JP2019053924A - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定したプラズマを発生可能なプラズマ処理装置を提供する。【解決手段】処理容器と、処理容器の上部に設けられ、その下部領域にプラズマを発生させる上部構造体と、上部構造体の周囲に固定された構造体保持用のリングRと、リングを支持し上下に移動可能なアームAMとを備え、リングR及びアームAMの一方に固定され、先端部が他方に当接するネジC(ボルト含む)と、リング又はアームに設けられ、リングRの水平方向の移動を規制する孔を通るピンDとを備えている。【選択図】図9
Description
本発明は、プラズマ処理装置に関する。
従来のプラズマ処理装置は、特許文献1〜3に記載されている。特許文献1は、処理容器の上部に位置する誘電体窓上に配置されたアンテナに、マイクロ波を照射することで、処理容器内にプラズマを発生させるプラズマ処理装置を開示している。特許文献2は、処理容器の上部に位置する上部電極に高周波を印加することで、処理容器内にプラズマを発生させるプラズマ処理装置を開示している。特許文献3は、処理容器の上部に位置する上部構造体を、アームを用いて上下に移動させる移動機構を開示している。
しかしながら、従来のプラズマ処理装置においては、メンテナンス前後において、プラズマの安定性が低下することがあった。特に特許文献1にて示すように、アンテナのスロット形状と誘電体窓の凹部によって高効率なプラズマを生成させることが特徴だが、メンテナンスによって、スロットと凹部の位置関係が常に一定に組みつけられないと、プラズマ生成の状態が異なってしまう。本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、安定したプラズマを発生可能なプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本願発明者らが鋭意検討したところ、上部構造体を保持するリングが、メンテナンスの際の上下移動の時に傾斜して歪むことがあり、また、熱によってずれることが判明した。このずれによって、プラズマの安定性が低下する。
そこで、本発明の態様に係るプラズマ処理装置は、プラズマ処理装置において、処理容器と、前記処理容器の上部に設けられ、その下部領域にプラズマを発生させる上部構造体と、前記上部構造体の周囲に固定された構造体保持用のリングと、前記リングを支持し上下に移動可能なアームと、を備え、前記リング及び前記アームの一方に固定され、先端部が他方に当接するネジ(ボルト含む)と、前記リング又は前記アームに設けられ、前記リングの水平方向の移動を規制する孔を通るピンと、を備えることを特徴とする。
この場合、上部構造体を上方に移動させる際に、上部構造体(及びリング)が、自重によりアームに対して傾斜したとしても、アームとリングがネジによって相対位置固定されている箇所のこれらの距離は一定であり、また、ピンは孔内を軸方向に移動することができるので、この位置においては、リングは上下に自由に移動することができる。すなわち、上部構造体(及びリング)がアームに対して傾斜しても、リングが水平面上に載置されれば、上部構造体の傾斜は、ピンが孔内を自由に移動できることで、復元し、水平になる。この構造によれば、上部構造体が上方に移動する場合にアームに対して傾斜しても、下方に移動させた後には、元の位置に復元するので、上部構造体の位置決めが正確になされ、安定してプラズマが発生する。
また、前記ネジの先端部は、回転自在に保持されたボールからなることが好ましい。この場合、上記のリングが水平方向に多少移動しても、ボールの存在により、上部構造体に不要な水平方向の力がかかることがないため、上部構造体の位置決めが正確になされ、安定してプラズマが発生する。
また、前記ネジの数は、3つ以上であることを特徴とする。平面は3点を含むので、ネジの数が3つ以上あれば、ネジが規制するリングとアームとの間の距離を、3箇所で調整することができ、したがって、ネジ調整によって、リングの上面を水平に保持することができる。
このプラズマ処理装置によれば、安定したプラズマを発生させることができる。
以下添付図面に基づいて本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本明細書及び図面において実質的に同一の構成要素については同一の符号を付す。
図1は、本発明の一実施形態におけるプラズマ処理装置の縦断面図、図2は、図1に示したプラズマ処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。
プラズマ処理装置1は、円筒形状の処理容器2を備える。処理容器2の天井部は誘電体からなる誘電体窓(天板)16で塞がれる。処理容器2は、例えばアルミニウムからなり、電気的に接地される。処理容器2の内壁面は、アルミナなどの絶縁性の保護膜で被覆されている。
処理容器2の底部の中央には、基板としての半導体ウェハ(以下ウェハという)Wを載置するための台3が設けられる。台3の上面にウェハWが保持される。台3は、例えばアルミナや窒化アルミナ等のセラミック材からなる。台3の内部には、ヒータ5が埋め込まれ、ウェハWを所定温度に加熱できるようになっている。ヒータ5は、支柱内に配された配線を介してヒータ電源4に接続される(図2参照)。
台3の上面には、台3に載置されるウェハWを静電吸着する静電チャックCKが設けられる。静電チャックCKには、整合器MGを介してバイアス用の直流或いは高周波電力を印加するバイアス用電源BVが接続される(図2参照)。
処理容器2の底部には、台3に載置されるウェハWの表面よりも下方の排気口から処理ガスを排気する排気管11が設けられる。排気管11には、圧力制御弁PCVを介して、真空ポンプなどの排気装置10が接続される(図2参照)。排気装置10は、圧力制御弁PCVを介して、処理容器2の内部に連通している。圧力制御弁PCV及び排気装置10によって、処理容器2内の圧力が所定の圧力に調節される。
処理容器2の天井部には気密性を確保するためのOリングなどのシール15を介して誘電体窓16が設けられる。誘電体窓16は、例えば、石英、アルミナ(Al2O3)、あるいは窒化アルミニウム(AlN)などの誘電体からなり、マイクロ波に対して透過性を有する。
誘電体窓16の上面には、円板形状のスロット板20が設けられる。スロット板20は、導電性を有する材質、例えばAg,Au等でメッキやコーティングされた銅からなる。スロット板20には、例えば複数のT字形状やL文形状のスロット21が同心円状に配列されている。
スロット板20の上面には、マイクロ波の波長を圧縮するための遅波板25が配置される。遅波板25は、例えば、石英(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、あるいは窒化アルミニウム(AlN)などの誘電体からなる。遅波板25はアルミニウムなどから構成された導電性のカバー26で覆われる。温度調節ジャケット(カバー)26には円環状の熱媒流路27が設けられる。この熱媒流路27を流れる熱媒によってカバー26及び遅波板25が所定の温度に調節される。2.45GHzの波長のマイクロ波を例にとると、真空中の波長は約12cmであり、アルミナ製の誘電体窓16中での波長は約3〜4cmとなる。
カバー26の中央には、マイクロ波を伝播する同軸導波管30が接続される。同軸導波管30は、内側導体31と外側導体32とから構成されている。内側導体31は、遅波板(誘電体板)25の中央を貫通してスロット板20の中央に接続される。
図1に示すように、同軸導波管30には、モード変換器37及び矩形導波管36を介してマイクロ波発生器35が接続される。マイクロ波は、2.45GHzの他、860MHz,915MHzや8.35GHzなどのマイクロ波を用いることができる。
マイクロ波発生器35が発生したマイクロ波は、マイクロ波導入路としての、矩形導波管36、モード変換器37、同軸導波管30、及び遅波板25に伝播する。遅波板25に伝播したマイクロ波はスロット板20の多数のスロット21から誘電体窓16を介して処理容器2内に供給される。マイクロ波によって誘電体窓16の下方に電界が形成され、処理容器2内の処理ガスがプラズマ化する。
スロット板20に接続される内側導体31の下端は円錐台形状に形成される。これにより、同軸導波管30から遅波板25及びスロット板20にマイクロ波が効率よく損失なく伝播される。
ラジアルラインスロットアンテナによって生成されたマイクロ波プラズマの特徴は、誘電体窓16直下(プラズマ励起領域と呼ばれる)で生成された比較的電子温度の高いエネルギーのプラズマが拡散し、ウェハW直上(拡散プラズマ領域)では約1〜2eV程度の低い電子温度のプラズマとなることにある。すなわち、平行平板等のプラズマとは異なり、プラズマの電子温度の分布が誘電体窓16からの距離の関数として明確に生ずることに特徴がある。より詳細には、誘電体窓16直下での数eV〜約10eVの電子温度が、ウェハW上では約1〜2eV程度に減衰する。ウェハWの処理はプラズマの電子温度の低い領域(拡散プラズマ領域)で行なわれるため、ウェハWへリセス等の大きなダメージを与えることがない。プラズマの電子温度の高い領域(プラズマ励起領域)へ処理ガスが供給されると、処理ガスは容易に励起され、解離される。一方、プラズマの電子温度の低い領域(プラズマ拡散領域)へ処理ガスが供給されると、プラズマ励起領域近傍へ供給された場合に比べ、解離の程度は抑えられる。
処理容器2の天井部の誘電体窓16中央には、ウェハWの中心部に処理ガスを導入する中央導入部55が設けられる。同軸導波管30の内側導体31には、処理ガスの供給路52が形成される。中央導入部55は供給路52に接続される。
中央導入部55は、誘電体窓16の中央に設けられた円筒形状の空間部に嵌め込まれる円柱形状のブロック57と、同軸導波管30の内側導体31の下面とブロック57の上面との間に適当な間隔を持って空けられたガス溜め部60と、先端部にガス噴出用の開口を有する円柱状空間が連続したテーパ状の空間部から構成される。ブロック57は、例えばアルミニウムなどの導電性材料からなり、電気的に接地されている。ブロック57には上下方向に貫通する複数の中央導入口が形成される。なお、上記空間部の形状は、テーパ状に限られるものではなく、単なる円柱形状でもよい。また、中央導入口の平面形状は、必要なコンダクタンス等を考慮して真円又は長孔に形成される。アルミニウム製のブロック57は、陽極酸化被膜アルミナ(Al2O3)、イットリア(Y2O3)等でコーティングされる。
パイプ状の内側導体31を貫通する供給路52からガス溜め部60に供給された処理ガスは、ガス溜め部60内を拡散した後、ブロック57の複数の中央導入口から下方にかつウェハWの中心部に向かって噴射される。
処理容器2の内部には、ウェハWの上方の周辺を囲むように、ウェハWの周辺部に処理ガスを供給するリング形状の周辺導入部61が配置される。周辺導入部61は、天井部に配置される中央導入口よりも下方であって、かつ台3に載置されたウェハWよりも上方に配置される。周辺導入部61は中空のパイプを環状にしたものであり、その内周側には周方向に一定の間隔を空けて複数の周辺導入口62が空けられる。周辺導入口62は、周辺導入部61の中心に向かって処理ガスを噴射する。周辺導入部61は、例えば、石英からなる。処理容器2の側面には、ステンレス製の供給路53が貫通する。供給路53は周辺導入部61に接続される。供給路53から周辺導入部61の内部に供給された処理ガスは、周辺導入部61の内部の空間を拡散した後、複数の周辺導入口62から周辺導入部61の内側に向かって噴射される。複数の周辺導入口62から噴射された処理ガスはウェハWの周辺上部に供給される。なお、リング形状の周辺導入部61を設ける替わりに、処理容器2の内側面に複数の周辺導入口62を形成してもよい。
ガス供給源100は、中央導入口及び周辺導入部61にガスを供給する。ガス供給源100に用いられるガスとしては、希ガス(Arなど)を用いることができるが、その他の添加ガスを用いることもできる。ポリシリコン等のシリコン系の膜をエッチングするときは、添加ガスとして、Arガス、HBrガス(又はCl2ガス)、O2ガスを供給し、SiO2等の酸化膜をエッチングするときは、添加ガスG21、G22、G23、G2xとして、Arガス、CHF系ガス、CF系ガス、O2ガスを供給し、SiN等の窒化膜をエッチングするときは、添加ガスとしてArガス、CF系ガス、CHF系ガス、O2ガスを供給する。
なお、CHF系ガスとしてはCH3(CH2)3CH2F、CH3(CH2)4CH2F、CH3(CH2)7CH2F、CHCH3F2、CHF3、CH3F及びCH2F2などを挙げることができる。
CF系ガスとしては、C(CF3)4、C(C2F5)4、C4F8、C2F2、及びC5F8などを挙げることができるが、エッチングに適した解離種が得られるという観点から、C5F8が好ましい。
ガス供給源100にさらに、O2、SF6等のクリーニングガスその他の共通ガスを供給することもできる。
ここで、均一なプラズマの生成、面内均一なウェハWの処理を目的とし、フロースプリッタによって共通ガスの分岐比率を調節し、中央導入口55及び周辺導入部61からのガス導入量を調節してもよい。
図1に示したプラズマ処理装置において、上部構造体を構成するプラズマ発生ユニットは、誘電体窓16と、誘電体窓16上に設けられたスロット板20と、マイクロ波を伝播させるため、スロット板20に電気的に接続された同軸導波管30とを備えている。
同軸導波管30は、パイプ状の内側導体31と、内側導体31を囲むパイプ状の外側導体32とを備えている。内側導体31は、スロット板20の中央部位に接触しているが、スロット板20の周辺部位には、各種の位置決め部材が配置されている。スロット板20上には、遅波板ガイドリングGRが配置され、遅波板ガイドリングGRの内側面は、遅波板25のXY平面内での位置を規制している。遅波板25と温度調節ジャケット26との間には、上下方向に延びた第2位置固定ピンP2が介在し、誘電体窓16の上面の上面に設けられた第1位置固定ピンP1は、スロット板20を貫通して、遅波板ガイドリングGRの凹部内に挿入されている。したがって、誘電体板16に対して、スロット板20及び遅波板25の位置が相対的に移動しにくいように規制されている。
遅波板25は、同軸導波管30を伝播するマイクロ波の波長を圧縮するものである。遅波板25は、スロット板20上の遅波板ガイドリングGRで位置規制されるので、スロット板20と遅波板25との間の位置決め精度を向上することができる。温度調節ジャケット26は、これに熱的に接続された遅波板25、同軸導波管30及びスロット板20などの温度を調節することができる。温度調節ジャケット26は、内部に温度調節用の流体が流れる通路を有しており、通路に冷却した媒体を流せば、これに熱的に接続された部品が冷却される。
このプラズマ発生ユニットは、スロット板20に設けられた位置決め孔を通り、誘電体窓16と遅波板ガイドリングGRとの間に設けられた第1位置固定ピンP1と、温度調節ジャケット26と遅波板ガイドリングGRとの間に設けられた第2位置固定ピンP2とを備えている。この構造によれば、第1位置固定ピンP1と第2位置固定ピンP2により、誘電体窓16、スロット板20、遅波板ガイドリングGRの位置が固定される。なお、位置固定ピンの数は、同一のXY平面内において複数である。
なお、温度調節ジャケット26と遅波板ガイドリングGRとの間には、第2スプリングSP2が介在している。また、内側導体31とスロット板20との間には、第1スプリングSP1が配置されている。
スロット板20、遅波板ガイドリングGR及び温度調節ジャケット26は、これらの周囲を囲んで保持するリング状のホールド部材RHと、ホールド部材RHに固定されたリングRとを備えている。なお、ホールド部材RH及びリングRは、一体形成されてもよい。また、遅波板ガイドリングGR、温度調節ジャケット26、ホールド部材RH及びリングRのうち、いずれか2つ以上もしくは全ての部品が、一体形成されてもよい。
リングRは、上部構造体の周囲に固定された構造体保持用のリングであり、このリングRの下部には、リングRを支持し上下に移動可能なアームAMが配置されている。リングRがアームAMの上面で支持された状態で、アームAMを上方に移動させれば、リングRは上方に移動し、アームAMを下方に移動させれば、リングRは下方に移動する。
リングRは、処理容器2の上端開口部上に位置するリング状のスペーサ2I上に位置している。スペーサ2Iは、処理容器2と同様に、例えばアルミニウムからなる導電体、もしくはSiO2やアルミナ或いはセラミックなどの絶縁体からなる。リング5は、スペーサ2Iに対して、ピンAによって水平方向(XY平面内方向)への移動が規制されている。すなわち、ピンAは、スペーサ2I及び処理容器2に設けられた穴内に挿入されており、同時に、リングRの貫通孔を貫通している。なお、スロット板20とウェハWとの間隔は、スペーサ2Iの厚みの変更、誘電体窓16の厚みの変更、もしくは、誘電体窓16とシール15との間に新たなスペーサを挿入することによって、変更することができる。これによって、拡散プラズマ領域の広がりを調整し、ウェハW上での電子密度の減衰量を変更することができる。
図3は、プラズマ処理装置の上部構造体を持ち上げた様子を示す図である。
上部構造体USは、スロット板20、遅波板25、温度調節ジャケット26、同軸導波管30、モード変換器37、及び矩形導波管36を含む。以下では、説明の明確化のため、同図の点線四角内で示される上部構造体USを、図2のようにブロックで示して説明する。
図4は、図3に示した構造を簡略化して示す図である。
誘電体窓16のうち、プラズマ処理装置に備えられた際にプラズマを生成する側となる下側の平坦面146の径方向外側領域には、環状に連なり、誘電体窓16の板厚方向内方側に向かってテーパ状に凹む環状の第1凹部147が設けられている。平坦面146は、誘電体窓16の径方向の中央領域に設けられている。この中央の平坦面146には、円形の第2凹部153が周方向に沿って等間隔に形成されている。環状の第1凹部147は、平坦面146の外径領域から外径側に向かってテーパ状、具体的には、平坦面146に対して傾斜する内側テーパ面、内側テーパ面から外径側に向かって径方向に真直ぐ、すなわち、平坦面146と平行に延びる平坦な底面、底面から外径側に向かってテーパ状、具体的には、底面に対して傾斜して延びる外側テーパ面から構成されている。
上部構造体US内には、スロット板が含まれているが、このスロット板と第1凹部147および第2凹部153との位置合わせ精度は、プラズマの安定性に影響を与える。なお、スロット板におけるスロットパターンは、従来から様々なものが知られており、また、誘電体窓16における凹部形状も様々なものが知られている。スロットパターンとしては、例えば、L文字型のスロットを円周に沿って並べたものなどや、スロットの長手方向の傾斜が、周方向に沿って交互に異なるものなどが知られている。
図5は、図4に示したプラズマ処理装置を上から見た図であり、IV−IV矢印線の縦断面構造が図4の構造となる。
リングRは、フォーク形状を有するアームAM上に配置されている。アームAMの基部は、昇降装置ELに固定されおり、Z軸方向へ移動することができる。昇降装置ELは、XY平面内において回転することも可能であるため、アームAMは、XY平面内において移動することもできる。フォークの内側面は、段差を有しているため、この段差部の下段の面上にリングRを配置することができる。
図6は、図5に示したプラズマ処理装置のアーム近傍の縦断面(XZ断面)を示す図である。
Y軸方向からアームAMを見た図であり、アームAMの段差部の下段の面(基準面Sとする)上に、ネジCの先端部が当接している。ネジCは、リングRに設けられたネジ孔を介して、リングに捻じ込まれ、先端部が、アームAMの基準面Sを下方に押している。ネジCの回転量によって、リングRとアームAMの間隔(Z方向)を調整することが可能である。リングRには、ピンAが通る貫通孔も設けられている。
アームAMの初期位置は、基準面Sが、Z軸方向の初期位置Z0にあったとすると、図6では、基準面Sは第2位置Z2にある。第2位置Z2は、リングRが接触するスペーサ2Iの上面の位置、第1位置Z1よりも高い位置にある。初期位置Z0からアームAMを上昇させる場合、最初に、ネジCの先端部に基準面Sが当接し、次に、リングRがネジCに下方から加えられる力によって上昇する。
装置のメンテナンスが終了した後、アームAMは下方に初期位置Z0まで下げることになるが、アームAMを下げる途中、第1位置Z1にて一旦停止することができる。この場合、ピンAがリングRの貫通孔を通過しているものの、リングRの下面から飛び出ているネジCの先端部の長さ分だけ、リングRとスペーサ2Iが当接せずに離間している。また、ネジCの先端部には、回転可能に保持されたボールが埋め込まれている。そのため、基準面S上をネジCの先端部のボールが滑り、リングRおよび上部構造体USを水平に可動させることができる。
図7は、ネジC(クランピング・スクリュー)の断面図である。
ネジCは、先端部に設けられたボールC1と、ボールを保持し、周囲にネジ山が形成されたネジ部C2と、ネジを回転させるために用いられる平面形状が多角形のヘッド部C3とから構成されている。ボールC1は、いずれの方向にも自由に回転することができる。ネジCは、完全ボールタイプのクランピング・スクリューである。
図8は、ネジを含むプラズマ処理装置を上から見た図である。図9は、図8に示したプラズマ処理装置のアーム近傍の縦断面(YZ断面)を示す図である。図8におけるVIV−VIV矢印線の縦断面構造が図9の構造となる。
図9においては、1組のネジC及びピンDの近傍における縦断面構成を示している。図10はY軸方向に沿って離間した、2組のネジC及びピンDが存在する場合の縦断面構成を示している。図面の右側の組は、図8における昇降装置ELに最も近いC−Dの組を、Z軸周りに90度回転させて示しているものと考えてもよい。この場合に、アームAMを初期位置Z0から上方(第1位置Z1もしくは第2位置Z2)へ押し上げると(図9、図10)、ネジCの先端部がアームAMに当接し、アームAMから延びたピンDは、リングRに設けられた貫通孔を通る。なお、ピンDの形状は、円柱形のシャフトの周囲に1つの円環が設けられた形状であり、円環部分の下面がアームAMの基準面に接触している。
ネジCは、リングR上の複数の箇所に配置されている。上部構造体の自重によって、アームAMは撓んで、リングR及び上部構造体USが傾斜してしまうが、複数個所のネジCのそれぞれの回転数(ネジ直下のリングRの下面と基準面S間の距離(ネジCの下方への突出距離))を調整し、リングRとアームAMの間隔を調整することによって、上部構造体を水平に保つことが出来る。例えば、昇降装置ELに近い方のネジCの下方への突出距離を、昇降装置ELから遠い方のネジCの下方への突出距離よりも短くすることによって、リングRの上面を水平に保持し、したがって、上部構造体USを水平に保持することができる。このため、ネジCは3つ以上が望ましい。詳説すれば、平面は3点を含むので、ネジの数が3つ以上あれば、ネジが規制するリングRとアームAMとの間の距離を、3箇所で調整することができ、したがって、ネジ調整によって、リングRの上面を水平に保持することができる。1つのネジCの近傍には、ピンDが設けられている。ピンDは、アームAMの基準面から上方に延びており、リングRに設けられた貫通孔を貫通している。すなわち、ピンDの機能は、リングRのXY平面内での移動の規制であるが、上下方向の移動に関しては、アームRはピンDからは自由である。
なお、実施形態のネジCとピンDは、それぞれ固定する側の部材が反対であってもよい。
誘電体窓16に対して、上部構造体USのXY平面の位置調整および水平度の調整が終了した後、アームAMを第1位置Z1から初期位置Z0まで下げることによって、リングRがスペーサ2Iに当接し、ネジCの先端部とアームAMが離間する。
アームAMが、図6又は図11の初期位置Z0にある場合(基準面Sの位置が初期位置Z0)、図6のピンAは、リングRを貫通し、また、リングRのその他の位置において、ピンAとは別に、複数のボルトB(図8中では12本)によって、リングRは、処理容器2に固定される。すなわち、ボルトBは、図6のスペーサ2Iを貫通し、処理容器2の上端部に設けられたネジ孔内に捻じ込まれている。これによって、リングRと処理容器2は、構造的にも熱的にも電気的にも安定する。また複数のボルトBは、等間隔に配置されることが望ましい。(図8中では、角度30度ずつ配置している。)
以上の施工によって、上部構造体の自重や、熱によって、アームAMとリングRとの相対位置が水平方向に変化し、これらに応力が加えられようとする場合でも、これらの部材の歪みや位置ずれ、特に、上部構造体USに含まれるスロット板20の位置についてXY平面内での調整することが可能となり、メンテナンス前後における歪みや位置ずれに伴うプラズマの安定性の低下を抑制することが可能となる。また、ネジCの先端部とアームAMが離間することによって、リングRおよび上部構造体USがアームAMに固定されないため、プロセス処理時に上部構造体が加熱され熱膨張が発生しても、加熱されないアームAMによって上部構造体USが歪むことも発生しない。
さらに、図6及び図11の如く、アームAMの基準面Sを初期位置Z0まで下げ、リングRがスペーサ2Iに当接した時、リングR及び上部構造体USの自重は、アームAMからスペーサ2Iへと移り、アームAMの撓みは回復するが、リングRおよび上部構造体USがアームAMに固定されないため、アームAMの撓みの回復によるネジCXを介してリングRを押し上げる力は生じることはない。
一方、ピンDの代わりに、ボルトD1を用い、ネジCの代わりにボールを有さないボルト(ネジCX)を用いた場合、以下のような不具合が生じる。
図12は、図9と同一箇所における、比較例に係るアーム近傍の縦断面(YZ断面)を示す図である。図13はY軸方向に沿って離間した、2組のネジC及びピンDが存在する場合の縦断面構成を示している。図面の右側の組は、図8における昇降装置ELに最も近いC−Dの組を、Z軸周りに90度回転させて示しているものと考えてもよい。
ボルトD1は、引きネジであり、アームAMの上面に設けられたネジ孔に捻じ込まれており、締めるとリングRとアームAMが近づく。ネジCXは、押ネジであり、捻じ込むとリングRとアームAMが離れようとするが、上記と異なり、先端部はボールではない。なお、上記と同様にボルトD1及びネジCXは、リングR上の複数の箇所に配置されている。
この場合、図12の状態から、更に、アームAMを引き上げようとすると、上部構造体USの重量をアームAMが受けることになり、アームAMが撓み、リングR及び上部構造体USが傾斜して、誘電体窓16と上部構造体USが平行でなくなる。そのため、メンテナンス後、再びアームAMを下げる前に複数のボルトD1及びネジCXによって、リングR及び上部構造体USを誘電体窓16に対して水平になるように、すなわち、リングRの上面が水平になるように、これらのボルトD1及びネジCXを調整する(図13)。ただし、ボルトD1及びネジCXによって、アームAMとリングRが固定されているため、XY平面方向には位置調整ができない。また、初期位置Z0においても、ボルトD1及びネジCXはリングRをアームAMに固定している。なお、リングRはアームAMに固定されているので、比較例においては、初期位置Z0と第1位置Z1との距離は、上記の実施形態の構造の場合の距離よりも短くなる。
上記のリングRの水平調整後、アームAMを初期位置Z0まで下げると(図14)、リングRは、図6に示したスペーサ2Iに当接し、リングR及び上部構造体USの自重は、アームAMからスペーサ2Iへと移る。そうなるとアームAMの撓みは回復し、ネジCXを介してリングRを押し上げる力PFが生じてしまう。そのため、場合よっては、この押し上げる力PFによって、上部構造体の重量によるアームの傾斜とは反対の傾きの傾斜をしてしまい、誘電体窓16と上部構造体US、特にスロット板20との平行が保てなくなり、プラズマの安定性を阻害する要因となる。
以上説明したように、上述のプラズマ処理装置は、処理容器2と、処理容器2の上部に設けられ、その下部領域にプラズマを発生させる上部構造体USと、上部構造体USの周囲に固定された構造体保持用のリングRと、リングを支持し上下に移動可能なアームAMとを備え、リングR及びアームAMの一方に固定され、先端部が他方に当接するネジC(ボルト含む)と、リング又はアームに設けられ、リングRの水平方向の移動を規制する孔を通るピンDとを備えている。
この場合、上部構造体USを上方に移動させる際に、上部構造体(及びリングR)が、自重によりアームAMが撓んで傾斜したとしても、ネジCによって上部構造体を水平に保つように調整することができ、またネジCの先端部のボール構造によって水平方向に調整することが出来る。この構造によれば、上部構造体USを下方に移動させたとき、誘電体窓16に対して上部構造体の位置決めが常に正確になされ、安定してプラズマが発生する。
また、ネジCの先端部は、回転自在に保持されたボールからなることが好ましい。この場合、リングRが水平方向に多少移動しても、ボールの存在により、上部構造体に不要な水平方向の力がかかることがないため、上部構造体の位置決めが正確になされ、安定してプラズマが発生する。
図15は、複数のプラズマ処理装置を有するシステム構成図である。
チャンバーからなる搬送装置の周囲には、複数のアームAM及び昇降装置ELが配置されている。処理対象のウェハは、ロードロック室から搬送装置を介して、プラズマ処理装置1内に搬送される。ここで、アームAMは、水平面内において回転することができるので、アームAMは、回転後に、搬送装置上に位置することもでき、スペースを有効活用することができる。
なお、上述の上部構造体は、マイクロ波をスロット板に照射することで、誘電体窓の直下にプラズマを発生させるものであったが、これらは誘電体窓とコイルアンテナを用いた誘導結合型プラズマ処理装置(ICP)や、平行平板を用いた平行平板型プラズマ処理装置とすることも可能である。誘導結合型プラズマ処理装置の場合、例えば、コイルアンテナを含む上部構造体を保持することになり、平行平板型プラズマ処理装置の場合、例えば、平行平板電極の一方を含む上部構造体を保持することになる。すなわち、本発明は、処理容器の上部に位置するコイルアンテナや上部電極に高周波を印加することで、処理容器内にプラズマを発生させるプラズマ処理装置にも適用可能である。
また、ネジCの回転量によって、リングRとアームAMの間隔(Z方向)の調整を可能とし、ネジCの先端部のボールによって、アームAMに対するリングRのXY平面における位置調整を可能としているが、ネジ形状もしくはボルト形状に限定されるものではなく、リングRとアームAMとの位置関係を、XY方向およびZ方向に可変することができるならば、代用されてもよい。また、XY方向とZ方向をそれぞれ独立に可変するように、機能が分かれた部位であってもよい。
W…ウェハ(基板)、2…処理容器、3…台、16…誘電体窓、20…スロット板、R…リング、AM…アーム、C…ネジ、D…ピン。
Claims (3)
- プラズマ処理装置において、
処理容器と、
前記処理容器の上部に設けられ、その下部領域にプラズマを発生させる上部構造体と、
前記上部構造体の周囲に固定された構造体保持用のリングと、
前記リングを支持し上下に移動可能なアームと、
を備え、
前記リング及び前記アームの一方に固定され、先端部が他方に当接するネジと、
前記リング又は前記アームに設けられ、前記リングの水平方向の移動を規制する孔を通るピンと、
を備えることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 前記ネジの先端部は、回転自在に保持されたボールからなることを特徴とする、
請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記ネジの数は、3つ以上であることを特徴とする、
請求項1又は請求項2に記載のプラズマ処理装置。
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