JP2019066214A - 赤外線検出装置 - Google Patents

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良太 須藤
Ryota Sudo
良太 須藤
昌良 村上
Masayoshi Murakami
昌良 村上
吉田 岳司
Takeshi Yoshida
岳司 吉田
翔 嶋田
Sho Shimada
翔 嶋田
勲 服部
Isao Hattori
勲 服部
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Abstract

【課題】本発明は、赤外線センサに異常が発生したときでも赤外線センサの動作を制御することで赤外線センサから異常な出力信号が出力され続けることを防ぐことができる赤外線検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】この目的を達成するために本発明は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を回転走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号処理をする処理回路4と、赤外線センサ2が回転したときに赤外線センサ2の視野に入る位置に設けられ温度センサを備えた基準部材5と、を備え、処理回路4は、温度センサの検出した基準部材5の温度と赤外線センサ2の検出した基準部材5の温度の第1の温度差が第1の閾値以上であるとき、赤外線センサ2の出力信号を補正または赤外線センサ2の動作を制御する構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、人などの被測定対象の温度を非接触で検出する赤外線検出装置に関する。
従来の赤外線検出装置は、赤外線に反応する赤外線センサと、赤外線センサの出力を増幅する増幅器と、増幅器からの出力をサンプルホールドし、デジタルデータに変換するA/D変換器と、A/D変換器からのデータを保持するメモリと、赤外線センサを移動させる走査部を有していた。(特許文献1)
特開平8−184494号公報
しかしながら、上記従来の赤外線検出装置では、赤外線センサに異常が発生したときや、走査部に異常が発生したときでも赤外線検出装置に異常が発生していることを検知することができないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決し、赤外線センサや走査部に異常が発生したときに異常の発生を検知することができる赤外線検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線センサを回転走査する走査部と、前記赤外線センサと前記走査部の信号処理をする処理回路と、前記赤外線センサが回転したときに前記赤外線センサの視野に入る位置に設けられ温度センサを備えた基準部材と、を備え、前記処理回路は、前記温度センサの検出した前記基準部材の温度と前記赤外線センサの検出した前記基準部材の温度の第1の温度差が第1の閾値以上であるとき、前記赤外線センサの出力信号を補正または前記走査部の走査を制御する構成とした。
本発明の赤外線検出装置は、赤外線センサや走査部に異常が発生したときに異常の発生を検知することができる。
実施の形態1の赤外線検出装置の構成を示す図 同赤外線検出装置のケース内の側面図 同赤外線検出装置のケース外の側面図 (a)同赤外線検出装置の基準部材の一例を示す図、(b)同赤外線検出装置の別の例を示す図 同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート 実施の形態2の赤外線検出装置の構成を示す図 同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート 実施の形態3の赤外線検出装置の構成を示す図 同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート 実施の形態4の赤外線検出装置の構成を示す図 同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート 実施の形態5の赤外線検出装置の構成を示す図 同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート (a)道赤外線検出装置の通常時の赤外線センサの走査方法、(b)同赤外線検出装置の異常な画素部を補う赤外線センサの走査方法の一例、(c)同赤外線検出装置の異常な画素部を補う赤外線センサの走査方法の別の例
以下に、実施の形態に係る赤外線検出装置について図面を用いて説明をする。なお、各図面において、同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、各実施の形態における各構成要素は矛盾のない範囲で任意に組み合わせても良い。
各実施の形態において、赤外線センサの出力信号を補正すること、赤外線センサの回転動作を制御すること、赤外線センサを停止することを総称して赤外線センサの動作を制御するとして説明する。
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1における赤外線検出装置について図面を用いながら説明する。
図1は、実施の形態1の赤外線検出装置の構成を示す図、図2は同赤外線検出装置のケース内の側面図、図3は同赤外線検出装置のケース外の側面図である。
実施の形態1の赤外線検出装置1は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号を処理する処理回路4と、温度センサ(図示せず)を備えた基準部材5を有している。赤外線検出装置1は、空調機器や電子レンジ等の電子機器6と接続され、赤外線センサ2で検出した被測定対象の温度を基に電子機器6を制御している。赤外線センサ2と処理回路4は基板(図示せず)上に設けられ、赤外線センサ2と処理回路4と基板と走査部3は、同一のケース7に収容されている。ケース7には開孔部が設けられ、赤外線センサ2は開孔部からケース7外の赤外線を受光することが可能になっている。ここでは、赤外線センサ2が接続された走査部3がケース7内にあり、赤外線センサ2がケース7の外に露出している状態もケース7に収容された状態として説明する。なお、赤外線センサ2と処理回路4が同一の基板に設けられ、赤外線センサ2と処理回路4と基板と走査部3は、同一のケース7に収容された状態の赤外線検出装置1を例として説明するが、この限りではなく、例えば、走査部3と処理回路4がケース7外に設けられ、赤外線センサ2と処理回路4が同一の基板に設けられていなくても良い。
ケース7はポリカーボネート等の樹脂材料で形成されている。
赤外線センサ2は、感温部が埋設された熱型赤外線検出器を有しており、感温部には被検出体から放射された赤外線による熱エネルギーを電気エネルギーに変換するサーモパイルにより構成される熱電変換部が用いられている。また、赤外線センサ2は、感温部および感温部の出力電圧を取り出すためのMOSトランジスタを有したa×b個の画素部(非接触赤外線検知素子)が、半導体基板の一表面側においてa行b列の2次元アレイ状に配置されており、赤外線センサ2では画素部は8×8に構成されている。なお、画素部は8×8に限られず、例えば、16×4のように構成しても良い。
走査部3は、ステッピングモータ等のモータにより構成されており、モータの回転により、赤外線センサ2を走査部3の軸周りに一方向と一方向とは反対の他方向に回転させる。走査部3は、赤外線センサ2を所定の角度だけ赤外線センサ2を回転させると所定の時
間停止して熱画像を取得し、熱画像の取得後にまた所定の角度だけ赤外線センサ2を回転させ、予め決められた角度(以下、回転限界角度として説明)だけ回転すると赤外線センサ2はストッパ(図示せず)にあたり、反対方向への回転を始める。ここで、赤外線センサ2を回転させる所定の角度、熱画像を取得するための所定の時間、反対方向に回転を始める赤外線センサ2の回転限界角度は、赤外線検出装置1の用途等によって任意に設定することができるが、ここでは、所定の角度が1°、所定の時間が0.5秒、回転限界角度は120°であるものとして説明する。
処理回路4は、赤外線センサ2から出力された信号を補正して出力する処理部8と、走査部3の回転を制御する制御部9と、温度センサの出力信号と赤外線センサ2の出力信号を比較して赤外線センサ2の異常を判定する判定部10を備えている。処理部8は補正した出力信号をデータ出力端子から出力する。また、処理回路4は、一方向への回転が終わったときに赤外線センサ2で得られた熱画像を処理部8で足し合わせて高解像の熱画像を取得する。これにより、赤外線センサ2の検出精度を向上することができる。処理回路4による高解像の熱画像の取得は一方向への回転時のみに行っても良いし、一方向への回転時と他方向への回転時の両方で行っても良い。判定部10には、第1の閾値Tが記録されている。処理部8、制御部9、判定部10によって処理回路4は赤外線センサ2の動作を制御することができる。処理回路4にはマイコンが用いられ、処理部8、制御部9、判定部10は一つのマイコンに備えられた機能である。なお、処理部8、制御部9、判定部10は別体として設けられていても良い。
基準部材5は、ポリカーボネート等の樹脂材料で形成されている。基準部材5は、基準部材5の温度を検出することができればよく、樹脂材料に限定されるものではない。基準部材5は、ケース7と一体になるように形成されている。基準部材5は、ケース7と別体として設けても良いが、ケース7と一体にすることにより、赤外線検出装置1の生産性が向上する。基準部材5は板状に形成されているが、赤外線検出装置1の使用用途等に応じて球形状などの板状以外の形状に形成しても良い。基準部材5は、赤外線センサ2を回転させたときの赤外線センサ2の視野に入る位置に設けられている。基準部材5が設けられる位置は赤外線センサ2の視野に入る位置であれば良いが、赤外線センサ2の回転限界角度近傍に設ければ、赤外線を検出する際に邪魔になり難いため、好適である。また、このような位置に基準部材5を設ければ、赤外線検出装置1の設置自由度が向上する。図4(a)に示すように、基準部材5は、赤外線センサ2が停止した状態で赤外線センサ2の視野を覆うことができる大きさである。基準部材5をこのような大きさにすることで、赤外線センサ2で基準部材5の温度のみを検出することができる。なお、基準部材5は、赤外線センサ2の視野を一部覆う大きさの基準部材5を複数も受けるようにしても良い。図4(b)はこの一例で、基準部材5を2つ設ける場合の例である。基準部材5を分割して配置しても赤外線センサ2を回転させれば、全ての画素部の視野を覆うことができるため、赤外線センサ2の異常判定を行うことができる。この様に基準部材5を分割すれば、一つ一つの基準部材5が小さくなるため、赤外線検出装置1を小型化したい場合等に有用である。また、この場合、赤外線検出装置1のサイズや形状の設計自由度が向上する。また、基準部材5を分割して、赤外線センサ2の回転限界角度の両端に設置すれば、一方向への回転時にも他方向への回転時にも基準部材5の温度を検出することができる。基準部材5には温度センサが設けられ、基準部材5の温度を検出している。温度センサには熱電対等が用いられるが、基準部材5の温度を直接検出することができるものであれば、熱電対に限られない。
次に、赤外線検出装置1の基準部材5を用いた処理回路4の制御について説明する。図5は実施の形態1の赤外線検出装置1の異常判定のフローチャートである。
まず、赤外線センサ2を回転させ、基準部材5の熱画像を取得する(ステップS1)。
次に、温度センサの出力した基準部材5の温度Tと赤外線センサ2の出力した基準部材5の温度Tとを比較し、第1の温度差T=|T―T|を算出する(ステップS2)。ここで、基準部材5の熱画像は、赤外線センサ2の視野が基準部材5で覆われ、赤外線センサ2が基準部材5の熱画像のみを出力しているときのものを用いる。これにより、赤外線センサ2の出力する基準部材5の温度Tと温度センサの出力する基準部材5の温度Tを正確に比較することができる。
次に、判定部10で、第1の温度差Tと第1の閾値Tを比較する(ステップS3)。第1の閾値Tは赤外線検出装置1の使用用途等で任意に設定することができる。ここでは、0.5℃として説明する。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも小さい場合、赤外線センサ2と温度センサの出力する温度が近いため、赤外線センサ2は正常な状態と言える。このときは、継続して赤外線センサ2で熱画像の取得をしても問題ないため、ステップS1に戻る。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい場合、赤外線センサ2が正確に基準部材5の温度を検出することができていないため、赤外線センサ2に異常が発生していることがわかる。このとき、次のステップS4に進む。
赤外線センサ2に異常が発生しているまま、継続して赤外線センサ2で熱画像の取得を行い、赤外線センサ2の出力する異常な温度を基に電子機器6を制御すると、電子機器6がユーザの意図しない動作をすることがある。このため、温度センサの出力する基準部材5の温度Tを用いて赤外線センサ2の出力信号を補正し、出力する(ステップS4)。これにより、電子機器6を正常に動作させることができる。この後、ステップS1に戻る。
なお、基準部材5を用いた赤外線センサ2の異常判定は、赤外線センサ2を回転する度に行っても良いし、赤外線検出装置1の起動直後の最初の回転時や、1週間おき等のように、一定間隔ごとに行っても良い。赤外線センサ2の異常判定を回転時に毎回行えば赤外線センサ2に異常が発生したときに直に異常を検知して電子機器6を正常に制御することができる。また、赤外線センサ2の異常判定を所定の間隔ごとにすれば、異常判定をする時間を短縮することができるため、赤外線検出装置1による被測定対象の温度の検出の高速化をすることができる。
なお、赤外線センサ2の出力信号の補正をする限界の温度を設定し、限界の温度を超えたら赤外線センサ2が補正しきれないほど壊れたとして、補正をしない様にしても良い。この限界の温度は自由に設定でき、例えば、3℃としても良い。
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2の赤外線検出装置について説明する。
図6は実施の形態2の赤外線検出装置の構成を示す図、図7は実施の形態2の赤外線検出装置の異常判定のフローチャートである。
実施の形態2の赤外線検出装置21は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号を処理する処理回路4と、温度センサを備えた基準部材5を有している。赤外線センサ2と処理回路4は基板上に設けられ、赤外線センサ2と処理回路4と基板と走査部3は、同一のケース7に収容されている。
実施の形態2の赤外線検出装置21の異常判定について説明する。
まず、赤外線センサ2を回転させ、基準部材5の熱画像を取得する(ステップS11)。
次に、温度センサの出力した基準部材5の温度Tと赤外線センサ2の出力した基準部材5の温度Tとを比較し、第1の温度差T=|T―T|を算出する(ステップS12)。
次に、判定部10で、第1の温度差Tと第1の閾値Tを比較する(ステップS13)。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも小さい場合、継続して赤外線センサ2で熱画像の取得をしても問題ないため、ステップS11に戻る。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい場合、次のステップS14に進む。
赤外線センサ2に異常が発生しているまま、継続して赤外線センサ2で熱画像の取得を行い、赤外線センサ2の出力する異常な温度を基に電子機器6を制御すると、電子機器6がユーザの意図しない動作をすることがある。このため、処理部8は、赤外線センサ2の動作を停止させる(ステップS14)。赤外線センサ2の動作を停止すれば、赤外線センサ2の出力に従った電子機器6の制御をしないため、電子機器6が意図しない動作をすることを防止することができる。赤外線センサ2の動作を停止した後は、赤外線センサ2の異常判定を終了する。
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3の赤外線検出装置について説明する。
図8は実施の形態3の赤外線検出装置の構成を示す図、図9は同赤外線検出装置の異常判定のフローチャートである。
実施の形態3の赤外線検出装置31は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号を処理する処理回路32と、温度センサを備えた基準部材5と、通知部33を有している。赤外線センサ2と処理回路32は基板上に設けられ、赤外線センサ2と処理回路32と基板と走査部3は、同一のケース7に収容されている。
通知部33は、スピーカが用いられ、赤外線検出装置31のケース7に設けられている。通知部33は、赤外線センサ2に異常が発生したときに、電子機器6のユーザに異常の発生を通知する。なお、通知部33はユーザに異常の発生を通知できればスピーカでなくても良く、ディスプレイに異常発生を表示するようにしても良い。通知部33はケース7に設けられていなくても良く、電子機器6を通知部33として用いても良いし、カーナビゲーション装置等の他の電子機器6を通知部33として活用しても良い。
実施の形態3の赤外線検出装置31の異常判定について説明する。
まず、赤外線センサ2を回転させ、基準部材5の熱画像を取得する(ステップS21)。
次に、温度センサの出力した基準部材5の温度Tと赤外線センサ2の出力した基準部材5の温度Tとを比較し、第1の温度差T=|T―T|を算出する(ステップS22)。
次に、判定部10で、第1の温度差Tと第1の閾値Tを比較する(ステップS23)。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも小さい場合、継続して赤外線センサ2で熱
画像の取得をしても問題ないため、ステップS21に戻る。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい場合、次のステップS24に進む。
赤外線センサ2に異常が発生していると判定した場合には、通知部33からユーザに異常の発生を通知する(ステップS24)。これにより、ユーザが赤外線センサ2の異常の発生を知ることができるため、赤外線検出装置1の動作を停止させたり、赤外線検出装置31を修理したり、ユーザで早急に対応することができる。これにより、電子機器6がユーザの意図しない動作をすることを防止することができる。
なお、実施の形態3では、ユーザへの異常の通知しかしていないが、ユーザに異常の発生を通知したうえで赤外線センサ2の出力信号を補正しても良い。このときに、ユーザには赤外線センサ2に異常が発生したが出力信号を補正していることを通知しても良い。これにより、ユーザは赤外線検出装置31の修理時期を判断することができる。また、赤外線センサ2に異常が発生したことをユーザに通知したうえで、赤外線センサ2の動作を停止しても良い。このときに、ユーザには赤外線センサ2に異常が発生したため赤外線センサ2を停止したことを通知しても良い。これにより、ユーザは電子機器6が意図しない動作をすることが無いことを知ることができるため、安心して電子機器6の使用を継続することができる。
(実施の形態4)
以下に、実施の形態4の赤外線検出装置について説明する。
図10は実施の形態4の赤外線検出装置の構成を示す図、図11は同赤外線検出装置の異常判定のフローチャートである。
実施の形態4の赤外線検出装置41は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号を処理する処理回路42と、温度センサを備えた基準部材5と、通知部33と、記録部43を有している。赤外線センサ2と処理回路4は基板上に設けられ、赤外線センサ2と処理回路42と基板と走査部3は、同一のケース7に収容されている。
記録部43は、メモリ等の記録媒体であり、ケース7内に設けられている。赤外線検出装置41の使用用途等に応じてケース7外に記録部43を設けても良い。記録部43には、所定期間の第1の温度差Tが記録される。判定部10で、所定期間の第1の温度差の合計値である第2の温度差TD2を第2の閾値Th2と比較する。
実施の形態4の赤外線検出装置41の異常判定について説明する。
まず、赤外線センサ2を回転させ、基準部材5の熱画像を取得する(ステップS31)。
次に、温度センサの出力した基準部材5の温度Tと赤外線センサ2の出力した基準部材5の温度Tとを比較し、第1の温度差T=|T―T|を算出する(ステップS32)。
次に、判定部10で、第1の温度差Tと第1の閾値Tを比較する(ステップS33)。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも小さい場合、継続して赤外線センサ2で熱画像の取得をしても問題ないため、ステップS31に進む。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい場合、ステップS34に進む。
第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい場合、判定部10で第2の温度差TD2と第2の閾値Th2を比較する(ステップS34)。第1の温度差Tが第2の閾値Tよりも小さい場合には赤外線センサ2の出力信号を補正し、ステップS31に進む(ステップS35)。このとき、赤外線センサ2の異常発生と赤外線センサ2の出力信号を補正したことをユーザに通知しても良い。
赤外線センサ2の出力信号を補正すれば赤外線センサ2に多少の異常が発生した状態でも使用することができるが、長期的に使用して赤外線センサ2の経年劣化が進むと、赤外線センサ2の出力信号を補正しても信頼性は低下していく。第2の温度差TD2を第2の閾値Th2と比較すれば赤外線センサ2の経年劣化具合を知ることができる。第2の温度差TD2が第2の閾値Th2を超えたときにステップS36に進む。
第2の温度差TD2が第2の閾値Th2よりも大きい場合には、赤外線センサ2の異常をユーザに通知する(ステップS36)。これにより、ユーザは赤外線センサ2の異常を知ることができる。また、赤外線センサ2が経年劣化していることも通知すれば、ユーザはより詳細な情報を知ることができる。ユーザに後には、ステップS37に進む。また、ユーザに通知するだけではなく、赤外線センサ2の動作を停止させても良い。赤外線センサ2の動作を停止させたことを通知すれば、なお好適である。このときには、赤外線センサ2の異常判定を終了する。
赤外線センサ2の出力信号を補正し、ステップS31に戻る(ステップS37)。赤外線センサ2の出力信号を補正すれば、ユーザは赤外線センサ2の経年劣化を把握した状態で電子機器6を引き続き使用することができる。
(実施の形態5)
以下に、実施の形態5の赤外線検出装置について説明する。
図12は実施の形態5の赤外線検出装置の構成を示す図、図13は同赤外線検出装置の異常判定のフローチャート、図14(a)は同赤外線検出装置の通常時の赤外線センサの走査方法を示す図、図14(b)は同赤外線検出装置の異常な画素部を補う赤外線センサの走査方法の一例、図14(c)は同赤外線検出装置の異常な画素部を補う赤外線センサの走査方法の別の例である。
実施の形態5の赤外線検出装置51は、被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサ2と、赤外線センサ2を走査する走査部3と、赤外線センサ2と走査部3の信号を処理する処理回路32と、温度センサを備えた基準部材5と、通知部33を有している。赤外線センサ2と処理回路32は基板上に設けられ、赤外線センサ2と処理回路32と基板と走査部3は、同一のケース7に収容されている。
次に、実施の形態5の赤外線センサ2の異常判定を説明する。
まず、赤外線センサ2を回転させ、基準部材5の熱画像を取得する(ステップS41)。
次に、温度センサの出力した基準部材5の温度Tと赤外線センサ2の出力した基準部材5の温度Tとを比較し、第1の温度差T=|T―T|を算出する(ステップS42)。ここでは、画素部52ごとに第1の温度差Tを算出する。
次に、判定部10で、画素部52ごとに第1の温度差Tと第1の閾値Tを比較する(ステップS43)。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも小さい場合、継続して赤
外線センサ2で熱画像の取得をしても問題ないため、ステップS41に戻る。第1の温度差Tが第1の閾値Tよりも大きい画素部52がある場合、次のステップS44に進む。
画素部52の異常発生を判定したとき、異常が発生した画素部52を補うように赤外線センサ2の走査方法を変更する(ステップS44)。これにより、異常が発生した画素部52を補うことがあるため、ユーザはそのまま赤外線検出装置51と、電子機器6を使用することができる。
ステップS44における赤外線センサ2の走査方法の変更について図面を用いて説明する。図14では、赤外線センサ2の移動を画素部52の移動により説明している。図14(a)は画素部52に異常が発生していない通常時の赤外線センサ2の走査を示している。矢印は赤外線センサ2の走査方向を示している。移動後の画素部52を破線で示している。1つの画素部52の幅はLである。通常時には画素部52の幅で見た場合、所定の角度、赤外線センサ2を回転させたときの移動距離がL/2であるものとする。説明の都合上、赤外線センサ2の走査方向と直交する方向を図面上で上、下として説明するが、これに限定されるものではない。図14では異常が発生した画素部52には「×」が書かれている。
図14(b)の例では、赤外線センサ2の下側の画素部52に異常が発生している。この例では、下半分の画素部52の全てに異常が発生している。この状態で高解像の熱画像を取得すると、熱画像の下半分から異常な結果が検出されてしまう。この場合、異常が発生している画素部からは信号を出力しない様にする。赤外線センサ2を一方向に回転させ、回転限界角度まで回転させた後に赤外線センサ2を下方向に距離4L(4画素分)移動させ、他方向に回転させる。赤外線センサ2が一往復した後に高解像度な熱画像を取得する。このようにすれば、異常が発生した画素部52で検出するはずだった領域を正常な画素部52で補うことができるため、必要な大きさの高解像度な熱画像を取得することができる。
この例では赤外線センサ2を下方向に移動させたが、上側の画素部52に異常が発生した場合には赤外線センサ2を上方向に移動させればよい。また、赤外線センサ2の上下方向への移動距離は異常が発生した赤外線センサ2の位置によって適宜変更しても良い。また、画素部52が上下方向に5画素以上異常が発生している場合には、赤外線センサ2を一往復させるだけでは異常が発生した画素部52を補うことができず、2往復以上させる必要がある。このときには、高解像の熱画像を取得するのに時間がかかりすぎてしまうため、赤外線センサ2の動作を停止しても良い。この際に、ユーザに異常が発生し、動作を停止したことを通知すると好適である。
図14(c)の例では、赤外線センサ2の走査方向側半分の画素部52に異常が発生している。この状態で高解像の熱画像を取得すると、取得した熱画像の解像度が必要なものよりも低くなる。この場合、赤外線センサ2の所定の角度を短くする。この例では、所定の角度回転したときの赤外線センサ2の移動距離がL/4である。このように、所定の角度を短くすれば、正常な画素部52で異常が発生した画素部52を補うことができるため、高解像の熱画像を取得することができる。
この例では、赤外線センサ2をL/4の距離だけ移動するように所定の角度を変更したが、異常が発生した画素部52の数によって所定の角度は適宜変更できる。例えば、異常が発生した画素部52が縦一列のみである場合には、所定の角度回転させたときの赤外線センサ2の移動距離を4L/5としても良い。また、所定の角度を変更したが、所定の角度回転したときに停止する所定の時間を長くするようにしても良い。この場合でも、所定
の角度を変更したときと同様、高解像の熱画像を取得することができる。
なお、図14(b)で示される場合でも、図14(c)で示される場合でも、通知部33を設け、赤外線センサ2の動作を変更したことをユーザに通知すると好適である。
また、異常が発生した画素部52が1つだけの場合等、得られる熱画像が電子機器6を制御するのに十分な解像度である場合には、赤外線センサ2の動作を変更しなくてもよい。赤外線センサ2の動作を変更する条件は赤外線検出装置51の使用用途等で自由に設定することができる。
本開示は、赤外線センサに異常が発生したときでも早く異常を判定することができるため、空調機器の人の温冷感測定等の用途に有用である。
1、21、31、41、51 赤外線検出装置
2 赤外線センサ
3 走査部
4、32、42 処理回路
5 基準部材
6 電子機器
7 ケース
8 処理部
9 制御部
10 判定部
33 通知部
43 記録部
52 画素部

Claims (10)

  1. 被測定対象の赤外線を検出する赤外線センサと、
    前記赤外線センサを回転走査する走査部と、
    前記赤外線センサと前記走査部の信号処理をする処理回路と、
    前記赤外線センサが回転したときに前記赤外線センサの視野に入る位置に設けられ温度センサを備えた基準部材と、を備え、
    前記処理回路は、前記温度センサの検出した前記基準部材の温度と前記赤外線センサの検出した前記基準部材の温度の第1の温度差が第1の閾値以上であるとき、前記赤外線センサの出力信号を補正または前記赤外線センサの動作を制御する赤外線検出装置。
  2. 前記処理回路は前記赤外線センサの走査を停止させる請求項1に記載の赤外線検出装置。
  3. 前記基準部材は、前記赤外線センサが停止したときに前記赤外線センサの視野を覆う大きさである請求項1または2に記載の赤外線検出装置。
  4. 前記基準部材は複数に分割して設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の赤外線検出装置。
  5. 前記赤外線センサの異常を通知する通知部をさらに備えた請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線検出装置。
  6. 前記第1の温度差を記録する記録部をさらに有し、
    前記処理回路が、所定の期間内に前記記録部に記録された前記第1の温度差の合計値の第2の温度差が第2の閾値以上であると判定したときに、
    前記通知部が前記赤外線センサの異常を通知する請求項5に記載の赤外線検出装置。
  7. 前記第1の温度差を記録する記録部をさらに有し、
    前記処理回路が、所定に前記記録部に記録された期間内の前記第1の温度差の合計値である第2の温度差が第2の閾値以上であると判定したときに、前記赤外線センサの動作を制御する請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線検出装置。
  8. 前記赤外線センサは、a(a≧2)×b(b≧2)個の画素部がa行b列の2次元アレイ状に配置されており、
    前記処理回路は、前記画素部の一つ一つで前記第1の温度差を算出する請求項1〜7のいずれかに記載の赤外線検出装置。
  9. 前記処理回路は、複数の前記画素部に前記第1の温度差が前記第1の閾値以上の前記画素部が含まれている場合、前記走査部の走査速度または回転量を変更する請求項8に記載の赤外線検出装置。
  10. 前記処理回路は、複数の前記画素部に前記第1の温度差が前記第1の閾値以上の前記画素部が含まれている場合、一方向から他方向へ回転方向を変更するときに前記赤外線センサの走査方向と直交する方向に前記赤外線センサを移動させる請求項8または9に記載の赤外線検出装置。
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