JP2019055868A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの腰の強弱にかかわらず、センサによりアクチュエータの回動が検出されるタイミングを一定にできる、画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1搬送ローラ36と画像形成部14との間の搬送経路31には、アクチュエータ52の揺動部材72が突出している。アクチュエータ52は、アクチュエータ軸71を中心に揺動可能に設けられている。搬送経路31を搬送されるシートSの先端が揺動部材72の凹湾曲面84に当接した後、シートSがさらに搬送されると、シートSにより凹湾曲面84が押圧されて、揺動部材72が画像形成部14側に回動する。揺動部材72の凹湾曲面84は、センサ53の出力信号がオフ信号からオン信号に切り替わるときに第1搬送ローラ36のニップNからの距離Rが一定となる円弧状に形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
たとえば、プリンタや複写機などの画像形成装置には、プリント用紙などのシートを搬送するシート搬送装置が備えられている。シート搬送装置により、シートが給紙トレイから排紙トレイに至る搬送経路を搬送される。シートが搬送経路を搬送される間に、搬送経路の途中に設けられた画像形成部により、シートに画像が形成される。
特許文献1に記載のシート搬送装置では、シートを搬送する搬送ローラに対してシートの搬送方向の下流側に、アクチュエータが搬送ローラの回転軸線と平行に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に設けられている。また、そのシート搬送装置には、フォトインタラプタからなるセンサが備えられている。搬送ローラにより搬送されるシートの先端がアクチュエータに当接した後、そのシートの搬送に伴って、アクチュエータが揺動軸線を中心に回動する。アクチュエータがシートに当接している間、アクチュエータが一定の位置に位置し、アクチュエータからシートが離れると、アクチュエータが元の位置に戻る。アクチュエータが元の位置から所定角度傾くと、センサの出力信号が変化する。したがって、センサが出力する信号に基づいて、搬送経路を搬送されるシートを検知でき、その検知のタイミングに基づいて、画像形成部における画像形成の開始または終了のタイミング等を設定することができる。
特開2015−105178号公報
ところで、搬送ローラにより搬送されるシートには、腰の強弱がある。薄紙などの腰の弱いシートの先端は、搬送ローラとアクチュエータとの間を相対的に低い位置で搬送され、厚紙などの腰の強いシートの先端は、搬送ローラとアクチュエータとの間を相対的に高い位置で搬送される傾向がある。
特許文献1に開示されている構成では、アクチュエータは、シートの先端が当接する当接面が平面に形成されている。そのため、シートの腰の強弱によって、アクチュエータの当接面におけるシートの先端の当接位置が異なり、アクチュエータが所定角度傾くまでの時間、つまりシートの先端が搬送ローラのニップを通過してからセンサの出力信号が変化するまでの時間にばらつきを生じる。その結果、シートを検出するタイミングに誤差が生じ、画像形成の開始および終了のタイミングにずれが生じる。
本発明の目的は、シートの腰の強弱にかかわらず、センサによりアクチュエータの回動が検出されるタイミングを一定にできる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成部に向けてシートを搬送する搬送ローラと、待機位置で搬送ローラと画像形成部との間の搬送経路に突出し、搬送ローラにより搬送経路を搬送されるシートの先端が当接して押圧する当接部を有し、搬送ローラの回転軸線と同じ方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に設けられたアクチュエータと、シートの先端が当接部を押圧することによるアクチュエータの回動を検出するセンサとを備え、搬送ローラは、第1ローラと、第1ローラの周面に接触してローラとニップを形成する第2ローラとを含み、第1ローラと第2ローラとによりシートを挟持しつつ搬送し、当接部は、アクチュエータの回動をセンサが検出するときにニップからの距離が一定となる円弧状に形成されている。
この構成によれば、搬送ローラにより、シートが搬送ローラと画像形成部との間の搬送経路を画像形成部に向けて搬送される。搬送経路には、アクチュエータの当接部が突出している。アクチュエータは、搬送ローラの回転軸線と同じ方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に設けられている。搬送経路を搬送されるシートの先端がアクチュエータの当接部に当接した後、シートがさらに搬送されると、シートによりアクチュエータが押圧されて、アクチュエータが画像形成部側に回動する。アクチュエータにおけるシートの先端が当接する可能性のある領域、つまり当接部は、アクチュエータの回動をセンサが検出するときに搬送ローラのニップからの距離が一定となる円弧状に形成されている。そのため、アクチュエータの回動をセンサが検出するときには、当接部へのシートの先端の当接位置にかかわらず、その当接位置と搬送ローラに形成されるニップとの距離が一定になる。よって、シートの腰の強弱にかかわらず、センサによりアクチュエータの回動が検出されるタイミングを一定にすることができる。
本発明によれば、シートの腰の強弱にかかわらず、センサによりアクチュエータの回動が検出されるタイミング、つまりシートが検出されるタイミングを一定にすることができる。
本発明の一実施形態に係るカラーレーザプリンタの断面図である。 カラーレーザプリンタの筐体内の前端部の断面図である。 筐体内の前端部に設けられた左フレーム、右フレームおよび前フレームを右後側から見た斜視図である。 前フレームの中央部の背面図である。 前フレームの断面図である。 シート検出機構の右側面図であり、アクチュエータの遮断部が第1位置に位置する状態を示す。 シート検出機構の右側面図であり、アクチュエータの遮断部が第2位置に位置する状態を示す。 シート検出機構の右側面図であり、アクチュエータの遮断部が第3位置に位置する状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<全体構成>
画像形成装置の一例として、図1には、カラーレーザプリンタ1が示されている。ただし、画像形成装置は、モノクロレーザプリンタであってもよいし、インクジェット方式でプリント用紙などのシートSに画像を形成するインクジェットプリンタであってもよい。
カラーレーザプリンタ1は、略直方体形状の筐体11を備えている。
筐体11の底部には、給紙トレイ12が装着されている。給紙トレイ12は、筐体11の底部から一方側に引き出し可能に設けられている。給紙トレイ12は、複数枚のプリント用紙などのシートSを積み重なった状態で収容可能に構成されている。
なお、以下の説明で使用するため、筐体11からの給紙トレイ12の引出側(図1における左側)を「前側」とし、その反対側を「後側」と規定する。そして、カラーレーザプリンタ1を「前側」から見た状態を基準に左右を規定する。
筐体11の上面には、後側ほど下方に沈む底面を有する凹部が排紙トレイ13として形成されている。排紙トレイ13は、複数枚のシートSを積み重なった状態で支持することができる。
筐体11内には、シートSに画像を形成する画像形成部14が設けられている。画像形成部14は、4組のプロセス部21と、露光器22と、定着器23とを備えている。
4組のプロセス部21は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の各色用として設けられ、給紙トレイ12の上側の位置において、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に、前後方向に等間隔で並列に配置されている。各プロセス部21は、感光体ドラム24、帯電器25、現像器26および転写ローラ27を含む。感光体ドラム24は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。帯電器25、現像器26および転写ローラ27は、感光体ドラム24の周囲に、感光体ドラム24の回転方向にその順に並べて配置されている。
露光器22は、4組のプロセス部21の上方に配置されている。露光器22は、レーザおよびポリゴンミラーなどの光学系を備え、画像データに基づくレーザビームを各感光体ドラム24の周面に向けて出射する。
定着器23は、最後方の感光体ドラム24のさらに後方に配置されている。定着器23は、熱ローラ28および圧ローラ29を備えている。熱ローラ28は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。圧ローラ29は、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、その周面が熱ローラ28の周面に後下側から接触している。
また、筐体11内には、給紙トレイ12の前端部上から画像形成部14を経由して排紙トレイ13の後端に至る左側面視略S字状の搬送経路31が形成されている。
シートSを搬送経路31に沿って搬送するため、筐体11内には、給紙ローラ32、分離ローラ33、分離パッド34、搬送ベルト35、第1搬送ローラ36(搬送ローラの一例)、第2搬送ローラ37および排紙ローラ38などが設けられている。
給紙ローラ32は、給紙トレイ12の前端部の上方に配置されて、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。給紙ローラ32の周面には、給紙トレイ12に支持される最上位のシートSが下側から接触する。
分離ローラ33および分離パッド34は、給紙ローラ32の前上方の位置に配置されている。分離ローラ33は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。分離パッド34は、分離ローラ33の周面に前下側から当接している。なお、分離パッド34に代えて、分離ローラ33と同方向に分離ローラ33よりも低速で回転、停止または分離ローラ33と逆方向に回転するリタードローラが採用されてもよい。
搬送ベルト35は、4個の感光体ドラム24の下側に配置されている。搬送ベルト35は、2つのローラ41,42に巻回された無端状のベルトである。2つのローラ41,42は、上下方向において同じ位置に配置され、前後方向に間隔を空けて配置されている。これにより、搬送ベルト35は、2つのローラ41,42間において、前後方向および左右方向に延びる平面状部分を上下に有している。上側の平面状部分は、4個の感光体ドラム24と4個の転写ローラ27との間を延び、各感光体ドラム24および各転写ローラ27の周面と接触している。
第1搬送ローラ36、第2搬送ローラ37および排紙ローラ38はいずれも、左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられる駆動ローラと、周面が駆動ローラの周面に当接して駆動ローラとニップを形成し、駆動ローラの回転に伴って回転する従動ローラとの対からなる。ただし、この構成に限定されず、たとえば、第1搬送ローラ36は、互いに周面が当接してニップを形成する2個のローラの両方が駆動力が入力される駆動ローラからなる構成であってもよい。
第1搬送ローラ36は、搬送ベルト35に対して搬送経路31におけるシートSの搬送方向(以下、単に「搬送方向」という。)の上流側に配置されている。
第2搬送ローラ37は、定着器23に対して搬送方向の下流側に配置されている。
排紙ローラ38は、第2搬送ローラ37に対して搬送方向の下流側であって、排紙トレイ13の後方の位置に配置されている。
<シート搬送動作>
シートSに画像が形成(印刷)される際には、給紙トレイ12から1枚のシートSが給送され、そのシートSが搬送経路31を搬送される。シートSが搬送経路31を搬送される途中で画像形成部14を通過し、シートSが画像形成部14を通過する間に、シートSに画像が形成される。画像形成済みのシートSは、画像形成部14を通過した後、排紙トレイ13上に排出される。
具体的には、給紙トレイ12からシートSを送り出すため、給紙ローラ32が回転される。給紙ローラ32の回転により、給紙ローラ32の周面と接触しているシートSが前側に送り出される。給紙トレイ12から送り出されたシートSは、分離ローラ33と分離パッド34との間を通過することにより1枚ずつに分離される。
分離ローラ33と分離パッド34との間を通過したシートSは、第1搬送ローラ36により、搬送経路31を画像形成部14に向けて搬送され、搬送ベルト35上に送り込まれる。搬送ベルト35上に送り込まれたシートSは、搬送ベルト35の上側の平面状部分と一体的に移動し、各感光体ドラム24と搬送ベルト35との間を順に通過する。
感光体ドラム24は、右側から見て反時計回りに回転される。感光体ドラム24の回転に伴って、感光体ドラム24の表面は、帯電器25からの放電により一様に帯電された後、露光器22からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光体ドラム24の表面から電荷が選択的に除去され、感光体ドラム24の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像器26に対向すると、現像器26から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光体ドラム24の表面の静電潜像がトナー像に現像される。
転写ローラ27には、転写バイアスが供給されている。シートSにモノクロ画像が形成されるときには、ブラックの感光体ドラム24の表面にトナー像が形成される。そして、そのブラックのトナー像は、転写バイアスの作用により、感光体ドラム24と搬送ベルト35との間を通過するシートSに転写される。また、シートSにカラー画像が形成されるときには、2つ以上の感光体ドラム24の表面にトナー像が形成される。そして、それらのトナー像は、転写バイアスの作用により、感光体ドラム24と搬送ベルト35との間を通過するシートSに互いに重ね合わせて転写される。
こうしてトナー像が転写されたシートSは、定着器23に搬送される。定着器23では、シートSが熱ローラ28と圧ローラ29との間を通過する。その際、加熱および加圧により、トナー像がシートSに定着される。これにより、シートSの一方面に画像が形成される。一方面に画像が形成されたシートSは、第2搬送ローラ37により、搬送経路31を排紙ローラ38に向けて搬送され、排紙ローラ38により、排紙トレイ13上に排出される。
<シート検出機構>
分離ローラ33の搬送方向の下流側において、搬送経路31は、上方に延び、第1搬送ローラ36に向けて後上側に湾曲し、第1搬送ローラ36のローラ間を通って後側ほど高くなるように傾斜している。その搬送方向の下流側において、搬送経路31は、後下側に湾曲して、搬送ベルト35上の前端部に向けて後側ほど低くなるように傾斜している。
カラーレーザプリンタ1には、図2に示されるように、搬送経路31における第1搬送ローラ36と搬送ベルト35との間でシートSの先端を検出するシート検出機構51が設けられている。シート検出機構51には、アクチュエータ52およびセンサ53が含まれる。
筐体11内の前端部には、図3に示されるように、左フレーム54および右フレーム55が左右方向に間隔を空けて対向して配置されている。また、左フレーム54と右フレーム55との間には、前フレーム56が架設されている。第1搬送ローラ36は、上側に配置された第1ローラ61と下側に配置された第2ローラ63とで構成される。第1搬送ローラ36の第1ローラ61は、その左端および右端から突出する回転軸62を有し、その回転軸62の左端部および右端部がそれぞれ左フレーム54および右フレーム55に回転可能に挿通されることにより、左フレーム54および右フレーム55に回転可能に支持されている。第2ローラ63は、その周面が第1ローラ61の周面に後下側から当接している。第2ローラ63は、その左端および右端から突出する回転軸64を有している。そして、その回転軸64の左端部および右端部がそれぞれ左フレーム54および右フレーム55に回転可能に挿通されることにより、左フレーム54および右フレーム55に回転可能に支持されている。
アクチュエータ52は、右フレーム55および前フレーム56に支持されている。アクチュエータ52は、樹脂を用いて形成され、アクチュエータ軸71、揺動部材72および遮断部材73を一体に有している。
アクチュエータ軸71は、前フレーム56の後側において、左右方向に延びている。
前フレーム56の後側の面、つまり背面には、上規制部74および下規制部75が形成されている。上規制部74は、前フレーム56の左右方向の中央部に設けられ、側面視略J字状をなし、前フレーム56の背面から後側に突出して上方に延び、後側に略U字状に湾曲して下方に延びている。下規制部75は、上規制部74の右側に間隔を空けて設けられ、前フレーム56の背面から後側に突出して上方に延び、後上側に屈曲して延び、さらに上側に屈曲して延びている。
また、前フレーム56には、上規制部74の左側であって、前フレーム56の左右方向の略中央となる位置に、ばね保持部76が形成されている。ばね保持部76は、略四角筒状をなし、その内側には、図4に示されるように、圧縮コイルばね77が配置されている。圧縮コイルばね77は、1本の線材をコイル状に巻回して形成されており、線材の一端部は、ばね保持部76から上方に延びている。その線材の一端部は、幅方向に延びる中心線まわりに巻回されることにより、ねじりコイルばね78を形成している。
右フレーム55には、左右方向に貫通する軸保持孔79が形成されている。軸保持孔79は、後側に開放されている。
アクチュエータ軸71は、左端部が上規制部74に下側から差し入れられ、前フレーム56の背面と下規制部75との間に上側から差し入れられ、右端部が軸保持孔79に後側から嵌められる。そして、アクチュエータ軸71の左端部に、ねじりコイルばね78の巻回部分が左側から外嵌される。これにより、アクチュエータ軸71は、左右方向に延びた状態で、その左端部がねじりコイルばね78を介して圧縮コイルばね77に弾性的に上下動可能かつ回転可能に支持され、右端部が軸保持孔79に回転可能に保持されている。アクチュエータ軸71の左端部が圧縮コイルばね77の弾性力で上側に付勢されることにより、アクチュエータ軸71は、図5に示されるように、上規制部74に下側から当接して上側への変位が規制されている。この状態において、アクチュエータ軸71の上下方向の位置は、第1搬送ローラ36の下側の第2ローラ63の周面の最上位置UPと最下位置LPとの間の範囲H内に含まれている。
揺動部材72は、図3および図4に示されるように、アクチュエータ軸71における上規制部74に当接する部分とねじりコイルばね78が外嵌される部分との間の部分からアクチュエータ軸71の径方向に延出している。揺動部材72は、左右方向に間隔を空けて対向する左側面部81および右側面部82と、左側面部81および右側面部82に接続された接続面部83とを有している。左側面部81には、ねじりコイルばね78から圧縮コイルばね77側と反対側に延びる部分が係止されて、揺動部材72は、ねじりコイルばね78の弾性力により、右側面視で反時計回りに付勢されている。また、揺動部材72には、左側面部81、右側面部82および接続面部83に跨がって、図6、図7および図8に示されるように、断面円弧状をなす凹湾曲面84(当接部の一例)と、凹湾曲面84に連続して揺動部材72の先端側に直線状に延びる平面85と、平面85に連続して揺動部材72の先端側に凹湾曲面84と逆側に凸湾曲する凸湾曲面86(接触部の一例)とが形成されている。さらに、揺動部材72には、左側面部81および右側面部82の先端が凸湾曲面86から離れる側に直線状に延びることにより、平面部87が形成されている。
前フレーム56には、図2および図4に示されるように、左右方向に揺動部材72と同じ位置かつばね保持部76の上方の位置に、左右方向に揺動部材72の幅よりも大きな間隔を空けて対向する左壁部91および右壁部92が形成されている。そして、左壁部91と右壁部92との間には、後側が前側よりも高くなるように傾斜する回動阻止部93が設けられている。回動阻止部93の背面には、スポンジまたはゴムからなる弾性部材94が貼着されている。左壁部91と右壁部92との間隔は、たとえば、成人の手指の太さよりも小さく設計されており、これにより、ジャム処理等の際に手指が弾性部材94に引っ掛かって弾性部材94が剥がれることを抑制できる。
揺動部材72は、図2および図6に示されるように、ねじりコイルばね78の付勢により、通常は待機位置に位置している。揺動部材72は、待機位置において、図2に示されるように、搬送経路31に下側から突出し、その先端部分が左壁部91と右壁部92との間に入り込んで弾性部材94に当接している。そのため、揺動部材72は、待機位置を越えて前側に回動しない。一方、揺動部材72は、図7および図8に示されるように、アクチュエータ軸71を中心に待機位置から後側への回動(傾動)が可能である。
アクチュエータ軸71の右端部は、図3に示されるように、右フレーム55の右側に延出して、右フレーム55の右側に配置される遮断部材73に接続されている。図6に示されるように遮断部材73は、長尺な薄板を屈曲させた形状をなし、揺動部材72が待機位置に位置するときに、アクチュエータ軸71から前下側に延び、先端部が後下側に屈曲して延びている。
揺動部材72の待機位置からの回動によるアクチュエータ軸71の回動に伴って、遮断部材73は、図6に示される第1位置P1から、図7に示される第2位置P2を経て、図8に示される第3位置P3に変位する。
センサ53は、フォトセンサであり、互いに間隔を空けて対向する発光部101および受光部102を有している。発光部101には、発光素子が内蔵されている。受光部102には、発光素子からのセンサ光を受光する受光素子が内蔵されている。センサ53の配置により、図6に示されるように、遮断部材73が第1位置P1に位置するときに、発光部101から受光部102に至るセンサ光の光路103が遮断部材73によって遮断され、遮断部材73が第1位置P1から第3位置P3に向けて移動する過程において、遮断部材73が第2位置P2に到達する直前に遮断部材73が光路103を抜ける。
センサ53は、たとえば、遮断部材73が光路103を遮断する状態でオフ信号(ローレベルの信号)を出力し、遮断部材73が光路103を遮断しない状態でオン信号(ハイレベルの信号)を出力する。
なお、センサ53は、遮断部材73が光路103を遮断する状態でオン信号を出力し、遮断部材73が光路103を遮断しない状態でオフ信号を出力する構成であってもよい。
<シート検出機構の動作>
搬送経路31における第1搬送ローラ36と搬送ベルト35との間をシートSが搬送されていないときには、図6に示されるように、アクチュエータ52の揺動部材72が待機位置に位置し、遮断部材73が第1位置P1に位置する。このとき、センサ53からオフ信号が出力されている。
給紙トレイ12(図1参照)から搬送されるシートSは、その先端が第1搬送ローラ36の第1ローラ61の周面と第2ローラ63の周面との間に進入すると、それらの周面に挟まれ、第1ローラ61および第2ローラ62から搬送力を受けて、搬送経路31を搬送方向の下流側に向けて搬送される。シートSの先端が揺動部材72の凹湾曲面84に当接した後、シートSが第1ローラ61および第2ローラ62から受ける搬送力により、シートSの先端が凹湾曲面84を後側に押圧する。この押圧により、アクチュエータ52が回動、具体的には、揺動部材72が待機位置から後側に回動し、遮断部材73が第1位置P1から第2位置P2に向けて回動する。
シートSの搬送が進むにつれて、アクチュエータ52の回動が進む。遮断部材73が第2位置P2に到達すると、遮断部材73がセンサ53の光路103上から外れ、センサ53の出力信号がオフ信号からオン信号に切り替わる。このとき、図7に示されるように、揺動部材72の凹湾曲面84は、第1ローラ61および第2ローラ62の各周面の当接により形成されるニップNからの距離Rが一定となる円弧上に位置する。
その後、シートSの搬送が進むと、揺動部材72がシートSの先端に押されて後側にさらに回動する。揺動部材72の回動に伴って、シートSの先端が凹湾曲面84を凸湾曲面86に向けて摺動する。そして、シートSの先端が凹湾曲面84および平面85を越えて凸湾曲面86に到達し、さらにシートSの先端が凹湾曲面84を越えると、図8に示されるように、揺動部材72がアクチュエータ軸71から後方に延びる姿勢となって、凸湾曲面86がシートSの下面に当接する。凸湾曲面86が凸湾曲しているので、シートSが凸湾曲面86に引っ掛からずにスムーズに搬送される。また、揺動部材72の先端の平面部87がシートSから離れる方向に延びるので、シートSが揺動部材72の先端に引っ掛からない。よって、シートSがスムーズに搬送される。このとき、遮断部材73が第3位置P3に位置し、センサ53からオン信号が出力されている。
揺動部材72の凸湾曲面86がシートSの下面に当接している間、遮断部材73が第2位置P2に位置し、センサ53からオン信号が出力され続ける。
シートSの搬送がさらに進み、シートSの後端がアクチュエータ52の揺動部材72から離れると、ねじりコイルばね78の付勢により、アクチュエータ52が回動、具体的には、揺動部材72が起立するように前側に回動し、遮断部材73が第3位置P3から第1位置P1に向けて回動する。その過程で、遮断部材73が第2位置P2を第1位置P1側に越えると、センサ53の光路103が遮断部材73によって遮断され、センサ53の出力信号がオン信号からオフ信号に切り替わる。そして、揺動部材72の先端部分が弾性部材94に当接すると、それ以上の揺動部材72の回動が規制されて、揺動部材72が待機位置に位置し、遮断部材73が第1位置P1に位置する。
よって、センサ53から出力される信号の変化に基づいて、搬送経路31を搬送されるシートSを検知することができる。
<作用効果>
以上のように、第1搬送ローラ36により、シートSが第1搬送ローラ36と画像形成部14との間の搬送経路31を画像形成部14に向けて搬送される。搬送経路31には、アクチュエータ52の揺動部材72が突出している。アクチュエータ52は、第1搬送ローラ36の回転軸線と同じ方向に延びるアクチュエータ軸71を中心に揺動可能に設けられている。搬送経路31を搬送されるシートSの先端が揺動部材72の凹湾曲面84に当接した後、シートSがさらに搬送されると、シートSにより凹湾曲面84が押圧されて、揺動部材72が画像形成部14側に回動する。アクチュエータ52におけるシートSの先端が当接する可能性のある領域、つまり揺動部材72の凹湾曲面84は、センサ53の出力信号がオフ信号からオン信号に切り替わるときに第1搬送ローラ36のニップNからの距離Rが一定となる円弧状に形成されている。そのため、シートSの先端がアクチュエータ52の位置に到達して、その到達をセンサ53が検出するときには、揺動部材72の凹湾曲面84へのシートSの先端の当接位置にかかわらず、その当接位置と第1搬送ローラ36に形成されるニップNとの距離Rが一定になる。よって、シートSの腰の強弱にかかわらず、センサ53によりシートSの先端の到達が検出されるタイミングを一定にすることができる。
また、アクチュエータ軸71の上下方向の位置は、第1搬送ローラ36の下側の第2ローラ63の周面の最上位置UPと最下位置LPとの間の範囲H内に含まれている。そのため、アクチュエータ52の揺動部材72の長さが短くてよい。揺動部材72の長さが短いと、揺動部材72が回動しやすく、揺動部材72の回動に必要な押圧力が小さくてよいので、揺動部材72の凹湾曲面84に当接したシートSの先端が折れたりすることを抑制できる。
揺動部材72が待機位置に位置するときに、揺動部材72の先端部分が回動阻止部93に弾性部材94を介して当接する。回動阻止部93が搬送経路31を挟んでアクチュエータ軸71と反対側に配置されており、アクチュエータ軸71から回動阻止部93までの距離が長くなるので、揺動部材72が回動阻止部93に当接するときの衝突音を小さくできる。しかも、弾性部材94が設けられることにより、その衝突音をより小さくすることができる。また、弾性部材94が回動阻止部93に貼着されているので、弾性部材94が揺動部材72に貼着される構成と比較して、揺動部材72の重量および回動時の負荷を低減でき、ひいては、揺動部材72が回動阻止部93に当接するときの衝突音をさらに小さくすることができる。
アクチュエータ軸71は、その左端部がねじりコイルばね78を介して圧縮コイルばね77に弾性的に上下動可能かつ回転可能に支持されている。そのため、シートSが揺動部材72と接触した状態で発生したジャムを解消する際に、シートSが前側に引かれると、揺動部材72が下側に沈み込む。これにより、揺動部材72がシートSに引っ掛かることを抑制でき、その引っ掛かりによりシートSが破れることを抑制できる。シートSの破れが抑制されることにより、揺動部材72およびその周辺の部材に紙粉が付着することを抑制でき、紙粉による悪影響が生じることを抑制できる。
また、回動阻止部93は、後側が前側よりも高くなるように傾斜している。そのため、ジャム処理時に下側に沈み込んだ揺動部材72が待機位置に戻るときに、揺動部材72が回動阻止部93上を摺動することにより、揺動部材72が待機位置まで案内される。その結果、揺動部材72が待機位置に良好に戻る。
また、圧縮コイルばね77とねじりコイルばね78とが1本の線材で形成されている。これにより、部品点数が削減されるので、カラーレーザプリンタ1のコストを低減することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
本発明は、シートSに画像を形成する画像形成機能のみを有するプリンタに限らず、画像形成機能に加えて、原稿の画像を読み取る画像読取機能などの機能を併せて有する複合機に適用されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:カラーレーザプリンタ
14:画像形成部
36:第1搬送ローラ
52:アクチュエータ
53:センサ
61:第1ローラ
63:第2ローラ
71:アクチュエータ軸
72:揺動部材
73:遮断部材
77:圧縮コイルばね
78:ねじりコイルばね
84:凹湾曲面
86:凸湾曲面
87:平面部
93:回動阻止部
94:弾性部材
101:発光部
102:受光部
103:光路
H:範囲
LP:最下位置
N:ニップ
P1:第1位置
P2:第2位置
P3:第3位置
R:距離
S:シート
UP:最上位置

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に向けてシートを搬送する搬送ローラと、
    待機位置で前記搬送ローラと前記画像形成部との間の搬送経路に突出し、前記搬送ローラにより前記搬送経路を搬送されるシートの先端が当接して押圧する当接部を有し、前記搬送ローラの回転軸線と同じ方向に延びる揺動軸線を中心に揺動可能に設けられたアクチュエータと、
    シートの先端が前記当接部を押圧することによる前記アクチュエータの回動を検出するセンサとを備え、
    前記搬送ローラは、第1ローラと、前記第1ローラの周面に接触して前記ローラとニップを形成する第2ローラとを含み、前記第1ローラと前記第2ローラとによりシートを挟持しつつ搬送し、
    前記当接部は、前記アクチュエータの回動を前記センサが検出するときに前記ニップからの距離が一定となる円弧状に形成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記アクチュエータの揺動に伴って移動する遮断部材をさらに備え、
    前記センサは、発光部および前記発光部からのセンサ光を受光する受光部を有し、
    前記遮断部材は、前記センサ光の光路を遮断する第1位置から前記光路を抜けた直後の第2位置を経て前記光路から離間する第3位置に移動可能に設けられ、前記アクチュエータにシートが接触していない状態で前記第1位置に位置し、
    前記当接部は、前記遮断部材が前記第2位置に位置する状態において、前記ニップからの距離が一定となる円弧状に形成されている、画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記第2ローラは、前記第1ローラの周面に下側から接触しており、
    前記アクチュエータは、前記揺動軸線の上下方向の位置が前記第2ローラの周面の最上位置と最下位置との間の範囲内に含まれるように配置されている、画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記搬送経路を挟んで前記アクチュエータの前記揺動軸線と反対側に配置され、前記アクチュエータが前記待機位置に位置するときに前記アクチュエータの前記搬送ローラ側への回動を阻止する回動阻止部をさらに備える、画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記回動阻止部に取り付けられ、前記アクチュエータが前記画像形成部側から接触する弾性部材をさらに備える、画像形成装置。
  6. 請求項4または5に記載の画像形成装置であって、
    前記アクチュエータは、前記揺動軸線上を延び、上下方向に移動可能に設けられるアクチュエータ軸を有し、
    前記回動阻止部は、前記画像形成部側が前記搬送ローラ側よりも高くなるように傾斜している、画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記アクチュエータを前記待機位置に向けて付勢するねじりコイルばねと、
    前記アクチュエータの下側に設けられ、前記アクチュエータを上方向に付勢する圧縮コイルばねとをさらに備え、
    前記ねじりコイルばねと前記圧縮コイルばねとは、1本の線材を用いて一体に形成されている、画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記アクチュエータは、前記当接部よりも先端側に、前記搬送ローラにより搬送されるシートの先端が前記当接部から離れた後にシートと接触する接触部を有し、
    前記接触部は、当該接触するシート側に凸湾曲している、画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置であって、
    前記アクチュエータは、前記接触部がシートに接触した状態でシートから離れる側に直線状に延びる平面部を有している、画像形成装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記搬送経路は、前記画像形成部側が前記搬送ローラ側よりも高くなるように傾斜している、画像形成装置。
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