JP2019054923A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
技の進行を不能化するエラー状態に制御するものが提案されている(例えば、特許文献1
参照)。
が解除した後、遊技を進行させるための信号の検出があるか否かの判定が、エラーの検出
よりも先に行われると、エラーの原因が解消していない状況であっても遊技が進行してし
まう虞がある。
状態で遊技を進行させることができる遊技機を提供することを目的とする。
遊技を行う遊技機(スロットマシン1)において、
遊技を進行させるための遊技進行信号(メダル投入信号、MAXBETスイッチ6の検
出信号)が検出されているか否かを判定する検出判定手段(メダル投入信号処理、操作入
力受付処理)と、
特定エラー(払出期間外で払出センサ34cがメダル等を検出する異常)が発生してい
るか否かを判定する特定エラー判定手段(メダル投入払出エラーチェック処理)と、
特定エラーが発生していると判定されたときに遊技の進行を不能化する不能化状態(エ
ラー状態)に制御する不能化状態制御手段(エラー処理)と、
を備え、
前記特定エラー判定手段(メダル投入払出エラーチェック処理)は、前記不能化状態制
御手段による不能化状態(エラー状態)が解除された後、前記検出判定手段(メダル投入
信号処理、操作入力受付処理)により最初に遊技進行信号(メダル投入信号、MAXBE
Tスイッチ6の検出信号)が検出されているか否かが判定される前に、特定エラー(払出
期間外で払出センサ34cがメダル等を検出する異常)が発生しているか否かを判定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定エラーの発生に伴い不能化状態に制御されており、特定エラー
の原因が解消しないまま不能化状態が解除された場合に、特定エラーが解消されていない
場合でも遊技が進行可能となるが、このような場合でも、不能化状態が解除された後、最
初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に、特定エラーが発生している
か否かが判定され、特定エラーが発生していると判定された場合には、遊技進行信号が検
出されて遊技が進行する前に再び不能化状態に制御されることとなり、特定エラーの原因
が解消していないにも関わらず遊技が進行してしまうことがなく、エラーが確実に解消し
た状態で遊技を進行させることができる。
特定エラーは、物理的に解消する必要のある事象が生じたことにより発生するエラー(
払出期間外で払出センサ34cがメダル等を検出する異常)である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定エラーの原因が物理的に解消していないにも関わらず遊技が進
行してしまうことがなく、エラーが確実に解消した状態で遊技を進行させることができる
。
一定期間毎に定期処理(タイマ割込処理)を実行する定期処理実行手段(メイン制御部
41)を備え、
前記定期処理は、前記遊技機(スロットマシン1)に設けられた検出手段の検出状況を
取得する処理を含み、
前記特定エラー判定手段(メダル投入払出エラーチェック処理)は、少なくとも1の定
期処理が実行されることを待った後、特定エラー(払出期間外で払出センサ34cがメダ
ル等を検出する異常)が発生しているか否かを判定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、検出手段の検出状況が取得され、最新の状態で特定エラーが発生し
ているか否かを判定することができる。
前記特定エラー判定手段(メダル投入払出エラーチェック処理)は、前記不能化状態制
御手段による不能化状態(エラー状態)が解除された後、少なくとも1の定期処理が実行
されることを待った後、特定エラー(払出期間外で払出センサ34cがメダル等を検出す
る異常)が発生しているか否かを判定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、不能化状態が解除された後も、最新の状態で特定エラーが発生して
いるか否かを判定することができる。
前記定期処理(タイマ割込処理)が実行される毎に、前記特定エラー判定手段(メダル
投入払出エラーチェック処理)により特定エラー(払出期間外で払出センサ34cがメダ
ル等を検出する異常)が発生しているか否かが判定され、前記検出判定手段(メダル投入
信号処理、操作入力受付処理)により遊技進行信号(メダル投入信号、MAXBETスイ
ッチ6の検出信号)が検出されているか否かが判定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、検出手段の検出状況が取得され、最新の状態に更新される毎に、特
定エラーが発生しているか否か、遊技進行信号が検出されているか否かを判定することが
できる。
プログラムを記憶可能な記憶領域を有する記憶手段(ROM41b)と、
記憶手段に記憶されたプログラムに基づいて制御を行う制御手段(メインCPU41a
)と、
を備え、
前記記憶手段(ROM41b)の記憶領域は、
遊技の進行に係る遊技プログラムが記憶される遊技プログラム領域と、
前記遊技プログラムによって呼び出されるプログラムであり、遊技の進行に係わらない
非遊技プログラムが記憶される非遊技プログラム領域と、
を含み、
前記遊技プログラムにおいて第1条件(投入メダルセンサの入力データON→OFF)
が成立することで遊技媒体(メダル)の通過を検出する第1検出処理(メダル投入信号処
理)を行い、
前記非遊技プログラムにおいて第2条件(メダル検知及び正常通過)が成立することで
遊技媒体の通過を検出する第2検出処理(メダルセンサチェック処理)を行い、
前記遊技プログラムでは、前記第1検出処理(メダル投入信号処理)及び前記第2検出
処理(メダルセンサチェック処理)の双方で遊技媒体の通過が検出されたときに遊技媒体
の通過を判定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技の進行に係る遊技プログラムが記憶される遊技プログラム領域
と、遊技プログラムによって呼び出されるプログラムであり、遊技の進行に係わらない非
遊技プログラムが記憶される非遊技プログラム領域と、が別個に割り当てられた構成にお
いて、遊技プログラムにおいて第1条件が成立することで遊技媒体の通過を検出する第1
検出処理、及び遊技プログラムにおいて第2条件が成立することで遊技媒体の通過を検出
する第2検出処理の双方で遊技媒体の通過が検出されたときに遊技媒体の通過を判定する
ので、遊技プログラムの容量を増やすことなく、遊技媒体の通過を適切に判定することが
できる。
いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有
するものであっても良い。
る。本実施例のスロットマシン1の内部には、互いに識別可能な複数種類の図柄が所定の
順序で、それぞれ同数ずつ配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リー
ル、右リール)が水平方向に並設されており、図1に示すように、これらリール2L、2
C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄が、スロットマシン1の正面の略中
央に設けられた透視窓3において各々上中下三段に表示されて遊技者側から見えるように
配置されている。
いた構成、2つのリールを用いた構成、4つ以上のリールを用いた構成としても良い。ま
た、本実施例では、リール2L、2C、2Rにより図柄を可変表示させる可変表示部を構
成しているが、可変表示部は、リール以外であっても良く、例えば、外周面に複数の図柄
が配置されたベルトを移動させることで図柄を変動表示させることが可能な構成も良い。
また、本実施例では、物理的なリールにて可変表示部を構成しているが、液晶表示器など
の画像表示装置にて可変表示部を構成しても良い。
、メダルが払い出されるメダル払出口9、クレジット(遊技者所有の遊技用価値として記
憶されているメダル数)を用いて、その範囲内において遊技状態に応じて定められた規定
数の賭数のうち最大の賭数を設定する際に操作されるMAXBETスイッチ6、クレジッ
トとして記憶されているメダル及び賭数の設定に用いたメダルを精算する(クレジット及
び賭数の設定に用いた分のメダルを返却させる)際に操作される精算スイッチ10、ゲー
ムを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々
停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが遊技者により操作可能にそ
れぞれ設けられている。
いるメダル枚数が表示されるクレジット表示器11、入賞の発生により払い出されたメダ
ル枚数やエラー発生時にその内容を示すエラーコード等が表示される遊技補助表示器12
、賭数が1設定されている旨を点灯により報知する1BETLED14、賭数が2設定さ
れている旨を点灯により報知する2BETLED15、賭数が3設定されている旨を点灯
により報知する3BETLED16、メダルの投入が可能な状態を点灯により報知する投
入要求LED17、スタートスイッチ7の操作によるゲームのスタート操作が有効である
旨を点灯により報知するスタート有効LED18、ウェイト(前回のゲーム開始から一定
期間経過していないためにリールの回転開始を待機している状態)中である旨を点灯によ
り報知するウェイト中LED19、リプレイゲーム中である旨を点灯により報知するリプ
レイ中LED20が設けられた遊技用表示部13が設けられている。
操作が有効である旨を点灯により報知するBETスイッチ有効LED21(図2参照)が
設けられており、ストップスイッチ8L、8C、8Rの内部には、該当するストップスイ
ッチ8L、8C、8Rによるリールを停止させる操作が有効である旨を点灯により報知す
る左、中、右停止有効LED22L、22C、22R(図2参照)がそれぞれ設けられて
いる。
するエラー状態を解除するためのリセット操作を検出するリセットスイッチ23、後述す
る設定値の変更中や設定値の確認中にその時点の設定値が表示される設定値表示器24、
メダル投入部4から投入されたメダルの流路を、スロットマシン1の内部に設けられた後
述のホッパータンク(図示略)側またはメダル払出口9側のいずれか一方に選択的に切り
替えるための流路切替ソレノイド30、メダル投入部4から投入され、ホッパータンク側
に流下したメダルを検出する投入メダルセンサ31a〜31cを有するメダルセレクタが
設けられている。
、32C、32R、各リール2L、2C、2Rのリール基準位置をそれぞれ検出可能なリ
ールセンサ33L、33C、33R(図2参照)からなるリールユニット、メダル投入部
4から投入されたメダルを貯留するホッパータンク(図示略)、ホッパータンクに貯留さ
れたメダルをメダル払出口9より払い出すためのホッパーモータ34b(図2参照)、ホ
ッパーモータ34bの駆動により払い出されたメダルを検出する払出センサ34c(図2
参照)からなるホッパーユニットが設けられている。
ーバーフロータンク35が設けられている。オーバーフロータンク35の内部には、貯留
されたメダルが満タン状態となったことを検出する満タンセンサ35aが設けられている
。
めの設定キースイッチ37、通常時においてはエラー状態を解除するためのリセットスイ
ッチとして機能し、設定変更状態においては後述する内部抽選の当選確率(出玉率)の設
定値を変更するための設定スイッチとして機能するリセット/設定スイッチ38が設けら
れている。
に設けられており、所定のキー操作により開放可能な扉を開放しない限り操作不可能とさ
れており、所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。特に、設定キースイッチ3
7は、さらにキー操作を要することから、遊技店の店員のなかでも、設定キースイッチ3
7の操作を行うキーを所持する店員のみ操作が可能とされている。また、リセットスイッ
チ23は、扉を開放する必要はないが、所定のキーを用いたキー操作を必要とするため、
所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。
2に示すように、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板
40によって遊技の制御が行われ、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出の制
御が行われる。
ップスイッチ8L、8C、8R、精算スイッチ10、リセットスイッチ23、投入メダル
センサ31a〜31c、リールセンサ33L、33C、33R、払出センサ34c、満タ
ンセンサ35a、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38が接続されており
、これら接続されたスイッチ類の検出信号が入力されるようになっている。また、遊技制
御基板40には、前述したクレジット表示器11、遊技補助表示器12、1〜3BETL
ED14〜16、投入要求LED17、スタート有効LED18、ウェイト中LED19
、リプレイ中LED20、BETスイッチ有効LED21、左、中、右停止有効LED2
2L、22C、22R、設定値表示器24、流路切替ソレノイド30、リールモータ32
L、32C、32R、ホッパーモータ34bが接続されており、これら電気部品は、遊技
制御基板40に搭載されたメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになってい
る。
ート41dを備えたマイクロコンピュータにより構成され、遊技の制御を行うメイン制御
部41が搭載されている。
るための各種の制御を行うとともに、サブ制御部91に各種のコマンドを送信する。メイ
ン制御部41からサブ制御部91へ送信されるコマンドは一方向のみで送られ、サブ制御
部91からメイン制御部41へ向けてコマンドが送られることはない。
続された各種スイッチ類の検出状態が変化するまでは制御状態に応じた処理を繰り返しル
ープし、各種スイッチ類の検出状態の変化に応じて段階的に移行する処理を実行する。ま
た、メイン制御部41は、一定時間間隔(本実施例では、約0.56ミリ秒)毎にタイマ
割込処理を実行する。尚、タイマ割込処理の実行間隔は、メイン処理において制御状態に
応じて繰り返す処理が一巡する時間とタイマ割込処理の実行時間とを合わせた時間よりも
長い時間に設定されており、今回と次回のタイマ割込処理との間で必ず制御状態に応じて
繰り返す処理が最低でも一巡することとなる。
出装置が接続されており、これら演出装置は、演出制御基板90に搭載されたサブ制御部
91による制御に基づいて駆動されるようになっている。サブ制御部91は、メイン制御
部41から送信されるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御等を行うことが可
能である。
詳しくは、内部抽選等の遊技者に対する有利度に影響する抽選において設定値に応じた当
選確率を用いることにより、メダルの払出率が変わるようになっている。設定値は1〜6
の6段階からなり、6が最も払出率が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほ
ど払出率が低くなる。すなわち設定値として6が設定されている場合には、遊技者にとっ
て最も有利度が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低
くなる。
ン1の電源をonする必要がある。設定キースイッチ37をon状態として電源をonす
ると、設定値表示器24にRAM41cから読み出された設定値が表示値として表示され
、リセット/設定スイッチ38の操作による設定値の変更が可能な設定変更状態に移行す
る。設定変更状態において、リセット/設定スイッチ38が操作されると、設定値表示器
24に表示された表示値が1ずつ更新されていく(設定値6からさらに操作されたときは
、設定値1に戻る)。そして、スタートスイッチ7が操作されると表示値を設定値として
確定する。そして、設定キースイッチ37がoffされると、確定した表示値(設定値)
がメイン制御部41のRAM41cに格納され、遊技の進行が可能な状態に移行する。
ており、遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されたことを条件にゲームを開
始させることが可能となる。尚、本実施例では、遊技状態に応じた規定数の賭数が設定さ
れた時点で、入賞ラインLNが有効化される。
賞図柄の組合せであるかを判定するために設定されるラインである。本実施例では、図1
に示すように、リール2Lの中段、リール2Cの中段、リール2Rの中段、すなわち中段
に水平方向に並んだ図柄に跨がって設定された入賞ラインLNのみが入賞ラインとして定
められている。尚、本実施例では、1本の入賞ラインのみを適用しているが、複数の入賞
ラインを適用しても良い。
入賞ライン(本実施例の場合、常に入賞ラインLNが有効化されるため、以下では、有効
化された入賞ラインLNを単に入賞ラインという)上に役と呼ばれる図柄の組合せが揃う
と入賞となる。役は、同一図柄の組合せであっても良いし、異なる図柄を含む組合せであ
っても良い。
入部4から投入するか、あるいはMAXBETスイッチ6を操作してクレジットを使用し
て賭数を設定する。遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されると、入賞ライ
ンLN(図1参照)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、
ゲームが開始可能な状態となる。尚、遊技状態に対応する規定数のうち最大数を超えてメ
ダルが投入された場合には、その分はクレジットに加算される。
Rが回転され、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動される。リール2L、2
C、2Rが回転されている状態で、いずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作
すると、対応するリール2L、2C、2Rの回転が停止され、当該リールの図柄が透視窓
3に表示結果として導出表示される。
ンLN上に予め定められた図柄の組合せ(以下、役ともいう)が各リール2L、2C、2
Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数の
メダルが遊技者に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数
(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出口9(図1参照)から
払い出されるようになっている。また、入賞ラインLN上に、遊技状態の移行を伴う図柄
の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には図柄の組合せに
応じた遊技状態に移行するようになっている。
賭数の設定を必要とせずに次のゲームを開始可能となる再遊技役と、遊技者にとって有利
な遊技状態への移行を伴う特別役と、がある。以下では、小役と再遊技役をまとめて一般
役とも呼ぶ。遊技状態に応じて定められた各役の入賞が発生するためには、内部抽選に当
選して、当該役の当選フラグが設定されている必要がある。内部抽選は、メイン制御部4
1が、上記した各役への入賞を許容するか否かを、全てのリール2L、2C、2Rの表示
結果が導出される以前(具体的には、スタートスイッチ7の検出時)に乱数を用いて決定
するものである。
作が検出されたときにゲームが開始し、全てのリールが停止したときにゲームが終了する
。また、ゲームを実行するための1単位の制御(ゲーム制御)は、前回のゲームの終了に
伴う全ての制御が完了したときに開始し、当該ゲームの終了に伴う全ての制御が完了した
ときに終了する。
本実施例のメイン制御部41は、上述のようにROM41b、RAM41cを備え、R
OM41bのメモリ領域には、プログラム及び固定データが予め記憶されているプログラ
ム/データ領域が含まれ、RAM41cのメモリ領域には、ワークとして使用可能な使用
可能領域と、メイン制御部41に搭載されている各機能を制御するためのレジスタ群が格
納される内部機能レジスタ領域とが含まれる。
が記憶される遊技プログラム領域と、遊技プログラムが用いる遊技データが記憶される遊
技データ領域と、遊技の進行に係わらない非遊技プログラムが記憶される非遊技プログラ
ム領域と、非遊技プログラムが用いる非遊技データが記憶される非遊技データ領域と、を
含む。
トマシンであれば、賭数を設定してゲームを開始可能とする段階、ゲームを開始してリー
ルを回転させる段階、リールを停止させて表示結果を導出させる段階、表示結果に応じて
メダル等の価値を付与する段階、を進行させることである。
と、非遊技プログラムがワークとして用いる非遊技RAM領域と、を含んでおり、遊技R
AM領域には、特別ワークと、重要ワークと、一般ワークと、遊技プログラムがデータを
退避する遊技スタック領域と、が含まれ、非遊技RAM領域には、遊技プログラムが参照
可能な領域と、遊技プログラムが参照不可能な領域と、非遊技プログラムがデータを退避
する非遊技スタック領域と、が含まれる。尚、本実施例では、遊技スタック領域と非遊技
スタック領域とをそれぞれ異なる領域に個別に備える構成であるが、遊技プログラム及び
非遊技プログラムが共用する一のスタック領域を備える構成としても良い。
域と称す場合があり、非遊技プログラム領域、非遊技データ領域及び非遊技RAM領域を
まとめて非遊技領域と称す場合がある。
プログラムに基づく処理において非遊技プログラムを呼び出して非遊技プログラムに基づ
く処理を実行し、非遊技プログラムに基づく処理の終了後、遊技プログラムに基づく処理
に復帰する。
実行するにあたり、遊技データ領域の遊技データを参照して遊技プログラムに基づく処理
を実行するとともに、遊技RAM領域をワークとして使用し、遊技RAM領域の内容を参
照及び更新することが可能である。また、メインCPU41aは、原則として非遊技プロ
グラムに基づく処理を実行するにあたり、非遊技データ領域の遊技データを参照して非遊
技プログラムに基づく処理を実行するとともに、非遊技RAM領域をワークとして使用し
、非遊技RAM領域の内容を参照及び更新することが可能である。
技データ領域を参照することはなく、非遊技RAM領域を更新することはないが、非遊技
RAM領域を参照することは可能であり、非遊技プログラムに基づく処理を実行するにあ
たり、遊技データ領域を参照することはなく、遊技RAM領域を更新することはないが、
遊技RAM領域を参照することは可能である。
な特定の領域(例えば、異常の検知を示すエラーフラグの設定領域等)のみ参照可能とさ
れており、非遊技プログラムに基づく処理は、遊技RAM領域のうち非遊技プログラムに
必要な特定の領域(例えば、内部当選フラグの設定領域、遊技状態の設定領域、RTの設
定領域等)のみ参照可能とされている。
各種処理の制御内容について、図4〜図9に基づいて説明する。
メイン制御部41が行う起動時設定処理と初期設定処理について、図4に基づいて説明
する。起動時設定処理、初期設定処理は、遊技プログラムに含まれるサブルーチンである
。
生によりタイマ割込みが禁止に設定された状態で起動し、ROM41bに格納されている
プログラムに従って各種処理を行う。起動した後は、まず、遊技プログラムに含まれる起
動時設定処理を行って、すべての出力ポートを初期化し、メイン制御部41が備える内部
レジスタをROM41bの所定領域に予め設定されている内蔵レジスタ初期化テーブルに
基づいて初期化する。そして、起動時設定処理を終了させた後、タイマ割込みを禁止に設
定した状態で、遊技プログラムに含まれる初期設定処理を開始させる。
基づいてRAM41cが正常であるか否かを診断するRAM診断処理を行う(Sa1)。
への電力供給が停止されたときにRAM41cの所定領域に設定されたRAM破壊診断用
固定データに基づき、RAM41cに異常があるか否かを判定する。そして、当該判定の
結果を特定可能な診断結果データをRAM41cの所定領域に設定して、RAM診断処理
を終了する。
設定キースイッチ37がON状態であるか否かを判定する(Sa2)。そして、設定キー
スイッチ37がON状態でないと判定した場合は、Sa1のステップにおけるRAM診断
処理により設定された診断結果データに基づいてRAM41cに異常があるか否かを判定
して(Sa3)、RAM41cに異常がないと判定した場合は、復帰処理を行う(Sa4
)。
する処理、スタックポインタを電断時の状態に復帰させる処理、パラレル入力ポート51
1に入力される各種スイッチ類の検出信号等の入力状態に関する入力状態データ(各種ス
イッチ類の現在の入力状態を示す入力データ、前回と今回の入力データが同じ状態である
旨を示す確定データ、前回から確定データが変化した旨を示すエッジデータ)を更新する
処理、電断前の制御状態に復帰した旨を示す復帰コマンドをサブ制御部91に送信する処
理等を行う。
a5)、初期設定処理を終了させ、タイマ割込処理(メイン)に移行させた後、スロット
マシン1への電力供給が停止される前に実行していたメイン処理における処理に復帰する
。
マ割込みを許可に設定した後(Sa6)、エラー処理に移行させる。
エラーの種類を特定可能なエラーコードをサブ制御部91に対して送信するとともに、当
該エラーコードを遊技補助表示器12に表示させるように制御する。そして、発生してい
るエラーの種類に応じたエラー状態の解除条件が成立したことが特定されるまでエラー状
態の制御を行う。初期設定処理においてRAMに異常があると判定されたことにより移行
されたエラー処理では、設定キースイッチ37をONにした状態でスロットマシン1への
電力供給を開始させることによって設定変更状態に移行させ、RAM41cのすべての記
憶領域を初期化させることで、RAM41cのデータの異常を確実に解消してエラー状態
を解除することができるようになっている。一方、設定キースイッチ37をON状態にせ
ずにスロットマシン1への電力供給を開始させた場合には、RAM41cの異常が再び検
出されて、再度、エラー状態となるようになっている。
設定変更処理を開始して設定変更状態に移行させる(Sa7)。
せる。そして、設定変更状態において、リセット/設定スイッチ38及びスタートスイッ
チ7が所定の手順で操作されることにより設定値を確定させ、設定キースイッチ37がO
FFにされたことが検出されることで、設定変更処理を終了させる。
(Sa8)。設定変更時初期化処理では、設定変更処理が行われて設定値が確定されたこ
とに伴って、RAM41cのメモリ領域のうち、確定された設定値が記憶されている所定
領域を除くすべての使用可能領域を初期化する。当該使用可能領域の初期化により、メイ
ン制御部41による遊技の進行に関する制御状態を含む所定データが予め定められた所定
の初期値に再設定(初期化)されることとなる。尚、遊技の進行に関する制御状態には、
後述する遊技開始待ち処理などの各処理においてエラーが検出された場合に制御されるエ
ラー状態が含まれる。
に移行させ、メイン処理の先頭のステップの処理(Sb1のステップにおける遊技開始待
ち処理)から各処理を順次行わせる。
ットマシン1への電力供給が開始されることで、初期設定処理設定において設定キースイ
ッチ37がON状態であると判定した場合に、設定変更処理を行うようになっている。
たときに、設定変更時の初期化処理を行って、設定変更処理により確定された設定値が記
憶されている所定領域を除くすべての使用可能領域を初期化することで、RAM41cに
記憶されているエラー状態を含む遊技の進行に関する制御状態を初期化するようになって
いる。
化した後は、メイン処理の先頭の処理に移行させるようになっている。
期化条件が成立し、メダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かに関わらず、
RAM41cに記憶されている遊技の進行に関する制御状態を初期化するようになってい
る。
メイン制御部41が行うメイン処理の制御内容について、図5に基づいて説明する。尚
、メイン処理は、一単位の遊技毎に繰り返し実行される。そして、メイン処理の一周期が
遊技の一単位に相当している。また、メイン処理は、遊技プログラムに含まれ、複数の処
理を含む。以下、特に非遊技プログラムに含まれる旨を示さない処理は、遊技プログラム
に含まれる。尚、遊技プログラムにより呼び出される遊技プログラムには、非遊技プログ
ラムを呼び出すものもある。
(Sb1)、遊技が開始されることに伴って内部抽選を行う内部抽選処理(Sb2)、リ
ール2L、2C、2Rを回転及び停止させる制御を行うリール制御処理(Sb3)、全て
のリール2L、2C、2Rが停止されて遊技が終了される際に各種設定等を行う遊技終了
時設定処理(Sb4)が、順次繰り返し実行される。
定するコマンド格納処理を適宜実行し、設定されたコマンドは、その後のタイマ割込処理
(メイン)において実行されるコマンド送信処理によりサブ制御部91に対して送信され
るようになっている。
次に、本実施例のメイン制御部41が行う遊技開始待ち処理の制御内容について、図6
に基づいて説明する。尚、遊技開始待ち処理は、遊技プログラムに含まれており、遊技プ
ログラムに含まれるメイン処理において呼び出されるサブルーチンである。
c1)、スロットマシン1に投入済みのメダル枚数に応じた1〜3BETLED14〜1
6をON状態(点灯状態)に制御する。その後、ホッパータンクが満タン状態である旨を
特定可能なエラーコード(E1)を所定のレジスタに準備し(Sc2)、所定のポート入
力バッファを参照して、満タンセンサ35aの確定データに基づいてホッパータンクが満
タン状態であるか否かを判定する(Sc3)。
ラー処理を行う(Sc4)。エラー処理では、遊技の進行が不能化されるエラー状態に制
御する。また、所定のレジスタに準備されているエラーコード(E1)を特定可能なエラ
ーコマンドをサブ制御部91に対して送信し、当該エラーコード(E1)をRAM41c
の所定領域にその他の処理でも参照可能なエラーフラグとして設定する。また、当該エラ
ーコード(E1)を遊技補助表示器12に表示させるように制御する。その後は、所定の
レジスタに準備されているエラーコード(E1)に応じたエラー状態の解除条件が成立し
たことが特定されるまでエラー状態の制御を行う。エラーコード(E1)がレジスタに設
定されてエラー状態に移行された場合には、満タンセンサ35aの確定データがOFF状
態となるまで待機し、当該満タンセンサ35aの確定データがOFF状態となることで、
エラー状態を解除する旨のエラーコマンド(解除)をサブ制御部91に対して送信し、エ
ラー処理を終了させて、Sc5のステップへ進む。
c4のステップにおけるエラー処理を終了した場合には、RAM41cの所定領域に設定
されている再遊技用メダルカウンタの値を所定のレジスタに読み込む(Sc5)。尚、再
遊技用メダルカウンタには、メイン処理における前回の遊技終了時設定処理により、前回
の遊技の結果に応じた値が設定されており、前回の遊技において再遊技役が入賞して再遊
技が付与された場合には、遊技を行うために必要な賭数の規定数に相当する数値(例えば
、3)が設定されている一方で、前回の遊技において再遊技が付与されなかった場合には
、0が設定されている。
ップにおいて読み込んだ再遊技用メダルカウンタの値が0より大きいか否か、すなわち再
遊技が付与されている否かを判定し(Sc7)、再遊技が付与されている場合には、メダ
ル投入実行処理を行う(Sc8)。メダル投入実行処理では、再遊技用メダルカウンタの
値を賭数に設定するとともに、1〜3BETLED14〜16をON状態(点灯状態)に
設定して規定数の賭数(本実施例では、3)が設定されている旨を報知する。また、賭数
の設定に使用されたメダル枚数を特定可能な投入枚数コマンドをサブ制御部91に対して
送信する。
付与されていないと判定した場合、及びSc8のステップにおいて再遊技が付与されたこ
とによりメダル投入実行処理を行った後は、メダル手入れ許可設定処理を行う(Sc9)
。メダル手入れ許可設定処理では、RAM41cの所定領域に設定されているクレジット
の値を参照し、当該クレジットの値が最大値(本実施例では、50)に達していない場合
に、メダル投入部4からのメダルの投入を許可する旨を示すメダル手入れ許可フラグをR
AM41cの所定領域に設定する。
理を行う(Sc10)。割込み1回待ち処理を行うことで、タイマ割込み処理(メイン)
が行われて各種スイッチ類の検出状態やLEDの点灯状態、各種タイマ等が更新されるこ
ととなり、これらの各種スイッチ類の検出状態が更新された状態で、その後の処理(例え
ば、後述のメダル投入払出エラーチェック処理、メダル投入信号処理、操作入力受付処理
)を行わせるようになっている。
後は、メダル投入部4からのメダルの投入に関する異常やホッパーからのメダルの払い出
しに関する異常が検出されているか否かを判定するメダル投入払出エラーチェック処理を
行う(Sc11)。
の所定領域に投入エラーフラグや払出エラーフラグが設定されているか否かに基づいて、
メダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定し、メダルの投入に関する
異常が発生していると判定した場合は、メダルの投入に関する異常が発生している旨を示
すエラーコード(E5)を所定のレジスタに準備して、エラー処理を行う。また、メダル
の払出に関する異常が発生していると判定した場合は、メダルの払出に関する異常が発生
している旨を示すエラーコード(E4)を所定のレジスタに準備して、エラー処理を行う
。
、後述するセンサ監視処理により、後述のメダル手入れ許可フラグが設定されていない期
間、すなわちメダル投入部4からのメダルの投入が許可されている期間外において、例え
ば、メダルセレクタ29内に配置された投入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲内に
メダル等(メダルや異物等)が詰まっていること等により、投入メダルセンサ31a〜3
1cによりメダル等が検出されたことに基づいて、タイマ割込処理によりRAM41cの
所定領域に設定される。また、払出エラーフラグは、メダルの払出に関する異常が発生し
ている旨を示すフラグであり、後述するセンサ監視処理により、メダルが払出される払出
期間外において、例えば、払出センサ34cの検出範囲内にメダル等(メダルや異物等)
が詰まっていること等により、払出センサ34cによりメダル等が検出されたことに基づ
いて、タイマ割込処理によりRAM41cの所定領域に設定される。
または払出エラーフラグに基づいて特定される発生中のエラーの種類に応じたエラー状態
の解除条件が成立したことが特定されるまでエラー状態の制御を行う。エラー処理では、
エラー状態の解除条件として、リセットスイッチ23またはリセット/設定スイッチ38
の操作が検出されることで、エラー状態を解除する旨を示すエラー解除フラグをRAM4
1cの所定領域に設定して、当該エラー処理を終了させるように制御が行われる。エラー
解除フラグが設定されることで、所定の解除条件が成立してエラー処理が終了されたこと
をその後の処理等で判定できるようになっている。
41cの所定領域にエラー解除フラグが設定されているか否かに基づいて、メダル投入払
出エラーチェック処理にてエラー処理が実行された後、エラー状態が解除されたか否かを
判定する(Sc12)。
された後、エラー状態が解除されたと判定した場合は、Sc10のステップに戻り、Sc
10〜Sc12のステップの各処理を再び行う。その後、メダルの投入や払出に関する異
常が検出されない状態で、Sc10〜Sc12のステップの各処理が行われることで、エ
ラー解除フラグが設定されていない状態で、Sc12のステップの処理が行われることと
なる。
合は、メダル投入信号処理を行う(Sc13)。メダル投入信号処理では、メダル投入信
号の遷移に基づいてメダルの投入状況を判定する。そして、正常なメダルの投入が検出さ
れた場合は、賭数の設定やクレジットにメダルを受け付けて、メダル投入信号処理を終了
する。一方、異常なメダルの投入が検出された場合は、エラーコード(E5)を準備して
エラー処理を行う。その後、エラー状態が解除されてエラー処理が終了されることで、メ
ダル投入信号処理を終了する。
受け付ける有効化して、操作が有効化されているスイッチの操作が行われることで、当該
スイッチによる操作を受け付ける操作入力受付処理を行う(Sc14)。
、RAM41cの所定領域に設定されているクレジットが、1以上である場合には、MA
XBETスイッチ6による操作の受け付けを有効化する。また、メダル投入信号の遷移に
基づいてメダルが通過中でないときに、RAM41cの所定領域に設定されている賭数が
規定数である場合には、スタートスイッチ7による操作の受け付けを有効化する。また、
メダル投入信号の遷移に基づいてメダルが通過中でない場合に、精算スイッチ10及び設
定キースイッチ37による操作の受け付けを有効化する。
トスイッチ7の操作が検出された場合には、スタートスイッチ7が操作された旨を示すス
タートフラグを所定レジスタに設定した後、流路切替ソレノイド30をOFF状態として
メダルの流路をメダル払出口9側に切り替える処理を行う。また、設定キースイッチ37
による操作が有効な状態で、設定キースイッチ37による操作が検出された場合には、設
定値表示器24に設定値を表示させる設定値表示処理を行う。また、精算スイッチ10に
よる操作が有効な状態で、精算スイッチ10による操作が検出された場合には、クレジッ
トに記憶されている分のメダルを遊技者に返却する精算処理を行う。また、MAXBET
スイッチ6による操作が有効な状態で、MAXBETスイッチ6による操作が検出された
場合には、クレジットに基づいて可能な範囲で規定数までのメダル枚数を賭数に設定し、
賭数に設定した分のメダル枚数をクレジットから減算する処理を行う。操作が検出された
スイッチ類に応じた処理を行った後、操作入力受付処理を終了させる。
てスタートスイッチ7による有効な操作が検出されたか否かを判定する(Sc15)。所
定のレジスタにスタートフラグが設定されておらず、スタートスイッチ7による有効な操
作が検出されなかったと判定した場合は、Sc16のステップに進み、スタート有効LE
D18の点灯状態を制御するLED表示処理を行う。
7による操作が有効に設定されている状態において、リセットスイッチ23以外のスイッ
チ類の操作が検出されない場合に、スタート有効LED18をON状態(点灯状態)に制
御し、スタートスイッチ7による操作が有効に設定されている状態において、リセットス
イッチ23以外のスイッチ類の操作が検出される場合、及びスタートスイッチ7による操
作が有効に設定されていない場合に、スタート有効LED18をOFF状態(消灯状態)
に制御して、スタート有効LED18の点灯状態によりスタートスイッチ7による操作が
有効であるか無効であるかを報知する。
タートスイッチ7による有効な操作が検出されたと判定した場合は、内部抽選用の乱数値
を乱数回路から取得して、RAM41cの所定領域に設定する(Sc17)。その後、設
定されている賭数を特定可能なメダル投入状態データをRAM41cの所定領域に設定し
(Sc18)、スタート有効LED18をOFF状態(消灯状態)に設定し(Sc19)
、メダル手入れ許可フラグをRAM41cの所定領域からクリアし(Sc20)、遊技補
助表示器12における払出枚数の表示をクリアするように制御して(Sc21)、遊技開
始待ち処理を終了させ、メイン処理に戻る。その後、メイン処理では、Sc17のステッ
プにおいて取得された乱数値を用いて内部抽選が行われ、スタートスイッチ7の操作が検
出されたことに応じてリール2L、2C、2Rの回転が開始されることで、一遊技が開始
されることとなる。
の遊技進行信号が検出されているか否かを判定するメダル投入信号処理や操作入力受付処
理を行うようになっている。そして、メダル投入信号処理では、遊技進行信号として投入
メダルセンサ31a〜31cにより正常なメダルの投入を示すメダル投入信号が検出され
ているか否かを判定することが可能である。また、操作入力受付処理では、遊技進行信号
としてMAXBETスイッチ6等のスイッチ類の操作状況を示す信号が検出されているか
否かを判定することが可能である。
ク処理を行うようになっており、当該メダル投入払出エラーチェック処理において、特定
エラーとして、メダルの投入に関する異常(メダル投入部4からのメダルの投入が許可さ
れている投入許可期間外で、投入メダルセンサ31a〜31cがメダル等を検出するメダ
ルの投入に関する異常)やメダルの払出に関する異常(払出期間外で払出センサ34cが
メダル等を検出するメダルの払出に関する異常)が発生しているか否かを判定し、いずれ
かの異常が発生しているときには、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御するエラー
処理を実行する。
出センサ34c、MAXBETスイッチ6等の各種センサやスイッチ類の信号が検出され
ているか否かが判定されるメダル投入信号処理や操作入力受付処理を最初に行う前に、メ
ダル投入払出エラーチェック処理を実行してメダルの投入や払出に関する異常が発生して
いるかを判定するようになっている。
、メイン処理の先頭の処理、すなわち遊技開始待ち処理に移行するようになっており、遊
技開始待ち処理では、遊技を進行させる投入メダルセンサ31a〜31c、払出センサ3
4c、MAXBETスイッチ6等の各種センサやスイッチ類の信号が検出されているか否
かが判定されるメダル投入信号処理や操作入力受付処理を最初に行う前に、メダル投入払
出エラーチェック処理を実行してメダルの投入や払出に関する異常が発生しているかを判
定するようになっている。
メダルセンサ31a〜31cの検出範囲内にメダル等が詰まっていること等により、メダ
ル投入部4からのメダルの投入が許可されている投入許可期間以外の期間において、投入
メダルセンサ31a〜31cによりメダル等(メダルや異物等)が検出されることで、当
該異常が発生していると判定され、投入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲内に詰ま
っているメダル等を物理的に取り除くことで解消可能である。
等が詰まっていること等により、メダルの払出制御が行われる払出期間以外の期間におい
て、払出センサ34cによりメダル等(メダルや異物等)が検出されることで、当該異常
が発生していると判定され、払出センサ34cの検出範囲内に詰まっているメダル等を物
理的に取り除くことで解消可能である。
込処理が実行されることを待った後、メダル投入払出エラーチェック処理を実行して、メ
ダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定するようになっている。
行される毎に、メダル投入払出エラーチェック処理、メダル投入信号処理、操作入力受付
処理を実行し、メダル投入払出エラーチェック処理において、メダルの投入や払出に関す
る異常が発生しているか否かを判定し、メダル投入信号処理及び操作入力受付処理におい
て、遊技を進行させる投入メダルセンサ31a〜31c、払出センサ34c、MAXBE
Tスイッチ6等の各種センサやスイッチ類の信号が検出されているか否かを判定するよう
になっている。
ル投入払出エラーチェック処理では、メダルの投入や払出に関する異常が発生しているか
否かを判定し、異常が発生しているときには、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御
するエラー処理を実行する。そして、エラー状態が解除されることで、メダル投入払出エ
ラーチェック処理を終了させた後、メダル投入信号処理や操作入力受付処理により最初に
遊技を進行させる各種センサやスイッチ類の信号が検出されているか否かが判定される前
に、再びメダル投入払出エラーチェック処理を実行して、メダルの投入や払出に関する異
常が発生しているか否かを判定するようになっている。
処理を行ってエラー状態に制御した場合には、当該エラー処理を終了する際に、エラー状
態を解除する旨を示すエラー解除フラグをRAM41cの所定領域に設定することで、エ
ラー状態に移行された後、当該エラー状態が解除されたことを、当該エラー処理の終了後
の処理において判定できるようになっている。
41cの所定領域にエラー解除フラグが設定されているか否かを判定し、当該エラー解除
フラグが設定されている場合には、割込み1回待ち処理を行った後、再びメダル投入払出
エラーチェック処理を行うことで、メダル投入払出エラーチェック処理によりエラー処理
が一度行われた場合には、当該エラー処理の終了後に割込み1回待ち処理を行って、投入
メダルセンサ31a〜31cや払出センサ34c等の検出状態を更新した後、メダル投入
信号処理や操作入力受付処理を最初に行う前に、再び、メダル投入払出エラーチェック処
理を行ってメダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定するようになっ
ている。
41cの所定領域にエラー解除フラグが設定されているか否かを判定し、当該エラー解除
フラグが設定されていない場合に、メダル投入信号処理や操作入力処理を行うようになっ
ており、メダル投入払出エラーチェック処理によりエラー処理が行われた後、メダル投入
信号処理や操作入力受付処理を最初に行う前に、再びメダル投入払出エラーチェック処理
が行われるような場合であって、最後のメダル投入払出エラーチェック処理においてエラ
ー処理が行われない場合、すなわちメダルの投入や払出に関する異常が発生していない状
態となった場合に、メダル投入信号処理や操作入力処理により、遊技を進行させる各種セ
ンサやスイッチ類の信号が検出されているか否かを判定させることができるようになって
いる。
次に、本実施例のメイン制御部41が遊技開始待ち処理から呼び出して行うメダル投入
信号処理の制御内容について、図7に基づいて説明する。尚、メダル投入信号処理は、遊
技プログラムに含まれており、遊技プログラムに含まれる遊技開始待ち処理において呼び
出されるサブルーチンである。
手入れ許可設定処理においてメダル投入部4からのメダルの投入を許可する旨を示すメダ
ル手入れ許可フラグが設定されているか否かを判定する(Sd1)。そして、メダル手入
れ許可フラグが設定されていない場合は、メダル投入信号処理を終了して、呼び出し元の
遊技開始待ち処理に戻る。一方、メダル手入れ許可フラグが設定されている場合は、RA
M41cの所定領域に設定されているメダル投入信号状態遷移データを参照する(Sd2
)。メダル投入信号状態遷移データは、投入メダルセンサ31a〜31cの検出信号(以
下、メダル投入信号と呼ぶ場合がある)の状態の遷移を特定可能なデータであり、非遊技
プログラムに含まれるメダルセンサチェック処理により、投入メダルセンサ31a〜31
cの入力データ等に基づいて所定のタイミングで更新されて、RAM41cの非遊技RA
M領域の所定領域に設定されている。
、メダルセレクタ29における投入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲を、メダル投
入部4から投入されたメダルが通過中であるか否かを判定する(Sd3)。投入メダルセ
ンサ31a〜31cの検出範囲をメダルが通過中でないと判定した場合は、流路切替ソレ
ノイド30をON状態に制御して(Sd4)、メダル投入部4から投入されたメダルがメ
ダルセレクタ29内のメダル流入流路29a及びメダル受入流路29bを流下してホッパ
ータンクに導かれるように、メダル投入部4から投入されたメダルの流路をスロットマシ
ン1の内部に設けられたホッパータンク側に切替えるように制御する。その後、メダル投
入部4からメダルを投入可能である旨を示す投入要求LED17をON状態に制御し(S
d5)、メダル投入信号無視タイマをクリアする(Sd6)。
る際に、少なくとも流路切替ソレノイド30をOFF状態とする制御信号の出力を設定し
てから、当該流路切替ソレノイド30が作動してメダル投入部4から投入されたメダルの
流路がメダル払出口9側に実際に切り替えられるまでの切替時間の経過を計時して、切替
時間の計時中には所定処理においてメダル投入信号を無視するように制御するためのタイ
マである。メダル投入信号無視タイマには、メダルの流路を切り替えるために流路切替ソ
レノイド30の制御信号の出力が設定された際に、少なくとも流路切替ソレノイド30の
制御信号の出力設定を行ってから実際にメダルの流路が切り替えられるまでの所定時間(
本実施例では、504ミリ秒)が設定される。その後、タイマ割込み処理(メイン)によ
りメダル投入信号無視タイマが減算されて更新され、0となることで切替時間が経過した
ことを特定できるようになっている。
中であると判定した場合、及びSd6のステップにおいてメダル投入信号無視タイマをク
リアした後は、メイン制御部41が備えるレジスタのうち演算結果が格納されるフラグレ
ジスタの値を、遊技RAM領域の遊技スタック領域に所定の順序で記憶させることで退避
させた後(Sd7)、タイマ割込みを禁止に設定し(Sd8)、非遊技プログラムに含ま
れるメダルセンサ処理を行った後(Sd9)、タイマ割込みを許可に設定し(Sd10)
、Sd7のステップにおいて退避させたレジスタの値を、退避させるときと逆の順序で遊
技スタック領域から順次読み出してフラグレジスタに設定することで、当選情報出力処理
を行う前の状態にフラグレジスタを復帰させる(Sd11)。
ックポインタSPが示すアドレスの値を非遊技RAM領域の所定領域に記憶させて退避さ
せる。その後、当該スタックポインタSPの値として非遊技スタック領域の所定アドレス
(前回の非遊技プログラムの終了時に記憶されたアドレス)を設定することで、スタック
ポインタSPを非遊技プログラム用に設定する。そして、メイン制御部41が備えるすべ
てのレジスタの値を非遊技スタック領域に所定の順序で記憶させることで退避させる。
ル投入信号状態遷移データが正常である場合には、メダルが投入メダルセンサ31a〜3
1cの検出範囲を正常に通過した旨を示すメダル通過状態参照データ(正常通過)または
メダルが投入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲を通過し始めたことを検知した旨を
示すメダル通過状態参照データ(メダル検知)、投入メダルセンサ31a〜31cの検出
範囲でのメダルの通過状態が前回の判定時から変化していない旨を示すメダル通過状態参
照データ(変化なし)をRAM41cの非遊技RAM領域の所定領域に設定する。その後
、投入メダルセンサ31a〜31cの入力データに基づいてメダル投入信号状態遷移デー
タを更新する。一方、メダル投入信号状態遷移データに異常がある場合には、メダル投入
信号に関する異常が検出された旨を示すエラーコード(E5)を特定可能なメダル関連エ
ラーデータを非遊技RAM領域の所定領域に設定する等の処理を行う。また、メダルが投
入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲を通過し始めたことを検知することで、非遊技
RAM領域に設定されているメダル通過時間タイマによる計時を新たに開始させるように
設定し、メダルが投入メダルセンサ31a〜31cの検出範囲を正常に通過したことを検
知することで、メダル通過時間タイマによる計時を終了させるように設定する。
ク領域から順次読み出して、メダルセンサ処理を開始したときの状態にすべてのレジスタ
を復帰させる。その後、メダルセンサ処理を開始した際に非遊技RAM領域の所定領域に
退避させたスタックポインタSPの値を、スタックポインタSPに設定することで、メダ
ルセンサ処理を開始したときの状態にスタックポインタSPを復帰させて、メダルセンサ
処理を終了させる。
域を参照してメダル関連エラーデータを所定のレジスタに読み込み(Sd12)、エラー
コード(E5)が設定されているか否かを判定する(Sd13)。そして、エラーコード
(E5)が設定されている場合すなわちメダル関連エラーデータが所定のレジスタに読み
込まれて、エラーコード(E5)が所定のレジスタに準備されている場合には、エラー処
理を行って(Sd14)、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御する。
スタに準備されているエラーコード(E5)を特定可能なエラーコマンドをサブ制御部9
1に対して送信し、当該エラーコード(E5)をRAM41cの所定領域にその他の処理
でも参照可能なエラーフラグとして設定する。また、当該エラーコード(E5)を遊技補
助表示器12に表示させるように制御する。その後は、所定のレジスタに準備されている
エラーコード(E5)に応じたエラー状態の解除条件が成立したことが特定されるまでエ
ラー状態の制御を行う。エラーコード(E5)が所定のレジスタに準備されてエラー状態
に移行された場合には、エラー状態の解除条件として、投入メダルセンサ31a〜31c
の検出状態がOFF状態であり、かつリセット/設定スイッチ38またはリセットスイッ
チ23がON状態となったことが成立するまで、遊技を進行させる制御を行わずに待機す
る。そして、当該解除条件が成立することで、エラー解除フラグをRAM41cの所定領
域に設定するとともに、エラー状態を解除する旨を示すエラーコマンド(解除)をサブ制
御部91に対して送信し、エラー処理を終了させてメダル投入信号処理に戻る。
定されていないと判定した場合、及びSd14のステップのエラー処理が終了した後は、
RAM41cの非遊技RAM領域の所定領域に設定されているメダル通過状態参照データ
を参照して(Sd15)、メダル通過状態参照データの内容を判定する(Sd16、Sd
17)。
ると判定した場合は、メダル投入信号処理を終了して遊技開始待ち処理に戻る。一方、S
d16のステップにおいて、メダル通過状態参照データ(変化なし)が設定されていない
と判定し、Sd17のステップにおいて、メダル通過状態参照データ(メダル検知)が設
定されていると判定した場合は、Sd18のステップに進み、Sd17のステップにおい
て、メダル通過状態参照データ(正常通過)が設定されており、メダル通過状態参照デー
タ(メダル検知)が設定されていないと判定した場合には、Sd21のステップへ進む。
ると判定した場合には、投入状況判定処理を行う(Sd18)。投入状況判定処理では、
RAM41cの所定領域に設定されている現在のクレジット数を計数するクレジットカウ
ンタを参照し、当該クレジットカウンタの値がスロットマシン1のクレジットの最大値(
本実施例では、50)より1少ない状況、すなわち次に受け付けるメダルがクレジットに
加算可能な最終メダルとなる状況であるか否かを判定する。そして、次に受け付けるメダ
ルがクレジットに加算可能な最終メダルであるか否かを特定可能な最終受付フラグを所定
のレジスタに設定して、投入状況判定処理を終了する。
れている最終受付フラグに基づいて、次に受け付けるメダルがクレジットに加算可能な最
終メダルであると判定される場合には、メダルブロッカオフ処理を行って(Sd20)、
流路切替ソレノイド30をOFF状態に設定することで、メダル投入部4から投入された
メダルの流路をホッパータンク側からメダル払出口9側に切り替えて、投入メダルセンサ
31cにより検出されているメダルより後にメダル投入部4に投入されたメダルを、メダ
ル返却流路29cを介してメダル払出口9から返却するように制御する。
後、遊技RAM領域に設定されているメダル投入信号状態遷移データを参照して、投入メ
ダルセンサ31a〜31cの検出範囲をメダルが通過中か否かを判定し、当該検出範囲を
メダルが通過中である場合には、上述のメダル投入信号無視タイマに所定値(本実施例で
は、504ミリ秒に対応する値)を設定して、メダル投入信号無視タイマによる所定時間
の計時を開始させる。これにより、メダルブロッカオフ処理の終了後から所定時間にわた
り後述のセンサ監視処理において、メダル投入信号の状態にかかわらず、メダル投入信号
の異常が判定されてセンサエラー参照データ(投入メダルセンサ)が設定されるようなこ
とがないようになっている。
理を終了させて遊技開始待ち処理に戻る。一方、最終受付フラグに基づいて、次に受け付
けるメダルがクレジットに加算可能な最終メダルでないと判定される場合には、メダルブ
ロッカオフ処理を行わずにメダル投入信号処理を終了させて遊技開始待ち処理に戻る。
、メダル通過状態参照データ(正常通過)が設定されていないと判定した場合には、ポー
ト入力バッファの所定領域を参照して、投入メダルセンサ31bの確定データを取得し(
Sd21)、当該確定データがON状態であるか否かを判定する(Sd22)。そして、
投入メダルセンサ31bの確定データがON状態であると判定した場合は、ポート入力バ
ッファの所定領域を参照して、投入メダルセンサ31cの入力データを取得し(Sd23
)、当該入力データがOFF状態であるか否かを判定する(Sd24)。
判定した場合、及び、投入メダルセンサ31bの確定データがON状態であり、かつ、S
d20のステップにおいて当該投入メダルセンサ31bの入力データがOFF状態でない
と判定した場合、すなわちメダル受入流路29bをメダルが通過中である場合または当該
メダル受入流路29bにメダルがない場合には、メダル投入信号処理を終了させる。一方
、Sd22のステップにおいて投入メダルセンサ31bの確定データがON状態であると
判定し、かつ、Sd24のステップにおいて当該投入メダルセンサ31bの入力データが
OFF状態である判定した場合、すなわちメダル受入流路29bにおいて投入メダルセン
サ31cがメダルを検出可能な検出位置をメダルが通過し終えたときである場合には、メ
ダル投入処理を行う(Sd25)。
数を参照して、規定数の賭数が設定されているか否かを判定する。そして、規定数の賭数
が設定されていない場合には、現在の賭数に1加算し、既に、規定数の賭数が設定されて
いる場合には、クレジットカウンタに1加算する。
を行って(Sd26)、クレジットカウンタに基づいてクレジットの値が最大値(本実施
例では、50)に達していない場合に、メダル投入部4からのメダルの投入を許可する旨
を示すメダル手入れ許可フラグをRAM41cの所定領域に設定する。
フラグが設定されていない場合は、メダル投入信号無視タイマに予め定められた所定値(
本実施例では、504ミリ秒に対応する値)を設定してメダル投入信号無視タイマによる
所定時間の計時を開始させた後(Sd28)、メダル投入信号処理を終了させる。一方、
メダル手入れ許可フラグが設定されている場合は、メダル投入信号無視タイマの設定を行
わずに、メダル投入信号処理を終了させる。尚、メダル投入信号無視タイマは、Sd28
のステップにおいて所定値(本実施例では、504ミリ秒に対応する値)が設定された後
、所定時間毎に減算されて、予め定められた所定時間(本実施例では4.1秒)が経過し
たときに、0となるようになっておりメダル投入信号無視タイマが0か否かに基づいて所
定時間が経過したか否かを判定できるようになっている。
図8に示すように、非遊技プログラムに含まれるメダルセンサ処理におけるメダル投入
信号状態遷移が正しいか否かの判定では、投入メダルセンサ1〜3(投入メダルセンサ3
1a〜31c)により当該投入メダルセンサ1〜3の検出範囲をメダルが通過し始めたこ
とが検出される際には、投入メダルセンサ1(投入メダルセンサ31a)がOFF状態か
らON状態となった後、投入メダルセンサ2(投入メダルセンサ31b)がOFF状態か
らON状態となり、その後、投入メダルセンサ3(投入メダルセンサ31b)がOFF状
態からON状態となる遷移が、メダル投入信号遷移状態データに基づいて特定される場合
に、メダル投入信号状態遷移が正しいと判定されるようになっている。
が通過したことが検出される際には、投入メダルセンサ1がON状態からOFF状態とな
った後、投入メダルセンサ2がON状態からOFF状態となり、その後、投入メダルセン
サ3がON状態からOFF状態となる遷移が、メダル投入信号遷移状態データに基づいて
特定される場合、及び投入メダルセンサ1がON状態からOFF状態となった後、投入メ
ダルセンサ3がON状態からOFF状態となり、その後、投入メダルセンサ2がON状態
からOFF状態となる遷移が、メダル投入信号遷移状態データに基づいて特定される場合
に、メダル投入信号状態遷移が正しいと判定されるようになっている。
おり、かつ投入メダルセンサ1〜3のいずれかがON状態であると判定されることで、メ
ダル通過状態参照データ(検知)が設定されることとなる。すなわち、投入メダルセンサ
1〜3のうち投入メダルセンサ1が最初にOFF状態からON状態に変化する場合に、メ
ダル投入信号遷移状態データが正しいと判定されるので、メダル投入信号遷移状態データ
が正しいと判定されており、かつ投入メダルセンサ1がON状態となったときに、メダル
通過状態参照データ(検知)が設定されることとなる。
サ1〜3のすべてがON状態であると判定されることで、メダル通過状態参照データ(正
常通過)が設定されることとなる。すなわち、投入メダルセンサ1〜3のうち投入メダル
センサ2が最後にON状態からOFF状態に変化する場合、及び投入メダルセンサ3が最
後にON状態からOFF状態に変化する場合に、メダル投入信号遷移状態データが正しい
と判定されるので、メダル投入信号遷移状態データが正しいと判定されており、かつ投入
メダルセンサ2及び3がOFF状態となったときに、メダル通過状態参照データ(正常通
過)が設定されることとなる。
テップによりメダル通過状態参照データ(正常通過)が設定されていると判定した後に、
Sd21〜Sd24のステップにより投入メダルセンサ1〜3の入力データがON状態か
らOFF状態となったことが特定される場合に、その後のメダル投入処理等に進むように
なっている。すなわち、メダルセンサチェック処理によりメダル通過状態参照データ(正
常通過)が設定された際に、投入メダルセンサ2または3のON状態からOFF状態への
立下りが検出されることで、正常なメダルの投入が検出されるようになっている。
本実施例のメイン制御部41が行うタイマ割込み処理(メイン)の制御内容について、
図9に基づいて説明する。尚、タイマ割込み処理(メイン)は、遊技プログラムに含まれ
るサブルーチンである。
レジスタを交換した後(Se1)、タイマ割込を禁止に設定し(Se2)、電断が発生し
ているか否かを判定する電断判定処理を行う(Se3)。電断判定処理では、スロットマ
シン1が備える各電気機器等に電力を供給するための電源ボックスから出力される出力電
圧が予め定められた所定の閾値より低下した状態が、予め定められた所定期間以上にわた
り継続されているか否かを判定し、当該出力電圧が所定の閾値より低下した状態が所定期
間(本実施例では、連続する2回のタイマ割込みが行わる期間)以上にわたり継続してい
ると判定した場合は、スロットマシン1への電力供給が停止されて電断が発生していると
判定して、その旨を示す電断フラグをRAM41cの所定領域に設定して、当該電断判定
処理を終了する。一方、電源ボックスの出力電圧が所定の閾値より低下した状態が所定期
間(本実施例では、連続する2回のタイマ割込みが行わる期間)以上にわたり継続してい
ないと判定した場合は、スロットマシン1への電力供給が正常に継続されているので、電
断フラグを設定せずに、電断判定処理を終了する。
されているか否かを判定し(Se4)、電断フラグが設定されていると判定した場合には
、電断処理を行う。
Pにより示される遊技スタック領域の現在のアドレス、遊技RAM領域の所定領域の内容
を、バックアップ電源によりバックアップされている遊技RAM領域の所定領域に記憶さ
せることで退避させる。尚、バックアップ電源によりバックアップされている遊技RAM
領域は、スロットマシン1への電力供給が停止しても、バックアップ電源により電力が供
給される限り当該遊技RAM領域の記憶内容が保存されるようになっている。
して出力状態をOFF状態にする。また、RAM41cの所定領域に破壊診断用データ、
RAM41cのパリティ調整用データを、バックアップ電源によりバックアップされてい
る遊技RAM領域の所定領域に設定する。その後、RAM41cへのアクセスを禁止に設
定し、ループ処理に入る。この状態で、電源ボックスの出力電圧が、メイン制御部41の
動作に必要な電圧よりも低下すると、メイン制御部41は内部的に動作停止状態になる。
ジスタの値が退避されるとともに、RAM41cの遊技RAM領域の所定領域の内容もバ
ックアップ電源が供給されることで保持されることで、スロットマシン1への電力供給が
再開された際に実行される初期設定処理において、電断前の制御状態に復帰させることが
できるようになっている。
処理により制御されるゲームの進行段階に応じて各種制御を行うための処理(例えば、各
種センサやスイッチ類の入力データ等の更新に関するポート入力処理、投入メダルセンサ
31a〜31cや払出センサ34cの検出信号の遷移に異常があるか否かを判定するセン
サ監視処理、メダル通過時間タイマを更新するメダル通過時間タイマ更新処理、出力ポー
トに接続された各種LED等の表示器(例えば、クレジット表示器11等)をダイナミッ
ク点灯させるLEDダイナミック表示処理等)を順次実行する。
ば、ポート入力処理(Se6)や、センサ監視処理、メダル通過時間タイマ更新処理、L
EDダイナミック表示処理等を実行する。
力される各種センサやスイッチ類の検出状態に基づいて、各種センサやスイッチ類毎に入
力データ、確定データ、エッジデータ(ONエッジデータ及びOFFエッジデータ)を各
々生成して、各データをRAM41cの所定領域に設けられたポート入力バッファの所定
領域に設定する。ポート入力バッファに設定された各種センサやスイッチ類の入力データ
、確定データ、エッジデータは、上述のメイン処理の遊技開始時待ち処理において行われ
る操作入力受付処理等の各種処理にて参照され、センサやスイッチ類の入力状況に応じて
ゲームの進行に関する処理が行われることとなる。
されていない期間、すなわちメダル投入部4からのメダルの投入が許可されている期間外
において、投入メダルセンサ31a〜31cによりメダル等が検出されたか否かを判定し
、投入メダルセンサ31a〜31cによりメダル等が検出された場合に、メダルの投入に
関する異常が発生している旨を示すセンサエラー参照データを非遊技RAM領域の所定領
域に設定する。また、上述のメイン処理により実行される遊技終了時設定処理により小役
の入賞に伴いメダルを払い出す払出制御が行われている期間外において、払出センサ34
cによりメダル等が検出されたか否かを判定し、払出センサ34cによりメダル等が検出
された場合に、メダルの払出に関する異常が発生している旨を示すセンサエラー参照デー
タを非遊技RAM領域の所定領域に設定する。
にタイマ割込処理において行われる遊技プログラムに含まれる所定処理により参照され、
当該所定処理により、設定されているセンサエラー参照データに基づいて特定される異常
に応じて、投入エラーフラグ、払出エラーフラグが遊技RAM領域の所定領域に設定され
る。そして、当該投入エラーフラグ、払出エラーフラグは、上述のメダル投入払出エラー
チェック処理において参照され、投入エラーフラグ、払出エラーフラグが設定されている
場合には、対応するエラー状態に制御されることとなる。
イマによる計時を開始する旨が設定された後、当該計時を終了させる旨が設定されるとき
までの期間にわたり、メダル通過時間タイマ更新処理が実行される毎に、メダル通過時間
タイマの値に所定値を加算することで更新する。
レジット表示器11、遊技補助表示器12、1〜3BETLED14〜16、投入要求L
ED17、スタート有効LED18、ウェイト中LED19、リプレイ中LED20等)
の点灯状態をメイン処理等の各処理による設定に応じてダイナミック点灯させるための点
灯信号を設定し、各種LED等の表示器に対して送信するように制御する。これにより、
各種LED等の表示器が所定点灯態様に制御されることとなる。
において行う複数の処理が全て終了した後は、すべての表レジスタと裏レジスタを交換し
(Se7)、タイマ割込を許可に設定して(Se8)、タイマ割込み処理を終了させて、
当該タイマ割込み処理が開始されたときのメイン処理に復帰させる。
された投入メダルセンサ31a〜31cや払出センサ34c、MAXBETスイッチ6等
の各種センサやスイッチ類の検出状況を取得して、これら各種センサやスイッチ類の入力
データ、確定データ、エッジデータを更新するポート入力処理を実行するようになってい
る。これにより、上述の遊技開始待ち処理における割込1回待ち処理が行われて、タイマ
割込処理が行われる毎に、各種センサやスイッチ類の入力データ、確定データ、エッジデ
ータが更新されるようになっている。
従来の遊技機であるスロットマシンでは、割込処理でエラーの検出を行い、その検出結
果に基づいて遊技の進行を不能化するエラー状態に制御する構成のものがある。このよう
な構成では、エラー状態が解除した後、遊技を進行させるための信号の検出があるか否か
の判定が、エラーの検出よりも先に行われると、エラーの原因が解消していない状況であ
っても遊技が進行してしまう虞がある。
投入信号処理、操作入力受付処理において、遊技を進行させるための遊技進行信号、例え
ば、メダル投入信号、MAXBETスイッチ6の検出信号が検出されているか否かを判定
することが可能であり、メダル投入払出エラーチェック処理を実行することで、特定エラ
ーとして、メダル投入部4からのメダルの投入が許可されている投入許可期間外で、投入
メダルセンサ31a〜31cがメダル等を検出するメダルの投入に関する異常や、払出期
間外で払出センサ34cがメダル等を検出するメダルの払出に関する異常、が発生してい
るか否かを判定し、いずれかの異常が発生しているときには、遊技の進行を不能化するエ
ラー状態に制御するエラー処理を実行することが可能な構成であり、メダル投入払出エラ
ーチェック処理によりエラー処理を行ってエラー状態に制御した場合に、当該エラー状態
が解除された後、メダル投入信号処理、操作入力受付処理により最初に遊技進行信号が検
出されているか否かが判定される前に、再度メダル投入払出エラーチェック処理を実行し
て、特定エラーが発生しているか否かを判定する構成である。
の原因が解消しないままエラー状態が解除された場合に、特定エラーが解消されていない
場合でも遊技が進行可能となるが、このような場合でも、エラー状態が解除された後、最
初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に、メダル投入払出エラーチェ
ック処理が実行されて、特定エラーが発生しているか否かが判定され、特定エラーが発生
していると判定された場合には、遊技進行信号が検出されて遊技が進行する前に再びエラ
ー状態に制御されることとなり、特定エラーの原因が解消していないにも関わらず遊技が
進行してしまうことがなく、エラーが確実に解消した状態で遊技を進行させることができ
る。
て、メダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定し、当該異常が発生し
ている場合に、エラー処理を行う構成であるが、メダル投入払出エラーチェック処理にお
いて、メダルの投入や払出に関する異常以外の異常、例えば、満タンセンサ35aの検出
状態に基づいてオーバーフロータンク35の内部に貯留されたメダルが満タン状態となる
異常等、が発生しているか否かを判定し、当該異常が発生している場合に、エラー処理を
行う構成としても良い。メダル投入払出エラーチェック処理において、オーバーフロータ
ンク35が満タン状態となっているか否かを判定して、満タン状態となっている場合に、
エラー処理を行う構成では、当該エラー処理を終了する際に、エラー解除フラグを設定し
、その後、当該エラー解除フラグに基づいてエラー状態が解除された旨が特定されること
で、割込1回待ち処理を行った後、再びメダル投入払出エラーチェック処理を行い、最後
に行われたメダル投入払出エラーチェック処理の後に、エラー解除フラグが設定されてい
ない場合、すなわちオーバーフロータンク35が満タン状態となる異常が発生していない
場合に、メダル投入信号処理や操作入力処理を行う構成とすることで、当該異常の原因が
確実に解消されている状態で、メダル投入信号処理や操作入力処理を行わせることができ
る。尚、オーバーフロータンク35の内部に貯留されたメダルが満タン状態となる異常は
、満タンセンサ35aにより検出されているメダル等を物理的に取り除くことで解消可能
な異常、すなわち物理的に解消する必要のある事象が生じたことにより発生するエラーで
ある。
処理や操作入力受付処理により最初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される
前に、メダル投入払出エラーチェック処理を実行して特定エラーが発生しているか否かを
判定する構成であり、メダル投入払出エラーチェック処理において、特定エラーとして、
メダルの払出に関する異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生しているときには
、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御するエラー処理を実行することが可能であり
、特定エラーであるメダルの払出に関する異常は、払出センサ34cの検出範囲内に詰ま
っているメダル等を物理的に取り除くことで解消可能な異常、すなわち物理的に解消する
必要のある事象が生じたことにより発生するエラーである。
は、払出センサ34cの検出範囲内に詰まっているメダル等を物理的に取り除くことで特
定エラーの原因を物理的に解消可能であり、初期設定処理にて遊技の進行に関する制御状
態を初期化した後、最初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に、メダ
ル投入払出エラーチェック処理を実行して特定エラーが発生しているか否かを判定するの
で、特定エラーの原因が物理的に解消していないにも関わらず遊技が進行してしまうこと
がなく、エラーが確実に解消した状態で遊技を進行させることができる。
行するメイン処理と、一定時間間隔(本実施例では、約0.56ミリ秒)毎に所定の処理
を行うタイマ割込処理と、を実行可能であり、タイマ割込処理において、遊技制御基板4
0に接続された投入メダルセンサ31a〜31cや払出センサ34cの検出状態を取得す
るポート入力処理を実行し、メイン処理に含まれる遊技開始待ち処理において、割込1回
待ち処理を実行して少なくとも1回のタイマ割込処理が実行されることを待った後、メダ
ル投入払出エラーチェック処理を実行して、特定エラーとしてメダルの投入や払出に関す
る異常が発生しているか否かを判定する構成である。
力処理によって投入メダルセンサ31a〜31cや払出センサ34cの最新の検出状態が
取得された後に、メダル投入払出エラーチェック処理を実行することで、最新の状態で特
定エラーとしてメダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定することが
できる。
理を行ってエラー状態に制御した後、当該エラー状態を解除する際に、エラー解除フラグ
をRAM41cの所定領域に設定する構成であり、メダル投入払出エラーチェック処理が
終了された後に、エラー解除フラグが設定されていることによりエラー状態が解除された
と判定される場合には、割込1回待ち処理を実行して、少なくとも1回のタイマ割込処理
が実行されることを待った後、再びメダル投入払出エラーチェック処理を行って、特定エ
ラーとして、メダルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定する構成であ
る。
われるメダル投入払出エラーチェック処理において、最新の状態で特定エラーが発生して
いるか否かを判定することができる。
イマ割込処理において、遊技制御基板40に接続された投入メダルセンサ31a〜31c
や払出センサ34c、MAXBETスイッチ6等のスイッチ類の検出状況を取得するポー
ト入力処理を実行し、メイン処理に含まれる遊技開始待ち処理において、割込1回待ち処
理を実行して1回のタイマ割込処理が実行される毎に、メダル投入払出エラーチェック処
理、メダル投入信号処理、操作入力受付処理を実行することで、タイマ割込処理が実行さ
れる毎に、メダル投入払出エラーチェック処理において、メダルの投入や払出に関する異
常が発生しているか否かを判定し、メダル投入信号処理及び投入操作入力受付処理におい
て、遊技進行信号が検出されているか否かを判定する構成である。
ンサ31a〜31c、払出センサ34c、MAXBETスイッチ6等のスイッチ類の検出
状態が取得され、最新の状態に更新される毎に、特定エラーが発生しているか否かを判定
すること、遊技進行信号が検出されているか否かを判定することができる。
後、遊技を進行させるためのメイン処理に移行し、メイン処理において遊技を進行させる
ための信号が検出されることで、遊技を進行させるようにした構成のものがある。このよ
うな構成では、エラーの中にはメダル詰まりなど解消する作業を行わなければ根本的な解
決にならないものもあり、エラーが生じた状態のまま起動時に初期化条件が成立すること
でエラーも初期化されると、初期化された後、遊技を進行させるための信号が検出されて
遊技が進行してしまうと、エラーが解消しないまま遊技が進行してしまう虞がある。
制御部41を備え、当該メイン制御部41は、メダル投入信号処理を実行することで、遊
技を進行させるための遊技進行信号として、投入メダルセンサ31a〜31cにより正常
なメダルの投入を示すメダル投入信号が検出されているか否かを判定することが可能であ
り、操作入力受付処理を実行することで、遊技を進行させるための遊技進行信号として、
MAXBETスイッチ6等のスイッチ類の操作状況を示す信号が検出されているか否かを
判定することが可能であり、メダル投入払出エラーチェック処理を実行することで、メダ
ルの投入や払出に関する異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生しているときに
は、遊技の進行を不能化するエラー状態に制御するエラー処理を実行することが可能であ
り、初期設定処理を実行することで、設定変更処理に移行させ、設定変更操作が行われる
ことで初期化条件が成立したときに、RAM41cに記憶されているエラー状態を含む遊
技の進行に関する制御状態を初期化することが可能な構成であり、メイン制御部41は、
初期設定処理において遊技の進行に関する制御状態を初期化した後、遊技開始待ち処理の
メダル投入信号処理や操作入力受付処理において遊技進行信号が検出されているか否かが
判定される前に、メダル投入払出エラーチェック処理を実行して特定エラーが発生してい
るか否かを判定する構成である。
の原因が解消しないまま初期化条件が成立した場合でも、遊技に関する制御状態が初期化
されることに伴ってエラー状態も初期化されてしまうこととなるが、このような場合でも
、初期設定処理において遊技に関する制御状態が初期化された後、最初に遊技進行信号が
検出されているか否かが判定される前に、メダル投入払出エラーチェック処理が実行され
ることで、特定エラーが発生しているか否かが判定され、特定エラーが発生していると判
定された場合には、遊技進行信号が検出されて遊技が進行する前に、再びエラー処理が実
行されてエラー状態に制御されることとなり、特定エラーの原因が解消していないにも関
わらず遊技が進行してしまうことがなく、特定エラーが確実に解消した状態で遊技を進行
させることができる。
ラーチェック処理において、メダル投入部4からのメダルの投入が許可されている期間外
において、投入メダルセンサ31a〜31cによりメダル等が検出された場合や、メダル
の払出制御が行われている期間外において、払出センサ34cによりメダル等が検出され
た場合に、メダルの投入や払出に関する異常が発生していると判定して、エラー状態に制
御する構成であるが、メダル投入払出エラーチェック処理では、メダルセレクタ29内に
メダル等が詰まっており、投入メダルセンサ31a〜31cにより所定時間以上の期間に
わたりメダル等の検出状態が継続されたことに基づいて、メダルの投入に関する異常が発
生していると判定する構成や、メダル払出口9の付近にメダル等が詰まっており、払出セ
ンサ34cにより所定時間以上の期間にわたりメダル等の検出状態が継続されたことに基
づいて、メダルの払出に関する異常が発生していると判定する構成、投入メダルセンサ3
1a〜31cの検出信号の遷移に異常が検出されたことに基づいて、メダルの投入に関す
る異常が発生していると判定する構成、払出センサ34cの検出信号の遷移に異常が検出
されたことに基づいて、メダルの払出に関する異常が発生していると判定する構成でも良
い。
変更操作が行われることで、初期化条件が成立したときに、特定エラーが発生しているか
否かに関わらず、RAM41cに記憶されている遊技の進行に関する制御状態を初期化す
る構成である。
消することから、初期化条件が成立したときに、特定エラーが発生しているか否かに関わ
らず、遊技の進行に関する制御状態を初期化することで、初期化に係る制御を簡素化でき
る。
化した後、遊技開始待ち処理において実行されるメダル投入信号処理や操作入力受付処理
により最初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に、メダル投入払出エ
ラーチェック処理を実行して特定エラーが発生しているか否かを判定する構成であり、メ
ダル投入払出エラーチェック処理において、特定エラーとして、メダルの払出に関する異
常が発生しているか否かを判定し、異常が発生しているときには、遊技の進行を不能化す
るエラー状態に制御するエラー処理を実行することが可能であり、特定エラーであるメダ
ルの払出に関する異常は、払出センサ34cの検出範囲内に詰まっているメダル等を物理
的に取り除くことで解消可能である。
は、払出センサ34cの検出範囲内に詰まっているメダル等を物理的に取り除くことで特
定エラーの原因を物理的に解消可能であり、初期設定処理にて遊技の進行に関する制御状
態を初期化した後、最初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に、メダ
ル投入払出エラーチェック処理を実行して特定エラーが発生しているか否かを判定するの
で、特定エラーの原因が物理的に解消していないにも関わらず遊技が進行してしまうこと
がなく、エラーが確実に解消した状態で遊技を進行させることができる。
と、遊技の進行に係わらない非遊技プログラムが記憶される非遊技プログラム領域と、が
それぞれ別個にROMに割り当てられた構成のものがある。このような構成では、非遊技
プログラムにおいてメダルの通過の不正を検知しているが、遊技プログラムにおいては投
入されたメダルの通過のみを判定しているため、非遊技プログラムが正常に動作しなかっ
た場合に、不正が行われていてもメダルの通過が判定されてしまう虞がある。
記憶領域を有するROM41bと、当該ROM41bに記憶されたプログラムに基づいて
制御を行うメイン制御部41と、を備え、ROM41bの記憶領域は、遊技の進行に係る
遊技プログラムが記憶される遊技プログラム領域と、遊技プログラムによって呼び出され
るプログラムであり、遊技の進行に係わらない非遊技プログラムが記憶される非遊技プロ
グラム領域と、を含み、遊技プログラムにおいて第1条件として、投入メダルセンサ31
bまたは31cの確定データがON状態であり、かつ入力データがOFF状態であること
、すなわち入力データがON状態からOFF状態に変化したことが成立することで、遊技
媒体であるメダルの通過を検出する第1検出処理(メダル投入信号処理)を行い、非遊技
プログラムにおいて第2条件として、投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態に基づ
いて特定されるメダル投入信号状態遷移データが正常であり、かつ投入メダルセンサ31
bまたは31cの確定データがON状態からOFF状態に変化したことが成立することで
遊技媒体であるメダルの通過を検出する第2検出処理(メダルセンサチェック処理)を行
い、遊技プログラムでは、第1検出処理及び第2検出処理の双方で遊技媒体の通過が検出
されたときに賭け数及びクレジットに加算する遊技媒体が通過したことを判定する構成で
ある。
域と、遊技プログラムによって呼び出されるプログラムであり、遊技の進行に係わらない
非遊技プログラムが記憶される非遊技プログラム領域と、が別個に割り当てられた構成に
おいて、遊技プログラムにおいて第1条件が成立することで遊技媒体の通過を検出する第
1検出処理、及び遊技プログラムにおいて第2条件が成立することで遊技媒体の通過を検
出する第2検出処理の双方で遊技媒体の通過が検出されたときに遊技媒体の通過を判定す
るので、遊技プログラムの容量を増やすことなく、遊技媒体の通過を適切に判定すること
ができる。
cの確定データがON状態であり、かつ入力データがOFF状態であることが成立するこ
とで、遊技媒体であるメダルの通過を検出する第1検出処理(メダル投入信号処理)を行
い、第2条件として、投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態に基づいて特定される
メダル投入信号状態遷移データが正常であり、かつ投入メダルセンサ31bまたは31c
の確定データがON状態からOFF状態に変化したことが成立することで遊技媒体である
メダルの通過を検出する第2検出処理(メダルセンサチェック処理)を行う構成であり、
第2条件は、第1条件よりも多くの情報を含むメダル投入信号の状態遷移に基づいて成立
する構成である。このような構成では、遊技プログラムの容量を増やすことなく、遊技媒
体の通過に係る不正を排除することができる。
おいて、第2条件として、投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態に基づいて特定さ
れるメダル投入信号状態遷移データが正常であり、かつ投入メダルセンサ31bまたは3
1cの確定データがON状態からOFF状態に変化したことが成立することで遊技媒体で
あるメダルの通過を検出する第2検出処理(メダルセンサチェック処理)を行う構成であ
り、第2検出処理により遊技媒体の通過が正常に検出されなかったときに異常と判定して
、メダル関連エラー参照データ(E5)を設定する構成である。このような構成では、遊
技プログラムの容量を増やすことなく、遊技媒体の通過に係る不正を検知することができ
る。
cの確定データがON状態であり、かつ入力データがOFF状態であることが成立するこ
とで、遊技媒体であるメダルの通過を検出する第1検出処理(メダル投入信号処理)を行
い、第2条件として、投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態に基づいて特定される
メダル投入信号状態遷移データが正常であり、かつ投入メダルセンサ31bまたは31c
の確定データがON状態からOFF状態に変化したことが成立することで遊技媒体である
メダルの通過を検出する第2検出処理(メダルセンサチェック処理)を行う構成であり、
第1検出処理及び第2検出処理において、共通の投入メダルセンサ31a〜31cを用い
て遊技媒体の通過を検出する構成である。このような構成では、共通のセンサを対象とし
て遊技プログラムと非遊技プログラムの双方で遊技媒体の通過を検出するため、遊技プロ
グラムの容量を増やすことなく、遊技媒体の通過を適切に判定することができる。
メイン)により、投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態を取得可能であり、第1条
件として、投入メダルセンサ31bまたは31cの確定データがON状態であり、かつ入
力データがOFF状態であることが成立することで、遊技媒体であるメダルの通過を検出
する第1検出処理(メダル投入信号処理)を行い、第2条件として、投入メダルセンサ3
1a〜31cの検出状態に基づいて特定されるメダル投入信号状態遷移データが正常であ
り、かつ投入メダルセンサ31bまたは31cの確定データがON状態からOFF状態に
変化したことが成立することで遊技媒体であるメダルの通過を検出する第2検出処理(メ
ダルセンサチェック処理)を行う構成であり、第1検出処理及び第2検出処理では、同じ
タイマ割込み処理(メイン)にて取得された投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態
を用いて遊技媒体の通過を検出する構成である。このような構成では、同じタイマ割込み
処理(メイン)にて取得した投入メダルセンサ31a〜31cの検出状態を用いて遊技プ
ログラムと非遊技プログラムの双方で遊技媒体の通過を検出するため、遊技プログラムの
容量を増やすことなく、遊技媒体の通過を適切に判定することができる。
ものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含
まれることは言うまでもない。
定されるスロットマシンに適用した例について説明したが、遊技用価値として遊技球を用
いて賭数を設定するスロットマシンや、遊技用価値としてクレジットのみを使用して賭数
を設定する完全クレジット式のスロットマシンに適用しても良い。遊技球を遊技用価値と
して用いる場合は、例えば、メダル1枚分を遊技球5個分に対応させることができ、前記
実施例で賭数として3を設定する場合は、15個の遊技球を用いて賭数を設定するものに
相当する。
るものに限定されるものではなく、例えば、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値
を併用できるものであっても良い。すなわち、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価
値のいずれを用いても賭数を設定してゲームを行うことが可能であり、かつ入賞の発生に
よってメダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のいずれをも払い出し得るスロットマ
シンを適用しても良い。
用された例が示されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機の他の一
例であり、遊技領域に遊技球を発射することにより遊技を行うパチンコ遊技機等において
も適用可能である。
2L、2C、2R リール
6 MAXBETスイッチ
7 スタートスイッチ
8L、8C、8R ストップスイッチ
41 メイン制御部
91 サブ制御部
Claims (1)
- 遊技を行う遊技機において、
遊技を進行させるための遊技進行信号が検出されているか否かを判定する検出判定手段
と、
特定エラーが発生しているか否かを判定する特定エラー判定手段と、
特定エラーが発生していると判定されたときに遊技の進行を不能化する不能化状態に制
御する不能化状態制御手段と、
を備え、
前記特定エラー判定手段は、前記不能化状態制御手段による不能化状態が解除された後
、前記検出判定手段により最初に遊技進行信号が検出されているか否かが判定される前に
、特定エラーが発生しているか否かを判定する、遊技機。
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- 2017-09-20 JP JP2017179902A patent/JP7017351B2/ja active Active
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