JP2019060265A - 蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラント - Google Patents

蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラント Download PDF

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Abstract

【課題】蒸気加減弁の開閉過程時における蒸気流れの安定化を図ることのできる蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラントを提供する。【解決手段】主蒸気止め弁と、この主蒸気止め弁の下流側に配置された蒸気加減弁と、前記主蒸気止め弁と前記蒸気加減弁との間を接続する中間流路部とを有する蒸気弁装置であって、前記中間流路部から前記蒸気加減弁に至る流路の水平断面において、前記中間流路部の中心線に対して、前記蒸気加減弁の弁体の中心線が一方側に偏心しており、前記一方側とは反対の他方側に、前記中間流路部の内壁と前記蒸気加減弁のケーシングの内壁が直線的に接する直線部が形成され、前記弁体の周囲と、当該弁体を収容する前記ケーシングとの間の空間のうち、前記他方側の空間に、前記直線部に沿わせて前記中間流路部から蒸気を流入させ、前記弁体の周囲に旋回流れを形成するよう構成されている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラントに関する。
従来の典型的な蒸気タービンプラントにおいては、ボイラーからの蒸気が、蒸気弁装置を通過して蒸気タービンに送られる。蒸気タービンで仕事をした後の蒸気は復水器で水に戻され、給水ポンプにて昇圧されて再びボイラーに供給されるように循環する。
蒸気弁装置は、主蒸気止め弁とその下流側に配置された蒸気加減弁とからなる。主蒸気止め弁は、蒸気タービンの非常時等に、蒸気タービンに流入する蒸気を瞬時に止めることができるものである。また、蒸気加減弁は蒸気タービンに供給される蒸気流量を制御するためのものである。
火力発電所等に適用される蒸気弁装置のうち、例えば蒸気加減弁は、高温、高圧、大流量の蒸気を取扱い、頻繁に弁体を開閉させる。このため、弁体の開き始めの過程時、あるいは弁体の閉弁に至るまでの絞り過程時に、蒸気流れに偏流や渦流等が発生し、流れの乱れに伴う騒音、振動、浸食、弁体を支持する弁棒の接続部分の亀裂の発生などが生じる場合があった。また最近では、超々臨界圧の取組みによって蒸気タービンの単機容量の増加とともに、蒸気条件(温度、圧力)がより一層高くなり、このような問題が顕著になる傾向があった。
このような蒸気流れの偏流や渦流等に起因する問題に対して、従来から種々の対策がなされている。例えば、弁体の底部側に、周縁部にエッジを備えた凹陥部を設けることによって、蒸気流れの安定化を図る技術が知られている。更に、蒸気タービンの効率向上を図るため蒸気弁装置の弁開時圧力損失低減を目的として、主蒸気止め弁と、その下流側の蒸気加減弁と、それらの間に配置された中間流路部とが一体化された蒸気弁装置が知られている。
特開2006−63957号公報 特開2009−156040号公報
上述したとおり、蒸気加減弁の開閉過程時における蒸気流れの偏流や渦流等に起因して、騒音、振動、浸食、弁棒の接続部分の亀裂の発生等各種の問題が発生していた。
本発明の目的は、蒸気加減弁の開閉過程時における蒸気流れの安定化を図ることのできる蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラントを提供することにある。
実施形態の蒸気弁装置は、主蒸気止め弁と、この主蒸気止め弁の下流側に配置された蒸気加減弁と、前記主蒸気止め弁と前記蒸気加減弁との間を接続する中間流路部とを有する蒸気弁装置である。前記中間流路部から前記蒸気加減弁に至る流路の水平断面において、前記中間流路部の中心線に対して、前記蒸気加減弁の弁体の中心線が一方側に偏心しており、前記一方側とは反対の他方側に、前記中間流路部の内壁と前記蒸気加減弁のケーシングの内壁が直線的に接する直線部が形成され、前記弁体の周囲と、当該弁体を収容する前記ケーシングとの間の空間のうち、前記他方側の空間に、前記直線部に沿わせて前記中間流路部から蒸気を流入させ、前記弁体の周囲に旋回流れを形成するとともに弁座の下流に向かって旋回しながら流出するよう構成されている。
実施形態の蒸気タービンプラントの構成示す系統図。 第1実施形態の蒸気弁装置を示す縦断面図。 図1のA−A矢視横断面図。 第1実施形態の蒸気弁装置の縦断面における蒸気の流れを示す概念図。 図4のA−A矢視横断面における蒸気の流れを示す概念図。 第1実施形態の変形例を示す縦断面図。 図6の要部を拡大して示す図。 第2実施形態の蒸気弁装置を示す縦断面図。 図8のA−A矢視横断面図。 第2実施形態の蒸気弁装置の縦断面における蒸気の流れを示す概念図。 図10のA−A矢視横断面における蒸気の流れを示す概念図。 第3実施形態の蒸気弁装置を示す縦断面図。 図12のA−A矢視横断面図。 第3実施形態の蒸気弁装置の縦断面における蒸気の流れを示す概念図。 図14のA−A矢視横断面における蒸気の流れを示す概念図。 変形例の蒸気弁装置の概略構成を示す縦断面図。 参考例の蒸気弁装置の縦断面における蒸気の流れを示す概念図。 図17のA−A矢視横断面における蒸気の流れを示す概念図。
以下、実施形態の蒸気弁装置およびそれを備えた蒸気タービンプラントを、図面を参照して説明する。
[蒸気タービンプラントの構成]
図1は蒸気弁装置を備えた蒸気タービンプラントの一実施形態を示す系統図である。
この蒸気タービンプラントでは、図1に示すように、ボイラー20からの蒸気が、蒸気弁装置21を通過した後に高圧蒸気タービン10へ送られるように構成されている。蒸気弁装置21は、主蒸気止め弁1と、その下流側に配置された蒸気加減弁2とを有する。高圧蒸気タービン10で仕事をしたあとの蒸気は、逆止弁7を経由して再びボイラー20の再熱器にて再熱され、再熱蒸気止め弁3、インターセプト弁4を経て中圧蒸気タービン11に送られ、その後低圧蒸気タービン12へ送られてさらに仕事をする。低圧蒸気タービン12を出た蒸気は復水器13にて水に戻され、給水ポンプ14にて昇圧して再びボイラー20に供給されるように循環する。
図1の例では、プラントの運用効率を高めるために、主蒸気止め弁1の上流側からボイラー20の再熱器の上流側に接続された高圧タービンバイパス弁5やボイラー20の再熱器の下流側から復水器13に接続された低圧タービンバイパス弁6が設置され、タービンの運転に係わらずボイラー系統単独の循環運転ができるようになっている。
[第1実施形態の蒸気弁装置]
図2は第1実施形態に係る蒸気弁装置21を示す縦断面図であり、図3は図2のA−A矢視断面図である。また、図4及び図5は、図2及び図3と同じ構成を示しており、図中矢印によって蒸気の流れ(流線)を模式的に示したものである。
この実施形態に係る蒸気弁装置21は、図2に示すように、上流側の主蒸気止め弁1と、その下流側に配置された蒸気加減弁2と、これらの間を連絡する中間流路部30とを有し、主蒸気止め弁1および蒸気加減弁2の両方を縦型(垂直置)としている。なお、主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2の組み合わせによっては、弁棒同士が直交するパターンもあるので、特にその組み合わせについては限定されない。また、図2〜5は、主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2がともに開いた状態を示している。
主蒸気止め弁1は、第1の流路61を形成する第1のケーシング31と、この第1のケーシング31内で上下に移動する第1の弁体32とを有する。第1のケーシング31には、水平方向に開口して蒸気を受け入れる第1の入口部33が形成され、鉛直方向に開口して下方に蒸気を排出する第1の出口部34が形成されている。第1の出口部34には、内側に向かって隆起状をなす第1の弁座35が配置され、第1の弁体32が上昇あるいは下降したときに第1の弁体32と第1の弁座35が離脱係合して第1の流路61を開閉するように構成されている。
第1のケーシング31の上部には、メンテナンス時に開放可能な第1の弁蓋36が配置されている。第1の弁体32には第1の弁棒37が取り付けられ、第1の弁棒37は第1の弁体32の上方に延びて第1のケーシング31のうちの第1の弁蓋36の部分を貫通し、第1の油筒38内の第1のピストン39に接続されている。ここで、第1の弁棒37は、第1の弁体32に対して、第1の出口部34の反対側に取り付けられており、第1の弁体32を第1の弁座35から離脱させる(つまり第1の流路61を開く)際には、第1の出口部34と反対側の方向に移動させられる。第1のケーシング31の内側で第1の弁体32の外側に、ストレーナ40が配置されている。
蒸気加減弁2は、主蒸気止め弁1とほぼ同様の配置であって、第2の流路71を形成する第2のケーシング41と、この第2のケーシング41内で上下に移動する第2の弁体42とを有する。第2のケーシング41には、水平方向に開口して蒸気を受け入れる第2の入口部43が形成され、鉛直方向に開口して下方に蒸気を排出する第2の出口部44が形成されている。第2の出口部44には、内側に向かって隆起状をなす第2の弁座45が配置され、第2の弁体42が上昇あるいは下降したときに第2の弁体42と第2の弁座45が離脱係合して第2の流路71を開閉するように構成されている。また、これら第2の弁体42と、第2の出口部44と、第2の弁座45の軸方向は同心である。
第2のケーシング41の上部には、メンテナンス時に開放可能な第2の弁蓋46が配置されている。第2の弁体42には第2の弁棒47が取り付けられ、第2の弁棒47は第2の弁体42の上方に延びて第2のケーシング41のうちの第2の弁蓋46の部分を貫通し、第2の油筒48内の第2のピストン49に接続されている。ここで、第2の弁棒47は、第2の弁体42に対して、第2の出口部44の反対側に取り付けられており、第2の弁体42を第2の弁座45から離脱させる(つまり第2の流路71を開く)際には、第2の出口部44と反対側の方向に移動させられる。
中間流路部30は、第1の出口部34と第2の入口部43とを接続する管路を形成し、垂直方向から水平方向に折れ曲がる形状とされており、その角度は略90度である。
このように構成された蒸気弁装置21で、ボイラー20(図1参照。)から供給された主蒸気は、第1の入口部33から水平向きに主蒸気止め弁1の第1のケーシング31内に流入し、さらにストレーナ40内に流入し、第1の弁体32と第1の弁座35の間を通り、第1の出口部34を下向きに通って主蒸気止め弁1を通過する。主蒸気止め弁1を通過した主蒸気は、中間流路部30を通って流れの向きが下向きから水平向きに変えられ、第2の入口部43から水平方向に蒸気加減弁2の第2のケーシング41内に流入する。
図3に示すように、第2のケーシング41は、同心の第2の弁体42を囲うように蒸気通路部50を形成している。また、中間流路部30の内壁と蒸気通路部50の内壁(外周の内壁)が接し、直線状の連続した壁面(図3のB部)となるように、水平断面において、幾何学的に中間流路部30の中心線100に対して、第2の弁体42(蒸気加減弁2)の中心線110が長さ(L1)だけ偏心している。
上記構成の蒸気弁装置21では、図4及び図5に示すように、中間流路部30を通過した蒸気流れは、直線状の連続した壁面(図3のB部)に沿って、第2の弁体42の偏心方向(図5中下側)とは反対側(図5中上側)から蒸気加減弁2の第2のケーシング41内に流入する。そして、この蒸気流れは、噴流となって蒸気通路部50に流入し、環状の蒸気通路部50を通過することにより遠心力を付加しながら蒸気通路部50の内壁に沿って流れる。このため蒸気流れは、蒸気通路部50によって強制的に旋回流れとさせられ、第2の弁体42と第2の弁座45から形成される蒸気絞り部をも旋回しながら通過し、更に第2の弁座45の下流に向かって旋回しながら流出していくことになる。
すなわち、蒸気弁装置21によれば、上流の中間流路部30から第2の弁座45の下流に至る範囲において、蒸気の流れは、従来の不規則で複雑な流れから規則正しい連続した旋回流れに改善されることになる。これによって、圧力変動を伴わない安定した流れを得ることが可能となり、蒸気絞り部における不規則な衝撃波の発生を抑制することができる。なお、図2〜図5では、蒸気流れが、時計廻りの旋回流れとなる場合について説明したが、この旋回方向は逆の反時計回りとしてもその効果は同じである。また、図2〜図5に示す第2の弁体42は底部側に凸(円弧)形状となっているが、たとえ凸(円弧)形状であっても、規則正しい連続した旋回流れが作用することによって蒸気流れの安定化を図ることができる。
また、図6及び図7に示すように、第2の弁体42の底部側に、周縁部に沿ったエッジ42aを有する凹陥部42bを設けてもよい。この場合、第2の弁体42及びエッジ42aの形状及び図7に示す各部の相対的な寸法等は、以下のようにすることが好ましい。
第2の弁体42は、弁座シート径をDoとするとき、曲率半径Rを、
R=(0.52〜0.6)Doとし、
第2の弁座45は、曲率半径rおよび弁座内径Dthをそれぞれ、
r≧0.6Do
Dth≧0.8Do
の範囲に設定し、かつ、エッジ42aの直径Diを、
Di≧0.9Do
の範囲に設定する。これによって、蒸気流れのさらなる安定化を図ることができ不安定な衝撃波の発生を抑制することができる。
以上のように第1実施形態では、中間流路部から流入してきた蒸気は、第2の弁体42と第2の弁座45との間で形成される蒸気絞り部を旋回しながら通過する。これによって、ここを流れる蒸気に不規則な衝撃波に基づく振動等、すなわち、第2の弁体42等への加振源となる大きな圧力変動を伴った不安定な衝撃波の回避策と成り得るため、前述の規則正しい連続した旋回流れの効果と、これら衝撃波の発生を防止する効果と、の相乗効果を発揮させることができる。
[参考例の蒸気の流れ]
ここで、上述した第1実施形態とは異なり、中間流路部の中心線100と第2の弁体(蒸気加減弁)の中心線110とが一致した(偏心していない)参考例の場合の蒸気の流れを、図17、図18参照して説明する。図17は、蒸気弁装置121の縦断面構成を示し、図18は、図17のA−A矢視横断面における蒸気の流れを示している。
この場合、中間流路部を通過した後の蒸気は、流れの慣性も伴い下流側にある第2の弁体や、弁体周囲を通過した後第2のケーシング内壁に噴流となって衝突する。この噴流は、衝突後図17および図18に示す流線(矢印)のように、第2の弁座の下流(出口側)に流れの向きを変化させた軌跡をたどり、結果的に第2の弁体周辺から第2の弁座周辺に亘り非常に不規則で複雑な流れが存在する。
また、第2の弁体と第2の弁座から形成される蒸気絞り部の周辺には、上述の非常に不規則で複雑な流れが連続して発生するため、蒸気絞り部に流入する直前の蒸気流に圧力変動をもたらし、その圧力変動が、不規則な衝撃波を発生させる引き金となる。更に、スムーズな蒸気流が得られないため、中間流路部を通過した流れが噴流となって蒸気加減弁の第2の弁体や弁体周囲の第2のケーシング内壁に衝突することによってエネルギー損失が生じ、蒸気弁装置121としての圧力損失が発生する。
[第2実施形態の蒸気弁装置]
図8は第2実施形態の蒸気弁装置21aの構成を示す縦断面図であり、図9は図8のA−A矢視横断面図である。また、図10は、蒸気弁装置21aの縦断面における蒸気の流れ(流線)を矢印で示したものであり、図11は図10のA−A矢視横断面における蒸気の流れ(流線)を矢印で示したものである。なお、図8〜図11は、主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2がともに開いた状態を示している。なお、図2,3に示した第1実施形態の蒸気弁装置21と対応する部分には、同一の符号を付して重複した説明は省略する。
第2実施形態では、図9に示すように、蒸気通路部51の形状が、渦巻き形状となるように、第2のケーシング41aの内壁の形状を変更した点が、第1実施形態と相違しており、他の部分の構成は、同じである。すなわち、第2のケーシング41aの内壁の形状は、その水平断面において、中間流路部30との接続部分である直線部(図9のB部)から、弁体42の外周を囲う第2のケーシング41aの内周に沿って、次第に弁体42の中心からの曲率半径が小さくなる渦巻き状とされている。また、上記渦巻き形状の内壁は、第2のケーシング41a内において蒸気の流速が均一となるように蒸気通路部51の断面積が徐々に減少するように形成されている。この渦巻き形状については、丸い筒に糸を巻き付け糸を引っ張りながらほどいていく時の糸の先端の軌跡であるインボリュート曲線またはパスカルの蝸牛曲線(リマソン曲線)等の幾何学的な曲線となるように構成してもよい。
なお、第1実施形態と同様に、中間流路部30の内壁と蒸気通路部50の内壁(外周の内壁)が接し、直線状の連続した壁面(図9のB部)となるように、水平断面において、幾何学的に中間流路部30の中心線100に対して、第2の弁体42(蒸気加減弁2)の中心線110が長さ(L1)だけ偏心している。
上記構成の蒸気弁装置21aでは、図10,11に示すように、中間流路部30を通過した蒸気流れは、直線状の連続した壁面(図9のB部)に沿って、第2の弁体42の偏心方向(図9中下側)とは反対側(図9中上側)から蒸気加減弁2の第2のケーシング41a内に流入する。そして、この蒸気流れは、噴流となって蒸気通路部51に流入し、渦巻き形状の蒸気通路部51を通過することにより遠心力を付加しながら蒸気通路部51の内壁に沿って流れ、第1の実施形態よりも更に強制的に旋回流れとさせられる。このため蒸気流れは、蒸気通路部51によって強制的に旋回流れとさせられ、第2の弁体42と第2の弁座45から形成される蒸気絞り部をも旋回しながら通過し、更に第2の弁座45の下流に向かって旋回しながら流出していくことになる。これによって、上流の中間流路部30から第2の弁座45の下流に至る範囲において、従来の不規則で複雑な流れから規則正しい連続した旋回流れに改善されることになる。このことは、圧力変動を伴わない安定した流れを得ることが可能となり、蒸気絞り部における不規則な衝撃の発生を抑制することができる。
なお、図8〜11では、蒸気流れが、時計廻りの旋回流れとなる場合について説明したが、この旋回方向は逆の反時計回りとしてもその効果は同じである。また、図8〜図11に示す第2の弁体42は底部側に凸(円弧)形状となっているが、たとえ凸(円弧)形状であっても、規則正しい連続した旋回流れが作用することによって蒸気流れの安定化を図ることができる。さらに、図6及び図7に示したように、第2の弁体42の底部側に、周縁部に沿ったエッジ42aを有する凹陥部42bを設けてもよい。この場合も、前述した第1実施形態の場合と同様な効果を得ることができる。
[第3実施形態の蒸気弁装置]
図12は第3実施形態の蒸気弁装置21bの構成を示す縦断面図であり、図13は図12のA−A矢視横断面図である。また、図14は、蒸気弁装置21bの縦断面における蒸気の流れ(流線)を矢印で示したものであり、図15は図14のA−A矢視横断面における蒸気の流れ(流線)を矢印で示したものである。なお、図12〜図15は、主蒸気止め弁1と蒸気加減弁2がともに開いた状態を示している。
昨今、蒸気タービンの効率向上対策として、部分負荷帯における効率向上が要求されている。このような蒸気タービンの部分負荷帯における効率を重視した蒸気タービンプラントは、弁開時圧力損失低減を目的としたノズル調速方式が適している。ノズル調速方式は、蒸気タービンの部分負荷帯で、蒸気加減弁は部分的に全開近傍まで開弁するので絞り損失が少ない。ノズル調速方式の蒸気タービンプラントでは、蒸気タービンのタービン段落へ蒸気を供給する部材であるノズルボックスが、周方向に複数の区画に区切られた構造のものが用いられる。ノズル調速方式の蒸気タービンプラントに適用した場合、蒸気タービンのノズルボックスの周方向に区切られた区画数に対応した数だけ、蒸気加減弁を設置する必要がある。
第3実施形態では、ノズル調速方式の蒸気タービンプラントに適用するため、主蒸気止め弁1に対して複数の蒸気加減弁2,2aを組み合わせた構成となっている。図12、図13に示す蒸気弁装置21bでは、一例として、一つの主蒸気止め弁1に対して、この主蒸気止め弁1の下流側に配置された2個の蒸気加減弁2,2aと、これら1個の主蒸気止め弁1と2個の蒸気加減弁2,2aの間を接続する1個の中間流路部30とを有する構成となっている。
図13に示すように、蒸気加減弁2の第2のケーシング41は、第2の弁体42を囲うように蒸気通路部52を形成しており、水平断面において、幾何学的に中間流路部30の中心線100に対して第2の弁体42(蒸気加減弁2)の中心線120が長さ(L2)だけ一方(図13中下方)に偏心している。
一方、蒸気加減弁2aの第2のケーシング81は、第2の弁体82を囲うように蒸気通路部92を形成しており、水平断面において、幾何学的に中間流路部30の中心線100に対して第2の弁体82(蒸気加減弁2a)の中心線130が長さ(L2)だけ他方(図13中上方)に偏心している。なお、長さ(L2)は、蒸気加減弁2と蒸気加減弁2aの両者とも同じであるため、これらは、中間流路部30の中心線100を基準として鏡映対称に配置されている。
中間流路部30の中心線100の延長上に位置する、第2のケーシング41と第2のケーシング81との接続部位の内壁部には、中間流路部30側に向けて突出する突出部90が形成されている。この突出部90は、図13に示す水平断面において、中間流路部30側(図13中左側)に向けて徐々に先細りとなる形状を有している。また、中間流路部30の中心線100を挟む突出部90の両側の面90a,90bは、第2のケーシング41及び第2のケーシング81の内壁の形状に合わせて円弧状とされている。
そして、前記第2の弁体42の中心からの曲率半径が、前記突出部90から前記第2の弁体42の外周を囲う前記第2のケーシング41の内周に沿って次第に小さくなる渦巻き状とされ、前記第2の弁体82の中心からの曲率半径が、前記突出部90から前記第2の弁体82の外周を囲う前記第2のケーシング81の内周に沿って次第に小さくなる渦巻き状とされ、第2の弁体42,82を囲うように鏡映対称に蒸気通路部52,92を形成している。この突出部90は、中間流路部30から流入してきた蒸気を2分割するように作用しており、更に、それぞれの蒸気通路部52,92は、通過する蒸気の流速が均一となるように、徐々に通路部の断面積が減少するように構成されている。なお、この渦巻き形状については、丸い筒に糸を巻き付け糸を引っ張りながらほどいていく時の糸の先端の軌跡であるインボリュート曲線またはパスカルの蝸牛曲線(リマソン曲線)等の幾何学的な曲線にて形成しても良い。
上記構成の第3実施形態の蒸気弁装置21bでは、中間流路部30から流入してきた蒸気は、突出部90によって2分割され、渦巻き形状をしたそれぞれの突出部90の面90a,90b及び第2のケーシング41,81の内壁に沿った流れとなって通過することにより、鏡映対称なので強制的に時計回りまたは反時計回りの旋回流れを作り出すことになる。
すなわち、第2のケーシング41,81内に流入した蒸気流れは、噴流となって蒸気通路部52,92に流入し、蒸気通路部52,92を通過することにより遠心力を付加しながら蒸気通路部52,92の内壁に沿って流れ、渦巻き型の蒸気通路部52,92によって第2の実施形態と同様に旋回流れとさせられる。そして、それぞれの第2の弁体42,82と第2の弁座45,85から形成される蒸気絞り部をも旋回し、やがてそれぞれの第2の弁座45,85の下流に向かい、時計回りまたは反時計回りのそれぞれの旋回方向で旋回しながら流出していくことになる。
この結果、上流の中間流路部30からそれぞれの第2の弁座45,85の下流に至る範囲において、規則正しい連続した旋回流れに改善されるため、圧力変動を伴わない安定した流れを得ることが可能となり、蒸気絞り部における不規則な衝撃波の発生を抑制することができる。また、これら蒸気通路部52,92の蒸気流れの乱れが根本的に改善されることから、蒸気弁装置21b全体としての圧力損失を低減することができるばかりか、蒸気タービンの運用を含めた効率向上対策として有効であり、蒸気タービンプラント全体として得られる効果は大きい。
なお、上述した各実施形態において、共通の中間流路部30は、第1の出口部34と第2の入口部43とを接続する管路を形成し、その角度は90°である。しかしながら、図16に示すように、その角度は例えば45°のように傾斜させた構造であってもよい。また、図示しないが中間流路部30がその角度が90°の大きな円弧エルボ構造であってもよい。なお、図16において、図2等と対応する部分には同一の符号が付してある。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…主蒸気止め弁、2,2a…蒸気加減弁、3…再熱蒸気止め弁、4…インターセプト弁、5…高圧タービンバイパス弁、6…低圧タービンバイパス弁、7…逆止弁、10…高圧蒸気タービン、11…中圧蒸気タービン、12…低圧蒸気タービン、13…復水器、14…給水ポンプ、20…ボイラー、21,21a,21b,121…蒸気弁装置、31…第1のケーシング、32…第1の弁体、33…第1の入口部、34…第1の出口部、35…第1の弁座、36…第1の弁蓋、37…第1の弁棒、38…第1の油筒、39…第1のピストン、40…ストレーナ、41,81…第2のケーシング、42,82…第2の弁体、43,83…第2の入口部、44,84…第2の出口部、45,85…第2の弁座、46…第2の弁蓋、47…第2の弁棒、48…第2の油筒、49…第2のピストン、50,51,52,92…蒸気流路部、100…中間流路部の中心線、110,120,130…第2の弁体の中心線。

Claims (7)

  1. 主蒸気止め弁と、この主蒸気止め弁の下流側に配置された蒸気加減弁と、前記主蒸気止め弁と前記蒸気加減弁との間を接続する中間流路部とを有する蒸気弁装置であって、
    前記中間流路部から前記蒸気加減弁に至る流路の水平断面において、前記中間流路部の中心線に対して、前記蒸気加減弁の弁体の中心線が一方側に偏心しており、
    前記一方側とは反対の他方側に、前記中間流路部の内壁と前記蒸気加減弁のケーシングの内壁が直線的に接する直線部が形成され、
    前記弁体の周囲と、当該弁体を収容する前記ケーシングとの間の空間のうち、前記他方側の空間に、前記直線部に沿わせて前記中間流路部から蒸気を流入させ、前記弁体の周囲に旋回流れを形成するとともに弁座の下流に向かって旋回しながら流出するよう構成されている
    ことを特徴とする蒸気弁装置。
  2. 前記弁体と、当該弁体が着座する弁座から構成される蒸気絞り部であって、
    前記弁体は、弁座シート径をDoとするとき、曲率半径Rを、
    R=(0.52〜0.6)Do
    の範囲とし、前記弁座は、曲率半径rおよび弁座内径Dthをそれぞれ、
    r≧0.6Do
    Dth≧0.8Do
    の範囲とし、
    かつ、前記弁体の底部側には、縁辺にエッジを備えた凹陥部が設けられ、前記エッジは、エッジ直径Diを、
    Di≧0.9Do
    の範囲とした
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸気弁装置。
  3. 前記ケーシングの内壁の形状は、その水平断面において、前記弁体の中心からの曲率半径が、前記直線部から前記弁体の外周を囲う前記ケーシングの内周に沿って次第に小さくなる渦巻き状とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の蒸気弁装置。
  4. 前記ケーシングの内壁と前記弁体との間の空間は、通過する蒸気の通過流速が均等となるよう断面積が徐々に減少した形状とされている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蒸気弁装置。
  5. 主蒸気止め弁と、この主蒸気止め弁の下流側に配置された第1及び第2の蒸気加減弁と、前記主蒸気止め弁と前記第1及び第2の蒸気加減弁との間を接続する中間流路部とを有する蒸気弁装置であって、
    前記中間流路部から前記第1及び第2の蒸気加減弁に至る流路の水平断面において、前記中間流路部の中心線に対して、前記第1の蒸気加減弁の弁体の中心線が一方側に偏心するとともに、前記第2の蒸気加減弁の弁体の中心線が前記一方側とは反対の他方側に偏心し、
    前記第1の蒸気加減弁のケーシングと前記第2の蒸気加減弁のケーシングとの中間部位に、前記中間流路部側に突出する突出部が形成され、
    前記第1の蒸気加減弁の弁体の周囲と、前記第1の蒸気加減弁のケーシングとの間の空間のうち、前記他方側の空間に、前記突出部に沿わせて前記中間流路部から蒸気を流入させ、前記第1の蒸気加減弁の弁体の周囲に旋回流れを形成するとともに、
    前記第2の蒸気加減弁の弁体の周囲と、前記第2の蒸気加減弁のケーシングとの間の空間のうち、前記一方側の空間に、前記突出部に沿わせて前記中間流路部から蒸気を流入させ、前記第2の弁体の周囲に旋回流れを形成するよう構成されている
    ことを特徴とする蒸気弁装置。
  6. 前記第1の蒸気加減弁のケーシングの内壁の形状及び前記第2の蒸気加減弁のケーシングの内壁の形状は、その水平断面において、
    前記第1の蒸気加減弁の弁体の中心からの曲率半径が、前記突出部から前記第1の蒸気加減弁の弁体の外周を囲う前記第1の蒸気加減弁のケーシングの内周に沿って次第に小さくなる渦巻き状とされ、
    前記第2の蒸気加減弁の弁体の中心からの曲率半径が、前記突出部から前記第2の蒸気加減弁の弁体の外周を囲う前記第2の蒸気加減弁のケーシングの内周に沿って次第に小さくなる渦巻き状とされている
    ことを特徴とする請求項5記載の蒸気弁装置。
  7. ボイラーと、
    前記ボイラーで生成された主蒸気を導入してその主蒸気のエネルギーによって駆動される蒸気タービンと、
    前記ボイラーと蒸気タービンの間に配置され、前記主蒸気の流れを制御する少なくとも1つの蒸気弁装置と、
    を有する蒸気タービンプラントであって、
    前記蒸気弁装置は、請求項1乃至6いずれか1項記載の蒸気弁装置であることを特徴とする蒸気タービンプラント。
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