JP2019075595A - 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路 - Google Patents

端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置と基地局装置が互いに、効率的に通信することができる。【解決手段】端末装置は、チャネルで情報を送信し、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成し、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。【選択図】図5

Description

本発明は、端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路に関する。
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA
」と称する。)の標準化作業が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)によって行われている(非特許文献1、2、3)。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセル
ラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
3GPPでは、端末装置のコスト削減、および、端末装置の消費電力削減のために、NB−IoT(Narrow band - Internet of Things)の標準化作業を行っている。(非特許文献6)。NB−IoTの上りリンクに対して、1つのトーンを用いた送信がサポートされる(非特許文献7)。
"3GPP TS 36.211 V13.0.0 (2015-12)", 6th January, 2016. "3GPP TS 36.212 V13.0.0 (2015-12)", 6th January, 2016. "3GPP TS 36.213 V13.0.0 (2015-12)", 6th January, 2016. "3GPP TS 36.321 V13.0.0 (2015-12)", 14th January, 2016. "3GPP TS 36.331 V13.0.0 (2015-12)", 7th January, 2016. "Status Report for WI: NarrowBand IOT", RP-151931, Vodafone, Huawei, Ericsson, Qualcomm, 3GPP TSG RAN Meeting #70, Sitges, Spain, 7th - 10th December 2015. "Revised Work Item: Narrowband IoT (NB-IoT)", RP-152284, Huawei, HiSilicon, 3GPP TSG RAN Meeting #70, Sitges, Spain, 7th - 10th December 2015.
本発明は効率的に基地局装置と通信することができる端末装置、該端末装置と通信する基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、該基地局装置に用いられる通信方法、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に実装される集積回路を提供する。例えば、該端末装置、および、該基地局装置に用いられる通信方法は、セル間、および/または、端末装置間の干渉を低減するための、上りリンク送信方法、変調方法、および/または、符号化方法を含んでもよい。
(1)本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は端末装置であって、チャネルで情報を送信する送信部と、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/
2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成する変調部と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の
最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。
(2)本発明の第2の態様は、基地局装置であって、チャネルで情報を受信する受信部と、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部と、を備え、前記π/
2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。
(3)本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、チャネルで情報を送信し、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i
)を生成し、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づ
いて与えられる。
(4)本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、チャネルで情報を受信し、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部と、を備え
、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えら
れる。
(5)本発明の第5の態様は、端末装置に実装される集積回路であって、チャネルで情報を送信する送信回路と、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボル
の系列d(i)を生成する変調回路と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。
(6)本発明の第6の態様は、基地局装置に実装される集積回路であって、基地局装置に実装される集積回路であって、チャネルで情報を受信する受信回路と、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)
変調シンボルの系列d(i)を復調する復調回路と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応する
サブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。
この発明によれば、端末装置および基地局装置は互いに、効率的に通信することができる。
本実施形態の無線通信システムの概念図である。 本実施形態の無線フレームの構成の一例を示す図である。 本実施形態の上りリンクスロットの概略構成を示す図である。 本実施形態におけるNB−IoTセルのチャネル帯域幅設定の一例を示す図である。 本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSKの信号点の一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/4−QPSKの信号点の一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルおよびπ/4−QPSK変調シンボルを生成するための概略ブロック図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルの信号点の一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルd(i)の信号点/位相回転の初期化の一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルd(i)の信号点/位相回転の初期化の一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/2−BPSKが適用されるNPUSCHに関連するNUL RSの一例を示す図である。 本実施形態におけるπ/4−QPSKが適用されるNPUSCHに関連する参照信号の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
LTE(Long Term Evolution)(登録商標)とNB−IoT(Narrow Band Internet of Things)は、異なるRAT(Radio Access Technology)として定義されてもよい。NB−IoTは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。本実施形態はNB−IoTに対して適用されるが、LTEや、他のRATに適用されてもよい。
図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A、端末装置1B、基地局装置3A、および、基地局装置3Bを具備する。端末装置1A、および、端末装置1Bを、端末装置1とも称する。基地局装置3は、基地局装置3A、および、基地局装置3Bを含む。基地局装置3A、および、基地局装置3Bは、別の装置として定義されてもよい。基地局装置3は、コアネットワーク装置を含んでもよい。
端末装置1A、および、基地局装置3Aは、NB−IoTを用いて互いに通信する。端末装置1B、および、基地局装置3Bは、NB−IoTを用いて互いに通信する。
本実施形態の無線通信システムは、TDD(Time Division Duplex)および/またはFDD(Frequency Division Duplex)が適用される。本実施形態では、端末装置1に対し
て1つのサービングセルが設定される。端末装置1に対して設定されるサービングセルを、NB−IoTセルとも称する。
該設定される1つのサービングセルは、1つのプライマリーセルであってもよい。プライマリーセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再確立(connection re-establishment
)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオーバプロシージャにおいてプライマリーセルと指示されたセルである。
下りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを下りリンクコンポーネントキャリアと称する。上りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを上りリンクコンポーネントキャリアと称する。下りリンクコンポーネントキャリア、および、上りリンクコンポーネントキャリアを総称して、コンポーネントキャリアと称する。
本実施形態は、スタンドアローン(standalone)、ガードバンド(guard band)、および、インバンド(in-band)の3つのシナリオ/モードに対して適用してもよい。スタン
ドアローンモードにおいて、NB−IoTセルのチャネル帯域幅はLTEセルのチャネル帯域幅に含まれない。ガードバンドモードにおいて、NB−IoTセルのチャネル帯域幅はLTEセルのガードバンドに含まれる。インバンドモードは、NB−IoTセルのチャネル帯域幅はLTEセルの送信帯域幅に含まれる。例えば、LTEセルのガードバンドは、LTEセルのチャネル帯域幅に含まれるが、該LTEセルの送信帯域幅に含まれない帯域である。本実施形態は、何れのモードに対しても適用可能である。
図2は、本実施形態の無線フレームの構成の一例を示す図である。図2において、横軸は時間軸である。
それぞれの無線フレームは、時間領域において連続する10のサブフレームを含んでもよい。それぞれのサブフレームiは、時間領域において連続する2つのスロットを含んでもよい。該時間領域において連続する2つのスロットは、無線フレーム内のスロット番号nsが2iのスロット、および、無線フレーム内のスロット番号nsが2i+1のスロットであってもよい。それぞれの無線フレームは、時間領域において連続する10のサブフレームを含んでもよい。それぞれの無線フレームは、時間領域において連続する20のスロット(ns=0,1,…,19)を含んでもよい。
以下、本実施形態のスロットの構成について説明する。図3は、本実施形態の上りリンクスロットの概略構成を示す図である。図3において、1つのNB−IoTセルにおける上りリンクスロットの構成を示す。図3において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。図3において、lはシンボルの番号/インデックスであり、kはサブキャリア番号/インデックスである。サブキャリアを、トーン(tone)とも称する。
スロットのそれぞれにおいて送信される物理シグナルまたは物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。上りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数の時間シンボルによって定義される。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントak,lは、サブキャリア番号/インデックスk、および、シンボル番号/インデックスlによって表される。
リソースグリッドは、アンテナポート毎に定義される。本実施形態では、1つのアンテナポートに対する説明を行う。複数のアンテナポートのそれぞれに対して、本実施形態が適用されてもよい。
上りリンクスロットは、時間領域において、複数のシンボルl(l=0,1,…,NUL symb-1)を含む。NUL symbは、1つの上りリンクスロットに含まれるOFDMシンボルの数を示す
。ノーマルCP(normal Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは7でもよい。拡張CP(extended Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは6でもよい。
NB−IoTの上りリンクにおいて、送信帯域幅設定(システム帯域幅)は180kHzである。上りリンクスロットは、周波数領域において、複数のサブキャリアk(k=0,1,…,NUL SC)を含む。NUL SCは、NB−IoTに対する周波数領域におけるサブキャリアの数である。上りリンクにおいて、サブキャリア間隔Δfは15kHzまたは3.75kHz
である。上りリンクのサブキャリア間隔Δfが15kHzである場合、NRB scは12サブキャリアである。上りリンクのサブキャリア間隔Δfが3.75kHzである場合、NRB scは48サブキャリアである。
図4は、本実施形態におけるNB−IoTセルのチャネル帯域幅設定の一例を示す図である。図4において、横軸は周波数軸である。NB−IoTセルの送信帯域幅設定は180kHzであり、NB−IoTセルのチャネル帯域幅は200kHzである。端末装置1は、1つのシンボルlにおいて、1つのサブキャリアkを用いて上りリンク信号を送信する。端末装置1が上りリンク信号の送信のために用いる帯域を、送信帯域幅と称する。
本実施形態の物理チャネルおよび物理シグナルについて説明する。
図1において、基地局装置3から端末装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために、物理層によって使用される。
・NPBCH(Narrowband Physical Broadcast Channel)
・NPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)
・NPDSCH(Narrowband Physical Downlink Shared Channel)
NPBCHは、端末装置1で共通に用いられるシステム情報を報知するために用いられる。
NPDCCHは、NPDSCHのスケジューリングのために用いられる下りリンク制御情報(Narrow Band Downlink Control Information: DCI)、および、NPUSCH(Narrow Band Physical Uplink Shared Channel)のスケジューリングのために用いられる下
りリンク制御情報を送信するために用いられる。下りリンク制御情報は、HARQ情報を含んでもよい。
下りリンク制御情報に付加されるCRC(Cyclic Redundancy Check)パリティビット
は、C−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)、Temporary
C−RNTI、または、SPS(Semi Persistent Scheduling)C−RNTICell-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされる。C−RNTIおよび
SPS C−RNTIは、セル内において端末装置を識別するための識別子である。Temporary C−RNTIは、コンテンションベースランダムアクセス手順の間に用いられる。下りリンク制御情報にRNTIが付加されていることを、NPDCCHにRNTIが含まれているとも称する。
C−RNTIは、1つのサブフレームにおけるNPDSCHまたはNPUSCHを制御するために用いられる。SPS C−RNTIは、NPDSCHまたはNPUSCHのリソースを周期的に割り当てるために用いられる。Temporary C−RNTIは、ランダムアクセスメッセージ3の再送信、および、ランダムアクセスメッセージ4の送信
をスケジュールするために用いられる。
NPDSCHは、下りリンクデータ(Downlink Shared Channel: DL-SCH)を送信する
ために用いられる。
図1において、基地局装置3から端末装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理シグナルが用いられる。下りリンク物理シグナルは、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・NSS(Narrowband Synchronization Signal)
・NDL RS(Narrowband Downlink Reference Signal)
NSSは、端末装置1がNB−IoTセルの下りリンクにおいて周波数および時間の同期を得るために用いられる。NSSは、NPSS(Narrowband Primary Synchronization
Signal)、および、NSSS(Narrowband Secondary Synchronization Signal)を含む。NSSSは、NB−IoTセルのNPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に基づいて生成される。端末装置1は、NSSからNB−IoTセルのNPCIを取
得してもよい。
NDL RSは、端末装置1がNB−IoTセルの下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられてもよい。NDL RSは、端末装置1がNB−IoTセルの下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられてもよい。
図1において、基地局装置3から端末装置1への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために、物理層によって使用される。
・NPRACH(Narrowband Physical Random Access Channel)
・NPUSCH(Narrowband Physical Uplink Shared Channel)
NPUSCHは、上りリンクデータ(Uplink Shared Channel: UL-SCH)、および/ま
たは、上りリンク制御情報を送信するために用いられてもよい。上りリンク制御情報は、NPDSCH(下りリンクデータ)に対応するHARQ−ACK(Hybrid Automatic Repeat reQuest ACKnowledgement)を含む。本実施形態において、1回のNPUSCHの送
信は、1つのサブキャリアに対応する。異なるNPUSCHの送信は、異なるサブキャリアに対応してもよい。
図1において、基地局装置3から端末装置1への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理シグナルが用いられる。上りリンク物理シグナルは、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・NUL RS(Narrowband Downlink Reference Signal)
NUL RSは、基地局装置1がNB−IoTセルの上りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられてもよい。NUL RSは、端末装置1がNB−IoTセルの上りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられてもよい。NUL RSは、対応するNPUSCHと同じサブキャリアにマップされてもよい。NUL−RSは、NPUSCHと時間多重されてもよい。
下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理シグナルを総称して、下りリンク信号と称する。上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理シグナルを総称して、上りリンク信号と称する。下りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルと称する。下りリンク物理シグナルおよび上りリンク物理シグナルを総称して、
物理シグナルと称する。
DL−SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(transport block: TB)またはMAC PDU(Protocol Data Unit)とも称する。MAC層においてト
ランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行な
われる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位
である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理が行なわれる。
基地局装置3と端末装置1は、上位層(higher layer)において信号をやり取り(送受信)する。例えば、基地局装置3と端末装置1は、無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)層において、RRCシグナリング(RRC message: Radio Resource Control
message、RRC information: Radio Resource Control informationとも称される)を送
受信してもよい。また、基地局装置3と端末装置1は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層において、MAC CE(Control Element)を送受信してもよい。
ここで、RRCシグナリング、および/または、MAC CEを、上位層の信号(higher
layer signaling)とも称する。
NPDSCHは、RRCシグナリング、および、MAC CEを送信するために用いられる。ここで、基地局装置3からNPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のシグナリングであってもよい。基地局装置3からNPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置1に対して専用のシグナリング(dedicated signalingまたはUE specific signalingとも称する)であってもよい。セルスペシフィックパラメータは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のシグナリング、または、ある端末装置1に対して専用のシグナリングを用いて送信されてもよい。UEスペシフィックパラメータは、ある端末装置1に対して専用のシグナリングを用いて送信されてもよい。
同じデータ(トランスポートブロック)に対応する物理チャネル(NPDCCH、NPDSCH、および、NPUSCH)は、連続するサブフレームにおいて繰り返し送信されてもよい。物理チャネルの繰り返しレベル(Repetition Level: RL)は、物理チャネル毎に制御されてもよい。繰り返しレベル1は、同じデータに対応する物理チャネルを繰り返し送信しないことを意味する。1よりも大きい繰り返しレベルは、同じデータに対応する物理チャネルを繰り返し送信することを意味する。すなわち、繰り返しレベルは、時間領域における物理チャネルの1つの送信インスタンス(instance)/アテンプト(attempt
)/バンドル(bundle)の長さに関連する。
繰り返しレベルは、下りリンク制御情報、RRCシグナリング、MAC CE、および、範囲レベル(coverage level)の一部、または全部に少なくとも基づいてもよい。当該範囲レベルは、第1の範囲レベル、および、第2の範囲レベルを少なくとも含む。当該範囲レベルは、3つ、または、3より多い範囲レベルを含んでもよい。
範囲レベルは、繰り返しレベルに関連する。第1の範囲レベルが設定された端末装置1は、繰り返しレベルがX、または、Xより小さい物理チャネルを送信、または、受信してもよい。第1の範囲レベルが設定された端末装置1は、繰り返しレベルがXより大きい物理チャネルを送信、または、受信しなくてもよい。第2の範囲レベルが設定された端末装置1は、繰り返しレベルがXより大きい物理チャネルを送信、または、受信してもよい。例えば、Xは1、または、3でもよい。
端末装置1は、基地局装置3から受信した情報、および、基地局装置3から受信した信号(NDL RS)のRSRP(Reference Signal Received Power)に基づいて、範囲
レベル(coverage level)を設定してもよい。ここで、当該情報は、下りリンク制御情報、RRCシグナリング、または、MAC CEでもよい。
以下、本実施形態における装置の構成について説明する。
図5は、本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、端末装置1は、無線送受信部10、および、上位層処理部16を含んで構成される。無線送受信部10は、アンテナ部11、RF(Radio Frequency)部12、ベースバンド部
13、符号化および変調部14、および、復号および復調部15を含んで構成される。上位層処理部16は、媒体アクセス制御層処理部17、および、無線リソース制御層処理部18を含んで構成される。無線送受信部10を送信部、受信部、または、物理層処理部とも称する。
上位層処理部16は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部10に出力する。上位層処理部16は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線
リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部16が備える媒体アクセス制御層処理部17は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部17は、無線リソース制御層処理部18によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、スケジューリングリクエストの伝送の制御を行う。
上位層処理部16が備える無線リソース制御層処理部18は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部18は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部18は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御層処理部18は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。
無線送受信部10が備える符号化および変調部14は、符号化、および、変調などの物理層の処理を行う。無線送受信部10が備える復号および復調部15は、復号、および、復調などの物理層の処理を行う。無線送受信部10は、基地局装置3から受信した信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部16に出力する。無線送受信部10は、データを変調、符号化することによって送信信号を生成し、基地局装置3に送信する。
RF部12は、アンテナ部11を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去する。RF
部12は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部に出力する。
ベースバンド部13は、RF部12から入力されたアナログ信号を、アナログ信号をディジタル信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換
(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
ベースバンド部13は、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したアナログ信号をRF部12に出力する。
RF部12は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部13から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部11を介して送信する。また、RF部12は、電力を増幅する。また、RF部12は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部12を送信電力制御部とも称する。
図6は、本実施形態の基地局装置3Aの構成を示す概略ブロック図である。基地局装置3Aの構成は、基地局装置3Bの構成と同じである。図示するように、基地局装置3Aは、無線送受信部30、および、上位層処理部36を含んで構成される。無線送受信部30は、アンテナ部31、RF部32、ベースバンド部33、符号化および変調部34、および、復号および復調部35を含んで構成される。上位層処理部36は、媒体アクセス制御層処理部37、および、無線リソース制御層処理部38を含んで構成される。無線送受信部30を送信部、受信部、または、物理層処理部とも称する。
上位層処理部36は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部36が備える媒体アクセス制御層処理部37は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部37は、無線リソース制御層処理部38によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、スケジューリングリクエストに関する処理を行う。
上位層処理部36が備える無線リソース制御層処理部38は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部38は、物理下りリンク共用チャネルに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システム情報、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、無線送受信部
30に出力する。また、無線リソース制御層処理部38は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部38は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御層処理部38は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。
無線送受信部30の機能は、無線送受信部10と同様であるため説明を省略する。
端末装置1が備える符号10から符号18が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。基地局装置3が備える符号30から符号38が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。
端末装置1が備える符号化および変調部14は、NPUSCHで送信されるビット系列に対して、π/2−BPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式、または、π/4
−QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を適用する。π/2−BPSK
を、π/2シフトBPSKとも称する。π/4−QPSKを、π/4シフトQPSKとも称する。変調シンボルを、複素数値シンボルとも称する。
π/2−BPSKについて説明する。π/2−BPSKは、BPSKによって変調され
た変調シンボルの位相を、変調シンボル毎に互いに90度(π/2)位相が異なるようにした変調方式である。図7は、本実施形態におけるπ/2−BPSKの信号点(constellation)の一例を示す図である。図7において、変調信号にマッピングされるビット列は
1001である。本実施形態において、Iは同相チャネル(In−phase channel)であり、Qは直交チャネル(Quadrature channel)を表している。図7のπ/2−BPSKの場合、初期位相をゼロとすると、最初のビット“1”は同相チャネル上にマッピングされ、2番目のビット“0”はBPSK変調された変調シンボルの位相を90度回転させた直交チャネル上にマッピングされる。同様に3番目のビット“0”は同相チャネル上にマッピングされ、4番目のビット“1”は直交チャネル上にマッピングされる。すなわち、図7において、偶数番目のπ/2−BPSK変調シンボルは位相が回転されず、奇数番目のπ/2−BPSK変調シンボルは位相が90度回転される。
π/4−QPSKについて説明する。π/4−QPSKは、QPSKにより変調された変調シンボルの位相を、変調シンボル毎に互いに45度(π/4)位相が異なるようにした変調方式である。図8は、本実施形態におけるπ/4−QPSKの信号点の一例を示す図である。図8は、変調信号にマッピングされるビット列は1001である。図8のπ/4−QPSKの場合、初期位相をゼロとすると、最初の2ビット“10”は、第1ビットを同相チャネルの振幅、直第2ビットを直交チャネルの振幅に割り当てるようにマッピングされる。次の2ビット“01”は最初の2ビットと同様のルールで割り当てたQPSKシンボルの位相を45度回転させた変調信号点にマッピングされる。すなわち、図8において、偶数番目のπ/4−QPSK変調シンボルは位相が回転されず、奇数番目のπ/4−QPSK変調シンボルは位相が45度回転される。
このように、π/2−BPSKやπ/4−QPSKは、交互に位相を異なるようにすることで変調信号の包絡線の変動を低く抑えることができ、消費電力を大きく抑えることができる。
π/2−BPSK変調シンボルの信号点は{1、−1、j、−j}であってもよい。π/2−BPSK変調シンボルの信号点は、{1、−1、j、−j}を45度回転させた信号点{ej・π/4、ej・3π/4、ej・5π/4、ej・7π/4}であってもよい。ここで、eはネイピア数であり、jは虚数単位である。
図9は、本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルおよびπ/4−QPSK変調シンボルを生成するための概略ブロック図である。入力されたビット列b’(i)(符号ビット、情報ビットなど)は、PSK変調部901によってBPSK変調シンボル、または、QPSK変調シンボルに変調される。スイッチ902、および、スイッチ903は、変調シンボル毎に交互に切り替えられる。スイッチ902、および、スイッチ903が上の接点につながっている場合、BPSK変調シンボル、または、QPSK変調シンボルがそのまま出力される。スイッチ902、および、スイッチ903が下の接点につながっている場合、BPSK変調シンボル、または、QPSK変調シンボルは、位相回転部504によって位相が90度、または、45度回転され、位相が回転された変調シンボルが出力される。端末装置1の符号化および変調部14は、PSK変調部901、スイッチ部902、スイッチ部903、および、位相回転部904を含んでもよい。
ここで、図9はあくまで一例であり、π/2−BPSKおよびπ/4−QPSKの原理は交互に位相を異なるようにすることであり、同様の効果が得られる構成であれば図9と同一の構成である必要はなく、π/2−BPSKおよびπ/4−QPSKを実現する構成になっていればどのような構成でも構わない。ここではπ/2−BPSKおよびπ/4−QPSKについて説明したが、交互に22.5度位相を回転させるπ/8−8PSKのよ
うな他の位相シフト位相変調を用いたとしても本発明の範囲を逸脱しない。また、ここでは搬送波を再生して信号を検出する同期検波を前提にしているが、作動符号化および遅延検波を用いて信号を検出できるπ/2−DBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying)、および、π/4−DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)であってもよい。
入力されたビット列b’(i)に対応する変調シンボルの系列d(i)の最初の変調シンボルd(0)の信号点/位相回転は、以下の(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づいて与えられてもよい。
(A)NB−IoTセルのNPCI
(B)上位層(RRC層)のパラメータ
(C)NPUSCH送信が対応するRNTI
(D)端末装置1の識別子(identity)
(E)NPUSCH送信が対応するサブキャリアインデックス/番号k
(F)NPUSCH送信が対応する最初のサブフレーム
基地局装置3は、(B)上位層(RRC層)のパラメータを含むNPDSCHを、端末装置1に送信してもよい。(C)NPUSCH送信が対応するRNTIは、C−RNTI、Temporary C−RNTI、または、SPS C−RNTIである。(C)NPUSCH送信が対応するRNTIは、NPUSCHのリソースエレメント(サブキャリア)を割り当てるために用いられるNPDCCHに含まれているRNTIである。(C)NPUSCH送信が対応するRNTIは、NPUSCHのリソースエレメント(サブキャリア)を割り当てるために用いられる下りリンク制御情報に付加されるCRCパリティビットのスクランブルのために用いられるRNTIである。
例えば、{(A)+(E)}mod2=0の場合、最初のπ/2−DBPSK変調シンボルd(0)の信号点は{1}であってもよい。例えば、{(A)+(E)}mod2=1の場合、最初のπ/2−DBPSK変調シンボルd(0)の信号点は{j}であってもよい。ここで、jは虚数単位である。ここで、XmodYは、XをYで割った時の余りを返す関数である。ここで、(A)はNB−IoTセルのNPCIであり、(E)はNPUSCH送信が対応するサブキャリアインデックス/番号kである。
図10は、本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルの信号点の一例を示す図である。図10において、端末装置1A、および、端末装置1Cは、基地局装置3A(セル3A)と通信している。図10において、端末装置1Bと、および、端末装置1Dは、基地局装置3B(セル3B)と通信している。セル3AのNPCIは0である。セル3BのNPCIは1である。端末装置1A、および、端末装置1Bは、サブキャリア0においてNPUCHの信号を送信する。端末装置1C、および、端末装置1Dは、サブキャリア1においてNPUSCHの信号を送信する。端末装置1A、端末装置1B、端末装置1C、および、端末装置1Dは、シンボルlからNPUSCHの信号の送信を開始する。
図10において、{(A)+(E)}mod2=0の場合、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)の信号点は、信号点の第1のセット{1、−1}のうちの何れかの信号点である。すなわち、{(A)+(E)}mod2=0の場合、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)に対して90度の位相回転は適用されない。ここで、(A)はNB−IoTセルのNPCIであり、(E)はNPUSCH送信が対応するサブキャリアインデックス/番号kである。図10において、端末装置1B、および、端末装置1Cは、{(A)+(E)}mod2=0を満たす。
図10において、{(A)+(E)}mod2=1の場合、最初のπ/2−BPSK変
調シンボルd(0)の信号点は、信号点の第2のセット{j、−j}のうちの何れかの信号点である。すなわち、{(A)+(E)}mod2=1の場合、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)に対して90度の位相回転が適用される。ここで、(A)はNB−IoTセルのNPCIであり、(E)はNPUSCH送信が対応するサブキャリアインデックス/番号kである。図10において、端末装置1A、および、端末装置1Dは、{(A)+(E)}mod2=1を満たす。
このように、(A)NB−IoTセルのNPCIに基づいて、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)の信号点/位相回転が与えられることによって、セル間の干渉を低減することができる。このように、(E)NPUSCH送信が対応するサブキャリアインデックス/番号kに基づいて、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)の信号点/位相回転が与えられることによって、サブキャリア間のシンボル干渉を低減することができ、また、シンボルlにおけるIQ間のバランスを改善することができる。また、上記の(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づいて、最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)の信号点/位相回転が与えられることによって、セル間、および、サブキャリア間の干渉をランダム化することができる。上記の(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づいて最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(0)の信号点/位相回転を決定することを、π/2−BPSK変調シンボルの初期化とも称する。
上記の(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づく、π/2−BPSK変調シンボルd(i)の信号点/位相回転の初期化は、以下の(G)から(K)の何れかの単位で行われてもよい。
(G)1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドル
(H)1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルにおいて繰り返し送信されるNPUSCH
(I)NPUSCHの時間リソース割り当て単位
(J)サブフレーム
(K)スロット
図11、および、図12は、本実施形態におけるπ/2−BPSK変調シンボルd(i)の信号点/位相回転の初期化の一例を示す図である。図11の(G)において、1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルの最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(i)に対して、信号点/位相回転の初期化が行われる。図11の(H)において、1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルに含まれるNPUSCHの最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(i)のそれぞれに対して、信号点/位相回転の初期化が行われる。
図12の(I)において、1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルに含まれるNPUSCHの時間リソース割り当て単位の最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(i)のそれぞれに対して、信号点/位相回転の初期化が行われる。例えば、NPUSCHの時間リソース割り当て単位は、8サブフレームである。図12の(J)において、1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルに含まれるサブフレームの最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(i)のそれぞれに対して、信号点/位相回転の初期化が行われる。図12の(K)において、1つの送信インスタンス/アテンプト/バンドルに含まれるスロットの最初のπ/2−BPSK変調シンボルd(i)のそれぞれに対して、信号点/位相回転の初期化が行われる。
NPUSCHに関連するNUL RSについて説明する。NUL RSを、参照シンボルとも称する。
図13は、本実施形態におけるπ/2−BPSKが適用されるNPUSCHに関連する
NUL RSの一例を示す図である。図13において、NUL RSはスロットのそれぞれにおいて4番目のシンボルに対応する。ステップ1301において、NPUSCH(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)の符号化ビット系列q(i)に参照ビットr(i)を挿入する。π/2−BPSKの場合、参照ビットr(i)は1ビットずつ挿入される。ステップ1302において、参照ビットr(i)が挿入されたNPUSCHの符号化ビット系列q(i)を、ビット系列b(i)と定義する。
ステップ1303において、ビット系列b(i)を、疑似ランダム系列c(i)を用いてスクランブルすることによって、ビット系列b’(i)が与えられる。疑似ランダム系列c(i)は、上述した(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づいて初期化されてもよい。
NPUSCHが複数のサブフレームにおいて送信される場合、Xサブフレームのブロック毎に疑似ランダム系列c(i)は初期化されてもよい。例えば、Xは4である。ここで、当該ブロックに対する疑似ランダム系列c(i)の初期化は、当該ブロックのインデックスに少なくとも基づいて行われてもよい。
ステップ1304において、π/2−BPSK変調を用いてビット系列b’(i)から変調シンボルd(i)を生成する。
ステップ1305において、変調シンボルd(i)からシンボルにおける時間連続信号s(t)(time continuous signal)が生成される。時間連続信号をベースバンド信号とも称する。ステップ1305において、変調シンボルd(i)のそれぞれをNPUSCHが割り当てられたリソースエレメントにマップし、当該変調シンボルd(i)のそれぞれに対して周波数領域同期パルスシェーピング(frequency domain sinc pulse shaping
)、および、CP(Cyclic Prefix)の挿入を実行することによって、シンボルにおける
時間連続信号s(t)が得られる。ここで、変調シンボルd(i)、および、時間連続信号s(t)は、同じサブキャリアkに対応する。NPUSCHが対応するするサブキャリアkは、下りリンク制御情報によって示されてもよい。
上記のように、NPUSCHの符号化ビット系列q(i)、および、参照ビットr(i)をともにπ/2−BPSK変調するため、NPUSCHの信号、および、参照信号の間の包絡線の変動を低く抑えることができ、消費電力を大きく抑えることができる。また、上記のように、NPUSCHの符号化ビット系列q(i)、および、参照ビットr(i)をともに、疑似ランダム系列c(i)でスクランブルすることによって、端末装置1の構成を簡略化することができ、且つ、同じ周波数のセルであり、地理的に異なる位置のセル間の干渉をランダム化することができる。
ここで、参照ビットの系列r(i)は、上記の疑似ランダム系列c(i)とは異なる疑似ランダム系列c’(i)であってもよく、上記の疑似ランダム系列c(i)によってスクランブルされなくてもよい。疑似ランダム系列c’(i)は、以下の(A)から(F)の一部、または、全部に少なくとも基づいて初期化されてもよい。疑似ランダム系列c(i)、および、疑似ランダム系列c’(i)は、異なるパラメータのセットに基づいて初期化されてもよい。例えば、疑似ランダム系列c(i)は(A)NB−IoTセルのNPCI、および、(C)NPUSCHが対応するRNTIに少なくとも基づいて初期化され、且つ、疑似ランダム系列c’(i)は(A)NB−IoTセルのNPCI、および、(E)NPUSCHが対応するサブキャリアインデックス/番号kに少なくとも基づいて初期化されてもよい。これにより、NPUSCHの信号に対して、セル間の干渉をランダム化することができる。また、セル間のNUL RSの組み合わせを考慮して、セルのそれぞれにおいてNPCIの設定を行うことができる。
図14は、本実施形態におけるπ/4−QPSKが適用されるNPUSCHに関連する参照信号の一例を示す図である。図14は、参照ビットr(i)が2ビットずつ挿入される点が図10とは異なる。
以下、本実施形態における、端末装置1の態様について説明する。
(1)本実施形態の第1の態様は、端末装置1であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を送信する送信部10と、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成
する変調部14と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)の信号点は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる。
(2)本実施形態の第2の態様は、端末装置1であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を送信する送信部10と、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成
する変調部14と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)の信号点は、信号点のセットに含まれる信号点であって、前記信号点のセットは、{1、−1}または{j、−j}であり、且つ、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えら
れ、前記jは虚数単位である。
(3)本実施形態の第3の態様は、端末装置1であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を送信する送信部10と、前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成
する変調部14と、を備え、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)
に少なくとも基づいて与えられる。
(4)本実施形態の第3の態様において、端末装置1は、下りリンクにおいて送信されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization Signal)に少なくとも基づいて前
記NPCIを検出する受信部10を備える。
(5)本実施形態の第3の態様において、前記受信部10は、前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスkを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を受信する
(6)本実施形態の第4の態様は、基地局装置3であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を受信する受信部30と、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部35と、を備え、前
記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)の信号点は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)
に少なくとも基づいて与えられる。
(7)本実施形態の第5の態様は、基地局装置3であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を受信する受信部30と、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部35と、を備え、前
記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)の信号点は、信号点のセットに含まれる信号点であって、前記信号点のセットは、{1、−1}または{j、−j}であり、且つ、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられ、前記jは虚数単位である。
(8)本実施形態の第6の態様は、基地局装置3であって、チャネル(NPUSCH)で情報(上りリンクデータ、および/または、上りリンク制御情報)を受信する受信部30と、前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部35と、を備え、前
記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックスk、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられ
る。
(9)本実施形態の第6の態様において、前記基地局装置3は、前記NPCIに基づいて生成されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization Signal)を送信する送
信部30を備える。
(10)本実施形態の第6の態様において、前記送信部30は、前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスkを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を送信する。
上述した実施形態は、π/2−BPSK変調シンボル、π/2−DBPSK変調シンボル、π/4−QPSK変調シンボル、および、π/4−DQPSK変調シンボルに対して適用されてもよい。また、上述した実施形態は、他の変調シンボルに対して適用されてもよい。
これにより、端末装置および基地局装置は互いに、効率的に通信することができる。
本発明に関わる基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における
基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
尚、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体等のいずれであってもよい。
さらに「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、ディジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発
明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1(1A、1B、1C、1D) 端末装置
3(3A、3B) 基地局装置
10 無線送受信部
11 アンテナ部
12 RF部
13 ベースバンド部
14 符号化および変調部
15 復号および復調部
16 上位層処理部
17 媒体アクセス制御層処理部
18 無線リソース制御層処理部
30 無線送受信部
31 アンテナ部
32 RF部
33 ベースバンド部
34 符号化および変調部
35 復号および復調部
36 上位層処理部
37 媒体アクセス制御層処理部
38 無線リソース制御層処理部

Claims (14)

  1. チャネルで情報を送信する送信部と、
    前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成す
    る変調部と、を備え、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    端末装置。
  2. 下りリンクにおいて送信されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization Signal)に少なくとも基づいて前記NPCIを検出する受信部を備える
    請求項1の端末装置。
  3. 前記受信部は、前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を受信する
    請求項2の端末装置。
  4. チャネルで情報を受信する受信部と、
    前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase
    Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部と、を備え、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    基地局装置。
  5. 前記NPCIに基づいて生成されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization
    Signal)を送信する送信部を備える
    請求項4の基地局装置。
  6. 前記送信部は、前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を送信する
    請求項5の基地局装置。
  7. 端末装置に用いられる通信方法であって、
    チャネルで情報を送信し、
    前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成し

    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    通信方法。
  8. 下りリンクにおいて送信されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization Signal)に少なくとも基づいて前記NPCIを検出する
    請求項7の通信方法。
  9. 前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を受信する
    請求項8の通信方法。
  10. 基地局装置に用いられる通信方法であって、
    チャネルで情報を受信し、
    前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase
    Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調部と、を備え、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    通信方法。
  11. 前記NPCIに基づいて生成されるNSSS(Narrowband Secondary Synchronization
    Signal)を送信する
    請求項10の通信方法。
  12. 前記チャネルが対応する前記サブキャリアの前記サブキャリアインデックスを示す下りリンク制御情報を含むNPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)を送信する
    請求項11の通信方法。
  13. 端末装置に実装される集積回路であって、
    チャネルで情報を送信する送信回路と、
    前記情報のビット系列b’(i)をπ/2シフトBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することによって、π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)を生成す
    る変調回路と、を備え、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    集積回路。
  14. 基地局装置に実装される集積回路であって、
    チャネルで情報を受信する受信回路と、
    前記情報のビット系列b’(i)から生成されたπ/2シフトBPSK(Binary Phase
    Shift Keying)変調シンボルの系列d(i)を復調する復調回路と、を備え、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)のそれぞれに対して、0度、または、90度の位相回転が交互に適用され、
    前記π/2シフトBPSK変調シンボルの系列d(i)の最初のπ/2シフトBPSK変調シンボルd(0)に適用される位相回転量は、前記チャネルが対応するサブキャリアのサブキャリアインデックス、および/または、NPCI(Narrowband Physical layer Cell Identity)に少なくとも基づいて与えられる
    集積回路。
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