JP2019077168A - 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 - Google Patents

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泰人 駒井
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Abstract

【課題】所望の着弾形状を得られる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供する。【解決手段】液体吐出ヘッドは、共通する圧力室に連通する3以上のノズルを有するノズル群を備えるノズルプレート41と、を備え、ノズル群の中央部に配されるノズルは、ノズル群の端部に配されるノズルよりも、ノズル径が小さい。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。
インクジェットヘッドなどの液体吐出ヘッドは、例えば複数のノズルを有するノズルプレートと、ノズルプレートに対向して配置され、ノズルに連通する複数の圧力室及び複数の圧力室に連通する共通室を構成するベースプレートと、を備える。圧力室に設けられる駆動素子に電圧を印加して圧力室に圧力変動を生じさせることで、ノズルから液体を吐出する。液体吐出ヘッドには液体を収容する液体タンクが接続され、液体吐出ヘッドと液体タンクを通る循環路にて液体を循環している。
このような液体吐出ヘッドにおいて、1つの圧力室に連通するノズルを複数備える構成が知られている。例えば3つ以上の同形状のノズルが並んで配置されている場合、中央に位置するノズルからの液体の吐出速度が遅くなる。このため、液体吐出ヘッドに対して相対的に移動する吐出対象物に、液体を噴射すると、着弾形状が整わない、という課題がある。
特開2015−100966号公報
本発明が解決しようとする課題は、所望の着弾形状を得られる液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供することである。
実施形態にかかる液体吐出ヘッドは、共通する圧力室に連通する3以上のノズルを有するノズル群を備えるノズルプレートを備え、前記ノズル群の中央部に配されるノズルは、前記ノズル群の端部に配されるノズルよりも、ノズル径が小さい。
第1実施形態にかかる液体吐出装置の説明図。 同液体吐出装置の液体吐出ヘッドの斜視図。 同液体吐出ヘッドの一部の構成を示す分解斜視図。 同液体吐出ヘッドの構成を示す断面図。 同液体吐出ヘッドの一部の構成を示す断面図。 同液体吐出ヘッドの一部の構成を示す断面図。 同液体吐出ヘッドのノズルの構成を示す説明図。 同液体吐出ヘッドのノズルの構成と着弾の状態を示す説明図。 同液体吐出ヘッドのノズルの構成と着弾の状態を示す説明図。 他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドのノズルプレートの構成を示す断面図。 他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドのノズルプレートの構成を示す断面図。 他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドのノズルプレートの構成を示す下面図。 他の実施形態にかかる液体吐出ヘッドのノズルプレートの構成を示す断面図。
以下に、第1実施形態に係る液体吐出装置であるインクジェット記録装置1及び液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッド31の構成について、図1乃至図9を参照して説明する。図1は、液体吐出装置であるインクジェット記録装置1の説明図である。図2は液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッド31の斜視図であり、図3は分解斜視図である。図4乃至図6はインクジェットヘッド31の断面図であり、図7はインクジェットヘッド31のノズルの構成を示す説明図である。図8及び図9はインクジェットヘッド31のノズルの構成と着弾の状態を示す説明図である。図中X、Y、Zは互いに直交する3方向を示している。なお、本実施形態において、インクジェットヘッド31のノズル41b、41c、41dがZ方向の一方である下向きに配置される姿勢を基準として方向の説明を記載するが、これに限られるものではない。
図1に示すように、インクジェット記録装置1は、筐体11と、媒体供給部12と、画像形成部13と、媒体排出部14と、搬送装置15と、制御部16と、を備える。
インクジェット記録装置1は、媒体供給部12から画像形成部13を通って媒体排出部14に至る所定の搬送路A1に沿って、吐出対象物である記録媒体として例えば用紙Pを搬送しながらインク等の液体を吐出することで、用紙Pに画像形成処理を行う液体吐出装置である。
筐体11は、インクジェット記録装置1の外郭を構成する。筐体11の所定箇所に、用紙Pを外部に排出する排出口11aを備える。
媒体供給部12は複数の給紙カセット12aを備える。給紙カセット12aは、筐体11内に複数設けられている。複数の給紙カセット12aは、例えば、上側が開口する所定のサイズの箱状に構成され、各種サイズの用紙Pを複数枚積層して保持可能に構成される。
媒体排出部14は、排紙トレイ14aを備える。排紙トレイ14aは、筐体11の排出口11aの近傍に設けられている。排紙トレイ14aは、排出口11aから排出される用紙Pを保持可能に構成されている。
画像形成部13は、用紙Pを支持する支持部17と、支持部17の上方に対向配置された複数のヘッドユニット30と、を備える。
支持部17は、画像形成を行う所定領域にループ状に備えられる搬送ベルト18と、搬送ベルト18を裏側から支持する支持プレート19と、搬送ベルト18の裏側に備えられた複数のベルトローラ20と、を備える。
支持部17は、画像形成の際に、搬送ベルト18の上面である保持面18aに用紙Pを支持するとともに、ベルトローラ20の回転によって所定のタイミングで搬送ベルト18を送ることにより、用紙Pを下流側へ搬送する。
ヘッドユニット30は、複数(4色)のインクジェットヘッド31と、各インクジェットヘッド31上にそれぞれ搭載された液体タンクとしてのインクタンク32と、インクジェットヘッド31とインクタンク32とを接続する接続流路33と、循環部である循環ポンプ34と、を備える。ヘッドユニット30は、インクタンク32と、図4に示すようにインクジェットヘッド31の内部に作りこまれた圧力室C1及び共通室C2において液体を常時循環させる循環型のヘッドユニットである。
本実施形態において、インクジェットヘッド31としてシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクジェットヘッド31C、31M、31Y、31Kと、これらの各色のインクをそれぞれ収容するインクタンク32として、インクタンク32C、32M、31Y、31Kを備える。インクタンク32は接続流路33によってインクジェットヘッド31に接続される。接続流路33は、インクジェットヘッド31の供給口に接続される供給流路33aと、インクジェットヘッド31の排出口に接続される回収流路33bと、を備える。
また、インクタンク32には、図示しないポンプなどの負圧制御装置が連結されている。そして、インクジェットヘッド31とインクタンク32との水頭値に対応して、負圧制御装置によりインクタンク32内を負圧制御することで、インクジェットヘッド31の各ノズル41b、41c、41dに供給されたインクを所定形状のメニスカスに形成させている。
循環ポンプ34は、例えば圧電ポンプで構成される送液ポンプである。循環ポンプ34は、供給流路33aに設けられている。循環ポンプ34は、配線により制御部16の駆動回路に接続され、CPU(Central Processing Unit)16aの制御によって制御可能に構成されている。循環ポンプ34は、インクジェットヘッド31とインクタンク32を含む循環流路で液体を循環させる。
搬送装置15は、媒体供給部12の給紙カセット12aから画像形成部13を通って媒体排出部14の排紙トレイ14aに至る搬送路A1に沿って、用紙Pを搬送する。搬送装置15は、搬送路A1に沿って配置される複数のガイドプレート対21a〜21hと、複数の搬送用ローラ22a〜22hと、を備えている。
複数のガイドプレート対21a〜21hは、それぞれ、搬送される用紙Pを挟んで対向配置される一対のプレート部材を備え、用紙Pを搬送路A1に沿って案内する。
搬送用ローラ22a〜22hは、給紙ローラ22a、搬送ローラ対22b〜22g、排出ローラ対22hを備える。これらの搬送用ローラ22a〜22hが制御部16のCPU16aの制御によって駆動されて回転することで、用紙Pを搬送路A1に沿って下流側に送る。なお、搬送路A1には用紙の搬送状況を検出するセンサが各所に配置されている。
制御部16は、コントローラであるCPU16aと、各種のプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)と、各種の可変データや画像データなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、外部からのデータの入力及び外部へのデータの出力をするインターフェイス部と、を備える。
図2乃至図7に示すように、インクジェットヘッド31は、液体吐出ヘッドであり、ノズルプレート41と、ベースプレート42と、フレーム43と、マニフォルド44と、を備える。
ノズルプレート41は、矩形の板状に構成されている。ノズルプレート41は、各圧力室C1に連通する複数のノズル41b、41c、41dを有するノズル群41aを複数備えている。
本実施形態において、2列に配列された圧力室C1の各列に対して、それぞれ3つのノズルを有するノズル群41aが、複数並列して形成されている。各ノズル群41aは、1つの圧力室C1に連通する複数のノズル41b、41c、41dを備える。各ノズル群41aにおいて、第1方向であるX方向に沿って3つのノズル41b、41c、41dが並列して設けられている。
図6及び図7に示すように、ノズル41b、41c、41dは吐出面側のノズル径が小さくなるテーパ状の円錐台状である。共通の圧力室C1に対向して配置される一対のノズル41b、41c、41dは、吐出面からの液体の吐出速度が揃うように、ノズル群41aの中央部に配されるノズル41dと、ノズル群41aの端部に配されるノズル41b,41cの形状または大きさが異なっている。すなわち、3つ以上のノズル41b、41c、41dが並び、中央部のノズル41dは、並列方向の両端部のノズル41b、41cよりも小径に構成され、吐出速度が均一となる形状に構成されている。言い換えれば、後述する供給路44a及び回収路44bから、遠い位置にあるノズル41dが、供給路44a及び回収路44bに近い位置にあるノズル41b,41cよりも、小径に構成されている。
具体的には中央部に配置されるノズル41dの開口の面積が、両端部のノズル41b、41cの開口の面積よりも、小さく構成されている。すなわち、円筒状のノズル41dの最小径となる吐出面側のノズル径Dn1が、ノズル41b、41cの最小径となる吐出面側のノズル径Dn2よりも小さく構成されている。例えばノズル41dの直径は27μm、ノズル41b,41cの直径はそれぞれ30μmに構成されている。この例では、ノズル群41aの直径の比は、中央部のノズルの直径:両端部のノズルの直径=9:10である。
例えば、ノズル41b、41c、41dの間の距離であるノズル間距離をそれぞれPt、用紙Pとの相対移動速度である送り速度をv、ノズル41b、41c、41dの吐出口が配される吐出面と用紙Pとの距離をG、ノズル41dから吐出する液滴の吐出速度をv1、ノズル41b及び41cから吐出する液滴の吐出速度の平均をv2、としたとき、Pt/2>v*G(v2−v1)/v1*v2>−Pt/2 (式1)の関係を満たすように構成されている。この関係式1を満たす場合、インクジェットヘッド31は、中央部のノズル41dからの液滴Idの着弾位置のずれ量がPt/2以内となる。
ベースプレート42は、矩形状に構成され、フレーム43を挟んでノズルプレート41に対向して接合される。ベースプレート42は、ノズルプレート41との間に共通室C2を形成する。
ベースプレート42のノズルプレート41に対向する面には、駆動素子となる複数の圧電素子45aを並列して備える圧電ブロック45が設けられている。圧電ブロック45はその長手方向が第1方向に延びる細長形状であり、第2方向に複数の圧電素子45aを並列して備えている。第2方向において、隣接する圧電素子45a間に、圧力室C1を構成する溝が形成されている。圧電素子45aは例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電セラミック材料等で構成される。圧電素子45aの並列方向における両端面には電極47が形成されている。電極47は配線パターン48を介して回路基板50に電気的に接続されている。
一対の圧電ブロック45は、各圧電素子45aの位置が、圧電素子45aの配列ピッチの1/2倍、第2方向において、ずらして配列されている。すなわち、図5に示す様に、2列に形成される圧力室C1は、第2方向において圧力室C1の1/2倍の距離、位置がずれている。このため、用紙Pにおいて液滴Idは圧力室C1ピッチの1/2倍の間隔で着弾されることになる。
ベースプレート42は、供給孔46a及び回収孔46bを有する。供給孔46aはベースプレート42を厚さ方向に貫通する貫通孔であり、マニフォルド44の供給路44aに連通する。回収孔46bはベースプレート42を厚さ方向に貫通する貫通孔であり、マニフォルド44の回収路44bに連通する。すなわち、供給孔46a及び回収孔46bは、ノズル41b,41c,41dが並ぶ並列方向である第1方向において、ノズル群41aの外側に、接続される
フレーム43は、矩形の枠状に構成され、ベースプレート42とノズルプレート41との間に配される。フレーム43は所定の厚さを有し、ベースプレート42とノズルプレート41との間に共通室C2を形成する。
マニフォルド44は、矩形のブロック状に構成され、ベースプレート42に接合される。マニフォルド44は、共通室C2に連通する流路である供給路44a及び回収路44bを有し、所定のインク流路を形成する形状に構成されている。供給路44aは供給流路33aに連通し、回収路44bは回収流路33bに連通している。マニフォルド44の外面には回路基板50が設けられている。回路基板50は駆動IC51を搭載している。駆動IC51はFPC(Flexible Printed Circiuts)52及び配線パターン48を介して、圧電素子45aの電極47に電気的に接続されている。
以上のように構成されたインクジェットヘッド31は、ノズルプレート41とベースプレート42とフレーム43とマニフォルド44とを組み付けた状態で、内部に隔壁となる圧電素子45aによって仕切られた複数の圧力室C1を形成するとともに、各圧力室C1に連通するインク流路を構成する。
以上のように構成されたインクジェット記録装置1の動作について説明する。CPU16aは、例えばインターフィースにおいてユーザが操作入力部の操作による印刷指示を検出する。そして、印刷指示を検出すると、CPU16aは搬送装置15を駆動して用紙Pを搬送するとともに、所定のタイミングでヘッドユニット30に対して印字信号を出力することで、インクジェットヘッド31を駆動する。インクジェットヘッド31は吐出動作として、画像データに応じた画像信号により、圧電素子45aを選択的に駆動してノズル41b、41c、41dからインクを吐出して、搬送ベルト18上に保持された用紙Pに画像を形成する。
液体吐出動作として、CPU16aは、駆動回路により配線パターン48を介して圧電素子45a上の電極47に駆動電圧を印加することで、圧電素子45aを変形させる。例えば、駆動する圧力室C1の容積を増大させる方向に変形させ、圧力室C1内を負圧にすることで、インクが圧力室C1内に導かれる。一方、圧力室C1の容積が減少する方向に変形させ、圧力室C1内を加圧することで、ノズル41b、41c、41dからインク滴が吐出する。この圧力室C1の容積の変動により、圧力室C1に対向配置された一対のノズル41b、41c、41dから、液滴Idが吐出される。そして、対向配置された用紙Pに液滴Idが噴射される。
CPU16aは、循環ポンプ34を駆動することで、インクタンク32とインクジェットヘッド31とを通る循環流路で液体を循環させる。循環動作により、インクタンク32内のインクは、図示しない供給口を通って、流路部で構成される共通室C2に流入し、複数の圧力室C1に供給される。
図7は、インクジェットヘッド31の液体吐出動作を示す説明図であり、ノズルプレート41の構成と、着弾した液滴Idの形状を示す。図8は、用紙Pの移動方向が第1方向であるX方向に沿う場合の、インクジェットヘッド31と、比較例1にかかるインクジェットヘッド531について、液体吐出動作及び着弾形状を示す。図9は、用紙Pの移動方向が第2方向であるY方向に沿う場合の、インクジェットヘッド31と、比較例1にかかるインクジェットヘッド531について、液体吐出動作及び着弾形状を示す。比較例1は、円筒状のノズル541b、541c、541dは同形状であり、最小径となる吐出面側のノズル径が同じである。
吐出動作において、本実施形態にかかるノズル41b,41c,41dの吐出口が配される吐出面と用紙Pとの距離Gは0.5mm〜5mmに設定し、好ましくは2mm〜3mmとする。また、用紙Pの搬送速度は0.4m/sec〜1.0m/secとする。
なお、図7乃至図9に示される液体吐出動作の条件として、吐出面と用紙Pとの距離Gは2mmまたは3mm、用紙Pの搬送速度は0.4m/secに設定した。
図7乃至図9に示すように、インクジェットヘッド31は、共通する圧力室C1に連通する一対のノズル41b、41c、41dの形状は吐出速度が揃うように構成されている。したがって液滴の着弾のタイミングが揃う。
一方、図8、及び図9に比較例1として示すように、同形状のノズル541b、541c、541dを有するノズルプレート541を用いた場合、中央部に位置するノズル541dの着弾のタイミングが遅くなるため、着弾位置がずれる。
例えば図8に示す様に、用紙Pがインクジェットヘッド531に対してノズル541b、541c、541dの並列方向である第1方向に沿って相対的に移動する場合には、中央部のノズル541dからの液滴Idは、他の両端部のノズル541b、541cの液滴Idの中間位置よりも、用紙Pの移動方向の後方に位置し、着弾間隔がずれる。
一方、図9に示すように、インクジェットヘッド531において、用紙Pが並列方向である第1方向に直交する第2方向に、相対的移動する場合には、中央部のノズル541dからの液滴Idは、他の両端部のノズル541b、541cの液滴Idよりも、用紙Pの移動方向の後方に、着弾位置がずれる。
これに対し、本実施形態にかかるインクジェットヘッド31は、吐出速度が遅くなる傾向にある中央部のノズル41dを両端部のノズルと比較して小径とすることで、吐出速度を上げたことにより、結果的に、複数のノズル41b、41c、41dの吐出速度を均一に揃えることができる。このため、着弾間隔及び着弾位置が揃い、望ましい着弾形状が得られる。また、インクジェットヘッド31は、吐出時に、3つのノズル41b、41c、41dのうち、中央のノズル41dの圧力が両隣のノズル41b、41cの圧力よりも高くなる。よって、所望の着弾形状が得られる。
また、上記第1実施形態にかかるインクジェットヘッド31は、Pt/2>v*G(v2−v1)/v1*v2>−Pt/2 (式1)の関係式を満たす設定としたことにより、中央部のノズル41dからの液滴Idの着弾位置のずれ量がPt/2以内になるため、着弾間隔が揃い、望ましい着弾形状が得られる。

上記第1実施形態にかかるインクジェットヘッド31は、共通する圧力室C1に連通する3つのノズル41b、41c、41dを有するノズル群41aを備えるノズルプレートを備えることで、1回の吐出駆動で多量の液の吐出が可能となる。つまり、第1実施形態にかかるインクジェットヘッド31は、多量の液の吐出が可能で、着弾間隔及び着弾位置が揃い、望ましい着弾形状が得られる。
また、上記第1実施形態にかかるインクジェットヘッド31には液体を収容するインクタンク32が接続され、インクジェットヘッド31と液体タンクを通る循環路にて液体を循環している。つまり、第1実施形態にかかるインクジェットヘッド31は、比重が高い液体や、粘度の高い液体であっても多量、且つ、着弾間隔及び着弾位置が揃い、望ましい着弾形状が得られる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば上記第1実施形態においては、吐出速度を調整するために形状を異ならせる例として、ノズル41b、41c、41dの吐出面におけるノズル径を異ならせた例を示したが、これに限られるものではない。例えば他の実施形態として図10に示すノズルプレート141のように、中央部のノズル141dが両端部のノズル141b、141cよりも絞り量が大きい構成としてもいい。すなわち、例えば吐出面の開口面積が同じであっても、絞り量が大きい方が、吐出速度が速くなる。すなわち、ノズルプレート141はノズル141b、141cと、ノズル141dとのテーパ角が異なり、ノズルプレート141のノズル141dのベースプレート42側の開口径Dn3が、ノズル141b、141cの開口径Dn4よりも大きく構成されている。この場合にあっても、複数のノズル141b、141c、141dの吐出速度を均一化することができるため、上記第1実施形態と同様に複数のノズル141b、141c、141dから吐出される液滴の着弾位置を揃えることにより所望の着弾形状が得られる。またノズルプレート141は、吐出時に、3つのノズル141b、141c、141dのうち、中央のノズル141dの圧力が両隣のノズル141b、141cの圧力よりも高くなる。よって、所望の着弾形状が得られる。
また、ノズル径を異ならせる位置は吐出面に限られるものではなく、ノズルの中途部であってもよい。例えば他の実施形態として図11に示すノズルプレート241において、ノズル241b、241c、241dはその中途部に最小径となる絞り部を有する。この場合に、中央部のノズル241dの絞り量を大きくする。すなわち、中央部のノズル241dの絞り部の開口径であるノズル径を、両端部のノズル241b,241cの絞り部の開口径であるノズル径よりも小さくし、絞り部の開口径であるノズル径をDn1<Dn2とすることで、複数のノズル241b、241c、241dにおいて吐出速度を均一化にすることができるため、上記第1実施形態と同様に着弾位置を揃えることができ、所望の着弾形状が得られる。またノズルプレート241は、吐出時に、3つのノズル241b、241c、241dのうち、中央のノズル241dの圧力が両隣のノズル241b、241cの圧力よりも高くなる。よって、所望の着弾形状が得られる。
また、ノズルの開口の形状は、円形に限られるものではなく、他の形状としてもよい。図12は他の実施形態にかかるノズルプレート341の下面図である。ノズルプレート341のノズル341b、341cは楕円状に構成され、ノズル341dが円形状に構成されている。すなわち、ノズル群341aの中央部に配されるノズル341dは、両端部に配されるノズル341b、341cよりも開口の真円度が高く構成されている。一例として、ノズル341b、341cは並列方向である第1方向において長い楕円形状であり、第1方向に沿う長径が33μm、第2方向に沿う短径が27μmに構成されている。一方、円形のノズル341dは直径が27μmに構成されている。この例では、ノズル341b、341cの楕円の直径の比は、第1方向に沿う直径:第2方向に沿う直径=11:9である。
ノズルプレート341においては、真円に近い円形の方が、楕円形状よりも吐出速度が大きくなることから、吐出速度が遅くなる中央部のノズル341dを、真円に近い形にすることで、中央部のノズル341dの吐出速度を上げ、3つのノズル341b、341c、341dの吐出速度を均一化することができる。したがって、上記第1実施形態と同様に着弾位置を揃えることができ、所望の着弾形状が得られる。またノズルプレート341は、吐出時に、3つのノズル341b、341c、341dのうち、中央のノズル341dの圧力が両隣のノズル341b、341cの圧力よりも高くなる。よって、所望の着弾形状が得られる。
また、本実施形態においては、端部のノズル341b,341cを、ノズル341b,341cの並び方向において長い楕円にすることで、ノズル341b,341cが溝の縁部に接近しすぎることを抑制でき、狭いスペースにおいて流量及び吐出速度を効率的に調整できるという効果が得られる。なお、楕円形状の第1方向に沿う直径の長さを第2方向に沿う直径の長さよりも短くしても良い。
また、ノズルの数は、3つに限られるものではなく、4以上としてもよい。例えば他の実施形態として図13に示すノズルプレート441は、5つのノズル441b、441c、441d、441e、441fを有する。この場合には、例えば中央部のノズル441dの直径が、その隣の2つのノズル441c、441bの直径よりも小さく、さらに両端部のノズル441e、441fの直径が、ノズル441c、441bの直径よりも大きくなるように、設定することで、吐出速度を均一化することができる。したがって、上記第1実施形態と同様に着弾位置を揃えることができ、所望の着弾形状が得られる。またノズルプレート441は、吐出時に、5つのノズル441b、441c、441d、441e、441fのうち、中央寄りのノズル441dの圧力が両側のノズル441c、441bの圧力よりも高く、さらにノズル441c、441bの圧力は両端部のノズル441e、441fの圧力よりも高くなる。よって、所望の着弾形状が得られる。
実施形態のインクジェット記録装置1は、画像形成媒体Sに、インクによる二次元の画像を形成するインクジェットプリンターである。しかしながら、実施形態のインクジェット記録装置は、これに限られるものではない。実施形態のインクジェット記録装置は、例えば、3Dプリンター、産業用の製造機械、又は医療用機械などであっても良い。実施形態のインクジェット記録装置が3Dプリンターなどである場合には、実施形態のインクジェット記録装置は、例えば、素材となる物質又は素材を固めるためのバインダーなどをインクジェットヘッドから吐出させることで、立体物を形成する。
また吐出方式も上記に限られるものではない。例えば、バブル方式や圧電素子使用のカイザー方式など、他の方式も適用可能である。
実施形態のインクジェット記録装置1は、インクジェットヘッド31を4つ備え、それぞれのインクジェットヘッド31が使用するインクの色はシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックである。しかしながら、インクジェット記録装置が備えるインクジェットヘッド31の数は4つに限定せず、また、複数ではなくても良い。また、それぞれのインクジェットヘッド31が使用するインクの色及び特性などは限定しない。また、インクジェットヘッド31は、透明光沢インク、赤外線又は紫外線等を照射したときに発色するインク、又はその他の特殊インクなども吐出可能である。さらに、インクジェットヘッド31は、インク以外の液体を吐出することができるものであっても良い。なお、インクジェットヘッド31が吐出する液体は、懸濁液などの分散液であっても良い。インクジェットヘッド31が吐出するインク以外の液体としては例えば、プリント配線基板の配線パターンを形成するためのレジストなどの液体、人工的に組織又は臓器などを形成するための細胞などを含む液体、接着剤などのバインダー、ワックス、又は液体状の樹脂などが挙げられる。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…インクジェット記録装置、13…画像形成部、16…制御部、16a…CPU、30…ヘッドユニット、31…インクジェットヘッド、32…インクタンク、33…接続流路、33a…供給流路、33b…回収流路、34…循環ポンプ、41、141、241、341、441…ノズルプレート、41a…ノズル群、41b、41c、41d、141b、141c、141d、241b、241c、241d、341b、341c、341d、441b、441c、441d、441e,441f…ノズル、42…ベースプレート、43…フレーム、44…マニフォルド、44a…供給路、44b…回収路、45…圧電ブロック、45a…圧電素子(駆動素子)、46a…供給孔、46b…回収孔、47…電極、C1…圧力室、C2…共通室。

Claims (6)

  1. 共通する圧力室に連通する3以上のノズルを有するノズル群を備えるノズルプレートを備え、
    前記ノズル群の中央部に配されるノズルは、前記ノズル群の端部に配されるノズルよりも、ノズル径が小さい、液体吐出ヘッド。
  2. 絞りを有する流路を有するとともに共通する圧力室に連通する、3以上のノズルを有する、ノズル群を備えるノズルプレートを備え、
    前記ノズル群の中央部に配される前記ノズルは、前記ノズル群の端部に配される前記ノズルよりも、流路の絞り量が大きい、液体吐出ヘッド。
  3. 共通する圧力室に連通する3以上のノズルを有するノズル群を備えるノズルプレートを備え、
    前記ノズル群の中央部に配される前記ノズルの開口の形状は円形状であり、前記ノズル群の端部に配される前記ノズルの開口の形状は楕円形状である、液体吐出ヘッド。
  4. 前記ノズル群において、複数の前記ノズルは所定の第1方向に並んで配列され、
    前記第1方向において、前記ノズル群の外側に、前記圧力室に液体を供給する供給流路、または前記圧力室からの液体を回収する回収流路が、接続される、請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドと、
    所定の搬送路に沿って吐出対象物を搬送する搬送装置と、を備える液体吐出装置。
  6. 共通する前記圧力室に連通する複数の前記ノズルの間の距離をPt、吐出対象物との相対移動速度をv、前記ノズルと前記吐出対象物との距離をG、中央部の前記ノズルから吐出する液滴の吐出速度をそれぞれv1、端部の前記ノズルから吐出する液滴の吐出速度の平均をv2としたとき、Pt/2>v*G(v2−v1)/v1*v2>−Pt/2 の関係式を満たす、請求項5記載の液体吐出装置。
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