JP2019053370A - 触覚制御プログラム、触覚制御方法、及び表示デバイス - Google Patents

触覚制御プログラム、触覚制御方法、及び表示デバイス Download PDF

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伸吉 末次
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奈央 大井
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誉史 瀬川
正博 川崎
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正博 川崎
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Abstract

【課題】顧客に対応づけられた情報を顧客の心理に配慮して確認できる触覚制御プログラムを提供する。【解決手段】タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータに実行させる触覚制御プログラムにおいて、顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う処理と、を含むことを特徴とする。【選択図】図15

Description

本件は、触覚制御プログラム、触覚制御方法、及び表示デバイスに関する。
金融業界では、金融機関(例えば銀行、証券会社、保険会社など)の営業担当者が取引のある特定の顧客を訪問し、タブレット端末を用いてその顧客に金融商品を紹介することがある。また、金融機関の店舗に来店した特定の顧客に営業担当者がタブレット端末を用いて金融商品を紹介することもある。一方で、タブレット端末の中には、触感が得られるタッチパネルを搭載したものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−057857号公報
ところで、特定の顧客に金融商品を紹介する際、営業担当者はその顧客の各種情報(例えば、保有資産や顧客属性など)を正確に把握していることが望ましい。しかしながら、営業担当者が顧客の各種情報を正確に把握し、覚えておくことは難しい。そこで、営業担当者はインターネットやLocal Area Network(LAN)といった通信ネットワークを利用して情報を把握してもよいが、その際に顧客情報がディスプレイに表示されてしまう。すると、自分の個人情報が周囲に見られてはいないかなど顧客が不安を覚えてしまう可能性がある。
そこで、1つの側面では、顧客に対応づけられた情報を顧客の心理に配慮して確認できる触覚制御プログラム、触覚制御方法、及び表示デバイスを提供することを目的とする。
1つの実施態様では、タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータに実行させる触覚制御プログラムにおいて、顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う、処理を含むことを特徴とする。
顧客に対応づけられた情報を顧客の心理に配慮して確認することができる。
図1は営業支援システムの一例である。 図2はタブレット端末のハードウェア構成の一例である。 図3はサーバ装置のハードウェア構成の一例である。 図4はタブレット端末及びサーバ装置のブロック図の一例である。 図5は商品テーブルの一例である。 図6は座標テーブルの一例である。 図7は預金テーブルの一例である。 図8は顧客テーブルの一例である。 図9は表示テーブルの一例である。 図10は営業支援システムの動作の一例を示す処理シーケンス図(その1)である。 図11は営業支援システムの動作の一例を示す処理シーケンス図(その2)である。 図12は顧客ID入力画面の一例である。 図13は第1実施形態に係る商品名選択画面の一例である。 図14は第1実施形態に係る表示画面の一例である。 図15は第1実施形態に係る表示画面の他の一例である。 図16は第2実施形態に係る商品名選択画面の一例である。 図17は第2実施形態に係る表示画面の一例である。 図18(a)〜(c)は第3実施形態に係る情報把握ルーラの表示例である。 図19は座標テーブルの他の一例である。
以下、本件を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は営業支援システムSの一例である。営業支援システムSはタブレット端末100とサーバ装置200とを備えている。詳細は後述するが、タブレット端末100には、超音波振動によりタッチパネルと手指との摩擦力を変化させ、異なる触感を与える触感技術が搭載されている。尚、以下では、表示デバイスの一例としてタブレット端末100を用いて説明するが、スマートフォンを表示デバイスとして利用してもよい。スマートフォンを利用する場合もタブレット端末100と同様に触感技術を搭載すればよい。
タブレット端末100とサーバ装置200は、例えば銀行の店舗Z内に設置されて利用される。例えば、タブレット端末100は店舗Z内の営業カウンタで営業担当者などによって利用され、サーバ装置200は店舗Z内の執務室に設置されて利用される。タブレット端末100とサーバ装置200は、無線LAN10、アクセスポイントAP、及び有線LAN20により互いに接続されている。これにより、タブレット端末100とサーバ装置200は、互いに各種情報を送受信することができる。
尚、タブレット端末100が店舗Z外に持ち出されて利用される場合、Long Term Evolution(LTE)といったモバイル通信ネットワーク及び携帯基地局などにより、タブレット端末100とサーバ装置200は互いに接続される。これにより、タブレット端末100が店舗Z外に持ち出されても、タブレット端末100とサーバ装置200は、互いに各種情報を送受信することができる。
次に、図2を参照して、上述したタブレット端末100のハードウェア構成について説明する。
図2はタブレット端末100のハードウェア構成の一例である。図2に示すように、タブレット端末100は、ハードウェアプロセッサとしてのCentral Processing Unit(CPU)100A、Random Access Memory(RAM)100B、Read Only Memory(ROM)100C、Non-Volatile Memory(NVM)100D及びRadio Frequency(RF)回路100Eを含んでいる。RF回路100Eにはアンテナ100E´が接続されている。RF回路100Eに代えて通信機能を実現するCPUが利用されてもよい。
また、タブレット端末100は、Linear Resonant Actuator(LRA:リニア・バイブレータ)100F、カメラ100G、タッチパネル100H、ディスプレイ100I、及びスピーカー100Jを含んでいる。さらに、図示しないが、タブレット端末100はドライバICを含んでいる。CPU100Aからスピーカー100Jまで及びドライバICは、内部バス100Kによって互いに接続されている。少なくともCPU100AとRAM100Bとが協働することによってコンピュータが実現される。特に、タッチパネル100Hに営業担当者が自身の手指の接触による操作(以下、タッチ操作という)を行うと、コンピュータがタッチ操作を検出してドライバIntegrated Circuit(IC)を介してLRA100Fを駆動する。これにより、LRA100Fが振動して超音波振動を発生し、その超音波振動がタッチパネル100H全体に伝搬する。結果として、タッチパネル100Hと手指との摩擦力が変化し、営業担当者に異なる触感が与えられる。尚、CPU100Aに代えてMicro Processing Unit(MPU)をハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
上述したRAM100Bには、ROM100CやNVM100Dに記憶されたプログラムがCPU100Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU100Aが実行することにより、後述する各種の機能が実現され、また、後述する各種の処理が実行される。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
次に、図3を参照して、上述したサーバ装置200のハードウェア構成について説明する。
図3はサーバ装置200のハードウェア構成の一例である。図3に示すように、サーバ装置200は、少なくともハードウェアプロセッサとしてのCPU200A、RAM200B、ROM200C及びネットワークI/F200Dを含んでいる。サーバ装置200は、必要に応じて、Hard Disk Drive(HDD)200E、入力I/F200F、出力I/F200G、入出力I/F200H、ドライブ装置200Iの少なくとも1つを含んでいてもよい。CPU200Aからドライブ装置200Iまでは、内部バス200Jによって互いに接続されている。少なくともCPU200AとRAM200Bとが協働することによってコンピュータが実現される。尚、CPU200Aに代えて上述したMPUをハードウェアプロセッサとして利用してもよい。
入力I/F200Fには、入力装置710が接続される。入力装置710としては、例えばキーボードやマウスなどがある。出力I/F200Gには、表示装置720が接続される。表示装置720としては、例えば液晶ディスプレイがある。入出力I/F200Hには、半導体メモリ730が接続される。半導体メモリ730としては、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリやフラッシュメモリなどがある。入出力I/F200Hは、半導体メモリ730に記憶されたプログラムやデータを読み取る。入力I/F200F及び入出力I/F200Hは、例えばUSBポートを備えている。出力I/F200Gは、例えばディスプレイポートを備えている。
ドライブ装置200Iには、可搬型記録媒体740が挿入される。可搬型記録媒体740としては、例えばCompact Disc(CD)−ROM、Digital Versatile Disc(DVD)といったリムーバブルディスクがある。ドライブ装置200Iは、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムやデータを読み込む。ネットワークI/F200Dは、例えばLANポートを備えている。ネットワークI/F200Dは上述した有線LAN20と接続される。
上述したRAM200Bには、ROM200CやHDD200Eに記憶されたプログラムがCPU200Aによって格納される。RAM200Bには、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムがCPU200Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU200Aが実行することにより、後述する各種の機能が実現され、また、後述する各種の処理が実行される。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
次に、図4から図9及び図19を参照して、タブレット端末100及びサーバ装置200の機能について説明する。
図4はタブレット端末100及びサーバ装置200のブロック図の一例である。図5は商品テーブルT1の一例である。図6は座標テーブルT2の一例である。図7は預金テーブルT3の一例である。図8は顧客テーブルT4の一例である。図9は表示テーブルT5の一例である。図19は座標テーブルT2´の一例である。
まず、タブレット端末100について説明する。図4に示すように、タブレット端末100は商品情報記憶部101、座標情報記憶部102、通信部103、及び制御部104を備えている。また、タブレット端末100は表示部105、入力部106、及び触覚提示部107を備えている。尚、商品情報記憶部101及び座標情報記憶部102は、例えば上述したROM100C又はNVM100Dによって実現される。通信部103は、例えば上述したRF回路100E及びアンテナ100E´によって実現される。制御部104は、例えば上述したCPU100A及びRAM100Bによって実現される。表示部105は、例えば上述したディスプレイ100Iによって実現される。入力部106は、例えば上述したタッチパネル100Hによって実現される。触覚提示部107は、例えば上述したLRA100F及びドライバICによって実現される。
商品情報記憶部101は金融商品に関する商品情報を記憶する。より詳しくは、図5に示すように、商品情報記憶部101は複数の商品情報を商品テーブルT1により管理する。商品テーブルT1は商品ID、商品説明用資料名、及びファイル名といった種々の構成要素を互いに関連付けて商品情報として管理する。商品IDは商品情報を識別する識別情報である。商品説明用資料名は例えば商品パンフレットに示される商品名である。ファイル名は商品説明用資料に関する電子ファイル(以下、単にファイルという)に付与された名称である。詳細は後述するが、ファイル名が指定されると、そのファイル名が付与されたファイルが展開される。尚、複数の商品情報は商品情報記憶部101に事前に記憶させておけばよい。
座標情報記憶部102はタブレット端末100に表示される表示画面上の所定の領域を定義する座標情報を記憶する。より詳しくは、図6に示すように、座標情報記憶部102は複数の座標情報を座標テーブルT2により管理する。座標テーブルT2は表示項目、ルーラ表示値、基準値、領域定義座標(X,Y)、及び触感変更フラグといった種々の構成要素を互いに関連付けて座標情報として管理する。例えば、触感変更フラグにフラグ「1」が登録された座標領域に対応する透明なオブジェクトをOperating System(OS)へ提示しておき、その座標領域に対する入力が入力部106を通じて行われた場合に実行する動作として、触覚提示部107としてのリニアアクチュエータの動作を設定しておく。このような設定により、座標テーブルT2で触感変更フラグが設定された領域定義座標に対して、営業担当者が自身の手指の接触によるタッチ操作を行うと、リニアアクチュエータによる触覚が営業担当者へフィードバックされる。リニアアクチュエータの動作は、例えば、ドライバICに予め設定されたコマンドにより決定され、リニアアクチュエータの連続動作、リニアアクチュエータの間欠動作、リニアアクチュエータの瞬間的な短時間動作などが実行される。なお、本実施形態ではリニアアクチュエータを触覚提示部107の一例として説明している。しかし、偏心した重りを回転軸に直結した偏心モータ、電磁コイルやリニアモータを用いて実現する上述したLRA100F、または、タッチパネル100Hに振動を伝達する圧電アクチュエータなどが触覚提示部107であってもよい。
なお、以上の実施形態では、リニアアクチュエータに対して、間欠動作させる例を用いて説明したが、本件は、間欠動作に限るものではない。近年のアクチュエータを駆動するドライバICには、例えば図19に示すように、予め複数の振動パターン(人の指が感知できる数Hz〜数百Hzの周波数帯域の信号からなる波形パターン)を記憶しているICがある。また、任意の振動パターンを後から追加で記憶可能なメモリ領域を有するICも存在する。そして、ドライバICが記憶している振動パターンをコマンドで選択すると、圧電アクチュエータの共振周波数(例えば可聴領域を超える超音波)帯域の正弦波を、その振動パターンで振幅変調、または、パルス幅変調し、変調された振動パターンを、圧電アクチュエータの駆動可能な電圧に増幅して、圧電アクチュエータへ供給される。
また、タッチパネル100Hに対するスライド操作の位置または速度をドライバICへフィードバックすることで、ドライバICは、振動パターンの変調強度や、振動パターンの周期を調整した振動パターンを生成して、圧電アクチュエータへ供給する。振動パターンで変調された駆動信号が圧電アクチュエータへ供給されると、圧電アクチュエータが振動を発生させ、発生した振動がタッチパネルに伝達し、伝達した振動のうち数Hz〜数百Hzの振動パターンが手指で認識される。そして、スライド操作に対応して認識される振動パターンを脳が錯覚して、振動パターンに対応づけられた触感を感じることになる。
ルーラ表示値は後述する情報把握ルーラに表示される値であって、表示項目の先頭数値又は数値帯を表している。例えば、ルーラ表示値「7」に対して表示項目「総預金概算」が対応付けられている場合、顧客の総預金概算の先頭が7であることを表している。例えば、ルーラ表示値「6−10」に対して表示項目「第一子年齢層」が対応付けられている場合、顧客が扶養する第一子の年齢層が6から10の間であることを表している。
基準値はルーラ表示値が表す先頭数値又は数値帯に対応付ける際の基準になる値を表している。例えば、顧客が保有する預金総額が650万円から749万円である場合、ルーラ表示値「7」に対応付けられる。例えば、顧客が扶養する第一子の生年月日が本日の6年前から11年前の翌日である場合、ルーラ表示値「6−10」に対応付けられる。
領域定義座標(X,Y)はタブレット端末100に表示される表示画面上の所定の領域を定義する位置座標を表している。所定の領域には上記ルーラ表示値が示す数値又は数値帯が含まれる。所定の領域は左上座標、左下座標、右上座標、及び右下座標によって定義付けられる。詳細は後述するが、例えばルーラ表示値が示す数値「7」を含む領域は左上座標R6(23,5)、左下座標S6(23,2)、右上座標R7(26,5)、及び右下座標S7(26,2)によって定義付けられる。同様に、例えばルーラ表示値が示す数値「6−10」を含む領域は左上座標R0(8,10)、左下座標S0(8,7)、右上座標R1(14,10)、及び右下座標S1(14,7)によって定義付けられる。尚、本実施形態において、所定の領域を定義する座標の原点はタブレット端末100の左下隅に設定されるが、原点は例えばタブレット端末100に表示される表示画面の左下隅に設定されてもよい。また、本実施形態では、タブレット端末100の長手方向をX軸とし、短手方向をY軸としている。
触感変更フラグはタブレット端末100の表示部105に表示される表示画面の触感を変更するか否かを決定するための情報である。例えば、触感変更フラグにフラグ「1」が登録されている場合、その座標領域に対応するオブジェクトをOSへ提示し、その座標領域に対する入力が行われた場合に実行する動作として、リニアアクチュエータの動作を設定する。フラグ「1」が登録されている触感変更フラグと対応付けられた領域に手指でタッチ操作が行われると、制御部104が後述する第1の触感制御を実行する。例えば、ドライバICに予め設定された第1の触感に対応するコマンドを実行する。逆に、触感変更フラグにフラグ「1」が登録されていない場合、その領域に対応するオブジェクトをOSへ提示し、その座標領域に対する入力が行われた場合に実行する動作として、第1の触感とは異なるリニアアクチュエータの動作を設定する。フラグ「1」が登録されていない触感変更フラグと対応付けられた領域に手指でタッチ操作が行われると、制御部104が後述する第2の触感制御を実行する。例えば、ドライバICに予め設定された第2の触感に対応するコマンドを実行する。この場合に、第1の触感と第2の触感は、フィードバックされる触覚の差が識別しやすい触感をそれぞれ設定することが望ましい。また、他の設定として、フラグ「1」が登録されていない領域に、触覚をフィードバックしないように設定する場合、第1の触感は、触覚のフィードバックを認識できる動作であればよい。尚、OSがGUIに対応していない場合、複数の座標情報は、触感変更フラグを除き、座標情報記憶部102に事前に記憶させておき、タッチパネルの入力座標に応じて、リニアアクチュエータを動作させるようにしてもよい。
なお、以上の実施形態は、理解を容易にするために、ルーラ表示値を用いた例を示したが、本件は、ルーラ表示値を用いた例に限るものではない。例えば、ルーラ表示値を含む領域に代えて触覚を提示する領域を表す触覚提示領域を設け、触覚提示領域に顧客情報のカテゴリのみを表示し、顧客情報を触覚にてフィードバックしてもよい。例えば、触覚提示領域に預金と表示し、その触覚提示領域に手指でタッチ操作した場合に、総預金概算に応じた回数、簡潔的に触覚をフィードバックしてもよい。例えば、総預金概算が7桁の場合に、簡潔的に7回、リニアアクチュエータを動作させ、タッチ操作した手指に7回の触覚をフィードバックしてもよい。また、触覚提示領域に第二子と表示し、第二子の年齢が6歳の場合に、簡潔的に6回、リニアアクチュエータを動作させ、タッチ操作した手指に6回の触覚をフィードバックしてもよい。さらに、顧客情報のカテゴリの表示は、触覚提示領域に表示する例にて説明したが、触覚提示領域に並べて顧客情報のカテゴリの表示を行ってもよい。
また、以上の実施形態では、タッチ操作した場合の例を用いて説明したが、本件は、タッチ操作に限るものではない。例えば、ルーラ表示値を含む領域に代えて触覚を提示する領域を表す触覚提示領域を設け、スライド操作を行う領域を提示(表示)するとともに、触覚提示領域にカテゴリを表示し、触覚提示領域をスライド操作した場合に、顧客情報に応じた触覚をフィードバックしてもよい。例えば、触覚提示領域に顧客情報のカテゴリを表す預金と表示し、触覚提示領域の端から端まで、手指でタッチした状態でスライド操作した場合に、総預金概算に応じた回数、簡潔的に触覚をフィードバックしてもよい。例えば、総預金概算が7桁の場合に、触覚提示領域内の7箇所の領域に対して、リニアアクチュエータを動作させる設定を行ってもよい。そして、その領域を、手指でタッチした状態でスライド操作することにより、7回の触覚のフィードバックを得て、顧客の総預金概算が7桁であることを認識するようにしてもよい。また、触覚提示領域に第二子と表示し、第二子の年齢が6歳の場合に、触覚提示領域内の6箇所の領域に対して、リニアアクチュエータを動作させる設定を行ってもよい。そして、触覚提示領域を、手指でタッチした状態でスライド操作することにより、6回の触覚のフィードバックを得て、顧客の第二子の年齢が6歳であることを認識するようにしてもよい。さらに、顧客情報のカテゴリの表示は、触覚提示領域に表示する例にて説明したが、触覚提示領域に並べて顧客情報のカテゴリの表示を行ってもよい。
図4に示す通信部103は制御部104とサーバ装置200との通信を制御する。例えば、通信部103は制御部104から出力された各種情報をサーバ装置200に向けて送信する。例えば、通信部103はサーバ装置200から送信された各種情報を制御部104に出力する。表示部105は制御部104から出力された情報に基づいて各種の入力画面、選択画面、表示画面を表示する。
制御部104はタブレット端末100の動作を制御する。例えば、制御部104はタブレット端末100の入力部106に対する特定の操作を検出すると、特定の操作に応じた入力画面、選択画面、又は表示画面に関する情報を表示部105に出力する。例えば、制御部104はタブレット端末100の入力部106に対するタッチ操作を検出すると、検出したタッチ操作を契機(トリガ)として、タッチ操作を検出した座標に対して設定された動作を実行する。例えば、第1の触感制御又は第2の触感制御が設定されている場合、触覚提示部107に対して、設定された触感に対応するコマンドを実行する。第1の触感制御及び第2の触感制御はタブレット端末100上における触感を与える制御である。
より詳しくは、第1の触感制御は、超音波振動によりタブレット端末100(具体的にはタッチパネル100H)と手指との摩擦力の高低を瞬時に変化させる制御である。これにより、触感の錯覚が誘発され、営業担当者は画面に対し凸凹感やザラザラ感といった特定の触感を体感する。一方、第2の触感制御は、超音波振動によりタブレット端末100(具体的にはタッチパネル100Hの表面)と手指との間に高い圧力の空気膜を発生させる制御である。当該制御による浮揚作用により摩擦力を低減し、営業担当者の手指がタブレット端末100に接触すると、営業担当者は画面に対しツルツル感といった特定の触感を体感する。
尚、フラグ「1」が登録されている触感変更フラグと対応付けられた領域に対してタッチ操作が行われると、制御部104は第1の触感制御を実行するが、フラグ「1」が登録されていない触感変更フラグと対応付けられた領域に対してタッチ操作が行われた場合、制御部104は第2の触感制御を実行しない実施形態であってもよい。同様に、フラグ「1」が登録されている触感変更フラグと対応付けられた領域に対してタッチ操作が行われた場合、制御部104は第1の触感制御を実行せず、フラグ「1」が登録されていない触感変更フラグと対応付けられた領域に対してタッチ操作が行われると、制御部104は第2の触感制御を実行する実施形態であってもよい。すなわち、タブレット端末100が持つ通常の触感とザラザラ感といった特定の触感との組み合わせで実施してもよいし、タブレット端末100が持つ通常の触感とツルツル感といった特定の触感との組み合わせで実施してもよい。
次に、サーバ装置200について説明する。図4に示すように、サーバ装置200は預金情報記憶部201、顧客情報記憶部202、表示情報記憶部203、通信部204、及び情報処理部205を備えている。尚、預金情報記憶部201、顧客情報記憶部202、表示情報記憶部203は、例えば上述したROM200C又はHDD200Eによって実現される。通信部204は、例えばネットワークI/F200Dによって実現される。情報処理部205は、例えば上述したCPU200A及びRAM200Bによって実現される。
預金情報記憶部201は顧客ID毎に種々の預金情報を記憶する。より詳しくは、図7に示すように、預金情報記憶部201は預金情報を預金テーブルT3により管理する。預金テーブルT3は顧客ID、商品別預金額、及び預金総額といった種々の構成要素を互いに関連付けて預金情報として管理する。顧客IDは取引のある特定の顧客を識別する識別情報である。商品別預金額は預金商品毎の預金額である。預金総額は各預金商品の預金額の総和である。尚、預金情報は口座開設時に預金情報記憶部201に記憶され、口座閉鎖時までに行われる入金及び出金に応じて変動する。
顧客情報記憶部202は顧客ID毎に種々の顧客情報(具体的には顧客属性情報)を記憶する。より詳しくは、図8に示すように、顧客情報記憶部202は顧客情報を顧客テーブルT4により管理する。顧客テーブルT4は顧客ID、パスワード、顧客氏名、顧客住所、顧客生年月日、配偶者有無、配偶者生年月日、第一子性別、第一子生年月日、第二子性別、及び第二子生年月日といった種々の構成要素を互いに関連付けて顧客情報として管理する。顧客IDは、上述したように、取引のある特定の顧客を識別する識別情報である。パスワードは後述する顧客ID入力画面で入力が要求される暗証情報である。顧客氏名、顧客住所、及び顧客生年月日はそれぞれ顧客の氏名、住所、及び生年月日である。配偶者有無及び配偶者生年月日は顧客に対する配偶者の有無とその配偶者の生年月日である。第一子性別、第一子生年月日、第二子性別、及び第二子生年月日は第一子の性別及び生年月日、並びに第二子の性別及び生年月日である。尚、顧客情報の各構成要素は口座開設時に顧客情報記憶部202に記憶され、口座閉鎖時までに行われる種々の届出に応じて追加されたり削除されたりする。
表示情報記憶部203はタブレット端末100の表示画面に表示するマークなどを表示情報として記憶する。より詳しくは、図9に示すように、表示情報記憶部203は表示情報を表示テーブルT5により管理する。表示テーブルT5は商品ID、表示項目、マーク、取得先、及び取得項目といった種々の構成要素を互いに関連付けて表示情報として管理する。商品IDは、上述したように、商品情報を識別する識別情報である。マークは表示項目に対応する記号、文字、数字若しくは図形又はこれらの組み合わせを表している。例えば、上述したルーラ表示値「7」と併せて百万円を表すマーク「¥」が表示画面に表示された場合、顧客の総預金概算は7百万円である。例えば、上述したルーラ表示値「6−10」と併せて第二子年齢層を表すマーク「2C」が表示画面に表示された場合、顧客が扶養する第二子の年齢層が6歳から10歳の間であることを表している。取得先及び取得項目は情報処理部205が表示項目に関する情報をどの記憶部のどの項目から取得するかを特定する情報である。例えば、表示項目「総預金概算」であれば、情報処理部205は預金情報記憶部201から預金総額を取得する。
通信部204は情報処理部205とタブレット端末100との通信を制御する。例えば、通信部204は情報処理部205から出力された各種情報をタブレット端末100に向けて送信する。例えば、通信部204はタブレット端末100から送信された各種情報の送信要求を情報処理部205に出力する。
情報処理部205はサーバ装置200の動作を制御する。例えば、情報処理部205は通信部204から出力された各種情報の送信要求を受け付けると、送信要求の種別を判断し、送信要求に応じた各種情報を預金情報記憶部201などから抽出して通信部204に出力する。
次に、営業支援システムSの動作について説明する。
図10は営業支援システムSの動作の一例を示す処理シーケンス図(その1)である。図11は営業支援システムSの動作の一例を示す処理シーケンス図(その2)である。図12は顧客ID入力画面30の一例である。図13は第1実施形態に係る商品名選択画面40の一例である。図14は第1実施形態に係る表示画面の一例である。図15は第1実施形態に係る表示画面の他の一例である。尚、図11において、サーバ装置200の動作については省略されている。
まず、図10に示すように、タブレット端末100の制御部104は顧客ID入力画面を表示し(ステップS101)、ログインボタンが押下されるまで待機する(ステップS102:NO)。例えば、営業担当者がタブレット端末100の電源スイッチをオフからオンに切り替えて起動すると、制御部104は顧客ID入力画面をタブレット端末100の表示部(具体的にはディスプレイ100I)に表示する。これにより、図12に示すように、表示部に顧客ID入力画面30が出現する。顧客ID入力画面30がタブレット端末100に表示されると、営業担当者は顧客に顧客ID及びパスワードの入力を要求する。営業担当者から顧客ID及びパスワードの入力が要求されると、顧客は自身の顧客IDとパスワードをそれぞれ入力欄31,32に入力し、自身の手指FGによりログインボタンBTを押下する操作(具体的にはタップ操作など)を行う。これにより、制御部104はログインボタンが押下されたと判断する(ステップS102:YES)。
制御部104はログインボタンが押下されたと判断すると、次いで、商品名選択画面を表示し(ステップS103)、商品名が選択されるまで待機する(ステップS104:NO)。例えば、顧客がログインボタンBTを押下する操作を行うと、制御部104は顧客ID入力画面30に入力された顧客ID及びパスワードを取得し、取得した顧客IDに応じたパスワードの送信をサーバ装置200に要求する。サーバ装置200の情報処理部205は制御部104からパスワードの送信が要求されると、顧客IDに応じたパスワードをタブレット端末100に向けて送信する。制御部104はサーバ装置200から送信されたパスワードを受け付けると、取得したパスワードと受け付けたパスワードを比較する。制御部104はパスワード同士を比較した結果、パスワードが一致すると判断すると、商品名選択画面を表示部105に表示する。これにより、図13に示すように、表示部に商品名選択画面40が出現する。
商品名選択画面40がタブレット端末100に表示されると、営業担当者は顧客に商品名の選択を要求する。営業担当者から商品名の選択が要求されると、顧客は自身の手指FGにより商品名を選択する操作(具体的にはタップ操作など)を行う。これにより、制御部104は商品名が選択されたと判断する(ステップS104:YES)。尚、制御部104は、商品名選択画面40を表示する際、商品情報記憶部101から商品説明用資料名(図5参照)とこれに対応するファイル名のファイルに含まれる商品概要を抽出し、抽出した商品説明用資料名と商品概要を含む商品名選択画面40を表示する。
図10に示すように、制御部104は商品名が選択されたと判断すると、次いで、ファイル名を取得する(ステップS105)。例えば、顧客が商品名を選択する操作を行うと、制御部104は当該商品名を取得し、取得した商品名に一致する商品説明用資料名と対応付けられたファイル名を商品情報記憶部101から取得する。したがって、図13に示すように、顧客が商品名「投資信託(国内株式)」を選択する操作を行うと、制御部104は商品情報記憶部101からファイル名「toushin.ppt」を取得する(図5参照)。
ステップS105の処理が完了すると、次いで、制御部104はサーバ装置200に表示情報の送信を要求する(ステップS106)。より詳しくは、制御部104は、まず、商品名選択画面から取得した商品名に一致する商品説明用資料名と対応付けられた商品IDを商品情報記憶部101から取得する。制御部104は商品IDを取得すると、次に、取得した商品IDに応じた表示情報の送信をサーバ装置200に要求する。したがって、図13に示すように、顧客が商品名「投資信託(国内株式)」を選択する操作を行うと、制御部104は商品情報記憶部101から商品ID「M02」を取得し(図5参照)、当該商品IDに応じた表示情報の送信をサーバ装置200に要求する。
図10に示すように、サーバ装置200はタブレット端末100から表示情報の送信が要求されると、情報処理部205は表示情報を送信する(ステップS201)。例えば、タブレット端末100から商品IDの送信と併せて表示情報の送信が要求されると、情報処理部205は商品IDに応じた表示情報を表示情報記憶部203から抽出し、抽出した表示情報をタブレット端末100に向けて送信する。したがって、タブレット端末100から商品ID「M02」の送信と併せて表示情報の送信が要求されると、情報処理部205は商品ID「M02」などを含む表示情報(図9参照)をタブレット端末100に向けて送信する。情報処理部205が表示情報を送信すると、制御部104はその表示情報を取得する(ステップS107)。
ステップS107の処理が完了すると、次いで、制御部104はサーバ装置200に登録情報の送信を要求する(ステップS108)。より詳しくは、制御部104は、サーバ装置200から取得した表示情報に含まれる取得先及び取得項目並びにステップS102の処理の際に取得した顧客IDに基づいて、登録情報の送信をサーバ装置200に要求する。例えば、制御部104が商品ID「M02」と対応付けられた取得先「預金情報記憶部」及び取得項目「預金総額」を含む表示情報を取得した場合、制御部104は預金情報記憶部201が記憶する顧客ID「1001」の預金情報の中から預金総額に登録された登録情報の送信を要求する。
図10に示すように、サーバ装置200はタブレット端末100から登録情報の送信が要求されると、情報処理部205は登録情報を送信する(ステップS202)。例えば、タブレット端末100から顧客IDの送信と併せて登録情報の送信が要求されると、情報処理部205は顧客IDに応じた預金情報を預金情報記憶部201から抽出し、抽出した預金情報の中から預金総額に登録された登録情報を取得し、タブレット端末100に向けて送信する。したがって、タブレット端末100から顧客ID「1001」の送信と併せて登録情報の送信が要求されると、情報処理部205は顧客ID「1001」を含む預金情報(図7参照)を抽出し、抽出した預金情報の中から預金総額に登録された登録情報「6,941,506」を取得し、タブレット端末100に向けて送信する。情報処理部205が登録情報を送信すると、制御部104はその登録情報を取得する(ステップS109)。
ステップS109の処理が完了すると、図11に示すように、制御部104は触感変更フラグにフラグ「1」を登録する(ステップS110)。より詳しくは、制御部104は登録情報を取得すると、取得した登録情報とステップS107の処理で取得した表示情報に含まれる表示項目とに基づいて、座標情報記憶部102が記憶する座標情報を参照し、どの領域にフラグ「1」を対応付けるか特定する。制御部104はフラグ「1」を対応付ける領域を特定すると、その領域と対応付けられた触感変更フラグにフラグ「1」を登録する。例えば、上述したように、制御部104が登録情報「6,941,506」を取得し、ステップS107の処理で取得した表示情報に表示項目「総預金概算」が含まれている場合、登録情報、表示項目、並びに、左上座標R6、左下座標S6、右上座標R7、及び右下座標S7により定義される領域と対応付けられた触感変更フラグにフラグ「1」を登録する(図6参照)。すなわち、制御部104は取得した登録情報に対応する基準値と対応付けられた領域の触感変更フラグにフラグ「1」を登録する。
ステップS110の処理が完了すると、次いで、制御部104はファイル名のファイルを展開し(ステップS111)、情報把握ルーラを表示する(ステップS112)。より詳しくは、制御部104はステップS105の処理で取得したファイル名のファイルを展開し、展開したファイルを情報把握ルーラとともに表示部105に表示する。これにより、図14に示すように、表示部に顧客が選択した商品名の資料41と情報把握ルーラ42を含む表示画面が出現する。
ここで、情報把握ルーラ42は顧客の大まかの情報を把握するための操作ツール又は画像情報である。第1実施形態に係る情報把握ルーラ42はそれぞれルーラ表示値を含む操作部品としての複数の領域43と、マーク44と、表示停止画像45とを含んでいる。図14において、複数の領域43は破線により囲われているが、当該破線は説明のために示されており表示部105に表示されない。上述したように、複数の領域43の1つには、フラグ「1」が対応付けられている(図6参照)。
ステップS112の処理が完了すると、次いで、制御部104はタッチ操作を検出したか否かを判断する(ステップS113)。より詳しくは、制御部104は情報把握ルーラ42に対するタッチ操作を検出したか否かを判断する。制御部104はタッチ操作を検出したと判断した場合(ステップS113:YES)、さらに、対象領域に進入したか否かを判断する(ステップS114)。第1実施形態に係る対象領域はフラグ「1」と対応付けられた領域43である。すなわち、制御部104はタッチ操作を行っている手指FGが対象領域に進入したか否かを判断する。本実施形態では、既に説明したように、ルーラ表示値「7」を含む領域43にフラグ「1」と対応付けられているため、ルーラ表示値「7」を含む領域43が対象領域に相当する。
ここで、図14に示すように、ルーラ表示値「0」を含む領域43からルーラ表示値「6」を含む領域43まで営業担当者が自身の手指FGでスライドさせながらタッチ操作を行う場合、これらの領域43にはいずれもフラグ「1」が対応付けられていないため(図6参照)、制御部104は対象領域に進入していないと判断する(ステップS114:NO)。したがって、制御部104は第2の触感制御を実行する(ステップS115)。制御部104は第2の触感制御を実行するため、営業担当者はツルツル感といった触感を体感する。
ステップS115の処理が完了すると、制御部104は非表示要求を検出したか否かを判断する(ステップS116)。例えば、営業担当者が表示停止画像45に対して手指FGでタッチ操作を行うと、制御部104は非表示要求を検出したと判断する(ステップS116:YES)。言い換えれば、営業担当者が表示停止画像45に対して手指FGでタッチ操作を行わなければ、制御部104は非表示要求を検出していないと判断する(ステップS116:NO)。この場合、制御部104は再びステップS113の処理を実行する。すなわち、図14に示すように、表示停止画像45に対して手指FGでタッチ操作を行われず、かつ、対象領域に手指FGが進入しない限り、制御部104は第2の触感制御を実行する。
一方、図15に示すように、ルーラ表示値「6」を含む領域43からルーラ表示値「7」を含む領域43まで営業担当者が自身の手指FGでスライドさせながらタッチ操作を行う場合、ルーラ表示値「7」を含む領域43にはフラグ「1」が対応付けられているため(図6参照)、制御部104は対象領域に進入したと判断する(ステップS114:YES)。したがって、制御部104は第1の触感制御を実行する(ステップS117)。制御部104は第1の触感制御を実行するため、営業担当者はザラザラ感といった触感を体感する。特に、ルーラ表示値「7」を含む領域43内であれば、ルーラ表示値「7」の表示位置だけでなく、その表示位置の周りの位置であっても、営業担当者はザラザラ感といった触感を体感する。
すなわち、営業担当者はルーラ表示値「7」を含む領域43で初めて、ルーラ表示値「1」〜「6」を含む各領域43で体感しなかった触感を体感する。さらに、営業担当者は百万円を表すマーク「¥」を視認する。これにより、顧客の総預金概算が7百万円であると把握することができる。一方で、顧客からすれば、営業担当者が手指FGで行っているタッチ操作の意図やルーラ表示値及びマークの意味を理解することができない。このように、営業担当者は顧客の総預金概算を顧客の心理に配慮して確認することができる。
尚、上述したように、営業担当者が表示停止画像45に対して手指FGでタッチ操作を行うと、制御部104は非表示要求を検出したと判断する。制御部104は非表示要求を検出すると、情報把握ルーラ42の表示を停止する(ステップS118)。したがって、営業担当者が顧客の総預金概算を把握した後は、必要に応じて、情報把握ルーラ42の表示を停止させることができる。
以上、第1実施形態によれば、タブレット端末100は制御部104を備えている。制御部104は顧客に対応づけられた登録情報を取得し、顧客に対する表示画面に、取得した登録情報を提示する領域43を設けるとともに、その領域43に対するタッチ操作に応じて、タブレット端末100上における触覚を与える制御を行う。これにより、営業担当者は商品説明を途中で中断せずに顧客の登録情報を顧客の心理に配慮して確認することができる。
以上の第1実施形態では、顧客情報を触覚によりフィードバックする専用の領域を設ける例で説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示す商品IDごとに、顧客情報に基づいて評価結果を算出する評価関数を設定しておき、図13に示す画面を表示する際に、顧客情報に基づいてそれぞれの商品に対する評価結果を算出し、算出された評価結果に基づいて設定された振動パターンを、それぞれの表品名または商品概要の領域に設定してもよい。例えば、評価結果が高くなるにつれて、ツルツルとした触感を表す振動パターンを設定し、評価結果が低くなるにつれて、ザラザラとした触感を表す振動パターンを設定してもよい。この設定により、営業担当者が自身の手指FGにより、商品名の欄を上から下へスライド操作した際に得られる触感の違いにより、評価結果が高い商品と評価結果が低い商品とを識別できるようにしても構わない。そして、得られる触感の違いを営業担当者が認識して判断した商品に対して、スライドとは異なる選択操作を表すタッチ操作により、表示する商品情報を選択するようにしてもよい。
(第2実施形態)
続いて、図16及び図17などを参照して、本件の第2実施形態について説明する。
図16は第2実施形態に係る商品名選択画面40の一例である。図17は第2実施形態に係る表示画面の一例である。例えば、図16に示すように、顧客が商品名「学資積立」を選択する操作を行うと、第1実施形態のステップS105などの処理において、制御部104は商品情報記憶部101からファイル名「gakushi.ppt」と商品ID「M04」を取得する(図5参照)。そして、ステップS106の処理において、取得した商品ID「M04」の送信と併せて表示情報の送信がタブレット端末100から要求されると、ステップS201の処理において、情報処理部205は商品ID「M04」などを含む表示情報(図9参照)をタブレット端末100に向けて送信する。
情報処理部205が表示情報を送信すると、ステップS107の処理において、制御部104はその表示情報を取得する。本実施形態では、制御部104は商品ID「M04」と対応付けられた取得先「顧客情報記憶部」及び取得項目「第一子生年月日」を含む表示情報、並びに取得先「顧客情報記憶部」及び取得項目「第二子生年月日」を含む表示情報を取得する。制御部104は、これらの表示情報を取得した場合、顧客情報記憶部202が記憶する顧客ID「1001」の顧客情報の中から第一子生年月日及び第二子生年月日にそれぞれ登録された2つの登録情報の送信を要求する。
サーバ装置200はタブレット端末100から登録情報の送信が要求されると、ステップS202の処理において、情報処理部205は登録情報を送信する。例えば、タブレット端末100から顧客IDの送信と併せて登録情報の送信が要求されると、情報処理部205は顧客IDに応じた顧客情報を顧客情報記憶部202から抽出し、抽出した顧客情報の中から第一子生年月日及び第二子生年月日にそれぞれ登録された登録情報を取得し、タブレット端末100に向けて送信する。したがって、タブレット端末100から顧客ID「1001」の送信と併せて登録情報の送信が要求されると、情報処理部205は顧客ID「1001」を含む顧客情報(図8参照)を抽出し、抽出した顧客情報の中から第一子生年月日に登録された登録情報「2010.3.1」及び第二子生年月日に登録された登録情報「2013.3.4」を取得し、タブレット端末100に向けて送信する。情報処理部205が登録情報を送信すると、ステップS109の処理において、制御部104はその登録情報を取得する。
制御部104が登録情報を取得すると、ステップS110の処理において、制御部104は触感変更フラグにフラグ「1」を登録する。例えば、制御部104が登録情報「2010.3.1」を取得し、ステップS107の処理で取得した表示情報に表示項目「第一子年齢層」が含まれている場合、制御部104は登録情報、表示項目、並びに、左上座標R0、左下座標S0、右上座標R1、及び右下座標S1により定義される領域と対応付けられた触感変更フラグにフラグ「1」を登録する(図6参照)。すなわち、制御部104は取得した登録情報に対応する基準値と対応付けられた領域の触感変更フラグにフラグ「1」を登録する。制御部104は、登録情報「2013.3.4」を取得し、ステップS107の処理で取得した表示情報に表示項目「第二子年齢層」が含まれている場合についても同様に触感変更フラグにフラグ「1」を登録する(図6参照)。
制御部104が触感変更フラグにフラグ「1」を登録すると、ステップS111及びS112の処理において、ファイル名のファイルを展開し、情報把握ルーラを表示する。これにより、図17に示すように、表示部105に顧客が選択した商品名の資料51と情報把握ルーラ52を含む表示画面が出現する。第2実施形態に係る情報把握ルーラ52はそれぞれルーラ表示値を含む操作部品としての複数の第1領域53及び複数の第2領域56と、マーク54,57と、表示停止画像55とを含んでいる。図17においても、複数の第1領域53及び複数の第2領域56は破線により囲われているが、当該破線は説明のために示されており表示部に表示されない。上述したように、複数の第1領域53の1つ及び複数の第2領域56の1つには、それぞれフラグ「1」が対応付けられている(図6参照)。
制御部104が情報把握ルーラ52を表示すると、ステップS113の処理において、制御部104は情報把握ルーラ52に対するタッチ操作を検出したか否かを判断する。制御部104はタッチ操作を検出したと判断した場合、ステップS114の処理において、対象領域に進入したか否かを判断する。第2実施形態に係る対象領域はフラグ「1」と対応付けられた第1領域53及び第2領域56である。本実施形態では、既に説明したように、ルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53にフラグ「1」と対応付けられているため、ルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53が対象領域に相当する。また、ルーラ表示値「0−5」を含む第2領域56にもフラグ「1」と対応付けられているため、ルーラ表示値「0−5」を含む第2領域56も対象領域に相当する。
ここで、図17に示すように、ルーラ表示値「0−5」を含む第1領域53を営業担当者が自身の手指FGでスライドさせながらタッチ操作を行う場合、第1領域53にはフラグ「1」が対応付けられていないため(図6参照)、制御部104は対象領域に進入していないと判断する。したがって、ステップS115の処理で、制御部104は第2の触感制御を実行する。制御部104は第2の触感制御を実行するため、営業担当者はツルツル感といった触感を体感する。
一方、図17に示すように、ルーラ表示値「0−5」を含む第1領域53からルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53まで営業担当者が自身の手指FGでスライドさせながらタッチ操作を行う場合、ルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53にはフラグ「1」が対応付けられているため(図6参照)、制御部104は対象領域に進入したと判断する。したがって、ステップS117の処理で、制御部104は第1の触感制御を実行する。制御部104は第1の触感制御を実行するため、営業担当者はザラザラ感といった触感を体感する。
尚、第1領域53と同様に、ルーラ表示値「0−5」を含む第2領域56に営業担当者が自身の手指FGでスライドさせながらタッチ操作を行う場合、ルーラ表示値「0−5」を含む第2領域56にはフラグ「1」が対応付けられているため(図6参照)、制御部104は対象領域に進入したと判断する。したがって、ステップS117の処理で、制御部104は第1の触感制御を実行する。制御部104は第1の触感制御を実行するため、営業担当者はその第2領域56に対してもザラザラ感といった触感を体感する。
すなわち、営業担当者はルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53で初めて、ルーラ表示値「0−5」を含む第1領域53で体感しなかった触感を体感する。さらに、営業担当者は第一子年齢層を表すマーク「1C」を視認する。これにより、顧客が扶養する第一子の年齢層が6歳から10歳の間であると把握することができる。また、営業担当者はルーラ表示値「0−5」を含む第2領域56で、ルーラ表示値「6−10」を含む第1領域53と同様の触感を体感する。さらに、営業担当者は第二子年齢層を表すマーク「2C」を視認する。これにより、顧客が扶養する第二子の年齢層が0歳から5歳の間であると把握することができる。一方で、顧客からすれば、営業担当者が手指FGで行っているタッチ操作の意図やルーラ表示値及びマークの意味を理解することができない。特に、第一子及び第二子の年齢層を特定する「歳」といった直接的な情報が表示画面に含まれず、代わりに、マーク「1C」及び「2C」といった間接的な情報が表示画面に含まれるため、顧客はルーラ表示値の意味を理解することができない。
このように、営業担当者は顧客が扶養する第一子及び第二子の年齢層を顧客の心理に配慮して確認することができる。尚、第1実施形態で説明したように、表示停止画像55に対して手指FGによりタッチ操作が行われると、制御部104は情報把握ルーラ52の表示を停止する。このように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、営業担当者は顧客の登録情報を顧客の心理に配慮して確認することができる。
(第3実施形態)
続いて、図18を参照して、本件の第3実施形態について説明する。
図18(a)〜(c)は第3実施形態に係る情報把握ルーラ62の表示例である。上述した第1実施形態及び第2実施形態では、ルーラ表示値の一例として数字を利用して説明したが、ルーラ表示値は図形や文字などであってもよい。例えば、図18(a)に示すように、複数の領域63のそれぞれにルーラ表示値として1本の縦棒図形を含めてもよい。縦棒図形は例えば定規の目盛りに対応する。営業担当者は先頭の領域63から何本目かの領域63でツルツル感からザラザラ感に変わったことを体感すれば、先頭からの縦棒図形の数を計数することにより、顧客の総預金概算を把握することができる。一方、顧客からすれば、縦棒図形が表示画面のデザインにすぎないと考える可能性が高く、営業担当者が手指FGで行っているタッチ操作や縦棒図形の意味を理解することができない。第3実施形態であっても、営業担当者は顧客の総預金概算を顧客の心理に配慮して確認することができる。
また、図18(b)に示すように、複数の領域63のそれぞれにルーラ表示値として白丸図形と黒四角図形を交互に含めてもよい。営業担当者は先頭の領域63から何個目かの領域63でツルツル感からザラザラ感に変わったことを体感し、その領域63に黒四角図形が含まれていれば、先頭からの白丸図形の数を計数しないでも、顧客の総預金概算の先頭が偶数であることを把握することができる。すなわち、営業担当者は顧客の総預金概算が2百万円や4百万円などと、縦棒図形に比べて早く確認することができる。
さらに、図18(c)に示すように、複数の領域63のそれぞれにルーラ表示値として5つのギリシャ文字を繰り返し含めてもよい。営業担当者は先頭の領域63から5文字目より後の領域63でツルツル感からザラザラ感に変わったことを体感すれば、顧客の総預金概算が5百万円近くより多くあることを把握することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した第1実施形態から第3実施形態では、銀行を一例として説明したが、銀行以外の金融機関で本件を実施してもよい。
また、金融分野に限定されず、例えば、医療分野や文教分野で本件を実施してもよい。具体的には、医療分野であれば、医師が患者の目の前で患者の余命やバイタルサインといった登録情報を患者の心理に配慮して確認することができる。文教分野であれば、教師が三者面談において生徒及び保護者の目の前で生徒の成績といった登録情報を生徒及び保護者の心理に配慮して確認することができる。
さらに、制御部104は第1の触感制御と第2の触感制御のいずれか一方を実行するようにしてもよい。すなわち、第1実施形態で説明したステップS114の処理において、制御部104が対象領域に進入していないと判断した場合、ステップS115の処理を実行せずにスキップし、制御部104が対象領域に進入したと判断した場合、ステップS117の処理を実行してもよい。逆に、制御部104が対象領域に進入していないと判断した場合、ステップS115の処理を実行し、制御部104が対象領域に進入したと判断した場合、ステップS117の処理を実行せずにスキップしてもよい。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータに実行させる触覚制御プログラムにおいて、顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う処理と、を含むことを特徴とする触覚制御プログラム。
(付記2)前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記触覚を与える制御により提示する情報は、前記表示画面に含まれない、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記3)前記提示領域は、目盛りを含み、前記制御を行う処理は、前記顧客に対応づけられた情報が数値である場合に、前記目盛りにおける該数値に対応する領域と、他の領域とで、前記触覚を与える制御を異ならせる、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記4)前記提示領域は、触覚による出力対象とする情報の選択を受け付ける操作部品を含み、前記制御を行う処理は、前記操作部品の操作に応じて選択された情報に応じて、前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記選択された情報に対応する情報に基づいて触覚を与える制御を行う領域を設定する処理を行う、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記5)前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上に異なる触感を与える制御を行う、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記6)前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上における触感を変える制御を行う、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記7)前記提示領域は、複数の振動パターンを記憶する記憶部に記憶された振動パターンを特定する振動パターン種別が領域ごとに設定され、前記制御を行う処理は、前記領域へのタッチ操作に応じて、該領域に設定された前記振動パターン種別に対応する振動パターンを前記記憶部から読み出し、該振動パターンに対応する振動を前記表示デバイス上に与える制御を行う、ことを特徴とする付記1に記載の触覚制御プログラム。
(付記8)前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作におけるスライド速度に応じて、前記振動パターンを可変する制御を行う、ことを特徴とする付記7に記載の触覚制御プログラム。
(付記9)表示画面に表示する情報を識別する識別情報の入力に応じて、該識別情報に対応づけられた情報又は該識別情報に対応づけられた情報に対応づけられた領域を取得する取得処理と、タッチパネル上における、前記取得処理で取得した前記情報に対応する領域又は取得した前記領域のタッチをトリガとして前記タッチパネル上における触感を与える制御を行う処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする触覚制御プログラム。
(付記10)タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータが実行する触覚制御方法において、顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う処理と、を含むことを特徴とする触覚制御方法。
(付記11)タッチパネル式の表示デバイスにおいて、顧客に対応づけられた情報を取得し、前記顧客に対する表示画面に、取得した前記顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う、制御部を備えたことを特徴とする表示デバイス。
(付記12)前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記触覚を与える制御により提示する情報は、前記表示画面に含まれない、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記13)前記提示領域は、目盛りを含み、前記制御部は、前記顧客に対応づけられた情報が数値である場合に、前記目盛りにおける該数値に対応する領域と、他の領域とで、前記触覚を与える制御を異ならせる、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記14)前記提示領域は、触覚による出力対象とする情報の選択を受け付ける操作部品を含み、前記制御部は、前記操作部品の操作に応じて選択された情報に応じて、前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記選択された情報に対応する情報に基づいて触覚を与える制御を行う領域を設定する処理を行う、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記15)前記制御部は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上に異なる触感を与える制御を行う、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記16)前記制御部は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上における触感を変える制御を行う、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記17)前記提示領域は、複数の振動パターンを記憶する記憶部に記憶された振動パターンを特定する振動パターン種別が領域ごとに設定され、前記制御部は、前記領域へのタッチ操作に応じて、該領域に設定された前記振動パターン種別に対応する振動パターンを前記記憶部から読み出し、該振動パターンに対応する振動を前記表示デバイス上に与える制御を行う、ことを特徴とする付記11に記載の表示デバイス。
(付記18)前記制御部は、前記表示デバイスへのタッチ操作におけるスライド速度に応じて、前記振動パターンを可変する制御を行う、ことを特徴とする付記17に記載の表示デバイス。
100 タブレット端末
101 商品情報記憶部
102 座標情報記憶部
103 通信部
104 制御部
105 表示部
106 入力部
107 触覚提示部
200 サーバ装置
201 預金情報記憶部
202 顧客情報記憶部
203 表示情報記憶部
204 通信部
205 情報処理部

Claims (11)

  1. タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータに実行させる触覚制御プログラムにおいて、
    顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、
    前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする触覚制御プログラム。
  2. 前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記触覚を与える制御により提示する情報は、前記表示画面に含まれない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  3. 前記提示領域は、目盛りを含み、
    前記制御を行う処理は、前記顧客に対応づけられた情報が数値である場合に、前記目盛りにおける該数値に対応する領域と、他の領域とで、前記触覚を与える制御を異ならせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  4. 前記提示領域は、触覚による出力対象とする情報の選択を受け付ける操作部品を含み、
    前記制御を行う処理は、前記操作部品の操作に応じて選択された情報に応じて、前記顧客に対応づけられた情報のうち、前記選択された情報に対応する情報に基づいて触覚を与える制御を行う領域を設定する処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  5. 前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上に異なる触感を与える制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  6. 前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作をトリガとして、前記表示デバイス上における触感を変える制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  7. 前記提示領域は、複数の振動パターンを記憶する記憶部に記憶された振動パターンを特定する振動パターン種別が領域ごとに設定され、
    前記制御を行う処理は、前記領域へのタッチ操作に応じて、該領域に設定された前記振動パターン種別に対応する振動パターンを前記記憶部から読み出し、該振動パターンに対応する振動を前記表示デバイス上に与える制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の触覚制御プログラム。
  8. 前記制御を行う処理は、前記表示デバイスへのタッチ操作におけるスライド速度に応じて、前記振動パターンを可変する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載の触覚制御プログラム。
  9. 表示画面に表示する情報を識別する識別情報の入力に応じて、該識別情報に対応づけられた情報又は該識別情報に対応づけられた情報に対応づけられた領域を取得する取得処理と、
    タッチパネル上における、前記取得処理で取得した前記情報に対応する領域又は取得した前記領域のタッチをトリガとして前記タッチパネル上における触感を与える制御を行う処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする触覚制御プログラム。
  10. タッチパネル式の表示デバイスを備えたコンピュータが実行する触覚制御方法において、
    顧客に対応づけられた情報を取得する取得処理と、
    前記顧客に対する表示画面に、前記取得処理で取得した顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする触覚制御方法。
  11. タッチパネル式の表示デバイスにおいて、
    顧客に対応づけられた情報を取得し、
    前記顧客に対する表示画面に、取得した前記顧客に対応づけられた情報を提示する提示領域を設けるとともに、該提示領域に対するタッチ操作に応じて、前記表示デバイス上における触覚を与える制御を行う、
    制御部を備えたことを特徴とする表示デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102278726B1 (ko) * 2020-03-20 2021-07-16 한상현 터치 버튼용 햅틱제어장치
CN114556269A (zh) * 2019-10-18 2022-05-27 株式会社东海理化电机制作所 控制装置、程序以及系统

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