JP2019075936A - 二次電池システム - Google Patents

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義宏 内田
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Abstract

【課題】不感帯を考慮した均等化制御を適切に実行する。【解決手段】二次電池システム2は、組電池10と、均等化ユニット30と、ECU100とを備える。組電池10は、直列接続された複数のブロック101〜10Mを含む。均等化ユニット30は、複数のブロック101〜10Mにそれぞれ並列接続された複数のスイッチング素子SW1〜SWMを導通させることにより、複数のブロック101〜10MのSOCを均等化するように構成されている。ECU100は、複数のブロック101〜10Mのうちの少なくとも1つのブロックが、最も低いOCVであるターゲット電圧TAGよりも不感帯幅ΔVだけ高いしきい値電圧THよりもさらに高い場合に、均等化ユニット30を制御することによって上記少なくとも1つのブロックの電圧をしきい値電圧THまで低下させる。ターゲット電圧TAGが低いほど不感帯幅ΔVが狭い。【選択図】図8

Description

本開示は、二次電池システムに関し、より特定的には、二次電池システムにおける均等化制御技術に関する。
近年、ハイブリッド車および電気自動車などの電動車両の開発が進められている。これらの電動車両には、駆動力を発生させるための組電池を備えた二次電池システムが搭載されている。車載用二次電池システムの組電池の多くは、直列接続された複数のセルを含んで構成される。
上記構成を有する組電池において、セル間のSOC(State Of Charge)にバラつきが生じる場合がある。このようなSOCバラつきが生じた場合に、電圧が高いセルを放電させることによりSOCを均等化する均等化制御が提案されている(たとえば特開2014−233183号公報(特許文献1)参照)。
特開2014−233183号公報
均等化制御では、すべてのセルの電圧がターゲット電圧に達するまで各セルを放電させることも考えられる。ターゲット電圧は、直列接続されたすべてのセルの電圧のうちの最低電圧に設定される。このような均等化制御を実行することにより、すべてのセルのSOCを均等化することができる。
しかしながら、すべてのセルの電圧をターゲット電圧に厳密に揃えることは難しく、一部のセルが過度に放電され、そのセルの電圧がターゲット電圧を下回る可能性がある。そうすると、次回の均等化制御の実行時には、ターゲット電圧を下回った電圧が新たなターゲット電圧に設定される。その結果、均等化制御が繰り返し実行され、組電池に蓄えられたエネルギーが無駄に消費される可能性がある。
そのような状況に対応すべく、ターゲット電圧の電圧マージンを示す「不感帯」を設定することが考えられる。ターゲット電圧よりも不感帯幅だけ高いしきい値電圧よりもさらに高い電圧を有するセルが存在する場合に、当該セルについて均等化制御が実行される。そして、均等化制御により放電中のセルの電圧がしきい値電圧に達すると、放電が停止される。このように不感帯を設定することにより、各セルの電圧がターゲット電圧を下回ることが抑制されるので、均等化制御の繰り返しを防止することができる。
特許文献1に開示された技術では、不感帯は設定されておらず、不感帯をどのように設定することが望ましいかについて特に考慮されていない。この点において、特許文献1に開示の均等化制御には改善の余地が存在する。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、二次電池システムにおいて、不感帯を考慮して均等化制御を適切に実行することである。
本開示のある局面に従う二次電池システムは、組電池と、均等化装置と、制御装置とを備える。組電池は、直列接続された複数のブロックを含む。複数のブロックの各々は、並列接続された少なくとも1つのセルを含む。均等化装置は、複数のブロックにそれぞれ並列接続された複数のスイッチング素子を導通させることにより、複数のブロックのSOCを均等化することが可能に構成されている。制御装置は、複数のブロックのうちの少なくとも1つのブロックの電圧が、複数のブロックの電圧のうちの最も低い電圧(ターゲット電圧)よりも電圧マージン(不感帯幅)だけ高いしきい値電圧よりもさらに高い場合に、均等化装置を制御することによって少なくとも1つのブロックの電圧をしきい値電圧まで低下させる。SOCが低いほど電圧マージンが狭い。
均等化制御は、たとえば断線検出のために実行される。詳細は後述するが、セルの内部抵抗は、セルのSOCが低いほど変化しやすい(図5参照)。言い換えると、セルのSOC(電圧と言い換えてもよい)が低いほど、セルの内部抵抗の「感度」が高い。このため、SOCバラつきに伴う内部抵抗バラつきが大きくなるので、均等化制御によりSOCバラつきを解消することが望ましい。
上記構成によれば、最低電圧が低いほど電圧マージンが狭く設定される。電圧マージンを狭くすることで、しきい値電圧も低くなる。そのため、セルの電圧がしきい値電圧よりも場合に実行される均等化制御が実行されやすくなり、SOCバラつきを積極的に解消することが可能になる。よって、上記構成によれば、電圧マージン(不感帯)を考慮した均等化制御を適切に実行することができる。
本開示によれば、二次電池システムにおいて、不感帯を考慮した均等化制御を適切に実行することができる。
本実施の形態に係る二次電池システムが搭載された車両の全体構成を概略的に示す図である。 二次電池システムの構成をより詳細に説明するための図である。 断線発生時の内部抵抗比の変化の一例を示す図である。 本実施の形態における断線検出処理を説明するためのフローチャートである。 SOCと内部抵抗との対応関係を規定したマップの一例を示す図である。 不感帯を説明するための図である。 本実施の形態における不感帯幅の設定手法を説明するための図である。 本実施の形態における均等化制御を説明するためのフローチャートである。 不感帯幅を算出するためのマップの一例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
以下では、本実施の形態に係る二次電池システムがハイブリッド車両に搭載された構成を例に説明する。ただし、本実施の形態に係る二次電池システムは、ハイブリッド車両に限らず、走行用の組電池が搭載される電動車両全般(電気自動車、燃料電池車など)に適用可能である。さらに、本実施の形態に係る二次電池システムの用途は車両用に限定されるものではなく、たとえば定置用であってもよい。
[実施の形態]
<車両の全体構成>
図1は、本実施の形態に係る二次電池システムが搭載された車両の全体構成を概略的に示す図である。図1を参照して、車両1は、ハイブリッド車両であって、二次電池システム2と、システムメインリレー(SMR:System Main Relay)40と、パワーコントロールユニット(PCU:Power Control Unit)50と、モータジェネレータ61,62と、エンジン70と、動力分割装置80と、駆動軸91と、駆動輪92とを備える。二次電池システム2は、組電池10と、監視ユニット20と、均等化ユニット30と、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)100とを備える。
組電池10は、直列接続された複数のブロック101〜10M(図2参照)を含む。組電池10は、モータジェネレータ61,62を駆動するための電力を蓄え、PCU50を通じてモータジェネレータ61,62へ電力を供給する。また、組電池10は、モータジェネレータ61,62の発電時にPCU50を通じて発電電力を受けて充電される。
監視ユニット20は、電圧センサ21(後述する電圧センサ211〜21M)と、電流センサ22と、温度センサ23とを含む。電圧センサ21は、組電池10に含まれるセルの電圧を検出する。電流センサ22は、組電池10に入出力される電流IBを検出する。温度センサ23は、組電池10の温度を検出する。各センサは、その検出結果をECU100に出力する。
均等化ユニット(均等化装置)30は、組電池10に含まれるブロック101〜10M間のSOCの不均等(アンバランス)を解消するために設けられる。より詳細には、組電池10では、時間の経過に伴い、ブロック101〜10Mの自己放電電流のバラつき、または、電圧センサ211〜21Mの消費電流のバラつき等に起因してブロック101〜10M間のSOCがバラつき得る。ブロック101〜10M間の電圧バラつきは、充電効率のバラつきによっても生じ得る。均等化ユニット30は、ECU100の制御信号に従って、SOC不均等を解消するためにブロック101〜10Mのうちのいずれかのブロック(1以上のブロック)を放電させる。組電池10、監視ユニット20および均等化ユニット30の詳細な構成については図2にて説明する。なお、SOCとOCV(Open Circuit Voltage)との間には、SOCの増加とともにOCVも単調増加するという相関関係が存在するので、均等化の対象はOCVであってもよい。
SMR40は、PCU40と組電池10とを結ぶ電力線に電気的に接続されている。SMR40は、ECU100からの制御信号に応じて、PCU40と組電池10との間での電力の供給と遮断とを切り替える。
PCU50は、ECU100からの制御信号に従って、組電池10とモータジェネレータ61,62との間で双方向の電力変換を実行する。PCU50は、モータジェネレータ61,62の状態をそれぞれ別々に制御可能に構成されており、たとえば、モータジェネレータ61を回生状態(発電状態)にしつつ、モータジェネレータ62を力行状態にすることができる。PCU50は、たとえば、モータジェネレータ61,62に対応して設けられる2つのインバータと、各インバータに供給される直流電圧を組電池10の出力電圧以上に昇圧するコンバータ(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。
モータジェネレータ61,62の各々は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。モータジェネレータ61は、主として、動力分割装置80を経由してエンジン70により駆動される発電機として用いられる。モータジェネレータ61が発電した電力は、PCU50を介してモータジェネレータ62または組電池10に供給される。また、モータジェネレータ61は、エンジン70のクランキングを行なうことも可能である。
モータジェネレータ62は、主として電動機として動作し、駆動輪92を駆動する。モータジェネレータ62は、組電池10からの電力およびモータジェネレータ61の発電電力の少なくとも一方を受けて駆動され、モータジェネレータ62の駆動力は駆動軸91に伝達される。一方、車両の制動時や下り斜面での加速度低減時には、モータジェネレータ62は、発電機として動作して回生発電を行なう。モータジェネレータ62が発電した電力は、PCU50を介して組電池10に供給される。
エンジン70は、空気と燃料との混合気を燃焼させたときに生じる燃焼エネルギーをピストンやロータなどの運動子の運動エネルギーに変換することによって動力を出力する内燃機関である。
動力分割装置80は、たとえば、サンギヤ、キャリア、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構(図示せず)を含む。動力分割装置80は、エンジン70から出力される動力を、モータジェネレータ61を駆動する動力と、駆動輪92を駆動する動力とに分割する。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)100Aと、メモリ(より具体的にはROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))102と、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)とを含んで構成されている。ECU100は、監視ユニット20の各センサから受ける信号ならびにメモリ100Bに記憶されたプログラムおよびマップ(後述する各マップ)に基づいて、組電池10を制御する。ECU100により実行される主要な制御としては、組電池10における「断線検出処理」と、組電池10の「均等化制御」とが挙げられる。これらの処理および制御の詳細については後述する。
<二次電池システムの構成>
図2は、二次電池システム2の構成をより詳細に説明するための図である。図2を参照して、組電池10においては、複数のセルが並列接続されることによりブロック(あるいはモジュールとも称される)が構成されている。そして、複数のブロックが直列接続されることにより組電池10が構成されている。
より具体的には、組電池10は、直列接続されたM個のブロック101〜10Mを含む。ブロック101〜10Mの各々は、並列接続されたN個のセルを含む。なお、M,Nは、2以上の自然数である。ただし、本開示において組電池が並列接続されたセルを含むことは必須ではなく、N=1であってもよい。
本実施の形態において、各セルは、リチウムイオン二次電池である。しかし、二次電池の種類は特に限定されず、各セルは、ニッケル水素電池などの他の二次電池であってもよい。
図示しないが、隣接するセル間は、バスバーにより電気的に接続されるとともに機械的に連結されている。各セルには直列にヒューズ(図示せず)が接続されている。ヒューズは、過大な電流が流れた場合にセルの電流経路を遮断する。また、各セルの内部には、電流遮断機構(CID:Current Interrupt Device)(図示せず)が設けられている。CIDは、電池ケース内の圧力が所定値以上になると電流経路を遮断するように構成されている。
電圧センサ211は、ブロック101の電圧VB1を検出する。すなわち、電圧センサ211は、ブロック101を構成するN個のセルの電圧を検出する。電圧センサ212〜21Mについても同様である。電流センサ22は、各ブロック101〜10Mを流れる電流IBを検出する。
均等化ユニット30は、均等化回路301〜30Mを含む。均等化回路301は、ブロック101に並列接続され、一般的な均等化回路と同様に、バイパス抵抗Rb1と、スイッチング素子(トランジスタ等)SW1とを含む。他の均等化回路302〜30Mについても同様である。
ECU100は、電圧センサ211〜21Mからブロック101〜10Mの電圧VB1〜VBMを取得すると、電圧VB1〜VBMがほぼ等しくなるまで各ブロックを放電するように、均等化回路301〜30Mを制御する。この制御を「均等化制御」と称する。図2では、均等化制御の制御信号をS1〜SMで示す。均等化制御を実行することで、ブロック101〜10M間のSOC不均等を解消することができる。
<組電池における断線検出>
以上のように構成された組電池10では、ブロック内の配線に断線が生じる可能性がある。たとえば、セル間を接続するバスバーが破断する可能性がある。また、各セルに接続されたヒューズが作動した場合にも、そのセルを含むブロック内で断線が生じることとなる。さらに、CIDが作動した場合にも、そのCIDを含むセルの断線が生じる。あるいは、セルの異常(ドライアップ等のオープンモード故障)などによっても断線が生じる可能性がある。ECU100は、以下の処理により断線が生じたブロックを特定する。
まず、ECU100は、各ブロックの内部抵抗を算出する。以下では、ブロック101〜10Mの内部抵抗をR1〜RMとそれぞれ表す。ECU100は、たとえば隣接するブロック毎に内部抵抗を比較する。より具体的には、ECU100は、ブロック101の内部抵抗R1とブロック102との内部抵抗R2との比である抵抗比X1(=R2/R1)を算出する。また、ECU100は、ブロック102の内部抵抗R2とブロック103の内部抵抗R3との比である抵抗比X2(=R3/R2)を算出する。残りのブロックについても同様である。そして、ECU100は、各抵抗比の時間変化を監視する。
なお、以下では、ブロックを互いに区別するために添字iが用いられる。iは、1以上かつ(M−1)以下の自然数である。たとえばi=1の場合には、ブロック101〜10Mのうちブロック101とブロック102との抵抗比X1(=R1/R2)が推定される。一方で、どのブロック間の抵抗比かを特に区別しない場合には、単に「抵抗比X」と記載する場合がある。
図3は、断線発生時の内部抵抗の変化の一例を示す図である。図3において、横軸は経過時間を示す。縦軸は、抵抗比X1を示す。
図3に示すように、断線が発生するまでは抵抗比X1は、組電池10の劣化に伴って上昇したり組電池10の温度変化に伴って変化したりし得るものの、ほぼ一定である。しかし、時刻tcにおいてブロック102に断線が発生すると、内部抵抗R2が増加する。一方、ブロック101の内部抵抗R1は、ほとんど変化しない。したがって、抵抗比X1(=R2/R1)が時刻tcにて急激に増加し、正常範囲の最大値MAXを上回ることになる。これにより、ECU100は、ブロック102内(ブロック102内のいずれかのセル)に断線が生じたと判定することができる。なお、図示しないが、抵抗比X1が急激に減少し最小値MINを下回った場合には、ECU100は、ブロック101内のいずれかのセルに断線が生じたと判定することができる。
<断線検出処理フロー>
図4は、本実施の形態における断線検出処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、所定条件が成立した場合または所定の演算周期が経過する毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。また、図4および後述する図8に示すフローチャートの各ステップ(以下、Sと略す)は、基本的にはECU100によるソフトウェア処理によって実現されるが、ECU100内に作製された電子回路によるハードウェア処理によって実現されてもよい。
図2および図4を参照して、S10において、ECU100は、電圧センサ211〜21Mの検出値(VB1〜VBM)および電流センサの検出値(IB)から、各ブロックのOCViを算出する。OCVの算出方法は公知であるため、説明は繰り返さない。
S20において、ECU100は、予め取得されメモリ100Bに格納されたSOC−OCVカーブ(図示せず)を用いて、S10にて算出されたOCViから、ブロック10iのSOCであるSOCiを算出する。
S30において、ECU100は、SOCと内部抵抗との対応関係を規定したマップMP1(図6参照)を参照することで、S20にて算出されたSOCiから、そのブロック10iの内部抵抗Riを算出する。マップMP1は、事前の実験により準備され、ECU100のメモリ100Bに格納されている。
図5は、SOCと内部抵抗との対応関係を規定したマップMP1の一例を示す図である。横軸は、あるブロック(ブロック101〜10Mのうちのいずれかのブロック)のSOCを示し、縦軸は、そのブロックの内部抵抗を示す。
図5に示すように、内部抵抗にはSOC依存性が存在する。より具体的には、ブロックのSOCが高くなるに従って、そのブロックの内部抵抗は減少する。このようなマップMP1を参照することによって、ブロック10iのSOCから内部抵抗Riを算出することが可能になる。ただし、マップMP1に代えて、電圧VBiと電流IBとの比から内部抵抗Riを算出してもよい。
図4を再び参照して、S40において、ECU100は、隣接するブロックの内部抵抗比を比較するための抵抗比Xiを算出する。なお、比較対象とするブロックは必ずしも隣接している必要はなく、任意の2つのブロックの抵抗比を算出してもよい。
S50において、ECU100は、S40にて算出された抵抗比Xiと、過去の抵抗比Xとを比較し、それらの比であるXi/Xが基準値以上であるか否かを判定する。過去の抵抗比Xとは、過去のある時点(たとえば組電池10の製造後の初期時点)における隣接ブロック間の内部抵抗比である。
上記比Xi/Xが基準値以上である場合(S50においてYES)、ECU100は、仮異常カウンタの値C1を1だけインクリメントする(S60)。仮異常カウンタとは、抵抗比に含まれる測定誤差を考慮して定められるカウンタであり、実際には組電池10に異常(すなわち断線)が発生していないのに異常が発生したと誤判定してしまうことを避けるために定められる。仮異常カウンタの初期値は0である。なお、S50にて比Xi/Xが基準値未満である場合(S50においてNO)には、仮異常カウンタの値C1がインクリメントされることなく、処理がメインルーチンへと戻される。
S70において、ECU100は、仮異常カウンタの値C1が第1の判定値K1よりも大きいか否かを判定する。仮異常カウンタの値C1が第1の判定値K1よりも大きい場合(S70においてYES)、ECU100は、組電池10に異常が発生したとの確定診断を行なうための本異常カウンタの値C2を1だけインクリメントする(S80)。一方、仮異常カウンタの値C1が第1の判定値K1以下である場合(S70においてNO)には、本異常カウンタの値C2はインクリメントされることなく、処理がメインルーチンへと戻される。
S90において、ECU100は、本異常カウンタの値C2が第2の判定値K2よりも大きいか否かを判定する。本異常カウンタの値C2が第2の判定値K2よりも大きい場合(S90においてYES)、ECU100は、異常が発生したと判定する。言い換えると、ECU100は、組電池10に断線が発生したとの確定診断を行なう(S100)。ECU100は、異常発生に伴うフェールセーフ処理を適宜行なってもよい。なお、本異常カウンタの値C2が第2の判定値K2以下である場合(S90においてNO)には、組電池10に異常が発生したとは判定されずに、処理がメインルーチンへと戻される。
<ブロック電圧の不感帯>
上述したように、内部抵抗にはSOCが存在する。そのため、たとえばブロック101とブロック102との抵抗比X1を高精度に算出するためは、ブロック101のSOCとブロック102のSOCとがばらついておらず、一致していることが望ましい。したがって、本実施の形態では均等化制御が実行され、すべてのブロックのSOCバラつきが解消される。なお、均等化制御は、組電池10の無負荷状態において実行することが望ましい(詳細は図8のフローチャートにて説明する)。
均等化制御においては、すべてのブロック101〜10MのSOCがほぼ等しくまで均等化回路301〜301による各ブロックの放電が行なわれる。あるブロックについて、放電を行なうか否か、および、放電を開始した場合に放電をいつ終了するかは、そのブロックの電圧(より詳細にはOCV)に基づいて決定される。本実施の形態において、ブロックのOCVには、均等化制御の非実行を決定したり、均等化制御の放電を終了したりするための電圧範囲を示す「不感帯」が設定されている。不感帯は、本開示に係る「電圧マージン」に相当する。
図6は、不感帯を説明するための図である。図6(A)において、縦軸は、あるブロックのOCVを示す。OCVには、高い方から順に、上限電圧UL、しきい値電圧TH、ターゲット電圧TAG、および、下限電圧LLが設定されている。
OCVが上限電圧UL以上である場合、または、OCVが下限電圧LL以下である低い場合には、電圧センサ21の異常(断線または短絡による故障など)の可能性が考えられる。このような場合には、均等化制御を正常に実行することは困難であるため、均等化制御の実行が禁止される。
ターゲット電圧TAGとは、具体的には、すべてのブロック101〜10Mの電圧(OCV)1〜VBMのうち最も低い電圧である。しきい値電圧THは、ターゲット電圧TAGよりも不感帯幅ΔV(たとえば10mV程度)だけ高く設定される(TH=TAG+ΔV)。
OCVがしきい値電圧THよりも高く、かつ上限電圧UL未満である場合に均等化制御の実行が許可される。また、OCVがしきい値電圧THよりも高く、均等化制御が開始されたときには、OCVがしきい値電圧THに達すると、均等化制御が完了する。一方、OCVが下限電圧LLよりも高くても、COVがしきい値電圧TH以下である場合には、均等化制御の実行は禁止される。
均等化制御の具体例について、図6(B)を参照しながら説明する。図6(B)および後述する図7では、説明の簡略化のため、4つのブロックA〜D(ブロック101〜10Mのうちのいずれか4つ)が示されている。これらブロックA〜DのうちブロックDのOCVが最も低いので、ブロックDのOCVがターゲット電圧TAGに設定される。
ブロックAのOCVは、しきい値電圧THよりも低く、不感帯幅ΔV内である。そのため、ブロックAは放電されない。残りのブロックB,CのOCVは、しきい値電圧THよりも高い。そのため、ブロックB,Cは放電されるが、各々のOCVがしきい値電圧THに達した時点で放電が終了する。
不感帯を設定せず、すべてのブロック101〜10MのOCVがターゲット電圧TAGと等しくなるまで均等化制御を実行することも考えられる。しかしながら、すべてのブロック101〜10MのOCVをターゲット電圧TAGに厳密に揃えることが難しい。一部のブロックが過度に放電されて、そのブロックのOCVがターゲット電圧TAGを下回る可能性がある。そうすると、次回の均等化制御の実行時には、ターゲット電圧TAGを下回ったOCVが新たなターゲット電圧TAGに設定される。その結果、均等化制御が繰り返し実行され、組電池10に蓄えられたエネルギーが無駄に消費される可能性がある。したがって、ターゲット電圧TAGのマージンとして不感帯幅ΔVを設定することにより、そのような繰り返しを防止することができる。
なお、不感帯幅ΔVの設定により、モータジェネレータ61をクランキングするための電力を組電池10に確保しておくことも可能になる。
<内部抵抗のSOC依存性>
本発明者らは、ブロックの内部抵抗が図5に示したようなSOC依存性を有する点に着目した。より詳細には、図5のマップMP1に示すように、ブロックのSOCが低くなるに従ってブロックの内部抵抗の変化量(図示しないが、図5に示す曲線の接線の傾き)が大きくなる。このことは、低SOC領域では、高SOC領域と比べて、内部抵抗の「SOC感度」が高いと言うこともできる。
このように、低SOC領域では、内部抵抗のSOC感度が相対的に高い。つまり、低SOC領域では、高SOC領域と比べて、SOCバラつきに伴う内部抵抗バラつきが大きくなるので、均等化制御を積極的に実行することが望ましいと言える。
逆に、高SOC領域では内部抵抗のSOC感度が相対的に低いため、多少のSOCバラつきが生じていても内部抵抗バラつきは大きくなりにくい。したがって、均等化制御の効果が相対的に小さいので、均等化制御の実行を抑制し、エネルギーを節約することが望ましい。
そこで、本実施の形態においては、均等化制御の実行されやすさをブロックのSOCに応じて設定すべく、SOCに応じて不感帯幅ΔVを可変とする構成を採用する。
図7は、本実施の形態における不感帯幅ΔVの設定手法を説明するための図である。図7(A)および図7(B)に示すように、本実施の形態では、ブロックのSOCが低いほど(それに伴い、ターゲット電圧TAGが低いほど)、不感帯幅ΔVを狭くする。
これにより、低SOC領域では、均等化制御の実行が許可される電圧範囲(図6(A)において、TH<OCV<ULの範囲)が相対的に広くなる。その結果、均等化制御が積極的に実行されることになる。その一方で、高SOC領域では不感帯幅ΔVが相対的に広くなるので、均等化制御の実行が許可される電圧範囲が狭くなり、均等化制御の実行が抑制される。
<均等化制御フロー>
図8は、本実施の形態における均等化制御を説明するためのフローチャートである。均等化制御は、組電池10が充放電されなくなってから、ある程度の期間が経過し、充放電による分極が解消された状態で実行することが望ましい。したがって、図8に示すフローチャートは、たとえば、車両1がイグニッションオフ(IG−OFF)された状態の期間中に所定期間が経過する毎(たとえば1時間毎)にECU100が起動されて実行される。
図2および図8を参照して、S110において、ECU100は、ターゲット電圧TAGを設定する。ターゲット電圧VTAGとしては、ブロック101〜10MのOCVのうちの最低電圧を設定することができる。
S120において、ECU100は、不感帯を考慮することが望ましい所定の条件が成立しているか否かを判定する。より具体的には、組電池10の各ブロックの満充電容量が図示しない別フローにより算出されているところ、満充電容量バラつき(たとえば最大容量と最小容量との差)が所定値よりも小さい場合には、高精度に均等化制御を実行する必要が特にないので、不感帯を考慮しなくてもよい。また、組電池10の製造時(あるいは車両1の製造時)からの経過時間が所定期間に満たない場合にも、ブロック間のSOCバラつきが比較的小さい可能性が高いので、不感帯を考慮しなくてよい。
不感帯を考慮することが望ましい条件が成立していない場合(S120においてNO)、ECU100は、不感帯幅ΔVとして予め定められた固定値を設定する(S140)。固定値を用いることにより、ECU100の演算負荷を低減することができる。
これに対し、不感帯を考慮することが望ましい条件が成立している場合(S120においてYES)には、ECU100は、以下に説明するマップMP2を参照することによって、S110にて設定されたターゲット電圧TAGから不感帯幅ΔVを算出する(S130)。
図9は、不感帯幅ΔVを算出するためのマップMP2の一例を示す図である。図9において、横軸はターゲット電圧TAGを示す。縦軸は不感帯幅ΔVを示す。
図9を参照して、マップMP2においては、ターゲット電圧TAGが低いほど不感帯幅ΔVが狭く設定される。より具体的には、ターゲット電圧TAGがV1以上かつV2未満の範囲では、不感帯幅ΔVはΔV1にて一定である。ターゲット電圧TAGがV2以上かつV3未満の範囲では、不感帯幅ΔVは、ターゲット電圧TAGが高くなるに従ってΔV1からΔV2まで単調に増加する。ターゲット電圧TAGがV3以上かつV4未満の範囲では、不感帯幅ΔVはΔV2にて一定である。
ただし、図9に示す不感帯幅ΔVの設定手法は一例に過ぎない。不感帯幅ΔVは、ターゲット電圧TAGが高くなるに従って曲線的に増加してもよいしステップ的に増加してもよい。また、不感帯幅ΔVが一定となる電圧範囲(図9では、V1とV2との間の範囲、V3とV4との間の範囲)が存在しなくてもよい。
また、図9に示すマップMP2では、ターゲット電圧TAG(ブロック101〜10MのOCVのうちの最低OCV)と不感帯幅ΔVとの対応関係が規定されている。しかし、マップMP2は、最低OCV以外のOCV(たとえばブロック101〜10Mの平均OCV)と不感帯幅ΔVとの対応関係を規定するものであってもよい。また、OCVとSOCとの間には相関関係が成立するので、SOCと不感帯幅ΔVとの対応関係がマップMP2として規定されていてもよい。なお、マップに代えて関数(関係式)を用いて不感帯幅ΔVを算出してもよい。
図8に戻り、S150において、ECU100は、ブロック101〜10Mのなかに、しきい値電圧TH、すなわちターゲット電圧TAGよりも不感帯幅ΔVだけ高い電圧(TAG+ΔV)よりもさらに高いOCVを有するブロックが存在するか否かを判定する。そのようなブロックが存在しない場合(S150においてNO)には、ECU100は、SOC均等化を行なわなくてよいとして処理を終了する。この場合には、所定期間後(たとえば1時間経過後)に図8に示すフローチャートが再び実行されることになる。
一方、しきい値電圧TH(=TAG+ΔV)よりも高い電圧VBを有するブロックが存在する場合(S150においてYES)には、ECU100は、処理をS160に進め、SOCを均等化するためのブロックの放電を開始する。より具体的には、ECU100は、OCVがしきい値電圧THよりも高いブロックに並列接続された均等化回路に含まれるスイッチング素子をオンする。これにより、当該ブロックが放電され、OCVが低下する。なお、ブロックの放電がすでに開始されている場合には、放電が継続される。
S170において、ECU100は、放電中のブロックのOCVがしきい値電圧THに達したか否かを判定する。OCVがしきい値電圧THに達するまで処理がS160に戻されることにより(S170においてNO)、当該ブロックの放電が継続される。
OCVがしきい値電圧THに達すると(S170においてYES)、ECU100は、当該ブロックのSOC均等化が完了したとして、放電を終了させる(S180)。より具体的には、均等化回路に含まれるスイッチング素子がオンからオフに切り替えられることにより、当該ブロックの放電が終了する。
S190において、ECU100は、すべてのブロック101〜10Mの均等化が完了したか否かを判定する。ECU100は、すべてのブロックの均等化が完了するまで処理をS160に戻し(S190においてNO)、すべてのブロックの均等化が完了すると(S190においてYES)、一連の処理を終了させる。
以上のように、本実施の形態によれば、均等化制御における不感帯幅ΔVがターゲット電圧TAGに応じて設定される。不感帯幅ΔVは、ターゲット電圧TAGが低いほど狭く設定される。低SOC領域では、内部抵抗のSOC感度が相対的に高く、SOCバラつきに伴う内部抵抗バラつきが相対的に大きい。したがって、不感帯幅ΔVを狭くし、それにより均等化制御の実行が許可される電圧範囲が相対的に広くして、均等化制御を積極的に実行する。一方、高SOC領域では、内部抵抗バラつきが相対的に小さいので、均等化制御の実行が許可される電圧範囲が相対的に狭くして、均等化制御の実行を抑制する。このように、不感帯幅ΔVがターゲット電圧TAG(あるいはSOC)に応じて可変に設定することにより、均等化制御を適切に実行することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 二次電池システム、10 組電池、10i,101〜10M,A〜D ブロック、20 監視ユニット、21,211〜21M 電圧センサ、22 電流センサ、23 温度センサ、30 均等化ユニット、301〜30M 均等化回路、Rb1〜RbM バイパス抵抗、SW1〜SWM スイッチング素子、40 SMR、50 PCU、61,62 モータジェネレータ、70 エンジン、80 動力分割装置、91 駆動軸、92 駆動輪、100 ECU、100A CPU、100B メモリ。

Claims (1)

  1. 二次電池システムであって、
    直列接続された複数のブロックを含む組電池を備え、
    前記複数のブロックの各々は、並列接続された少なくとも1つのセルを含み、
    前記二次電池システムは、
    前記複数のブロックにそれぞれ並列接続された複数のスイッチング素子を導通させることにより、前記複数のブロックのSOCを均等化することが可能に構成された均等化装置と、
    前記複数のブロックのうちの少なくとも1つのブロックの電圧が、前記複数のブロックの電圧のうちの最も低い電圧よりも電圧マージンだけ高いしきい値電圧よりもさらに高い場合に、前記均等化装置を制御することによって前記少なくとも1つのブロックの電圧を前記しきい値電圧まで低下させる制御装置とをさらに備え、
    前記SOCが低いほど前記電圧マージンが狭い、二次電池システム。
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