JP2019073079A - 車両構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡素な構成で製造コストを削減できる、操舵輪の向きの検出機構を有する車両構造を提供する。【解決手段】本発明の車両構造は、車両の側方を撮像するサイドビューカメラを有する車両構造であって、前記サイドビューカメラの撮像範囲内には前記車両の操舵輪(前輪3)が位置していることを特徴とする。この車両構造によれば、サイドビューカメラで撮像した操舵輪(前輪3)の撮像画像を、運転者は、表示装置を介して捉えることができ、操舵輪の向きの検出機構を簡素化することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、操舵輪の向きの検出機構を有する車両構造に関する。
従来、操舵輪の向きを検出するセンサからの出力信号に基づいて、操舵輪の向きを模式的なタイヤのアニメーションで表示する表示装置をインストルメントパネルに備えた車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両によれば、運転者は操舵輪がどちらを向いているかを、表示装置を介して認識することができる。これにより運転者は、例えば車両の車庫入れの際などにおけるハンドル操作を容易に行うことができる。
特開平5−270432号公報
しかしながら、従来の車両(例えば、特許文献1参照)では、センサやセンサからの信号を処理する演算装置などの追加部品が必要となることから、操舵輪の向きを検知するシステム自体が複雑化して製造コストが増大する問題があった。
本発明の課題は、簡素な構成で製造コストを削減できる、操舵輪の向きの検出機構を有する車両構造を提供することにある。
前記課題を解決する車両構造は、車両の側方を撮像するサイドビューカメラを有する車両構造であって、前記サイドビューカメラの撮像範囲内には前記車両の操舵輪が位置していることを特徴とする。
本発明によれば、簡素な構成で製造コストを削減できる、操舵輪の向きの検出機構を有する車両構造を提供することができる。
本発明の実施形態の車両構造を有する車体前部の左側面図である。 車体前部の左側面を左斜め後の上方から見下ろした部分拡大斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 サイドビューカメラによって撮像されて表示装置に映し出された画像の説明図である。 本発明の他の実施形態に係る車両構造の構成説明図である。
本発明を実施する形態(本実施形態)の車両構造について詳細に説明する。
本実施形態の車両構造は、操舵輪の向きの検出機構としてサイドビューカメラを有している。本実施形態でのサイドビューカメラは、ホイールハウスにおける車幅方向外側の開口の縁部に配置されることで、撮像範囲内に(画角内に)操舵輪が位置するようになっている。
本実施形態では、サイドビューカメラとターンシグナルランプとが一体になった新規なターンシグナルランプ構造体を有する車両構造を例にとって本発明を具体的に説明する。
図1は、本実施形態の車両構造を有する車体前部の左側面図である。なお、本実施形態の車両構造は、車軸を中心に左右対称になっているので、以下では左側の車両構造についてのみ説明し、右側の車両構造についてはその説明を省略する。本実施形態の車両構造における前後左右上下の方向は、車両10に着座した運転者Dから見た前後左右上下の方向を基準とする。
図1に示すように、車両10は、車体側方のフェンダ5と、バンパフェイス4と、操舵輪である前輪3を覆うホイールハウス2と、このホイールハウス2における車幅方向外側の開口2aの縁部に配置されたターンシグナルランプ構造体1と、を備えている。
フェンダ5は、車体側方の前部を覆うパネル材で形成されている。フェンダ5は、フロントピラー7aの下側の一部を覆うとともに、フロントドアパネル7bの前縁から前輪3の上方を前側に向かって延びている。そして、フェンダ5は、車体側面視で前輪3の斜め上方まで延びて前端部を形成している。
バンパフェイス4は、車両10のフロントバンパ8を構成している。このバンパフェイス4は、図示しないバンパビーム、バンパイクステンションなどを含むバンパ本体を車体外側から覆うパネル材で形成されている。
バンパフェイス4は、車体側方においてフェンダ5よりも概ね前方に配置され、バンパフェイス4の後端部で、フェンダ5の前端部との間に繋ぎ目Jを形成している。
ホイールハウス2は、前輪3を収容するとともに、この前輪3の収容空間とエンジンルーム(図示省略)とを区画している。
このようなホイールハウス2は、略半円形状の開口2aを車幅方向外側に形成している。
この開口2aは、主にフェンダ5の円弧状の下縁と、バンパフェイス4の円弧状の後縁とによって形成されている。そして、ホイールハウス2内に収容される前輪3は、この開口2aを介して車体側方に臨むこととなる。
ターンシグナルランプ構造体1は、前記のように、ホイールハウス2における車幅方向外側の開口2aの縁部に配置されている。具体的には、ターンシグナルランプ構造体1は、車体側面視で前輪3の斜め上方で、フェンダ5とバンパフェイス4との間に配置されている。
本実施形態でのターンシグナルランプ構造体1は、車体側面視で台形を呈している。さらに具体的には、この台形は、上底と、この上底よりも短い下底とが前後方向に延びる逆台形になっている。
また、ターンシグナルランプ構造体1は、台形を構成する前方の脚(台形の一方の斜辺)が、バンパフェイス4とフェンダ5との繋ぎ目Jの延長線上に位置するように配置されている。
また、ターンシグナルランプ構造体1は、車体側面視で台形を構成する後方の脚側(台形の他方の斜辺側)が、フェンダ5の下縁とバンパフェイス4の後縁とともにホイールハウス2の開口2aを形成するように配置されている。
ちなみに、このターンシグナルランプ構造体1は、フェンダ5側に一体となるように取り付けられている。これによりバンパフェイス4は、例えばその修理交換時に、フェンダ5、及びこのフェンダ5と一体になったターンシグナルランプ構造体1から独立に分離可能となっている。
また、ターンシグナルランプ構造体1の後記するサイドビューカメラ13(図2参照)は、ハーネス13cを介して表示装置6に接続されている。この表示装置6には、サイドビューカメラ13(図2参照)による撮像画像が映し出される。ちなみに、本実施形態での表示装置6は、その画面が着座した運転者Dの視野に入る、インストルメントパネル7cの適所に配置されるものを想定している。
図1中、符号7dは、ハンドルである。
図2は、車体前部の左側面を左斜め後の上方から見下ろした部分拡大斜視図である。
図2に示すように、ホイールハウス2の開口2aを形成するバンパフェイス4の円弧状の後縁は、車幅方向内側に折り返される所定幅で前輪3側に向き合う対向面4aを有している。また、ホイールハウス2の開口2aを形成するフェンダ5の円弧状の下縁は、車幅方向内側に折り返される所定幅で前輪3側に向き合う対向面5aを有している。
また、ターンシグナルランプ構造体1は、車体側面視での台形を形成する後方の脚側(台形の他方の斜辺側)に後端面14を有している。
そして、バンパフェイス4の対向面4aと、フェンダ5の対向面5aと、ターンシグナルランプ構造体1の後端面14とは、ホイールハウス2の開口2aの周方向に連続することによって、開口2aの円弧の曲率に対応するように周面を形成している。
ターンシグナルランプ構造体1の内部には、ターンシグナルランプ12と、サイドビューカメラ13とが配置されている。図2中、ターンシグナルランプ12と、サイドビューカメラ13とは、作図の便宜上、隠れ線(点線)で示している。
なお、図2中、符号3aは、ホイール3bのリム3cに組み付けられたタイヤである。これらのホイール3b、及びタイヤ3aは、操舵輪としての前輪3を構成している。
次に参照する図3は、図2のIII−III断面図である。
図3に示すように、ターンシグナルランプ構造体1は、筐体11と、この筐体11内に収納されるターンシグナルランプ12とサイドビューカメラ13と、を備えている。
筐体11は、光透過性の蓋部16と、ターンシグナルランプ12を支持するランプベース17と、を備えて主に構成されている。
蓋部16は、図3に示す横断面視で略L字状を呈している。つまり、蓋部16は、前後方向に延びる側面部16aと、側面部16aの後方で前記の後端面14(図2参照)を形成する後面部16bとを備えている。
側面部16aは、バンパフェイス4及びフェンダ5(図1参照)の外側面と略面一に配置される板体で構成されている。
後面部16bの前側(ターンシグナルランプ構造体1の内側)には、後記するサイドビューカメラ13の収納部16cが形成されている。
本実施形態での蓋部16は、側面部16aと後面部16bとが、光透過性樹脂による一体成形にて得られたものである。
ちなみに、この蓋部16の側面部16aには、この一体成形時に透過光を拡散させる図示しない凹凸面が全体に渡って形成されている。
ランプベース17は、蓋部16の車幅方向内側(図3の右側)に配置されている。このランプベース17は、図示しないが、蓋部16側に開く略U字状断面を有する湾曲板体で形成されている。そして、ランプベース17の車幅方向内側の面(略U字状断面の底側の面)は、前方に向かうほど側面部16aに徐々に近づくように、所定の曲率で湾曲している。
本実施形態でのランプベース17は、熱可塑性樹脂で形成されており、略U字状の開放側が蓋部16の内側面と、例えば超音波溶着などにより接合されている。
また、ランプベース17は、フェンダ5(図1参照)側にボルト等で取り付けられる図示しないブラケットを有している。これによりランプベース17は、前記のように、このブラケットを介してフェンダ5側に支持されている。
図3中、符号18は、ランプベース17の内側に配置されるリフレクタである。このリフレクタ18は、ランプベース17に沿うように形成されている。リフレクタ18は、次に説明する光源12aの照射光を側面部16a側に向けて反射させる。
ターンシグナルランプ12は、LEDランプなどの光源12aと、光源12aが取り付けられるソケット部12bと、光源12aに電力を供給するハーネス12cと、を備えている。
ターンシグナルランプ12は、ソケット部12bがランプベース17と蓋部16の側面部16aとの間に嵌め入れられることで着脱自在になっている。
次に、ターンシグナルランプ構造体1を構成するサイドビューカメラ13について説明する。
本実施形態でのサイドビューカメラ13は、CCDカメラで構成されている。
このサイドビューカメラ13は、レンズ13bと、カメラ本体13aと、ハーネス13cと、を備えている。レンズ13bを介して集光し、カメラ本体13aで結像した撮像画像の信号は、ハーネス13cを介して前記の表示装置6に出力される。これによりサイドビューカメラ13による撮像画像が表示装置6に表示される。
ちなみに、本実施形態でのサイドビューカメラ13の画角θ1は、45度から60度程度のものを想定している。
このようなサイドビューカメラ13は、前記のように、支持部材15を介して蓋部16の後面部16bに取り付けられている。
支持部材15は、図3に示す横断面視で略ハット形状を呈している。そして、略ハット形状の鍔部に対応するフランジ部を介して支持部材15と後面部16bとが接合されている。
ちなみに、本実施形態での支持部材15と後面部16bとの接合は、ねじ止めや、ピンによる圧入などによるものを想定しているが、他の接合方法によるものであってもよい。
また、支持部材15の略ハット形状の山高部における底面には、サイドビューカメラ13の基部が嵌め入れられる位置決め孔15aが形成されている。
そして、支持部材15を介して蓋部16の後面部16bに取り付けられたサイドビューカメラ13の光軸Axは、平面視で車軸に平行な線分Lに対してθ2の角度で車幅方向内側に傾斜している。また、サイドビューカメラ13は、その光軸Axが路面に対して水平になるように配置されている。ちなみに、本実施形態での光軸Axは、レンズ13bの中心線に等しい。
本実施形態でのθ2は、望ましくは3度から10度程度に設定することができるが、後記するように、光軸Axがホイールハウス2の内壁に結ぶ角度であれば、これに限定されるものではない。
図4は、サイドビューカメラ13(図3参照)によって撮像されて表示装置6(図1参照)に映し出された画像6a(以下、撮像画像と称することがある)の説明図である。図4に示す前輪3は、運転者D(図1参照)がハンドル7d(図1参照)を左に切った場合の状態を示している。
図4に示すように、撮像画像6aには、サイドビューカメラ13(図3参照)が前記の所定の位置に配置されることによって、少なくとも、操舵輪である前輪3と、サイドシル外側面7eと、路面Rと、が映り込んでいる。また、本実施形態での撮像画像6aには、車両直進時の前輪3の向きQが、仮想基準線として映し出されている。この撮像画像6aにおける前輪3の向きQを示す矢印は、サイドビューカメラ13の実際の撮像画像に重ねて表示装置6(図1参照)に映し出される。
この向きQを示す矢印は、サイドビューカメラ13とは、別個独立に表示装置6(図1参照)側で予め設定され表示される。本実施形態での向きQを示す矢印は、撮像画像6aの所定の位置に示されるように、表示装置6(図1参照)において電子的に調製されるものを想定しているが、表示装置6(図1参照)の画面に直接的にマーカーなどが付与されて形成されるものであってもよい。
撮像画像6aの前輪3は、その上部のみが映し出されている。サイドビューカメラ13(図3参照)の光軸Ax(図3参照)は、前輪3を構成するタイヤ3aのトレッド部の上部を通過してホイールハウス2の内壁2cに結ぶようになっている。
図4中、符号3dは、タイヤ3aのトレッド部を周回するように形成されるタイヤ溝である。
<作用効果>
次に、本実施形態の車両構造が奏する作用効果について説明する。
操舵輪の向きの検出する従来の車両(例えば、特許文献1参照)は、前記のように、操舵輪の向きを検出するセンサからの出力信号に基づいてタイヤの向きをアニメーション化する必要があった。そのため、従来の車両は、操舵輪の向きの検出するセンサが必要になるばかりでなく、アニメーション化処理を行う演算装置が必要となる。そのため、従来の車両は、操舵輪の向きを検知するシステム自体が複雑化して製造コストが増大する問題があった。
これに対して、本実施形態の車両構造では、サイドビューカメラ13(図3参照)で撮像したタイヤ3a(図4参照)の撮像画像6a(図4参照)を、運転者D(図1参照)は、表示装置6(図1参照)を介して捉えることができる。
したがって、本実施形態の車両構造では、従来の車両と異なって、アニメーション化処理を行う演算装置などを要しない。これにより本実施形態の車両構造は、簡素な構成で製造コストを削減できる。
また、従来の車両(例えば、特許文献1参照)では、表示装置に映し出されるタイヤのアニメーションによって運転者がタイヤの向きを認知する。
しかしながら、従来の車両では、タイヤの向きを知り得ても、タイヤの転動状態や、路面に対するタイヤの相対移動速度を運転者は知ることができない。したがって、従来の車両では、例えば車庫入れなどにおけるハンドルの切り替えしのタイミングを誤る恐れがある。
これに対して、本実施形態の車両構造では、撮像画像6a(図4参照)によって、タイヤ3a(図4参照)の転動状態や、路面R(図4参照)に対するタイヤ3aの相対移動速度を運転者D(図1参照)は知ることができる。このような本実施形態の車両構造によれば、運転者D(図1参照)は、従来の車両と異なって、ハンドルの切り替えしのタイミングを適格に捉えることができる。
また、従来の車両(例えば、特許文献1参照)では、表示装置に映し出されるタイヤのアニメーションは二次元的に(平面的に)表示される。
これに対して、本実施形態の車両構造では、運転者D(図1参照)は、タイヤ3a(図4参照)を立体的に捉えることができる。さらに、本実施形態の車両構造では、運転者D(図1参照)は、撮像画像6a(図4参照)内で前後方向に延在するサイドシル外側面7eとの相対位置で、タイヤ3a(図4参照)を立体的に捉えることができる。これにより運転者D(図1参照)は、実際に見るタイヤ3aのイメージと、表示装置6aに映し出されるタイヤ3aのイメージとを重ね合わせて、より適格にタイヤ3aの向きを認識することができる。
また、本実施形態の車両構造は、サイドビューカメラ13(図3参照)の撮像範囲内に前輪3が位置しているで、撮像画像6a(図4参照)を介してタイヤ3a(図4参照)の摩耗状態などを拡大視で判別することができる。
また、このような車両構造においては、サイドビューカメラ13(図2参照)は、ホイールハウス2(図2参照)の開口2a(図2参照)の縁部に配置されている。
この車両構造によれば、タイヤ3a(図4参照)に近接した撮像画像6a(図4参照)を取得することができる。よって、この車両構造は、タイヤ3a(図4参照)の向きを、より明確に捉えることができる。
また、このような車両構造においては、サイドビューカメラ13(図3参照)は、ターンシグナルランプ12(図3参照)と一体に設けられている。
この車両構造によれば、サイドビューカメラ13とターンシグナルランプ12とを別個独立に離れた箇所に設けるものと異なって、それぞれのハーネス12c,13c(図3参照)同士をまとめることができる。これによりハーネス12c,13cの配置・取付を簡素化することができる。
また、このような車両構造においては、サイドビューカメラ13(図2参照)は、フェンダ5(図2参照)に設けられている。
この車両構造によれば、サイドビューカメラ13(図2参照)を、例えばバンパフェイス4(図2参照)に取り付けるものと比べて、サイドビューカメラ13の支持剛性が高まって、取付安定性が向上する。
また、この車両構造によれば、軽衝突によってフロントバンパ8(図1参照)のみが破損した際に、フェンダ5(図2参照)に設けられたサイドビューカメラ13(図2参照)とは別個独立に、フロントバンパ8(図1参照)のみを取り外して交換することができる。つまり、サイドビューカメラ13(図2参照)をフェンダ5(図2参照)側に残して、フロントバンパ8(図1参照)のみを取り換えるので、この車両構造によれば、修理費を低減することができる。
また、このような車両構造においては、撮像画像6a(図4参照)には、車両直進時の前輪3の向きQ(図4参照)が、仮想基準線として映し出されている。
この車両構造によれば、撮像画像6a(図4参照)の前輪3の向きQ(図4参照)を参照しながら、サイドビューカメラ13(図3参照)の適正な画角設定を行うことができる。つまり、サイドビューカメラ13(図3参照)の交換及びその取付時のキャリブレーションが容易になる。
また、この車両構造によれば、前輪3の向きQ(図4参照)と、タイヤ溝3d(図4参照)との相対位置によって、タイヤ3aの向きを、より確実に判別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、サイドビューカメラ13(図2参照)が、ホイールハウス2(図2参照)の開口2a(図2参照)の縁部に配置されている車両構造について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図5は、本発明の他の実施形態に係る車両構造の構成説明図である。
図5に示すように、サイドビューカメラ13は、前輪3を収容するホイールハウス2の上端よりも上方に配置することもできる。つまり、サイドビューカメラ13は、ホイールハウス2の開口2aと、接点P1で接する水平線Xよりも上方に配置することができる。
このような車両構造のサイドビューカメラ13は、前輪3の上方からこの前輪3を俯瞰して捉えることができる。これによりサイドビューカメラ13は、操舵によって、例え前輪3の向きが大きく傾いたとしても、この傾きによってサイドビューカメラ13の視野が制限されることを、より確実に回避することができる。
また、サイドビューカメラ13は、前輪3を収容するホイールハウス2の前端よりも前方に配置することもできる。つまり、サイドビューカメラ13は、ホイールハウス2の開口2aと、接点P2で接する鉛直線Yよりも前方に配置することができる。
このような車両構造のサイドビューカメラ13は、視野が広くなるので、前輪3の大部分又は全体を、撮像画像6a(図4参照)内に捉えることができる。
また、前記実施形態では、撮像画像6a(図4参照)内に前輪3の向きQ(図4参照)が仮想基準線として映し出される構成となっているが、本発明では撮像画像6a(図4参照)内の矢印で示される前輪3の向きQ(図4参照)を省略することもできる。
1 ターンシグナルランプ構造体
2 ホイールハウス
2a ホイールハウスの開口
2c ホイールハウスの内壁
3 前輪(操舵輪)
3a タイヤ
3b ホイール
3c リム
3d タイヤ溝
4 バンパフェイス
5 フェンダ
6 表示装置
6a 撮像画像
7a フロントピラー
7b フロントドアパネル
7c インストルメントパネル
7d ハンドル
7e サイドシル外側面
8 フロントバンパ
10 車両
12 ターンシグナルランプ
12a 光源
12b ソケット部
12c ターンシグナルランプのハーネス
13 サイドビューカメラ
13a カメラ本体
13b レンズ
13c サイドビューカメラのハーネス
14 後端面
15 支持部材
16 蓋部
16a 側面部
16b 後面部
16c サイドビューカメラの収納部
17 ランプベース
18 リフレクタ
Ax 光軸
D 運転者
R 路面

Claims (6)

  1. 車両の側方を撮像するサイドビューカメラを有する車両構造であって、
    前記サイドビューカメラの撮像範囲内には前記車両の操舵輪が位置していることを特徴とする車両構造。
  2. 請求項1に記載の車両構造において、
    前記サイドビューカメラは、前記操舵輪を収容するホイールハウスの開口の縁部に配置されていることを特徴とする車両構造。
  3. 請求項1に記載の車両構造において、
    前記サイドビューカメラは、前記操舵輪を収容するホイールハウスの前端よりも前方に配置されていることを特徴とする車両構造。
  4. 請求項1に記載の車両構造において、
    前記サイドビューカメラは、前記操舵輪を収容するホイールハウスの上端よりも上方に配置されていることを特徴とする車両構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両構造において、
    前記サイドビューカメラは、ターンシグナルランプと一体に設けられていることを特徴とする車両構造。
  6. 請求項1に記載の車両構造において、
    前記サイドビューカメラは、フェンダに設けられていることを特徴とする車両構造。
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