JP2019058250A - ローラポンプ - Google Patents
ローラポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019058250A JP2019058250A JP2017183668A JP2017183668A JP2019058250A JP 2019058250 A JP2019058250 A JP 2019058250A JP 2017183668 A JP2017183668 A JP 2017183668A JP 2017183668 A JP2017183668 A JP 2017183668A JP 2019058250 A JP2019058250 A JP 2019058250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood
- feeding tube
- roller
- blood feeding
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
そこで、脱血ラインの流路断面積を変化させて、人工心肺装置による脱血流量を効率的に調整する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合には、表示された送血流量によらずに操作をするか送血チューブを予め設定された送血チューブと交換する必要が生じる。
請求項1に記載の発明は、人体に接続可能とされて脱血された血液を人体側に送血する血液循環システムに用いられるローラポンプであって、送血チューブが装着されるハウジングと、前記ハウジング内に配置され軸線周りに回転可能とされたローラ支持部材と、前記ローラ支持部材の周方向に間隔をあけて配置され、前記軸線周りに公転する複数のローラと、前記ローラ支持部材を回転駆動する駆動部と、前記ハウジングに形成され、前記ローラの公転軌跡と対応する周面に配置された送血チューブを前記ローラと協働して圧縮して前記送血チューブ内の血液を送り出す送血チューブ押し当て面と、前記送血チューブ押し当て面に配置された送血チューブの外径を検出する送血チューブ検出手段と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記送血チューブ検出手段が検出した送血チューブの外径に基づいて前記送血チューブを識別するように構成されていることを特徴とする。
また、血液循環システムにおいて、送血チューブ押し当て面に装着した送血チューブが予定された送血チューブかどうかを効率的に判断することができる。
ここで、連動とは、ローラポンプが脱血流量に対して特定範囲の送血流量を送血することをいい、脱血流量と送血流量が等しい場合(同期)や設定したタイミングだけずらして送血する場合を含むものとする。
まず、図1を参照して、一実施形態に係るローラポンプを用いた人工心肺装置(血液循環システム)について説明する。
図1は、一実施形態に係るローラポンプを適用した人工心肺装置の概略構成を説明する回路図である。図において、符号3は送血チューブを、符号4はローラポンプを、符号40はローラポンプ本体を、符号50は制御部を示している。
図2〜図4は、一実施形態に係るローラポンプの概略構成を説明する概略構成であり、図2はローラポンプを平面視した概略構成図を、図3は図2において矢視III−IIIで示す概念図を、図4はクランプ機構の概略構成図を示している。
また、ローラポンプ4は、この実施形態において、送血流量を脱血流量と連動して送血する連動送血モード、操作者が手動で送血流量を調整する手動送血モードを選択することが可能とされている。
そして、クランプ保持壁部41CとU字形壁部41Bの間に形成された間隙は、ローラポンプ本体40に送血チューブ3を装着する際に、送血チューブ3をチューブ装着凹部41Dから外部に引き出す開口部41Eを構成する。
また、モータ42は、制御部50から指示された回転数で回転駆動するようになっている。
また、ローラ支持部材43は、例えば、径方向外方に向かって伸びるとともに第1軸線O1周りに回転し、送血チューブ押し当て面45に装着された送血チューブ3を所定位置に保持するガイドローラ(不図示)を備えている。
そして、調整つまみ43Cを回転、調整して、ローラ44と送血チューブ押し当て面45との隙間を調整するようになっている。
なお、ローラ隙間調整機構43Aを備えるかどうかローラ隙間調整機構43Aの構成については任意に設定することができる。
また、この実施形態では、例えば、ローラ44は、第1軸線O1に対称な位置に二つ配置されている。
その結果、図4(C)、(D)に示すように、クランプ機構46は、前進端が送血チューブ3(3A、3B、3C、3D)の外径によってチューブクランパ46Aの前進端が変化するようになっている。
図5は、一実施形態に係るローラポンプの制御部の概略構成を説明するブロック図である。
制御部50は、例えば、脱血流量算出部51と、送血流量算出部52と、制御量算出部(回転数算出部)53と、制御信号出力部54と、送血チューブ特定部55と、送血特性設定部56と、データテーブル57とを備えている。
手動モードでは、送血流量調整部62の指示に基づいて送血し、自動モードでは、脱血流量と連動(例えば、同期)した流量を送血するようになっている。
また、送血流量算出部52は、算出した送血流量を送血流量表示部64に出力するようになっている。
なお、データテーブル57に代えて、送血流量特性を算出可能な演算式を用いてもよい。
(1)まず、脱血流量信号を受け取る(S11)。
(2)次に、受取った脱血流量信号に基づいて脱血流量を算出する(S12)。
(3)次いで、脱血流量に基づいて送血流量を算出する(S13)。
送血流量は、脱血流量に対して予め設定した数式等に基づいて算出する。
(4)次いで、算出した送血流量を送血流量表示部に出力する(S14)。
(5)次に、算出した送血流量に基づいて制御量(モータの回転数)を算出する(S15)。
(6)次いで、算出した制御量(回転数)と対応する信号をモータ(駆動部)に出力する(S16)。
S16を実行したらS11に移行する。上記S11〜S16を、例えば、血液循環を終了するまで所定の周期で繰り返して実行する。
(1)まず、送血流量設定信号を受け取る(S21)。
(2)次に、送血流量設定信号に基づいて送血流量を算出する(S22)。
(3)次いで、算出した送血流量を送血流量表示部に出力する(S23)。
(4)次に、算出した送血流量に基づいて制御量(モータの回転数)を算出する(S24)。
(5)次いで、算出した制御量(回転数)と対応する信号をモータ(駆動部)に出力する(S25)。
S25を実行したらS21に移行する。上記S21〜S25を、例えば、血液循環を終了するまで所定の周期で繰り返して実行する。
その結果、人工心肺装置(血液循環システム)100において、ローラポンプ4に装着した送血チューブ3に合わせて血液循環することができる。
また、ローラポンプ4に装着した送血チューブ3を予定した送血チューブ3と確実に一致させ、予定した送血チューブ3と異なる送血チューブ3がローラポンプ4に装着されるのを防止することができる。
また、脱血流量と送血チューブ3の送血流量特性に基づいて回転数を設定するので、送血流量を脱血流量と連動させる際に、実際に装着された送血チューブ3とは異なる送血チューブ3に基づいて送血流量が算出されるのを防止することができる。
例えば、上記実施の形態においては、チューブ径検出センサ(送血チューブ検出手段)47を取付けたチューブクランパ46Aが開口部41Eの幅方向内方から外方に向かって送血チューブ3の外径をクランプする際に送血チューブ3(3A、3B、3C、3D)を検出する場合について説明したが、送血チューブ3を検出する際のチューブクランパ46Aの作動方向、チューブ径検出センサ47の配置については任意に設定可能であり、チューブ径検出センサ47をチューブクランパ46Aと別々に設けてもよい。
O2 第2軸線(ローラの軸線)
P 患者(人体)
100 人工心肺装置(血液循環システム)
1 脱血ライン
2 リザーバ
3 送血チューブ
4 ローラポンプ
5 人工肺
40 ローラポンプ本体
41 ハウジング
42 モータ(駆動部)
43 ローラ支持部材
44 ローラ
45 送血チューブ押し当て面
47 チューブ径検出センサ(送血チューブ検出手段)
50 制御部
61 送血流量センサ(送血流量測定手段)
Claims (3)
- 人体に接続可能とされて脱血された血液を人体側に送血する血液循環システムに用いられるローラポンプであって、
送血チューブが装着されるハウジングと、
前記ハウジング内に配置され軸線周りに回転可能とされたローラ支持部材と、
前記ローラ支持部材の周方向に間隔をあけて配置され、前記軸線周りに公転する複数のローラと、
前記ローラ支持部材を回転駆動する駆動部と、
前記ハウジングに形成され、前記ローラの公転軌跡と対応する周面に配置された送血チューブを前記ローラと協働して圧縮して前記送血チューブ内の血液を送り出す送血チューブ押し当て面と、
前記送血チューブ押し当て面に配置された送血チューブの外径を検出する送血チューブ検出手段と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記送血チューブ検出手段が検出した送血チューブの外径に基づいて前記送血チューブを識別するように構成されていることを特徴とするローラポンプ。 - 請求項1に記載のローラポンプであって、
前記制御部は、
前記送血チューブ検出手段が検出した送血チューブの外径に基づいて送血流量を算出するように構成されていることを特徴とするローラポンプ。 - 請求項1又は2に記載のローラポンプであって、
前記制御部は、
前記血液循環システムにおける脱血流量と前記送血チューブ検出手段が検出した送血チューブの外径に基づいて、前記ローラ支持部材の回転数を設定するように構成されていることを特徴とするローラポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183668A JP2019058250A (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | ローラポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183668A JP2019058250A (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | ローラポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019058250A true JP2019058250A (ja) | 2019-04-18 |
Family
ID=66175680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017183668A Pending JP2019058250A (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | ローラポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019058250A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0480545U (ja) * | 1990-11-23 | 1992-07-14 | ||
JPH0729448Y2 (ja) * | 1989-01-31 | 1995-07-05 | 三菱重工業株式会社 | 管の外径,肉厚測定装置 |
JPH0861902A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Toyoda Mach Works Ltd | 広範囲定寸装置 |
JP2000018907A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ガイド付き寸法測定器 |
JP2014101770A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Nikkiso Co Ltd | しごき型ポンプ |
JP5839212B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2016-01-06 | 泉工医科工業株式会社 | 血液循環システム |
-
2017
- 2017-09-25 JP JP2017183668A patent/JP2019058250A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0729448Y2 (ja) * | 1989-01-31 | 1995-07-05 | 三菱重工業株式会社 | 管の外径,肉厚測定装置 |
JPH0480545U (ja) * | 1990-11-23 | 1992-07-14 | ||
JPH0861902A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Toyoda Mach Works Ltd | 広範囲定寸装置 |
JP2000018907A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ガイド付き寸法測定器 |
JP2014101770A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Nikkiso Co Ltd | しごき型ポンプ |
JP5839212B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2016-01-06 | 泉工医科工業株式会社 | 血液循環システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5839212B1 (ja) | 血液循環システム | |
CN107206134B (zh) | 收集并混合血流体的方法和设备 | |
CN110236681A (zh) | 一种穿刺机器人及其机械臂用进针系统 | |
CN108670306A (zh) | 介入式医疗器械的回撤系统 | |
JP2019058250A (ja) | ローラポンプ | |
CN107737015A (zh) | 一种硬质药剂瓶的溶配药一体机 | |
CN117379630B (zh) | 一种介入手术液体注射和球囊扩张通用控制装置 | |
CN103845778A (zh) | 一种吊瓶监控装置 | |
US7568837B2 (en) | Method for activating an x-ray image recording system and an x-ray image recording system | |
KR101599428B1 (ko) | 카테터 시스템 | |
CN112842795B (zh) | 一种冠脉造影用辅助装置 | |
CN208892634U (zh) | 介入式医疗器械的回撤系统 | |
JP6243769B2 (ja) | 断層撮影装置およびその作動方法 | |
CN106999732B (zh) | 针对介入过程引导跟踪形状重建 | |
WO2023002934A1 (ja) | 血管穿刺装置および血管穿刺システム | |
CN211067010U (zh) | 一种穿刺机器人及其机械臂用进针系统 | |
WO2015044982A1 (ja) | 画像診断装置及びその制御方法 | |
CN205433741U (zh) | 带回撤反馈的介入式超声成像系统 | |
WO2024070932A1 (ja) | 血管穿刺システムおよびその制御方法 | |
JP2018094243A (ja) | 血液循環システム | |
JP5642927B2 (ja) | 乳房用x線撮影装置 | |
CN215227806U (zh) | 超声设备及穿刺装置 | |
JP2016179053A (ja) | 血管穿刺用補助装置 | |
JP2021052823A (ja) | 医療装置及び医療装置セット | |
CN103830009A (zh) | 一种穿刺固定器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220510 |