JP2019069726A - 牽引式架台装置および芝生育成用照明装置 - Google Patents

牽引式架台装置および芝生育成用照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】牽引時に良好な操作性を得ることができる牽引式架台装置を提供する。【解決手段】本発明は、前キャスター2が設けられた架台1と、架台1の前部に設けられた牽引機構5とを備えた牽引式架台装置を対象とする。前キャスター2は自在キャスターによって構成される。牽引機構5は、両側の前キャスターの旋回動作を連動させるための連結ユニット51と、前キャスター2の旋回操作を行うための操作ハンドル55とを備える。前キャスター2が前後方向に走行可能な向きに旋回した状態を前後移動可能状態とし、前後方向に直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態を横移動可能状態としたとき、横移動可能状態において、連結ユニット51が前キャスター2に対し前方に離間して配置されるように前キャスター2のフォーク23に支持されている。【選択図】図8

Description

この発明は、移動用のキャスターが取り付けられた架台と、その架台を牽引するための牽引機構とを備えた牽引式架台装置および芝生育成用照明装置に関する。
サッカースタジアム、野球場、陸上競技場、ラクビー競技場、テニス競技場、ゴルフ場等の施設においてグランドに植設される天然芝は基本的に、自然光(太陽光)で養生して育成するのが通例である。しかしながら、建造物の壁部や屋根等、施設の設置状況等によっては、自然光が短時間しか当たらなかったり、ほとんど当たらない場合がある。さらに競技中に芝生が傷んだり、剥れてしまう場合もある。そのため、自然光だけでは芝生の育成が追い付かないことがあり、そのような場合、芝生を張り替えるとなると、膨大な費用や期間が必要となり、芝生を維持管理するに際して負担が大きくなってしまう。
そこで近年においては、自然光だけに頼らず、人工光を利用して芝生の育成を促す工法が採用されることがある。
従来の芝生育成用照明装置は、人工光を照射する灯具が設置された架台を備えており、使用時には、グランド上の所定領域に複数台並べて配置した状態で、各芝生育成用照明装置の灯具から芝生に照明光(人工光)を照射するようにしている。このような芝生育成用照明装置は不使用時には、収納庫等に搬入して保管しておくものであり、少なくともグランドと収納庫との間を移動させる必要があるため、移動用にキャスター等が設けられるのが一般的である。
例えば下記特許文献1に示す従来の芝生育成用照明装置は、架台の前部下端両側と、後部下端両側とにそれぞれ移動用のキャスターが取り付けられるとともに、架台の前端部に牽引ハンドルが設けられている。そして使用時には、収納庫から搬出した芝生育成用照明装置を、牽引ハンドルを介してトラクター等の車両で牽引してグランド上の所定領域まで搬送する一方、使用後は、トラクター等で牽引して収納庫付近まで搬送して収納庫に収納して保管するようにしている。
このように芝生育成用照明装置の移動作業は、主としてトラクター等の車両を用いて行うものの、収納庫に対する出入作業や、微妙な位置調整作業等は手動(人力)で牽引して行うのが通例である。
特開2017−140021号
しかしながら、従来の芝生育成用照明装置においては、小回りが利きにくく、牽引操作等の移動操作をスムーズに行うことができないという課題があった。このため例えば、収納庫等に対する出入作業や、微妙な位置調整作業を効率良くスムーズに行うことが困難になるおそれがあった。
以上の説明においては芝生育成用照明装置を例に挙げて説明したが、従来においてキャスター付架台等の架台装置全般においても上記と同様な課題を抱えている。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、小回りが利き、牽引等の移動時に良好な操作性を得ることができ、例えば収納庫に対する出入作業や、微妙な位置調整作業を効率良くスムーズに行うことができる牽引式架台装置および芝生育成用照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]架台と、前記架台の前部下端両側にそれぞれ設けられた架台移動用の前キャスターと、前記架台の前部に設けられた牽引機構とを備えた牽引式架台装置であって、
前記前キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成され、
前記牽引機構は、両側の前記前キャスター間を連結して、両側の前記前キャスターの旋回動作を連動させるための連結ユニットと、前記前キャスターの旋回操作を行うための操作ハンドルとを備え、
前記前キャスターが前後方向に走行可能な向きに旋回した状態を前後移動可能状態とし、前後方向に直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態を横移動可能状態としたとき、横移動可能状態において、前記連結ユニットが前記前キャスターに対し前方に離間して配置されるように前記フォークに支持されていることを特徴とする牽引式架台装置。
なお本発明においては「横移動可能状態において、前記連結ユニットが前記前キャスターに対し前方に離間して配置される」というのは、「横移動可能状態において、前記連結ユニットの少なくとも前記前キャスターに対応する部分が前記前キャスターに対し前方に離間して配置される」ということである。
[2]前記連結ユニットは、後端部が両側の前記前キャスターにおける各フォークにブラケットを介して垂直軸回りに回転自在にそれぞれ取り付けられ、かつ前方に突出するようにそれぞれ配置される前方突出部と、両側の前記前方突出部の前端部間に配置される連結部とを備えている前項1に記載の牽引式架台装置。
[3]前記前方突出部は、後端部が前記ブラケットにそれぞれ取り付けられた前方突出部バーによって構成されるとともに、
前記連結部は、両端部が両側の前記前方突出バーの前端部に固定された連結バーによって構成されている前項2に記載の牽引式架台装置。
[4]前記前キャスターにおいて、旋回部の軸心が前記車輪の幅方向中間位置における前記車輪の軸心上に配置されている前項1〜3のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
[5]前後移動可能状態において、前記前キャスターの旋回動作を禁止する第1旋回禁止手段が設けられている前項1〜4のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
[6]横移動可能状態において、前記前キャスターの旋回動作を禁止する第2旋回禁止手段が設けられている前項1〜5のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
[7]前記牽引機構は、前記架台および前記前キャスターに対し着脱自在に取り付けられている前項1〜6のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
[8]前記架台の後部下端に架台移動用の後キャスターが設けられ、
前記後キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成されている前項1〜7のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
[9]架台と、前記架台の前部下端両側にそれぞれ設けられた架台移動用の前キャスターと、前記架台に設置され、かつ下向きに人工光を照射する灯具と、前記架台の前部に設けられた牽引機構とを備えた芝生育成用照明装置であって、
前記前キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成され、
前記牽引機構は、両側の前記前キャスター間を連結して、両側の前記前キャスターの旋回動作を連動させるための連結ユニットと、前記前キャスターの旋回操作を行うための操作ハンドルとを備え、
前記前キャスターが前後方向に走行可能な向きに旋回した状態を前後移動可能状態とし、前後方向に直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態を横移動可能状態としたとき、横移動可能状態において、前記連結ユニットが前記前キャスターに対し前方に離間して配置されるように前記フォークに支持されていることを特徴とする芝生育成用照明装置。
発明[1]の牽引式架台装置によれば、前後移動可能状態の両側の前キャスターを旋回させて横移動可能状態に配置した際に、連結ユニットが前キャスターに対し前方に離間して配置されるため、前キャスターが連結ユニットに干渉することがなく、前キャスターを前後移動可能状態に対し確実に90°旋回させた横移動可能状態に配置することができる。従って架台前部を真横にも移動させることができ、小回りが利き、移動時の操作性を向上させることができる。
発明[2][3]の牽引式架台装置によれば、上記の効果をより確実に得ることができる。
発明[4]の牽引式架台装置によれば、前キャスターの旋回部の軸心を車輪の軸心上に配置しているため、車輪を制止した状態でハンドル操作によって車輪を据え切りさせて旋回させることができる。このため本牽引式架台装置においては、従来の自在キャスターのように振り回しによって車輪を旋回させる場合と比較して、芝生面等の設置面への負担を軽減できて、設置面の損傷を有効に防止することができる。
発明[5][6]の牽引式架台装置によれば、前キャスターを前後移動可能状態または横移動可能状態で固定できるため、必要に応じて前キャスターを旋回できる状態としたり、旋回できない状態に設定することができる。このため例えば、人力によって牽引するような場合には、牽引操作等の操作性を重視して、旋回できる状態に設定できるともに、トラクター等の車両で牽引するような場合には、前キャスターの不用意な旋回動作を防止するために、旋回できない状態に設定することができる。
発明[7]の牽引式架台装置によれば、牽引機構が前キャスターに対し着脱自在に取り付けられているため、牽引機構を取り外しておけば、装置自体の専有面積が小さくなり、収納庫等に効率良く収納して保管することができる。
発明[8]の牽引式架台装置によれば、自在キャスターによって構成された後キャスターが架台の後部下端に設けられているため、後キャスターも前キャスターと同様に自在に旋回できてどのような方向へも走行させることができ、より一層小回りが利き、移動時の操作性をより一層向上させることができる。
発明[9]の芝生育成用照明装置によれば、上記と同様に、小回りが利き、移動時に良好な操作性を得ることができる。
図1はこの発明の実施形態である芝生育成用照明装置を示す側面図である。 図2は実施形態の芝生育成用照明装置を示す平面図である。 図3は実施形態の芝生育成用照明装置を示す正面図である。 図4は実施形態の芝生育成用照明装置の前部を示す側面図である。 図5は実施形態の芝生育成用照明装置における前キャスターを示す図であって、図(a)は平面図、図(b)は側面図である。 図6は実施形態における前後移動可能状態で固定した前キャスターを示す図であって、図(a)は平面図、図(b)は側面図である。 図7は実施形態における横移動可能状態で固定した前キャスターを示す図であって、図(a)は平面図、図(b)は側面図である。 図8は実施形態における牽引機構および前キャスターの旋回動作を説明するための図であって、図(a)は前後移動可能状態の平面図、図(b)は前後移動可能状態から少し旋回した状態の平面図、図(c)は横移動可能状態の平面図である。 図9は参照例としての牽引機構および前キャスターの旋回動作を説明するための図であって、図(a)は前後移動可能状態の平面図、図(b)は前後移動可能状態から側方に旋回した状態の平面図である。
図1はこの発明の実施形態である芝生育成用照明装置を示す側面図、図2は平面図、図3は正面図、図4は前部拡大側面図である。なお以下の説明においては、発明の理解を容易にするため、図1の紙面に向かって左側を「前方(正面側)」、右側を「後方(背面側)」、上方を「上方」、下方を「下方」として説明し、図2に示す紙面に向かって上下方向を「左右方向(両側方向)」として説明する。
これらの図に示すように本実施形態の芝生育成用照明装置は、架台1と、架台1を走行移動させるための前キャスター2および後キャスター3と、架台1に設置された灯具4と、キャスター付架台1を牽引するための牽引機構5とを基本的な構成要素として備えている。
架台1は、左右方向(幅方向)の中間における上方位置において前後方向に沿って配置されるメインフレーム11と、メインフレーム11の前部および後部に設けられる一対の前脚フレーム12および一対の後脚フレーム13とを備えている。一対の前脚フレーム12は、各上端がメインフレーム11の前部に固定されるとともに、各下端が互いに両側方に離間して配置されるように末広がり状に設けられている。さらに一対の後脚フレーム13も、一対の前脚フレーム12と同様に、各上端がメインフレーム11の後部に固定されるとともに、各下端が互いに両側方に離間して配置されるように末広がり状に設けられている。
また架台1において、一対の前脚フレーム12間が補助フレーム15によって連結されている。さらに図示は省略するが、一対の後脚フレーム13間も同様に補助フレームによって連結されている。また架台1において、各前脚フレーム12の上部とメインフレーム11の前部との間が補助フレーム16によってそれぞれ連結されるとともに、同様にして各後脚フレーム13の上部とメインフレーム11の後部との間が補助フレーム16によってそれぞれ連結されている。
また一対の前脚フレーム12および後脚フレーム13の下端には、エンドプレート17が水平状態に取り付けられる。
なお各フレーム11〜16およびエンドプレート17は、アルミニウム(その合金も含む、以下同じ)等の金属材料によって構成されている。
架台1のメインフレーム11における下面側には、複数の灯具4が前後方向に並んで取り付けられている。本実施形態において各灯具4はLEDを光源とするLED灯具によって構成されており、各灯具4から照明光(人工光)が下側に向けて照射されるように構成されている。なお架台1のメインフレーム11の後端部には、各灯具4に電力を供給するための電源盤41が取り付けられている(図1および図2参照)。
図5は前キャスター2を示す側面図および平面図である。図3〜図5に示すように、前キャスター2は、トッププレート(取付座)21と、旋回部22と、フォーク(キャスターフォーク)23と、シャフト部材24と、車輪(タイヤ)25とを備えた自在キャスター(旋回キャスター)によって構成されている。
トッププレート21は、矩形板状に形成されており、このトッププレート21が、架台1における一対の前脚フレーム12の各下端に設けられたエンドプレート17に水平状態にそれぞれ固定されている。
フォーク23は、正面視において下向きコ字状に形成されており、下方に延び、かつ互いに平行に配置される両側片231と、両側片231の上端部間を連結する中間連結片232とを一体に備えている。
このフォーク23の中間連結片232が上記トッププレート21に旋回部22を介して取り付けられている。フォーク23は、トッププレート21に対し旋回部22の軸心である旋回軸X22回りに回転自在(旋回自在)に取り付けられており、この旋回部22を介して前脚フレーム12の荷重がフォーク23(車輪25)で支持されるようになっている。本実施形態において旋回軸X22は垂直に配置されており、垂直軸を構成するものである。
またフォーク23は、その内側に嵌め込まれるように固定された補助金具26を備えている。この補助金具26は正面視において下向きコ字状に形成され、フォーク23の内周面に沿うように配置されるとともに、前後方向の寸法が長く形成されて、前後に突出するように配置されている。
そして車輪25が、フォーク23における両側片231間に上記補助金具26を介して配置された状態でフォーク23の両側片231にシャフト部材24を介して取り付けられている。車輪25は、シャフト部材24の軸心である車軸X24回りに回転自在に取り付けられている。本実施形態において車軸X24は水平に配置されており、水平軸を構成するものである。
ここで一般的な自在キャスターにおいては、旋回軸X22が車軸X24に対し車輪進行方向に沿って前後に位置ずれするように、旋回軸X22および車軸X24が偏心している。これに対し本実施形態の前キャスター2においては、旋回軸X22および車軸X24が偏心しておらず、平面視において旋回軸X22が車輪25の幅方向中間位置における車軸X24に一致するように配置されている。
なお図4および図5に示すように前キャスター2におけるフォーク23の補助金具26の前部には、後述の前後移動可能状態において前方に突出するように棒状のブラケット50の後端が固定されている。
また本実施形態の前キャスター2は、図6に示すように車輪25が前後方向に走行可能な向きに旋回した状態(前後移動可能状態)と、図7に示すように車輪25が前後方向に対し直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態(横移動可能状態)との2つの状態において、旋回動作を禁止して向きを固定できるように構成されている。
すなわち図5〜図7に示すように前キャスター2のトッププレート21には、その前部左右の2箇所にピン差込孔21a,21bが形成されるとともに、そのピン差込孔21a,21bに対応して、前脚フレーム12のエンドプレート17には、ピン差込孔18,18がそれぞれ形成されている。そして後述する固定ピン20を、エンドプレート17のピン差込孔18,18を介して、前キャスター2におけるトッププレート21のピン差込孔21a,21bに差し込むことができるように構成されている。
また前キャスター2におけるフォーク23の補助金具26には、上記トッププレート21のピン差込孔21a,21bに対応して、ピン差込孔23a,23bが形成されている。
そして前後移動可能状態においては図6に示すように、トッププレート21のピン差込孔21a,21bと、フォーク23(補助金具26)のピン差込孔23a,23bとがそれぞれ対応した状態に配置される一方、横移動可能状態においては図7に示すように、トッププレート21のピン差込片21a,21bのいずれか一方と、フォーク23(補助金具26)のピン差込孔23a,23bのいずれか一方とが対応した状態に配置され、例えば同図に示すようにピン差込孔21aと、ピン差込孔23bとが対応した状態に配置されるようになっている。
従って図6に示すように前後移動可能状態において、エンドプレート17のピン差込孔18を介して、固定ピン20をピン差込孔21a,23aに挿通配置するか、または固定ピン20をピン差込孔21b,23bに挿通配置することによって、トッププレート21に対しフォーク23(車輪25)の旋回が禁止されて、前キャスター2が前後移動可能状態に固定されるようになっている。
また図7に示すように横移動可能状態において、エンドプレート17のピン差込孔18を介して、固定ピン20をピン差込孔21a,23bに挿通配置するか、または固定ピン20をピン差込孔21b,23aに挿通配置することによって、トッププレート21に対しフォーク23(車輪25)の旋回が禁止されて、前キャスター2が横移動可能状態に固定されるようになっている。
本実施形態では、固定ピン20、ピン差込孔21a,21b,23a,23bによって、前後移動可能状態および横移動可能状態においてキャスター2(車輪25)の旋回動作を禁止する第1および第2旋回禁止手段が構成されている。
また言うまでもなく、固定ピン20をピン差込孔21a,21b,23a,23bから抜き出しておけば、車輪25の旋回動作がフリーとなるため、前キャスター2を自在キャスターとして支障なく用いることができる。
なお本実施形態において、フォーク23の補助金具26の前部中央位置には、補助金具26およびブラケット50を貫通するピン保持孔27が形成されており、図5に示すように固定ピン20を使用しない場合、つまり前キャスター2の旋回動作をフリーにしておく場合には、固定ピン20を固定ピン保持孔27に差し込んで保持しておくことにより、固定ピン20の紛失等を防止できるように構成している。
図1および図2に示すように後キャスター3は、トッププレート31と、フォーク33と、シャフト部材34と、車輪25とを備えた固定キャスターによって構成されている。
すなわちトッププレート31が架台1における一対の後脚フレーム13の各下端に、上記エンドプレート17を介して水平状態にそれぞれ固定され、そのトッププレート31の下面側に下向きコ字状のフォーク33の中間連結片が固定されている。さらに車輪35がフォーク33の両側片間に配置された状態でその両側片にシャフト部材34を介して水平軸回りに回転自在に取り付けられている。
一方図4および図8に示すように、架台1を牽引するための牽引機構5は、連結ユニット51と、牽引ハンドル55とを備えている。
連結ユニット51は、前方突出部を構成する2本の前方突出バー52と、連結部を構成する連結バー53とを備えている。2本の前方突出バー52はその後端部が、一対の前キャスター2の各ブラケット50の前端部に垂直軸回りに回転自在にそれぞれ取り付けられている。さらに連結バー53の両端部が2本の前方突出バー52の各前端部に固定されることによって、連結バー53が2本の前方突出バー52の前端部間に架け渡されるように配置されている。本実施形態において、連結バー53は前方突出バー52に対し固定されており回転できないようになっている。
また連結バー53の左右方向の中間位置にはハンドル取付部材54が取り付けられている。このハンドル取付部材54には、牽引ハンドル55がその後端を支点として上下方向および両側方向にそれぞれ回転自在(揺動自在)となるように、垂直軸回りおよび水平軸回りに回転自在に取り付けられている。さらに牽引ハンドル55の前部には、左右方向に突出するようにして把手56が固定されている。
なお本実施形態においては、牽引ハンドル55は上下方向および左右方向の回転範囲が規制されている。例えば上下方向においては、図1および図4の実線に示すように牽引ハンドル55を垂直に配置される状態と、想像線に示すように水平状態から下方に30°程度回転させた状態との間で回転できるようになっている。さらに左右方向においては、前後方向の向きに対し左右にそれぞれ65°ずつ、合計130°程度の範囲内で回転できるようになっている。
さらに本実施形態においては、必要に応じて牽引ハンドル55における左右方向への回転動作等を禁止して、牽引ハンドル55を連結ユニット51に対し固定できるようになっている。例えば牽引ハンドル55を介して架台1を後退させたり、前キャスター2を前後移動可能状態から横移動可能状態に据え切りするような場合には、牽引ハンドル55を連結ユニット51に対し固定しておくことにより、架台後退操作や据え切り操作をスムーズに行うことができる。
また本実施形態においては、牽引ハンドル55は前キャスター2を旋回操作するための操作ハンドルと、芝生育成用照明装置自体を牽引するための手段とを兼用するものである。
また本実施形態において、牽引機構5は前キャスター2に対し着脱自在に取り付けられている。すなわち牽引機構5の前方突出バー52は、前キャスター2のブラケット50に対し着脱自在に取り付けられており、牽引機構5を前キャスター2から取り外すことができるようになっている。さらに本実施形態においては、牽引機構5を構成する各部材例えば、前方突出バー52、連結バー53、牽引ハンドル55を分解可能に構成されており、必要に応じて各部材を分解することによって各部材をコンパクトにまとめて配置できるように構成されている。
なお本実施形態においては、前キャスター2にブラケット50が簡単には取り外すことができない状態に固定されているが、本発明においてはこのブラケット50を前キャスター2から簡単に取り外すことができるように構成しても良く、その場合にはブラケット50は、牽引機構5の一部として含めることができる。
以上のように構成された芝生育成用照明装置においては、トラクター等の車両や人力で牽引ハンドル55を介して牽引すれば、キャスター2,3の車輪25,35が回転して牽引方向に沿って移動させることができる。
さらに牽引ハンドル55の操作によって前キャスター2を所望の向きに旋回させることができ、牽引ハンドル55の操作を基に牽引方向を自由に変更することができる。なお芝生育成用照明装置を牽引ハンドル55を介して牽引しつつ方向転換した場合には、方向転換した方向に向くように前キャスター2が自動的に追従して旋回するため、前キャスター2の旋回操作をより一層スムーズに行うことができる。
しかも、本実施形態においては、前キャスター2を前後移動可能状態に対し側方に90°旋回させて直交する横移動可能状態に配置することができ、小回りが利き、良好な操作性を得ることができ、移動操作を緻密かつ適切に行うことができる。すなわち本実施形態の芝生育成用照明装置の牽引機構5においては、左右の前キャスター2を連結する連結ユニット51として、連結バー53を前方に離間して位置させるための前方突出バー52が設けられている。このため図8(a)(b)に示すように牽引ハンドル55を操作して、左右の前キャスター2を連動させつつ左回り(または右回り)に旋回させていき、同図(c)に示すように前キャスター2を横移動可能状態に配置した際には、連結バー53が前方突出バー52を介して左右の前キャスター2から前方に離間して配置されることになる。このため左右の前キャスター2が連結バー53に干渉することがなく、前キャスター2を前後移動可能状態に対し確実に90°旋回させた横移動可能状態に配置することができる。従って芝生育成用照明装置における架台1の前脚フレーム12を真横に向けて移動させることができ、小回りが利き、思い通りに牽引移動させることができる。
特に本実施形態において、後キャスター3を前キャスター2と同様に自在キャスターによって構成した場合には、前キャスター2および後キャスター3を共に、前後移動可能状態から90°旋回させた横移動可能状態に配置できるため、芝生育成用照明装置全体をそのまま真横に移動させることができ、より一層小回りが利き、操作性をより一層向上させることができる。従って、芝生育成用照明装置を収納庫等に対し出し入れする場合や、位置を微調整する場合には、その出入作業や位置調整作業をより一層スムーズにかつ適確に行うことができ、利便性を格段に向上させることができる。
ここで牽引機構5において仮に、前方突出バー52を用いずに連結バー53のみによって左右の前キャスター2を連結するような構成を採用すると、前キャスター2を前後移動可能状態から90°旋回させることができなくなってしまう。すなわち図9(a)に示すように前方突出バー52を省略して、連結バー53の両端を左右の前キャスター2の各ブラケット50の前端に垂直軸回りに回転自在に取り付けた構成を採用すると、牽引ハンドル55を操作して、左右の前キャスター2を連動させつつ左回り(または右回り)に旋回させていき、図9(b)に示すように前キャスター2を横移動可能状態に配置しようとすると、連結バー53が前キャスター2に干渉するため、前キャスター2を前後移動可能状態から90°旋回させることができず、完全な横移動可能状態に配置することができなくなってしまう。従って図9に示す構成においては、架台1の前脚フレーム12を真横に向けて移動させることができず、小回りが利きにくく、牽引時の操作性が低下してしまう。その結果、収納庫等に対する出入作業や、位置調整作業を効率良くスムーズに行うことが困難になるおそれがある。
これに対し本実施形態の芝生育成用照明装置においては、既述した通り前キャスター2を前後移動可能状態から90°旋回させた位置まで確実に旋回させることができるため、小回りが利き、牽引時の操作性を向上させることができる。
また本実施形態の芝生育成用照明装置においては図5に示すように、前キャスター2の旋回軸X22をシャフト部材24の車軸X24上に配置しているため、つまり、旋回軸X22が車輪25の垂直な中心軸に一致しているため、車輪25を走行させずに制止した状態で牽引ハンドル55によって車輪25を旋回操作すると、車輪25はその垂直な中心軸を中心に自転して車輪25の向きが切り替わる、いわゆる据え切りによって車輪25の向きが切り替わることになる。このため以下に説明するように旋回時に車輪22が振り回されて向きが切り替わる場合と比較して、芝生面への負担を軽減できて、芝生の損傷を防止することができる。
すなわち従来のキャスターにおいては、キャスターの旋回軸が車軸に対し前後に位置ずれしているため、動き出す前の車輪の向きとは異なる向きに牽引された際には、車輪が旋回軸を中心とする円軌道を公転するようにして、車輪の向きが切り替わることになる。このように従来のキャスターにおいては、車輪が円軌道に沿って振り回されて向きが切り替わるため、この車輪の振り回しによって芝生がすり潰されてしまい、芝生面への負担が大きく、芝生の損傷を有効に防止することが困難であった。
これに対し、本実施形態の前キャスター2においては、制止状態で旋回操作した際に、車輪25の中心は移動せずに据え切りによって向きが切り替わるため、従来のキャスターのように車輪が振り回されて芝生をすり潰すような不具合を防止でき、芝生の損傷を確実に防止することができる。
その上さらに、本実施形態の芝生育成用照明装置においては、前キャスター2の車輪25を振り回すことなくその場で据え切りによって向きを切り替えることができるため、向きを変更して移動させる際に、車輪25を所望の向きに向けてから移動を開始することができる。このため本実施形態の芝生育成用照明装置は、車輪25の振り回しに必要なスペースが必要なく、より一層小回りが利き、収納庫等に対する出入作業や、位置調整作業をより精度良くスムーズに行うことができる。
また本実施形態の芝生育成用照明装置においては、連結ユニット51および牽引ハンドル55等の牽引機構5を架台1に対し着脱自在に取り付けているため、灯具4から芝生面に人工光を照射する際に、牽引機構5を架台1から取り外しておけば、牽引機構5による人工光が遮られることがない。このように遮光部位を削減することができ、人工光を効率良く照射できて、芝生の育成を不具合なく行うことができる。さらに収納庫等に収納保管する場合においても、牽引機構5を架台1から取り外しておけば、牽引機構5が存在しない分、芝生育成用照明装置の専有面積が小さくなり、収納スペース内に効率良く収納して保管することができる。
なお上記実施形態においては、牽引機構5の連結ユニット51および牽引ハンドル55をブラケット50から取り外すように構成しているが、それだけに限られず、本発明においては、ブラケット50と共に牽引機構5を架台1から取り外すように構成しても良い。
また上記実施形態の芝生育成用照明装置においては、図6および図7に示すように固定ピン20をピン差込孔21a,21b,23a,23bに適宜差し込むことにより、前キャスター2を前後移動可能状態または横移動可能状態に固定することができるため、必要に応じて前キャスター2の向きを固定して据え切りできない状態(旋回できない状態)としたり、旋回フリーにして据え切りできる状態とすることができる。このため例えば、人力によって牽引するような場合には、据え切りできる状態として、小回りが利くように設定することにより、人力により移動操作を適切に行うことができる。一方、トラクター等の車両で長い距離を牽引するような場合には、旋回できない固定状態として、急に方向転換した際に、キャスター2が異常に旋回してしまうような不具合を確実に防止することができる。
なお上記実施形態においては、前キャスター2として旋回軸X22が車軸X24上に配置される自在キャスターを用いる場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、旋回軸X22が車軸X24に対し前後に位置ずれした偏心タイプの自在キャスターを前キャスターとして採用するようにしても良い。
また上記実施形態においては、後キャスター3として旋回しない固定キャスターを用いるようにしているが、それだけに限られず、本発明においては、後キャスター3として旋回可能な自在キャスターを採用するようにしても良い。この場合、後キャスターとして、上記実施形態の前キャスター2のように旋回軸が車軸上に配置されるようにした自在キャスターを用いても良いし、旋回軸が車軸に対し位置ずれした偏心タイプの自在キャスターを採用するようにしても良い。
また上記実施形態においては、本発明を芝生育成用照明装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明はキャスター付の架台に牽引機構が設けられた牽引式架台装置であれば、どのような装置にも適用することができる。
また上記実施形態において、牽引ハンドル55は、架台1を牽引するための部材(牽引部材)と、前キャスター2を旋回操作する部材(操作ハンドル)とを兼用させるようにしているが、それだけに限られず、本発明においては、牽引部材と、操作ハンドルとを別々に設けても良い。例えば索状〜棒状の牽引部材を架台1に直接取り付けるとともに、操作ハンドルを前キャスター2や連結ユニット51に取り付けるようにしても良い。
また上記実施形態においては、牽引ハンドル55を連結バー53の中間位置に取り付ける場合を例に挙げて説明したが、本発明においては、前キャスター2の旋回操作を行える位置であれば、牽引ハンドル(操作ハンドル)をどの位置に設けても良い。例えば、操作ハンドルを連結バー1の端部に取り付けたり、操作ハンドルを前キャスター2のブラケット50に取り付けたり、操作ハンドルを前キャスター2のフォーク23に取り付けるようにしても良い。要は2つの前キャスター2のうち、少なくともいずれか一方の前キャスターを旋回操作できる位置であれば、操作ハンドルをどの位置に取り付けても良い。
また上記実施形態においては、牽引機構5における連結バー53の両端を前方突出バー52に対し固定して回転できないように構成しているが、それだけに限られず、本発明においては、連結バー53の両端を前方突出バー52の前端に必ずしも固定する必要はなく、垂直軸回りに回転自在に取り付けるようにしても良い。もっとも本発明においては、ハンドル操作によって前キャスター2を前後移動可能状態から横移動可能状態に旋回させる際に、連結バー53が前方突出バー52に対し不用意に回転するのを防止するために、上記実施形態のように連結バー53の両端を前方突出バー52に対し固定して回転できないように構成するのが好ましい。
また上記実施形態においては、連結ユニット51における前方突出バー52の後端をブラケット50を介して前キャスター2のフォーク23に取り付けるようにしているが、それだけに限られず、本発明においては、前方突出バー52の後端を前キャスター2のフォーク23の補助金具26等に直接回転自在に取り付けるようにしても良い。要は、前後移動可能状態の前キャスター2において、前方突出バー52の後端位置が前キャスター2の旋回部22よりも前方であれば、前キャスター2を連結ユニット51に干渉させずに確実に横移動可能状態に設定することができる。
また本発明において、連結ユニットが横移動可能状態で前キャスターに対し前方に離間して配置されるというのは、連結ユニットの少なくとも前キャスターに対応する部分(連結バー等)が前キャスターに対し前方に離間されて配置されということであり、連結ユニットの前キャスターに対応していない部分(前方突出バー等)は、前キャスターに対し前方に離間して配置される必要はなく、前キャスター2に対し側方に配置されていても良い。
また上記実施形態において、連結ユニット51における前方突出部としての前方突出バー52と、連結部としての連結バー53とが別体に構成されているものを用いているが、それだけに限られず、本発明においては、前方突出部と連結部とが一体に形成されていても良い。例えば、1本のバー部材の両端部を折り曲げて、その両側の折り曲げ部を前方突出部として、折り曲げ部間の部分を連結部として構成することも可能である。
さらに本実施形態においては、連結ユニット51として、平面視においてコ字状に形成されたものを使用しているが、本発明において、連結ユニット51の形状は限定されるものではなく、例えば平面視において、U字状や円弧状に形成するようにしても良い。
また言うまでもなく、本発明において架台1の形状は限定されるものではなく、どのような形状であっても良い。
この発明の牽引式架台装置は、天然芝等の植生面に人工的な照明光等を照射して芝生の育成を促すようにした芝生育成用照明装置に好適に用いることができる。
1:架台
2:前キャスター
22:旋回部
23:フォーク
25:車輪
3:後キャスター
4:灯具
5:牽引機構
50:ブラケット
51:連結ユニット(連結部)
52:前方突出バー(前方突出部)
53:連結バー
55:牽引ハンドル(操作ハンドル)
56:把手
22:旋回軸(旋回部の軸心)
24:車軸(車輪の軸心)

Claims (9)

  1. 架台と、前記架台の前部下端両側にそれぞれ設けられた架台移動用の前キャスターと、前記架台の前部に設けられた牽引機構とを備えた牽引式架台装置であって、
    前記前キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成され、
    前記牽引機構は、両側の前記前キャスター間を連結して、両側の前記前キャスターの旋回動作を連動させるための連結ユニットと、前記前キャスターの旋回操作を行うための操作ハンドルとを備え、
    前記前キャスターが前後方向に走行可能な向きに旋回した状態を前後移動可能状態とし、前後方向に直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態を横移動可能状態としたとき、横移動可能状態において、前記連結ユニットが前記前キャスターに対し前方に離間して配置されるように前記フォークに支持されていることを特徴とする牽引式架台装置。
  2. 前記連結ユニットは、後端部が両側の前記前キャスターにおける各フォークにブラケットを介して垂直軸回りに回転自在にそれぞれ取り付けられ、かつ前方に突出するようにそれぞれ配置される前方突出部と、両側の前記前方突出部の前端部間に配置される連結部とを備えている請求項1に記載の牽引式架台装置。
  3. 前記前方突出部は、後端部が前記ブラケットにそれぞれ取り付けられた前方突出部バーによって構成されるとともに、
    前記連結部は、両端部が両側の前記前方突出バーの前端部に固定された連結バーによって構成されている請求項2に記載の牽引式架台装置。
  4. 前記前キャスターにおいて、旋回部の軸心が前記車輪の幅方向中間位置における前記車輪の軸心上に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
  5. 前後移動可能状態において、前記前キャスターの旋回動作を禁止する第1旋回禁止手段が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
  6. 横移動可能状態において、前記前キャスターの旋回動作を禁止する第2旋回禁止手段が設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
  7. 前記牽引機構は、前記架台および前記前キャスターに対し着脱自在に取り付けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
  8. 前記架台の後部下端に架台移動用の後キャスターが設けられ、
    前記後キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の牽引式架台装置。
  9. 架台と、前記架台の前部下端両側にそれぞれ設けられた架台移動用の前キャスターと、前記架台に設置され、かつ下向きに人工光を照射する灯具と、前記架台の前部に設けられた牽引機構とを備えた芝生育成用照明装置であって、
    前記前キャスターは、前記架台に垂直軸回りに旋回自在に支持されたフォークと、そのフォークに水平軸回りに回転自在に支持された車輪とを備えた自在キャスターによって構成され、
    前記牽引機構は、両側の前記前キャスター間を連結して、両側の前記前キャスターの旋回動作を連動させるための連結ユニットと、前記前キャスターの旋回操作を行うための操作ハンドルとを備え、
    前記前キャスターが前後方向に走行可能な向きに旋回した状態を前後移動可能状態とし、前後方向に直交する両側方向に走行可能な向きに旋回した状態を横移動可能状態としたとき、横移動可能状態において、前記連結ユニットが前記前キャスターに対し前方に離間して配置されるように前記フォークに支持されていることを特徴とする芝生育成用照明装置。
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