JP2019073242A - チャイルドシート - Google Patents
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Abstract
【課題】運転中や、ユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずに、シート本体の可動部を操作できるチャイルドシートを提供する。【解決手段】本発明のチャイルドシート10は、乳幼児が着座するシート本体12又は台座本体18に取り付けた可動部(40,50,60)と、前記可動部を駆動させる駆動部(46,56,64)と、ユーザの音声指令を認識する音声認識部22と、前記音声認識部22と前記駆動部と電気的に接続し、前記音声指令に基づいて前記駆動部を駆動制御する制御部20と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、特に乳幼児が乗車する際に取り付けるチャイルドシートに関する。
乳幼児の乗車時の安全性を高めるためにチャイルドシートが利用されている。
このようなチャイルドシートの多くは、乳幼児が着座するシート本体と、シート本体を支持する台座本体から構成されている。
チャイルドシートに乳幼児を着座させるには、まずシート本体及び台座本体を車両の座席に取り付ける。次に座席に対して正面又は背面向きのシート本体の正面がユーザと対向するように(ユーザ向きに)回転させる。この回転操作によって乳幼児を容易にシート本体に着座させることができる。そして乳幼児が着座した後はシート本体を座席に対して正面又は背面向きに回転させる。なお運転中は安全のため回転しないようにロック(固定)されている。(例えば特許文献1に開示)。
このようなチャイルドシートの多くは、乳幼児が着座するシート本体と、シート本体を支持する台座本体から構成されている。
チャイルドシートに乳幼児を着座させるには、まずシート本体及び台座本体を車両の座席に取り付ける。次に座席に対して正面又は背面向きのシート本体の正面がユーザと対向するように(ユーザ向きに)回転させる。この回転操作によって乳幼児を容易にシート本体に着座させることができる。そして乳幼児が着座した後はシート本体を座席に対して正面又は背面向きに回転させる。なお運転中は安全のため回転しないようにロック(固定)されている。(例えば特許文献1に開示)。
また、シート本体の多くは、任意の傾斜角度に変えられるリクライニング構造を備えている。このようなシート本体により乳幼児の状態、例えば、起きているときには起伏状態、寝ているときは傾斜状態などに応じて適用している。
さらに、シート本体に日除けを取り付けたチャイルドシートがある。この日除けは、乳幼児に日差しが直接当たらないように開閉可能に構成されている(例えば特許文献2に開示)。
さらに、シート本体に日除けを取り付けたチャイルドシートがある。この日除けは、乳幼児に日差しが直接当たらないように開閉可能に構成されている(例えば特許文献2に開示)。
前述のようにチャイルドシートには、種々の可動部(例えば、シート本体の回転構造、シート本体のリクライニング構造、日除けの開閉構造など)が備わっている。これらの可動部の多くは手動式を採用している。このため、運転中において、乳幼児が眠りに入ったときにシート本体を傾けるリクライニング操作や、乳幼児に日差しが当たったときに日除けの展開操作を行うことができなかった。
また、乳幼児を乗車させるときのシート本体の回転操作は、通常、ユーザが乳幼児を抱きかかえた状態で行うケースが多く、片手の操作で不安定となり乳幼児を危険に晒すおそれがあった。また、回転操作レバーの取り付け位置はチャイルドシートによって種々異なり、ユーザから離れた台座本体にあるなど取り付け位置によっては手が塞がった状態で回転操作を行うことは煩雑かつ危険を伴う操作となっていた。
また、乳幼児を乗車させるときのシート本体の回転操作は、通常、ユーザが乳幼児を抱きかかえた状態で行うケースが多く、片手の操作で不安定となり乳幼児を危険に晒すおそれがあった。また、回転操作レバーの取り付け位置はチャイルドシートによって種々異なり、ユーザから離れた台座本体にあるなど取り付け位置によっては手が塞がった状態で回転操作を行うことは煩雑かつ危険を伴う操作となっていた。
上記従来技術の問題点に鑑み本発明は、運転中や、ユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずにチャイルドシートの可動部を操作できるチャイルドシートを提供することを目的としている。
また本発明は、操作の安全性を高めたチャイルドシートを提供することを目的としている。
また本発明は、操作の安全性を高めたチャイルドシートを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための第1の手段として、本発明は、乳幼児が着座するシート本体又は台座本体に取り付けた可動部と、
前記可動部を駆動させる駆動部と、
ユーザの音声指令を認識する音声認識部と、
前記音声認識部と前記駆動部と電気的に接続し、前記音声指令に基づいて前記駆動部を駆動制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第1の手段によれば、運転中又はユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずに、チャイルドシートの可動部を容易に動かすことができ操作の安全性を高めることができる。
前記可動部を駆動させる駆動部と、
ユーザの音声指令を認識する音声認識部と、
前記音声認識部と前記駆動部と電気的に接続し、前記音声指令に基づいて前記駆動部を駆動制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第1の手段によれば、運転中又はユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずに、チャイルドシートの可動部を容易に動かすことができ操作の安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第2の手段として、本発明は、前記第1の手段において、前記可動部は、台座本体に取り付ける前記シート本体の回転角度を任意に変更可能な回転構造であることを特徴とするチャイルドシート提供することにある。
上記第2の手段によれば、乳幼児の乗車時に乳幼児を抱きかかえるなどユーザの手が塞がっていても、シート本体の回転操作を行うことができ、操作の安全性を高めることができる。
上記第2の手段によれば、乳幼児の乗車時に乳幼児を抱きかかえるなどユーザの手が塞がっていても、シート本体の回転操作を行うことができ、操作の安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第3の手段において、本発明は、前記第2の手段において、前記ユーザを認識可能なユーザ認識センサを備え、前記制御部は、前記ユーザ認識センサと電気的に接続し、前記音声指令に基づいて、前記ユーザ認識センサが認識する前記ユーザと対向するまで前記シート本体の正面を回転させる制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第3の手段によれば、開閉式又はスライド式ドアなど車種によってシート本体の横向きの回転角度が異なる実情に対して、ユーザ正面にシート本体の正面を向けることができ、乳幼児の乗降を容易に行うことができる。従ってユーザの手動による操作が必要なく、両手が塞がっていても操作でき安全性を高めることができる。
上記第3の手段によれば、開閉式又はスライド式ドアなど車種によってシート本体の横向きの回転角度が異なる実情に対して、ユーザ正面にシート本体の正面を向けることができ、乳幼児の乗降を容易に行うことができる。従ってユーザの手動による操作が必要なく、両手が塞がっていても操作でき安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第4の手段において、本発明は、前記第2の手段において、前記ユーザがあらかじめ設定した前記シート本体の回転位置を記憶可能なメモリを備え、前記制御部は、前記音声指令に基づいて、前記回転位置まで前記シート本体を回転させる制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第4の手段によれば、開閉式又はスライド式ドアなど車種によってシート本体の横向きの回転角度が異なる実情に対して、ユーザの使い勝手のよいシート本体の回転角度にシート本体の正面を向けることができ、乳幼児の乗降を容易に行うことができる。従ってユーザの手動による操作が必要なく、両手が塞がっていても操作でき安全性を高めることができる。
上記第4の手段によれば、開閉式又はスライド式ドアなど車種によってシート本体の横向きの回転角度が異なる実情に対して、ユーザの使い勝手のよいシート本体の回転角度にシート本体の正面を向けることができ、乳幼児の乗降を容易に行うことができる。従ってユーザの手動による操作が必要なく、両手が塞がっていても操作でき安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第5の手段として、本発明は、前記第1ないし4のいずれか1の手段において、前記可動部は、台座本体に取り付ける前記シート本体の取付角度を任意に変更可能なリクライニング構造であることを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第5の手段によれば、運転中であってもユーザの手を使わずに、シート本体を任意の傾斜角度に容易に変えることができ、操作の安全性を高めることができる。
上記第5の手段によれば、運転中であってもユーザの手を使わずに、シート本体を任意の傾斜角度に容易に変えることができ、操作の安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第6の手段として、本発明は、前記第1ないし第5のいずれか1の手段において、前記可動部は、前記シート本体に取り付けた日除けの開閉構造であることを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第6の手段によれば、運転中であってもユーザの手を使わずに、乳幼児に日差しが当たった場合には日除けを容易に展開操作することができ、また日除けを展開した状態で中の様子を伺うときに容易に日除けを収束することができ、操作の安全性を高めることができる。
上記第6の手段によれば、運転中であってもユーザの手を使わずに、乳幼児に日差しが当たった場合には日除けを容易に展開操作することができ、また日除けを展開した状態で中の様子を伺うときに容易に日除けを収束することができ、操作の安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第7の手段として、本発明は、前記第1ないし第6のいずれか1の手段において、前記音声認識部が前記音声指令を理解したアンサーを出力する音声発信部を備えたことを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第7の手段によれば、ユーザの音声指令が制御部に伝わったか、又は認識されたか否か、音声指令を何度も繰り返す必要がなくなり、ユーザの運転操作の妨げとならず、誤操作を防止して安全性を高めることができる。
上記第7の手段によれば、ユーザの音声指令が制御部に伝わったか、又は認識されたか否か、音声指令を何度も繰り返す必要がなくなり、ユーザの運転操作の妨げとならず、誤操作を防止して安全性を高めることができる。
上記課題を解決するための第8の手段として、本発明は第7の手段において、前記音声発信部は、前記音声指令に基づく前記可動部の可動時に不具合が発生した場合にアラームを発信することを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第8の手段によれば、音声指令の不具合をユーザが容易に認識することができる。またユーザの音声指令が確実に実行されたか否かを運転中、又はチャイルドシートから目を離した状態であっても認識することができる。
上記第8の手段によれば、音声指令の不具合をユーザが容易に認識することができる。またユーザの音声指令が確実に実行されたか否かを運転中、又はチャイルドシートから目を離した状態であっても認識することができる。
上記課題を解決するための第9の手段として、本発明は、第1ないし第8のいずれか1の手段において、乳幼児の乗降を検出可能な乳幼児センサと、車両の走行を検出可能な走行センサと、を備え、前記制御部は、前記乳幼児センサ及び、前記走行センサと電気的に接続し、前記乳幼児センサによる前記乳幼児の乗車検出信号及び、前記走行センサによる前記車両の走行信号が入力されたとき、前記シート本体を回転させない制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とするチャイルドシートを提供することにある。
上記第9の手段によれば、乳幼児がチャイルドシートに乗車して、かつ車両が走行中にチャイルドシートのシート本体が予期せず回転するなどの誤作動を確実に防止して安全性を高めることができる。
上記第9の手段によれば、乳幼児がチャイルドシートに乗車して、かつ車両が走行中にチャイルドシートのシート本体が予期せず回転するなどの誤作動を確実に防止して安全性を高めることができる。
本発明によれば、走行中又はユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずに、チャイルドシートの可動部を容易に動かすことができ、操作の安全性を高めることができる。
本発明のチャイルドシートの実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[チャイルドシート10]
図1は本発明のチャイルドシートの概略説明図である。チャイルドシート10は、乳幼児が着座する座面12と、この座面12に着座した乳幼児を拘束する肩ベルト(不図示)を有する背面14からなるシート本体16と、シート本体16を上面で支持すると共に、底面が座席1の座面2と接する台座本体18を有している。
図1は本発明のチャイルドシートの概略説明図である。チャイルドシート10は、乳幼児が着座する座面12と、この座面12に着座した乳幼児を拘束する肩ベルト(不図示)を有する背面14からなるシート本体16と、シート本体16を上面で支持すると共に、底面が座席1の座面2と接する台座本体18を有している。
図2は本発明のチャイルドシートのブロック図である。図3は本発明のチャイルドシートの内部構造の説明図である。
本実施形態のシート本体16に取り付けている可動部は、シート本体の回転構造40と、シート本体のリクライニング構造50と(図6参照)、日除けの開閉構造60である(図4参照)。なお、可動部の構成はこれに限らず、この他にも、台座本体に設けたスライド式のドリンクホルダーの進退構造などが挙げられる。
本実施形態のシート本体16に取り付けている可動部は、シート本体の回転構造40と、シート本体のリクライニング構造50と(図6参照)、日除けの開閉構造60である(図4参照)。なお、可動部の構成はこれに限らず、この他にも、台座本体に設けたスライド式のドリンクホルダーの進退構造などが挙げられる。
台座本体18には、制御部20と、音声認識部22と、音声発信部24と、マイク26と、スピーカ27と、無線モジュール28と、加速度センサ30と、ジャイロセンサ32を取り付けている。
マイク26は、ユーザの音声を電気信号に変換するものであり、台座本体18の正面に取り付けている。
音声認識部22は、マイク26の電気信号からユーザの音声指令を認識するものである。なおユーザの音声指令を音声認識部22へ入力する手段としては、マイク26のほか、ユーザの携帯端末(携帯電話、スマートフォンなど)29から入力するようにしてもよい。この音声認識部22と有線又は無線モジュール28を介して電気的に接続している制御部20は、音声指令に基づいて駆動部を駆動制御している。
マイク26は、ユーザの音声を電気信号に変換するものであり、台座本体18の正面に取り付けている。
音声認識部22は、マイク26の電気信号からユーザの音声指令を認識するものである。なおユーザの音声指令を音声認識部22へ入力する手段としては、マイク26のほか、ユーザの携帯端末(携帯電話、スマートフォンなど)29から入力するようにしてもよい。この音声認識部22と有線又は無線モジュール28を介して電気的に接続している制御部20は、音声指令に基づいて駆動部を駆動制御している。
音声発信部24は、音声認識部22からの電気信号をスピーカ27に送り、音声を発信している。この音声認識部22と電気的に接続している音声発信部24はユーザの音声指令に対して所定のアンサーをする必要がある場合にアンサーをスピーカ27に発信している。また音声発信部24は、音声指令に基づく可動部の可動時に不具合が発生した場合にアラームを発信する。一例として、シート本体16の横向きの回転動作を行って乳幼児を乗車させた後、シート本体16を正面又は背面に回転するまでの間に、加速度センサ30又はジャイロセンサ32による車両走行が検出されたとき、音声発信部24からスピーカ27へアラームが発信される。
走行センサとなる加速度センサ30及びジャイロセンサ32は、台座本体18に取り付けている(図3参照)。加速度センサ30及びジャイロセンサ32は、車両の停車又は走行を検出するセンサであり、検出値を制御部20へ送信している。加速度センサ30及びジャイロセンサ32と電気的に接続している制御部20は、検出値に基づいて、シート本体の回転構造40の回転制御を行っている。具体的には、シート本体16の回転動作は、安全上の問題から車両の停車中に行わなければならない。このため、車両の走行中はシート本体が回転動作しないように制御している。
シート本体16にはユーザ認識センサ34と、乳幼児センサ36を取り付けている。
ユーザ認識センサ34は、シート本体16の正面に取り付けている。ユーザ認識センサ34はユーザを画像、体温等により認識可能なセンサ(CCDカメラ、体温を認識する非接触温度センサなど)である。このユーザ認識センサ34と電気的に接続する制御部20は、ユーザの音声指令に基づいて、ユーザ認識センサ34が認識するユーザと対向するまでシート本体16の正面を回転させる制御信号を駆動部へ送信可能に構成している。
制御部20はメモリ21を備えている。メモリ21は、ユーザがチャイルドシートの初期設定時に設定した使い勝手の良い回転角度、各種制御信号の実績データなどを記憶する媒体である。なおメモリ21はユーザの好みや使い勝手の良い可動部の可動位置(後述する回転角度センサ48により検出可能な回転角度、後述するリクライニング位置検出センサ58により検出可能な移動量など)を任意に記憶できるように構成している。
このようなメモリ機能により、制御部20は、音声指令に基づいて、ユーザがあらかじめメモリ21に記憶させたシート本体の回転位置までシート本体16を回転させる制御信号を駆動部へ送信可能に構成している。
ユーザ認識センサ34は、シート本体16の正面に取り付けている。ユーザ認識センサ34はユーザを画像、体温等により認識可能なセンサ(CCDカメラ、体温を認識する非接触温度センサなど)である。このユーザ認識センサ34と電気的に接続する制御部20は、ユーザの音声指令に基づいて、ユーザ認識センサ34が認識するユーザと対向するまでシート本体16の正面を回転させる制御信号を駆動部へ送信可能に構成している。
制御部20はメモリ21を備えている。メモリ21は、ユーザがチャイルドシートの初期設定時に設定した使い勝手の良い回転角度、各種制御信号の実績データなどを記憶する媒体である。なおメモリ21はユーザの好みや使い勝手の良い可動部の可動位置(後述する回転角度センサ48により検出可能な回転角度、後述するリクライニング位置検出センサ58により検出可能な移動量など)を任意に記憶できるように構成している。
このようなメモリ機能により、制御部20は、音声指令に基づいて、ユーザがあらかじめメモリ21に記憶させたシート本体の回転位置までシート本体16を回転させる制御信号を駆動部へ送信可能に構成している。
図4は乳幼児センサの説明図である。乳幼児センサ36は、シート本体16の座面12に取り付けている。乳幼児センサ36は、シート本体16に乳幼児が乗車しているか否かを検出可能なセンサであり、温湿度センサ、荷重センサ等を適用することができる。温湿度センサは、座面12に着座している乳幼児の体温(日差しが当たって体温が上昇するなど)、湿度(例えば尿漏れなど)を検出するセンサである。荷重センサは、座面12に着座している乳幼児の体重を検出するセンサである。
この乳幼児センサ36と電気的に接続する制御部20は、ユーザからの音声指令に対するアンサー又はユーザへの警告として音声発信部24から各種発信を制御している。
この乳幼児センサ36と電気的に接続する制御部20は、ユーザからの音声指令に対するアンサー又はユーザへの警告として音声発信部24から各種発信を制御している。
本発明のチャイルドシート10のバッテリー38は、台座本体18に内蔵する充電式の携帯バッテリーや、車両バッテリーとケーブル接続するなどして確保することができる。
具体的なバッテリー38の構成は、車両にチャイルドシート10を取り付けて接続ケーブルをシガーソケットに挿入するなど車両バッテリーと接続可能状態としておく。次にエンジンON時は、車両バッテリーで駆動させて、かつ車両バッテリーから携帯バッテリーに蓄電する構成とする。一方、エンジンOFF時は、蓄電された携帯バッテリーで駆動する構成を採用している。
具体的なバッテリー38の構成は、車両にチャイルドシート10を取り付けて接続ケーブルをシガーソケットに挿入するなど車両バッテリーと接続可能状態としておく。次にエンジンON時は、車両バッテリーで駆動させて、かつ車両バッテリーから携帯バッテリーに蓄電する構成とする。一方、エンジンOFF時は、蓄電された携帯バッテリーで駆動する構成を採用している。
[シート本体の回転構造40]
シート本体の回転構造40は、シート本体16と台座本体18の間に設けている。その具体的な構造は、図3に示すように、シート本体16の底面にギア42を設け、台座本体18の上面にギア42に噛み合うピニオン44及び、ピニオン44を回転させる回転モータ46(駆動部)と、ギア42の回転角度を検出可能な回転角度センサ48を設けている。
シート本体の回転構造40は、シート本体16と台座本体18の間に設けている。その具体的な構造は、図3に示すように、シート本体16の底面にギア42を設け、台座本体18の上面にギア42に噛み合うピニオン44及び、ピニオン44を回転させる回転モータ46(駆動部)と、ギア42の回転角度を検出可能な回転角度センサ48を設けている。
回転モータ46と有線又は無線回線を通じて電気的に接続する制御部20は、ユーザの音声指令に基づいて、ユーザ認識センサ34が認識するユーザと対向するまでシート本体16の正面を回転させる制御信号を回転モータ46へ送信可能に構成している。若しくは、音声指令に基づいて、ユーザがあらかじめメモリ21に記憶させたシート本体の回転位置(回転角度センサ48により検出したデータ)までシート本体16を回転させる制御信号を回転モータ46へ送信可能に構成している。
回転角度センサ48は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続しギア42の回転角度の検出値を制御部20へ送信可能に構成している。また回転角度センサ48の回転角度の検出値は、ユーザの設定値、実測データとしてメモリ21で記憶される。
図5は、シート本体の正面向き、横向き、背面向きの説明図である。このような構成のシート本体の回転構造40は、乳幼児の着座の際、シート本体16が(B)の横向き(ユーザ向き)となるように回転する。
また乳幼児が着座すると、シート本体16が(A)の正面向き又は(C)の背面向きとなるように回転して走行中はロックされた状態となる。
回転角度センサ48は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続しギア42の回転角度の検出値を制御部20へ送信可能に構成している。また回転角度センサ48の回転角度の検出値は、ユーザの設定値、実測データとしてメモリ21で記憶される。
図5は、シート本体の正面向き、横向き、背面向きの説明図である。このような構成のシート本体の回転構造40は、乳幼児の着座の際、シート本体16が(B)の横向き(ユーザ向き)となるように回転する。
また乳幼児が着座すると、シート本体16が(A)の正面向き又は(C)の背面向きとなるように回転して走行中はロックされた状態となる。
[シート本体のリクライニング構造50]
図6は、シート本体のリクライニング構造の説明図である。シート本体のリクライニング構造50は、シート本体16と台座本体18の間に設けている。その具体的な構造は、シート本体16の下面に前後方向(正面から背面)に沿って湾曲させたラック52と、ギア42の上面にラック52と噛み合うピニオン54と、ピニオン54を回転させるリクライニングモータ(駆動部)56を設けている。さらにシート本体のリクライニング構造50は、リクライニング位置検出センサ58を取り付けて、ギア42の上面で移動するシート本体16の位置を検出している。リクライニング位置検出センサ58と電気的に接続する制御部20は、リクライニング位置検出センサ58の検出値により、リクライニングモータ56へ任意の位置で停止させる駆動制御信号を送信可能に構成している。
リクライニングモータ56は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続し、制御部20からの制御信号、例えば正逆回転の信号により所定の回転数で回転する。
図6は、シート本体のリクライニング構造の説明図である。シート本体のリクライニング構造50は、シート本体16と台座本体18の間に設けている。その具体的な構造は、シート本体16の下面に前後方向(正面から背面)に沿って湾曲させたラック52と、ギア42の上面にラック52と噛み合うピニオン54と、ピニオン54を回転させるリクライニングモータ(駆動部)56を設けている。さらにシート本体のリクライニング構造50は、リクライニング位置検出センサ58を取り付けて、ギア42の上面で移動するシート本体16の位置を検出している。リクライニング位置検出センサ58と電気的に接続する制御部20は、リクライニング位置検出センサ58の検出値により、リクライニングモータ56へ任意の位置で停止させる駆動制御信号を送信可能に構成している。
リクライニングモータ56は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続し、制御部20からの制御信号、例えば正逆回転の信号により所定の回転数で回転する。
このような構成のシート本体のリクライニング構造50は、リクライニングモータ56が回転してピニオン54がラック52の正面側端部側まで移動すると(同図(A))、同図(B)に示すようにシート本体が起き上がり、乳幼児を着座させた状態(起きた状態)となる。一方、リクライニングモータ56が回転してピニオン54がラック52の背面側端部側まで移動すると(同図(C))、同図(D)に示すようにシート本体が所定角度に傾いて、乳幼児を寝かせた状態となる。また、リクライニング位置検出センサ58の検出値により、任意の中間位置で停止させることができる。
[シート本体の日除けの開閉構造60]
図7は、シート本体の日除けの開閉構造の説明図である。シート本体の日除けの開閉構造60は、シート本体16の背面14に設けている。日除け62は、蛇腹式であり、収束時には背面上部に収容している(図1参照)。展開時には座面の前方まで展開して、乳幼児を日差しから保護できる(図7参照)。
日除け62を開閉する日除けモータ(駆動部)64は、背面と座面の接続部分に左右に一対設けている。
日除けモータ64は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続し、制御部20からの制御信号、例えば正逆回転の信号により所定の回転角度で回転する。
図7は、シート本体の日除けの開閉構造の説明図である。シート本体の日除けの開閉構造60は、シート本体16の背面14に設けている。日除け62は、蛇腹式であり、収束時には背面上部に収容している(図1参照)。展開時には座面の前方まで展開して、乳幼児を日差しから保護できる(図7参照)。
日除け62を開閉する日除けモータ(駆動部)64は、背面と座面の接続部分に左右に一対設けている。
日除けモータ64は、制御部20と有線又は無線回線を通じて電気的に接続し、制御部20からの制御信号、例えば正逆回転の信号により所定の回転角度で回転する。
上記構成による本発明のチャイルドシートの作用について以下説明する。
(シート本体の回転動作)
ユーザが乳幼児をチャイルドシートに着座させるとき、「回転」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、走行センサによる車両の停止信号が入力されているときに、シート本体16を所定の角度で回転する制御信号を回転モータ46へ送信する。ここで制御信号は、ユーザ認識センサ34の検出値に基づいて、シート本体16の正面がユーザの正面と対向するまで回転させる回転制御を行ったり、過去にユーザが設定した回転角度まで回転する制御を行ったりして所定の角度に回転できる。シート本体16が横向きの状態で乳幼児を着座させた後は、「回転」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16が正面向き又は背面向きとなる角度まで回転する制御信号を回転モータ46へ送信する。その後、正面又は背面向きの状態で走行可能になる。なお、乳幼児を乗車させた後の回転は、直前(回転前)の状態に戻したり、乳幼児センサ36の検出値によって正面又は背面を選択したりすることもできる。
(シート本体の回転動作)
ユーザが乳幼児をチャイルドシートに着座させるとき、「回転」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、走行センサによる車両の停止信号が入力されているときに、シート本体16を所定の角度で回転する制御信号を回転モータ46へ送信する。ここで制御信号は、ユーザ認識センサ34の検出値に基づいて、シート本体16の正面がユーザの正面と対向するまで回転させる回転制御を行ったり、過去にユーザが設定した回転角度まで回転する制御を行ったりして所定の角度に回転できる。シート本体16が横向きの状態で乳幼児を着座させた後は、「回転」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16が正面向き又は背面向きとなる角度まで回転する制御信号を回転モータ46へ送信する。その後、正面又は背面向きの状態で走行可能になる。なお、乳幼児を乗車させた後の回転は、直前(回転前)の状態に戻したり、乳幼児センサ36の検出値によって正面又は背面を選択したりすることもできる。
(シート本体のリクライニング動作)
運転中に乳幼児が眠ったとき、運転中のユーザが「リクライニング 寝かす」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16を所定の傾斜角度まで倒す制御信号をリクライニングモータ56へ送信する。リクライニング動作が完了した後は、音声発信部24による完了のアンサーをスピーカ27から出力してもよい。
その後、乳幼児が起きた場合には、「リクライニング 起こす」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16を起こす角度の制御信号をリクライニングモータ56へ送信する。
この他、ユーザ好みのリクライニング位置のリクライニング位置検出センサ58の検出値をあらかじめメモリ21に記憶させておき、○○°又は○○段などの音声指令により、リクライニングの中間位置に移動及び停止させる制御を行うこともできる。
運転中に乳幼児が眠ったとき、運転中のユーザが「リクライニング 寝かす」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16を所定の傾斜角度まで倒す制御信号をリクライニングモータ56へ送信する。リクライニング動作が完了した後は、音声発信部24による完了のアンサーをスピーカ27から出力してもよい。
その後、乳幼児が起きた場合には、「リクライニング 起こす」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により乗車指令が制御部20に送信されると、制御部20は、シート本体16を起こす角度の制御信号をリクライニングモータ56へ送信する。
この他、ユーザ好みのリクライニング位置のリクライニング位置検出センサ58の検出値をあらかじめメモリ21に記憶させておき、○○°又は○○段などの音声指令により、リクライニングの中間位置に移動及び停止させる制御を行うこともできる。
(日除けの開閉動作)
運転中に乳幼児に日差しが当たっているとき、運転中のユーザが「日除け 展開」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により音声指令が制御部20に送信されると、制御部20は、日除け62を展開する制御信号を日除けモータ64へ送信する。日除けの展開動作が完了した後は、音声発信部24による完了のアンサーをスピーカ27から出力してもよい。
なお温湿度センサによる乳幼児の体温上昇の検出値を受けて音声発信部24からアラームが発信されたときに、運転中のユーザが「日除け 展開」の音声指令を出すこともできる。
運転中に乳幼児に日差しが当たっているとき、運転中のユーザが「日除け 展開」と音声指令を出す。マイク26を介して音声認識部22により音声指令が制御部20に送信されると、制御部20は、日除け62を展開する制御信号を日除けモータ64へ送信する。日除けの展開動作が完了した後は、音声発信部24による完了のアンサーをスピーカ27から出力してもよい。
なお温湿度センサによる乳幼児の体温上昇の検出値を受けて音声発信部24からアラームが発信されたときに、運転中のユーザが「日除け 展開」の音声指令を出すこともできる。
このような本発明のチャイルドシートによれば、走行中又はユーザの手が塞がっているときでもユーザの手を使わずに、チャイルドシートの可動部を容易に動かすことができ、操作の安全性を高めることができる。
本発明は、特に乳幼児を対象としたチャイルドシートなどの車両関連分野において産業上の利用可能性を有する。
1………座席、2………座面、3………シートバック、
10………チャイルドシート、12………座面、14………背面、16………シート本体、18………台座本体、
20………制御部、21………メモリ、22………音声認識部、24………音声発信部、26………マイク、27………スピーカ、28………無線モジュール、29………携帯端末、30………加速度センサ、32………ジャイロセンサ、34………ユーザ認識センサ、36………乳幼児センサ、38………バッテリー、
40………シート本体の回転構造、42………ギア、44………ピニオン、46………回転モータ、48………回転角度センサ、
50………シート本体のリクライニング構造、52………ラック、54………ピニオン、56………リクライニングモータ、58………リクライニング位置検出センサ、
60………日除けの開閉構造、62………日除け、64………日除けモータ。
10………チャイルドシート、12………座面、14………背面、16………シート本体、18………台座本体、
20………制御部、21………メモリ、22………音声認識部、24………音声発信部、26………マイク、27………スピーカ、28………無線モジュール、29………携帯端末、30………加速度センサ、32………ジャイロセンサ、34………ユーザ認識センサ、36………乳幼児センサ、38………バッテリー、
40………シート本体の回転構造、42………ギア、44………ピニオン、46………回転モータ、48………回転角度センサ、
50………シート本体のリクライニング構造、52………ラック、54………ピニオン、56………リクライニングモータ、58………リクライニング位置検出センサ、
60………日除けの開閉構造、62………日除け、64………日除けモータ。
Claims (9)
- 乳幼児が着座するシート本体又は台座本体に取り付けた可動部と、
前記可動部を駆動させる駆動部と、
ユーザの音声指令を認識する音声認識部と、
前記音声認識部と前記駆動部と電気的に接続し、前記音声指令に基づいて前記駆動部を駆動制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするチャイルドシート。 - 前記可動部は、台座本体に取り付ける前記シート本体の回転角度を任意に変更可能な回転構造であることを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。
- 前記ユーザを認識可能なユーザ認識センサを備え、
前記制御部は、前記ユーザ認識センサと電気的に接続し、前記音声指令に基づいて、前記ユーザ認識センサが認識する前記ユーザと対向するまで前記シート本体の正面を回転させる制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とする請求項2に記載のチャイルドシート。 - 前記ユーザがあらかじめ設定した前記シート本体の回転位置を記憶可能なメモリを備え、
前記制御部は、前記音声指令に基づいて、前記回転位置まで前記シート本体を回転させる制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とする請求項2に記載のチャイルドシート。 - 前記可動部は、台座本体に取り付ける前記シート本体の取付角度を任意に変更可能なリクライニング構造であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のチャイルドシート。
- 前記可動部は、前記シート本体に取り付けた日除けの開閉構造であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載のチャイルドシート。
- 前記音声認識部が前記音声指令を理解したアンサーを出力する音声発信部を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1に記載のチャイルドシート。
- 前記音声発信部は、前記音声指令に基づく前記可動部の可動時に不具合が発生した場合にアラームを発信することを特徴とする請求項7に記載のチャイルドシート。
- 乳幼児の乗降を検出可能な乳幼児センサと、
車両の走行を検出可能な走行センサ、
を備え、
前記制御部は、前記乳幼児センサ及び、前記走行センサと電気的に接続し、前記乳幼児センサによる前記乳幼児の乗車検出信号及び、前記走行センサによる前記車両の走行信号が入力されたとき、前記シート本体を回転させない制御信号を前記駆動部へ送信することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1に記載のチャイルドシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017202613A JP2019073242A (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017202613A JP2019073242A (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | チャイルドシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019073242A true JP2019073242A (ja) | 2019-05-16 |
Family
ID=66542994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017202613A Pending JP2019073242A (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | チャイルドシート |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019073242A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021024415A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 治幸 岩田 | 自動車の加速制御システム、方法、プログラム |
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WO2022110750A1 (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 宁波宝贝第一母婴用品有限公司 | 一种旋转结构及安全座椅 |
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-
2017
- 2017-10-19 JP JP2017202613A patent/JP2019073242A/ja active Pending
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