JP2019055734A - 車両搭載機器 - Google Patents

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弘樹 村上
Hiroki Murakami
弘樹 村上
晋一 磯部
Shinichi Isobe
晋一 磯部
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Abstract

【課題】グロメットの傾きによる気密性の低下を抑制できる車両搭載機器を提供する。
【解決手段】車両搭載機器は、ハウジング100の内部の電子機器収容空間102と、ハウジングの外部との間に電線を挿通させ、第1、第2のグロメット110,120で気密する。第1グロメットは、第2グロメット本体部収容空間112と支持部113とを有する。第2グロメットは、第1グロメット本体部111のグロメット被挿入部103に挿入され、第2グロメット本体部収容空間と直列に並んで配置される。この第2グロメットは、第2グロメット本体部121と、環状シール部122と、電線被挿入孔123と、突出部124とを有する。そして、第2グロメットの突出部は、第1グロメットの支持部と接触した状態で支持部に保持される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両搭載機器に関するもので、更に詳しくは、例えば電動パワーステアリング装置に用いられるセンサ用ハーネスのグロメットに関する。
特許文献1には、複数の磁気センサのうち、1つの磁気センサに異常が発生しても、トルクを検出することができるトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置が開示されている。この種の車両搭載機器に用いられるセンサ用ハーネスでは、ギヤボックスの内部にあるセンサユニットと、ギヤボックスの外部にあるECU(Electronic Control Unit)のコネクタを電線で繋ぐため、電線とギヤハウジングとの間をグロメットにより気密する必要がある。
特開2016−223972号公報
ところで、センサの多機能化に伴って、センサユニットとECUのコネクタ部間の電線数が増加しており、グロメットが大径化している。グロメットの厚さには制限があるため、大径化したグロメットは収容部内で倒れる(傾く)可能性が高くなり、気密性低下の要因となる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、グロメットの傾きによる気密性の低下を抑制できる車両搭載機器を提供することにある。
本発明の車両搭載機器は、その一つの態様において、電子機器収容空間およびグロメット被挿入部を有するハウジングと、第2グロメットの収容空間および支持部を有し、前記グロメット被挿入部に挿入される第1グロメットと、弾性材料で形成され、環状シール部、電線被挿入孔および突出部を有し、前記第2グロメットの収容空間に収容される第2グロメットとを備え、前記第2グロメットの突出部が前記第1グロメットの支持部と接触した状態で保持される。
本発明によれば、第2グロメットの突出部が第1グロメットの支持部と接触した状態で保持されるので、第1グロメットに対する第2グロメットの相対的な倒れを抑制し、第1グロメットと第2グロメット間の気密性の低下を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 図1に示した電動パワーステアリング装置の要部を抽出して詳細な構成例を示しており、(a)図は正面図、(b)図は底面図である。 図1及び図2に示した電動パワーステアリング装置の回転軸線に沿って切断した、ハウジングとその周辺部の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両搭載機器について説明するためのもので、センサ用ハーネスのグロメットとその周辺部を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両搭載機器について説明するためのもので、センサ用ハーネスのグロメットとその周辺部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。電動パワーステアリング装置1は、運転者によりステアリングホイール2に入力された操舵トルクに対して、電動アクチュエータ、例えば電動モータ3によりアシストトルクを付与して、操舵トルクとアシストトルクを転舵輪4に転舵力として伝達するものである。
ステアリングホイール2に入力された操舵トルクは、インプットシャフト5a、トーションバー6、ピニオンシャフト7、ピニオン8、ラックバー9、タイロッド10を介して転舵輪4に伝達される。ステアリングホイール2、インプットシャフト5a、トーションバー6、ピニオンシャフト7、ピニオン8、ラックバー9、タイロッド10は操舵機構15を構成している。
電動モータ3から出力されるアシストトルクは、ウォームシャフト11、ウォームホイール12、ピニオン8、ラックバー9、タイロッド10を介して転舵輪4に伝達される。
インプットシャフト5aとピニオンシャフト7とに跨って、操舵トルクを検出するトルクセンサ13が設けられている。トルクセンサ13は、操舵トルクに応じたトルクセンサ出力電圧を、センサ用ハーネス20を介してECU14に出力する。ECU14は、トルクセンサ出力電圧に応じて、電動モータ3の目標出力トルクを演算し、目標出力トルクに応じて電動モータ3を駆動する電流の制御を行う。このように、電動モータ3、ウォームシャフト11、ウォームホイール12およびECU14は、運転者の操舵操作を補助する操舵アシスト機構17として働く。また、ウォームシャフト11とウォームホイール12は、電動モータ3の回転速度を低下させる減速機21として働く。
図2(a),(b)はそれぞれ、図1に示した電動パワーステアリング装置の要部を抽出して詳細な構成例を示している。図2(a)は、車両の前方側から見た電動パワーステアリング装置1の正面図であり、図2(b)は、車両の下側から見た電動パワーステアリング装置1の底面図である。また、図3は、回転軸線Zに沿って切断したハウジング28とその周辺部の断面図である。
操舵機構15は、ステアリングホイール2からの回転力が伝達されるインプットシャフト5aと、トーションバー6(図3参照)を介してインプットシャフト5aに接続されたアウトプットシャフト5bとを有する操舵軸5、およびこの操舵軸5の回転を転舵輪4に伝達する伝達機構15aを備えている。伝達機構15aは、アウトプットシャフト5bの外周に設けられたピニオン8(図3参照)と、ラックバー9の外周に設けられたラック9a(図3参照)とからなるラック&ピニオン機構(ラック&ピニオン・ギヤ)により構成されている。
操舵軸5は、後述するセンサハウジング29、ギヤハウジング30および減速機ハウジング21aが一体的に形成されたほぼ円筒状のハウジング28内に収容されている。センサハウジング29は、固定部材31、例えばボルトによってギヤハウジング30(図3参照)に接続されている。減速機ハウジング21aは、固定部材34、例えばボルトによってギヤハウジング30に接続されている。
ラックバー9は、ギヤハウジング30に一体に形成された細長い円筒状のラックバー収容部9b内に収容されている。ラックバー9の両端は、タイロッド10,10および図示外のナックルアームを介して対応する転舵輪にそれぞれ連結されている。
なお、伝達機構15aは、インテグラル型パワーステアリング装置で用いられるようなボールねじ機構であっても良く、またはこれ以外の機構であっても良い。
操舵アシスト機構17は、操舵機構15に操舵力を付与する電動アクチュエータ、例えば電動モータ3と、この電動モータ3に接続された減速機21とを備えている。電動モータ3は、ラックバー収容部9bの下方に位置しており、ECU14と一体に構成されている。電動モータ3は、モータハウジング18内に収容されている。ECU14は、電動モータ3等を駆動するマイクロコンピュータ、インバータ等によって構成されており、トルクセンサ19からの操舵トルクの信号(操舵機構15の操舵状態の状態量)等に基づいて電動モータ3を駆動制御する。トルクセンサ19からの操舵トルクの信号は、可撓性(柔軟性)を有したセンサ用ハーネス(電線)20を介してECU14に供給される。
なお、センサ用ハーネス20は、信号入出力端子や、信号入出力端子と可撓性を有した電線との組み合わせであっても良い。
また、トルクセンサ19は、ステアリングセンサの一例であり、操舵軸5の回転角を検出する舵角センサや、操舵機構15の操舵状態の状態量を検出する他のセンサも、このステアリングセンサに該当する。
減速機21は、電動モータ3の回転を減速するものである。この減速機21は、金属、例えばアルミニウムからなる減速機ハウジング21a内に収容されている。減速機ハウジング21aは、ウォームホイール22(図3参照)を収容するウォームホイール収容部23と、このウォームホイール収容部23と一体に形成され、ウォーム軸24(図3参照)を収容するウォーム軸収容部25とを備えている。
なお、アクチュエータの一例として本実施形態では電動モータ3を例示したが、例えば液圧サーボ機構によって操舵機構15に操舵力を付与するシステムにおいてポンプを駆動する電動モータを備えていても良く、またはリニアソレノイドを備えていても良い。
ラックバー収容部9bの軸方向両端には、それぞれタイロッド10,10の一端側外周を覆う蛇腹状のブーツ26が設置されている。ブーツ26は、弾性材料、例えば合成ゴム材料により所定の可撓性を確保するように形成されており、ラックバー9等への水や埃等の浸入を防止している。
さらに、ラックバー収容部9bの軸方向両端には、このラックバー収容部9bを車体に取り付けるためのマウントブラケット27がそれぞれ設けられている。マウントブラケット27には、図示せぬゴムブッシュが設置され、このゴムブッシュを介して、ラックバー収容部9bが車体に取り付けられる。
かかるステアリング装置1の構成から、運転者がステアリングホイールを回転操作すると、インプットシャフト5aが回転してトーションバー6が捩られ、これにより生じるトーションバー6(図3参照)の弾性力によって、アウトプットシャフト5bが回転する。そして、アウトプットシャフト5bの回転運動が上記ラック&ピニオン機構によりラックバー9の軸方向に沿う直線運動に変換され、タイロッド10,10を介して図示外のナックルアームが車幅方向へと押し引きされることによって、対応した転舵輪の向きが変更される。
図3に示すように、ハウジング28は、円筒状のセンサハウジング29と、同じく円筒状のギヤハウジング30と、同じく円筒状の減速機ハウジング21aとが一体的に構成されたものである。
センサハウジング29は、操舵軸5の回転軸線Zの方向において一方側(図2の上方側)に設けられており、金属、例えばアルミニウム合金材料によって型成形で形成されている。センサハウジング29は、回転軸線Zに沿ったセンサハウジング29の中央部の内径がセンサハウジング側開口部45側の内径よりも小さくなるように段差径状に形成されている。ここで、センサハウジング側開口部45は、センサハウジング29におけるギヤハウジング30との接合部側開口である。
操舵軸5の回転軸線Zの方向において一方側(図3の上方側)において、センサハウジング29の内周面47と操舵軸5との間に、防塵用の環状のダストシール70が設けられている。
センサハウジング29は、その中央部にセンサ収容部46を備えており、このセンサ収容部46内に、トーションバー6の捩れ量に応じて変化する操舵トルクを検出する環状のトルクセンサ19が収容されている。トルクセンサ19は、操舵軸5のうちインプットシャフト5aの外周側に設けられ、操舵軸5が環状のトルクセンサ19内部を貫通した状態で、センサハウジング29の内周面47に形成された段差部48に係合している。トルクセンサ19の外径は、センサハウジング29の下部の内径よりも小さくなっている。
このトルクセンサ19は、永久磁石49と、ヨークホルダ50と、1対の第1、第2ヨーク51,52と、1対の第1、第2集磁リング53,54と、磁気センサ55とから主に構成されている。また、磁気センサ55は、素子収容部146に収容配置されたホール素子56と、このホール素子56をトルクセンサ19の上方に配置された制御基板57に接続するための第1の接続端子58とから構成されている。永久磁石49、ヨークホルダ50、ヨーク51,52および集磁リング53,54は、いずれも操舵軸5の回転軸線Zと同心円上となるように配置されている。
さらに、センサハウジング29は、その中央部に、センサハウジング29の外周面からセンサハウジング29の外部に向かって断面矩形の筒状に突出したコネクタ挿入部59を備えている。コネクタ挿入部59は、回転軸線Zと直交するように突出しており、トルクセンサ19を収容するセンサ収容部46と連通している。コネクタ挿入部59には、弾性材料、例えば樹脂からなるコネクタ60が挿入される。
コネクタ60は、断面矩形の筒状をなすコネクタ本体部61を備えており、該コネクタ本体部61に、電線20の一部および後述する第2の接続端子62の一部が通る電線貫通孔63と、フィルタ64を介してセンサハウジング29の内部と外部とを連通させる連通孔65とが形成されている。電線貫通孔63は、連通孔65よりも制御基板57側において、回転軸線Zと直交するように設けられており、連通孔65と平行に延びている。
また、コネクタ本体部61の外周面には、環状のシール溝67,67が形成されており、これらのシール溝67,67内に、環状に連続した2つのシール部材66,66がそれぞれ嵌め込まれている。シール部材66は、弾性材料、例えばゴムにより形成されており、環状のシール溝67内に嵌め込まれた状態で、コネクタ挿入部59の内周面とコネクタ本体部61の外周面との接触面間を気密にシールする。
電線20の一部は、可撓性を有するチューブ68、例えばコルゲートチューブによって覆われ、保護されている。
また、電線20の接続部が、弾性材料、例えば樹脂からなるカバー部材69によって覆われ、保護されている。
このように構成されたセンサハウジング29において、操舵軸5のインプットシャフト5aとアウトプットシャフト5bとが接続されており、このアウトプットシャフト5bは、ギヤハウジング30を貫通して延びていく。操舵軸5は、センサハウジング29およびギヤハウジング30において、軸受36、例えばボールベアリングによって軸支されている。軸受36は、インナレース37と、アウタレース38と、インナレース37とアウタレース38との間に配置された複数のボール39とを備えている。インナレース37は、アウトプットシャフト5bの外周部に固定されている。アウタレース38は、環状溝40に嵌め込まれており、環状溝40は、センサハウジング29とギヤハウジング30の対向端部にまたがって当該両端部の内周面に連続して形成された1対の段差部41,42によって構成されている。アウタレース38の外周面は、環状溝40の溝底面である段差部41,42の内周面と接触している。
ギヤハウジング30は、操舵軸5の回転軸線Zの方向において他方側(図2の下方側)に設けられている。ギヤハウジング30は、金属、例えばアルミニウム合金材料によって形成され、筒状のピニオン収容部と細長い円筒状のラックバー収容部9bとが一体に型成形されている。ギヤハウジング30は、回転軸線Zと直交するようにギヤハウジング30から円筒状に突出したラックリテーナ収容部71を備えている。ラックリテーナ収容部71内には、ラックバー9の背面に追従した曲面72を有し、ラックリテーナ収容部71の中心軸線に沿って移動可能なラックリテーナ73と、アウトプットシャフト5bに向けてラックバー9を付勢するばね74と、ラックリテーナ収容部71の外端部を閉塞するように螺着され、ばね74の付勢力を調整する閉塞部材75とが設けられている。ばね74により付勢されたラックリテーナ73によってラックバー9をアウトプットシャフト5bに押し付けることで、ラックバー9の外周のラック9aとアウトプットシャフト5bの外周のピニオン8とのバックラッシュを抑制している。ラックリテーナ収容部71とラックリテーナ73との間は、環状に連続したシール部材76によって気密にシールされている。
ギヤハウジング30とセンサハウジング29とは、内部において互いに連通しており、両者の接続部間は、環状に連続したシール部材33によって気密にシールされている。また、ギヤハウジング30は、ラックバー収容部9bを介してブーツ26(図2参照)とそれぞれ連通している。
減速機ハウジング21aは、操舵軸5の回転軸線Zの方向においてギヤハウジング30よりも他方側(図3の下方側)に設けられており、金属、例えばアルミニウム合金材料によって形成されている。ウォームホイール収容部23内には、アウトプットシャフト5bの外周側に一体回転可能に固定されたウォームホイール22が収容されている。ウォームホイール22は、樹脂製のギヤ形成部77に円筒状をなす金属製の芯金部78をインサートモールドすることにより形成されている。芯金部78は、アウトプットシャフト5bに圧入されている。ウォームホイール22は、ウォームホイール収容部23の開口端面79からギヤハウジング30側にオフセット配置されている。アウトプットシャフト5bは、軸受36と併せて軸受44を介してギヤハウジング30に回転可能に支持されている。軸受44は、例えばボールベアリングであり、インナレース80と、アウタレース81と、インナレース80とアウタレース81との間に配置された複数のボール82とを備えている。インナレース80は、アウトプットシャフト5bの外周に形成された段差部83に突き当てられ、止め輪84によってアウトプットシャフト5bに固定されている。アウタレース81は、ギヤハウジング30に形成された段差部85と板状部材86との間に配置されている。そして、固定部材87、例えばボルトによってギヤハウジング30と板状部材86とを締結することで、アウタレース81は、ギヤハウジング30に固定されている。
ギヤハウジング30とは反対側に位置したウォームホイール収容部側開口部88は、円形かつ浅皿状の閉塞部材89によって閉塞されている。閉塞部材89は、ウォームホイール収容部23の開口端面79に複数の固定部材90、例えばねじ(図2参照)によって固定されている。ウォームホイール収容部23と閉塞部材89との接触面間は、環状に連続したシール部材91よって気密にシールされている。
ウォーム軸収容部25には、電動モータ3の出力軸と一体に回転するウォーム軸24と、このウォーム軸24の外周に一体に形成され、ウォームホイール22のギヤ形成部77と噛み合うウォーム92とが収容されている。
電動モータ3のウォーム軸24の駆動によりウォームホイール22が回転することで、操舵アシスト力としての補助動力が、アウトプットシャフト5bの回転に付与される。ウォームホイール22の潤滑は、グリスによって行われる。
また、減速機ハウジング21aとギヤハウジング30とは、内部において互いに連通しており、両者の接続部間は環状に連続したシール部材35によって気密にシールされている。さらに、減速機ハウジング21aとモータハウジング18(図2参照)とは、内部において互いに連通している。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る車両搭載機器について説明するためのもので、センサ用ハーネスのグロメットとその周辺部の断面図である。ここでは、本発明に関係する要部のみを示しており、図3における電線20、フィルタ64、連通孔65およびチューブ68等は省略している。
この車両搭載機器は、ハウジング100を備えており、このハウジング100は、ハウジング本体部101と、第1の電子機器収容空間102と、グロメット被挿入部103を有している。第1の電子機器収容空間102は、ハウジング本体部101に設けられた空間であって、グロメット被挿入部103は、ハウジング本体部101に設けられた貫通孔であって第1端部103aと第2端部103bとを有する。第1端部103aは、第1の電子機器収容空間102と繋がっており、第2端部103bは、ハウジング本体部101の外部と繋がっている。
第1グロメット110は、第1グロメット本体部111と、第2グロメット本体部収容空間112と、第1支持部113とを有する。第1グロメット本体部111は、筒形状を有し、グロメット被挿入部103内に挿入されている。第2グロメット本体部収容空間112は、第1グロメット本体部111に設けられた空間であって、第1支持部113は、第1グロメット本体部111がグロメット被挿入部103に挿入される方向である挿入方向に直交する断面において、第1グロメット本体部111の中心を通り、挿入方向と平行な軸線である基準軸線AXの方向において、第2グロメット本体部収容空間112と直列に並んで配置されている。
第2グロメット120は、弾性材料で形成され、第2グロメット本体部121と、第1環状シール部122−1と、電線被挿入孔123と、突出部124とを有する。第2グロメット本体部121は、第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容されている。第1環状シール部122−1は、基準軸線AXに関して第2グロメット本体部121の外周側に設けられ、環状に形成されており、第2グロメット本体部121が第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容された状態において基準軸線AXの径方向において圧縮変形するものである。電線被挿入孔123は、第2グロメット本体部121に設けられ、基準軸線AXの方向に延びる貫通孔(図3の電線貫通孔63に対応する)である。突出部124は、基準軸線AXの方向において第2グロメット本体部121と直列に並んで設けられ、第1支持部113と接触した状態で第1支持部113に保持される。
電線(センサ用ハーネス)20は、電線被挿入孔123内に設けられ、第1の電子機器収容空間102の内部に設けられている第1の電子機器、例えばギヤボックスの内部にあるセンサユニットと、ハウジング100の外部に設けられている第2の電子機器、例えばECU14とを電気的に接続する。この電線20の接続部は、カバー部材69によって覆われ、保護されている。
上記のような構成によれば、第1支持部113と突出部124により、第1グロメット110に対する第2グロメット120の相対的な倒れを抑制し、第1グロメット110と第2グロメット120間の気密性の低下を抑制することができる。
なお、図4において、突出部124は、基準軸線AXの方向において、第2グロメット本体部121よりも第1端部103a側に設けられている第1突出部である。
このような構成によれば、特にハウジング100内部の第1の電子機器側から電線が引っ張られる場合に対し、第2グロメット120の倒れを抑制することができる。
また、第1支持部113は、環形状を有し、基準軸線AXの周方向において、突出部124を全周において支持可能である。
このような構成によれば、電線の引っ張り方向に拘わらず、第2グロメット120の倒れを抑制することができる。
更に、突出部124は、基準軸線AXの径方向において圧縮した状態で第1支持部113に支持されている。
これによって、突出部124が第1支持部113にしっかり保持された状態となり、第2グロメット120の倒れを更に抑制することができる。
更にまた、第1支持部113は、基準軸線AXから第1支持部113の突出部124との接触面までの最短距離である第1支持部113の内径が基準軸線AXの方向において第2端部103b側から第1端部103a側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有している。一方、突出部124は、基準軸線AXから突出部124の第1支持部113との接触面までの最短距離である突出部124の外径が基準軸線AXの方向において第2端部103b側から第1端部103a側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有する。
このように、第1支持部113と突出部124が対応するテーパ形状を有するように構成されていることで、第1支持部113に対する突出部124の挿入性がよい。
更に、第2グロメット120は、第2環状シール部122−2を有し、第2環状シール部122−2は、基準軸線AXに関して、第2グロメット本体部121の外周側に設けられ、環状に形成されている。この第2環状シール部122−2は、基準軸線AXの方向において、第1環状シール部122−1よりも第2突出部125側に設けられ、第2グロメット本体部121が第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容された状態において基準軸線AXの径方向において圧縮変形するものである。また、第2グロメット本体部収容空間112は、基準軸線AXの方向における長さが、第1環状シール部122−1の全体と第2環状シール部122−2の全体を含む長さより長い。
このような構成によれば、第1環状シール部122−1と第2環状シール部122−2が完全に第2グロメット本体部収容空間112内で保持され、基準軸線AX方向において少なくとも2点で支持されるため、第2グロメット120の倒れを抑制することができる。また、カバー部材69を設けた場合、カバー部材69と第2環状シール部122−2との干渉を抑制することができる。
しかも、第2グロメット120は、基準軸線AXの方向において対称形状である。
このような構成によれば、第2グロメット120の組付け方向が問われないため、組付け作業性を向上させることができる。
更にまた、第2グロメット120は、第2環状シール部122−2と、第3環状シール部122−3を有する。第2環状シール部122−2は、基準軸線AXに関して、第2グロメット本体部121の外周側に設けられ、環状に形成されている。第2環状シール部122−2は、基準軸線AXの方向において、第1環状シール部122−1よりも第2突出部125側に設けられ、第2グロメット本体部121が第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容された状態において基準軸線AXの径方向において圧縮変形するものである。また、第3環状シール部122−3は、基準軸線AXに関して、第2グロメット本体部121の外周側に設けられ、環状に形成されておいる。この第3環状シール部122−3は、基準軸線AXの方向において、第1環状シール部122−1と第2環状シール部122−2の間に設けられ、第2グロメット本体部121が第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容された状態において基準軸線AXの径方向において圧縮変形するものである。
このような構成によれば、ハウジング100の内側と外側の両側から電線の引っ張りを受ける場合であっても、第3環状シール部122−3によって、確実に気密性を確保することができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る車両搭載機器について説明するためのもので、センサ用ハーネスのグロメットとその周辺の断面図である。ここでは、図4と同様に、本発明に関係する要部のみを示しており、図3におけるフィルタ64、連通孔65およびチューブ68等は省略している。
本第2の実施形態が、上述した第1の実施形態と異なるのは、第2グロメット本体部121の突出部124とは逆方向にも突出部(第2突出部)125を設けた点にある。すなわち、第2突出部125は、基準軸線AXの方向において、第2グロメット本体部121よりも第2端部103b側に設けられている。そして、この第2突出部125は、第2グロメット本体部121の第1の径方向の反対側の第2の径方向側において、第2突出部125を支持する。
また、カバー部材69は、基準軸線AXの方向における第1グロメット110の両端部のうち、第1の電子機器収容空間102側の第3端部とは反対側の第4端部を包囲するものであって第2支持部126を有する。この第2支持部126は、第2突出部125と接触するように設けられている。
他の基本的な構成は図4と同様であるので、同一部分に同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
このように、突出部(第1突出部)124側だけでなく、第2突出部125側においても第2グロメット120を支持することで、第2グロメット120の倒れをより効果的に抑制することができる。
なお、電線20は、基準軸線AXの方向における第2グロメット120の両端部のうち、第1の電子機器収容空間側の第5端部とは反対側の第6端部において、基準軸線AXの径方向の一方側である第1の径方向に延びている。そして、第2支持部126は、第1の径方向の反対側の第2の径方向側において、第2突出部125を支持するものである。
このような構成では、第2グロメット120とカバー部材69の間で電線20が余った場合、電線20は、第2の径方向側に撓む。この撓みによって、第2グロメット120は、第6端部側において第2の径方向側に付勢力を受ける。第2支持部126は、この付勢力を受けることができ、第2グロメット120の倒れを抑制することができる。また、第1の径方向側には第2支持部126が無いことから、カバー部材69と電線20との干渉を抑制することができる。
また、第2支持部126は、基準軸線AXから第2支持部126の第2突出部125との接触面までの最短距離である第2支持部126の内径が基準軸線AXの方向において第5端部側から第6端部側に向かうに従い徐々に減少する傾斜形状を有する。この第2突出部125は、基準軸線AXから第2突出部125の第2支持部126との接触面までの最短距離である第2突出部125の外径が基準軸線AXの方向において第5端部側から第6端部側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有する。
このような構成によれば、カバー部材69を取り付ける際に、第2支持部126と第2突出部125とが噛み込むことを抑制することができる。
更に、第2グロメット120は、第2環状シール部122−2を有する。第2環状シール部122−2は、基準軸線AXに関して、第2グロメット本体部121の外周側に設けられ、環状に形成されている。この第2環状シール部122−2は、基準軸線AXの方向において、第1環状シール部122−1よりも第2突出部125側に設けられ、第2グロメット本体部121が第2グロメット本体部収容空間112の内部に収容された状態において基準軸線AXの径方向において圧縮変形するものである。また、第2支持部126は、基準軸線AXの方向において、第2環状シール部122−2と離間して設けられている。
このような構成では、第2環状シール部122−2が第2支持部126と接触することにより、第2環状シール部122−2の第2グロメット本体部収容空間112内での充填率が上昇する虞がある。このため、第2環状シール部122−2の充填率が規定範囲から外れると、適切なシール性能を発揮できない。そこで、第2環状シール部122−2と第2支持部126との間にクリアランスΔDを設けて接触を避けることにより、第2グロメット120の気密性を確保することができる。
以上第1、第2の実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば電動パワーステアリング装置に用いられるセンサ用ハーネスのグロメットを例に取って説明したが、ハウジングの内部の空間と、ハウジングの外部との間に電線を挿通させて気密する構成であれば、他の車両搭載機器にも同様に適用できるのは勿論である。
また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…電動パワーステアリング装置、20…電線(センサ用ハーネス)、69…カバー部材、100…ハウジング、101…ハウジング本体部、102…第1の電子機器収容空間、103…グロメット被挿入部、103a…第1端部、103b…第2端部、110…第1グロメット、111…第1グロメット本体部、112…第2グロメット本体部収容空間、113…第1支持部、120…第2グロメット、121…第2グロメット本体部、122−1…第1環状シール部、122−2…第2環状シール部、122−3…第3環状シール部、123…電線被挿入孔、124…第1突出部、125…第2突出部、AX…基準軸線、ΔD…クリアランス

Claims (12)

  1. 車両搭載機器において、
    ハウジングであって、ハウジング本体部と、第1の電子機器収容空間と、グロメット被挿入部を有し、
    前記第1の電子機器収容空間は、前記ハウジング本体部に設けられた空間であって、
    前記グロメット被挿入部は、前記ハウジング本体部に設けられた貫通孔であって、第1端部と第2端部を有し、
    前記第1端部は、前記第1の電子機器収容空間と繋がっており、
    前記第2端部は、前記ハウジング本体部の外部と繋がっている、
    前記ハウジングと、
    第1グロメットであって、第1グロメット本体部と、第2グロメット本体部収容空間と、第1支持部を有し、
    前記第1グロメット本体部は、筒形状を有し、前記グロメット被挿入部内に挿入されており、
    前記第2グロメット本体部収容空間は、前記第1グロメット本体部に設けられた空間であって、
    前記第1支持部は、前記第1グロメット本体部が前記グロメット被挿入部に挿入される方向である挿入方向に直交する断面において前記第1グロメット本体部の中心を通り、前記挿入方向と平行な軸線である基準軸線の方向において、前記第2グロメット本体部収容空間と直列に並んで配置されている、
    第1グロメットと、
    第2グロメットであって、弾性材料で形成され、第2グロメット本体部と、第1環状シール部と、電線被挿入孔と、突出部と、を有し、
    前記第2グロメット本体部は、前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容されており、
    前記第1環状シール部は、前記基準軸線に関して、前記第2グロメット本体部の外周側に設けられ、環状に形成されており、前記第2グロメット本体部が前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容された状態において前記基準軸線の径方向において圧縮変形するものであり、
    前記電線被挿入孔は、前記第2グロメット本体部に設けられ、前記基準軸線の方向に延びる貫通孔であって、
    前記突出部は、前記基準軸線の方向において前記第2グロメット本体部と直列に並んで設けられ、前記第1支持部と接触した状態で前記第1支持部に保持されるものである、
    前記第2グロメットと、
    電線であって、前記電線被挿入孔内に設けられ、前記第1の電子機器収容空間の内部に設けられている第1の電子機器と前記ハウジングの外部に設けられている第2の電子機器とを電気的に接続する前記電線と、
    を有することを特徴とする車両搭載機器。
  2. 請求項1に記載の車両搭載機器において、前記突出部は、前記基準軸線の方向において、前記第2グロメット本体部よりも前記第1端部側に設けられている第1突出部であることを特徴とする車両搭載機器。
  3. 請求項1に記載の車両搭載機器において、前記第1支持部は、環形状を有し、前記基準軸線の周方向において、前記突出部を全周において支持可能であることを特徴とする車両搭載機器。
  4. 請求項3に記載の車両搭載機器において、前記突出部は、前記基準軸線の径方向において圧縮した状態で前記第1支持部に支持されていることを特徴とする車両搭載機器。
  5. 請求項3に記載の車両搭載機器において、前記第1支持部は、前記基準軸線から前記第1支持部の前記突出部との接触面までの最短距離である前記第1支持部の内径が前記基準軸線の方向において前記第2端部側から前記第1端部側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有し、
    前記突出部は、前記基準軸線から前記突出部の前記第1支持部との接触面までの最短距離である前記突出部の外径が前記基準軸線の方向において前記第2端部側から前記第1端部側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有することを特徴とする車両搭載機器。
  6. 請求項1に記載の車両搭載機器は、カバー部材を有し、
    前記突出部は、前記基準軸線の方向において、前記第2グロメット本体部よりも前記第2端部側に設けられている第2突出部であって、
    前記カバー部材は、前記基準軸線の方向における前記第1グロメットの両端部のうち、前記第1の電子機器収容空間側の第3端部とは反対側の第4端部を包囲するものであって、第2支持部を有し、
    前記第2支持部は、前記第2突出部と接触するように設けられていることを特徴とする車両搭載機器。
  7. 請求項6に記載の車両搭載機器において、前記電線は、前記基準軸線の方向における前記第2グロメットの両端部のうち、前記第1の電子機器収容空間側の第5端部とは反対側の第6端部において、前記基準軸線の径方向の一方側である第1の径方向に延びており、
    前記第2支持部は、前記第1の径方向の反対側の第2の径方向側において、前記第2突出部を支持するものであることを特徴とする車両搭載機器。
  8. 請求項6に記載の車両搭載機器において、前記第2支持部は、前記基準軸線から前記第2支持部の前記第2突出部との接触面までの最短距離である前記第2支持部の内径が前記基準軸線の方向において前記第5端部側から前記第6端部側に向かうに従い徐々に減少する傾斜形状を有し、
    前記第2突出部は、前記基準軸線から前記第2突出部の前記第2支持部との接触面までの最短距離である前記第2突出部の外径が前記基準軸線の方向において前記第5端部側から前記第6端部側に向かうに従い徐々に減少するテーパ形状を有することを特徴とする車両搭載機器。
  9. 請求項6に記載の車両搭載機器において、前記第2グロメットは、第2環状シール部を有し、
    前記第2環状シール部は、前記基準軸線に関して、前記第2グロメット本体部の外周側に設けられ、環状に形成されており、前記基準軸線の方向において、前記第1環状シール部よりも前記第2突出部側に設けられ、前記第2グロメット本体部が前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容された状態において前記基準軸線の径方向において圧縮変形するものであり、
    前記第2支持部は、前記基準軸線の方向において、前記第2環状シール部と離間して設けられていることを特徴とする車両搭載機器。
  10. 請求項1に記載の車両搭載機器において、前記第2グロメットは、第2環状シール部を有し、前記第2環状シール部は、前記基準軸線に関して、前記第2グロメット本体部の外周側に設けられ、環状に形成されており、前記基準軸線の方向において、前記第1環状シール部よりも前記第2突出部側に設けられ、前記第2グロメット本体部が前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容された状態において前記基準軸線の径方向において圧縮変形するものであり、
    前記第2グロメット本体部収容空間は、前記基準軸線の方向における長さが、前記第1環状シール部の全体と前記第2環状シール部の全体を含む長さより長いことを特徴とする車両搭載機器。
  11. 請求項1に記載の車両搭載機器において、前記第2グロメットは、前記基準軸線の方向において対称形状であることを特徴とする車両搭載機器。
  12. 請求項1に記載の車両搭載機器において、前記第2グロメットは、第2環状シール部と、第3環状シール部を有し、
    前記第2環状シール部は、前記基準軸線に関して、前記第2グロメット本体部の外周側に設けられ、環状に形成されており、前記基準軸線の方向において、前記第1環状シール部よりも前記第2突出部側に設けられ、前記第2グロメット本体部が前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容された状態において前記基準軸線の径方向において圧縮変形するものであり、
    前記第3環状シール部は、前記基準軸線に関して、前記第2グロメット本体部の外周側に設けられ、環状に形成されており、前記基準軸線の方向において、前記第1環状シール部と前記第2環状シール部の間に設けられ、前記第2グロメット本体部が前記第2グロメット本体部収容空間の内部に収容された状態において前記基準軸線の径方向において圧縮変形するものであることを特徴とする車両搭載機器。
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