JP2019054128A - 磁石構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】MnBi系合金粒子と、他の磁石合金粒子とを混合した磁石において、高温多湿環境においても飽和磁化の低下を低減できる磁石を提供する。【解決手段】磁石構造体100は、第1の磁性粒子及び第2の磁性粒子を含む磁石本体10と、磁石本体10の表面を覆う金属膜20と、を備える。第1の磁性粒子はMnBi系合金粒子であり、第2の磁性粒子はMnBi系合金以外の合金粒子である。金属膜20の厚みは20μm以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、磁石構造体に関する。
MnBi系合金は比較的高い飽和磁化と高い結晶磁気異方性をもち、かつ、高価な希土類元素を使用しないため、各種モータに使用される永久磁石として工業的に利用されることが期待される。そして、特許文献1に示すように、MnBi系合金粒子と、他の磁石合金粒子とを混合した永久磁石が知られている(特許文献1参照)。
また、MnBi系合金粒子は耐食性が低いため、MnBi系合金粒子にSnを含有させることで、永久磁石の耐食性を向上すること(特許文献2参照)や、MnBi系合金粒子に金属アルミニウム膜や金属チタン膜を形成することも試みられている(特許文献3参照)。
特開2008−255436号公報 WO2017/119386号公報 特公昭56−35282号公報
しかしながら、従来の永久磁石でも、高温多湿環境における磁石の耐食性が十分でなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、MnBi系合金粒子と、他の磁石合金粒子とを混合した永久磁石において、高温多湿環境においても飽和磁化の低下を低減できる永久磁石を提供することを目的とする。
本発明者らが検討したところ、個々のMnBi系合金粒子の表面でなく、MnBi系合金粒子及び他の合金粒子を含む磁石本体の表面に20μm以上の金属膜を形成すると、磁石本体の耐食性を向上させられることを見いだして本発明に想到した。
本発明によれば、高温多湿環境においても磁石本体の飽和磁化が低下しにくくなる。
図1は、本発明の実施形態にかかる磁石構造体の概略断面図である。
以下、本発明の実施形態にかかる磁石構造体について詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。
本発明の実施形態にかかる磁石構造体100は、図1に示すように、磁石本体10と、磁石本体10を被覆する金属膜20と、を備える。
(磁石本体)
磁石本体10は、第1の磁性粒子、及び、第2の磁性粒子を含む。
(第1の磁性粒子)
第1の磁性粒子は、MnBi系合金粒子である。MnBi系合金の成分組成は、Mn100−wBiで表され、wは原子パーセントで40%≦w≦60%であることを満たす。MnBi系合金は、主としてNiAs型の六方晶系の結晶構造(MnBi低温相(LTP))を有し、この構造はw=50%の化学量論比を持つため、好ましくは、45%≦w≦55%である。
wが40%未満であるとMn相が増加してMnBi低温相(LTP)が減少するので残留磁束密度が低下し、wが60%を超えるとBi相が増加してMnBi低温相が減少するので残留磁束密度が低下する。第1の磁性粒子は、MnBi低温相(LTP)とBi相のコンポジットであってもよい。第1の磁性粒子は、Mn相を含有してもよい。
MnBi低温相を形成するためには、MnBi系合金に200〜350℃の熱処理を施すことができる。Mn相とBi相とを反応させ、MnBi低温相(LTP)を多くするには、3時間以上の熱処理を施すことが望ましい。
第1の磁性粒子の粒径の上限は200μmであることができ、10μmであることができ、5μmであることができる。下限は、0.01μmであることができ、0.05μmであることができ、0.1μmであることができる。本明細書において、粒径は、断面SEM写真の面積円相当径である。
第1の磁性粒子のキュリー点は240〜355℃であることができる。
MnBi系合金は、Mg、Ca、Sr、Ba、Y、Ti、Zr、Nb、Cr、Mo、W、Ni、Zn、Al、Si、Pからなる群から選ばれる一種以上の元素をさらに含有することができる。添加量はMnBi系合金に対して0.1mass%以上、5mass%以下であることが好ましい。0.1mass%以上でMnBi系合金の耐食性が向上し、5mass%以下で磁石の磁気特性を高めることができる。また、これらの元素の添加方法としてあらかじめこれらの元素との合金をつくっておいてもよいし、熱処理のときに添加してMnBi系合金に拡散させてもよいし、粉砕のときに添加してもよい。
添加元素は第1の磁性粒子中に単体として存在してもよいし、MnBi系合金との3元素以上の合金として存在してもよい。添加元素はMnBi系合金粒子の表面に被膜として存在してもよいし、一様に分布していてもよい。
(第2の磁性粒子)
第2の磁性粒子は、MnBi系合金粒子以外の合金粒子であれば良い。第2の磁性粒子の例は、SmFeN系合金(SmFe17系合金等)、NdFeB系合金(NdFe14B系合金等)、SmCo系合金(SmCo系合金、SmCo17系合金等)、SmFe系合金(SmFe17系合金、SmFe12系合金)である。
第2の磁性粒子は、MnBi系合金よりも飽和磁化の高い磁石合金の粒子であることが好適である。
各合金粒子において、Ti、V、Cr、Mn、Co、Ni、Cu、Zn、Zr、Mo、Nb、Ta、W、Ga、Al、B、C、Caから選ばれる少なくとも1種を含むことができる。また、B、SiまたはPから選ばれる少なくとも1種を含むこともできる。添加量は磁石合金に対して0.1mass%以上、5mass%以下であることが好ましい。
以下の実施形態では、SmFe17系合金を用いた例について説明する。
SmFe17系合金(xは1〜4)の成分組成は、RFe100−(v+y+z)で表され、RはSmを必須元素とした希土類元素から選ばれる少なくとも1種の元素であり、MはTi、V、Cr、Mn、Co、Ni、Cu、Zn、Zr、Mo、Nb、Ta、W、Ga、Al、B、C、Caから選ばれる少なくとも1種であり、v、y、z、は原子パーセントで3%≦v≦15%、y≦3.0%、5%≦z≦15%、であることを満たす。
SmFe17系合金は、SmFe17相を含むことが好適である。vが3%より少なくても15%より多くてもSmFe17相が得られない。8%≦v≦10%となることが好ましい。yは0%でも良いが、Mを少量添加することで結晶組織が微細になり、保磁力が高くなる効果がある。yが3%より多くなると異相が出現してSmFe17相が相対的に少なくなったり、Feが置換されることで飽和磁化が低下するため、y≦3%が好ましい。zが5%より少ないと保磁力が低くなり、15%より多いN原子はSmFe17相中に固溶するのが困難になる。13%≦z≦15%となることが好ましい。
また、成分組成中Mについて、特にMがZr、Mo、Nb、Ta、Wの場合、粒子内に偏析物があっても良く、Zr、Mo、Nb、Ta、Wの粒状の偏析があっても構わない。
SmFe17系合金のキュリー点は460〜650℃であり、主としてThZn17型の菱面体晶系かTbCu型の六方晶系の結晶構造を有する。
第2の磁性粒子の上限は200μmであることができ、50μmであることができ、10μmであることができる。下限は、0.01μmであることができ、0.1μmであることができ、0.5μmであることができる。
第2の磁性粒子の粒径は、第1の磁性粒子であるMnBi系合金粒子の粒径よりも大きくても良い。この場合、第2の磁性粒子の隙間に、小さな第1の磁性粒子(MnBi系合金粒子)が侵入することができる。第1の磁性粒子(MnBi系合金粒子)は柔らかいので、第2の磁性粒子単体で構成される磁石に比べて、成形後に高密度で低空隙の磁石が得られ、磁石の内部への水分や酸素の侵入経路が減少するので耐食性がより向上する場合がある。具体的には、第1の磁性粒子であるMnBi系合金粒子の粒径は0.1〜5μm、第2の磁性粒子の粒径は0.5〜10μmであることが好ましい。
これに対して、第2の磁性粒子の粒径は、第1の磁性粒子であるMnBi系合金粒子の粒径と同じでもよく、第1の磁性粒子であるMnBi系合金粒子の粒径より小さくても良い。混合された2つの磁性粒子の粒径が同程度の場合、乾燥状態で粒子同士が分離しにくい。また、第2の磁性粒子がMnBi系合金粒子より小さい場合、MnBiの比重が大きいため、溶媒中における分散状態で粒子同士が分離しにくい。
第1及び第2の磁性粒子の粒度分布は成形性を高めるために、ある程度分布を持つことが好ましい。
磁石本体10における、第1の磁性粒子と、第2の磁性粒子との配合比は、体積比で、5:95〜70:30とすることができる。第1の磁性粒子と第2の磁性粒子との合計質量は、磁石本体10の質量を100として、67以上とすることができ、76以上とすることができる。
(他の添加剤)
磁石本体10は、第1の磁性粒子及び第2の磁性粒子に加えて、添加剤を含むことができる。
(金属バインダー)
磁石本体10は、磁性粒子同士を結合する金属バインダーを含むことができる。金属バインダーを含むと、磁性粒子への酸素及び/又は水分の侵入を防ぐことができ、耐食性をより向上させられる場合がある。金属バインダーの例は、Bi、Al、Ga、In、Sn、Zn、Cu、Ag、Ni、Sb、Ge、Pからなる群から選ばれる少なくとも1種からなる金属又は合金である。金属バインダーは、より好ましくは、金属Bi、金属Sn、Bi−Sn系合金、Sn−Zn系合金、Bi−Zn系合金、Bi−Sn−Zn系合金である。金属バインダーの量が磁石本体の総質量に対して1mass%以上であると磁石が緻密化されて耐食性が向上する傾向があり、20mass%以下であることで磁石の飽和磁化が高くなるので好ましい。金属バインダーは、140℃〜300℃の低融点金属/合金が好ましい。このような磁石は金属ボンディッド磁石と呼ばれる。磁性粒子と金属バインダーとの界面は拡散相が形成されていてもよい。
(樹脂バインダー)
磁石本体10は、磁性粒子同士を結合する樹脂バインダーを含むことができる。磁石が樹脂バインダーを含むことで磁石が緻密化され、磁石への酸素や水分の侵入を防ぐことができ、耐食性をより向上させることができるので好ましい。樹脂バインダーは、磁石本体の総質量に対して0.1mass%以上であることで耐食性をより向上させることができ、3mass%以下であることで飽和磁化の高い磁石を得ることができるので好ましい。
樹脂バインダーは、特に限定されることはなく、各種熱可塑性樹脂単体または混合物、あるいは各種熱硬化性樹脂単体あるいは混合物であり、それぞれの物性、性状等も所望の特性が得られる範囲でよく特に限定されることはない。熱可塑性樹脂は、磁性粒子のバインダーとして働くものであれば、特に制限なく、従来公知のものを使用できる。その具体例としては、エポキシ樹脂、6ナイロン、6−6ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、6−12ナイロン、芳香族系ナイロン、これらの分子を一部変性した変性ナイロン等のポリアミド樹脂、直鎖型ポリフェニレンサルファイド樹脂、架橋型ポリフェニレンサルファイド樹脂、セミ架橋型ポリフェニレンサルファイド樹脂、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、メタクリル樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリ三フッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合樹脂、エチレン−四フッ化エチレン共重合樹脂、四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリアリルエーテルアリルスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリアリレート樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、酢酸セルロース樹脂、樹脂系エラストマー等が挙げられ、これらの単重合体や他種モノマーとのランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体、他の物質での末端基変性品等が挙げられる。
また、樹脂バインダーは、樹脂バインダーを可塑化する可塑剤(例えば、ステアリン酸塩、脂肪酸)、潤滑剤、その他成形助剤等の各種添加剤を含むことができる。樹脂バインダーへの潤滑剤の添加は、成形時の流動性を向上させるので、より少ない樹脂バインダーの添加量で同様の特性を得ることができ、好ましい。また、可塑剤の添加についても同様である。潤滑剤の添加量は、0.2〜2.5vol%であるのが好ましい。また、可塑剤の添加量は、0.1〜2.0vol%程度であるのが好ましい。
樹脂バインダーは、安定剤を含有してもよい。安定剤の例は、ビス(2、2、6、6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1、2、2、6、6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−[2−{3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]−4−{3−(3、5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン、8−ベンジル−7、7、9、9−テトラメチル−3−オクチル−1、2、3−トリアザスピロ[4、5]ウンデカン−2、4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン、こはく酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ[[6−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)イミノ−1、3、5−トリアジン−2、4−ジイル][(2、2、6、6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]ヘキサメチレン[[2、2、6、6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]]、2−(3、5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1、2、2、6、6−ペンタメチル−4−ピペリジル)等のヒンダード・アミン系安定剤のほか、フェノール系、ホスファイト系、チオエーテル系などの抗酸化剤等が挙げられる。これらの安定剤も、一種単独でも二種以上組み合わせても良い。
樹脂バインダーの融点は400℃以下であることが好ましい。特に300℃以下であることが好ましい。樹脂バインダーの融点が低いと成形時にSmFeN系合金、MnBi系合金の分解や酸化が抑えられ、磁気特性の高い磁石が得られる。
(滑剤)
磁石本体10は、必要に応じて滑剤を含んでもよい。滑剤の例は、パラフィンワックス、流動パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、エステルワックス、カルナウバ、マイクロワックス等のワックス類;ステアリン酸、1,2−オキシステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の脂肪酸類;ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ラウリン酸カルシウム、リノール酸亜鉛、リシノール酸カルシウム、2−エチルヘキソイン酸亜鉛等の脂肪酸塩(金属石鹸類);ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ベヘン酸アミド、パルミチン酸アミド、ラウリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、ジステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、ジオレイルアジピン酸アミド、N−ステアリルステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド類;ステアリン酸ブチル等の脂肪酸エステル;エチレングリコール、ステアリルアルコール等のアルコール類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、及びこれら変性物からなるポリエーテル類;ジメチルポリシロキサン、シリコングリース等のポリシロキサン類;弗素系オイル、弗素系グリース、含弗素樹脂粉末といった弗素化合物;窒化珪素、炭化珪素、酸化マグネシウム、アルミナ、二酸化珪素、二硫化モリブデン、タルク(MgSi10(OH))などの無機化合物の滑剤が挙げられる。これらの滑剤は、一種単独でも二種以上組み合わせても良い。
磁石は、これらの滑剤以外に、アミン系化合物、アミノ酸系化合物、ニトロカルボン酸類、ヒドラジン化合物、シアン化合物などを含んでいてもよい。
磁石本体10の形状に特に限定はない。形状の例は、円柱状、角柱状、円筒状、円弧状、平板状、湾曲板状である。磁石本体の大きさも、大型のものから超小型のものまであらゆる大きさのものが可能である。
(金属膜)
金属膜20は、金属を含有する膜である。金属膜20は、複数の金属を含有していることもできる。金属膜における全金属の濃度は、50質量%以上、70質量%以上、90質量%以上、95質量%以上、98質量%以上、99質量%以上とすることができる。
金属膜20に含まれる金属の例は、Ag,Al,Bi,Cu,Ga,Ge,In,Ni,P,Sb,Sn,Ti,及びZnからなる群から選ばれる少なくとも1種からなる金属(合金でもよい)である。
Ag,Bi,Cu,Ge,In,Ni,Sb,Sn,Znなどは、Mnよりも貴な金属であるためMnに比べて酸化しにくいため金属膜の材料として好適である。また、Al,Ti,Niなどは水や酸素との接触により不動態を形成するため金属膜の材料としてとして好適である。Niは強磁性材料で有るため、磁石構造体100の見かけの飽和磁化が小さくなりにくいという効果がある。
金属膜20に含まれる金属は、好ましくは、金属Bi、金属Sn、Bi−Sn系合金、Sn−Zn系合金、Bi−Zn系合金、及び、Bi−Sn−Zn系合金である。
加工性の観点から、金属膜20に含まれる金属は、140℃〜300℃の融点を有する低融点金属/合金や軟らかい金属/合金であることが好ましい。軟らかい金属の例は、上述の中でもZn,Ag,Cu,Sb、Sn,In,Bi、或いは、これらの合金である。なかでも、Sn,In,Bi、或いは、これらの合金は特に軟らかい。軟らかい金属の場合には、金属膜の継ぎ目などのピンホールを少なくしやすいので、耐食性の向上に寄与する。また、磁石本体を傷つけにくい。
金属膜20の厚みは20μm以上である。耐食性を向上させる観点から、金属膜20の厚みは40μm以上であることが好適であり、50μm以上であることがより好適である。金属膜20が厚いと、酸素や水の透過を抑制しやすく、また、金属膜の一部が酸化されても酸化されていない他の部分での耐食性を維持しやすい。
磁石構造体100の体積あたりの飽和磁化を高く維持する観点から、金属膜20の厚みは500μm以下が好ましく、400μm以下がより好ましく、300μm以下が更に好ましく、250μm以下が特に好ましい。
金属膜20は、磁石本体10の外表面の全体を覆っている。
(保護膜)
磁石構造体100は、さらに、金属膜20を覆う保護膜30を有していても良い。保護膜30の材料は、金属膜20とは異なる材料であればよい。保護膜30は、例えば、金属膜20とは異なる種類の金属膜でもよい。この場合の金属膜の例は、上述した金属膜の例と同じである。保護膜30の材料の他の例は、ウレタン系、アクリル系およびシリコン系の塗料の固化物;リン酸系、ケイ酸系、又はホウ酸系の金属塩;ナイロン系、PPSなどの熱可塑性樹脂、エポキシなどの熱硬化性樹脂の硬化物、WCなどの金属又は半金属の炭化物、BNなどの金属又は半金属の窒化物、SiO等の金属や半金属の酸化膜である。
保護膜30の厚みは特に限定されない。例えば、下限は20μm、30μmとすることができる。上限は、400μm、300μmとすることができる。
保護膜30は、金属膜20の外表面の70%以上、80%以上、90%以上、95%以上、99%以上を覆うことができる。もっとも好ましいのは、保護膜30が、金属膜20の外表面の全体を覆っている態様である。
(作用)
本実施形態によれば、MnBi系合金粒子を含む磁石本体10の表面が厚さ20μm以上の金属膜20で被覆されている。したがって、金属膜20によって、MnBi系合金粒子への酸素及び/又は水分の侵入を防ぐことができる。したがって、MnBi系合金粒子の酸化が抑制され、高温高湿試験後でも、磁石本体10の飽和磁化を維持できる。
また、20μm以上の金属膜により磁石本体10の外表面を覆うことにより耐食性を向上させているため、各MnBi系合金粒子の表面に金属膜を形成する必要が無い。したがって、各MnBi系合金粒子の表面に金属膜を形成する場合に比べて、磁石構造体の全体に対する金属の量を少なくすることができ、磁石構造体100の全体積に対する見かけの初期の飽和磁化が低下しにくい。
これに対して、各MnBi系合金粒子の表面に1μm程度の金属膜を形成するだけでは十分な耐食性が付与されない。また、各MnBi系合金粒子の表面に数μm以上のアルミニウム等の金属膜を形成する場合、磁石全体に占めるアルミニウム等の金属成分の割合が多くなってしまい、磁石の全体積に対する見かけの初期の飽和磁化がかなり小さくなってしまう。
(磁石構造体の製造方法)
続いて、本実施形態の磁石の製造方法を説明する。
(第1磁性粒子、及び、第2磁性粒子の準備)
まず、第1の磁性粒子及び第2の磁性粒子のそれぞれの所望の磁石合金の成分組成に従って所定の金属を秤量し、アーク溶解およびまたは高周波溶解など溶解法によって磁石材料の融点以上(およそ800〜1400℃)にすることで溶湯とし、鋳造法、ストリップキャスト法、溶湯急冷法、アトマイズ法などの凝固法によって合金を作製する。より好ましくは異方性の合金が得られるストリップキャスト法である。また、第2の磁性粒子においては、共沈法、Ca還元法、アンモニア窒化法などを経て作製しても良い。合金に対して、好適な磁石特性を得るために、必要に応じて熱処理をすることができる。
得られた2種類の磁石合金を、ブラウンミル、ピンミル、振動ミル、ボールミルおよびまたはジェットミルなどの粉砕方法により磁性粒子にする。粒子の平均粒径は例えば500μm以下、より好ましくは100μm以下、さらに好ましくは、50μm以下、より好ましくは、10μm以下である。
(2種の磁性粒子の混合)
続いて、第1の磁性粒子、第2の磁性粒子を混合する。混合は、ダブルコーンミキサー、ナウタミキサー、ロッキングミキサー、アトライター、ヘンシェルミキサー又はV型混合機等で行うことができる。混合は、室温から350℃までの間に温度調節しながら混合することができる。添加剤は、磁性粒子の混合と同時に添加してもよいが、磁性粒子の混合の後に添加することが好ましい。また、必要に応じて100〜200℃に加熱してこれらを混練してもよい。
(磁性粒子混合物の成形による磁石本体の製造)
第1の磁性粒子と第2の磁性粒子の混合粉を一軸加圧成形法によって圧縮成形して、磁石本体10の成形を行うことができる。例えば、圧縮成形によれば、混合物を所望の形状の成形型に充填し、加圧すれば良い。低圧で仮成形をした後、高圧で後成形を行ってもよい。磁場中で加圧してもよい。
最終的な成形圧は、例えば、100MPa以上とすることができ、300MPa以上とすることもできる。金型の耐久性を考慮すると3000MPa以下の圧力で成形することが好ましい。
成形温度は、樹脂バインダーを使用する場合、室温〜100℃以下、金属バインダーを使用する場合、130℃以上350℃以下であることが好ましい。バインダーを使用しない場合には、20〜270℃とすることができる。300℃以下とすることでMnBi系合金やSmFeN系合金の劣化を抑えることができ、高い磁気特性を得ることができる。
成形により得られる磁石本体10の密度は、相対密度55〜97%が好適である。55%以下では、その後のコート工程によって磁場配向が乱れる恐れがあり、97%以上では予備成形工程において、金型の損傷や成形装置の故障など様々な不具合を発生する恐れがある。
(金属膜形成)
次に、磁石本体10に対して、金属膜20を形成する。磁石本体10に金属膜を形成する方法に特に限定はない。例えば、蒸着やスパッタリングなどの従来公知の薄膜技術を適用してもよい。
また、開口を有する金属容器を押出加工、据え込み加工、圧延加工などにより用意し、開口から金属容器内に磁石本体10を挿入し、開口を金属板で閉じ、金属板と金属容器とを、圧接又は融接などの溶接技術により接合してもよい。圧接の例は常温圧接であり、例えば、磁石本体、金属容器、及び、金属板を型内に入れて常温でパンチでプレス(密閉据込)する、或いは、金属板を常温でロールでプレス(圧延)するなどすることよりできる。
また、磁石本体10を金属塊に対してプレスして金属塊を磁石成形体の底面及び側面を覆う金属容器に塑性変形させ(後方押出)、その後、上記と同様に、金属容器の開口を金属板で閉じて接合しても良い。
(保護膜形成工程)
金属膜の20上にさらに保護膜30を形成して、金属膜20をさらに被覆することができる。保護膜の形成方法の例は、金属膜の形成工程で使用される押出加工、据込加工、圧延加工の他に、電解メッキ、無電解メッキ、蒸着、スパッタリング、溶射、エアロゾルディポジション、粉体塗装、焼付け、塗布などを適用することができる。
(雰囲気)
磁石構造体の製造工程は、アルゴン雰囲気、窒素雰囲気などの不活性ガス雰囲気、または、真空雰囲気などの磁性金属に対して不活性な雰囲気とすることが好適である。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は、これら実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
(MnBi磁性粉末の作製)
粒状のMn(高純度化学研究所、純度:4N)と粉末状Bi(高純度化学研究所、純度:4N)をそれぞれ電子天秤でMnとBiをそれぞれ56:44at%で秤量し、アーク溶解でインゴットを作製した。作製したインゴットをAr雰囲気中で高周波溶解を用いて溶解し、液体急冷法でMnBi薄帯を作製した。得られたMnBi薄帯をAr雰囲気中で300℃×12時間加熱をし、ボールミルで20時間粉砕して平均粒径が3μmのMnBi粒子を得た。
(第2の磁性粉末の作製)
住友金属鉱山製のSmFeN系合金の粗粉をボールミルで粉砕し、平均粒径2μmのSmFeN粒子を得た。
(磁性粉末の混合)
Ar雰囲気中でV型混合器の容器内にMnBi粒子とSmFeN粒子をそれら合計の総量に対してそれぞれ33mass%、67mass%となるよう秤量した。以下の実施例では全て同じ比率でMnBi粉末とSmFeN粉末を秤量した。この磁性粒子の混合物を1時間混合して最終混合物を得た。
(磁性粉末の成形)
ついでAr雰囲気中で上記最終混合物を、150℃に加熱した金型に充填し、加圧方向に対して垂直に2Tの磁場を印加し、成形圧力750MPaに圧力保持したまま100℃に冷却した後、離型することで相対密度88%の6.8mm角(約6.8mm×約6.8mm×約6.8mm)の成形体としての磁石本体を得た。
(金属(Sn)膜形成工程)
室温下、N雰囲気中でSn金属塊を7mm角の金型キャビティーに収容し、6.8mm角の金型パンチを用いてSn金属塊の上部から500MPaの成形圧力で加圧することで、金属片を後方押出加工して、約30μmの厚さで約6.8mm角の開口を有する金属容器を形成した。その金属容器内に上記6.8mm角の磁石本体を挿入し、金属容器から露出する磁石本体の上に6.8mm×6.8mm×30μmの金属板を積載して開口を閉じ、500MPaの成形圧力で金属板と金属容器とを密閉据込加工することで、金属板と金属容器とを常温圧接し、磁石本体を約30μmの厚みのSn膜の密閉容器で全面被覆した磁石構造体を得た。
(耐食性試験)
得られた磁石構造体の飽和磁化4πMsをBHトレーサ(玉川製作所製、最大印加磁場:30kOe)で評価した。飽和磁化は、磁石構造体の体積あたりの値である。評価後、磁石構造体を60℃、RH90%の雰囲気で200時間放置した。試験後の磁石構造体の飽和磁化4πMsを再び評価した。
(実施例2〜5)
金属膜形成工程における金型キャビティーの大きさを広げ、及び、金属板の厚みを大きくして、金属膜形成工程で形成するSn膜の厚みを表に示した通りとした以外は実施例1と同様に行った。
(実施例6〜16)
金属膜形成に用いた金属種を表に示した通りとした以外は実施例3と同様に行った。
(実施例17)
Sn膜の形成を行った後に、Sn膜の上にシリコーン樹脂の保護膜(厚み50μm)を形成したこと以外は実施例3と同様に行った。
(実施例18)
第2の磁性粉末としてNdFeB粉末を用いた以外は実施例17と同様に行った。
NdFeB粉末は次のように作製した。原子分率で13%のNd、12%のCo、1%のGa、6%のB、残部がFeとなるNd−Fe−B合金を700〜900℃の水素ガス中に保持して、Nd水素化物、FeB、Feに分解した。次に、この温度領域で水素圧を下げ、Nd水素化物から水素を解離させ、微細なNdFe14B結晶体の粉末を得た。得られた粉末をさらに機械的に粉砕し、平均粒径150μmの異方性NdFeB磁石粉末を得た。
(実施例19)
第2の磁性粉末としてSmCo粉末を用いた以外は実施例17と同様に行った。
SmCo粉末は次のように作製した。Sm(Co0.59Cu0.07Fe0.22Zr0.028.3で表されるSmCo17系金属間化合物合金を溶解、鋳造し、これをアルゴンガス雰囲気炉中にて1160℃で4時間加熱した後、200℃まで毎分35℃の速度で急冷して析出硬化処理を行った。常温まで冷却されたインゴットを、アルゴンガス雰囲気炉中にて800℃で2時間、740℃で3時間の2段加熱により時効処理し、常温まで毎分65℃の速度で冷却した。その後、このインゴットを機械的に粉砕して平均粒径50μmの異方性SmCo磁石粉末を得た。
(実施例20)
MnBi磁性粉末の作製後に、MnBi磁性粉末の表面に対して表に記載の金属種および量の金属膜を蒸着によって形成したこと以外は実施例3と同様に行った。
(比較例1)
Sn膜の形成を行わなかったこと以外は実施例1と同様に行った。
(比較例2)
比較例1と同様に作製した後、磁石本体の外表面に直接シリコーン樹脂製の保護膜(厚み50μm)を塗布した。
(比較例3〜6)
MnBi磁性粉末の作製後に、各MnBi磁性粉末の表面に対して表に記載の金属種および量の金属膜を蒸着によって形成したこと以外は比較例1と同様に行った。
(比較例7)
MnBi磁性粉末の作製において、MnとBiとSnをそれぞれ56:44:3%で秤量し、アーク溶解でインゴットを作製したこと以外は比較例1と同様に行った。
条件及び結果を表1及び表2に示す。
Figure 2019054128
Figure 2019054128
20μm以上の金属膜を磁石本体の表面に形成した実施例では、比較例に比べて磁化4πMsの減少率が大幅に低下した。
10…磁石本体、20…金属膜、30…保護膜、100…磁石構造体。

Claims (6)

  1. 第1の磁性粒子及び第2の磁性粒子を含む磁石本体と、前記磁石本体の表面を覆う金属膜と、を備え、
    前記第1の磁性粒子はMnBi系合金粒子であり、
    前記第2の磁性粒子はMnBi系合金以外の合金粒子であり、
    前記金属膜の厚みは20μm以上である、磁石構造体。
  2. 前記金属膜は、Ag,Al,Bi,Cu,Ga,Ge,In,Ni,P,Sb,Sn,Ti,及びZnからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1記載の磁石構造体。
  3. 前記金属膜の厚みは50μm以上である、請求項1又は2記載の磁石構造体。
  4. 前記金属膜の厚みは300μm以下である、請求項1〜3のいずれか一項記載の磁石構造体。
  5. 前記金属膜を覆う保護膜を更に備える、請求項1〜4のいずれか一項記載の磁石構造体。
  6. 前記第2の磁性粒子がSmFeN系合金粒子である、請求項1〜5のいずれか1項記載の磁石構造体。
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