JP2019061760A - 調光装置回路、チェッカおよび照明システム - Google Patents

調光装置回路、チェッカおよび照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】調光装置の出力モードを遠隔で確認することができる調光装置回路、チェッカおよび照明システムを提供する。【解決手段】実施形態に係る調光装置回路は、位相制御回路と、制御部と、モード識別回路とを具備する。位相制御回路は、交流電源ラインに挿入され、交流電力を位相制御して負荷配線に出力する。制御部は、位相制御回路と並列に接続されたリレーを制御して負荷配線に給電する出力モードを変更する。モード識別回路は、負荷配線への給電が行われていないときに、出力モードに応じて異なる回路特性を付与する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、調光装置回路、チェッカおよび照明システムに関する。
商用電源から供給された交流出力を位相制御することで、白熱電球、LED(Light Emitting Diode)等を含む照明器具の調光制御を行う調光装置が知られている。かかる調光装置を有する照明システムでは、調光装置での調光制御の有無に応じた出力モードでスタジオなどに設置されたコンセントを介して各照明器具に給電される。
特開2009−164096号公報 特開2011−76879号公報
調光装置は、スタジオとは離れた調光盤室にあるため、スタジオでは調光装置で設定された出力モードが把握できない。すなわち、上述した電源システムでは、スタジオ内のコンセントに器具をつなごうとした場合に、この器具に適した出力モードで給電されているか否かを確認することが困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、調光装置の出力モードを遠隔で確認することができる調光装置回路、チェッカおよび照明システムを提供することである。
実施形態に係る調光装置回路は、位相制御回路と、制御部と、モード識別回路とを具備する。位相制御回路は、交流電源ラインに挿入され、交流電力を位相制御して負荷配線に出力する。制御部は、位相制御回路と並列に接続されたリレーを制御して負荷配線に給電する出力モードを変更する。モード識別回路は、負荷配線への給電が行われていないときに、出力モードに応じて異なる回路特性を付与する。
本発明によれば、調光装置の出力モードを遠隔で確認することができる調光装置回路、チェッカおよび照明システムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る照明システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る調光装置が有する調光装置回路の一例を示す図である。 図3は、モード識別回路の具体例を示す図である。 図4は、実施形態に係るチェッカの構成の一例を示す図である。 図5は、調光装置出力検出部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る照明システムによるモード判定処理の手順を示すフローチャートである。
以下に説明する実施形態に係る調光装置回路は、位相制御回路11と、制御部15と、モード識別回路18とを具備する。位相制御回路11は、交流電源ラインに挿入され、交流電力を位相制御して負荷配線26、27に出力する。制御部15は、位相制御回路11と並列に接続されたリレー14を制御して負荷配線26、27に給電する出力モードを変更する。モード識別回路18は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、出力モードに応じて異なる回路特性を付与する。
また、以下に説明する実施形態に係るモード識別回路18は、負荷配線26、27に接続可能な抵抗18aを有する。
また、以下に説明する実施形態に係るモード識別回路18は、負荷配線26、27に接続可能な抵抗コンデンサ回路を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る調光装置回路の出力モードを判定するチェッカ40は、回路特性検出部49とモード判定部50とを具備する。回路特性検出部49は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、回路特性を検出する。モード判定部50は、検出した回路特性に基づき、出力モードを判定する。
また、以下に説明する実施形態に係る照明システム1は、調光装置10と、回路特性検出部49と、モード判定部50とを具備する。調光装置10は、調光装置回路を有する。回路特性検出部49は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、回路特性を検出する。モード判定部50は、検出した回路特性に基づき、出力モードを判定する。
(実施形態)
図1〜図7を用いて、実施形態に係る照明システム1について説明する。
[実施形態に係る照明システムの構成]
図1は、実施形態に係る照明システム1の構成の一例を示す図である。実施形態に係る照明システム1は、複数の調光装置10−1〜10−n、複数のコンセント30−1〜30−n、チェッカ40を有する。調光装置10−1〜10−nは、コンセント30−1〜30−nとそれぞれ負荷配線26−1〜26−n、27−1〜27−nを介して接続されている。複数の調光装置10−1〜10−nは、調光盤60に配置されている。また、コンセント30−1〜30−nは、調光盤60から離れて位置する舞台やテレビなどのスタジオ100に設けられる。
チェッカ40は、コンセント30−1〜30−nのいずれかに取り付けられる。コンセント30−1〜30−nのいずれかに取り付けられたチェッカ40は、対応する負荷配線26−1〜26−n、27−1〜27−nに給電する調光装置10−1〜10−nが有する調光装置回路の出力モードを判定する。チェッカ40がコンセント30−1〜30−nに対して着脱可能であるため、コンセント30−1〜30−nよりも少ない数のチェッカ40ですべてのコンセント30−1〜30−nに対応する調光装置10−1〜10−nが有する調光装置回路の出力モードを判定することができる。なお、照明システム1が有する調光装置10−1〜10−n、負荷配線26−1〜26−n、27−1〜27−nおよびコンセント30−1〜30−nの数、ならびに調光盤60の数などは任意に設定できる。また、調光装置10−1〜10−nについて特に区別なく説明する場合には、調光装置10と記載する。同様に、負荷配線26−1〜26−n、27−1〜27−n、コンセント30−1〜30−nについても、特に区別なく説明する場合には、それぞれ負荷配線26、27、コンセント30と記載する。
[実施形態に係る調光装置回路の構成]
続いて、図2を用いて、実施形態に係る調光装置回路の構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る調光装置10−1が有する調光装置回路の一例を示す図である。なお、以下の説明では、調光装置10−2〜10−nは、調光装置10−1と同様の調光装置回路を有するものとして、説明を省略する。
実施形態に係る調光装置10−1は、位相制御回路11、リアクタ12、電流センサ13、リレー14、制御部15、モード識別回路制御部17、モード識別回路18およびスイッチ19を具備する。調光装置10−1は、入力端が交流電源22に接続して、調光卓23からの調光信号に応じて調光出力モードおよび直電源出力モードのいずれかの出力モードでコンセント30−1側に給電するように構成されている。
位相制御回路11は、交流電源22から端子20に至る交流電源ライン16に挿入されており、サイリスタを備えている。サイリスタは、一対のサイリスタ11a、11bが逆並列接続されている。また、サイリスタ11a、11bとしてSCRが用いられている。
リアクタ12は、位相制御回路11とその出力端側において直列接続されている。
電流センサ13は、交流電源ライン16に流れる少なくとも位相制御回路11の出力電流を監視し、その検出データを後述する制御部15に制御入力する手段である。そして、本形態においては電流変成器が交流電源ライン16に挿入されている。
リレー14は、その接点が位相制御回路11に対して並列的に接続されている。実施形態においては、位相制御回路11およびリアクタ12の直列回路に対して並列接続されている。そして、後述する制御部15によってリレー14の開閉が制御され、負荷配線26、27側に給電する出力モードが変更される。
制御部15は、マイコンを主体として構成されており、調光卓23からの調光信号に応じた各種制御信号を出力して位相制御回路11およびリレー14を制御し、負荷配線26、27側に給電する出力モードを切り換える。また、制御部15は、モード識別回路制御部17に対し、出力モードに対応する制御信号を出力する。
モード識別回路18およびスイッチ19は、負荷配線26、27側の端子20、21に対して並列に接続されており、スイッチ19の開閉に応じて実施形態に係る調光装置回路との電気的な接続が切り替えられる。モード識別回路18は、実施形態に係る調光装置回路に対し、出力モードに応じて異なる回路特性を付与する。なお、回路特性については後述する。
モード識別回路制御部17は、制御部15からの制御信号に応じてスイッチ19の開閉を制御し、調光装置回路に対するモード識別回路18の電気的な接続を切り替える。具体的には、モード識別回路制御部17は、調光出力モードの場合にスイッチ19を閉じ、直電源出力モードの場合にスイッチ19を開く制御を行うが、これに限らず、調光出力モードの場合にスイッチ19を開き、直電源出力モードの場合にスイッチ19を閉じる制御を行ってもよい。
[モード識別回路]
図3は、モード識別回路18の具体例を示す図であり、図3(a)は、モード識別回路18の一例を示す図である。図3(a)に示すように、モード識別回路18は、抵抗18aを有する。このようにモード識別回路18として抵抗18aを有することにより、スイッチ19の開閉に応じて端子20、21間の抵抗値が変化する。この場合の端子20、21間の抵抗値は、回路特性の一例である。
図3(b)は、モード識別回路18の他の例を示す図である。図3(b)に示すように、モード識別回路18は、抵抗18aおよびコンデンサ18bを有するいわゆる抵抗コンデンサ回路である。このようにモード識別回路18として抵抗コンデンサ回路を有することにより、スイッチ19の開閉に応じて端子20、21間に交流電圧を印加したときのインピーダンス値が変化する。すなわち、この場合の端子20、21間に交流電圧を印加したときのインピーダンス値は、回路特性の一例である。
例えば、図3(a)のようにモード識別回路18が抵抗18aを有する場合、調光装置10−1の負荷線間の絶縁抵抗を測定すると、絶縁抵抗値が実際値よりも低い値を示すことがある。これに対し、モード識別回路18として、図3(b)のように抵抗18aおよびコンデンサ18bの直列回路を挿入することにより、絶縁抵抗値を正確に測定することが可能となる。このため、負荷線間の絶縁抵抗を測定する形態においては、図3(b)に示すような抵抗コンデンサ回路がモード識別回路18として好ましい。
なお、モード識別回路18は、図3に示した例に限られず、出力モードに応じて異なる回路特性を付与するものであればよい。
[実施形態に係るチェッカの構成]
図4は、実施形態に係るチェッカ40の構成の一例を示す図である。実施形態に係るチェッカ40は、調光装置出力検出部41、回路特性検出部49、モード判定部50および表示部51を具備する。なお、以下では、チェッカ40がコンセント30−1に取り付けられた場合を例に挙げて説明する。
調光装置出力検出部41は、入力された電圧波形に基づき、調光出力モードおよび直電源出力モードのうちどちらの出力モードで調光装置10−1からコンセント30−1に給電されているかを検出する。すなわち、調光装置出力検出部41は、調光装置10−1から負荷配線26−1、27−1を介してコンセント30−1に給電されているときに出力モードを検出する。なお、調光装置出力検出部41を用いた出力モード判定の具体例については後述する。
回路特性検出部49は、調光装置10−1から負荷配線26−1、27−1を介してコンセント30−1に給電されていないときに、モード識別回路18を有する調光装置回路の回路特性を検出する。すなわち、回路特性検出部49は、調光装置出力検出部41を用いた出力モード判定ができないときの出力モード判定に寄与する。
モード識別回路18が図3(a)に示すような抵抗18aを有する場合、回路特性検出部49は、負荷配線26−1、27−1間の抵抗値を測定する。一方、モード識別回路18が図3(b)に示すような抵抗18aおよびコンデンサ18bを含む抵抗コンデンサ回路を有する場合、回路特性検出部49は、負荷配線26−1、27−1間に交流電圧を印加しつつ、インピーダンス値を測定する。すなわち、回路特性検出部49は、モード識別回路18に応じた手法により回路特性を検出する。
調光装置出力検出部41または回路特性検出部49での検出結果は、モード判定部50に送られる。モード判定部50は、調光装置出力検出部41から送られた電圧波形または回路特性検出部49から送られた回路特性に基づき、調光出力モードおよび直電源出力モードのうちどちらの出力モードで調光装置10−1からコンセント30−1に給電されているかを判定する。
表示部51は、モード判定部50で判定された出力モードの結果を出力するための表示装置であり、例えば、液晶モニタやLEDモニタ等のディスプレイにより実現される。なお、チェッカ40の不具合等により出力モードが適切に判定されない場合、表示部51は、「モード不明」または「判定不能」である旨の表示を出力してもよい。また、表示部51は、1つまたは複数のLEDによる所定の規則に従った点滅や発光色等に基づき、出力モードを表示するものであってもよい。
[調光装置出力検出部の構成の一例]
図5は、調光装置出力検出部41の構成の一例を示す図である。図5に示すように、調光装置出力検出部41は、電源回路43と、フォトカプラ44とを有する。また、調光装置出力検出部41は、CPU(Central Processing Unit)45と、複数のLED42および抵抗46と協働して出力モードを判定する。なお、図5において、回路特性検出部49との接続等については図示を省略している。
複数のLED42それぞれは、抵抗46を介してCPU45に接続されている。複数のLED42それぞれは、CPU45の制御を受けて光を発する。例えば、LED42は、CPU45による制御を受けて、時間間隔aで点滅したり、時間間隔bで点滅したりする。LED42は、表示部51の一例である。
電源回路43は、端子47、48を介してコンセント30−1と接続されており、調光装置10−1の出力モードに応じた給電がなされる。電源回路43は、供給された交流電流を直流電流に変換してCPU45に供給する。
フォトカプラ44は、端子47、48を介してコンセント30−1と接続されており、調光装置10−1の出力モードに応じた給電がなされる。そして、フォトカプラ44は、入力された交流電流の電圧波形を、閾値を用いてオン又はオフに二値化した波形に変換し、変換後の波形が示す電圧をCPU45に出力する。
なお、フォトカプラ44と後述の判別部を一つの判別部とすることもできる。すなわち、ここでいう判別部には、フォトカプラ44と後述の判別部が含まれる。この場合、フォトカプラ44と後述の判別部は、調光装置出力検出部41およびモード判定部50の一例である。
CPU45は、電源回路43により供給された直流電流によって動作する。CPU45は、判別部と、報知制御部とを有する。
判別部は、例えば、フォトカプラ44から入力された電圧の波形のオフの区間の長さを特定する。そして、判別部は、特定したオフの区間の長さが閾値αより大きいか否かを判定する。特定したオフの区間の長さが閾値αより大きいと判定した場合には、判別部は、商用電源を位相制御した調光出力モードで給電されていると判別する。一方、特定したオフの区間の長さが閾値α以下であると判定した場合には、判別部は、商用電源をそのまま出力する直電源出力モードで給電されていると判別する。このように、判別部は、フォトカプラ44により変換された波形のオフの区間の長さに基づいて、調光装置10−1の出力モードを判別する。すなわち、判別部は、モード判定部50の一例である。
報知制御部は、判別部による判別結果を報知するように、LED42の点灯を制御する。例えば、判別部により、特定したオフの区間の長さが閾値αより大きいと判定された場合(調光出力モードであると判別された場合)には、報知制御部は、時間間隔aで点滅するようにLED42を制御する。すなわち、報知制御部は、調光出力モードであることを示す情報を報知するように、表示部51の一例であるLED42を制御する。これにより、調光装置10−1の出力モードが、調光出力モードであることをユーザに把握させることができる。
一方、判別部により、特定したオフの区間の長さが閾値α以下であると判定された場合(直電源出力モードであると判別された場合)には、報知制御部は、時間間隔bで点滅するようにLED42を制御する。すなわち、報知制御部は、直電源出力モードであることを示す情報を報知するように、表示部51の一例であるLED42を制御する。これにより、調光装置10−1の出力モードが、直電源出力モードであることをユーザに把握させることができる。
[モード判定処理の手順]
続いて、図6を用いて、実施形態に係る照明システム1によるモード判定処理を説明する。図6は、実施形態に係る照明システム1によるモード判定処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、コンセント30−1に差し込まれたチェッカ40による回路特性検出部49を適用したモード判定処理を例に挙げて説明する。
チェッカ40は、取り付けられたコンセント30−1における電流値等を測定し、調光装置10−1から負荷配線26−1、27−1への給電が行われているか否かを確認する(ステップS101)。負荷配線26−1、27−1への給電が行われている場合(ステップS101;Yes)、チェッカ40は、モード判定ができないため、モード判定を受け付けずに処理を終了する。かかる場合、表示部51は、例えば給電中である旨の表示をあわせて行ってもよい。なお、給電が行われているか否かは、例えばチェッカ40からコンセント30−1に対し所定の電圧を印加することにより確認することができる。
一方、負荷配線26−1、27−1への給電が行われていない場合(ステップS101;No)、回路特性検出部49は、回路特性を検出する(ステップS102)。続いて、モード判定部50は、回路特性検出部49で検出された回路特性に応じて調光装置10−1の出力モードを判定する(ステップS103)。そして、表示部51は、モード判定部50で判定した出力モードを表示する(ステップS104)。
[実施形態の効果]
上述してきたように、実施形態に係る調光装置回路は、位相制御回路11と、制御部15と、モード識別回路18とを具備する。位相制御回路11は、交流電源ラインに挿入され、交流電力を位相制御して負荷配線26、27に出力する。制御部15は、位相制御回路11と並列に接続されたリレー14を制御して負荷配線26、27に給電する出力モードを変更する。モード識別回路18は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、出力モードに応じて異なる回路特性を付与する。このため、実施形態に係る調光装置回路によれば、例えばコンセント30で回路特性を検出することにより、コンセント30から離れた調光装置10の出力モードを遠隔で確認することができる。
また、実施形態に係るモード識別回路18は、負荷配線26、27に接続可能な抵抗18aを有する。負荷配線26、27と抵抗18aとの接続を切り替えることにより、回路特性、具体的には負荷配線26、27間の抵抗値が変化する。このため、実施形態に係るモード識別回路18によれば、例えばコンセント30で抵抗値を検出することにより、コンセント30から離れた調光装置10の出力モードを遠隔で確認することができる。
また、実施形態に係るモード識別回路18は、負荷配線26、27に接続可能な抵抗コンデンサ回路を有する。負荷配線26、27と抵抗コンデンサ回路との接続を切り替えることにより、回路特性、具体的には負荷配線26、27間に交流電圧を印加した場合のインピーダンス値が変化する。このため、実施形態に係るモード識別回路18によれば、例えばコンセント30で交流電圧を印加しつつインピーダンス値を検出することにより、コンセント30から離れた調光装置10の出力モードを遠隔で確認することができる。
また、実施形態に係る調光装置回路の出力モードを判定するチェッカ40は、回路特性検出部49とモード判定部50とを具備する。回路特性検出部49は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、回路特性を検出する。モード判定部50は、検出した回路特性に基づき、出力モードを判定する。このため、実施形態に係るチェッカ40によれば、例えばコンセント30で回路特性を検出することにより、コンセント30から離れた調光装置10の出力モードを遠隔で確認することができる。
また、実施形態に係る照明システム1は、調光装置10と、回路特性検出部49と、モード判定部50とを具備する。調光装置10は、調光装置回路を有する。回路特性検出部49は、負荷配線26、27への給電が行われていないときに、回路特性を検出する。モード判定部50は、検出した回路特性に基づき、出力モードを判定する。このため、実施形態に係る照明システム1によれば、例えばコンセント30で回路特性を検出することにより、コンセント30から離れた調光装置10の出力モードを遠隔で確認することができる。
[変形例]
上記実施形態に係る照明システム1では、モード識別回路制御部17は、調光装置10の出力モードに応じてスイッチ19の開閉を制御し、調光装置回路に対するモード識別回路18の電気的な接続を切り替えるとして説明したが、これに限らない。調光装置10から負荷配線26、27への給電が行われていると、出力モードが検出できないばかりでなく、モード識別回路18が調光装置回路に接続されている場合、調光装置10から負荷配線26、27への給電が行われると、モード識別回路18において電力が消費されることとなる。このため、モード識別回路制御部17は、調光装置10から負荷配線26、27への給電が行われている場合には、調光装置10の出力モードにかかわらず、調光装置回路に対するモード識別回路18の電気的な接続を常に遮断する制御を行うことが好ましい。
また、上記実施形態に係る照明システム1では、チェッカ40はコンセント30に対して着脱可能として説明したが、これに限らず、チェッカ40が有する各機能、例えば回路特性検出部49、モード判定部50、および表示部51を各コンセント30に対応するようにそれぞれ有するよう構成してもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明システム
10(10−1〜10−n) 調光装置
17 モード識別回路制御部
18 モード識別回路
23 調光卓
26(26−1〜26−n)、27(27−1〜27−n) 負荷配線
30(30−1〜30−n) コンセント
40 チェッカ
41 調光装置出力検出部
49 回路特性検出部
50 モード判定部
51 表示部
60 調光盤
100 スタジオ

Claims (5)

  1. 交流電源ラインに挿入され、交流電力を位相制御して負荷配線に出力する位相制御回路と;
    前記位相制御回路と並列に接続されたリレーを制御して前記負荷配線に給電する出力モードを変更する制御部と;
    前記負荷配線への給電が行われていないときに、前記出力モードに応じて異なる回路特性を付与するためのモード識別回路と;
    を具備することを特徴とする調光装置回路。
  2. 前記モード識別回路は、前記負荷配線に接続可能な抵抗を有することを特徴とする請求項1に記載の調光装置回路。
  3. 前記モード識別回路は、前記負荷配線に接続可能な抵抗コンデンサ回路を有することを特徴とする請求項1に記載の調光装置回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の調光装置回路の出力モードを判定するチェッカであって、
    前記負荷配線への給電が行われていないときに、前記回路特性を検出する回路特性検出部と;
    検出した前記回路特性に基づき、前記出力モードを判定するモード判定部と;
    を具備することを特徴とするチェッカ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の調光装置回路を有する調光装置と;
    前記負荷配線への給電が行われていないときに、前記回路特性を検出する回路特性検出部と;
    検出した前記回路特性に基づき、前記出力モードを判定するモード判定部と;
    を具備することを特徴とする照明システム。
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