JP2019056788A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019056788A
JP2019056788A JP2017180953A JP2017180953A JP2019056788A JP 2019056788 A JP2019056788 A JP 2019056788A JP 2017180953 A JP2017180953 A JP 2017180953A JP 2017180953 A JP2017180953 A JP 2017180953A JP 2019056788 A JP2019056788 A JP 2019056788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
forming apparatus
protective layer
image forming
surface protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017180953A
Other languages
English (en)
Inventor
泰岳 松本
Yasutake Matsumoto
泰岳 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2017180953A priority Critical patent/JP2019056788A/ja
Publication of JP2019056788A publication Critical patent/JP2019056788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】クリーニングブレードと像保持体との接触部に貯留空間を設けない場合と比べ、表面保護層を有する像保持体表面に付着する放電生成物の除去性を向上させる。【解決手段】下層よりも高い硬度を有する表面保護層511を有する像保持体51と、像保持体51の、転写後の領域に接して、像保持体上の残留物を掻き取るクリーニングブレード551と、クリーニングブレード551に対面し、クリーニングブレード551で掻き取った残留物59を、クリーニングブレード551と像保持体51との接触部に貯留する空間を形成する貯留空間形成部材552とを備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、像保持手段に潤滑剤を供給すると共に、転写後の像保持手段の残留トナーを除去するクリーニングブレードと、下方シール及び塞き止めシートからなるトナー堰き止め手段と、を有するクリーニング装置を備えた画像形成装置が開示されている。
特開2005−004051号公報
像保持手段表面に放電生成物が付着すると、その放電生成物が水分を吸着して像流れが生じ、白抜けのある画像が形成されるおそれがある。
ここで、放電生成物とは、コロナ放電により発生する窒素酸化物などの活性物質やその反応生成物をいう。
有機感光層を有する従来の像保持手段の場合、像保持手段表面の汚れを掻き取るクリーニングブレードで像保持手段表面を少しずつ削り、これにより、像保持手段表面に付着した放電生成物を除去している。
これに対し、近年、硬い表面保護層を有する像保持手段が登場してきている。この表面保護層は、クリーニングブレードではほとんど削れない硬さを有し、したがって、その表面に付着した放電生成物を、その表面を少しずつ削りながら除去することは期待できない。
本発明は、クリーニング手段と像保持手段との接触部に貯留空間を設けない場合と比べ、表面保護層を有する像保持手段の表面に付着する放電生成物の除去性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、
下層よりも高い硬度を有する表面保護層を有し、該表面保護層の表面にトナー像を保持し該トナー像を被転写手段に転写する像保持手段と、
前記像保持手段上に形成された静電潜像を、トナーとキャリアとを含む現像剤中のトナーで現像することにより、該像保持手段上にトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持手段の、転写後の領域に接して、該像保持手段上の残留物を掻き取るクリーニング手段と、
前記クリーニング手段に対面し、該クリーニング手段で掻き取った前記残留物を、該クリーニング手段と前記像保持手段との接触部に貯留する空間を形成する貯留空間形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2は、
前記現像剤が脂肪酸金属塩を含有し、
前記表面保護層が、脂肪酸金属塩と比べ放電生成物が付着しにくい性質の層であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3は、前記脂肪酸金属塩が、ステアリン酸亜鉛であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4は、前記表面保護層が、13族元素を含む材料からなる層であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項5は、前記表面保護層が、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6は、前記表面保護層が、水素を含有することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置である。
請求項7は、前記貯留空間形成手段が、板状あるいはフイルム状であって、0.0016(gf/平方ミリメートル)以上の曲げ強度を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項8は、前記貯留空間形成手段が、0.0436(kgf/平方ミリメートル)以下の曲げ強度を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項9は、前記貯留空間形成手段が、0.0016(kgf/平方ミリメートル)以上かつ0.0129(kgf/平方ミリメートル)以下の曲げ強度を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項1の画像形成装置によれば、クリーニング手段と像保持手段との接触部に貯留空間を設けない場合と比べ、表面保護層を有する像保持手段の表面に付着する放電生成物の除去性が向上する。
請求項2および3の画像形成装置によれば、脂肪酸金属塩と比べ放電生成物が付着しやすい性質の表面保護層である場合と比べ、表面保護層表面への放電生成物の付着が抑えられる。
請求項4の画像形成装置によれば、13族元素が水素を安定的に取り込む性質を有し、表面保護層がこの性質を有さない材料からなる層である場合と比べ酸化劣化が抑えられる。
請求項5の画像形成装置によれば、表面保護層が、少なくともガリウムと酸素とを構成元素としない層である場合と比べ、酸化劣化が抑えられる。
請求項6の画像形成装置によれば、表面保護層が、水素を含有しない場合と比べ、酸化劣化を抑えられる。
請求項7の画像形成装置によれば、貯留空間形成手段が0.0016(gf/平方ミリメートル)未満の曲げ強度を有する場合と比べ、表面保護層への放電生成物の付着が抑えられる。
請求項8の画像形成装置によれば、貯留空間形成手段が0.0436(gf/平方ミリメートル)を超える曲げ強度をを有する場合と比べ、キャリアによる表面保護層の傷の発生が抑えられる。
請求項9の画像形成装置によれば、貯留空間形成手段が、0.0016(kgf/平方ミリメートル)以上かつ0.0129(kgf/平方ミリメートル)以下の範囲から外れた曲げ強度を有する場合と比べ、画質欠陥の発生と表面保護層の傷の発生との双方が抑えられる。
本発明の一実施形態としての画像形成装置の外観斜視図である。 図1に外観を示した画像形成装置の内部構成を示した模式図である。 1つの像保持体とクリーナを示した模式図である。 放電生成物除去のメカニズムを表わした図である。 実験結果の一例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の外観斜視図である。
この画像形成装置1は、スキャナ10とプリンタ20を備えている。
スキャナ10は、この画像形成装置1の骨組みである装置筐体90の上に載せられており、プリンタ20は、装置筐体90内に構成されている。
図2は、図1に外観を示した画像形成装置の内部構成を示した模式図である。
プリンタ20は、ほぼ横に1列に配列された4つの像形成部50Y,50M,50C,50Kを有する。これらの像形成部50Y,50M,50C,50Kでは、それぞれ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の各色トナーによるトナー像が形成される。ここでは、これらの像形成部50Y,50M,50C,50Kに共通の説明については、トナーの色の区別を表わす、Y,M,C,Kの符号を省略し、像形成部50と表記する。像形成部以外の他の構成要素についても同様である。
各像形成部50には、像保持体51が備えられている。この像保持体51は、駆動力を受けて矢印A方向に回転しながら、その表面に静電潜像が形成され、さらに現像によりトナー像が形成される。
各像形成部50に備えられている各像保持体51の周りには、帯電器52、露光器53、現像器54、1次転写器62、およびクリーナ55が備えられている。ここで、1次転写器62は、像保持体51との間に、後述する中間転写ベルト61を挟んだ位置に置かれている。この1次転写器62は、像形成部50ではなく、後述する中間転写部60に備えられている要素である。
帯電器52は、像保持体51の表面を一様に帯電する。
露光器53は、一様に帯電された像保持体51に、画像信号に基づいて変調された露光光を照射して、像保持体51上に静電潜像を形成する。
現像器54内には、キャリアと各像形成部50に応じた色のトナーとを含む現像剤が収容されている。この現像器54内には、像保持体51上に形成された静電潜像を、各像形成部50に応じた色のトナーで現像して、像保持体51上にトナー像を形成する。
1次転写器62は、像保持体51上に一時的に保持されたトナー像を、後述する中間転写ベルト61上に転写する。
クリーナ55は、転写後の像保持体51上の残留トナー等を像保持体51上から取り除く。
4つの像形成部50の上部には、中間転写部60が配置されている。そして、この中間転写部60には、中間転写ベルト61が備えられている。この中間転写ベルト61は、駆動ロール63a、従動ロール63b、張架ロール63c等の複数のロールに支持されている。そして、この中間転写ベルト61は、駆動ロール63aに駆動されて、4つの像形成部50に備えられている4つの像保持体51に沿う経路を含む循環経路上を、矢印B方向に循環移動する。
各像保持体51上のトナー像は1次転写器62の作用により、中間転写ベルト61上に順次重なるように転写される。そして、中間転写ベルト61上に転写されたトナー像は、その中間転写ベルト61により、2次転写位置T2に搬送される。この2次転写位置T2には2次転写器71が備えられており、中間転写ベルト61上のトナー像は、その2次転写器71の作用により、その2次転写位置T2に搬送されてきた用紙P上に転写される。用紙Pの搬送については後述する。用紙Pへのトナー像の転写後の中間転写ベルト61上に残存するトナー等は、クリーナ64により、その中間転写ベルト61から取り除かれる。
中間転写部60の上部には、各色のトナーが収容されたトナーカートリッジ100が備えられている。現像器54内のトナーが現像により消費されると、対応する色のトナーを収容したトナーカートリッジ100から、トナーが、不図示のトナー補給路を通って現像器54に補給される。トナーカートリッジ100は装置筐体90に対し着脱自在に構成されており、空になると取り出されて、新たなトナーカートリッジ100が装着される。
用紙トレイ21からは、ピックアップロール24により用紙Pが1枚取り出され、搬送ロール25により、搬送路99上を矢印C方向に、タイミング調整ロール26まで搬送される。このタイミング調整ロール26まで搬送されてきた用紙Pは、そのタイミング調整ロール26により、中間転写ベルト61上のトナー像が2次転写位置T2に到達するタイミングに合わせて2次転写位置T2に到達するように、その2次転写位置に向かって送り出される。タイミング調整ロール26により送り出された用紙Pは、2次転写位置T2において、2次転写器71の作用により、中間転写ベルト61からトナー像の転写を受ける。トナー像の転写を受けた用紙Pは、2次転写器71の上方に配置されている定着器74に向かって用紙Pガイド73に案内されながらさらに矢印D方向に搬送される。
矢印D方向に搬送されて定着器74に到達した用紙P上のトナー像は、この定着器74により加熱および加圧を受けて、その用紙P上に定着される。これにより、用紙P上には、定着されたトナー像からなる画像がプリントされる。定着器74によりトナー像の定着を受けた用紙Pは、搬送ロール27によりさらに搬送され、排紙ロール28により、排紙口29から排紙トレイ22上に送り出される。
図3は、1つの像保持体とクリーナを示した模式図である。
像保持体51は、矢印A方向に回転しながら、前述のようにしてトナー像を一時的に保持し、その保持したトナー像を中間転写ベルト61上に転写する。そして、転写後に像保持体51上に残留する、トナー等の残留物は、クリーナ55により、その像保持体51上から除去され、帯電器52により再び帯電される。ここで、この像保持体51には、硬い表面保護層511が形成されている。表面保護層511の詳細は、後述する。
クリーナ55には、クリーニングブレード551が備えられている。このクリーニングブレード551は、その一端が像保持体51に押し当てられていて、像保持体51の回転に伴って、像保持体51上の残留物を掻き取る役割りを担っている。
また、このクリーナ55には、貯留空間形成部材552をが備えられている。本実施形態における貯留空間形成部材552は、板状あるいはフイルム状の部材である。この貯留空間形成部材552は、クリーナ55のハウジング556に上端部が固定されてクリーニングブレード551に対面して広がり、下端部がクリーニングブレード551に押し当てられている。この貯留空間形成部材552は、像保持体51からクリーニングブレード551により掻き取られた残留物59を、クリーニングブレード551と像保持体51との接触部に貯留する空間を形成している。この残留物59は、主にはトナーであるが、キャリアも一部混入している。この空間に残留物59が溜まると、貯留空間形成部材552の、クリーニングブレード551に押し当てられている下端部が、溜まった残留物59の重みでクリーニングブレード551から離れ、クリーナ55の、ハウジング556で囲まれた室内553に移動する。この室内553に移動した残留物59は、オーガ554により紙面に垂直な向きに搬送され、不図示の廃トナーボックス内に廃棄される。
ここで、像保持体51の表面に放電生成物が付着することがある。放電生成物は、コロナ放電により発生する窒素酸化物などの活性物質やその反応生成物である。像保持体51の表面に放電生成物が付着すると、その放電生成物が水分を吸着して像流れが生じ、白抜けのある画像が形成されるおそれがある。このため、像保持体51の表面から放電生成物を取り除く必要がある。
図4は、放電生成物除去のメカニズムを表わした図である。
ここで、図4(A)は、従来型の、表面が比較的柔らかい材料からなる像保持体の場合の、放電生成物除去のメカニズムを示している。
クリーニングブレード551を像保持体51の表面に押し当てて残留物59(図3参照)を掻き取ると、像保持体51の表面が比較的柔らかいため、像保持体51の表層部51aが削れ、像保持体51の表面に付着した放電生成物は、ぞの表層部51aとともに像保持体51から除去される。
一方、図4(B)は、本実施形態の像保持体、すなわち、硬い表面保護層が形成されている像保持体における、放電生成物除去のメカニズムを示している。
像保持体51の表面保護層511は、クリーニングブレード551ではほとんど削れない程度に固い材質の材料で形成されている。このため、図4(A)に示すような、像保持体51の表層部51aを削ることによる放電生成物79の除去は期待できない。そこで、本実施形態では、図1に示す現像器54に収容されている現像剤中のトナーおよびトナーカートリッジ100に収容されているトナーに外添剤として脂肪酸金属塩を含有させている。本実施形態では、この脂肪酸金属塩として、ステアリン酸亜鉛が使用されている。像保持体51の表面保護層511は、この脂肪酸金属塩と比べると、放電生成物79には付着しにくい性質を有する。本実施形態における表面保護層511は、具体的には、13族元素を含む材料からなる層である。。さらに具体的には、本実施形態における表面保護像511は、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層である。
本実施形態の場合、放電生成物79は、表面保護層511よりも脂肪酸金属塩78に付着しやすく、したがって、像保持体51の表面に付着している放電生成物79は、脂肪酸金属塩に付着して像保持体51の表面から除去され、残留物79(図3参照)の一部となる。ただし、この除去を十分に行うには、脂肪酸金属塩78を含有するトナーが像保持体51の表面に長時間にわたり多量に接触していることが好ましい。このため、本実施形態では、図3に示すように、クリーニングブレード551と貯留空間形成部材552とにより、クリーニングブレード551で掻き取った残留物79を、クリーニングブレード551と像保持体51との接触部に貯留する空間を形成している。
図5は、実験結果の一例を示した図である。この図5における「実施例」は、前述の硬い表面保護層を有する像保持体に関する実験結果を表わしている。この図5における「比較例」は、クリーニングブレードで表層部が削れる程度に柔らかい表面を有する像保持体についての実験結果を表わしている。
ここで、「曲げ強度」は、フイルム状の貯留空間形成部材552の曲げ強度である。この曲げ強度が弱いと、貯留空間形成部材552による貯溜空間形成能力が低く、残留物59が貯留されにくいことを意味し、曲げ強度が強いほど、貯留空間形成部材552による貯溜空間形成能力が高く、より多くの残留物59が貯留されることを意味している。
また、「白抜け」の欄は、高温高湿環境下(28℃/85%RH)で、ストライプ状のチャート画像の出力を10000枚実施し、その後12時間待機した後に、ハーフトーン画像(網点面積率30%)を出力して白抜けを評価した結果を表わしている。×は、許容できない白抜けが発生したことを表わし、○は、白抜けが皆無ではないが許容レベルであることを表わし、◎は、白抜けが認められなかったことを表わしている。
また、「キャリア傷」の欄は、像保持体表面へのキャリアによる傷のレベルを表わしている。○は、キャリア傷が皆無ではないが許容レベル、△は、要注意レベル、×は、許容できないレベルであることを表わしている。なお、「比較例」の場合、白抜けに代わり、ブレードの摩耗のレベルが表わされている。
この図5から分かるように、貯留空間形成部材552の曲げ強度が0.0016(kgf/平方ミリメートル)以上であれば、それ未満の曲げ強度の場合と比べ、白抜けが許容レベルにあること、すなわち、像保持体51の表面から放電生成物が十分に除去されている。
また、「実施例」は、「比較例」と比べ、像保持体表面が硬いこともあり、「キャリア傷」は、強い曲げ強度まで許容レベルを保っている。すなわち、この貯留空間形成部材552の曲げ強度が0.0436(kgf/平方ミリメートル)以下であれば、それを超える曲げ強度をを有する部材である場合と比べ、キャリアによる表面保護層の傷の発生が抑えられる。
さらには、貯留空間形成部材552が、0.0016(kgf/平方ミリメートル)以上かつ0.0129(kgf/平方ミリメートル)以下の範囲内であれば、その範囲から外れた曲げ強度を有する部材である場合と比べ、画質欠陥の発生と表面保護層の傷の発生との双方が抑えられる。
以上説明した本実施形態の画像形成装置10によれば、クリーニングブレード551と像保持体51との接触部に貯留空間を設けない場合と比べ、表面保護層511を有する像保持体51の表面に付着する放電生成物の除去性が向上する。
1 画像形成装置
10 スキャナ
20 プリンタ
50 像形成部
51 像保持体
51a 表層部
52 帯電器
511 表面保護層
54 現像器
55 クリーナ
551 クリーニングブレード
552 貯留空間形成部材
553 室内
556 筐体
59 残留物
60 中間転写部
61 中間転写ベルト
71 2次転写器
74 定着器
78 脂肪酸金属塩
79 放電生成物

Claims (9)

  1. 下層よりも高い硬度を有する表面保護層を有し、該表面保護層の表面にトナー像を保持し該トナー像を被転写手段に転写する像保持手段と、
    前記像保持手段上に形成された静電潜像を、トナーとキャリアとを含む現像剤中のトナーで現像することにより、該像保持手段上にトナー像を形成する現像手段と、
    前記像保持手段の、転写後の領域に接して、該像保持手段上の残留物を掻き取るクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段に対面し、該クリーニング手段で掻き取った前記残留物を、該クリーニング手段と前記像保持手段との接触部に貯留する空間を形成する貯留空間形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤が脂肪酸金属塩を含有し、
    前記表面保護層が、脂肪酸金属塩と比べ放電生成物が付着しにくい性質の層であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記脂肪酸金属塩が、ステアリン酸亜鉛であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表面保護層が、13族元素を含む材料からなる層であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記表面保護層が、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記表面保護層が、水素を含有することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記貯留空間形成手段が、板状あるいはフイルム状であって、0.0016(gf/平方ミリメートル)以上の曲げ強度を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記貯留空間形成手段が、0.0436(kgf/平方ミリメートル)以下の曲げ強度を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記貯留空間形成手段が、0.0016(kgf/平方ミリメートル)以上かつ0.0129(kgf/平方ミリメートル)以下の曲げ強度を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
JP2017180953A 2017-09-21 2017-09-21 画像形成装置 Pending JP2019056788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180953A JP2019056788A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180953A JP2019056788A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019056788A true JP2019056788A (ja) 2019-04-11

Family

ID=66107315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017180953A Pending JP2019056788A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019056788A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004051A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007047598A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成ユニットおよびクリーニング部材
JP2008129450A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
JP2008145817A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、及びこれを有するプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2015187622A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2017062343A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004051A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007047598A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成ユニットおよびクリーニング部材
JP2008129450A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法および画像形成装置
JP2008145817A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、及びこれを有するプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2015187622A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2017062343A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4693583B2 (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2008170835A (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2007093676A (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2018060084A (ja) 画像形成装置
JP2019056788A (ja) 画像形成装置
JP5077626B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JP4656091B2 (ja) 現像器及び画像形成装置
JP4354348B2 (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2011123361A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2018025684A (ja) 画像形成装置
JP2019053224A (ja) 画像形成装置
JP2014071365A (ja) 画像形成装置
JP2008233664A (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2007187954A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2011043598A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP5019266B2 (ja) 画像形成装置
WO2022080181A1 (ja) トナー搬送装置およびそれを備えたクリーニング装置並びに画像形成装置
JP4785718B2 (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2008157989A (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2009300664A (ja) 帯電装置、及び帯電ユニット並びにそのような帯電ユニットを有した画像形成装置
JP2008116533A (ja) プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジ梱包材、プロセスカートリッジ梱包体及び画像形成装置
JP2008116546A (ja) プロセスカートリッジ、帯電ロール、電子写真感光体及び画像形成装置
JP6394403B2 (ja) 画像形成装置
JP2007187951A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2016053673A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210728

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211228