JP2019061819A - 光照射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のLEDを備えた光源部と、その上面側に当接されたヒートシンクとを有する光源ユニットを複数備え、当該複数の光源ユニットが一方向に連接されてなる光照射装置において、光照射装置が長尺化しても、連接された光源ユニット間の連接部分における水密構造が維持される構造を提供する。【解決手段】光照射装置1において、各光源ユニット2におけるヒートシンク6の内部には、連接方向に延びる冷媒流路7が設けられ、その流入口8と流出口が、ヒートシンク6の上面側に開口して設けられている。光源ユニット2の連接部分には、内部に連通流路11を備え、その連結流入口と連結流出口が下面側に開口して設けられた連結部材10が、光源ユニット2の上面に当接して設けられる。連通流路11の連結流入口12が光源ユニット2の流出口と連通し、連結流出口13が隣接する光源ユニット2の流入口8と連通している。【選択図】図2
Description
この発明は光照射装置に関するものであり、特に、基板上に複数のLEDが設けられた光源ユニットを複数備えた光照射装置に係わるものである。
従来から、印刷業界や電子工業界などにおいては、被処理対象物である保護膜、接着剤、塗料、インキ、フォトレジスト、樹脂、配向膜等に対して、硬化、乾燥、溶融、あるいは軟化、改質処理などを行う光源として紫外線を放射する光源が多用されているが、近年においては、この紫外線領域の光を発光するLEDが利用されてきており、このような紫外線領域の光を放射するLEDを用いた紫外線光源ユニットを備えた光照射装置が開発されている。
例えば、特開2015−065057号公報(特許文献1)では、上記印刷向けの光照射装置として複数の光源ユニットを連接させた長尺な光照射装置が記載されている。
例えば、特開2015−065057号公報(特許文献1)では、上記印刷向けの光照射装置として複数の光源ユニットを連接させた長尺な光照射装置が記載されている。
このLEDを備えた光源ユニットにおいては、LEDが動作中に熱を放出するためLEDの温度が上昇する。このLEDの温度が高くなると発光効率が悪化し、光の出力が低下してしまう。そのため、上記光源ユニットには冷却機構が設けられている。
図4(A)に示すように、特許文献1では、下面側にLED31が配列された光源ユニット30の内部に冷媒流路32が形成されており、高い冷却特性が得られるように工夫されている。しかしながら、複数の光源ユニット30、30を連接させているため、各光源ユニット間の水密構造に乏しいという問題がある。
図4(B)に示すように、より長尺な光照射面を得ようとすると、長尺な光照射装置とする必要があり、長尺な形状になるほど筐体の撓みが大きくなり、光源ユニット30の連接面にパッキング33を介在させているとはいえ、連接面の、特に下方部分に隙間Sが形成されやすくなり、水密構造を維持することが困難になる。最悪の場合、当該光源ユニット30の連接部分で冷却媒体が漏洩するという不具合が発生する可能性もある。
図4(A)に示すように、特許文献1では、下面側にLED31が配列された光源ユニット30の内部に冷媒流路32が形成されており、高い冷却特性が得られるように工夫されている。しかしながら、複数の光源ユニット30、30を連接させているため、各光源ユニット間の水密構造に乏しいという問題がある。
図4(B)に示すように、より長尺な光照射面を得ようとすると、長尺な光照射装置とする必要があり、長尺な形状になるほど筐体の撓みが大きくなり、光源ユニット30の連接面にパッキング33を介在させているとはいえ、連接面の、特に下方部分に隙間Sが形成されやすくなり、水密構造を維持することが困難になる。最悪の場合、当該光源ユニット30の連接部分で冷却媒体が漏洩するという不具合が発生する可能性もある。
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて、複数のLEDを備えた光源部と、該光源部の上面側に当接されたヒートシンクとを有する光源ユニットを複数備え、当該複数の光源ユニットが一方向に連接されてなる光照射装置において、光照射装置が長尺化しても、連接された光源ユニット間の連接部分における水密構造が維持されるようにした構造を提供せんとするものである。
上記課題を解決するために、この発明の光照射装置は、前記各光源ユニットにおけるヒートシンクの内部には、連接方向に延びる冷媒流路が設けられ、該冷媒流路の流入口と流出口が、前記ヒートシンクの上面側に開口して設けられており、前記光源ユニットの連接部分には、内部に連通流路を備え、該連通流路の連結流入口と連結流出口が下面側に開口して設けられた連結部材が前記光源ユニットの上面に当接して設けられ、前記連通流路の前記連結流入口が、前記光源ユニットの前記流出口と連通し、前記連結流出口が、隣接する前記光源ユニットの前記流入口と連通していることを特徴とする。
また、前記ヒートシンクの上面と、前記連結部材の下面の間において、前記ヒートシンクの前記流入口と前記流出口の周囲に、それぞれシール部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記ヒートシンクの上面と、前記連結部材の下面の間において、前記ヒートシンクの前記流入口と前記流出口の周囲に、それぞれシール部材が設けられていることを特徴とする。
この発明の光照射装置によれば、各光源ユニットの連接部の上面に、連結部材を当接配置し、光源ユニットの冷媒流路と、連結部の連通流路とを、光源ユニットのヒートシンクの上面側で連通する構造としたので、光照射装置が長尺化して撓みが生じたとしても、冷媒流路と連結流路の連通部分に隙間が生じることが殆どなく、連接部での冷媒の漏洩が発生することがない。
また、光源ユニットの連接部と、冷媒流路の連通部が、異なる面で行われるために、光源ユニットの連接固定が容易になるとともに、連結部材の固定も容易になり作業性が向上する。またその際の連結部材と光源ユニットとの水密構造も簡略かつ確実に達成できる。
更には、隣接する光源ユニットは、連接部の上部で連結部材によって固定されるため、撓みに対する補強部材としても機能し、全体の撓み量を小さなものとすることができる。
また、光源ユニットの連接部と、冷媒流路の連通部が、異なる面で行われるために、光源ユニットの連接固定が容易になるとともに、連結部材の固定も容易になり作業性が向上する。またその際の連結部材と光源ユニットとの水密構造も簡略かつ確実に達成できる。
更には、隣接する光源ユニットは、連接部の上部で連結部材によって固定されるため、撓みに対する補強部材としても機能し、全体の撓み量を小さなものとすることができる。
図1に示すように、本発明の光照射装置1は、一方向に連設された複数の光源ユニット2、2からなる。
図2に示されるように、光源ユニット2は、基板4とその下面に実装された複数のLED5とからなる光源部3と、基板4の裏面側(上面側)に当接されたヒートシンク6とからなる。
この光源部3のヒートシンク6には、連接方向(長手方向)に冷媒流路7が形成されており、その流入口8と流出口9は、ともにヒートシンク6の上面側に開口している。
図2(B)に示すように、この実施例では、各光源ユニット2には冷媒流路7が、2本ずつ設けられていて、一端側の光源ユニット2における一方の冷媒流路7に供給された冷媒は、他端側の光源ユニット2においてUターンして他方の冷媒流路7を経て排出される。
なお、この冷媒流路7は2本に限られず、一方流通の1本であってもよいし、あるいは3本以上設けて、循環させるものであってもよい。
図2に示されるように、光源ユニット2は、基板4とその下面に実装された複数のLED5とからなる光源部3と、基板4の裏面側(上面側)に当接されたヒートシンク6とからなる。
この光源部3のヒートシンク6には、連接方向(長手方向)に冷媒流路7が形成されており、その流入口8と流出口9は、ともにヒートシンク6の上面側に開口している。
図2(B)に示すように、この実施例では、各光源ユニット2には冷媒流路7が、2本ずつ設けられていて、一端側の光源ユニット2における一方の冷媒流路7に供給された冷媒は、他端側の光源ユニット2においてUターンして他方の冷媒流路7を経て排出される。
なお、この冷媒流路7は2本に限られず、一方流通の1本であってもよいし、あるいは3本以上設けて、循環させるものであってもよい。
隣接する光源ユニット2、2の連設部分には、これらの間に跨る連結部材10が設けられている。この連結部材10には、内部に連通流路11が設けられている。この連通流路11の連結流入口12および連結流出口13は、前記連結部材10の下面側に開口している。そして、連結部材10が隣接する光源ユニット2の連接部分に当接されたとき、前記連結流入口12は、光源ユニット2の冷媒流路7の流出口9に連通し、また、連結流出口13は、隣接する光源ユニット2の冷媒流路7の流入口8に連通する。
これにより、光源ユニット2の冷媒流路7→流出口9→連結部材10の連通流路11の連結流入口12→連通流路11→連結流出口13→冷媒流路7の流入口8という流路が形成される。
これにより、光源ユニット2の冷媒流路7→流出口9→連結部材10の連通流路11の連結流入口12→連通流路11→連結流出口13→冷媒流路7の流入口8という流路が形成される。
なお、連接された光源ユニット2の端部においては、図2(A)に示されるように、連結部材10には、連結流出口13、あるいは、連結流入口12のみが形成される。
また、図1、図2(B)に示すように、各光源ユニット2に一対の冷媒流路7、7が形成されて、一方端の光源ユニット2から供給された冷媒が、他方端の光源ユニット2でUターンする構成の場合には、図3に示されるように、連結部材10には、それぞれの冷媒流路7、7に対応して、連結流入口12と連結流出口13とが一対ずつ形成される。
そして、供給側の一端部に当接される連結部材10には、連結流入口12と連結流出口13が独立して形成され、Uターン側の連結部材10には、連結流入口12と連結流出口13が形成され、かつ、これらが連通されている。
また、図1、図2(B)に示すように、各光源ユニット2に一対の冷媒流路7、7が形成されて、一方端の光源ユニット2から供給された冷媒が、他方端の光源ユニット2でUターンする構成の場合には、図3に示されるように、連結部材10には、それぞれの冷媒流路7、7に対応して、連結流入口12と連結流出口13とが一対ずつ形成される。
そして、供給側の一端部に当接される連結部材10には、連結流入口12と連結流出口13が独立して形成され、Uターン側の連結部材10には、連結流入口12と連結流出口13が形成され、かつ、これらが連通されている。
図2(A)(B)に示すように、光源ユニット2と連結部材10の当接面における、流入口8と流出口9、および、連結流入口12と連結流出口13の周囲には、Oリングなどのシール部材15が設けられていて、当接部分が水密構造とされている。
上記構成によれば、連接された光源ユニット2の連設部分において、光源ユニット2のヒートシンク6の上面側で連結部材10が当接固定されているので、光照射装置1に撓みが生じても、ヒートシンク6と連結部材10の当接部分の水密構造に殆ど影響することがなく、この部位での水密性が維持される。
また、光源ユニット2を連接結合する作業も、冷媒流路7とは無関係することができるので、作業性が向上するとともに、光源ユニット2同士の連結を強固なものとすることができる。
更には、連結部材10の取付けも、図3に示すように、上面からのネジ止め16によって容易に、かつ強固に作業できる。
また、光源ユニット2を連接結合する作業も、冷媒流路7とは無関係することができるので、作業性が向上するとともに、光源ユニット2同士の連結を強固なものとすることができる。
更には、連結部材10の取付けも、図3に示すように、上面からのネジ止め16によって容易に、かつ強固に作業できる。
1 :光照射装置
2 :光源ユニット
3 :光源部
4 :基板
5 :LED
6 :ヒートシンク
7 :冷媒流路
8 :流入口
9 :流出口
10 :連結部材
11 :連通流路
12 :連結流入口
13 :連結流出口
15 :シール部材
16 :ネジ
2 :光源ユニット
3 :光源部
4 :基板
5 :LED
6 :ヒートシンク
7 :冷媒流路
8 :流入口
9 :流出口
10 :連結部材
11 :連通流路
12 :連結流入口
13 :連結流出口
15 :シール部材
16 :ネジ
Claims (2)
- 複数のLEDを備えた光源部と、該光源部の上面側に当接されたヒートシンクとを有する光源ユニットを複数備え、当該複数の光源ユニットが一方向に連接されてなる光照射装置において、
前記各光源ユニットにおけるヒートシンクの内部には、連接方向に延びる冷媒流路が設けられ、該冷媒流路の流入口と流出口が、前記ヒートシンクの上面側に開口して設けられており、
前記光源ユニットの連接部分には、内部に連通流路を備え、該連通流路の連結流入口と連結流出口が下面側に開口して設けられた連結部材が前記光源ユニットの上面に当接して設けられ、
前記連通流路の前記連結流入口が、前記光源ユニットの前記流出口と連通し、前記連結流出口が、隣接する前記光源ユニットの前記流入口と連通していることを特徴とする光照射装置。 - 前記ヒートシンクの上面と、前記連結部材の下面の間において、前記ヒートシンクの前記流入口と前記流出口の周囲に、それぞれシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017184418A JP2019061819A (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 光照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017184418A JP2019061819A (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 光照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019061819A true JP2019061819A (ja) | 2019-04-18 |
Family
ID=66176753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017184418A Pending JP2019061819A (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 光照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019061819A (ja) |
-
2017
- 2017-09-26 JP JP2017184418A patent/JP2019061819A/ja active Pending
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