JP2019058351A - 心腔内除細動システム - Google Patents

心腔内除細動システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019058351A
JP2019058351A JP2017185353A JP2017185353A JP2019058351A JP 2019058351 A JP2019058351 A JP 2019058351A JP 2017185353 A JP2017185353 A JP 2017185353A JP 2017185353 A JP2017185353 A JP 2017185353A JP 2019058351 A JP2019058351 A JP 2019058351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
intracardiac
electric energy
defibrillation
electrical energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017185353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7055610B2 (ja
Inventor
和寛 林
Kazuhiro Hayashi
和寛 林
弘誠 高橋
Hiromasa Takahashi
弘誠 高橋
祐介 野口
Yusuke Noguchi
祐介 野口
邦彦 風間
Kunihiko Kazama
邦彦 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuda Denshi Co Ltd
Original Assignee
Fukuda Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuda Denshi Co Ltd filed Critical Fukuda Denshi Co Ltd
Priority to JP2017185353A priority Critical patent/JP7055610B2/ja
Publication of JP2019058351A publication Critical patent/JP2019058351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055610B2 publication Critical patent/JP7055610B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】電極カテーテルへの電気エネルギーの供給、及び、心内電位の計測の柔軟性を向上し得る心腔内除細動システムを提供すること。【解決手段】除細動器100の電気エネルギーを電圧印加用のRA電極及びCS電極に供給可能な第1の電気エネルギー供給ライン(導線L1)と、除細動器100の電気エネルギーを電位計測用のRA電極及びCS電極に供給可能な第2の電気エネルギー供給ライン(導線L2)と、を設けたので、状況に応じて柔軟に電極カテーテル20への電気エネルギーの供給を行うことができるようになる。【選択図】図3

Description

本発明は、電極カテーテルを用いて心腔内除細動及び心内電位計測を行う心腔内除細動システムに関する。
心房細動のアブレーション治療において、原因部位を特定するために心房細動を誘発させた際、又は、術中の自然発作として、心房細動、心房粗動又は心房頻拍が発生することがある。心腔内除細動とは、術中に発生した心房細動を電気的除細動により停止させる必要がある場合に、予め心腔内に留置している電極カテーテルに電気エネルギーを印加することにより細動を除去するものである。心腔内除細動によれば、体外式除細動に比べて患者に与える電気エネルギーが少なくて済み(例えば体外式除細動が150〜200J程度であるのに対して心腔内除細動では30J以下)、患者への負担が小さいといったメリットがある。
心腔内除細動システムが用いられる前までは、心内心電図を計測する場合には、電極カテーテルの端子をポリグラフ検査装置の端子に接続し、心腔内除細動を行う場合には、電極カテーテルの端子を除細動器の端子に接続するといった作業を、医師等の医療スタッフが手作業で行う必要があった。よって、電極カテーテルの端子を接続し直す時に、一時的に心内心電図を計測できなくなる。
特許文献1には、ポリグラフ検査装置及び除細動器と、電極カテーテルと、の切り換えを行う1回路2接点の切換スイッチを設けることが開示されている。この構成によれば、手動によって電極カテーテルの端子を挿入し直す場合と比較して、医療スタッフの手間を軽減できると考えられる。また、電極カテーテルの端子を挿入し直す時に、一時的に心内心電図を計測できなくなるといった不都合を解消できると考えられる。
特開2010−220778号公報
ところで、特許文献1に記載されているように、切換スイッチによって、電極カテーテルをポリグラフ検査装置又は除細動器のいずれか一方に接続するシステムにおいては、(1)電極カテーテルとポリグラフ検査装置とが接続している場合は、除細動器側にて心内電位(インピーダンス)の計測ができないとともに、除細動用の電気エネルギーを電極カテーテルに供給することができない、(2)電極カテーテルと除細動器とが接続している場合は、ポリグラフ検査装置側にて心内電位の計測ができない、といった欠点がある。
このように、従来の心腔内除細動システムは、電極カテーテルへの電気エネルギーの供給、及び、心内電位の計測の柔軟性の点で未だ不十分である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、電極カテーテルへの電気エネルギーの供給、及び、心内電位の計測の柔軟性を向上し得る心腔内除細動システムを提供する。
本発明の心腔内除細動システムの一つの態様は、
右心房内に留置されるRA電極と、冠静脈洞に留置されるCS電極と、を有する電極カテーテルと、
前記電極カテーテルの前記RA電極及び前記CS電極と電気的に接続され、前記RA電極及び前記CS電極に心腔内除細動のための電気エネルギーを供給する除細動器と、
前記電極カテーテルの前記RA電極及び前記CS電極と電気的に接続され、前記RA電極及び前記CS電極の電位を計測する心電計と、
を有する心腔内除細動システムであって、
前記心腔内除細動システムは、さらに、
前記除細動器の電気エネルギーを、前記RA電極に含まれる第1のRA電及び前記CS電極に含まれる第1のCS電極に供給可能な第1の電気エネルギー供給ラインと、
前記除細動器の電気エネルギーを、前記RA電極に含まれる前記第1のRA電極とは異なる第2のRA電極及び前記CS電極に含まれる前記第1のCS電極とは異なる第2のCS電極に供給可能な第2の電気エネルギー供給ラインと、
を有する。
本発明によれば、電極カテーテルへの電気エネルギーの供給、及び、心内電位の計測の柔軟性が向上する。
電位測定用電極と除細動用電極とを別々に設けた電極カテーテルの例を示す図 電位測定用電極と除細動用電極とが共通化された電極カテーテルの例を示す図 実施の形態に係る除細動システムの全体構成を示す概略図 図4Aは電極カテーテルショートSWがオンの状態を示す図、図4Bは電極カテーテルショートSWがオフの状態を示す図 図5AはオンオフSWがオンの状態を示す図、図5BはオンオフSWがオフの状態を示す図 除細動器の外観構成を示す概略図 出力設定ダイヤルSWを拡大した図 体外式除細動モード及び心内電位計測モードにおける除細動システムの状態を示す図 心腔内除細動モード1における除細動システムの状態を示す図 心腔内除細動モード2における除細動システムの状態を示す図 端子T1にタイプ2の電極カテーテル(図2)が接続され、かつ、除細動システムが心内電位計測モード実行時であるときの状態を示す図 端子T1にタイプ2の電極カテーテル(図2)が接続され、かつ、除細動システムが心腔内除細動実行時であるときの状態を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
<1>電極カテーテルの構成
先ず、実施の形態の具体的な構成を説明する前に、本実施の形態で使用することを想定している電極カテーテル20の構成について説明する。本実施の形態では、図1に示した電極カテーテルと、図2に示した電極カテーテルの2つのタイプの電極カテーテルが使用されることを想定している。
図1に示した電極カテーテル20は、電位計測用電極と電圧印加用電極とが別々に設けられている。以下では、このような電極カテーテルをタイプ1と呼ぶことにする。図2に示した電極カテーテル20は、電位計測用電極と電圧印加用電極とが共通化されている。以下では、このような電極カテーテルをタイプ2と呼ぶことにする。なお、従来の心腔内除細動用の電極カテーテルとしてはタイプ2のものが使用される場合が多い。
図1に示したタイプ1の電極カテーテル20は、RA電極群21として8個の電位計測用電極21Xと、4個の電圧印加用電極21Yとが設けられている。8個の電位計測用電極21Xには、それぞれが互いに絶縁された導線が接続され、これにより、これらの導線が接続される計測側では、8個の電位計測用電極21Xのそれぞれの電位を計測できるようになっている。一方、4個の電圧印加用電極21Yには、共通化された導線が接続され、これにより、この導線が接続された除細動器から導線を介して4個の電圧印加用電極21Yに共通の除細動用電気エネルギーが供給されるようになっている。
同様に、タイプ1の電極カテーテル20は、CS電極群22として8個の電位計測用電極22Xと、4個の電圧印加用電極22Yとが設けられている。8個の電位計測用電極22Xには、それぞれが互いに絶縁された導線が接続され、これにより、これらの導線が接続される計測側では、8個の電位計測用電極22Xのそれぞれの電位を計測できるようになっている。一方、4個の電圧印加用電極22Yには、共通化された導線が接続され、これにより、この導線が接続された除細動器から導線を介して4個の電圧印加用電極22Yに共通の除細動用電気エネルギーが供給されるようになっている。
なお、電位計測用電極21X、22X及び電圧印加用電極21Y、22Yの個数や、配置パターン、サイズは、図1の例に限定されるものではない。例えば電圧印加用電極21Y、22Yの個数は、それぞれ1個でもよい。
図2に示したタイプ2の電極カテーテル20は、RA電極群21として、電位計測用及び電圧印加用の両方に用いられる8個の電極21Zが設けられている。具体的には、8個の電極21Zには、それぞれが互いに絶縁された導線が接続され、これにより、8個の電極21Zそれぞれの電位を計測することができるようになっている。一方、8個の電極21Zに除細動用電気エネルギーを供給する際には8個の導線をショートさせて除細動用電気エネルギーを供給することにより、8個の電極21Zの全てに同一の印加電圧を供給することができる。
<2>除細動システムの構成
次に、実施の形態の除細動システムの構成について説明する。以下で説明する除細動器システムは、タイプ1の電極カテーテル20(図1)及びタイプ2の電極カテーテル20(図2)のいずれにも対応可能であるが、以下の実施の形態では、主に、タイプ1の電極カテーテル20(図1)を用いる場合について説明する。
図3は、実施の形態に係る除細動システムの全体構成を示す概略図である。
除細動システム1000は、除細動器100と、心電計としての機能を有するポリグラフ検査装置300と、電極カテーテル20(図1に示したような電位計測用電極21X、22Xと電圧印加用電極21Y、22Yとが別々に設けられている電極カテーテル20)と、体外パドル500と、接続装置200と、を有する。除細動器100、ポリグラフ検査装置300、電極カテーテル20及び体外パドル500は、接続装置200により接続されている。なお、本明細書のポリグラフ検査装置は、心電計と読み換えてもよい。また、本実施の形態では、接続装置200が除細動器100と別体となっているが、接続装置200は除細動器100と一体に除細動器100に組み込まれていてもよい。また、本実施の形態では、体外式除細動を行う機器として体外パドル500を例に挙げているが、体外パドル500に代えて電極パッド又は体内パドル等を用いてもよい。
除細動器100は、電極カテーテル20によって心腔内除細動を行うための電気エネルギー、及び、体外パドル500によって体外式除細動を行うための電気エネルギーを生成可能となっている。
具体的には、図6にも示したように、除細動器100は、充電操作スイッチ(以下スイッチを「SW」と略記する)111、通電操作SW112、出力設定ダイヤルSW113等の各種の操作スイッチと、LCD(Liquid Crystal Display)114と、AC電源を入力してDC電源に変換するAC/DC電源部115と、入出力端子部116と、を有する。さらに、除細動器100は、図示はしていないが、バッテリや昇圧回路、演算回路及び制御回路等を有する。
出力設定ダイヤルSW113は、通電レベルを設定する機能と、通電先を切り換える機能と、を有する。また、出力設定ダイヤルSW113は、モニターモード及びAED(Automated External Defibrillator)モードを選択する機能も有する。
図7は、出力設定ダイヤルSW113を拡大した図である。ユーザがダイヤルの回動位置を「モニター」の位置に合わせると除細動器100は心電図計測モード(モニターモード)となり、ダイヤルの回動位置を「AED」の位置に合わせると除細動器100は体外式除細動モード(AEDモード)となる。また、ユーザがダイヤルを「切」の位置から時計方向に回動させていくと、除細動器100を心腔内除細動モードにすることができ、その回動位置に応じて1,2,4,6,8,10,15,20,30[J]のいずれかの通電レベルを設定できる。一方、ユーザがダイヤルを「切」の位置から反時計方向に回動させていくと、除細動器100を体外式除細動モードにすることができ、その回動位置に応じて1,2,4,6,8,10,15,20,30,50,70,100,150,200[J]のいずれかの通電レベルを設定できる。
ポリグラフ検査装置300は、心内電位入力端子部301を有する。また、ポリグラフ検査装置300は、図示はしていないが、心内電位入力端子部301から入力された計測電位から心内心電図を形成する演算部や、心電図を表示する表示部、制御部等を有する。
電極カテーテル20は、中継ケーブルK1を介して接続装置200に接続される。実際上、電極カテーテル20は、右心房内に留置されるRA電極群21と、冠静脈洞に留置されるCS電極群22と、上大静脈に留置される4極のEP電極群(SVC電極やIVC電極など)(図示せず)と、を有する。これらの電極のうち、RA電極群21及びCS電極群22が心腔内除細動を行うために用いられ、RA電極群21、CS電極群22及びEP電極が心内電位を計測するために用いられる。
体外パドル500は、それぞれ体外式除細動用電極を有する一対のパドルから構成されており、パドルのハンドル部に充電操作SW501及び通電操作SW502が設けられており、ユーザが充電操作SW501及び通電操作SW502を操作することで、除細動器100に充電動作を行わせることができるとともに除細動器100から除細動のためのエネルギーの供給を受けることができるようになっている。
接続装置200は、ケーブルK0によって除細動器100と接続されている。接続装置200は、ケーブルK0を介して除細動器100から体外式除細動又は心腔内除細動のための電気エネルギーが入力され、端子T4及びケーブルK4を介して体外パドル500に体外式除細動のための電気エネルギーを出力し、端子T1及び中継ケーブルK1を介して電極カテーテル20に心腔内除細動のための電気エネルギーを出力する。
また、接続装置200は、体外パドル500からケーブルK4及び端子T4を介して充電スイッチ操作信号及び通電スイッチ操作信号が入力され、これをケーブルK0を介して除細動器100に出力する。
また、接続装置200は、電極カテーテル20から中継ケーブルK1及び端子T1を介して心内電位が入力され、これを端子T2及び心電位出力ケーブルK2を介してポリグラフ検査装置300に出力する。
また、接続装置200は切換SW220を有する。ユーザによる除細動器100の出力設定ダイヤルSW113の操作に応じて切換SW220の接点a、bのいずれかが選択される。つまり、ユーザが出力設定ダイヤルSW113により体外式除細動を選択すると切換SWが接点aに接続し、これに対してユーザが出力設定ダイヤルSW113により心腔内除細動を選択すると切換SW220が接点bに接続する。
接点bには、RA電極群21に対応する導線と、CS電極群22に対応する導線とが接続されている。これら2つの導線は、電極カテーテルショートSW230を介して端子T1に接続されているとともに、電極カテーテルショートSW230の手前で分岐して端子T1に接続されている。
電極カテーテルショートSW230は、電極カテーテル20に設けられた複数の電極間をショートさせるようになっている。これにより、心臓壁との接触面積を広げてインピーダンスを下げ、設定したジュール数の除細動エネルギーを心臓壁に伝えることができる。
電極カテーテルショートSW230の手前で分岐して端子T1に接続される導線L1は、除細動器100の電気エネルギーを、電極カテーテル20の電圧印加用電極21Y、22Yに供給するための第1の電気エネルギー供給ラインとしての機能を有する。つまり、導線L1のうち導線L11はRA電極群21の電圧印加用電極21Yに電気エネルギーを供給し、導線L12はCS電極群22の電圧印加用電極22Yに電気エネルギーを供給する。
また、電極カテーテルショートSW230と端子T1との間に接続される導線L2は、除細動器100の電気エネルギーを、電極カテーテル20の電位計測用の電極21X、22Xに供給するための第2の電気エネルギー供給ラインとしての機能を有する。つまり、導線L2のうち導線L21はRA電極群21の電位計測用電極21Xに電気エネルギーを供給し、導線L22はCS電極群22の電位計測用電極22Xに電気エネルギーを供給する。
この構成により、除細動システム1000においては、電極カテーテル20の電圧印加用電極21Y、22Yに電気エネルギーを供給して心腔内除細動を行うモードと、電圧印加用電極21Y、22Y及び電位計測用電極21X、22Xの両方に電気エネルギーを供給して心腔内除細動を行うモードと、を選択できるようになっている。
また、接続装置200は、オンオフSW240及び保護抵抗250とを有する。保護抵抗250はオンオフSW240と並列に接続されている。オンオフSW240及び保護抵抗250には、電極カテーテル20の電位計測用電極21Xに接続されている導線L21と、電極カテーテル20の電位計測用電極22Xに接続されている導線L22とが接続されている。オンオフSW240には、8極のRA電極群21X、8極のCS電極群22Xに対応する計16個のオンオフSWが設けられているとともに、保護抵抗250には、8極のRA電極群21X、8極のCS電極群22Xに対応する計16個の抵抗が設けられている。
保護抵抗250を構成する各抵抗の抵抗値は、例えば数百kΩとされている。この抵抗値は、除細動器100から心腔内除細動のためのエネルギーが供給された場合に、ポリグラフ検査装置300を保護できる値であればよい。
なお、図3では、図を簡単化するために、電極カテーテルショートSW230及びオンオフSW240を簡略化して示してある。図4及び図5は、電極カテーテルショートSW230及びオンオフSW240を詳しく図示したものである。
図4に示すように、電極カテーテルショートSW230はオン状態(図4A)になると導線L2を構成する16個の導線の全てに同じ電圧を供給する。これに対して、電極カテーテルショートSW230はオフ状態(図4B)になると導線L2を構成する16個の導線に電圧を供給しない。
ここで、電極カテーテルショートSW230は、第2の電気エネルギー供給ラインに設けられ、電位計測用のRA電極及びCS電極に除細動用の電気エネルギーを供給するか否かを切り換えるオンオフSWと言うこともできる。
図5に示すように、オンオフSW240はオン状態(図5A)になると導線L2を構成する16個の導線の全てをクローズド状態にする。これに対して、オンオフSW240はオフ状態(図5B)になると導線L2を構成する16個の導線の全てをオープン状態にする。
電極カテーテルショートSW230及びオンオフSW240の動作は、ケーブルK0を介して入力される除細動器100からの制御信号によって制御される。
<3>除細動システムの動作
次に、除細動システム1000の動作について説明する。
<3−1>体外式除細動モード、心内電位計測モード
図8は、体外式除細動モード及び心内電位計測モードにおける除細動システム1000の状態を示す。切換SW220が接点aに接続されることにより、除細動器100からの電気エネルギーは体外パドル500に供給される。
また、電極カテーテルショートSW230がオフされ、オンオフSW240がオンされる。これにより、電極カテーテル20の電位計測用電極21X、22Xに接続されている導線L2がオンオフSW240を介してポリグラフ検査装置300と電気的に接続され、ポリグラフ検査装置300は心内電位を計測できる。
このように、除細動システム1000においては、体外式除細動モード時においても心内電位を計測できる。
<3−2>心腔内除細動モード1
図9は、心腔内除細動モード1における除細動システム1000の状態を示す。切換SW220が接点bに接続されることにより、除細動器100からの電気エネルギーは電極カテーテル20に供給される。
また、電極カテーテルショートSW230がオフされ、オンオフSW240がオフされる。これにより、除細動器100からの電気エネルギーは導線L1を介して電極カテーテル20の電圧印加用電極21Y、22Yに供給される。また、電極カテーテル20の電位計測用電極21X、22Xに接続されている導線L2が保護抵抗250を介してポリグラフ検査装置300と電気的に接続され、ポリグラフ検査装置300は心内電位を計測できる。
このように、除細動システム1000においては、心腔内除細動モード時においても心内電位を計測できる。
因みに、図9の心腔内除細動モード時においては、電位測位用電極21X、22Xには除細動用の電気エネルギーが直接印加されるわけではないが、電位測位用電極群21X、22Xは電圧印加用電極21Y、22Yの近くに配置されているので、人体を介して大きな電気エネルギーが印加されることになる。この大きな電気エネルギーがオンオフSW240を介して直接ポリグラフ検査装置300に入力されると、ポリグラフ検査装置300が損傷するおそれがある。これを考慮して、本実施の形態では、心腔内除細モード時においては、保護抵抗250を介して電位測位用電極21X、22Xとポリグラフ検査装置300を電気的に接続するようになっている。
<3−3>心腔内除細動モード2
図10は、心腔内除細動モード2における除細動システム1000の状態を示す。切換SW220が接点bに接続されることにより、除細動器100からの電気エネルギーは電極カテーテル20に供給される。
また、電極カテーテルショートSW230がオンされ、オンオフSW240がオフされる。これにより、除細動器100からの電気エネルギーは、導線L1を介して電極カテーテル20の電圧印加用電極21Y、22Yに供給されるとともに、導線L2を介して電極カテーテル20の電位測位用電極21X、22Xにも供給される。また、電極カテーテル20の電位計測用電極21X、22Xに接続されている導線L2が保護抵抗250を介してポリグラフ検査装置300と電気的に接続され、ポリグラフ検査装置300は心内電位を計測できる。
このように、除細動システム1000においては、心腔内除細動モード時においても心内電位を計測できる。
ここで、上述した心腔内除細動モード1と比較して心腔内除細動モード2では、電圧印加用電極21Y、22Yに加えて電位測位用電極21X、22Xにも電気エネルギーを供給しているので、電気エネルギーを供給する心臓の表面積が広がるためインピーダンスが下がり、その結果、除細動効率が上がるといったメリットがある。一方で、導線L2に除細動のための電気エネルギーが流れるので、心腔内除細動モード1と比較して心内電位の計測精度は低下する。
なお、心腔内除細動モードとして心腔内除細動モード1又は心腔内除細動モード2のいずれか一方のみを実行可能な構成としてもよく、例えば除細動器100にモード切換部を設け、ユーザーが心腔内除細動モード1及び心腔内除細動モード2のうちのいずれかを選択できる構成としてもよい。
さらには、心腔内除細動モード1ではインピーダンスが所定の値よりも大きかった場合に、心腔内除細動モード2を実行するようにしてもよい。このようにすれば、状況に応じて電極カテーテル20の電気エネルギーを供給する部分の表面積を変化させることができるので、被検者への不要な負担の増加を回避しつつ、的確な電気エネルギーの供給を行うことができる。
<3−4>タイプ2の電極カテーテル20(図2)が接続された場合
ここまでは端子T1にタイプ1の電極カテーテル20(図1)が接続された場合の動作について説明した。以下に、端子T1にタイプ2の電極カテーテル20(図2)が接続された場合の動作について説明する。
図11は、端子T1にタイプ2の電極カテーテル20(図2)が接続され、かつ、除細動システム1000が心内電位計測モード実行時であるときの状態を示す。切換SW220が接点bに接続され、電極カテーテルショートSW230がオフされ、オンオフSW240がオンされる。これにより、電極カテーテル20の電極21Z、22Zに接続されている導線L2がオンオフSW240を介してポリグラフ検査装置300と電気的に接続され、ポリグラフ検査装置300は心内電位を計測できる。
図12は、端子T1にタイプ2の電極カテーテル20(図2)が接続され、かつ、除細動システム1000が心腔内除細動実行時であるときの状態を示す。切換SW220が接点bに接続され、電極カテーテルショートSW230がオンされ、オンオフSW240がオフされる。これにより、導線L2を介して電極カテーテル20の電極21Z、22Zに電気エネルギーが供給される。また、導線L2が保護抵抗250を介してポリグラフ検査装置300と電気的に接続され、ポリグラフ検査装置300と除細動装置100はRAとCS間の双極電位を計測できる。ただし、電極カテーテルショートSW230でショートしているので、RA同士またはCS同士を双極とした心内電位は平均化されてなまったものとなる。RA−CS誘導波形(RA電極及びCS電極の測定電位に基づいて得た誘導波形)がポリグラフ検査装置で表示できることにより、ECGのR波位置とRA−CSのピーク位置を比較することができる。R波とRA−CSのピーク位置が見た目同じであれば、除細動器でRA−CS誘導を用いたR波同期通電の精度を上げることに繋げられる。
ここで、図11及び図12から分かるように、端子T1にタイプ2の電極カテーテル20(図2)が接続された場合には、導線L1が端子T1の位置で断線した状態となる。よって、例えば導線L1が断線しているか否かを検出すれば、端子T1にタイプ1、タイプ2のどちらの電極カテーテル20が接続されたかを認識可能である。よって、除細動システム1000は、どちらのタイプの電極カテーテル20が接続されたかを認識した上で、上述した各モードの処理を実行し得る。
<4>実施の形態の効果
以上説明したように、本実施の形態によれば、除細動器100の電気エネルギーを電圧印加用のRA電極21Y及びCS電極22Yに供給するための第1の電気エネルギー供給ライン(導線L1)と、除細動器100の電気エネルギーを電位計測用のRA電極21X及びCS電極22Xに供給するための第2の電気エネルギー供給ライン(導線L2)と、を設けたので、状況に応じて柔軟に電極カテーテル20への電気エネルギーの供給を行うことができるようになる。
また、保護抵抗250を設け、第1及び又は第2の電気エネルギー供給ライン(導線L1、L2)から電極カテーテル20に電気エネルギーを供給している場合でも、保護抵抗250を介して、心電計(ポリグラフ検査装置300)と電位計測用のRA電極21X及びCS電極22Xを電気的に接続したことにより、心腔内除細動実行時でも心電計(ポリグラフ検査装置300)によって心内電位を計測できるようになる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、除細動器100の電気エネルギーを電圧印加用のRA電極21Y及びCS電極22Yに供給するための第1の電気エネルギー供給ライン(導線L1)と、除細動器100の電気エネルギーを電位計測用のRA電極21X及びCS電極22Xに供給するための第2の電気エネルギー供給ライン(導線L2)と、を設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らない。要は、除細動器の電気エネルギーを、RA電極群に含まれる第1のRA電極及びCS電極群に含まれる第1のCS電極に供給可能な第1の電気エネルギー供給ラインと、除細動器の電気エネルギーを、RA電極群に含まれる第1のRA電極とは異なる第2のRA電極及びCS電極群に含まれる第1のCS電極とは異なる第2のCS電極に供給可能な第2の電気エネルギー供給ラインと、を有する構成とすればよい。
また、上述の実施の形態では、心腔内除細動機能及び体外式除細動機能の両方の機能を有する除細動器100を接続装置200に接続する場合について述べたが、心腔内除細動機能を有する第1の除細動器と、体外式除細動機能を有する第2の除細動器とを、別々に接続装置200に接続してもよい。ただし、上述の実施の形態のように、心腔内除細動機能及び体外式除細動機能の両方の機能を有する除細動器100を接続装置200に接続すると、接続装置200と除細動器100を繋ぐケーブルが1本で済むので、より好ましい。
上述の実施の形態では、切換SW220、電極カテーテルショートSW230、オンオフスイッチ240及び保護抵抗250を、除細動器100とは別体の接続装置200に設けた場合について述べたが、これらは除細動器100に内蔵してもよい。
本発明は、電極カテーテルを用いて心腔内除細動及び心内電位計測を行う心腔内除細動システムに適用し得る。
20 電極カテーテル
21 RA電極群
21X、22X 電位計測用電極
21Y、22Y 電圧印加用電極
21Z 電極
22 CS電極群
100 除細動器
200 接続装置
220 切換SW
230 電極カテーテルショートSW
240 オンオフSW
250 保護抵抗
300 ポリグラフ検査装置
500 体外パドル
L1、L2、L11、L12、L21、L22 導線

Claims (7)

  1. 右心房内に留置されるRA電極と、冠静脈洞に留置されるCS電極と、を有する電極カテーテルと、
    前記電極カテーテルの前記RA電極及び前記CS電極と電気的に接続され、前記RA電極及び前記CS電極に心腔内除細動のための電気エネルギーを供給する除細動器と、
    前記電極カテーテルの前記RA電極及び前記CS電極と電気的に接続され、前記RA電極及び前記CS電極の電位を計測する心電計と、
    を有する心腔内除細動システムであって、
    前記心腔内除細動システムは、さらに、
    前記除細動器の電気エネルギーを、前記RA電極に含まれる第1のRA電極及び前記CS電極に含まれる第1のCS電極に供給可能な第1の電気エネルギー供給ラインと、
    前記除細動器の電気エネルギーを、前記RA電極に含まれる前記第1のRA電極とは異なる第2のRA電極及び前記CS電極に含まれる前記第1のCS電極とは異なる第2のCS電極に供給可能な第2の電気エネルギー供給ラインと、
    を有する、心腔内除細動システム。
  2. 前記第2の電気エネルギー供給ラインには、第1のオンオフスイッチが設けられており、
    前記第1のオンオフスイッチを制御することにより、前記第1及び第2の電気エネルギー供給ラインの両方から電気エネルギーを供給するモードと、前記第1の電気エネルギー供給ラインのみから電気エネルギーを供給するモードとを選択可能である、
    請求項1に記載の心腔内除細動システム。
  3. 前記第1の電気エネルギー供給ラインのみから電気エネルギーを供給する場合のインピーダンスが所定値以上の場合に、前記第1及び第2の電気エネルギー供給ラインの両方から電気エネルギーを供給するモードを実行する、
    請求項1又は請求項2に記載の心腔内除細動システム。
  4. 前記第1の電気エネルギー供給ラインのみから電気エネルギーを供給するモードと、前記第1及び第2の電気エネルギー供給ラインの両方から電気エネルギーを供給するモードと、を選択するための操作部を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の心腔内除細動システム。
  5. 前記RA電極及び前記CS電極と、前記心電計の間には、保護抵抗が接続されており、
    前記第1及び又は前記第2の電気エネルギー供給ラインから前記電極カテーテルに電気エネルギーを供給している場合でも、前記保護抵抗を介して、前記心電計と電位計測用のRA電極及びCS電極を電気的に接続する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の心腔内除細動システム。
  6. 前記RA電極及び前記CS電極と、前記心電計の間には、第2のオンオフスイッチと保護抵抗とが並列に設けられており、
    心内電位計測時には前記第2のオンオフスイッチをオンする一方、心腔内除細動時には前記第2のオンオフスイッチをオフする、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の心腔内除細動システム。
  7. 前記電極カテーテルは、電圧印加用のRA電極及びCS電極と、電位計測用のRA電極及びCS電極と、が別々に設けられており、
    前記第1のRA電極及び前記第1のCS電極は、前記電圧印加用のRA電極及びCS電極であり、
    前記第2のRA電極及び前記第2のCS電極は、前記電位計測用のRA電極及びCS電極である、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の心腔内除細動システム。
JP2017185353A 2017-09-26 2017-09-26 心腔内除細動システム Active JP7055610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185353A JP7055610B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 心腔内除細動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185353A JP7055610B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 心腔内除細動システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019058351A true JP2019058351A (ja) 2019-04-18
JP7055610B2 JP7055610B2 (ja) 2022-04-18

Family

ID=66177871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017185353A Active JP7055610B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 心腔内除細動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7055610B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112083243A (zh) * 2020-08-25 2020-12-15 深圳市赛禾医疗技术有限公司 导管类型识别方法、装置、终端设备及可读存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220778A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Japan Lifeline Co Ltd 心腔内除細動カテーテルシステム
JP2014097085A (ja) * 2008-12-12 2014-05-29 Japan Lifeline Co Ltd 除細動カテーテル
US20160067511A1 (en) * 2014-09-08 2016-03-10 Medtronic, Inc. Transthoracic protection circuit for implantable medical devices
JP2017514553A (ja) * 2014-03-25 2017-06-08 アクタス メディカル インク 心臓解析ユーザインタフェースのシステム及び方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097085A (ja) * 2008-12-12 2014-05-29 Japan Lifeline Co Ltd 除細動カテーテル
JP2010220778A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Japan Lifeline Co Ltd 心腔内除細動カテーテルシステム
JP2017514553A (ja) * 2014-03-25 2017-06-08 アクタス メディカル インク 心臓解析ユーザインタフェースのシステム及び方法
US20160067511A1 (en) * 2014-09-08 2016-03-10 Medtronic, Inc. Transthoracic protection circuit for implantable medical devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112083243A (zh) * 2020-08-25 2020-12-15 深圳市赛禾医疗技术有限公司 导管类型识别方法、装置、终端设备及可读存储介质
CN112083243B (zh) * 2020-08-25 2023-03-28 深圳市赛禾医疗技术有限公司 导管类型识别方法、装置、终端设备及可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP7055610B2 (ja) 2022-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7010350B2 (en) Temporary biventricular pacing of heart after heart surgery
JPH048066B2 (ja)
CN102905758B (zh) 心腔内除颤探针系统
JP2007515983A (ja) 除細動器中における心臓分路電流の補償
US11672973B2 (en) Defibrillation catheter system, defibrillation power supply device and method for controlling defibrillation power supply device
JP7055610B2 (ja) 心腔内除細動システム
JP6667339B2 (ja) 心腔内除細動システム、心腔内除細動システムにおける接続装置、及び除細動器
IL260242A (en) Provide power for ablation
US11679269B2 (en) Defibrillation catheter system, defibrillation power supply device and method for controlling defibrillation power supply device
JP6700081B2 (ja) 除細動器
JP7074444B2 (ja) 心腔内除細動システム及び除細動器
GB2618465A (en) Automated external defibrillators with multiple, multifunctional electrode pairs
WO2021251088A1 (ja) 除細動用電気装置、及び除細動信号の発生方法
JP2016059772A (ja) 電気生理学的検査装置
WO2021251089A1 (ja) 除細動用電気装置、及び除細動信号の発生方法
WO2021181912A1 (ja) 除細動用電気装置、及び除細動信号の発生方法
JP2023143343A (ja) 除細動システム、電源装置、切替機器および除細動システムの制御方法
WO2022195644A1 (ja) 心腔内除細動カテーテルシステム
WO2024106285A1 (ja) 心腔内除細動カテーテルシステムの制御方法
JP7242198B2 (ja) 除細動システム及び除細動システムにおける接続装置
WO2023026346A1 (ja) カテーテルシステム
US5239996A (en) Controllable network of related medical patient attached devices for coordinated control
KR20130013905A (ko) 제세동기와 심박조율기를 통합한 복합 crm 기기
CN110327549A (zh) 一种临时心脏起搏器
PL244498B1 (pl) Płytka stosowana zwłaszcza podczas zabiegów ablacji serca

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190704

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055610

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150