JP5190631B2 - Led照明装置用電源システム及び給電方法 - Google Patents

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Description

本発明は、定電圧方式又は定電流方式といったタイプの異なるLED照明装置に給電するための電源システム及び給電方法に関するものである。
従来のLED照明装置は、定電圧方式又は定電流方式といった駆動方式の異なるものが種々の用途に応じて適宜用いられている。また、定電流方式のLED照明装置には種々の定格電流により駆動するものがあり、定電圧方式のLED照明装置には種々の定格電圧により駆動するものがある。
例えば、12V定格電圧又は24V定格電圧のLED照明装置(定電圧方式)には、それぞれ12Vの定格電圧の定電圧電源装置(12V電源)又は24Vの定格電圧の定電圧電源装置(24V電源)が接続され、例えばPWM制御により給電される。
またこのLED照明装置には定電圧駆動方式のほかに定電流方式のものが有り、特許文献1に示すように、LED照明装置内部に定格電流を識別するための識別抵抗が設けられている。このLED照明装置に接続された電源装置は、識別抵抗に電圧を印加して流れる電流を検出することによって、LED照明装置の定格電流を判別するように構成されている。そして、判別された定格電流となるように、当該LED照明装置に直列接続された定電流制御回路によって、LED照明装置に流れる電流を制御している。
さらにスポット照明用途のLED照明装置(定電流方式)としては、1つのパワーLED(200mA以上の電流を連続して流すことのできるLED)を有しており、このLED照明装置には例えば5.5Vの定電圧で電流可変の電源装置が接続され、所定の電流が流れるように給電される。
このように従来のLED照明装置は、駆動方式の違いや定格電圧又は定格電流の違いによってそれぞれ専用の電源装置を用意する必要がある。そうすると、用途に応じてLED照明装置を用いる際に専用の電源装置を用意する必要があり、LED照明装置の故障等を防止するために対応する電源装置の選択や接続等に注意する必要がある。また、複数の電源装置を準備する必要があることから、コスト増大だけでなく、収納スペース拡大も招いてしまいユーザに負担をかけてしまう。
また、スポット照明用途のLED照明装置を多チャンネルの12V電源又は24V電源に接続することも行われている。具体的にはLED照明装置と電源装置との間に別途抵抗回路を介在させて、電圧又は電流をLED照明装置の定格電圧又は定格電流となるように低下させる構成としている。このようなものでは、抵抗回路において不要な熱が発生してしまい、周辺機器等への熱影響を与えてしまう、又は電力消費が増大してしまうという問題がある。
さらに、定格電圧12VのLED照明装置を24V電源に接続する場合や、ストロボ発光させるためのストロボ電源で電流を定格以内に抑えて使用する場合も上記と同様に、別途抵抗回路を接続する必要があり、不要な熱が発生して周辺機器等に熱影響を与えてしまう、又は電力消費が増大してしまうという問題がある。
その上、例えばスポット照明用途のLED照明装置(定電流方式)と電源装置とを接続するケーブルが長い場合は、5.5Vの定電圧電源ではケーブルで生じる電圧降下によって、LEDから出る光の輝度が低下してしまうという問題もある。
特開2004−158840号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、駆動方式又は定格電圧もしくは定格電流の異なるLED照明装置を1つの電源システムによって給電可能にすることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係るLED照明装置用電源システムは、所定の定格電流により通電すべきものであり当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、または、所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子、および、前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別部と、電源側の各端子に接続された照明が定電流駆動型LED照明である場合、当該定電流駆動型LED照明に付与された識別抵抗の抵抗値により定格電流を判別し、当該定格電流となるように前記プラス端子に印加する電圧を徐々に上げていく定電流駆動制御部とを備えることを特徴とする。
このようなものであれば、駆動方式判別部によってLED照明の駆動方式を判別できるとともに、定電流駆動型LED照明と判別された場合には、定電流駆動制御部によって定電流駆動型LED照明の定格電流を判別することができる。また、定電流駆動制御部は、得られた定格電流となるように電圧を印加することによって、1つの電源システムによって、定格電流の異なる複数の定電流駆動型LED照明に給電することができる。これにより、従来の抵抗ボックスにより生じていた不要な熱発生の問題を好適に解消することができる。さらに、定電流駆動制御部は、定電流駆動型LED照明に流れる電流を定格電流とすべくプラス端子に印加する電圧を徐々に上げていくことにより、定電流駆動型LED照明と電源システムとの間に介在するケーブルによって生じる電圧降下影響を受けることなく、定電流駆動型LED照明に定格電流を流すことができる。これにより定電流駆動型LED照明の輝度低下を防止することができる。
電源システムに種々の定電流駆動型LED照明が接続されることになるが、それぞれの定電流駆動型LED照明の破損等を防止するためには、前記定格電流判別部が、識別抵抗の抵抗値により判別された定格電流を用いて過電流検出を行うことが望ましい。
また本発明に係るLED照明装置用電源システムは、所定の定格電流により通電すべきものであり当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、または、所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子、および、前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別部と、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明である場合、前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電圧駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御部とを備える
このようなものであれば、駆動方式判別部によってLED照明の駆動方式を判別できるとともに、定電流駆動型LED照明と判別された場合には、定電流駆動制御部によって定電流駆動型LED照明の定格電流を判別することができる。また、定電流駆動制御部は、得られた定格電流となるように電圧を印加することによって、1つの電源システムによって、定格電流の異なる複数の定電流駆動型LED照明に給電することができる。これにより、従来の抵抗ボックスにより生じていた不要な熱発生の問題を好適に解消することができる。さらに、定電流駆動制御部は、定電流駆動型LED照明に流れる電流を定格電流とすべくプラス端子に印加する電圧を徐々に上げていくことにより、定電流駆動型LED照明と電源システムとの間に介在するケーブルによって生じる電圧降下影響を受けることなく、定電流駆動型LED照明に定格電流を流すことができる。これにより定電流駆動型LED照明の輝度低下を防止することができる。
このようなものであれば、駆動方式判別部によってLED照明の駆動方式を判別できるとともに、定電圧駆動型LED照明と判別された場合には、定電圧駆動制御部によって定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別することができる。また、定電圧駆動制御部は、得られた定格電圧を定電圧駆動型LED照明に印加することによって、1つの電源システムによって、定格電圧の異なる複数の定電圧駆動型LED照明に給電することができる。これにより、従来の抵抗ボックスにより生じていた不要な熱発生の問題を好適に解消することができる。
定電圧駆動制御部による定電圧駆動型LED照明の定格電圧の判別を正確かつ簡単にするためには、複数種類の定電圧駆動型LED照明それぞれの電流電圧特性を示す特性データを格納する特性データ格納部を備え、前記定電圧駆動制御部が、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子に所定の電圧を印加して、前記定電流制御回路部により所定の一定電流を流した際の、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子電圧及びマイナス端子電圧の差分電圧と、前記特性データの示す電流電圧特性とから、接続された定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別するものであることが望ましい。この他、接続される定電圧駆動型LED照明の種類が特定されている場合には、前記定電流制御回路部により所定の一定電流を流した際の、前記定電圧駆動型LED照明のマイナス端子電圧の大小関係により、接続される定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別することができる。
電源システムに種々の定電圧駆動型LED照明が接続されることになるが、それぞれの定電圧駆動型LED照明の破損等を防止するためには、前記定電圧駆動制御部が、判別した定格電圧を印加することにより前記定電圧駆動型LED照明に流れる定格電流を用いて過電流検出を行うことが望ましい。
また本発明に係るLED照明装置用電源システムは、所定の定格電流により通電すべきものであり当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加する可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流値を用いて判別する駆動方式判別部と、前記駆動方式判別部により得られた結果により、電源側の各端子に接続された照明の種類に応じた制御を行う駆動制御部とを備えることを特徴とする。
さらに本発明に係るLED照明装置用給電方法は、所定の定格電流により通電すべきものであって、当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有するものであり、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部とを備えるLED照明装置用電源システムを用いたLED照明装置用給電方法であって、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別ステップと、電源側の各端子に接続された照明が定電流駆動型LED照明である場合、当該定電流駆動型LED照明に付与された識別抵抗の抵抗値により定格電流を判別し、当該定格電流となるように前記プラス端子に印加する電圧を徐々に上げていく定電流駆動制御ステップとを具備することを特徴とする。
また本発明に係るLED照明装置用給電方法は、所定の定格電流により通電すべきものであって、当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有するものであり、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部とを備えるLED照明装置用電源システムを用いたLED照明装置用給電方法であって、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別ステップと、電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明である場合、前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電流駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御ステップとを具備することを特徴とする。
また本発明に係る所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子及び照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子を有し、前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電圧駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御部と、複数種類の定電流駆動型LED照明それぞれの電流電圧特性を示す特性データを格納する特性データ格納部とを備え、前記定電圧駆動制御部が、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子に所定の電圧を印加して、前記定電流制御回路部により所定の一定電流を流した際の、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子電圧及びマイナス端子電圧の差分電圧と、前記特性データの示す電流電圧特性とから、接続された定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別することを特徴とする。これならば、定電圧駆動制御部によって定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別することができる。また、定電圧駆動制御部は、得られた定格電圧を定電圧駆動型LED照明に印加することによって、1つの電源システムによって、定格電圧の異なる複数の定電圧駆動型LED照明に給電することができる。これにより、従来の抵抗ボックスにより生じていた不要な熱発生の問題を好適に解消することができる。また、複数種類の定電流駆動型LED照明それぞれの電流電圧特性を示す特性データを用いることで、定電圧駆動制御部による定電圧駆動型LED照明の定格電圧の判別を正確かつ簡単にすることができる。
このように構成した本発明によれば、駆動方式、定格電圧又は定格電流の異なるLED照明装置を1つの電源システムによって給電可能にすることができる。
本発明の一実施形態に係るLED光源装置用電源システムの構成を示す模式図。 同実施形態の制御装置の具体的な機能構成を示す図。 同実施形態の特性データが示す電流電圧特性の模式図。 同実施形態のLED照明装置用電源システムの動作を示すフローチャート。
以下に本発明に係るLED照明装置用電源システム100の一実施形態について図面を参照して説明する。
<装置構成>
本実施形態に係るLED照明装置用電源システム100は、定電圧方式により駆動される定電圧駆動型LED照明200を有するLED照明装置又は定電流方式により駆動される定電流駆動型LED照明300を有するLED照明装置が接続される電源装置である。
具体的にこのものは、図1に示すように、定電圧駆動型LED照明200又は定電流駆動型LED照明300が接続され、回路側プラス端子が接続される電源側プラス端子100a、回路側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子100b、および、前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子100cを有する。
定電圧駆動型LED照明200は、図1(A)に示すように、所定の定格電圧(例えば12V又は24V等)により通電すべきものであり、電源側プラス端子100aに接続される回路側プラス端子200aと、電源側マイナス端子100bに接続される回路側マイナス端子200bとを備え、複数のLEDが直列接続されてなるLED発光部200dをプラス端子200a及びマイナス端子200bに1又は複数並列接続されて構成されている。このLED照明200は定電圧駆動型であることから、各LED発光部200dにLEDに直列して電流制限抵抗200rが接続されている。またこの定電圧駆動型LED照明200には電源システム100のセンシング端子100cに接続されるダミー端子200cが設けられている。このダミー端子200cは、プラス端子200aとは電気的に分離して設けられている。なお、ダミー端子200cを設けない構成としても良い。
定電流駆動型LED照明300は、図1(B)、図1(C)に示すように、所定の定格電流により通電すべきものであり、電源側プラス端子100aに接続される回路側プラス端子300aと、電源側マイナス端子100bに接続される回路側マイナス端子300bとを備え、1つのLED又は複数のLEDが直列接続してなるLED発光部300dをプラス端子300a及びマイナス端子300b間に複数並列接続されて構成されている。なお、このLED照明300は定電流駆動型であることから、各LED発光部300dに電流制限抵抗を設けるが無い。
また、定電流駆動型LED照明300には、当該LED照明300の規格又は使用特性に対応した抵抗値を有する機種判別用の識別抵抗300eを有する。本実施形態の識別抵抗300eは、定電流駆動型LED照明300の調光上限値(光出力レベル最大)の最大許容電流である定格電流を識別するためのものであり、識別抵抗300eのプラス端子はLED発光部300dのプラス端子側に接続されており、識別抵抗300eのマイナス端子300cは、電源側センシング端子100cに接続される。これにより、プラス端子300a及びマイナス端子300bにより形成される回路は、LED発光部300dとは独立した回路網を形成する。
なお図1には、定電流駆動型LED照明300として、複数のLEDが直列接続されたLED発光部300dをプラス端子300a及びマイナス端子300bに並列接続して構成されたもの(図1(B)参照)と、1つのパワーLED(200mA以上の電流を連続して流すことのできるLED)からなるLED発光部300dがプラス端子300a及びマイナス端子300bに接続されたもの(図1(C)参照)が記載されているが、これに限定されない。
しかして、この電源システム100は、電源側プラス端子100aに可変電圧を印加するための可変電源部2と、電源側プラス端子100a又は電源側マイナス端子100bに直列接続された定電流/PWM制御回路部3と、可変電源部2及び定電流/PWM制御回路部3を制御する制御装置4とを備える。
可変電源部2は、例えばDC48V以上の電圧を供給可能な交流電源からの電圧(Vin)を変圧する変圧回路(DCDCコンバータ)21と、当該変圧回路21からの交流電圧を整流平滑した直流電圧(Vout+)を出力する整流平滑回路22と、電源側プラス端子100aに印加される出力電圧(Vout+)を検出するための分圧回路(電圧検出回路)23とを備えている。変圧回路(DCDCコンバータ)21は、後述する制御装置4からの電圧指令値に基づいて、交流電源からの電圧(Vin)を所定電圧に調整する。また、整流平滑回路22の出力端が電源側プラス端子100aに接続される。
定電流/PWM制御回路部3は、オペアンプとFETとを利用して構成したもので、その出力端が電源側マイナス端子100bを介してLEDのカソード側に接続されている。
この定電流/PWM制御回路部3は、後述する制御装置4からの電流指令値に基づいて、LED照明200、300に流れる電流又は定電圧駆動型LED照明200に印加される電圧を制御する。詳細は後述するが、定電流/PWM制御回路部3は、定電圧駆動型LED照明200が接続された場合には、定電流制御回路としての機能及びPWM制御回路としての機能の両方を発揮し、定電流駆動型LED照明300が接続された場合には、定電流制御回路として機能する。
また、定電流/PWM制御回路部3は、電源システム100の各端子100a〜100cに接続されたLED照明200、300を流れる電流を所定値に調整するものである。例えば、定電流/PWM制御回路部3は、電源システム100の各端子100a〜100cに定電流駆動型LED照明300が接続された場合には、調光設定部5により設定された調光信号に比例した強さの制御電流を定電流駆動型LED照明300に供給する。
一方、定電流/PWM制御回路部3は、電源システム100の各端子100a〜100cに定電圧駆動型LED照明200が接続された場合には、調光設定部5により設定された調光信号に基づいて、定電圧駆動型LED照明200の光量を調整すべく、当該LED定電圧回路200に印加される電圧をPWM制御する。
制御装置4は、電源側の各端子100a〜100cの接続されたLED照明200、300の駆動方式を判別するとともに、接続されたLED照明200、300の駆動方式に合わせてLED照明200、300を制御するものであり、構造的には、例えばCPU、メモリ、入出力インタフェース等を備えた専用乃至汎用のコンピュータである。
そして、前記メモリに所定のプログラムをインストールし、そのプログラムに基づいてCPUや周辺機器が協働することにより、図2に示すように、駆動方式判別部41、特性データ格納部D1、定電圧駆動制御部42、定電流駆動制御部43等として機能する。
以下、各部41〜43、D1について説明する。
駆動方式判別部41は、電源側の各端子100a〜100cに接続されたLED照明200、300の駆動方式を判別するものであり、電源側プラス端子100a及びセンシング端子100cに所定電圧を印加し、センシング端子100c流れる電流を検出して、定電圧駆動型LED照明200であるか、定電流駆動型LED照明300であるかを判別する。
具体的に駆動方式判別部41は、電源側プラス端子100a及びセンシング端子100c間に所定電圧を印加すべく変圧回路21を制御するとともに、当該所定電圧を印加した際にセンシング端子100cに流れる電流を検出する。そして、その電流がゼロであればセンシング端子100cには定電圧駆動型LED照明200のダミー端子200cが接続されていると判断し、電源システム100に接続されているLED照明が定電圧駆動型LED照明200であると判断する。一方、センシング端子100cに電流が流れれば、センシング端子100cには識別抵抗300eのマイナス端子300cが接続されていると判断し、電源システム100に接続されているLED照明が定電流駆動型LED照明300であると判断する。
定電圧駆動制御部42は、電源システム100に接続されたLED照明が定電圧駆動型LED照明200と判断された場合に、当該定電圧駆動型LED照明200の定格電圧を判別して、定電圧駆動型LED照明200に当該定格電圧を印加するように可変電源部2を制御する。なお、定電圧駆動制御部42は、交流電源から出力される電圧(Vin)の計測値及び分圧回路23の計測値を取得して、当該電圧値(Vin)を昇圧又は降圧すべく変圧回路21に電圧指令値を出力する。
具体的に定電圧駆動制御部42は、定電流制御回路部3に所定の電流指令値を出力して定電圧駆動型LED照明200に所定電流を流し、定電圧駆動型LED照明200のマイナス端子200bの電圧(Vout−)を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明200の定格電圧を判別する。
詳細には、定電圧駆動制御部42は、変圧回路21に電圧指令値を出力して、定電圧駆動型LED照明200のプラス端子200aに所定の電圧(例えば24V等)を印加する。また、定電圧駆動制御部42は、定電流制御回路部3に電流指令値を出力して、定電圧駆動型LED照明200に所定の定電流(10mA(電流指令値))が流れるようにする。そして、定電圧駆動制御部42は、定電圧駆動型LED照明200のプラス端子電圧(Vout+)及びマイナス端子電圧(Vout−)の差分電圧(V)を算出する。また、定電圧駆動制御部42は、特性データ格納部D1から特性データを取得し、当該データの示す電流電圧特性と差分電圧(V)及び定電圧駆動型LED照明200に流れる電流とから、接続された定電圧駆動型LED照明200の定格電圧を判別する。
なお、特性データ格納部D1は、複数種類の定電流駆動型LED照明200それぞれの電流電圧特性を示す特性データを格納している。この電流電圧特性は、図3に示すように、定格電圧の定められた定電圧駆動型LED照明200によって、通電開始電圧(Vfmin)が異なることを示すデータである。なお、電流電圧特性において、通電開始電圧(Vfmin)は、LED直列数により異なり、傾斜は並列接続回路数及び電流制限抵抗の有無により異なる。
定電流駆動制御部43は、電源システム100に接続されたLED照明が定電流駆動型LED照明300と判断された場合に、当該定電流駆動型LED照明300の調光上限値(光出力レベル最大)の電流である定格電流を検出して、定電流駆動型LED照明300に当該定格電流が流れるように可変電源部2を制御する。
具体的に定電流駆動制御部43は、前記駆動方式判別部41により電源側プラス端子100a及びセンシング端子100c間に所定電圧を印加した際にセンシング端子100cに流れる電流を検出することにより、定電流駆動型LED照明300に付与された識別抵抗300eの抵抗値を算出する。そして、その抵抗値により当該LED定電流回路300の定格電流を判別する。なお、識別抵抗300eの抵抗値と定格電流との対応データは予め制御装置4のメモリに記憶させておく。
また、定電流駆動制御部43は、判別した定格電流となるように回路側プラス端子300aに印加する電圧(Vout+)を徐々に上げていくように、変圧回路21に出力する電圧指令値を徐々に変更して変圧回路21を制御する。
詳細には、定電流駆動制御部43は、定電流制御回路部3から得られる検出電流を取得して、判別した定格電流と比較し、検出電流がその定格電流となるように、変圧回路21を制御して定電流駆動型LED照明300に印加する電圧(Vout+)を段階的に上げていく。
なお、電源システム100には、制御モード設定部6が設けられており、ユーザの外部操作によって、定電圧駆動型LED照明200又は定電流駆動型LED照明300の制御モード(例えば定電圧PWM制御モード、ストロボ発光制御モード等)を選択可能に構成されている。
次に本実施形態に係る電源システム100の動作について図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
電源システム100に所望のLED照明装置(定電圧駆動型LED照明200又は定電流駆動型LED照明300)を接続した後に電源をONする。なお、電源システム100は、駆動方式等の判別を行うセンシング機能を発揮するセンシングON設定と、センシング機能を発揮しないセンシングOFF設定とを切り替え可能に構成されている。以下、センシングON設定である場合について説明する。
電源システム100は、電源がONされた直後から所定時間(例えば数秒)以内にセンシングを行う。まず、駆動方式判別部41は、可変電源部2の変圧回路21に所定の電圧指令値を出力して、電源側プラス端子100aに所定の定電圧(例えば5V)の電圧を印加するとともに、センシング端子100cに流れる電流を検出する(ステップS1)。これによりセンシング端子100cに電流が流れた場合には、駆動方式判別部41は、電源側の各端子100a〜100cに定電流駆動型LED照明300が接続されたと判断する。一方、センシング端子100cに電流が流れない場合には、駆動方式判別部41は、電源側の各端子100a〜100cに定電圧駆動型LED照明200が接続されたと判断する(ステップS2)。
電源側の各端子100a〜100cに定電圧駆動型LED照明200が接続されたと判断した場合に、駆動方式判別部41はその判別信号を定電圧駆動制御部42に出力する。この判別信号を受信した定電圧駆動制御部42は、変圧回路21に所定の電圧指令値を出力して、電源側プラス端子100a(回路側プラス端子200a)に所定の定電圧(例えば24V)を印加するとともに、定電流/PWM制御回路部3に電流指令値として所定電流(例えば10mA)を出力する。そうすると、定電圧制御回路部42は、電流指令値に基づいて、定電圧駆動型LED照明200に流れる電流を制御する。このとき、定電圧駆動制御部42は、定電流駆動型LED照明200のマイナス端子200b(電源側マイナス端子100b)の電圧(Vout−)を検出して、電源側プラス端子100aに印加されている電圧(Vout+)との差分電圧(Vout+−Vout−)を算出し、当該差分電圧を定電圧駆動型LED照明200の固有の順電圧(V)とする(ステップS3)。なお、このとき定電圧駆動型LED照明200に電流が流れない場合には、定電圧駆動型LED照明200が接続されていないと判断して(ステップS4)、上記のステップS1に戻る。
また、定電圧駆動制御部42は、特性データ格納部D1から特性データを取得して、この特性データが示す電流電圧特性の関係と、算出した順電圧(V)及び定電圧駆動型LED照明200に流れる電流とから、定電圧駆動型LED照明200の定格電圧(本実施形態では12V又は24V)を判別する(ステップS5)。このとき、定格電圧が12V又は24Vではないと判断された場合には、接続されたLED照明装置が定格外のものであると判断してエラー処理後、ステップS1に戻る。
定電圧駆動制御部42は、上記のステップS5において、定電圧駆動型LED照明200の定格電圧が12V又は24Vであると判断した場合に、判別された定格電圧を電源側プラス端子100a(回路側プラス端子200a)に印加するように変圧回路21に当該定格電圧を示す電圧指令値を出力する(ステップS6)。これにより、定電圧駆動型LED照明200に所望の定格電圧が印加されることになる。なお、センシング終了後、定電圧駆動制御部42は、調光設定部5から取得した調光信号に合わせて、定電流/PWM制御回路部3を用いて調光制御を行う。
さらに、定電圧駆動制御部42は、判別した定格電圧を印加することにより、調光上限値(光出力レベル最大)において定電圧駆動型LED照明200に流れる定格電流を検出し、その定格電流を過電流検出を行うための基準値としてメモリの所定領域に記憶し(ステップS7)、以後の過電流検出も行う。なお、過電流検出において定電圧駆動型LED照明200に過電流が生じた場合には、定電圧駆動型LED照明200の故障を防止すべく、回路を遮断して定電圧駆動型LED照明200への給電を停止させる。
一方、電源側の各端子100a〜100cに定電流駆動型LED照明300が接続されたと判断した場合に、駆動方式判別部41はその判断信号を定電流駆動制御部43に出力する。この判断信号を受信した定電流駆動制御部43は、センシング端子100cに流れる電流及びプラス端子100a及びセンシング端子100c間の電圧から識別抵抗300eの抵抗値を算出し、当該抵抗値から定電流駆動型LED照明300の定格電流を判別する(ステップS8)。そして、定電流駆動型LED照明300のマイナス端子300b(電源側マイナス端子100b)の電流が前記判別した定格電流となるように、変圧回路21に電圧指令値を出力することにより、電源側プラス端子100aの電圧を段階的に上昇させていく。なお、このとき定電流/PWM制御回路部3のFETはON状態としている。そして、定電流駆動型LED照明300に流れる電流が定格電流となったときの印加電圧を、以後の照明における制御電圧とする(ステップS9)。なお、センシング終了後、定電流駆動制御部43は、調光設定部5から取得した調光信号に合わせて、定電流/PWM制御回路部3に電流指令値を出力し、この電流指令値を取得した定電流/PWM制御回路部3は、その電流指令値に合わせて定電流駆動型LED照明300に流れる電流を制御する。
さらに定電流駆動制御部43は、識別抵抗300eの抵抗値により判別された定格電流を過電流検出を行うための基準値としてメモリの所定領域に記憶し(ステップS10)、以後の過電流検出も行う。なお、過電流検出において定電流駆動型LED照明300に過電流が生じた場合には、定電流駆動型LED照明300の故障を防止すべく、回路を遮断して定電流駆動型LED照明300への給電を停止させる。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係るLED照明装置用電源システム100によれば、駆動方式判別部41によってLED照明200、300の駆動方式を判別できるとともに、定電圧駆動型LED照明200と判別された場合には、定電圧駆動制御部42によって定電圧駆動型LED照明200の定格電圧を判別することができ、定電流駆動型LED照明300と判別された場合には、定電流駆動制御部43によって定電流駆動型LED照明300の定格電流を判別することができる。
また、定電圧駆動制御部42は、得られた定格電圧を定電圧駆動型LED照明200に印加するとともに、定電流駆動制御部43は、得られた定格電流となるように電圧を定電流駆動型LED照明300印加することによって、1つの電源システム100によって、定格電圧の異なる複数の定電圧駆動型LED照明200、及び定格電流の異なる複数の定電流駆動型LED照明300に給電することができる。これにより、従来の抵抗ボックスにより生じていた不要な熱発生の問題や消費電力のロスを好適に解消することができる。
さらに、定電流駆動制御部43は、定電流駆動型LED照明300に流れる電流を定格電流とすべくプラス端子300aに印加する電圧を徐々に上げていくことにより、定電流駆動型LED照明300と電源システム100との間に介在するケーブルによって生じる電圧降下影響を受けることなく、定電流駆動型LED照明300に定格電流を流すことができる。これにより定電流駆動型LED照明300の輝度低下を防止することができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態の電源システムは、特性データ格納部を有し、特性データが示す電流電圧特性と順電圧(V)とに基づいて各定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別するように構成しているが、電源システムは特性データ格納部を有さないものであっても良い。例えば、電源システムに接続され得る定電圧駆動型LED照明の12V定格又は24定格等のように予め決められた機種の場合には、電源側マイナス端子の電圧(Vout−)の大小により、接続された定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別するように構成しても良い。
また、前記実施形態では、定電圧駆動型LED照明200は、定格電圧が12Vと24Vの2機種について説明したが、その他の定格電圧を有する定電圧駆動型LED照明についても適用することができる。この場合、特性データ格納部にそれらの定電圧駆動型LED照明の電流電圧特性を示す特性データを格納しておく。
また、前記実施形態では定電流制御回路及びPWM制御回路を定電流/PWM制御回路部により実現しているが、それぞれ異なる回路により構成しても良い。
さらに、定電流駆動型LED照明に設けられた識別抵抗を可変抵抗としても良い。このように構成することによって、定電流駆動型LED照明の輝度のばらつきを補正することができる。
その上、前記実施形態の電源システムへの接続が予定されていないLED照明装置であっても、例えば可変抵抗等の識別抵抗を備えた外部抵抗を接続することによって、前記実施形態の電源システムを適用することができる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100 ・・・LED照明装置用電源システム
100a ・・・電源側プラス端子
100b ・・・電源側マイナス端子
100c ・・・センシング端子
200 ・・・定電圧駆動型LED照明
300 ・・・定電流駆動型LED照明
300e ・・・識別抵抗
200a、300a・・・回路側プラス端子
200b、300b・・・回路側マイナス端子
2 ・・・可変電源部
3 ・・・定電流/PWM制御回路部
41 ・・・駆動方式判別部
42 ・・・定電圧駆動制御部
43 ・・・定電流駆動制御部
D1 ・・・特性データ格納部

Claims (9)

  1. 所定の定格電流により通電すべきものであり当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、または、所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子、および、前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、
    前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別部と、
    電源側の各端子に接続された照明が定電流駆動型LED照明である場合、当該定電流駆動型LED照明に付与された識別抵抗の抵抗値により定格電流を判別し、当該定格電流となるように前記プラス端子に印加する電圧を徐々に上げていく定電流駆動制御部とを備えるLED照明装置用電源システム。
  2. 前記定電流駆動制御部が、識別抵抗の抵抗値により判別された定格電流を用いて過電流検出を行う請求項1記載のLED照明装置用電源システム。
  3. 所定の定格電流により通電すべき定電流駆動型LED照明、または、所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子、および、前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、
    前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別部と、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明である場合、前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電圧駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御部とを備えるLED照明装置用電源システム。
  4. 複数種類の定電流駆動型LED照明それぞれの電流電圧特性を示す特性データを格納する特性データ格納部を備え、
    前記定電圧駆動制御部が、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子に所定の電圧を印加して、前記定電流制御回路部により所定の一定電流を流した際の、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子電圧及びマイナス端子電圧の差分電圧と、前記特性データの示す電流電圧特性とから、接続された定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別するものである請求項3記載のLED照明装置用電源システム。
  5. 前記定電圧駆動制御部が、判別した定格電圧を印加することにより前記定電流駆動型LED照明に流れる定格電流を用いて過電流検出を行う請求項3又は4記載のLED照明装置用電源システム。
  6. 所定の定格電流により通電すべきものであり当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有し、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加する可変電源部と、
    前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流値を用いて判別する駆動方式判別部と、
    前記駆動方式判別部により得られた結果により、電源側の各端子に接続された照明の種類に応じた制御を行う駆動制御部とを備えるLED照明装置用電源システム。
  7. 所定の定格電流により通電すべきものであって、当該定格電流を識別するための識別抵抗が設けられた定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有するものであり、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部とを備えるLED照明装置用電源システムを用いたLED照明装置用給電方法であって、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別ステップと、
    電源側の各端子に接続された照明が定電流駆動型LED照明である場合、当該定電流駆動型LED照明に付与された識別抵抗の抵抗値により定格電流を判別し、当該定格電流となるように前記プラス端子に印加する電圧を徐々に上げていく定電流駆動制御ステップとを具備するLED照明装置用給電方法。
  8. 所定の定格電流により通電すべき定電流駆動型LED照明、又は所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子、照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子及び前記識別抵抗のマイナス端子が接続されるセンシング端子を有するものであり、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部とを備えるLED照明装置用電源システムを用いたLED照明装置用給電方法であって、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明であるか、定電流駆動型LED照明であるかを、電源側プラス端子及びセンシング端子間に印加された所定電圧によって流れる電流を用いて判別する駆動方式判別ステップと、
    電源側の各端子に接続された照明が定電圧駆動型LED照明である場合、前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電流駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御ステップとを具備するLED照明装置用給電方法。
  9. 所定の定格電圧により通電すべき定電圧駆動型LED照明が接続され、照明側プラス端子が接続される電源側プラス端子及び照明側マイナス端子が接続される電源側マイナス端子を有し、
    前記電源側プラス端子に可変電圧を印加するための可変電源部と、
    前記電源側プラス端子又は電源側マイナス端子に直列接続された定電流制御回路部と、
    前記定電流制御回路部により当該定電圧駆動型LED照明に所定電流を流して、定電圧駆動型LED照明のマイナス端子における電圧を検出することにより、当該定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別する定電圧駆動制御部と、
    複数種類の定電流駆動型LED照明それぞれの電流電圧特性を示す特性データを格納する特性データ格納部とを備え、
    前記定電圧駆動制御部が、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子に所定の電圧を印加して、前記定電流制御回路部により所定の一定電流を流した際の、前記定電圧駆動型LED照明のプラス端子電圧及びマイナス端子電圧の差分電圧と、前記特性データの示す電流電圧特性とから、接続された定電圧駆動型LED照明の定格電圧を判別するLED照明装置用電源システム。
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