JP5834989B2 - 光照射装置、及び光照射システム - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED)を用いた光照射装置、及び光照射システムに関する。
LEDを光源とする装置としては種々のものが提案されている。例えば、特許文献1に開示された光照射装置では、水冷ジャケットを設けることで、複数のLEDを冷却している。
特開2009−129642号公報
ところで、光の照射面積を大きくするためには、上記のような装置を複数組み合わせる必要がある。しかしながら、複数の装置を用いると、各装置に対して冷媒を供給する必要があり、配管等の冷媒の供給経路が複雑になるという問題がある。本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数の光照射装置を組み合わせる場合でも、冷媒の供給経路を簡素化することができる光照射装置及び光照射システムを提供することを目的とする。
本発明に係る光照射装置は、第1の方向に延び冷媒が供給される少なくとも1つの第1流路及び少なくとも1つの第2流路を有する第1の面、及び当該第1の面の反対側に形成された第2の面を有し、熱伝導性を有する冷却部材であって、前記両流路が前記第1の方向の両端部で外部に開放する開口を有するとともに、一端部において前記両流路を連通する連通路を有する、冷却部材と、前記第2の面側に配置される、複数の発光ダイオードと、前記第1の方向の一端部に配置され、前記連通路を開放するとともに当該一端部に形成された前記各流路の開口を塞ぐ第1の態様と、前記連通路を塞ぐとともに当該一端部に形成された前記各流路の開口を開放する第2の態様と、をとりうる流路切換機構と、を備えている。
この構成によれば、流路切換機構が第1の態様にあるときは、この光照射装置を単体で用いることができ、第2の態様にあるときは複数の光照射装置を連結して用いることができる。すなわち、切換機構が第1の態様にあるときは、第1の流路を第1の方向の他端部側から一端部側へ向かって流れる冷媒が、連通路を介して第2の流路に流れた後、一端部側へ流れるように構成される。一方、第2の態様にあるときは、例えば、第1の流路を流れる冷媒を開口を介して外部へ排出するとともに、外部から開口を介して第2の流路に冷媒を流すことができる。したがって、第2の態様にあるときに、他の光照射装置を連結すれば、この装置に冷媒を流すことができる。このとき、他の光照射装置の流路切換機構を第1の態様にしておけば、2つの光照射装置の間で冷媒を流通させることができる。その結果、第2の態様の光照射装置に冷媒を流せば、第1の態様の光照射装置にも冷媒を供給でき、さらにこの光照射装置から冷媒が戻ってくるため、冷媒の供給源を一つにすることができ、冷媒の供給経路を簡素化することができる。なお、第1の流路及び第2の流路は冷却部材の第1の面の表面に形成されていてもよいし、第1の面の内部に形成されていてもよい。
上記光照射装置の第1の面側には、第1の流路へ冷媒を供給する供給部と、前記第2の流路から冷媒を排出する排出部と、を設けることができる。
本発明に係る光照射システムは、前記流路切換機構が前記第1の態様となっている、上述した第1の光照射装置と、前記流路切換機構が前記第2の態様となっている、少なくとも一つの上述した第2の光照射装置と、を備え、前記第1の光照射装置の前記他端部側の開口と、前記第2の照射装置の前記一端部側の開口とが連通する。
上記第2の照射装置に設けられる流路切換機構に、冷却部材の一端部側の開口に挿入される中空の筒状に形成された連結部材を設け、この連結部材において、一端部側に挿入される部分に上記連通路を塞ぐ閉鎖部を設けることができる。そして、一端部側の開口から外部へ突出する部分が、第1または第2の照射装置の他端部の開口に挿入されるように構成することができる。このようにすると、連結部材によって隣接する光照射装置を連結することができるとともに、連結部材を介して、連結される光照射装置間に冷媒を流すことができる。
上記光照射システムにおいて、光の照射面積を大きくするには、所望の数の第2の光照射装置を設ければよい。そのとき、第2の光照射装置同士は、一方の第2の光照射装置の一端部側の開口と、他方の第2の照射装置の他端部側の開口とを連通させればよい。
上記各光照射装置に配置される複数の発光ダイオードを、第1の方向に沿って第1の間隔で配置し、隣接する光照射装置の境界を挟んで隣接する発光ダイオード間の第2の間隔を、第1の間隔と同じにすることができる。この構成により、複数の光照射装置を連結しても、装置間の境界で発光ダイオードからの光の照度が低下するのを防止することができる。したがって、照度のムラが発生するのを防止することができる。なお、第1の間隔と第2の間隔とは同じであることが好ましいが、光の照度の低下を防止できる限りにおいては、厳密な同一を意味するものではない。
本発明の光照射装置によれば、装置内部を効率的に冷却することができる。
本発明の一実施形態に係る光照射装置の透視斜視図である。 図1の光照射装置を他の方向から見た透視斜視図である。 図1の光照射装置を下方から見た斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 本実施形態に係る光照射装置において制御部を取り外した状態を示す斜視図である。 冷却ブロックを第1端部側から見た斜視図である。 連結部材の斜視図である。 連結部材の取り付けを示す斜視図である。 2つの光照射装置を並べた斜視図である。 取り付けられた連結部材を冷却ブロックの内部から見た斜視図である。 2つの光照射装置を連結した斜視図である。 2つの光照射装置を連結した下面図である。 連通路の閉鎖のための他の例を示す図である。
以下、本発明に係る光照射装置及び光照射システムの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光照射装置の透視斜視図、図2は図1の光照射装置を他の方向から見た透視斜視図、図3は図1の光照射装置を下方から見た斜視図、図4は図1のA−A線断面図である。なお、上記透視図では筐体が透明になっているが、説明の便宜のためである。
(1)光照射装置の構造
図1〜図4に示すように、この光照射装置1は、直方体状に形成された筐体1を有しており、筐体1の下面から紫外線が照射される。以下では、筐体1の延びる方向を長手方向(第1の方向)、それと直交する方向を幅方向(図4の左右方向)、長手方向における図1の左側を第1端部、右側を第2端部、さらに図4の上下方向を上下方向と称することとするが、この方向の定義は説明の便宜のためであり、発明を限定するものではない。筐体1の内部には、紫外線を照射する複数の紫外線発光ダイオード(紫外線LED)、及びこの紫外線LEDの駆動を制御する制御基板などが配置されている。
まず、筐体1の内部構造について説明する。図4に示すように、筐体1の内部は、下方から上方に向かって概ね3つの領域に分かれており、各領域には、下から紫外線照射部3、冷却部4、及び制御部5が配置されている。
まず、紫外線照射部3から説明する。この紫外線照射部3は、後述する冷却部4の冷却ブロック41の下面に当接する支持基板31を有し、この支持基板31の下面に複数の紫外線LED32が実装されている。複数の紫外線LED32は、長手方向に延びる4列に分けて配置されるとともに、2列を一組とした2つのLEDユニット33で構成されている。両LEDユニット33は幅方向に所定間隔をおいて配置されており、各LEDユニット33の下方の照射空間Sには、照射された紫外線が下方に向かうように反射するリフレクタが配置されており、このリフレクタは冷却部4の両側から下方に延びる連結部材48によって支持されている。本実施形態のリフレクタは、4つの部品から形成されている。すなわち、上述した連結部材48に固定される一対の第1反射部材61と、両LEDユニット33の間に配置される一対の第2反射部材62とで構成されている。そして、各LEDユニット33から照射される紫外線を幅方向に挟むように各第1及び第2反射部材61,62を配置することで、紫外線が下方に向くように反射される。
各第1反射部材61は、断面L字型の板材で形成されており、連結部材48の下面に当接する第1反射部611と、この第1反射部611の端部から支持基板31に向かって照射空間Sを上方に延びる第2反射部612とで構成されている。一方、各第2反射部材62も断面L字型の板材で形成されており、第1反射部材61の第1反射部612と平行に延びる第1反射部621と、この第1反射部621の端部から支持基板31に向かって照射空間Sを上方に延びる第2反射部622とで構成されている。
上述したように、各照射空間Sでは、照射された紫外線を挟むように、第1反射部材61と第2反射部材62が配置されているが、各反射部材61,62の第2反射部612,622は、2箇所で照射空間S内に向かって若干折り曲げられて傾斜している。これにより、第2反射部612,622は、擬似的に円弧を形成するため、完全な円弧を形成することなく、簡易な加工で紫外線を下方に向けて反射することができる。また、各第2反射部材62には、長手方向の全長に渡って第1反射部621が設けられているのではなく、図3に示すように、長手方向の半分にそれぞれ設けられている。したがって、対向する2つの第2反射部材62は、第1反射部621が互い違いに噛み合うように配置され、これにより、第1反射部621が長手方向に連続して延びるようになる。
図4に示すように、紫外線照射部3の最下部、つまり筐体1の底面には、両照射空間Sを覆う汚れ防止板37が設けられている。この汚れ防止板37は、紫外線が透過可能な透明な材料であり、石英ガラス等で形成される。
次に、冷却部4について、図5も参照しつつ説明する。図5は、本実施形態に係る光照射装置において制御部を取り外した状態を示す斜視図である。図1〜図5に示すように、冷却部4は、アルミニウムなどの熱伝導性の高い材料で形成された扁平状の冷却ブロック41を有している。上述したように、冷却ブロック41の下面(第2の面)には、紫外線LED32の支持基板31が取り付けられているが、熱伝導性を高めるため、冷却ブロック41の下面と支持基板31との間には公知の放熱グリスが塗布されている。これにより、冷却ブロック41及び支持基板31の接触部分の凹凸を埋めることができ、熱伝導効果を向上させている。一方、冷却ブロック41の上面(第1の面)には、水冷用の水が供給される一対の溝、つまり第1溝411及び第2溝412が形成されている。両溝411,412は、幅方向に沿って平行に配置され、長手方向に沿って延びている。両溝411,412は、長手方向の全体に亘って形成されているのではなく、冷却ブロック41の両端部との間に所定の隙間を残している。そして、この部分には、冷却ブロック41の長手方向の端面に開放する円筒状の貫通孔(開口)413が形成されており、各溝411,412の両端部と連通している。また、各端面には、貫通孔413から幅方向の外側に位置決めピン40を取り付けるための取付孔414がそれぞれ形成されている。さらに、両溝411,412の長手方向の一端部には、制御部5を貫通して上方に向かって延びるノズルがそれぞれ設けられている。すなわち、第1溝411には水が供給される供給ノズル(供給部)71が連結され、第2溝412には水を排出する排出ノズル(排出部)72が連結されている。一方、両溝411,412の長手方向の他端部には、これらを幅方向に連通する連通路415が形成されている。そして、上記のように構成された冷却ブロック41の上面には、両溝を覆う蓋部材49配置されている。
次に、各溝411,412において、水の流れを規制する構造について、図6も参照しつつ説明する。図6は、冷却ブロックを第1端部側から見た斜視図である。図6(a)に示すように、冷却ブロック41の長手方向の両端部において、各溝411,412に連通する貫通413には、それぞれ閉鎖キャップ73が取り付けられている(図6(a)は説明のため、一方の貫通孔413にのみ閉鎖キャップ73を取り付けている)。図6(b)に示すように、この閉鎖キャップ73は、円筒状に形成され、外周面にOリング731が配置されている。この閉鎖キャップ73を4箇所、つまり両溝411,412の両端部の貫通孔413にそれぞれ取り付けることで、冷却ブロック41にはU字型の流路が形成される。すなわち、図5に示すように、供給ノズル71から第1溝411の供給された水は、第2端部に向かって流れ、連通路415を通過して第2溝412に流れ込んだ後、ここから第1端部側へ向かって流れ、排出ノズル72から外部へ排出される。
続いて、制御部5について説明する。冷却部4の上部には、直方体上の空間が形成されており、この空間内に、紫外線LED32の駆動を制御する制御基板(図示省略)が配置されている。制御基板には、定電流回路が配置されており、電源端子から供給される電力を設定された電流値で各紫外線LED32に供給する。その他、CPU,通信回路、紫外線LED32の照射時間等の記録を行う回路などが配置されており、紫外線LED32の駆動を制御するようになっている。なお、制御基板を、この光照射装置の外部の外部に配置することもでき、その場合には、制御部は空洞となる。制御基板が配置される外部の装置は、例えばコントロールボックスとすることができ、制御基板、電源などが配置される。
(2)光照射装置の連結構造
次に、上記のように構成された光照射装置同士を連結する連結構造について、図7から図10も参照しつつ説明する。図7は連結部材の斜視図、図8は連結部材の取り付けを示す斜視図、図9は2つの光照射装置を並べた斜視図、図10は取り付けられた連結部材を冷却ブロックの内部から見た斜視図である。光照射装置同士を連結するには、図7に示すような連結部材8を用いる。この連結部材8は、全体として円筒状に形成され、上述した冷却ブロック41の貫通孔413に挿入される。より詳細には、円筒状の本体部81と、この本体部81の軸方向の端部から延びる一対の閉鎖部82とで構成されている。本体部81の内部には、軸方向に延びる貫通孔83が形成されており、外周面には、2箇所において環状溝84が形成されている。図8に示すように、各環状溝84にはOリング85が取り付けられ、各Oリング85が、連結される光照射装置の冷却ブロック41内にそれぞれ配置される。これにより、連結部材8と各貫通孔413とが液密に連結される。各閉鎖部82は貫通孔83を挟んで対向するように配置され、断面が円弧状に形成されている。そして、その外周面の円弧の曲面が本体部81の外周面と連続するように形成されている。
次に、光照射装置の連結方法について説明する。まず、図9に示すように、2つの光照射装置を準備する。ここでは、説明の便宜上、図9の左側にある光照射装置を第1光照射装置10、右側にある装置を第2光照射装置20と称することとする。はじめに、第1光照射装置10の各ノズル71,72に水が流通するパイプを連結するための連結管9をそれぞれ取り付ける。一方、第2光照射装置20の各ノズル71,72には蓋部材(図示省略)を取り付け、ここから水が流出しないようにする。次に、第1光照射装置10の第1端部側の貫通孔413、及び第2光照射装置20の第2端部の貫通孔413に、それぞれ閉鎖キャップ73を取り付ける。続いて、第1光照射装置10の第2端部の貫通孔413に上述した連結部材8を取り付ける。この点について、図10を参照して説明する。
図10に示すように、第1光照射装置10の貫通孔413には、連結部材8の閉鎖部82側を挿入する。このとき、連結部材8の本体部81において閉鎖部側にあるOリング85が貫通孔413の壁面と当接する位置まで連結部材8を貫通孔413に押し込む。このとき、本体部81において、貫通孔413から突出する部分に、もう一方のOリング85が取り付けられている。この状態で、連結部材8を軸周りに回しながら、周方向の位置決めを行う。すなわち、図10に示すように、冷却ブロック41において両溝411、412を連通する連通路415が、連結部材8の閉鎖部82によって塞がれるように、連結部材8を軸周りに回転して位置決めを行う。こうして、両連結部材8の閉鎖部82が連通路415を塞ぐと、第1溝411を流れる水は、連結部材8を介して外部に流れ出るようになる。なお、冷却ブロック41の連通路415には、閉鎖部82の軸方向端部に当接するストッパ419が設けられており(図8参照)、所定の長さ以上に連結部材8が冷却ブロック41に入り込むのを制限している。また、連結部材8の取り付けとともに、冷却ブロック41の端面の取付孔414に位置決めピン40を取り付ける。位置決めピン40は、図8に示すように、一端部が冷却ブロック41に挿入され、他端部は冷却ブロック41から突出した状態となる。これに続いて、第2光照射装置20を第1光照射装置10に連結する。すなわち、第1光照射装置10から突出した連結部材8の端部を、第2光照射装置20の第1端部側の貫通孔413に挿入する。同時に、第1光照射装置10から突出する位置決めピン40を第2光照射装置20の取付孔414に挿入する。こうして、図11に示すように、両光照射装置10,20が連結される。
また、図12に示すように、連結された光照射装置の下面では、LEDユニットが長手方向に連続した状態になっており、各光照射装置10,20において隣接する紫外線LED32間の長手方向の間隔(第1の間隔)と、両光照射装置10、20の境界を挟んで配置される紫外線LED32間の間隔(第2の間隔)とが、ほぼ同じ長さになっている。これにより、境界における照度の低下を防止し、紫外線の照射ムラが生じるのを防止している。
(4)光照射装置による効果
以上のように構成された光照射装置によれば、冷却ブロック41に形成されたすべての貫通孔413に閉鎖キャップ73を取り付ければ(第1の態様)、この光照射装置を単体で用いることができ、第2端部の貫通孔413に連結部材8を取り付ければ(第2の態様)、複数の光照射装置を連結して用いることができる。すなわち、第1の態様にあるときは、第1溝411を長手方向の第1端部側から第2端部側へ向かって流れる水が、連通路415を介して第2溝412に流れた後、第1端部側へ流れるように構成される。一方、第2の態様にあるときは、例えば、第1溝411を流れる水を貫通孔413を介して外部へ排出するとともに、外部から貫通孔413を介して第2溝412に水を流すことができる。したがって、第2の態様にあるときに、他の光照射装置を連結すれば、この装置に水を流すことができる。このとき、他の光照射装置を第1の態様にしておけば、2つの光照射装置の間で水を流通させることができる。したがって、光照射装置を、所望の照射面積に応じて連結することができ、且つ連結したすべての光照射装置に水を供給してLEDを冷却することができる。このとき、各光照射装置に外部から水を供給するのではなく、第1端部に配置される光照射装置にのみ水を供給すれば、すべての光照射装置に水が供給されるため、装置を簡素化することができる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上記光照射装置を第1の態様と第2の態様に切り替える際には、閉鎖キャップ73及び連結部材8を利用しているが、これに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、図13に示すように、バタフライバルブのような回転可能なバルブ95を設け、図13(a)に示すように、連通路415を開放する態様と、図13(b)に示すように、回転により連通路415を塞ぐ態様とを、とりうるように構成することもできる。バルブ95の軸は、筐体1の上面から突出させ、これにハンドルを取り付け、筐体1の外部からバルブ95の操作を行うようにすることができる。また、図13(a)に示すように、連通路415を塞ぐ場合には、貫通孔413に閉鎖キャップ73を取り付ける。一方、図13(b)に示すように、連通路415を塞ぐ場合には、貫通孔413には連結部材80を取り付ける。但し、この連結部材80は図8に示すような閉鎖部82を設ける必要はなく、単に本体部81のみを備えた連結部材80であればよい。
また、水を供給する場合には、上記ノズル71,72からではなく、長手方向の最端部に配置された第1の態様にある光照射装置の貫通孔413から供給することもできる。
上記実施形態では、冷媒として水を利用しているが、空気を流すこともできる。但し、この場合には、冷却効果を高めるため、溝411,412にはフィンなどの熱交換器を設けることが好ましい。また、水を流すために、冷却ブロック41に溝411,412を形成しているが、冷却ブロック42を貫通する貫通孔であってもよい。また、溝、貫通孔は、複数設けてもよい。
また、本発明に係る光照射装置は、例えば、印刷物のインクを乾燥させるための紫外線の照射装置として用いることができるが、これ以外の用途でも使用可能である。さらに、上記実施形態では、紫外線を照射する紫外線LEDを用いていたが、この構成に限定されず、紫外線LEDに替えて、他の波長域の光を発する発光ダイオードを用いることもできる。例えば、可視光を発光する発光ダイオードを、紫外線LEDに替えて使用することができる。
10,20 光照射装置
31 LED基板(基板)
32 紫外線LED(発光ダイオード)
41 冷却ブロック(冷却部材)
411 第1溝(第1流路)
412 第2溝(第2流路)
413 貫通孔(開口)
415 連通路
71 供給ノズル(供給部)
72 排出ノズル(排出部)
8 連結部材

Claims (7)

  1. 第1の方向に延び冷媒が供給される少なくとも1つの第1流路及び少なくとも1つの第2流路を有する第1の面、及び当該第1の面の反対側に形成された第2の面を有し、熱伝導性を有する冷却部材であって、前記両流路が前記第1の方向の両端部で外部に開放する開口を有するとともに、一端部において前記両流路を連通する連通路を有する、冷却部材と、
    前記第2の面側に配置される、複数の発光ダイオードと、
    前記第1の方向の一端部に配置され、前記連通路を開放するとともに当該一端部に形成された前記各流路の開口を塞ぐ第1の態様と、前記連通路を塞ぐとともに当該一端部に形成された前記各流路の開口を開放する第2の態様と、をとりうる流路切換機構と、
    を備えている、光照射装置。
  2. 前記流路切換機構が第1の態様にあるとき、前記第1の流路を前記第1の方向の他端部側から一端部側へ向かって流れる冷媒が、前記連通路を介して前記第2の流路に流れた後、前記他端部側へ流れるように構成されている、請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記第1の面側に、前記第1の流路へ冷媒を供給する供給部と、前記第2の流路から冷媒を排出する排出部と、が設けられている、請求項1または2に記載の第1の光照射装置。
  4. 前記流路切換機構が前記第1の態様となっている、請求項1に記載の第1の光照射装置と、
    前記流路切換機構が前記第2の態様となっている、少なくとも一つの請求項1に記載の第2の光照射装置と、
    を備え、
    前記第1の光照射装置の前記他端部側の開口と、前記第2の照射装置の前記一端部側の開口とが連通する、光照射モジュール。
  5. 前記第2の照射装置に設けられる前記流路切換機構は、前記一端部側の開口に挿入される中空の筒状に形成された連結部材を備えており、
    当該連結部材において、前記一端部側に挿入される部分が前記連通路を塞ぐ閉鎖部を有し、当該一端部側の開口から外部へ突出する部分が、前記第1または第2の照射装置の他端部の開口に挿入される、請求項4に記載の光照射モジュール。
  6. 複数の前記第2の光照射装置を備え、
    前記第2の光照射装置同士は、一方の当該第2の光照射装置の前記一端部側の開口と、他方の前記第2の照射装置の前記他端部側の開口とが連通する、請求項4または5に記載の光照射モジュール。
  7. 前記各光照射装置に配置される前記複数の発光ダイオードは、前記第1の方向に沿って第1の間隔で配置されており、
    隣接する前記光照射装置の境界を挟んで隣接する前記発光ダイオード間の第2の間隔は、前記第1の間隔と同じである、請求項4から6のいずれかに記載の光照射モジュール。
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