JP2019072785A - 長尺定規用連結装置 - Google Patents

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    • B25H1/0078Guiding devices for hand tools

Abstract

【課題】携帯用加工機をガイドする長尺定規を使用時に連結装置を用いて長手方向に連結する際に、レールに直接押し付けられても傷つけずに相互に連結し、かつ操作性に優れる連結装置を提供する。【解決手段】第1のバー10と第2のバー11を厚み方向に相対的に移動可能となるようにピン12で結合する。ねじ孔10bに螺合させた六角穴付止ねじ13を厚み方向に進行させることで、第1のバー10と第2のバー11が厚み方向に引き離され、連結装置1が長尺定規20に取り付けられる。【選択図】図6

Description

この発明は、長尺定規用連結装置に関し、例えば電動モータによって駆動される携帯用加工機をガイドする長尺定規を相互に連結する連結装置に関する。
特許文献1には、長尺定規と、長尺定規を相互に連結する連結装置が開示されている。長尺定規は、電動モータによって駆動される携帯用マルノコやルータ等の携帯用加工機を用いて直線的に長く精度の良い加工を行う場合に用いられる。先ず、長尺定規を加工材の上面に加工方向に延びるように設置し、長尺定規の上側に携帯用加工機を設置する。携帯用加工機を長尺定規にガイドさせつつ長尺定規の延びる方向に沿ってスライドさせて加工材を加工する。これにより直線的で長く精度の良い切断等の加工ができる。
長尺定規は持ち運びをするとき等のことを考慮して、長手方向に相応の長さになっているが、使用時に複数の長尺定規を長手方向に連結する場合がある。長尺定規を長手方向に相互に連結する際に連結装置が用いられる。2つの長尺定規のそれぞれに形成された長手方向に延びる溝状のレールに跨ってバーを挿入する。バーには厚み方向に螺合するねじが設けられる。ねじを回転させることでねじがバーに対して厚み方向に進退する。ねじがレールの底面に向けて移動し、ねじによってバーがレールの底面から離れる方向に移動する。バーがレールの開口部から張り出す張出部に当たり、バーがレールに対して固定される。特許文献2には、特許文献1のねじの代わりに磁石を有する固定部材を備える長尺定規用連結装置が開示されている。
独国特許出願公開第19923642号明細書 独国実用新案出願公開第202013104555号明細書
特許文献1のねじや特許文献2の磁石を有する固定部材は、長尺定規に対して直接押し付けられる。そのためレールを傷つけてしまう場合がある。そのため長尺定規を傷つけることなく、長尺定規を相互に連結し、かつ操作性に優れる連結装置が従来必要とされている。
本発明の1つの特徴によると長尺定規用連結装置は、電動モータによって駆動する携帯用加工機をガイドする長尺定規を長手方向に相互に連結する。連結装置は、厚み方向に相互に重ねられる第1と第2のバーと、第1と第2のバーを厚み方向に相対的に移動可能に結合する結合部材と、第1のバーと第2のバーを厚み方向に移動させるように一端が第1のバーに螺合され他端が第2のバーに当接される固定部材を有する。第1と第2のバーが長尺定規の長手方向に延びる溝状のレールに挿入され、固定部材によって第1と第2のバーを厚み方向に引き離す。これにより第1と第2のバーがレールに取付けられる。
したがって固定部材によって第1と第2のバーが厚み方向に引き離されてその間隔が広がる。その結果、第1と第2のバーの一方がレールの底面に押し付けられ、他方がレールの端縁から張り出す張出部に押し付けられる。そのため固定部材は、レールの底面に直接当たらない。このため長尺定規が固定部材によって傷つくことが防止される。また、第1のバーと第2のバーが相互に分離しないように結合部材によって結合されている。そのため連結装置を分離しない一体物として扱える。したがって連結装置によって容易に2つの長尺定規を相互に連結することができる。
他の特徴によると結合部材は、第1のバーの第1孔と第2のバーの第2孔を貫通するピン本体と、ピン本体の一端から径方向に張り出して第1のバーに対面する第1フランジ部と、ピン本体の他端から径方向に張り出して第2のバーに対面する第2フランジ部を有する。
したがって第1のバーと第2のバーは、第1フランジ部と第2フランジ部によって相互に分離しないように結合される。また第1のバーと第2のバーは、ピン本体によって厚み方向に所定の距離だけ相対的に移動できる。
他の特徴によると結合部材は、第1または第2のバーの一方の孔を貫通するピン本体と、ピン本体の一端から径方向に張り出して一方の孔を備えるバーに対面するフランジ部と、ピン本体の他端において他方のバーに固定される先端固定部を有する。
したがって第1と第2のバーの一方は、フランジ部によって他方に対して分離しないように結合される。また一方のバーは、他方のバーに対して厚み方向に所定の距離だけ相対的に移動できる。したがって片方のバーのみが移動するため両方のバーが移動する場合に比べて動作自由度が少なく、連結装置を容易に扱うことができる。
第1実施形態に係る連結装置の斜視図である。 連結装置の側面図である。 図1のIII−III線断面矢視図である。 連結装置の分解斜視図である。 長尺定規を連結装置で長手方向に連結させた状態における長尺定規の一部と連結装置の平面図である。 連結装置が長尺定規に固定されていない状態における図5のVI−VI線断面矢視図である。 連結装置が長尺定規に固定されていない状態における図5のVII−VII線断面矢視図である。 連結装置が長尺定規に固定されていない状態における図5のVIII−VIII線断面矢視図である。 連結装置が長尺定規に固定されている状態における図5のVI−VI線断面矢視図である。 連結装置が長尺定規に固定されている状態における図5のVII−VII線断面矢視図である。 連結装置が長尺定規に固定されている状態における図5のVIII−VIII線断面矢視図である。 第2実施形態に係る連結装置の第1のバーと第2のバーがピンで結合された部分の縦断面図である。 第3実施形態に係る連結装置の第1のバーと第2のバーがピンで結合された部分の縦断面図である。 上側に携帯用加工機を設置した長尺定規の斜視図である。
次に、本発明の1つの実施形態を図1〜図11及び図14に基づいて説明する。図5に示すように連結装置1は、略長方形の板状の2つの長尺定規20を連結する。長尺定規20は、図5及び図7に示すように長手方向と直交する両端の間に延びるレール21,22を有する。連結装置1の一端を長尺定規20のレール21,22に挿入し、連結装置1の一端を他の長尺定規20のレール21,22に挿入する。これにより連結装置1によって2つの長尺定規20が連結される。長尺定規20は、例えば従来の長尺定規と同様の構成の物を用いることができる。以下の説明において上下前後左右方向は、加工材の上面に加工方向に延びるように長尺定規20を設置したときの加工作業する使用者を基準とする。また、レール21,22に連結装置1を挿入させた姿勢において、レール21,22の開口部側を外側、底面側を内側とする。
図1、図4及び図7に示すように、連結装置1は、第1のバー10と、第2のバー11と、複数(例えば2個)のピン12と、複数(例えば4個)の六角穴付止ねじ13を備える。第1のバー10には、後述するピン12の第1ピン本体12bが貫通可能な第1孔10aと、六角穴付止ねじ13を取り付け可能にねじ溝が切られているねじ孔10bとが設けられている。第1孔10aとねじ孔10bは、第1のバー10の長手方向と交差する厚み方向、すなわち外側面10cから内側面10dへと向かう方向に第1のバー10を貫通する。第1孔10aは、第1のバー10の長手方向半分の領域内のそれぞれに1個ずつ設けられている。ねじ孔10bは、各第1孔10aの長手方向の両側にそれぞれ1個ずつ設けられ、第1のバー10に併せて4個設けられる。
図1、図4及び図7に示すように、第2のバー11には、後述するピン12の第2ピン本体12cが貫通可能な第2孔11aが設けられる。第2孔11aは、第2のバー11の長手方向と交差する厚み方向、すなわち外側面11bから内側面11cへと向かう方向に第2のバー11を貫通する。第2孔11aが貫通した内側面11c側には、第2孔11aの孔径よりも大きい凹み形状の内側凹部11dが設けられる。第1のバー10の内側面10dと第2のバー11の外側面11bが対面するように第1のバー10と第2のバー11が厚み方向に相互に重ねられる。このとき2個の第1孔10aと2個の第2孔11aは、厚み方向に並ぶ。すなわち、第1孔10aと第2孔11aが貫通方向に並ぶことで、ピン12が相互に重なった第1のバー10と第2のバー11を貫通することができる。
図2〜図3に示すようにピン12は、その両端に第1フランジ部12aと第2フランジ部12dを備える。第1フランジ部12aと第2フランジ部12dとの間には、第1ピン本体12bと第2ピン本体12cとが設けられる。ピン12の各部は、第1フランジ部12aから、第1ピン本体12b、第2ピン本体12c、第2フランジ部12dの順に並んでいる。第1ピン本体12bは、第1孔10aを通過する。第1ピン本体12bは、第1孔10aの孔の深さよりも長い軸方向の長さを有する。第2ピン本体12cは、第2孔11aを通過する。第2ピン本体12cは、第2孔11aの孔の深さよりも長い軸方向の長さを有する。
図2〜図3に示すように第1フランジ部12aは、ピン12が第1孔10aを通過できないようにピン12の径方向に第1ピン本体12bから張り出す。第1フランジ部12aは第1孔10aよりも径の大きい円盤状である。第2フランジ部12dはピン12が第2孔11aを通過できないようにピン12の径方向に第2ピン本体12cから張り出す。第2フランジ部12dは第2孔11aよりも径の大きい円盤状である。
図3を参照して、第1のバー10と第2のバー11に対してピン12を組み付ける手順を示す。組み付け前のピン12には図3の仮想線に示すように第2フランジ部12dが形成されていない。ピン12を第1のバー10の第1孔10aに挿入し、第1フランジ部12aが外側面10cに当接する。次に、第1のバー10の内側面10dと第2のバー11の外側面11bが当接するように、ピン12を第2孔11aに挿入する。
図3を参照するように第2孔11aを貫通したピン12の先端をリベット等でかしめ、ピン12の先端に第2フランジ部12dを形成し、第2のバー11が第1ピン本体部12bと第2フランジ部12dによって挟持される。これによって、第1のバー10は第1フランジ部12aと第2のバー11の間で移動可能になっている。すなわち、第1のバー10と第2のバー11は、厚み方向に相互に重なった状態で、互いが厚み方向に相対的に所定の量において移動可能に結合される。また、第1のバー10と第2のバー11は、第1フランジ部12aと第2フランジ部12dによって互いに分離しない。
図3を参照するように第2フランジ部12dを形成する場合、第1ピン本体12bが第2のバー11の外側面11bに当接している。そのため第2フランジ部12dを形成する際に、ピン12の軸方向長さが短くなりすぎることを防止できる。そして第2ピン本体12cの長さは、第2のバー11の第2孔11aの長さと等しくなる。かくしてピン12は、第2のバー11に対して軸方向にほぼ移動できない状態で取付けられる。第2フランジ部12dの軸方向長さは、内側凹部11dの深さよりも短い。そしてピン12は、第2のバー11に対して軸方向に移動しない。したがって第2フランジ部12dが第2のバー11を超えて突出することが防止されている。
次に、図4に示すようにねじ孔10bに六角穴付止ねじ13を取り付ける。六角穴付止ねじ13を六角スパナ等で回転操作して第1のバー10と第2のバー11の厚み方向に進行させる。図8及び図11に示すように六角穴付止ねじ13は、ねじ孔10bを貫通し、第2のバー11の内側面11cを押す。第1のバー10の外側面10cから第2のバー11の内側面11cまでの厚み方向の長さが、レール21の底面21aから張出部21cまでの長さ、若しくはレール22の底面22aから張出部22cまでの長さよりも大きくなるまで六角穴付止ねじ13を進行させる。
図5に示すように長手方向に短く分けられた長尺定規20のそれぞれには溝状のレール21が設けられる。レール21は、長尺定規20の長手方向(前後方向)に延び、上方に向かって開口する。図7〜図8及び図10〜図11に示すようにレール21の延びる方向(前後方向)と交差する断面形状は、上側が開口した略コ字形になっている。レール21は、底面21aと、左右一対の側面21bと、左右一対の側面21bの上端部からそれぞれ左右方向に近づくように張り出す張出部21cとを有する。左右一対の張出部21cの間の開口部は、六角穴付止ねじ13を回転操作させる六角棒スパナ等を挿入可能な幅を有する。図5及び図14に示すように連結装置1は、レール21の前端部若しくは後端部からレール21に挿入され、レール21に沿って前後方向にスライドされる。このとき図7及び図11に示すように、ねじ孔10aが設けられた第1のバー10が張出部21c側に、第2のバー11が底面21a側になる姿勢で連結装置1がレール21に挿入される。張出部21cは、レール21に挿入された連結装置1の上方への抜けを防止する。
図5に示すように長尺定規20のそれぞれには、長手方向に延び、下方に向かって開口した溝状のレール22が設けられる。レール22はレール21と平行になるように設けられる。レール22は、レール21と開口方向が逆である以外は同様の構成を有する。図6〜図11に示すようにレール22は、底面22aと、左右一対の側面22bと、左右一対の側面22bの下端部からそれぞれ左右方向に近づくように張り出す張出部22cとを有する。図6、図9及び図14に示すようにレール22の前端部若しくは後端部から連結装置1が挿入される。図7〜図8及び図10〜図11に示すように張出部22cは、レール22に挿入された連結装置1の下方への抜けを防止する。
レール21若しくはレール22に挿入した連結装置1は、六角穴付止ねじ13を六角棒スパナ等で回転操作することで、長尺定規20に対して固定解除できる。図6〜図8に示すように六角穴付止ねじ13を第2のバー11に対して厚み方向に退避させた場合、第1のバー10の内側面10dと第2のバー11の外側面11bを近づけることができる。これにより第1のバー10の外側面10cと第2のバー11の内側面11cとの厚み方向の長さがレール21の底面21aから張出部21cまでの長さ、若しくはレール22の底面22aから張出部22cまでの長さよりも短くなる。これにより連結装置1がレール21,22に対して固定解除され、連結装置1をレール21,22の延びる方向(前後方向)にスライドさせることができる。
図9〜図11に示すように六角穴付止ねじ13を第2のバー11に向けて移動させた場合、第1のバー10の内側面10dと第2のバー11の外側面11bとの間隔が六角穴付止ねじ13によって広げられる。これにより第1のバー10の外側面10cと第2のバー11の内側面11cとの厚み方向の長さが長くなる。外側面10cが張出部21c,22cに当接し、内側面11cが底面21a,22aに当接する。その結果、第1のバー10と第2のバー11がレール21,22の溝内で互いに突っ張る。かくして連結装置1がレール21,22に固定される。ピン12の前後両側のねじ孔10bの両側で六角穴付止ねじ13を第2のバー11に対して厚み方向に進行させる。これにより連結装置1がレール21,22に対してより強固に固定される。
図5に示すようにレール22の上側には長手方向に延出する凸部24が形成される。図14に示すように長尺定規20は、加工材Wの上側に設置される。長尺定規20の上側に設置される携帯用加工機30の下部には、凸部24に対応する長手方向に延出する溝部31が形成される。この溝部31を凸部24に係合するように載せ、携帯用加工機30を凸部24に沿って加工進行方向にスライドさせる。これにより携帯用加工機30がレール22の延びる方向に沿って移動して、直線的で長い切断等の加工がなされる。長尺定規20に載せられた携帯用加工機30が必要以上に滑らないように、図5に示すようにレール21とレール22との間の長尺定規20の上面には、携帯用加工機30の傷つきを防ぐとともに摩擦抵抗を低減するシート23が設けられる。
以上説明したように連結装置1は、レール21及びレール22に挿入され、六角穴付止ねじ13が第2のバー11に向けて移動される。これにより第1のバー10と第2のバー11の厚み方向の間隔が広がる。かくして第1のバー10と第2のバー11がレール21,22の溝内で互いに突っ張り、連結装置1がレール21,22の溝内に固定される。このとき六角穴付止ねじ13が底面21a,22aに直接接触しない。長尺定規20に対して直接接触する第1のバー10の外側面10cや第2のバー11の内側面11cは、接触面積が大きいため接触面圧が小さくなる。したがって連結装置1を長尺定規20に固定する際、長尺定規20が傷つくことを防ぐことができる。
第1のバー10と第2のバー11が分離しないように、ピン12の第1フランジ部12aと第2フランジ部12dとの間に第1のバー10と第2のバー11が挟まれるように結合している。したがって第1のバー10と第2のバー11がばらばらにならず、連結装置1を一体として扱うことができる。そのため2つの長尺定規20を連結装置1によって容易に連結することができる。
内側面10dと外側面11bとの間隔には一定の自由度がある。具体的には、内側面10dと外側面11bとが当接する状態から、外側面10aと内側面11cとの厚み方向の長さがレール21の底面21aから張出部21cまでの長さ、若しくはレール22の底面22aから張出部22cまでの長さよりも大きくなる状態まで変更させることができる。したがって第1のバー10と第2のバー11が相互に分離しないように結合された状態で、第1のバー10と第2のバー11をその厚み方向に相対的に移動させることができる。
次に、他の実施形態を図12に基づいて説明する。図12に示す形態における連結装置2は、第2のバー11に一体に形成されたピン12を有する。ピン12は、第1ピン本体12bと第1フランジ部12aを有するものの、図3に示す第2ピン本体12cと第2フランジ部12dを有さない。図12に示す第2のバー11には図3に示す第2孔11aが形成されていない。ピン12は、第1のバー10の第1孔10aに対応する位置において第2のバー11に一体に設けられる。第1のバー10と第2のバー11を組み付ける前のピン12には仮想線に示すように第1フランジ部12aが形成されていない。第1フランジ部12aは、第1孔10aを貫通したピン12の先端をリベット等でかしめることで形成される。図12に示す連結装置2のその他の構成は図3等に示す連結装置1と同様である。
六角穴付止ねじ13を回転させて第2のバー11に対して厚み方向に進退させるとき、第1のバー10のみが第2のバー11とピン12に対して厚み方向に移動する。すなわち第2のバー11に対して移動しないピン12に案内されて第1のバー10が移動する。そのため第1のバー10が第2のバー11に対して安定良く移動し、第1のバー10と第2のバー11の間隔を安定良く変更できる。
次に、さらに他の実施形態を図13に基づいて説明する。図13に示す連結装置3は、第1のバー10に一体とされたピン12を有する。ピン12は、第2ピン本体12cと第2フランジ部12dを有するものの、図3に示す第1ピン本体12bと第1フランジ部12aを有さない。図13に示す第1のバー10には図3に示す第1孔10aが形成されていない。ピン12は、第2のバー11の第2孔11aに対応する位置において第1のバー10に一体に設けられる。図13に示す連結装置3のその他の構成は図3等に示す連結装置1と同様である。
六角穴付止ねじ13を回転させて第2のバー11に対して厚み方向に進退させるとき、第2のバー11がピン12とともに第1のバー10に対して厚み方向に移動する。すなわち第1のバー10に対して移動しないピン12が第2のバー11に案内されつつ第1のバー10が移動する。そのため第1のバー10が第2のバー11に対して安定良く移動し、第1のバー10と第2のバー11の間隔を安定良く変更できる。
以上説明した本実施形態の連結装置1には種々変更を加えることができる。例えば、第1のバー10と第2のバー11はそれぞれの長さが異なっていてもよい。第1のバー10と第2のバー11は、張出部21c,22cと当接する外側面10cと、底面21a,22aと当接する内側面11cとが概ね平行となるように六角穴付止ねじ13で調整可能であれば、ピン12の軸方向から見て波形状やジグザグ形状等であってもよい。固定部材は六角穴付止ねじ13に限らず、皿ねじやボルト等を用いてもよい。固定部材は、第2のバー11に向けてその先端を付勢するばね等の弾性体を備えていても良い。弾性体は、固定部材が第2のバー11に当接する力を高めることができる。
第2フランジ部12dは、図3に示すようにリベットでかしめて第2のバー11に取付けられる。これに代えて例えばピン12の端部を第2孔11aに圧入あるいは螺合させることでピン12を第2のバー11に組み付けてもよい。図12のピン12は、第2のバー11に一体である。これに代えてピン12の一端が第1のバー10の第1孔10aに圧入あるいは螺合させることでピン12を第1のバー10に組み付けてもよい。第1のバー10に設けるねじ孔10bの個数や長尺定規20に設けるレール21,22の個数等を適宜増やすことで、長尺定規20を長手方向に相互により強固に連結させる構成としてもよい。
W…加工材
1…連結装置
2…連結装置
3…連結装置
10…第1のバー
10a…第1孔、10b…ねじ孔、10c…外側面、10d…内側面
11…第2のバー
11a…第2孔、11b…外側面、11c…内側面、11d…内側凹部
12…ピン
12a…第1フランジ部、12b…第1ピン本体
12c…第2ピン本体、12d…第2フランジ部
13…六角穴付止ねじ
20…長尺定規
21…レール
21a…底面、21b…側面、21c…張出部
22…レール
22a…底面、22b…側面、22c…張出部
23…シート
24…凸部
30…携帯用加工機
31…溝部

Claims (3)

  1. 電動モータによって駆動する携帯用加工機をガイドする長尺定規を長手方向に相互に連結する長尺定規用連結装置であって、
    厚み方向に相互に重ねられる第1と第2のバーと、
    前記第1と第2のバーを厚み方向に相対的に移動可能に結合する結合部材と、
    前記第1のバーと前記第2のバーを厚み方向に移動させるように一端が前記第1のバーに螺合され他端が前記第2のバーに当接される固定部材を有し、
    前記第1と第2のバーが前記長尺定規の長手方向に延びる溝状のレールに挿入され、前記固定部材によって前記第1と第2のバーを厚み方向に引き離すことで前記第1と第2のバーが前記レールに取付けられる長尺定規用連結装置。
  2. 請求項1に記載の長尺定規用連結装置であって、
    前記結合部材は、前記第1のバーの第1孔と前記第2のバーの第2孔を貫通するピン本体と、前記ピン本体の一端から径方向に張り出して前記第1のバーに対面する第1フランジ部と、前記ピン本体の他端から径方向に張り出して前記第2のバーに対面する第2フランジ部を有する長尺定規用連結装置。
  3. 請求項1に記載の長尺定規用連結装置であって、
    前記結合部材は、前記第1または第2のバーの一方の孔を貫通するピン本体と、前記ピン本体の一端から径方向に張り出して前記一方の孔を備えるバーに対面するフランジ部と、前記ピン本体の他端において他方のバーに固定される先端固定部を有する長尺定規用連結装置。
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