JP2019055065A - 衛生設備機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衛生設備機器の排水槽はトラップと直接連通しており、トラップ内からの臭気が排水槽へ達する場合や、排水槽からトラップへ向けた連通構造により美観が損なわれる場合があった。【解決手段】 本発明の衛生設備機器は、排水槽の下方には排出槽からの湯水を排出する排水流路と、排水流路には排水槽から排出された湯水を排水流路下流方向に導く逆止装置と、を備え、より衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。【選択図】 図1

Description

本発明は、洗面器や浴槽などの衛生設備機器、特に医療機関に好適な水廻り衛生設備機器に関する発明である。
従来の洗面器を含む衛生設備機器を衛生的に使用するために、1つの洗面器に洗面槽と下水槽とを形成し、用途に応じて使い分けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このように洗面器を洗面槽と下水槽とを使い分ける場合、洗面槽は清潔性が保たれることから、洗面槽に水を溜めて衛生的に使用することが可能となるが、このように洗面槽に
水を溜めて使用する場合には、洗面槽の底部に設けられた排水口を閉じて使用することから、洗面槽への水溜めのために水栓装置などから吐水を行っている場合、洗面槽に一定量
の水溜めが終了した時点で吐水を停止させる必要があり、その停止を怠ると洗面槽からオーバーフローした水が床面に流れ落ちてしまうことがある。そのため、洗浄槽からオーバーフローした水が床面に流れ落ちることを防止するために、洗面槽の上方に排水配管と繋がるオーバーフロー孔を設けておき、吐水の停止忘れの場合にはオーバーフロー孔から排水することでオーバーフロー水が床面に流れ落ちることを防止することが一般的に行われている。
しかしながら、近年、洗面器などの水廻りの衛生設備機器に対して、オーバーフロー孔に関して清掃処置が困難であることから、オーバーフロー孔を廃することが求められる場合があり、その要請に応えてオーバーフロー孔を廃した場合にはより衛生性が向上する反面、水溜め時に吐水の停止を怠ると、衛生設備機器より溢れ出たオーバーフロー水が床面に落下する場合があった。
また、湯又は水を吐水する給水手段からの吐水を受けるボウル部を有する衛生設備機器であって、前記ボウル部には、排水栓が取り付けられた排水口を底面に有する受水槽と、排水栓が取り付けられていない排水口を底面に有する排水槽とに分割され、前記受水槽と前記排水槽とを分割する受水排水仕切壁の上面が前記ボウル部の周縁の上面よりも低く形成されていることにより、受水槽で温度調節しながら受水槽をオーバーフローした水を洗浄受水仕切壁の上面から溢流させて洗浄槽へ供給でき、洗浄槽では乳児の沐浴などを行うことができる。そして、洗浄槽をオーバーフローした水は洗浄排水仕切壁の上面を溢水して排水槽へ流れ込むことになるため、オーバーフロー水がボウル部から床面に流れ落ちることを防止できると共に、ボウル部の上方にオーバーフロー孔を設ける必要がなく清掃性が高いものもある(例えば、特許文献2参照。)。
実用新案登録3005931号公報 特開2017−023691号公報
しかし、この場合排水槽はトラップと直接連通しており、トラップ内からの臭気が排水槽へ達する場合や、排水槽からトラップへ向けた連通構造により美観が損なわれる場合があった。
そこで、本発明では上述した課題を解決するためになされたものであり、衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、湯又は水を溜め置き、排出するボウル部を有する衛生設備機器であって、上記ボウル部は、給水手段からの吐水を受ける受水槽と、該水受槽に隣接する位置に配置された洗浄槽と、該洗浄槽に隣接し所定水位以上の湯水をトラップへ向けて排出する排水槽と、上記排水槽の下方には排出槽からの湯水を排出する排水流路と、該排水流路には上記排水槽から排出された湯水を排水流路下流方向に導く逆止装置と、を備えていることにより衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。
また、請求項2記載の発明によれば、上記洗浄槽と上記排水槽とを分ける仕切壁とを備えているしていることにより衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。
また、請求項3記載の発明によれば上記逆止装置は、開閉弁あることにより衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。
また、請求項4記載の発明によれば上記逆止装置は逆止弁であることにより衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。
また、請求項5記載の発明によれば上記逆止装置はフロートであることにより衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することができるようになった。
本発明によれば、衛生性に優れ、美観を向上させた衛生設備機器を提供することがきる。
本発明の衛生設備機器の第一実施例を示す斜視図である。 本発明の衛生設備機器の第一実施例を示す断面図である。 本発明の衛生設備機器の第二実施例を示す断面図である。 本発明の衛生設備機器の第三実施例を示す断面図である。 従来の衛生設備機器の実施例を示す断面図である。
図1は、本発明の衛生設備機器の第一実施例を示す斜視図である。図2は、本発明の衛生設備機器の第一実施例を示す断面図である。図1と図2を使用して、医療機関で乳児バスとして使用される衛生設備機器について詳説する。衛生設備機器は、下方に向かって窪むように形成されたボウル部1を有している。本発明の第一実施形態に係る衛生設備機器は受水排水仕切り壁7により受水槽2と洗浄槽3に分離された乳児バスの事例であるが、受水槽2と洗浄槽3が分離された仕様は必須のものではなく仕切り壁をなくして単一の槽としてもよい。受水槽2の投影面積を減ずることなく、外側に張り出すように排水槽4が配置され、受水槽2の溢れ縁より低い位置に受水排水仕切壁1が設けられている。排水槽4は奥側に配置されることで、洗浄槽3の使い勝手が低下することがない。
そして、受水槽2の上部には、湯または水(以下、単に湯水と呼ぶ)を供給する湯水混合水栓である図示しない給水手段が設けられている。この給水手段としては、少なくとも受水槽2に向けて湯水を吐水できればよいが、吐水口を引き出すことが可能なプルアウト式の湯水混合水栓を用いることが好ましく、この場合は吐水口を引き出して洗浄槽3へも湯水を供給することが可能となり、洗浄槽3だけでなく排水槽4の清掃時に便利である。
受水槽2に供給された湯、および/または、水は仕切壁7を溢流して洗浄槽3に流れ込み、衛生設備機器の目的である乳児の沐浴に利用される。受水槽2と洗浄槽3と排水槽4の底部には、各々排水口が設けられており、各々排水流路5が連接されている。この排水流路5にはトラップ6を有しており、各々が独立して壁に埋め込まれた排水配管に対して排水することが可能となっている。
ボウル部1は、受水槽2と洗浄槽3と排水槽4との間は、仕切壁7、および、仕切壁8によって分割されているが、この仕切壁7、および、仕切壁8の上面はボウル部1の周縁の上面よりも低く形成されている。また仕切壁8は仕切壁7より低い位置に設けられており、沐浴に使用した洗浄槽3の水が遡らないように配慮されている。
給水手段の停止を怠って洗浄槽3からオーバーフローが発生した際に、このオーバーフロー水は仕切壁8の上面から溢流して排水槽4への流れ込み、排水流路5を経由して排水される。そのため、オーバーフロー水がボウル部1の周縁から溢流して床面に流れ落ちることがない。従って、ボウル部1にはオーバーフロー孔が開口形成されておらず、清掃が困難なオーバーフロー孔内部から水が、受水槽2と洗浄槽3と排水槽4に戻らないよう配慮されている。すなわち、受水槽2と洗浄槽3と排水槽4は共に上方に向けて開放しているため清掃が容易である。
なお、本実施形態においては、また排水槽4の下流に位置する排水流路5に、トラップ内からボウル部1へ臭気が届くのを防ぐと共に衛生性を確保することを目的に、水流によって上下移動するフロート9が設けられている。。排水槽4に設けられた逆止装置としてのフロート9は自動で動作するため、手動で逆止装置を行うことを期待するようなこともなく、使い勝手が良好である。
図3は、本発明の衛生設備機器の第二実施例を示す断面図である。本実施形態においては、逆止装置として排水の水位ヘッドで開閉するダックビル10を配置している。開口をダックビル10が閉止することで、トラップ内からボウル部1へ臭気が届くのを防ぐと共に衛生性を確保することができることは上記と同様である。
図4は、本発明の衛生設備機器の第三実施例を示す断面図である。本実施形態においては、逆止装置として排水の水位ヘッドで開閉するばね式の開閉扉11を配置している。開口をばね式の開閉扉11が閉止することで、トラップ内からボウル部1へ臭気が届くのを防ぐと共に衛生性を確保することができることは上記と同様である。
図5は、従来の衛生設備機器の実施例を示す断面図である。本実施形態においては、排水はスリット12から流れ落ちるようになっている。トラップ内からボウル部1へ臭気が届くのを防ぐと共に衛生性を確保することができることは上記と同様である。
1…ボウル部
2…受水槽
3…洗浄槽
4…排水槽
5…排水流路
6…トラップ
7…仕切
8…仕切
9…ロート
10…ダックビル
11…ばね式の開閉扉
12…スリット

Claims (5)

  1. 湯又は水を溜め置き、排出するボウル部を有する衛生設備機器であって、上記ボウル部は、給水手段からの吐水を受ける受水槽と、
    該水受槽に隣接する位置に配置された洗浄槽と、
    該洗浄槽に隣接し所定水位以上の湯水をトラップへ向けて排出する排水槽と、
    上記排水槽の下方には排出槽からの湯水を排出する排水流路と、
    該排水流路には上記排水槽から排出された湯水を排水流路下流方向に導く逆止装置と、
    を備えていることを特徴とする衛生設備機器。
  2. 上記洗浄槽と上記排水槽とを分ける仕切壁とを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の衛生設備機器。
  3. 上記逆止装置は、開閉弁あることを特徴とする請求項1乃至2に記載の衛生設備機器。
  4. 上記逆止装置は逆止弁であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の衛生設備機器。
  5. 上記逆止装置はフロートであることを特徴とする請求項1乃至2に記載の衛生設備機器。
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