JP2019076865A - 縦型破砕機 - Google Patents

縦型破砕機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019076865A
JP2019076865A JP2017207679A JP2017207679A JP2019076865A JP 2019076865 A JP2019076865 A JP 2019076865A JP 2017207679 A JP2017207679 A JP 2017207679A JP 2017207679 A JP2017207679 A JP 2017207679A JP 2019076865 A JP2019076865 A JP 2019076865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
substrate
knocker
collision member
crushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017207679A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6315530B1 (ja
Inventor
忠男 春日
Tadao Kasuga
忠男 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Armec Co Ltd
Original Assignee
Armec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=62069361&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2019076865(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Armec Co Ltd filed Critical Armec Co Ltd
Priority to JP2017207679A priority Critical patent/JP6315530B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6315530B1 publication Critical patent/JP6315530B1/ja
Publication of JP2019076865A publication Critical patent/JP2019076865A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

【課題】難破砕物を良好に破砕できる縦型破砕機を提供する。【解決手段】ローター5の最上位にロータノッカー6を設け、ロータノッカー6は、筒状のケーシング3内に水平姿勢で配設されて回転させられる円形の基板61と、当該基板61の板面から段付きに高く設けられ、基板61を径方向に横切って延びる長板状に成形された衝突部材7と、当該衝突部材7の脚部73,73の板面上にそれぞれ立設された破砕刃82,82と、各第1破砕刃82,82よりも径方向内方位置の板面上にそれぞれ立設された破砕刃81,81とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は縦型破砕機に関し、特に難破砕物を良好に破砕できる縦型破砕機に関するものである。
縦型破砕機はコンパクトな形状で産業廃棄物等を破砕して再資源化するもので、その一例は例えば特許文献1に示されている。ここに示された縦型破砕機では、円筒状のケーシング内に回転自在にローターが配設され、当該ローターの外周部に周方向へ間隔をおいて設けた複数の支持ピンにそれぞれリングハンマーが装着されている。そして、ケーシングの上方から投入された被破砕物がリングハンマーとケーシング内周のライナーとの間に導入されて、ローターの回転に伴うリングハンマーの打撃作用によって破砕され、破砕された被破砕物はケーシングの下方へ排出される。
特開2001−104812
ところで近年は自動販売機等の難破砕性のスクラップ(難破砕物)から高純度の金属を分離・分別することが求められており、このために難破砕物を良好に破砕できる縦型破砕機の実現が要請されていた。
そこで、本発明はこのような要請に鑑みたもので、難破砕物を良好に破砕できる縦型破砕機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、ローター(5)の最上位にロータノッカー(6)を設け、前記ロータノッカー(6)は、筒状のケーシング(3)内に水平姿勢で配設されて回転させられる円形の基板(61)と、当該基板(61)の板面から段付きに高く設けられ、前記基板(61)を径方向に横切って延びる長板状に成形された衝突部材(7)と、当該衝突部材(7)の両端部(73,73)の板面上にそれぞれ立設された第1破砕刃(82,82)と、当該各第1破砕刃(82,82)よりも径方向内方位置の板面上にそれぞれ立設された第2破砕刃(81,81)とを備える。
本第1発明においては、ケーシングの上方から投入された被破砕物は、衝突部材の回転に伴って旋回移動する破砕刃に衝突して切り裂かれ効率的に破砕される。
本第2発明では、前記衝突部材(7)の両端部(73,73)の、基板回転方向に面する各側面を衝突面(73a)とする。
本第2発明においては、衝突部材の回転に伴ってその衝突面に被破砕物が衝突してさらに効率的に破砕される。
本第3発明では、前記衝突面(73a)に取替え可能なライナー板(74)を接合する。
本第3発明においては、衝突面に接合されたライナー板は被破砕物が衝突して摩耗するが、取替え可能であるからメンテナンスが容易である。
本第4発明では、前記第1破砕刃(82,82)および第2破砕刃(81,81)は、基板回転方向に面する側面(81a,82a)が前記衝突部材(7)の板面から直立している。
本第4発明においては、直立した側面によって被破砕物がより効率的に切り裂かれ破砕される。
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を参考的に示すものである。
以上のように、本発明の縦型破砕機によれば、難破砕物を良好に破砕することができる。
本発明の一実施形態における縦型破砕機の全体垂直断面図である。 ケーシングの開口上方から見たロータノッカーの斜視図である。 ロータノッカーの平面図である。 ロータノッカーの、図3におけるX矢視側面図である。 ロータノッカーの、図3におけるY矢視側面図である。
なお、以下に説明する実施形態はあくまで一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が行う種々の設計的改良も本発明の範囲に含まれる。
図1には縦型破砕機の全体垂直断面図を示す。図1において、架台1上に設けた円筒状のディスチャージリング2上にケーシング3が設置されており、ケーシング3は上方へ拡開する筒状をなしている。ケーシング3の中心には架台1を上下方向へ貫通して回転シャフト41が配設されており、ケーシング3内に位置する回転シャフト41部分には上下に間隔をおいてローター5を構成するロータディスク51が固定されている。
上下のロータディスク51に挟まれて、これらロータディスク51の外周部間に貫設された支持ピン511に、マンガン鋼等で製造されたリングハンマー52が隙を有して嵌装されている。リングハンマー52はその外側外周がケーシング3内周に設けたライナー31に接近しており、下側のリングハンマー52とライナー31の間の隙は上側よりも相対的に小さくなっている。そして、回転シャフト41の上端に、詳細を後述する板状のロータノッカー6が固定されている。
架台1の下方に位置する回転シャフト41部分には大径のプーリ42が装着されており、当該プーリ42に懸架されたベルト43の他端が、架台1に垂直姿勢で設けられたモータ44の出力軸に装着された小径のプーリ45に懸架されている。このような構造により、モータ44によって回転シャフト41およびこれと一体のローター5が回転させられて、ケーシング3の上方から供給された被破砕物が、後述するようにロータノッカー6と、その下方のリングハンマー52によって破砕されて、ケーシング3の下方の、ディスチャージリング2の外周に設けた図略の排出口から外部へ排出される。
図2にはケーシング3の開口上方から見たローター5およびその最上位のロータノッカー6の斜視図を示し、図3にはロータノッカー6の平面図を示す。またロータノッカー6の、図3におけるX矢視側面図を図4に示し、そのY矢視側面図を図5に示す。
ロータノッカー6はケーシング3の内周に沿う円形の基板61を備えており、当該基板61上にこれを径方向へ横切って一文字状に衝突部材7が接合されている。衝突部材7は基板61から段付きに高くなった厚肉の長板状に成形されており、中心の円形ボス部71が回転シャフト41の上端外周に固定されている(図1参照)。
衝突部材7は上記円形ボス部71を備える略矩形の中心部72と、当該中心部72の対向辺からそれぞれ径方向外方へ延びる端部としての脚部73,73を有している。各脚部73は中心部72の対向辺の互いに反対側の半部から径方向外方へ延出しており、基板61の回転方向(図3の矢印)に面する各脚部73の側面は、基板61の直径方向に沿うように形成されて衝突面73aとなっている。そして、これら衝突面73aには取替え可能なハイマンガン鋼等のライナー板74が接合されている。
円形ボス部71の周縁711上には径方向の対称位置に一対の破砕刃81,81が突設されている。両破砕刃81,81は先端に向けて漸次狭幅となった略三角の所定厚の板体で、基板61の回転方向に面する側面81aが水平な円形ボス部71の周縁面から直立し、背面は傾斜している。また、上記各破砕刃81よりも径方向外方の脚部73,73の上面にもそれぞれ破砕刃82,82が突設されている。これら破砕刃82,82の形状は上記破砕刃81,81と同様で、基板61の回転方向に面する側面82aは水平な各脚部73,73の上面から直立し、背面は傾斜している。そして、一対の破砕刃81,81と他の一対の破砕刃82,82は周方向の位置を互いにずらして設けられている。
このようなロータノッカー6が回転シャフト41によって回転させられると、ケーシング3の上方から投入された被破砕物は、衝突部材7の上面に突設された破砕刃81,81,82,82の、直立する側面81a,82aに衝突して切り裂かれ破砕される。このような破砕刃81,81,82,82を設けたことによって従来難破砕物とされたものでも良好に破砕することができる。特に、各一対の破砕刃81,81と82,82を内方位置と外方位置でかつ互いに周方向へずらして位置させたため、旋回移動に伴って各破砕刃81,81,82,82が適当な時間間隔を保って被破砕物に衝突するから、切り裂き破砕機能が効果的に発揮される。
なお、特に内側に設けられた破砕刃81,81は、衝突部材7の中心部72上面に未破砕の被破砕物が滞留するのを防止するとともに、被破砕物の過大な塊が投入された際にこれを上方へはじき返して図略の異物排出口から外部へ排出させ、破砕能力を超える被破砕物がリングハンマー52とライナー31の間へ供給されるのを防止するという機能も発揮する。
また衝突部材7は基板61から段付きに高くなって径方向へ一文字状に延びる長板状になっているから、破砕刃81,81,82,82によって破砕された被破砕物が衝突部材7上に留まることなくこれから容易に基板61上に落下させられる。そして遠心力によって基板61の外周方向へ移動させられて、旋回移動する衝突部材7の衝突面73a(ライナー板74)に衝突して効率的に破砕される。
ロータノッカー6によって破砕された被破砕物は、続いて下方のリングハンマー52とライナー31の間へ供給されてここでリングハンマー52によって所定の大きさ以下に破砕されて、排出口から外部へ排出され、次工程へ送られる。
以上のように、本実施形態で示した縦型破砕機によれば、リングハンマー52へ供給される前に、ロータノッカー6に設けた破砕刃81,82や衝突面73aによって難破砕物が予め十分に破砕されるから、後段のリングハンマー52によって次工程での自動選別が可能になる程度の粒径まで難破砕物が容易かつ確実に破砕される。
3…ケーシング、41…回転シャフト、5…ローター、6…ロータノッカー、61…基板、7…衝突部材、73…脚部(端部)、73a…衝突面、74…ライナー板、81…第2破砕刃、81a…側面、82…第1破砕刃、82a…側面。

Claims (4)

  1. ローターの最上位にロータノッカーを設け、前記ロータノッカーは、筒状のケーシング内に水平姿勢で配設されて回転させられる円形の基板と、当該基板の板面から段付きに高く設けられ、前記基板を径方向に横切って延びる長板状に形成された衝突部材と、当該衝突部材の両端部の板面上にそれぞれ立設された第1破砕刃と、当該各第1破砕刃よりも径方向内方位置の板面上にそれぞれ立設された第2破砕刃とを備える縦型破砕機。
  2. 前記衝突部材の両端部の、基板回転方向に面する各側面を衝突面とした請求項1に記載の縦型破砕機。
  3. 前記衝突面に取替え可能なライナー板を接合した請求項2に記載の縦型破砕機。
  4. 前記第1破砕刃および第2破砕刃は、基板回転方向に面する側面が前記衝突部材の板面から直立している請求項1ないし3のいずれか一つに記載の縦型破砕機。
JP2017207679A 2017-10-27 2017-10-27 縦型破砕機 Active JP6315530B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207679A JP6315530B1 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 縦型破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207679A JP6315530B1 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 縦型破砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6315530B1 JP6315530B1 (ja) 2018-04-25
JP2019076865A true JP2019076865A (ja) 2019-05-23

Family

ID=62069361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017207679A Active JP6315530B1 (ja) 2017-10-27 2017-10-27 縦型破砕機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6315530B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111940055A (zh) * 2019-05-14 2020-11-17 衡阳市朝阳重机有限公司 一种高效破碎制砂机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843952U (ja) * 1981-09-14 1983-03-24 株式会社クボタ 塵芥用シユレツダの塵芥停滞防止装置
JPS5882855U (ja) * 1981-12-02 1983-06-04 田中 俊二 金属破砕機
JPH0713438U (ja) * 1993-08-11 1995-03-07 株式会社アコタ 切り屑粉砕装置
JPH08150345A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Kurimoto Ltd 竪型破砕装置の破袋器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843952U (ja) * 1981-09-14 1983-03-24 株式会社クボタ 塵芥用シユレツダの塵芥停滞防止装置
JPS5882855U (ja) * 1981-12-02 1983-06-04 田中 俊二 金属破砕機
JPH0713438U (ja) * 1993-08-11 1995-03-07 株式会社アコタ 切り屑粉砕装置
JPH08150345A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Kurimoto Ltd 竪型破砕装置の破袋器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6315530B1 (ja) 2018-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5020060B2 (ja) 生ゴミ処理機粉砕機構
KR101662464B1 (ko) 회전식 분급기 및 수직형 밀
CA2848911C (en) Device for comminuting feedstock
JP2012005945A (ja) 破砕処理装置
JP2019076865A (ja) 縦型破砕機
AU764317B2 (en) Hammer crusher
CN106076528A (zh) 双级单激振非线性多层筛选粉碎装置
JP5459888B1 (ja) 廃プラスチック類の微粉砕機
JP3893353B2 (ja) 破砕装置
CN204034794U (zh) 一种锤式破碎机
JP4265807B2 (ja) 微粉砕機
JP4289013B2 (ja) 穀物の衝撃式粉砕装置
JP3225431U (ja) 粉砕装置
JP6734143B2 (ja) 破砕機および同破砕機のライナ
JP5739135B2 (ja) 木材の粉砕装置
KR200423418Y1 (ko) 스티로폼 분쇄기
CN205851029U (zh) 双级多层振动筛选粉碎机的物料粉碎装置
JP2004330072A (ja) 乾式粉砕装置
JP2001000877A (ja) ガラス粉砕機
RU2471119C1 (ru) Устройство для измельчения отходов производства
JP2013144276A (ja) 破砕機
JP2021122759A (ja) 竪型破砕機用破砕刃
JP2005296710A (ja) 粉砕機
JP5252829B2 (ja) 破砕装置
JP2006122818A (ja) 粉砕機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180227

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180227

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6315530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250