JP2019076803A - 攪拌翼、攪拌機及び攪拌装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、脱泡効果が高い攪拌技術であっても、モータ等の攪拌用駆動源に対して高い負荷をかけるものであると、攪拌操作が安定せず、ひどい場合には攪拌操作自体が不可能になるおそれがある。特に、攪拌槽の底部などに内部の被攪拌物を外部へ排出するポンプが設けられている場合で、該ポンプが、ステーター内に挿入されたローターの回転運動により液体を移送するいわゆるモーノポンプであって且つ該ローターが攪拌軸と連結されている場合に、該攪拌翼が攪拌用駆動源に対する負荷の大きいものであると、該ローターの回転運動が困難となって、モーノポンプによる液体の移送が不可能になるおそれがある。
攪拌翼4は、攪拌軸3に取り付けられ、該攪拌軸3の軸方向即ち長手方向(図示の形態では鉛直方向Z)と交差する方向(図中のX方向)に延びる1本の支軸41と、該支軸41に配置され、該支軸41の軸方向即ち長手方向(図中のX方向)と交差する方向(図中のY方向)に延びる複数の棒状部材42とを備える。
支軸41の軸方向と直交する方向の差し渡し長さ41R(図2参照)は、好ましくは3〜10mm、さらに好ましくは10〜50mmである。
棒状部材42の長手方向と直交する方向の差し渡し長さ42R(図2参照)は、好ましくは3〜10mm、さらに好ましくは10〜50mmである。
尚、差し渡し長さ41Rは、支軸41の軸方向と直交する方向に沿う断面視形状が円形の場合は「直径」であり、また、該断面視形状が異方性形状であって複数の差し渡し長さを有する場合は「最大差し渡し長さ」を意味する。棒状部材42の差し渡し長さ42Rについても同様である。
棒状部材42の長手方向長さ42L0(図2参照)は、好ましくは5〜20mm、さらに好ましくは20〜200mmである。
棒状部材42の支軸41からの延出長さ42L1(図2参照)は、好ましくは5〜20mm、さらに好ましくは20〜200mmである。
延出長さ42L1が最も長い棒状部材42(最長棒状部材)と延出長さ42L1が最も短い棒状部材42(最短棒状部材)との延出長さの比率は、最長棒状部材/最短棒状部材として、好ましくは2〜5、さらに好ましくは1〜10である。図2に示す形態では、前記最短棒状部材は攪拌軸3から最も離れた棒状部材42であり、前記最長棒状部材は攪拌軸3に最も近い棒状部材42である。
1本の支軸41に配置される棒状部材42の数は、好ましくは5〜10本、さらに好ましくは10〜30本である。
例えば図1に示す攪拌装置1においては、攪拌軸3の軸方向(鉛直方向Z)における所定の1箇所(被攪拌物Sと空気との界面近傍)に攪拌翼4が2枚取り付けられていたが、これら2枚と鉛直方向Zにおいて同位置にさらに1枚以上の他の攪拌翼4が取り付けられていてもよく、あるいはこれら2枚の攪拌翼4とポンプ6との間に他の攪拌翼4を取り付けてもよい。前者の場合は、攪拌軸3の周方向において隣り合う2本の支軸41,41どうしのなす角度が互いに均一となるように、3枚以上の攪拌翼4を取り付けることが好ましい。
また前記実施形態では、互いに別体の支軸41と棒状部材42とが溶接などの固定方法によって固定されていたが、両部材41,42は一体的に形成されていてもよい。
また前記実施形態では、1本の支軸41に配置されている複数の棒状部材42の全部が前記不均一棒状部材群であったが、一部のみが前記不均一棒状部材群であってもよい。
また前記実施形態では図2に示すように、棒状部材42は支軸41を挟んで一方側から他方側にわたって連続していたが、支軸41を挟んで一方側と他方側とで不連続であってもよい。例えば、支軸41を挟んで一方側に棒状部材42が延出すると共に、他方側に該棒状部材42とは別の棒状部材42が延出していてもよい。また、棒状部材42は、支軸41を挟んで一方側にのみ配置され、他方側には配置されていなくてもよい。また、支軸41と攪拌軸3とのなす角度が調整可能になされていてもよく、斯かる角度を90度以外の角度に調整して、支軸41の延びる方向を水平方向以外の方向にしてもよい。
また本発明においては、1本の支軸41に配置された複数の棒状部材42は、該支軸41からその軸方向(図中のX方向)と交差する方向に延びていればよく、各棒状部材42の延びる方向(長手方向)は、前記実施形態のように互いに同じでもよく、異なっていてもよい。
また前記実施形態では、攪拌槽2の底部に被攪拌物Sを外部へ排出するポンプ6が設けられていたが、ポンプ6は無くてもよく、また、ポンプ6の如きモーノポンプ、即ち攪拌軸3と連結され攪拌軸3の回転に伴って被攪拌物Sの移送を行うポンプに代えて、攪拌軸3の回転とは独立に被攪拌物Sの移送を実施し得るポンプを設けてもよい。
2 攪拌槽
3 攪拌軸
4 攪拌翼
40 固定具
40A 攪拌軸挿入部
41 支軸
42 棒状部材
42E 棒状部材の長手方向端部
5 回転装置
6 ポンプ
61 ステーター
62 ローター
7 配管
S 被攪拌物
Claims (6)
- 回転装置の攪拌軸に取り付けられる攪拌翼であって、
前記攪拌軸に取り付けられ、該攪拌軸の軸方向と交差する方向に延びる支軸と、該支軸から該支軸の軸方向と交差する方向に延びる複数の棒状部材とを備え、
前記複数の棒状部材が、前記支軸の軸方向に間欠配置されている攪拌翼。 - 前記複数の棒状部材は、前記支軸からの延出長さが互いに異なる複数の前記棒状部材からなる不均一棒状部材群を含み、該不均一棒状部材群の複数の棒状部材は、前記攪拌軸から離れるに従って該延出長さが漸次短くなるように、前記支軸に配置されている請求項1に記載の攪拌翼。
- 前記支軸は、その軸周りに回転可能に前記攪拌軸に配置されている請求項1又は2に記載の攪拌翼。
- 回転装置に対し着脱可能な攪拌軸と、該攪拌軸に取り付けられる攪拌翼とを備える攪拌機であって、
前記攪拌翼が、請求項1〜3のいずれか1項に記載の攪拌翼である攪拌機。 - 前記攪拌軸に前記攪拌翼が2枚取り付けられており、その2枚の攪拌翼は、該攪拌軸の軸方向において互いに同位置にあり、且つ一方の攪拌翼を構成する前記支軸の軸方向に沿う仮想延長線上に、他方の攪拌翼を構成する前記支軸が位置する請求項4に記載の攪拌機。
- 内部に被攪拌物が収容される攪拌槽と、該攪拌槽の内部に回転可能に垂設される攪拌軸と、該攪拌軸に取り付けられる攪拌翼とを備えた攪拌装置であって、
前記攪拌翼が、請求項1〜3のいずれか1項に記載の攪拌翼であり、
前記攪拌槽の底部に、該攪拌槽の内部の被攪拌物を外部へ排出するポンプが設けられ、該ポンプは、ステーターと、該ステーター内に挿入されたローターとを含んで構成され、該ローターが該ステーター内を偏心しながら回転運動を行うことにより、被攪拌物を移送可能になされており、
前記攪拌軸と前記ローターとが連結され、該攪拌軸の回転に伴って該ローターが回転するようになされている攪拌装置。
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JP2017203081A JP6976134B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 攪拌翼、攪拌機及び攪拌装置 |
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2017
- 2017-10-20 JP JP2017203081A patent/JP6976134B2/ja active Active
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