JP2019069085A - 電気炊飯器 - Google Patents

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智也 蜷川
Tomoya Ninagawa
智也 蜷川
幸男 川田
Yukio Kawada
幸男 川田
善行 藤田
Yoshiyuki Fujita
善行 藤田
栄治 小暮
Eiji Kogure
栄治 小暮
健一 宮下
Kenichi Miyashita
健一 宮下
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Abstract

【課題】断熱部材の位置ずれを抑制し、断熱性能の低下を抑制することができる電気炊飯器を提供すること。【解決手段】電気炊飯器は、被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱ユニットと、被調理物を収容し、誘導加熱コイルによって加熱される内釜、内釜を収容する本体、および、本体の上面全体を覆うように開閉自在に設けられた蓋体を有する炊飯ユニットと、を備え、本体は、内釜が収容される内側胴部と、内側胴部の側面を囲うように設けられた断熱部材と、を備え、本体は、さらに、断熱部材の側面を囲うように設けられ、内側胴部とで断熱部材を挟むリブ、および、内側胴部よりも外側に設けられ、断熱部材に挿入されるピン、のうち少なくとも一方を備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱ユニットと炊飯ユニットとを備えた電気炊飯器に関するものである。
従来、誘導加熱ユニットと炊飯ユニットとを備えた電気炊飯器がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電気炊飯器は、卓上型の誘導加熱ユニットの上に炊飯ユニットを搭載することにより、誘導加熱によって炊飯動作が可能となっている。そして、炊飯動作終了後は、炊飯ユニットをお櫃として食卓に運べるようになっている。また、誘導加熱ユニットは、単独で誘導加熱調理に使用することができるようになっている。
また、炊飯ユニットには、断熱性能を高めるため、内釜が収容される内側胴部の外側に、その内側胴部を囲うように断熱部材が設けられている。
特許第6148774号公報
特許文献1の電気炊飯器では、断熱部材が粘着テープによって内側胴部の外側に固定されているが、粘着テープの熱劣化および経年劣化によって剥がれ、断熱部材の位置がずれてしまい、断熱性能が低下してしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、断熱部材の位置ずれを抑制し、断熱性能の低下を抑制することができる電気炊飯器を提供することを目的としている。
本発明に係る電気炊飯器は、被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱ユニットと、被調理物を収容し、前記誘導加熱コイルによって加熱される内釜、前記内釜を収容する本体、および、前記本体の上面全体を覆うように開閉自在に設けられた蓋体を有する炊飯ユニットと、を備え、前記本体は、前記内釜が収容される内側胴部と、前記内側胴部の側面を囲うように設けられた断熱部材と、を備え、前記本体は、さらに、前記断熱部材の側面を囲うように設けられ、前記内側胴部とで前記断熱部材を挟むリブ、および、前記内側胴部よりも外側に設けられ、前記断熱部材に挿入されるピン、のうち少なくとも一方を備えたものである。
本発明に係る電気炊飯器によれば、本体は、断熱部材の側面を囲うように設けられ、内側胴部とで断熱部材を挟むリブ、および、内側胴部よりも外側に設けられ、断熱部材に挿入されるピン、のうち少なくとも一方を備えている。そのため、断熱部材の位置ずれを抑制し、断熱性能の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の内部構成図である。 図2のX−X断面の矢視図である。 図2のY−Y断面の矢視図である。 本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の後方側を拡大した第一の内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の後方側を拡大した第二の内部構成図である。 本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の後方側を拡大した第三の内部構成図である。
以下、本発明の電気炊飯器について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る電気炊飯器100の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電気炊飯器100の内部構成図である。図3は、図2のX−X断面の矢視図である。図4は、図2のY−Y断面の矢視図である。
図1の実線で示す両矢印に関して、R方向およびL方向は、それぞれ電気炊飯器100の右方向および左方向を示すものとする。また、図1の破線で示す両矢印に関して、BK方向およびFR方向は、それぞれ電気炊飯器100の後ろの方向および前方の方向を示すものとする。
図1〜図4に示されるように、電気炊飯器100は、炊飯ユニット1と、誘導加熱ユニット10と、を備えている。炊飯ユニット1は、誘導加熱ユニット10の上面を構成するトッププレート22の上に載置されているだけであり、ネジ等の連結手段で固定していないので、持ち上げれば誘導加熱ユニット10の上面から簡単に離すことができる。誘導加熱ユニット10は、炊飯ユニット1を載置する部材であり、例えば、電気炊飯器100の側面視において略L字形状に構成されている。
炊飯ユニット1は、角型(立方体)形状の本体1Aと、この本体1Aにヒンジ49で連結された蓋体1Bと、を備えている。
本体1Aは、脚部2と、内釜3と、第二表示部11Bと、内釜温度検知部15と、本体側入力操作部18と、永久磁石30と、内側胴部32と、断熱部材33と、底板34と、第二赤外線通信部36Bと、受電コイル41Bと、を備えている。また、本体1Aは、ピン32Bと、リブ32A、34Aと、支持部34Bと、を備えている。
蓋体1Bは、蓋開閉ボタン8と、第一表示部11Aと、第二入力操作部12と、内蓋23と、を備えている。
誘導加熱ユニット10は、本体ケース10Aと、冷却ファン13と、誘導加熱コイル14と、第一入力操作部20と、表示部21Aと、突起部21と、トッププレート22と、を備えている。また、誘導加熱ユニット10は、天板温度検知部38と、インバーター基板39と、第一赤外線通信部36Aと、給電コイル41Aと、を備えている。
炊飯ユニット1の外郭を形成する本体1Aは、例えばPP(ポリプロプレン)等の樹脂材料から形成されており、同様に、誘導加熱ユニット10の外郭を形成する本体ケース10Aも、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂材料から形成されている。
炊飯ユニット1の本体1Aは、上部に開口部を有し、内釜3を収容する部材である。この本体1Aには、蓋体1BおよびU字形状のハンドル(図示せず)が取り付けられている。そのハンドルは、本体1Aの左右側面に両方の端部が回動自在に固定され、炊飯ユニット1全体を持ち上げる際に使用される。
蓋体1Bは、本体1Aの上面全体を覆うように開閉自在に設けられている。この蓋体1Bは、平面視して正方形または長方形の部材であり、平面視して本体1Aとほとんど同じ大きさの正方形または長方形を有している。
内釜3は、上部に開口部を有する略有底筒状の部材である。磁性金属または炭素等の材料で形成されており、この内釜3には、例えば米等の被調理物が投入される。内釜温度検知部15は、内釜3の近傍に設けられ、内釜3の温度を計測するものである。この内釜温度検知部15は、例えばサーミスタで構成されている。
受電コイル41Bは、例えば、炊飯ユニット1の内部に設けられているコイルであり、給電コイル41Aから受電コイル41Bへ送られる電力に基づいて、蓄電手段である給電部(図示せず)に給電するように機能する。なお、非接触で給電部に給電する方式としては、電磁誘導方式、磁界共鳴方式、電界結合方式等がある。
蓋開閉ボタン8は、炊飯ユニット1の前面側から後方側に向かう力が加えられることで、蓋体1Bが本体1Aから開放されるように構成されており、例えば、本体1Aの前面に設けられている。例えば、図1に示される状態で、蓋開閉ボタン8に対して、炊飯ユニット1の前方側から後方側に向かう力が加えられることで、蓋体1Bは、本体1Aとのロック機構(図示せず)が外れ、蓋体1Bの後方に内蔵されているバネ機構(図示せず)の力で開放する。
第二入力操作部12は、蓋体1Bの上面前方部に配置されており、炊飯量、米の銘柄、炊飯の硬さ、予約炊飯する場合の炊飯完了時刻または時間帯等の各種炊飯条件の操作入力を受け付ける操作手段である。また、第二入力操作部12は、複数の押圧式の入力スイッチで構成されている。なお、押圧式の入力スイッチに代えてタッチ式の入力スイッチで第二入力操作部12を構成してもよいし、押圧式の入力スイッチと併用してタッチ式の入力スイッチを設けてもよい。
本体側入力操作部18は、本体1Aの前面に配置されており、重量の計測開始、重量の計測結果キャンセル等の操作入力を受け付ける操作手段である。また、本体側入力操作部18は、押圧式の入力スイッチで構成されている。なお、押圧式の入力スイッチに代えてタッチ式の入力スイッチで本体側入力操作部18を構成してもよいし、押圧式の入力スイッチと併用してタッチ式の入力スイッチを設けてもよい。
第一表示部11Aは、第二入力操作部12とほぼ同じ位置に配置されており、第二入力操作部12の入力結果、および、電気炊飯器100の各種情報を、文字、数字、図形等で表示するものである。また、第二表示部11Bは、本体側入力操作部18とほぼ同じ位置に配置されており、本体側入力操作部18の入力結果、および、電気炊飯器100の各種情報を、文字、数字、図形等で表示するものである。
第一表示部11Aおよび第二表示部11Bは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等で構成されている。
第一表示部11Aは、例えば、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10の上から取り外された場合において、保温可能な時間を表示する。また、第一表示部11Aは、例えば、給電部の蓄電状態を表示する。また、第一表示部11Aは、例えば、現在の蓄電状態を0%〜100%の範囲内で表示する。さらに第一表示部11Aは、給電部の充電が完了するまでに要する時間を表示する。
第二表示部11Bは、例えば、炊飯する米の重量、および、適正量等の情報を、文字または数字等で表示する。
冷却ファン13は、誘導加熱ユニット10において、半導体集積回路または電子回路等で構成された制御装置(図示せず)において発生した熱を、空気中に逃がすための送風手段である。また、冷却ファン13は、誘導加熱コイル14を冷却する。冷却ファン13が回転すると、冷却ファン13から誘導加熱コイル14側および制御装置側に向かう空気流れが生成される。
誘導加熱コイル14は、発生する磁力線によって被加熱物である内釜3自体を誘導加熱し、その内釜3の内部に収容される米および水等の被調理物を加熱するものである。誘導加熱コイル14は、例えば、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10の上に載置された状態で、その内釜3の下方に位置するように設けられており、細い銅線等がドーナツ状に巻かれて形成されている。
給電コイル41Aは、誘導加熱ユニット10から炊飯ユニット1へ電力を供給するものである。炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10のトッププレート22に載置されている状態で、給電コイル41Aと受電コイル41Bとは、トッププレート22および炊飯ユニット1の底板34を介して対向するように配置される。
天板温度検知部38は、トッププレート22の近傍に設けられ、トッププレート22の温度を計測するものである。この天板温度検知部38は、例えばサーミスタが使用されている。
脚部2は、炊飯ユニット1の底面の4つの隅部にそれぞれ設けられている。これら脚部2の内部には、それぞれ重量センサー4が配置されており、炊飯ユニット1の重量をグラム単位で計測できるようになっている。
第一入力操作部20は、誘導加熱ユニット10の上面前方部に、横長帯状に配置されている。この第一入力操作部20は、炊飯ユニット1とは無関係に、誘導加熱ユニット10単独で誘導加熱調理を行えるように、使用者が、火力、調理メニュー(湯沸しおよび煮物等)、調理時間等の、誘導加熱コイル14による加熱条件を入力できるようになっている。また、第一入力操作部20では、複数の押圧式の入力スイッチで構成されている。なお、押圧式の入力スイッチに代えてタッチ式の入力スイッチで第一入力操作部20を構成してもよいし、押圧式の入力スイッチと併用してタッチ式の入力スイッチを設けてもよい。
また、第一入力操作部20は、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10の上の基準位置に載置された状態では、炊飯ユニット1によって上方から覆い隠された状態となる。ここで、基準位置とは、炊飯ユニット1を誘導加熱ユニット10の上に載置して炊飯を行う場合の、誘導加熱ユニット10に対する炊飯ユニット1の位置である。
本実施の形態では、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10に対して基準位置に載置された状態では、第一赤外線通信部36Aと第二赤外線通信部36Bとが通信可能な状態で正対し、後述する永久磁石30と載置検知センサー(図示せず)とが対向する。なお、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10に対して基準位置に載置された状態では、給電コイル41Aと受電コイル41Bとが、トッププレート22および炊飯ユニット1の底板34を介して送電可能な状態で対向する。
表示部21Aは、第一入力操作部20とほぼ同じ位置に配置されており、第一入力操作部20の入力結果、および、誘導加熱ユニット10の誘導加熱動作の状態および条件(例えば、火力値、加熱時間)等の各種情報を、文字、数字、図形等で表示するものである。表示部70Dは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等で構成されている。
トッププレート22は、耐熱性のガラス等から形成されており、誘導加熱ユニット10の上面に設けられてその上面を構成している。また、トッププレート22の上面には、第一入力操作部20の後方を真横に横切るように左右に長く形成された凸形状の突起部21が設けられている。この突起部21は、トッププレート22の上面の横幅全体に及ぶような長さを有しており、耐熱性と弾力性とを有した材料で形成されており、例えばシリコンゴムから形成されている。
突起部21は、炊飯ユニット1の底板34と、第一入力操作部20の上面との対向間隔を狭めており、それにより、後方にある誘導加熱コイル14の真上の位置で発生する熱気が、この突起部21を乗り越えて第一入力操作部20側に流れることが抑制される。そのため、電気炊飯器100で炊飯動作を行った際に、誘導加熱コイル14によって炊飯ユニット1の底面が高温になっても、第一入力操作部20の部分が過熱状態になることが抑制される。そして、炊飯ユニット1の使用が終わって、その炊飯ユニット1を誘導加熱ユニット10の上から取り外した後、第一入力操作部20の部分が熱くて、直ぐに誘導加熱ユニット10による別の加熱調理を開始できないという事態が抑制される。
内蓋23は、蓋体1Bの底面に、内釜3の上面開口を塞ぐように開閉自在に設けられており、アルミニウム等の熱伝導性のよい金属薄板で、平面視して円形に形成されている。また、この内蓋23の上面には、蓋体加熱部である電気ヒータ(図示せず)が配置されている。
内蓋23の周囲には、シール用パッキン(図示せず)が設けられており、このシール用パッキンは、シリコンゴム等の耐熱性および弾力性に富む材料で形成されている。そして、蓋体1Bを閉じた状態では、内蓋23とシール用パッキンとによって内釜3は密閉される。なお、内蓋23には、炊飯時の蒸気抜きのための小さな孔が形成されており、炊飯ユニット1の外部に連通する蒸気排出通路が蓋体1Bの内部を貫通するように形成されている。
内側胴部32は、図3および図4に示されるように、本体1Aに収容された内釜3の周囲を囲むように、平面視して円周状に設けられている。内側胴部32は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の耐熱樹脂、または、アルミニウム等の誘導加熱されないような非磁性金属で構成されている。
永久磁石30は、本体1Aの内部の前面側で、誘導加熱ユニット10に設けられた載置検知センサーに対応する位置に設けられている。なお、載置検知センサーは、例えばリードスイッチであり、炊飯ユニット1が誘導加熱ユニット10の上の基準位置に載置されていれば、永久磁石30の磁気に反応してONとなる。
インバーター基板39は、電源部(図示せず)からの電力を受けて、高周波電力を発生させ、誘導加熱コイル14に供給するものである。また、インバーター基板39には、半導体電力制御素子、スイッチング素子等の各種電気部品が実装されている。
断熱部材33は、内側胴部32の側面を囲うように、平面視して円周状に設けられ、保温性能を向上させるものである。例えばウレタン等で構成されている。
底板34は、内側胴部32よりも外側の底面に設けられており、内側胴部32の底面と底板34とで、本体1Aの底面を構成している。また、底板34は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の耐熱樹脂で構成されている。
リブ32A、34Aは、断熱部材33の側面を囲うように、平面視して円周状に設けられている。リブ32Aは、本体1Aの上部35からその下方の底板34に向かって突出しており、リブ34Aは、本体1Aの底板34からその上方の上部35に向かって突出している。そして、内側胴部32とリブ32A、34Aとで、断熱部材33を挟むことにより、断熱部材33の水平方向の動きを規制している。
ピン32Bは、内側胴部32よりも外側かつリブ32Aよりも内側に設けられており、本体1Aの上部35からその下方の底板34に向かって突出している。そして、このピン32Bに断熱部材33の上部が挿入されることにより、断熱部材33の上下方向の動きを規制している。
支持部34Bは、内側胴部32よりも外側かつリブ34Aよりも内側に設けられており、本体1Aの底板34からその上方の上部35に向かって突出している。そして、この支持部34Bが、断熱部材33の下方に位置することにより、断熱部材33の上下方向の動きを規制している。
このように、本実施の形態に係る電気炊飯器100では、リブ32A、34A、ピン32B、および、支持部34Bによって、断熱部材33の水平方向および上下方向の動きを規制している。そのため、断熱部材33の位置ずれを抑制することができ、断熱性能の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態に係る電気炊飯器100では、リブ32A、34A、および、ピン32Bの両方を備えた構成としたが、それに限定されず、少なくとも一方を備えていればよい。また、リブ32Aおよびリブ34Aの両方を備えた構成としたが、それに限定されず、断熱部材33の上下方向の動きを規制することができれば、少なくともいずれか一方を備えているのみでもよい。
また、図2および図3に示されるように、第二表示部11Bは、リブ32A、34Aよりも外側に設けられている。ここで、電気炊飯器100の炊飯動作時または保温動作時、リブ32A、34Aよりも内側の空間には、米等の被調理物が収容された内釜3が配置されており、その内釜3は誘導加熱コイル14により誘導加熱される。そのため、リブ32A、34Aよりも内側の空間は、温度が高くなりやすい。一方、リブ32A、34Aよりも外側の空間は、断熱部材33によって熱が遮断されるため、温度が高くなりにくい。そこで、リブ32A、34Aよりも外側の空間に、第二表示部11B、および、その他の電子部品を配置することで、それらの熱による劣化を抑制することができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る電気炊飯器100の後方側を拡大した第一の内部構成図である。
図5に示されるように、断熱部材33の底面33Aは、内釜3の底面3Aよりも上側に位置している。ここで、電気炊飯器100の炊飯動作時または保温動作時、内釜3の底面付近には米等の被調理物が収容されており、また、内釜3の底面3Aの下方に誘導加熱コイル14が設けられている。そのため、内釜3が誘導加熱コイル14により誘導加熱される際、内釜3の底面3A付近の方が内釜3の底面3A付近の上側よりも温度が高くなりやすい。
このとき、断熱部材33を上下方向において内釜3の側面3B全体に設けると、内釜3の底面3A付近とその上側とでの温度ムラが生じやすくなってしまう。そこで、断熱部材33の底面を、内釜3の底面3Aよりも上側に位置するように設け、温度が高くなりやすい内釜3の底面3A付近に断熱部材33が設けられていないようにすることで、内釜3の底面3A付近とその上側とでの温度ムラを抑制することができる。
また、断熱部材33は、内側胴部32の側面32Cと高さ方向において、同じ長さ、かつ、同じ位置となるように設けられている。
図6は、本発明の実施の形態に係る電気炊飯器100の後方側を拡大した第二の内部構成図である。
図6に示されるように、内側胴部32の側面32Cの厚みU1は、内側胴部32の底面32Dの厚みU2よりも大きく形成されている。内側胴部32は、厚みが大きい方が、熱容量が大きくなり熱を逃がしづらくなるため、保温性能が向上する。
そこで、内側胴部32の側面32Cの厚みU1を内側胴部32の底面32Dの厚みU2よりも大きくすることで、内釜3の底面3A付近よりも相対的に温度が低くなりやすくなるため、内釜3の底面3A付近の上側の保温性能を向上させることができる。その結果、内釜3の底面3A付近とその上側とでの温度ムラを抑制することができる。また、内側胴部32の底面32Dの厚みU2を相対的に小さくすることで、誘導加熱コイル14による加熱効率を上昇させることができる。
図7は、本発明の実施の形態に係る電気炊飯器100の後方側を拡大した第三の内部構成図である。
図7に示されるように、内側胴部32の側面32Cと底面32Dとの間の湾曲面32Eに隙間が形成されており、その隙間には内釜温度検知部15が設けられている。また、内釜温度検知部15の外側には、隙間を埋めるシール部材53が設けられている。このシール部材53は、例えばシリコンゴムで形成されている。
また、内側胴部32の底面32Dと底板34との間に隙間が形成されており、その隙間には、隙間を埋めるシール部材54が設けられている。このシール部材54は、例えばシリコンゴムで形成されている。
このように、隙間をシール部材53、54で埋めることにより、意匠性向上、および、炊飯ユニット1の内部への異物混入を抑制することができる。
以上、本実施の形態に係る電気炊飯器100は、誘導加熱ユニット10と、炊飯ユニット1と、を備えている。また、炊飯ユニット1の本体1Aは、内釜3が収容される内側胴部32と、内側胴部32の側面32Cを囲うように設けられた断熱部材33と、を備えている。また、本体1Aは、さらに、断熱部材33の側面を囲うように設けられ、内側胴部32とで断熱部材33を挟むリブ32A、および、内側胴部32よりも外側に設けられ、断熱部材33に挿入されるピン32B、のうち少なくとも一方を備えている。
本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、本体1Aは、断熱部材33の側面を囲うように設けられ、内側胴部32とで断熱部材33を挟むリブ32A、34A、および、内側胴部32よりも外側に設けられ、断熱部材33に挿入されるピン32B、のうち少なくとも一方を備えている。そのため、断熱部材33の位置ずれを抑制することができ、断熱性能の低下を抑制することができる。また、リブ32A、34A、および、ピン32Bの両方を備えることにより、一方のみを備える場合よりも、断熱部材33の位置ずれを抑制する効果を高めることができる。
また、本実施の形態に係る電気炊飯器100において、断熱部材33の底面は、内釜3の底面よりも上側に位置している。本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、温度が高くなりやすい内釜3の底面付近に断熱部材33が設けられていないようにすることができ、内釜3の底面付近とその上側とでの温度ムラを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る電気炊飯器100において、本体1Aは、リブ32A、34Aよりも外側に設けられた第二表示部11Bを備えている。本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、温度が高くなりにくいリブ32A、34Aよりも外側の空間に、第二表示部11Bが設けられているため、第二表示部11Bの熱による劣化を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る電気炊飯器100において、底板34は、断熱部材33の下方に位置する支持部34Bを備えている。本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、支持部34Bによって、断熱部材33の上下方向の動きをさらに規制することができる。
また、本実施の形態に係る電気炊飯器100において、内側胴部32の側面32Cの厚みU1は、内側胴部32の底面32Dの厚みU2よりも大きい。本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、内釜3の底面32D付近よりも相対的に温度が低くなりやすくなるため、内釜3の底面32D付近の上側の保温性能を向上させることができる。そのため、内釜3の底面32D付近とその上側とでの温度ムラを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る電気炊飯器100において、本体1Aは、内側胴部32と底板34との間に形成された隙間を埋めるシール部材54を備えている。本実施の形態に係る電気炊飯器100によれば、隙間をシール部材54で埋めることにより、意匠性向上、および、炊飯ユニット1の内部への異物混入を抑制することができる。
1 炊飯ユニット、1A 本体、1B 蓋体、2 脚部、3 内釜、3A (内釜の)底面、3B (内釜の)側面、4 重量センサー、8 蓋開閉ボタン、10 誘導加熱ユニット、10A 本体ケース、11A 第一表示部、11B 第二表示部、12 第二入力操作部、13 冷却ファン、14 誘導加熱コイル、15 内釜温度検知部、18 本体側入力操作部、20 第一入力操作部、21 突起部、21A 表示部、22 トッププレート、23 内蓋、30 永久磁石、32 内側胴部、32A リブ、32B ピン、32C (内側胴部の)側面、32D (内側胴部の)底面、32E (内側胴部の)湾曲面、33 断熱部材、33A (断熱部材の)底面、34 底板、34A リブ、34B 支持部、35 上部、36A 第一赤外線通信部、36B 第二赤外線通信部、38 天板温度検知部、39 インバーター基板、41A 給電コイル、41B 受電コイル、49 ヒンジ、53 シール部材、54 シール部材、70D 表示部、100 電気炊飯器。

Claims (8)

  1. 被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱ユニットと、
    被調理物を収容し、前記誘導加熱コイルによって加熱される内釜、前記内釜を収容する本体、および、前記本体の上面全体を覆うように開閉自在に設けられた蓋体を有する炊飯ユニットと、を備え、
    前記本体は、
    前記内釜が収容される内側胴部と、
    前記内側胴部の側面を囲うように設けられた断熱部材と、を備え、
    前記本体は、さらに、前記断熱部材の側面を囲うように設けられ、前記内側胴部とで前記断熱部材を挟むリブ、および、前記内側胴部よりも外側に設けられ、前記断熱部材に挿入されるピン、のうち少なくとも一方を備えた
    電気炊飯器。
  2. 前記本体は、前記リブおよび前記ピンの両方を備えた
    請求項1に記載の電気炊飯器。
  3. 前記断熱部材の底面は、前記内釜の底面よりも上側に位置している
    請求項1または2に記載の電気炊飯器。
  4. 前記本体は、
    前記リブと、
    前記リブよりも外側に設けられた表示部と、を備えた
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
  5. 前記内側胴部よりも外側の底面に設けられた底板を備え、
    前記底板は、前記断熱部材の下方に位置する支持部を備えた
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
  6. 前記本体は、
    前記内側胴部と前記底板との間に形成された隙間を埋めるシール部材を備えた
    請求項5に記載の電気炊飯器。
  7. 前記内側胴部の側面の厚みは、前記内側胴部の底面の厚みよりも大きい
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
  8. 前記断熱部材は、前記内側胴部の側面と高さ方向において、同じ長さ、かつ、同じ位置である
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の電気炊飯器。
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