JP2019053916A - リモコン装置およびトイレシステム - Google Patents
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Abstract
Description
リモコン装置は、清掃作業などによって操作ボタンにかかった水が開口部を介してケースの内部に浸入すると、その水が基板にかかる虞があるため、例えば、操作ボタンと基板との間に防水部材が設けられている。
本発明では、操作ボタンの下端部が、基板における操作ボタンが対向する部分の下端部近傍よりも下側に配置されている。このため、ケースの内部に浸入し操作ボタンの下端部まで移動した水が基板にかかることを抑制できる。
また、基板の回路は、基板の縁周部以外の領域に配置されていることが多い。このため、ケースの内部に浸入し操作ボタンの下端部まで移動した水が基板の回路にかかることを防止できる。
これらのことにより、操作ボタンと基板との間に防水部材を設けなくても、ケースの内部に浸入した水が操作ボタンから基板にかかることを防止できるため、リモコン装置の小型化やコストの削減を図ることができる。
本発明における「基板における操作ボタンが対向する部分の下端部」とは、基板に操作ボタンが対向している部分から下側に連続する部分がある場合、この操作ボタンが対向している部分の下側に連続する部分の下端部を示している。また、基板において操作ボタンが対向している部分の側方から下側に連続する部分がある場合、この操作ボタンが対向している部分の側方から下側に連続する部分の下端部は、「基板における操作ボタンが対向する部分の下端部」に含まないものとする。
このような構成とすることにより、ケースの内部に浸入して操作ボタンの下端部まで移動した水が基板にかかることを防止することができる。
このような構成とすることにより、操作ボタンを伝わってケースの内部に浸入した水をフランジを伝わらせて下側に移動させることで、操作ボタンの下端部(フランジの下端部)から下方に落下させることができる。このため、ケースの内部に浸入した水が基板に水がかかることを防止できる。
このような構成とすることにより、ケースの内部に浸入した水が操作ボタンから基板にかかることを防止できる。
このような構成とすることにより、ケースの内部に浸入した水が操作ボタンから基板に伝わることを機能部材によって遮ることができる。
このような構成とすることにより、ケースの内部に浸入した水を水抜き孔からケースの外部に排出することができ、ケースの内部に溜まった水によって基板が濡れることを防止できる。
トイレシステムは、トイレ装置と、図1に示すリモコン装置1と、を有しており、リモコン装置1によってトイレ装置に設けられた局部洗浄装置を遠隔操作するように構成されている。
図1に示すように、本実施形態によるリモコン装置1は、トイレ装置が設けられたトイレ空間を形成する壁部11に取り付けられている。
以下のリモコン装置1の説明では、壁部11に取り付けられた状態における壁部11側を後側、壁部11と離間し使用者と対向する側を前側とし、この前側と後側とを結ぶ方向を前後方向とする。また、前後方向に直交する水平方向(壁部11に沿った水平方向)を左右方向とし、使用者がリモコン装置1を見た際の右側および左側を右側および左側とする。
リモコン装置1の各部材の説明では、リモコン装置1が壁部11に取り付けられている姿勢であるものとする。
本実施形態によるリモコン装置1は、発電式の電池レスリモコンであり、局部洗浄装置と無線通信可能に構成されている。
図6および図7に示すように、リモコン装置1は、壁部11(図6参照)に設けられたブラケット9にケース8が取り付けられることで、壁部11に取り付けられている。
壁固定部91は、板面が長方形の平板状に形成され板面が前後方向を向く向きで壁部に固定されている。
フック部92は、壁固定部91の左右方向の両縁部における上部側および下部側の4カ所に設けられている。フック部92は、壁固定部91から前側に延びる第1片921と、第1片921の前端部から上側に延びる第2片922と、を有している。
ケース固定部93は、壁固定部91の下縁部における右側の端部近傍から前側に突出する板状に形成されている。ケース固定部93には、上下方向に貫通する孔部931が形成されている。この孔部931には、リモコン装置1をブラケット9に固定するためのネジ94が挿通される。
後板部811には、左右方向の両縁部における上部側および下部側の4カ所に板面を貫通する孔部811aと、孔部811aの縁部から前側に突出する筒状部811bと、が形成されている。
これらの孔部811aおよび筒状部811bは、図6に示すブラケット9のフック部92が挿通されるように構成されている。以下では、孔部811aをフック用孔部811aとし、筒状部811bをフック用筒状部811bとする。
後板部811は、フック用孔部811aおよびフック用筒状部811bにフック部92が後側から挿通されて、フック部92の第2片922がフック用筒状部811bの前側に配置され、フック部92の第1片921がフック用孔部811aおよびフック用筒状部811bに挿通された状態となると、フック部92を介してブラケット9に係止されるように構成されている。
孔部811cは、モード切替スイッチ7のモード切替操作部71が配置されるように構成されている。以下では、孔部811cをモード切替スイッチ用孔部811cとする。
後板部811におけるモード切替スイッチ用孔部811cの上縁部よりもやや下側の前側には、左右方向に延びる軸部815(図2参照)が設けられている。軸部815は、左右方向の両端部が後板部811に支持されている。
図7に示すように、凹部813aは、後板部811がブラケット9に係止されると、下側からブラケット9のケース固定部93が配置されるように構成されている。ケース固定部93が第1下板部813の凹部813aに配置されると、ケース固定部93の孔部931と、第1下板部813の孔部813bとが上下方向に重なって配置される。そして、これらの孔部931,813bに下側から挿通されたネジ94によって、ケース固定部93と第1下板部813とが固定されるように構成されている。
なお、第1下板部813の孔部813bは、ケース8の内部に入り込んだ水を外部に排出するための水抜き孔も兼ねている。
図1および図4に示すように、前板部821には、それぞれ厚さ方向に貫通する6つの孔部825と、6つの孔部825それぞれの縁部から後側に突出する筒状部826と、が形成されている。これらの孔部825および筒状部826には、それぞれ操作ボタン2が挿通されるように構成されている。以下では、連続する孔部825の開口部、および筒状部826の開口部を合せて操作ボタン用開口部827とする。
ケース本体部81の第1下板部813の凹部813aに、配置されたブラケット9のケース固定部93をネジ94で固定することにより、リモコン装置1をブラケット9から容易に取り外せないようにでき、リモコン装置1の盗難防止対策とすることができる。
本実施形態では、上述したように、ケース本体部81と蓋部82とは、後側からネジ83で固定されていることにより、リモコン装置1がブラケット9に取り付けられるとネジ83が露出しないように構成されている。
6つの操作ボタン2は、乾燥操作ボタン2a、洗浄強さ増加操作ボタン2b、洗浄強さ減少操作ボタン2c、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2e、および停止操作ボタン2fから構成されている。
洗浄強さ増加操作ボタン2bは、おしり洗浄またはビデ洗浄の吐水の強さを強くするための操作ボタンである。
洗浄強さ減少操作ボタン2cは、おしり洗浄またはビデ洗浄の吐水の強さを弱くするための操作ボタンである。
ビデ洗浄操作ボタン2dは、トイレ装置に対してビデ洗浄を開始させるための操作ボタンである。
おしり洗浄操作ボタン2eは、トイレ装置に対しておしり洗浄を開始させるための操作ボタンである。
停止操作ボタン2fは、トイレ装置に対しておしり洗浄、ビデ洗浄、および局部乾燥のうちの作動している機能を停止させるための操作ボタンである。
図6に戻り、乾燥操作ボタン2a、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2e、および停止操作ボタン2fは、前側から見た形態が円形となる略同じ形状に形成されている。洗浄強さ増加操作ボタン2bおよび洗浄強さ減少操作ボタン2cは、前側から見た形状が略半円となるように形成されている。
以下では、乾燥操作ボタン2a、洗浄強さ増加操作ボタン2bおよび洗浄強さ減少操作ボタン2cの形状について詳細を説明し、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2e、および停止操作ボタン2fの形状は、乾燥操作ボタン2aと同様であるものとして説明を省略する。
以下では、乾燥操作ボタン2a、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2e、および停止操作ボタン2fが挿通される操作ボタン用開口部827をそのまま「操作ボタン用開口部827」と示し、洗浄強さ増加操作ボタン2bおよび洗浄強さ減少操作ボタン2cが挿通される操作ボタン用開口部827を「操作ボタン用開口部827B」と示す。
図4に示すように、乾燥操作ボタン2aは、筒状部22が蓋部82の操作ボタン用開口部827に後側から挿入され、蓋部82(ケース8)に対して前後方向に移動可能に構成されている。乾燥操作ボタン2aは、蓋部82に対して前側に移動して、フランジ23が筒状部826の後端部826aと当接すると、さらに前側へ向かう移動が拘束されて、蓋部82の操作ボタン用開口部827から前側に抜け出せないように構成されている。
操作検出部3は、スイッチ押圧部25によって後側に押圧されるとオン状態となり、乾燥操作ボタン2aに対する押下操作を検出するように構成されている。
なお、スイッチ押圧部25の形状は、操作検出部3を押圧可能であれば、円柱以外の任意の形状であってもよい。
カム部24は、板面が上下方向を向く平板状に形成され、後側の端部(先端部)における左右方向の両角に傾斜面241,241が形成されている。この傾斜面241,241は、後述する第1カム部27を構成している。
図10に示すように、洗浄強さ増加操作ボタン2bおよび洗浄強さ減少操作ボタン2cそれぞれのスイッチ押圧部25Bは、スイッチ押圧部25と同様に、操作検出部3の前側に対向して配置されていて、これらの操作ボタン2が後側に向かって押下操作された場合に操作検出部3を押圧するように構成されている。
それぞれのカム部24Bは、板面が上下方向を向く平板状に形成され、後側の端部(先端部)における左右方向の両角に傾斜面241B,241Bが形成されている。この傾斜面241B,241Bは、後述する第1カム部27Bを構成している。
図11に示すように、洗浄強さ減少操作ボタン2cの筒状部22Bの上面22bは、左右方向の中間部から両端部に向かって漸次下側に向かうように緩く湾曲している。
図10に示すように、洗浄強さ減少操作ボタン2cのフランジ23Bの下端部23aは、対向する基板4の下端部4a近傍の高さに配置されている。
本実施形態では、洗浄強さ減少操作ボタン2cのフランジ23Bの下端部23aは、対向する基板4に設けられた回路よりも下側に配置されている。
操作検出部3は、対応する操作ボタン2が操作されたこと(本実施形態では、操作ボタン2が押下操作されたこと)を検出するように構成されている。
通常モードとは、操作ボタン2ごとに設定される機能(例えば、ビデ洗浄、おしり洗浄、局部乾燥、洗浄強さ調節)をトイレ装置に実行させるためのモードである。一方、管理モードとは、トイレ装置の設定を操作ボタン2の操作により設定変更可能なモードであって、例えば、管理者や施工者などの特定の者のみが使用するモードである。管理モードでは、例えば、便座の設定温度や、ビデ洗浄及びビデ洗浄のシャワーの設定温度などを設定することができる。
したがって、管理モードの場合に、ユーザにより操作ボタン2が操作されたとしても、操作ボタン2ごとに設定される機能は実行されないように構成されている。
モード切替操作部71は、ケース本体部81の軸部815に回動可能に嵌合する軸嵌合部711と、軸嵌合部711と接続され使用者が把持可能な把持部712と、把持部712と接続されモード切替操作検出部72を押圧可能なモード切替スイッチ押圧部713と、を有している。
以下のモード切替スイッチ7の説明では、図13に示すモード切替スイッチ7が通常モードの姿勢であるものとして説明し、その後に図14に示す管理モードとなった際のモード切替スイッチ7の姿勢について説明する。
把持部712は、軸嵌合部711の後側における下側に接続され、軸嵌合部711から下側に向かって漸次後側に向かうように斜め方向に延びている。
把持部712は、上側から下側に向かって厚さ寸法(前後方向の寸法)が厚くなるように形成されている。把持部712の前面712aは、上側から下側に向かって漸次後側に向かうように傾斜している。把持部712の後面712bには高さ方向の中間部に段部712cが形成されている。把持部712の後面712bのうちの段部712cよりも下側の下側後面712dは、段部712cよりも上側の上側後面712eよりも後側に突出している。
把持部712の下側後面712dのうちの下端部近傍は、上側から下側に向かって漸次前側に向かうテーパー面712fに形成されている。把持部712の下側後面712dのうちの下端部近傍(テーパー面712fが形成された部分)よりも上側の部分は、略鉛直面となるように形成されている。
把持部712における切欠き部712gよりも後側の部分は、ケース8の後板部811における薄板部811dの後側に配置されている。
なお、モード切替スイッチ7は、モード切替スイッチ押圧部713がモード切替操作検出部72から離間した段階で管理モードとなるように構成されていてもよいし、モード切替スイッチ押圧部713がモード切替操作検出部72から離間した状態で、所定の操作ボタン2が押された後に管理モードとなるように構成されていてもよい。
モード切替操作部71の回動領域は90°未満となっている。
このため、リモコン装置1を管理モードとするには、ブラケット9から外して、モード切替操作部71をモード切替操作検出部72から離間させて管理モードとなるように回動させる必要がある。
発電部5により発電された電力は、リモコン装置1の動作電源として用いられるように構成されている。
なお、発電部5は、電磁誘導により上記操作力を電力に変換してもよいし、圧電素子を用いて上記操作力を電力に変換してもよい。
図15に示すように、リンク機構本体部61は、一対の縦木部63,63と、一対の縦木部63,63の間に複数設けられた横木部64,64…と、を有している。
縦木部63には、スライド部631、被ガイド部632、および第2カム部633が形成されている。
スライド部631は、縦木部63の後面に、左右方向に間隔をあけて複数形成されている。スライド部631は、縦木部63におけるスライド部631が形成されていない部分よりも後側に突出している。
図16に示すように、スライド部631は、ケース本体部81の後板部811に対して接触且つ摺動可能に配置されている。なお、縦木部63の後面を全面的にケース本体部81に接触させると接触抵抗が増大することになるため、本実施形態では、縦木部63におけるスライド部631のみがケース本体部81の後板部811に接触し、縦木部63におけるスライド部631以外は、ケース本体部81から離間している。
本実施形態では、スライド部631は、リモコン装置1の操作ボタン2(図2参照)に対向する位置に配置されている。
第2カム部633は、リンク機構本体部61の左右方向の略中央部における上端部に形成されている。第2カム部633は、発電部5の可動部51に対向するように配置されている。
図16に示す操作ボタン2が使用者により押下操作されると、図17に示すように、操作ボタン2の第1カム部27(27B)である傾斜面241(241B)がリンク機構本体部61の横木部64を押圧する。そして、横木部64が押圧されると、この押圧力が第1カム部27(27B)からリンク機構本体部61に伝達され、リンク機構本体部61はガイドレール817に案内されながら、左右方向の右側に移動する。このリンク機構本体部61の移動に伴い、第2カム部633が発電部5の可動部51に作用して、その発電部5の可動部51を後方に変位させる。これにより、発電部5が発電する。
なお、操作ボタン2の押下操作が開放されると、圧縮コイルバネ62の付勢力によりリンク機構本体部61が左側に押されて図16に示す元の位置に戻される。そして、リンク機構本体部61が元の位置に戻ることにより、横木部64が第1カム部27(27B)を前側に押すため、操作ボタン2が前側に移動し元の位置に戻される。なお、操作ボタン2は、操作検出部3に内蔵されている圧縮コイルバネの付勢力(押下方向と反対方向に付勢する力)によって元の位置に戻されてもよい。
清掃時などに操作ボタン2に水がかかりその水が操作ボタン2を伝わって操作ボタン2と操作ボタン用開口部827(827B)との隙間からケース8の内部に浸入することがある。このような場合、操作ボタン2を伝わってケース8の内部に浸入した水は、操作ボタン2の下端部(フランジ23(23B)の下端部23a)まで移動して落下することになる。
乾燥操作ボタン2a、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2eおよび停止操作ボタン2fそれぞれのフランジ23の下端部23aは、それぞれの操作ボタン2が対向する基板4の下端部4aよりも下側に配置されている。これにより、ケース8の内部に浸入してフランジ23の下端部23aまで移動した水が基板4にかかることを防止することができる。
また、洗浄強さ減少操作ボタン2cのフランジ23Bの下端部23aは、対向する基板4の下端部4よりもやや上側(下端部4a近傍の高さ)に配置され、対向する基板4に設けられた回路よりも下側に配置されている。これにより、ケース8の内部に浸入し、洗浄強さ減少操作ボタン2cのフランジ23Bの下端部23aまで移動した水が基板4の回路にかかることを防止できる。
これらのことにより、操作ボタン2と基板4との間に防水部材を設けなくても、ケース8の内部に浸入した水が操作ボタン2から基板4にかかることを防止できるため、リモコン装置1の小型化やコストの削減を図ることができる。
また、操作ボタン2と基板4との間には、リンク機構6が設けられていることにより、ケース8の内部に浸入した水が操作ボタン2から基板4に伝わることをリンク機構6によって遮ることができる。
また、洗浄強さ減少操作ボタン2cの筒状部22Bの上面は、左右方向の中間部から両端部に向かって漸次下側に向かうように緩く湾曲している。これにより、洗浄強さ減少操作ボタン2cに水がかかり、洗浄強さ減少操作ボタン2cの筒状部22Bの上面に浸入した場合でも、その水を筒状部22Bの上面の曲面に沿って左右のいずれかまたは両方の端部側に移動させ、下方へ落下させることができる。
例えば、上記の実施形態では、乾燥操作ボタン2a、ビデ洗浄操作ボタン2d、おしり洗浄操作ボタン2eおよび停止操作ボタン2fは、それぞれのフランジ23の下端部23aが対向する基板4の下端部4aよりも下側に配置されているが、対向する基板4の下端部4aと同じ高さや、対向する基板4の下端部4aよりもやや上側(下端部4a近傍の高さ)に配置されていてもよい。操作ボタン2のフランジ23Bの下端部23aが対向する基板4の下端部4aよりもやや上側に配置される場合は、操作ボタン2のフランジ23Bの下端部23aと、対向する基板4の下端部4aと、の高さの差が、操作ボタン2と基板4との前後方向の間隔の寸法よりも小さく、かつ10mm以下であることが好ましい。
なお、操作ボタン2のフランジ23Bの下端部23aが対向する基板4の下端部4aよりもやや上側に配置される場合における、操作ボタン2のフランジ23Bの下端部23aと、対向する基板4の下端部4aと、の高さの差は、フランジ23Bの下端部23aが基板4の下端部4a近傍の高さとなり、フランジ23の下端部23aまで移動した水が基板4にかかることを防止できる範囲であれば適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、洗浄強さ減少操作ボタン2cのフランジ23Bの下端部23aは、対向する基板4の下端部4aよりもやや上側(下端部4a近傍の高さ)に配置されているが、基板4の下端部4aと同じ高さや、基板4の下端部4aよりも下側に配置されていてもよい。
また、上記の実施形態では、フランジ23(23B)は、筒状部22の後端部から径方向の外側に突出するように形成されているが、筒状部22の前後方向の中間部から径方向の外側に突出するように形成されていてもよい。また、フランジ23,23Bは、筒状部22の外周全体ではなく、例えば外周のうちの下部側のみから下側に突出するように形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、操作ボタン2は、基板4と水平方向に間隔をあけて配置されているが、基板4との間に間隔が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、操作ボタン2と基板4との間には、リンク機構6が設けられているが、リンク機構6以外の所定の機能を有する機能部品が設けられていてもよいし、このような機能部品が設けられていなくてもよい。また、操作ボタン2のフランジ23(23B)の後側の面と基板との間にスポンジなどが設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、操作ボタン2は、前側から見た形状が円形や半円形の形状であるが、他の形状であってもよい。また、操作ボタン2の数や設けられる位置は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、リモコン装置1に発電部5およびリンク機構6が設けられているが、これらが設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、リモコン装置1は、局部洗浄装置を遠隔操作するように構成されているが、便座の開閉装置など他の装置を遠隔操作するように構成されていてもよい。また、リモコン装置は、トイレ装置以外に対して設けられる装置を遠隔操作するように構成されていてもよい。
2 操作ボタン
4 基板
4a 下端部
6 リンク機構(機能部品)
8 ケース
23,23B フランジ
23a 下端部
813b 孔部(水抜き孔)
827,827B 操作ボタン用開口部(開口部)
Claims (7)
- 外殻となるケースと、
前記ケースに形成された開口部に挿通され使用者が操作を行う操作ボタンと、
前記ケースの内部に収容され、操作された前記操作ボタンに応じた信号を発信する制御部の回路が設けられた基板と、を有し、
前記操作ボタンの下端部は、前記基板における前記操作ボタンが対向する部分の下端部近傍よりも下側に配置されていることを特徴とするリモコン装置。 - 前記操作ボタンの下端部は、前記基板の下端部よりも下側に配置されている請求項1に記載のリモコン装置。
- 前記操作ボタンは、下側に延びるフランジを有する請求項1または2に記載のリモコン装置。
- 前記操作ボタンは、前記基板と水平方向に間隔をあけて配置されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリモコン装置。
- 前記操作ボタンと前記基板との間には、所望の機能を実行するための機能部品が設けられている請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリモコン装置。
- 前記ケースの下端部には、水抜き孔が設けられている請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリモコン装置。
- トイレ装置と、前記トイレ装置と通信するリモコン装置と、を備えるトイレシステムにおいて、
前記リモコン装置は、外殻となるケースと、
前記ケースに形成された開口部に挿通され使用者が操作を行う操作ボタンと、
前記ケースの内部に収容され、操作された前記操作ボタンに応じた信号を発信する制御部の回路が設けられた基板と、を有し、
前記操作ボタンの下端部は、前記基板における前記操作ボタンが対向する部分の下端部近傍よりも下側に配置されていることを特徴とするトイレシステム。
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