JP2019069174A - 内視鏡プロセッサ及び情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】個人を特定可能な情報を容易に管理可能な内視鏡プロセッサ及び情報管理方法を得る。【解決手段】ユーザ名には、所定の権限が与えられる。所定の権限は、管理者権限と、一般ユーザ権限を有する。管理者権限を有するユーザは、内部メモリ123に記憶されている全てのデータを外部記憶媒体141に複製及び移動すること、及び外部記憶媒体141に記憶されている全てのデータを内部メモリ123に複製及び移動することが可能になる。一般ユーザ権限を有するユーザは、内部メモリ123に記憶されている一部のデータを外部記憶媒体141に複製及び移動すること、及び外部記憶媒体141に記憶されている一部のデータを内部メモリ123に複製及び移動することが可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、個人を特定可能な情報を管理する内視鏡プロセッサ及び情報管理方法に関する。
内視鏡を用いて患者の体内を撮影し、得られた画像を記録する内視鏡画像ファイリングシステムが知られている。内視鏡画像ファイリングシステムは、患者の個人情報と画像とを関連づけて記憶する。個人情報は、患者の姓名、出生地、自宅住所、及び勤務先等の極めて個人的な情報を含む。また、内視鏡画像ファイリングシステムは、ユーザの利用権限に応じて、ユーザが使用可能な機能を制限する(特許文献1)。
特開2000−33072号公報
ここで、個人情報及び画像は他人に知られることを避けなければならない情報であるため、内視鏡画像ファイリングシステムの外部に持ち出すことが出来ない構成にすることが考えられる。しかしながら、内視鏡画像ファイリングシステムをメンテナンスする場合、記憶している個人情報と画像とが失われることがある。この場合、メンテナンス終了後に、個人情報と画像とを再度入力しなければならず、煩雑であった。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、個人を特定可能な情報を容易に管理可能な内視鏡プロセッサ及び情報管理方法を得ることを目的とする。
本願第1の発明による内視鏡プロセッサは、個人を特定可能な第1のデータと、その他の第2のデータとを記憶する内部記憶部と、着脱可能に設けられる外部記憶部にデータを記憶させることが可能であって、ユーザが有する権限に応じて動作する制御部とを備え、制御部は、ユーザが管理者権限を有する場合、第1のデータを外部記憶部に記憶させ、ユーザが管理者権限を有さない場合、第2のデータのみを外部記憶部に記憶させることを特徴とする。
制御部は、ユーザが管理者権限を有する場合、外部記憶部から第1のデータを読み込んで、内部記憶部に記憶させることが好ましい。個人を特定可能なデータを復元できる。
制御部は、ユーザが管理者権限を有さない場合、外部記憶部から第2のデータを読み込んで、内部記憶部に記憶させることが好ましい。個人を特定不可能なデータを復元できる。
第1のデータと第2のデータは識別情報を有し、制御部は、外部記憶部から読み込んだ第1のデータ及び第2のデータが有する識別情報が共通するデータどうしを同じ個人のデータとして内部記憶部に記憶させることが好ましい。個人を特定可能なデータと個人を特定不可能なデータとを1つのデータとして復元できる。
本願第2の発明による情報管理方法は、個人を特定可能な第1のデータと、その他の第
2のデータとを内部記憶部が記憶するステップと、ユーザが管理者権限を有するか否かを制御部が判断するステップと、ユーザが管理者権限を有する場合、第1のデータを外部記憶部に制御部が記憶させるステップと、ユーザが管理者権限を有さない場合、第2のデータのみを外部記憶部に制御部が記憶させるステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、個人を特定可能な情報を容易に管理可能な内視鏡プロセッサ及び情報管理方法を得る。
本願発明による内視鏡プロセッサを有する内視鏡システムを概略的に示したブロック図である。 ユーザの種類とパスワードとの関係を示した図である。 患者データの構成を示した図である。 患者データの構成を示した図である。 ユーザ名と患者データとの関係を示した図である。 患者データ保存処理を示したフローチャートである。 第1の患者データ移動処理を示したフローチャートである。 第2の患者データ移動処理を示したフローチャートである。 第1の患者データ復元処理を示したフローチャートである。 第3の患者データ移動処理を示したフローチャートである。 第2の患者データ復元処理を示したフローチャートである。 第3の患者データ復元処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態による内視鏡プロセッサ120を備える内視鏡システム100について説明する。図1は内視鏡システム100を概略的に示す図である。内視鏡システム100は、スコープユニット110と、スコープユニット110に接続される内視鏡プロセッサ120と、内視鏡プロセッサ120に接続される外部記憶媒体141、キーボード142、及びマウス143とを主に備える。
スコープユニット110は、撮像素子111と、アナログ信号処理回路112と、駆動回路113と、スコープタイミングコントローラ114と、スコープCPU115と、スコープメモリ116と、ライトガイドファイバ117とを主に備える。
撮像素子111は、スコープユニット110の先端部に格納される例えばCCD又はCMOSであって、患者の体内に挿入されて観察対象物を撮像する。そして、撮像した画像を画像データとして内視鏡プロセッサ120に送信する。アナログ信号処理回路112は、撮像素子111からアナログ信号を受信してデジタル信号に変換する。駆動回路113は、撮像素子111を駆動する。スコープタイミングコントローラ114は、アナログ信号処理回路112及び駆動回路113の駆動タイミングを制御する。スコープCPU115は、スコープユニット110が備える各要素を制御することにより、スコープユニット110を動作させる。スコープメモリ116は、スコープユニット110のファームウェアや各種の設定情報などを記憶する。ライトガイドファイバ117は、内視鏡プロセッサ120から受光した照明光を観察対象物に照射する。
スコープメモリ116は、スコープユニット110のファームウェア、ファームウェアのバージョン情報、スコープユニット110の機種名、及び製造番号等を記憶する。
内視鏡プロセッサ120は、内視鏡プロセッサ120の動作を制御する制御部を成すプ
ロセッサCPU121と、内部記憶部である内部メモリ123と、光源124と、信号処理部125と、フロントパネル126と、プロセッサタイミングコントローラ127とを主に備える。
プロセッサCPU121は、スコープCPU115に接続され、スコープCPU115を介してスコープメモリ116に記憶されている情報を取得する。また、プロセッサCPU121は、アナログ信号処理回路112から画像データを受信して、所定の画像処理を施し、撮影画像を出力する。
信号処理部125は、アナログ信号処理回路112から画像データを受信して、モニタ150に表示可能なフォーマットに変換して、変換した画像データをモニタ150に送信する。
プロセッサタイミングコントローラ127は、プロセッサCPU121、信号処理部125、及びスコープCPU115に接続され、プロセッサCPU121の制御の下で各部材の同期を図る。
フロントパネル126はプロセッサ入力部であって、画面及び複数の操作ボタンを備え、プロセッサCPU121に接続される。画面は、内視鏡システム100を操作するために必要な情報を表示する。例えば医師であるユーザは、操作ボタンを操作して内視鏡システム100を操作する。
光源124は、照明光を照射する。照明光は集光レンズ128及び絞り129を介してライトガイドファイバ117に入射する。絞り129はロータリシャッタから成り、照明光の光量及び発光タイミングを調節する。絞り129の開度及びタイミングは、プロセッサCPU121に接続されたモータ130により制御される。
内部メモリ123は、撮影画像、及び患者に関する情報である患者データ等を保存する。患者データの詳細については後述される。
内視鏡プロセッサ120には、モニタ150、外部記憶媒体141、キーボード142、及びマウス143が接続される。モニタ150は信号処理部125から受信した画像データを表示する。外部記憶媒体141は、USB又はLAN等のインターフェースにより内視鏡プロセッサ120と着脱可能なUSBメモリ、メモリカード、及びハードディスク等であって、撮影画像、患者データ、及びパスワードを保存可能である。ユーザはキーボード及びマウス143を操作して、患者データ及びパスワードを入力、あるいは内視鏡システム100を操作する。パスワードの詳細については後述される。
次に図2を用いて、ユーザの種類とパスワードとの関係について説明する。
外部記憶媒体141は、1組以上のユーザ名とパスワードとを記憶している。ユーザがキーボード142及びマウス143を用いて、ユーザ名及びパスワードを入力すると、プロセッサCPU121は、入力されたユーザ名及びパスワードと同一のものが外部記憶媒体141に記憶されているかを判断し、記憶されている場合には、そのユーザに内視鏡プロセッサ120を使用させる。記憶されていない場合には、そのユーザに内視鏡プロセッサ120を使用させない。
ユーザ名には、所定の権限が与えられる。所定の権限は、管理者権限と、一般ユーザ権限を有する。管理者権限は、内部メモリ123及び外部記憶媒体141に記憶されている全てのデータにアクセスすることができる権限である。一般ユーザ権限は、内部メモリ1
23及び外部記憶媒体141に記憶されているデータのうちの一部のみにアクセスすることができる権限である。
管理者権限を有するユーザ名でユーザがログインした場合、プロセッサCPU121は、内部メモリ123及び外部記憶媒体141に記憶されている全てのデータにアクセスすることを可能にする。これにより、このユーザは、内部メモリ123に記憶されている全てのデータを外部記憶媒体141に複製及び移動すること、及び外部記憶媒体141に記憶されている全てのデータを内部メモリ123に複製及び移動することが可能になる。
他方、一般ユーザ権限を有するユーザ名でユーザがログインした場合、プロセッサCPU121は、内部メモリ123及び外部記憶媒体141に記憶されているデータのうちの一部のみにアクセスすることを可能にする。これにより、このユーザは、内部メモリ123に記憶されている一部のデータを外部記憶媒体141に複製及び移動すること、及び外部記憶媒体141に記憶されている一部のデータを内部メモリ123に複製及び移動することが可能になる。
次に、図3及び4を用いて患者データについて説明する。図3を参照すると、患者データは、患者の姓名、患者ID、患者性別、患者年齢、患者生年月日、メモ、及び検査履歴等の項目を有する。患者IDは、複数の文字から成り、患者毎に設定される記号である。メモは、患者に関する情報であって、他の項目に含まれない情報である。
図4を参照すると、各項目は、第1のデータと第2のデータとに分けられる。第1のデータは、患者個人を特定可能なデータ、すなわち、識別ID、患者の姓名、及び患者IDを有する。第2のデータは、患者個人を特定できないデータ、すなわち、識別ID、患者性別、患者年齢、患者生年月日、メモ、及び検査履歴の項目を有する。管理者権限を有するユーザは、第1のデータ及び第2のデータにアクセスすることが可能であり、一般ユーザ権限を有するユーザは、第2のデータのみにアクセスすることが可能である。
次に、図5を用いて、ユーザ名と患者データとの関係について説明する。
内部メモリ123は、検査を行うユーザのユーザ名と患者データとを関連づけて記憶する。プロセッサCPU121は、検査を行うユーザにのみ患者データへのアクセスを許可する。例外として、管理者権限を有するユーザは、全ての患者データにアクセスすることが可能である。
次に、図6を用いて、患者データ保存処理について説明する。患者データ保存処理は、検査を行うユーザのユーザ名に関連づけて患者データを保存する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS61では、ユーザによって、患者データが入力される。次のステップS62では、ユーザが、モニタ150に表示されたユーザ名のリストを参照しながら、所望のユーザ名を選択する。次のステップS63では、ユーザがパスワードを入力し、プロセッサCPU121は、ステップS62で選択されたユーザ名のパスワードを外部記憶媒体141から検索し、入力されたパスワードと照合する。一致する場合、処理はステップS64に進み、一致しない場合、処理はステップS66に進む。
ステップS64では、ステップS62で選択されたユーザ名と患者データとを関連づけする。そして、ステップ65において患者データを保存し、処理を終了する。ステップS66では、保存が失敗した旨のメッセージをモニタ150に表示して、処理を終了する。
患者データ保存処理を実行することにより、ユーザ名に関連づけて患者データを保存できる。
次に、図7を用いて、第1の患者データ移動処理について説明する。第1の患者データ移動処理は、ユーザの権限に応じて患者データを外部記憶媒体141に保存する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS71では、ユーザが所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141に保存する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS72では、ユーザがユーザ名とパスワードとを入力する。次のステップS73では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、外部記憶媒体141に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS74に進み、一致しない場合、処理はステップS78に進む。併せてプロセッサCPU121は、そのユーザの権限を取得する。
ステップS74では、ステップS72で入力されたユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出す。すなわち、ステップS72で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出し、ステップS72で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出す。
次のステップS75では、ステップS74で読み出した患者データを内部メモリ123から消去するか否かをユーザに問い合わせる。ユーザが消去を選択した場合、処理はステップS76に進み、ユーザが消去を選択しない場合、処理はステップS77に進む。
ステップS76では、ステップS74で読み出した患者データを内部メモリ123から消去する。
ステップS77では、ステップS74で読み出した患者データを外部記憶媒体141に記憶させる。そして、処理を終了する。
他方、ステップS73においてパスワードが一致しない場合、ステップS78において、患者データを読み出すことに失敗した旨をモニタ150に表示する。そして、処理を終了する。
第1の患者データ移動処理によれば、ユーザが患者データを1つ1つ指定しなくとも、ユーザに関連づけられた患者データを外部記憶媒体141に容易に保存できる。
また、ユーザの権限を習得し、権限に応じて患者データを外部記憶媒体141に記憶させることにより、ユーザの権限に応じて、患者データを外部記憶媒体141に容易に保存できる。
次に、図8を用いて、第2の患者データ移動処理について説明する。第2の患者データ移動処理は、ユーザの権限に応じて第1のデータを外部記憶媒体141に保存する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS81では、ユーザが所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141に保存する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS82では、ユーザがユーザ名とパスワードとを入力する。次のステップS83では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、外部記憶媒体141に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS84に進み、一致しない場合、処理はステップS87に進む。併せてプロセッサCPU121は、そのユーザの権限を取得する。
ステップS84では、ステップS82で入力されたユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出す。すなわち、ステップS82で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出し、ステップS82で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている患者データを内部メモリ123から読み出す。
次のステップS85では、ステップS84で読み出した患者データに対して識別IDを作成し、その患者データを第1のデータと第2のデータに分離し、その第1のデータと第2のデータに各々同じ識別IDを付加する。
次のステップS86では、ステップS82で入力されたユーザ名の権限に応じて、患者データを外部記憶媒体141に記憶させる。すなわち、ステップS82で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データのうち、第1のデータを外部記憶媒体141に記憶させ、ステップS82で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている全ての患者データ、すなわちすべての第1のデータを外部記憶媒体141に記憶させる。そして、処理を終了する。
他方、ステップS83においてパスワードが一致しない場合、ステップS87において、患者データを読み出すことに失敗した旨をモニタ150に表示する。そして、処理を終了する。
第2の患者データ移動処理によれば、ユーザの権限に応じた患者データを外部記憶媒体141に容易に保存できる。これにより、個人を特定可能なデータが意図せずに外部に流出することを防止できる。
次に、図9を用いて、第1の患者データ復元処理について説明する。第1の患者データ復元処理は、ユーザの権限に応じて患者データを外部記憶媒体141から内部メモリ123に復元する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS91では、ユーザが所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141から復元する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS92では、ユーザがユーザ名とパスワードとを入力する。次のステップS93では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、外部記憶媒体141に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS94に進み、一致しない場合、処理はステップS96に進む。併せてプロセッサCPU121は、そのユーザの権限を取得する。
ステップS94では、ステップS92で入力されたユーザ名に関連づけられている患者データを外部記憶媒体141から読み出す。すなわち、ステップS92で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データ
を外部記憶媒体141から読み出し、ステップS92で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている患者データを外部記憶媒体141から読み出す。
次のステップS95では、ステップS94で読み出した患者データを内部メモリ123に保存する。そして、処理を終了する。
他方、ステップS93においてパスワードが一致しない場合、ステップS96において、患者データを読み出すことに失敗した旨をモニタ150に表示する。そして、処理を終了する。
第1の患者データ復元処理によれば、ユーザの権限に応じて、患者データを外部記憶媒体141から内部メモリ123に容易に復元できる。
次に、図10を用いて、第3の患者データ移動処理について説明する。第3の患者データ移動処理は、第2のデータを外部記憶媒体141に保存する処理であって、例えば、製造業者によって内視鏡プロセッサ120を維持・補修する場合に、プロセッサCPU121によって実行される。なお、ここではあらかじめ全ての患者データが第1のデータと第2のデータとに分離されており、かつ第1のデータ及び第2のデータに識別IDが各々付加されているものとする。
始めのステップS101では、製造業者が所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141に保存する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS102では、製造業者がパスワードを入力する。次のステップS103では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、予め内部メモリ123に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS104に進み、一致しない場合、処理はステップS106に進む。
ステップS104では、内部メモリ123に記憶されている全ての第2のデータを内部メモリ123から読み出す。次のステップS105では、ステップS104で読み出した第2のデータを外部記憶媒体141に記憶させる。そして、処理を終了する。
他方、ステップS103においてパスワードが一致しない場合、ステップS106において、第2のデータを読み出すことに失敗した旨をモニタ150に表示する。そして、処理を終了する。
第3の患者データ移動処理によれば、個人を特定できない第2のデータのみを製造業者が外部記憶媒体141に容易に保存できる。これにより、個人を特定可能なデータが意図せずに外部に流出することを防止できる。
次に、図11を用いて、第2の患者データ復元処理について説明する。第2の患者データ復元処理は、ユーザの権限に応じて第1のデータを外部記憶媒体141から内部メモリ123に復元する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS111では、ユーザが所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141から復元する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS112では、ユーザがユーザ名とパスワードとを入力する。次のステップS113では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、外部記憶媒体1
41に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS114に進み、一致しない場合、処理はステップS119に進む。併せてプロセッサCPU121は、そのユーザの権限を取得する。
ステップS114では、ステップS112で入力されたユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第1のデータを外部記憶媒体141から読み出す。すなわち、ステップS112で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第1のデータを外部記憶媒体141から読み出し、ステップS112で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第1のデータを外部記憶媒体141から読み出す。
ステップS115では、ステップS112で入力されたユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第2のデータを内部メモリ123から読み出す。すなわち、ステップS112で入力されたユーザ名が一般ユーザ権限を有する場合には、そのユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第2のデータを内部メモリ123から読み出し、ステップS112で入力されたユーザ名が管理者権限を有する場合には、全てのユーザ名に関連づけられている患者データに含まれる第2のデータを内部メモリ123から読み出す。
次のステップS116では、ステップS114で読み出した第1のデータに含まれる識別IDと、ステップS115で読み出した第2のデータに含まれる識別IDとが同じであるか否かを判断する。同じである場合、処理はステップS117に進み、同じでない場合、処理はステップS119に進む。
ステップS117では、ステップS114で読み出した第1のデータと、ステップS115で読み出した第2のデータとを同じ識別IDに基づき連結し、1つの患者データを作成し、元の患者データを復元する。
次のステップS118では、ステップS117で復元した患者データを内部メモリ123に記憶させる。そして、処理を終了する。
他方、ステップS119では、患者データを復元することに失敗した旨をモニタ150に表示する。そして、処理を終了する。
第2の患者データ復元処理によれば、ユーザの権限に応じた患者データを外部記憶媒体141から内部メモリ123に容易に復元できる。
次に、図12を用いて、第3の患者データ復元処理について説明する。第3の患者データ復元処理は、第2のデータを外部記憶媒体141から内部メモリ123に復元する処理であって、プロセッサCPU121によって実行される。
始めのステップS121では、製造業者が所定の操作を行って、患者データを外部記憶媒体141から復元する旨の命令を内視鏡プロセッサ120に入力する。
次のステップS122では製造業者がパスワードを入力する。次のステップS123では、プロセッサCPU121は、入力されたパスワードと、外部記憶媒体141に記憶されているパスワードとを照合する。一致する場合、処理はステップS124に進み、一致しない場合、処理はステップS126に進む。
ステップS124では、外部記憶媒体141に記憶されている全ての第2のデータを読み出す。次のステップS125では、ステップS124で読み出した第2のデータを内部メモリ123に記憶させる。そして、処理を終了する。
他方、ステップS123においてパスワードが一致しない場合、ステップS126において、患者データを復元することを失敗した旨をモニタ150に表示する。そして処理を終了する。
第3の患者データ復元処理によれば、第2のデータを外部記憶媒体141から内部メモリ123に容易に復元できる。
本実施形態によれば、個人を特定可能なデータが内視鏡プロセッサ120の外部に流出することを防止できる。また、外部記憶媒体141に記憶してあるデータを内視鏡プロセッサ120に容易に復元できる。
なお、内視鏡プロセッサ120が患者データを管理するとして説明したが、内視鏡画像プロセッサに接続された内視鏡ファイリングシステムが患者データを管理してもよい。
なお、第3の患者データ復元処理において、ステップS125にて第2のデータを内部メモリ123に記憶させた後、前掲の第2の患者データ復元処理におけるステップS116及びステップS117の処理と同様に、ステップS124で読み出した第2のデータと内部メモリ123に記憶されている第1のデータとを識別IDにより照合し、同じ識別IDの第2のデータと第1のデータを連結することによって患者データを復元し、その復元された患者データを内部メモリ123に記憶してもよい。
100 内視鏡システム
110 スコープユニット
111 撮像素子
112 アナログ信号処理回路
113 駆動回路
114 スコープタイミングコントローラ
115 スコープCPU
116 スコープメモリ
117 ライトガイドファイバ
120 内視鏡プロセッサ
121 プロセッサCPU
123 内部メモリ
124 光源
125 信号処理部
126 フロントパネル
127 プロセッサタイミングコントローラ
128 集光レンズ
130 モータ
141 外部記憶媒体
142 キーボード
143 マウス
150 モニタ

本願第1の発明による内視鏡プロセッサは、複数の項目から成る患者データであって、個人を特定可能な第1のデータと、個人特定不可能な第2のデータとから成る患者データを記憶する内部記憶部と、着脱可能に設けられる外部記憶部に患者データを記憶させることが可能であって、ユーザが有する権限に応じて動作する制御部とを備え、制御部は、ユーザが管理者権限を有する場合、内部記憶部にあらかじめ記憶されているすべての患者データの第1のデータを外部記憶部に記憶させ、ユーザが一般ユーザ権限を有する場合、内部記憶部にあらかじめ記憶されているすべての患者データの中でそのユーザ名に関連付けられた患者データの第1のデータを外部記憶部に記憶させることを特徴とする。例えば患者データは、患者名と患者IDとを含む第1のデータと、患者性別、患者年齢、患者生年月日、メモとを含む第2のデータとから成る。
制御部は、内部記憶部から患者データを読み出して、第1のデータと第2のデータとに分離することができる。例えば制御部は、分離した第1のデータと第2のデータとに対し、同じ識別ID付加する。制御部は、外部記憶部から第1のデータを読み出し、内部記憶部から第2のデータを読み出し、制御部は、読み出した第1のデータと第2のデータとを、同じ識別IDに基づいて連結し、元の患者データを復元することができる。
例えば内部記憶部は、患者データを第1のデータと第2のデータとに分離した状態で記憶する。制御部は、ユーザが維持・補修を行う製造業者の場合、第2のデータを外部記憶部に記憶させることができる。
例えば患者データの分離した第1のデータと第2のデータに対して同じ識別IDが付加され、制御部は、外部記憶部から第2のデータを読み出し、内部記憶部から第1のデータを読み出し、制御部は、読み出した第1のデータと第2のデータとを、同じ識別IDに基づいて連結し、元の患者データを復元することができる。
本願第2の発明による情報管理方法は、複数の項目から成る患者データであって、個人を特定可能な第1のデータと、個人特定不可能な第2のデータとから成る患者データ内視鏡プロセッサの内部記憶部に記憶させ、ユーザが管理者権限を有する場合、内部記憶部にあらかじめ記憶されているすべての患者データの第1のデータを、内視鏡プロセッサに着脱可能に設けられる外部記憶部に記憶させユーザが一般ユーザ権限を有する場合、内部記憶部にあらかじめ記憶されているすべての患者データの中でそのユーザ名に関連付けられた患者データの第1のデータを外部記憶部に記憶させることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 個人を特定可能な第1のデータと、その他の第2のデータとを記憶する内部記憶部と、
    着脱可能に設けられる外部記憶部にデータを記憶させることが可能であって、ユーザが有する権限に応じて動作する制御部とを備え、
    前記制御部は、ユーザが管理者権限を有する場合、前記第1のデータを前記外部記憶部に記憶させ、ユーザが管理者権限を有さない場合、前記第2のデータのみを前記外部記憶部に記憶させる内視鏡プロセッサ。
  2. 前記制御部は、ユーザが管理者権限を有する場合、前記外部記憶部から前記第1のデータを読み込んで、前記内部記憶部に記憶させる請求項1に記載の内視鏡プロセッサ。
  3. 前記制御部は、ユーザが管理者権限を有さない場合、前記外部記憶部から前記第2のデータを読み込んで、前記内部記憶部に記憶させる請求項1又は2に記載の内視鏡プロセッサ。
  4. 前記第1のデータと前記第2のデータは識別情報を有し、
    前記制御部は、前記外部記憶部から読み込んだ前記第1のデータ及び前記第2のデータが有する前記識別情報が共通するデータどうしを同じ個人のデータとして前記内部記憶部に記憶させる請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡プロセッサ。
  5. 個人を特定可能な第1のデータと、その他の第2のデータとを内部記憶部が記憶するステップと、
    ユーザが管理者権限を有するか否かを前記制御部が判断するステップと、
    ユーザが管理者権限を有する場合、前記第1のデータを前記外部記憶部に前記制御部が記憶させるステップと、
    ユーザが管理者権限を有さない場合、前記第2のデータのみを前記外部記憶部に前記制御部が記憶させるステップとを備える情報管理方法。

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