aにわたって配されている。また、複数の第2突起24Bは、それぞれ、第2凹部22Aから第3凹部23Aにわたって配されている。各第1突起24Aと各第2突起24Bとは、例えば、タイヤ周方向bに重なる位置に配されている。
なお、この実施形態では、第1凸部21Bと第3凸部23Bとが、タイヤ周方向bに重なる位置に配されているが、第1凸部21Bと第3凸部23Bとは、タイヤ周方向bに異なる位置に配されてもよい。この場合は、タイヤ周方向bにピッチを3等分した位置に、第1凸部21B、第2凸部22B及び第3凸部23Bが配されるのが望ましい。
複数の第1突起24Aは、それぞれ、第1凹部21A及び第2凹部22Aの底面まで延びるのが望ましい。また、複数の第2突起24Bは、それぞれ、第2凹部22A及び第3凹部23Aの底面まで延びるのが望ましい。このような突起24は、第1凹部21A、第2凹部22A及び第3凹部23Aの内部においても乱流を発生させるので、タイヤサイド部19をより効率よく冷却することができる。なお、第1突起24Aと第2突起24Bとは、第2凹部22Aの内部で連結されていてもよい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1の基本構造を有し、タイヤサイド部に図2〜図5の凹凸構造を有する実施例のタイヤが試作された。また、比較のために、図1の基本構造を有し、凹凸構造を有さない比較例1のタイヤと、突起を含まない凹凸構造を有する比較例2のタイヤとが、試作された。これらの試作されたタイヤを、それぞれ、試験機に装着し、耐久性がテストされた。各タイヤの共通仕様及びテスト方法は、以下のとおりである。
タイヤサイズ:205/85R16
装着リム :16×5.5J
タイヤ内圧 :600kPa
負荷荷重 :17.58kN
速度 :80km/h
<耐久性>
試験機に装着された各テストタイヤを走行させ、タイヤが破損するまでの走行距離が計測された。結果は、比較例1を100とする指数で表示され、数値が大きいほど耐久性に優れていることを示す。
テストの結果は、以下のとおりである。
<耐久性の結果(指数)>
比較例1:100
比較例2:125
実施例 :135
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に対して、タイヤが破損するまでの走行距離が長く、耐久性に優れていることが確認できた。
1 タイヤ
9 タイヤサイド部
10 凹凸構造
11 第1凹凸部
11A 第1凹部
11B 第1凸部
12 第2凹凸部
12A 第2凹部
12B 第2突部
13 突起

Claims (11)

  1. タイヤサイド部に、凹凸構造を有するタイヤであって、
    前記凹凸構造は、
    第1凹部と第1凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第1凹凸部と、
    前記第1凹凸部のタイヤ半径方向外側で、第2凹部と第2凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第2凹凸部と、
    前記第1凹凸部から前記第2凹凸部にわたって配される複数の突起とを含む、
    タイヤ。
  2. 前記複数の突起は、それぞれ、前記第1凹部から前記第2凹部にわたって配される、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第1凸部と前記第2凸部とは、タイヤ周方向に互いに重ならない位置に配される、請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記複数の突起は、それぞれ、タイヤ周方向において、前記第1凸部と前記第2凸部との間に配される、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記凹凸構造は、前記第1凹凸部と前記第2凹凸部との間でタイヤ周方向に延びる中間凸部を含み、
    前記複数の突起は、それぞれ、前記中間凸部上に離間して配される、請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記複数の突起は、それぞれ、前記第1凹部及び前記第2凹部の底面まで延びる、請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記各突起の前記第1凹部の前記底面からの高さは、前記中間凸部の前記第1凹部の前記底面からの高さの1.1〜3.0倍である、請求項6に記載のタイヤ。
  8. 前記各突起は、タイヤ半径方向に延びる、請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記各突起のタイヤ周方向の長さは、前記第1凸部のタイヤ周方向の長さよりも小さい、請求項1〜8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記第1凹部及び前記第2凹部は、それぞれ、前記タイヤサイド部の表面からタイヤ軸方向内側に凹む窪み部である、請求項1〜9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記凹凸構造は、前記第2凹凸部のタイヤ半径方向外側で、第3凹部と第3凸部とがタイヤ周方向に交互に配される第3凹凸部を含み、
    前記複数の突起は、前記第1凹凸部から前記第2凹凸部にわたって配される第1突起と、前記第2凹凸部から前記第3凹凸部にわたって配される第2突起とを含む、請求項1〜10のいずれかに記載のタイヤ。
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