JP2019070615A - マイクロ流体デバイス及びカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】試薬の供給量のばらつきを小さくすることができ、しかも小型化を図ることを可能とする、マイクロ流体デバイスを提供する。【解決手段】流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイス1であって、主流路15と、主流路15に連ねられている第1の接続部12b1,12b2とを有する、マイクロチップ11と、マイクロチップ11に供給する試薬を保持するための試薬保持流路25と、試薬保持流路25に連ねられている第2の接続部22b1,22b2とを有するカートリッジ21と、を備え、第1の接続部12b1,12b2及び第2の接続部22b1,22b2が接続されている、マイクロ流体デバイス1。【選択図】図5
Description
本発明は、流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイス及び該マイクロ流体デバイスに用いられるカートリッジに関する。
従来、流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロチップを備えるマイクロ流路デバイスが種々提案されている。この種のマイクロチップは、核酸や酵素などの生体物質の分析や無機イオンの分析等に用いられている。マイクロチップに試薬を供給する方法としては、例えば、ブリスター方式やロボット方式などが知られている。
例えば、下記の特許文献1には、液体試薬を内包したブリスターパックが内蔵されたマイクロチップが開示されている。特許文献1では、このブリスターパックを使用時に押圧することにより液体試薬が混合空間に送液され、検体や他の試薬との混合が行われている。
また、下記の特許文献2には、自動測定装置と組み合わされてなる自動測定用カートリッジが開示されている。特許文献2では、機械によりピペット操作が行われ、それによって試薬が供給されている。
しかしながら、特許文献1のように、ブリスター方式により試薬を供給する場合、供給量がばらつくという問題がある。加えて、機械によりブリスターパックを押圧する場合、高荷重負荷機構を持たせるために機械が大型化し、または複雑な構成を取らざるを得ないという問題がある。また、特許文献2のように、ロボット方式により試薬を供給する場合においても、装置が大型化したり、手間がかかったりするという問題がある。
本発明の目的は、試薬の供給量のばらつきを小さくすることができ、しかも小型化を図ることを可能とする、マイクロ流体デバイス及び該マイクロ流体デバイスに用いられるカートリッジを提供することにある。
本発明に係るマイクロ流体デバイスは、流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイスであって、主流路と、該主流路に連ねられている第1の接続部とを有する、マイクロチップと、前記マイクロチップに供給する試薬を保持するための試薬保持流路と、該試薬保持流路に連ねられている第2の接続部とを有するカートリッジと、を備え、前記第1の接続部及び前記第2の接続部が接続されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのある特定の局面では、前記第1の接続部が接続穴であり、前記第2の接続部が接続管であり、前記接続穴に前記接続管が嵌合されることにより、前記第1の接続部及び前記第2の接続部が接続されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの他の特定の局面では、前記マイクロチップが第1の主面を有し、前記マイクロチップの前記第1の主面上に、前記カートリッジが設けられている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記カートリッジが前記マイクロチップ側の第2の主面を有し、前記カートリッジにおいて、前記第2の主面から少なくとも一部が突出するように前記接続管が設けられており、前記マイクロチップにおいて、前記第1の主面から前記主流路に至るように前記接続穴が設けられている。
本発明に係るカートリッジは、本発明に従って構成されるマイクロ流体デバイスに用いられるカートリッジであって、前記マイクロチップの前記主流路に供給する試薬を保持するための試薬保持流路と、前記試薬保持流路に連ねられている前記第2の接続部と、
を備える。
を備える。
本発明に係るカートリッジのある特定の局面では、前記第2の接続部の開口部分を封止しているシール部材をさらに備える。
本発明によれば、試薬の供給量のばらつきを小さくすることができ、しかも小型化を図ることを可能とする、マイクロ流体デバイスを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
(マイクロ流体デバイス)
図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスの外観を示す模式的斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスを構成するマイクロチップの外観を示す斜視図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスを構成するカートリッジの外観を示す斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスの外観を示す模式的斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスを構成するマイクロチップの外観を示す斜視図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスを構成するカートリッジの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、マイクロ流体デバイス1は、マイクロチップ11と、カートリッジ21とを備える。マイクロチップ11は、第1の主面11aを有する。本実施形態では、このマイクロチップ11の第1の主面11a上に、カートリッジ21が設けられている。
マイクロチップ11は、第1の接続部12a〜12cを有する。本実施形態では、第1の接続部12a〜12cがそれぞれ、接続穴である。一方、カートリッジ21は、第2の接続部22a〜22cを有する。本実施形態では、第2の接続部22a〜22cがそれぞれ、接続管である。図3に示すように、第2の接続部22a〜22cとしての接続管は、第2の主面21aから少なくとも一部が突出するように設けられている。
図1に戻り、この第2の接続部22a〜22cである接続管は、第1の接続部12a〜12cである接続穴に嵌合されている。それによって、第1の接続部12a〜12c及び第2の接続部22a〜22cが接続されている。
また、図2に示すように、本実施形態では、マイクロチップ11にさらに位置合わせ管
13a,13bが設けられている。位置合わせ管13a,13bは、マイクロチップ11の第1の主面11aから少なくとも一部が突出するように設けられている。図1に示すように、この位置合わせ管13a,13bは、カートリッジ21の貫通孔23a,23bに嵌合されている。なお、本発明において、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bは、設けられていなくてもよい。もっとも、マイクロチップ11及びカートリッジ21を接続する際の位置合わせをより一層精度よく行う観点から、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bは設けられていることが好ましい。なお、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bの数は、特に限定されず、例えば位置合わせ管及び貫通孔が3組以上設けられていてもよい。
13a,13bが設けられている。位置合わせ管13a,13bは、マイクロチップ11の第1の主面11aから少なくとも一部が突出するように設けられている。図1に示すように、この位置合わせ管13a,13bは、カートリッジ21の貫通孔23a,23bに嵌合されている。なお、本発明において、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bは、設けられていなくてもよい。もっとも、マイクロチップ11及びカートリッジ21を接続する際の位置合わせをより一層精度よく行う観点から、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bは設けられていることが好ましい。なお、位置合わせ管13a,13b及び貫通孔23a,23bの数は、特に限定されず、例えば位置合わせ管及び貫通孔が3組以上設けられていてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスのマイクロ流路を説明するための模式的平面図である。また、図5は、図4中のA−A線に沿う部分の模式的断面図である。
図4に示すように、マイクロ流体デバイス1の内部には、マイクロ流路2が設けられている。マイクロ流路2とは、流体の搬送に際し、マイクロ効果が生じるような微細な流路をいう。このようなマイクロ流路2では、流体は、表面張力の影響を強く受け、通常の大寸法の流路を流れる流体とは異なる挙動を示す。
マイクロ流路2の横断面形状及び大きさは、上記のマイクロ効果が生じる流路であれば特に限定はされない。例えば、マイクロ流路2に流体を流す際、ポンプや重力を用いる場合には、流路抵抗をより一層低下させる観点から、マイクロ流路2の横断面形状がおおむね長方形(正方形を含む)の場合には、小さい方の辺の寸法で、20μm以上が好ましく、50μm以上がより好ましく、100μm以上がさらに好ましい。また、マイクロ流体デバイス1をより一層小型化する観点より、5mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、500μm以下がさらに好ましい。
また、マイクロ流路2の横断面形状がおおむね円形の場合には、直径(楕円の場合には、短径)が、20μm以上が好ましく、50μm以上がより好ましく、100μm以上がさらに好ましい。マイクロ流体デバイス1をより一層小型化する観点からは、直径(楕円の場合には、短径)が、5mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、500μm以下がさらに好ましい。
一方、例えば、マイクロ流路2に流体を流す際、毛細管現象をより一層有効に活用するときに、マイクロ流路2の横断面形状がおおむね長方形(正方形を含む)の場合には、小さい方の辺の寸法で、5μm以上であることが好ましく、10μm以上であることがより好ましく、20μm以上であることがさらに好ましい。また、小さい方の辺の寸法で、200μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましい。
図4に示すように、このマイクロ流路2は、主流路14〜16を有する。主流路14〜16は、マイクロチップ11内に設けられており、上流側マイクロ流路14a〜16a及び下流側マイクロ流路14b〜16bを有する。上流側マイクロ流路14a〜16aの上流側端部にはそれぞれ、送液手段としてのマイクロポンプ17〜19が設けられている。
以下、図5を参照して、マイクロ流路デバイスの断面構造について、主流路15が設けられている部分を例に挙げて説明する。もっとも、主流路14,16が設けられている部分も同様の断面構造を有するものとする。また、図5において、上流側及び下流側の接続部を区別するため、上流側を第1の接続部12b1及び第2の接続部22b1とし、下流側を第1の接続部12b2及び第2の接続部22b2とするものとする。
図5に示すように、上流側マイクロ流路15aの下流側端部は、第1の接続部12b1に連ねられている。第1の接続部12b1は、マイクロチップ11において第1の主面11aから上流側マイクロ流路15aに至るように設けられている接続穴である。第1の接続部12b1である接続穴には、カートリッジ21の第2の主面21aから少なくとも一部が突出している接続管である第2の接続部22b1が嵌合されている。それによって、第1の接続部12b1及び第2の接続部22b1が接続されている。
第2の接続部22b1は、カートリッジ21内に設けられている試薬保持流路25に連ねられている。試薬保持流路25の下流側端部は、第2の接続部22b2に連ねられている。
第2の接続部22b2は、カートリッジ21の第2の主面21aから少なくとも一部が突出している接続管である。この接続管が、マイクロチップ11の第1の接続部12b2である接続穴に嵌合されている。それによって、第1の接続部12b2及び第2の接続部22b2が、接続されている。なお、第1の接続部12b2である接続穴は、マイクロチップ11において第1の主面11aから下流側マイクロ流路15bに至るように設けられている。
第1の接続部12b2は、下流側マイクロ流路15bに連ねられている。そしてこの下流側マイクロ流路15bが図4の混合反応部20に連ねられている。
次に、このような流路構造を有するマイクロ流体デバイス1の使用方法について説明する。
まず、図3に示すカートリッジ21の試薬保持流路24〜26にそれぞれ、一定量の液体試薬を供給する。なお、試薬保持流路24〜26に供給された液体試薬は、その状態で一定期間保存した後に用いてもよい。この際、第2の接続部22a〜22cの開口部分22A〜22Cを、シール部材により封止することが好ましい。この場合、液体試薬の蒸散をより一層生じ難くし、液体試薬の保存安定性をより一層高めることができる。なお、シール部材による封止は、例えば、アルミシールによる封止や、ポリエステルフィルムシールによる封止、又は蓋形状の成型体での封止などが挙げられる。
また、試薬保持流路24〜26に入れる液体試薬としては、例えば、精製水、抗体溶液、緩衝液、ラテックス溶液、発色基質溶液、PCR溶液などが挙げられる。また、試薬保持流路24〜26に入れる液体試薬の体積は、例えば、それぞれ、1μL〜300μLとすることができる。
次に、シール部材を用いた場合はシール部材を除去した後、カートリッジ21の第2の接続部22a〜22cと、図2に示すマイクロチップ11の第1の接続部12a〜12cとを接続させる。本実施形態では、第2の接続部22a〜22cである接続管を、第1の接続部12a〜12cである接続穴に嵌め合わせる。それによって、第1の接続部12a〜12c及び第2の接続部22a〜22cを接続させる。なお、本発明においては、第1の接続部12a〜12cが接続管であり、第2の接続部22a〜22cが接続穴であってもよい。第1の接続部12a〜12c及び第2の接続部22a〜22cの接続方法は、特に限定されない。
また、接続の際には、上述の位置合わせ管13a,13bを貫通孔23a,23bに嵌合させることにより接続させることが好ましい。この場合、位置合わせの精度をより一層高めることができる。
次に、図4に示すマイクロポンプ17〜19を用いて、上流側マイクロ流路14a〜16aを介して試薬保持流路24〜26に液体や空気、又は所定のガスを送り込む。それによって、試薬保持流路24〜26に保持されている液体試薬を下流側の混合反応部20に送液する。なお、マイクロポンプ17〜19は、本実施形態のように、マイクロチップ11の内部に設けられていてもよいし、マイクロチップ11の外部に設けられていてもよい。
また、マイクロポンプ17〜19以外の他の送液手段を用いてもよい。他の送液手段としては、上流側マイクロ流路14a〜16aより上流側に連結された空間に配置されたガス発生部材が挙げられる。ガス発生部材とは、光や熱等の外力によりガスを発生する部材である。ガス発生部材に所定のタイミングで外力を加えることによりガスを発生させ、試薬保持流路24〜26にガスを送り込むことができる。それによって、試薬保持流路24〜26から混合反応部20側へ流体を送液することができる。ガス発生部材としては、例えば、ガス発生テープが挙げられる。
このような送液手段により、試薬保持流路24〜26から下流側マイクロ流路14b〜16bを通って混合反応部20に液体試薬を送液する。それによって、試薬保持流路24〜26からそれぞれ送液された液体試薬を混合反応部20で混合し反応させることができる。なお、混合反応部20には、さらに他のマイクロポンプを接続してもよい。この場合、他のマイクロポンプから混合反応部20に液体や空気又は所定のガスなどを送り込むことにより、液体試薬をより一層均一に混合させ反応させることができる。
マイクロ流体デバイス1では、上記のようにカートリッジ21の試薬保持流路24〜26に一定量の試薬を導入することができ、例えば上述の送液手段を用いて確実に混合反応部20に試薬を送液することができる。そのため、マイクロ流体デバイス1では、ブリスター方式のように、試薬の供給量にばらつきが生じ難い。また、ロボット方式により試薬を供給せずとも確実に試薬を供給できることから、装置が大型化するおそれも生じない。従って、マイクロ流体デバイス1では、試薬の供給量のばらつきを小さくすることができ、しかも小型化を図ることができる。
なお、マイクロ流体デバイス1を構成する材料は、特に限定されない。例えば、マイクロチップ11及びカートリッジ21は、合成樹脂の成形体の積層構造であってもよい。また、マイクロチップ11及びカートリッジ21は、合成樹脂の射出成形品であってもよくガラス、金属ゴムであってもよい。
(カートリッジ)
カートリッジ21は、マイクロ流体デバイス1などの本発明のマイクロ流路デバイスに用いられるカートリッジである。
カートリッジ21は、マイクロ流体デバイス1などの本発明のマイクロ流路デバイスに用いられるカートリッジである。
図3に示すように、カートリッジ21は、試薬保持流路24〜26と、第2の接続部22a〜22cとを備える。試薬保持流路24〜26は、マイクロチップ11の主流路14〜16に供給する試薬を保持するための流路である。第2の接続部22a〜22cは、試薬保持流路24〜26に連ねられている。
第2の接続部22a〜22cは、接続管である。この接続管は、カートリッジ21の第2の主面21aから少なくとも一部が突出するように設けられており、マイクロチップ11の第1の接続部12a〜12cである接続穴に嵌め合わせることができる。それによって、カートリッジ21の第2の接続部22a〜22cと、マイクロチップ11の第1の接続部12a〜12cとを接続させることができる。
第2の接続部22a〜22cの開口部分22A〜22Cは、シール部材により封止されていてもよい。この際、試薬保持流路24〜26に試薬を収納した状態で封止することが好ましい。この場合、試薬保持流路24〜26に収納された液体試薬の蒸散をより一層生じ難くし、液体試薬の保存安定性をより一層高めることができる。シール部材による封止としては、例えば、アルミシール、ポリエステルフィルムシール、蓋形状の成型体による封止などが挙げられる。
カートリッジ21では、試薬保持流路24〜26に一定量の試薬を導入することができる。また、上述のマイクロチップ11と組み合わせることにより、確実に混合反応部20に試薬を送液することができる。そのため、ブリスター方式のように試薬の供給量にばらつきが生じ難い。また、また、ロボット方式により試薬を供給せずとも確実に試薬を供給できることから、装置が大型化するおそれも生じない。従って、カートリッジ21によれば、試薬の供給量のばらつきを小さくすることができ、しかもマイクロ流体デバイス1の小型化を図ることができる。
1…マイクロ流体デバイス
2…マイクロ流路
11…マイクロチップ
11a…第1の主面
12a〜12c,12b1,12b2…第1の接続部
13a,13b…位置合わせ管
14〜16…主流路
14a〜16a…上流側マイクロ流路
14b〜16b…下流側マイクロ流路
17〜19…マイクロポンプ
20…混合反応部
21…カートリッジ
21a…第2の主面
22a〜22c,22b1,22b2…第2の接続部
22A〜22C…開口部分
23a,23b…貫通孔
24〜26…試薬保持流路
2…マイクロ流路
11…マイクロチップ
11a…第1の主面
12a〜12c,12b1,12b2…第1の接続部
13a,13b…位置合わせ管
14〜16…主流路
14a〜16a…上流側マイクロ流路
14b〜16b…下流側マイクロ流路
17〜19…マイクロポンプ
20…混合反応部
21…カートリッジ
21a…第2の主面
22a〜22c,22b1,22b2…第2の接続部
22A〜22C…開口部分
23a,23b…貫通孔
24〜26…試薬保持流路
Claims (6)
- 流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイスであって、
主流路と、該主流路に連ねられている第1の接続部とを有する、マイクロチップと、
前記マイクロチップに供給する試薬を保持するための試薬保持流路と、該試薬保持流路に連ねられている第2の接続部とを有するカートリッジと、
を備え、
前記第1の接続部及び前記第2の接続部が接続されている、マイクロ流体デバイス。 - 前記第1の接続部が接続穴であり、
前記第2の接続部が接続管であり、
前記接続穴に前記接続管が嵌合されることにより、前記第1の接続部及び前記第2の接続部が接続されている、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。 - 前記マイクロチップが第1の主面を有し、
前記マイクロチップの前記第1の主面上に、前記カートリッジが設けられている、請求項1又は2に記載のマイクロ流体デバイス。 - 前記カートリッジが前記マイクロチップ側の第2の主面を有し、
前記カートリッジにおいて、前記第2の主面から少なくとも一部が突出するように前記接続管が設けられており、
前記マイクロチップにおいて、前記第1の主面から前記主流路に至るように前記接続穴が設けられている、請求項2又は3に記載のマイクロ流体デバイス。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のマイクロ流体デバイスに用いられるカートリッジであって、
前記マイクロチップの前記主流路に供給する試薬を保持するための試薬保持流路と、
前記試薬保持流路に連ねられている前記第2の接続部と、
を備える、カートリッジ。 - 前記第2の接続部の開口部分を封止しているシール部材をさらに備える、請求項5に記載のカートリッジ。
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