JP2019051880A - シートスライド装置 - Google Patents

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雄基 村松
Yuki Muramatsu
雄基 村松
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Abstract

【課題】ロック時の打音と衝撃を低減できるシートスライド装置を提供することを目的とする。【解決手段】第1ロック部材50と第2ロック部材60とが、第1ロック部材50のロック孔51と第2ロック部材60のロック孔61とが長手方向に対してずれるように重ね合わされ固定されることで、第1ロック部材50及び第2ロック部材60が、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31に係合する際に(ロック時)、まず樹脂材料またはゴム材料から成る第2ロック部材60のロック孔61と接触するため、接触時の打音と衝撃が低減される。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置に関するものである。
従来より、車両用のシートを前後に調整するためのシートスライド装置において、下記特許文献1のようにロック機構を備える構成が知られている。この車両用シートスライド装置のロック機構は、アッパーレールに傾動可能に固定されるロックレバーの爪が、スプリングの付勢によりロアレールの係合孔とアッパーレールの係合孔等とに嵌合することで、アッパーレールをロアレールに対して移動不能にロックする。そして、操作レバーの操作によりロックレバーを傾動させて爪をロアレールの係合孔とアッパーレールの係合孔等から引き抜くと、上記ロックが解除される。
特開2015−83425号公報
特許文献1などのシートスライド装置は、ロック時に金属製のロックレバーの爪が、スプリングの付勢により金属製のロアレールとアッパーレールの係合孔に押し付けられるように接触するため、大きな打音が発生してしまうという課題があった。本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ロック時の打音の発生を抑制し得るシートスライド装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、車体に固定されるロアレール部材と、シートに固定されると共に前記ロアレール部材に対して摺動自在に設けられるアッパーレール部材と、ロアレール部材と前記アッパーレール部材におけるロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部と、に係脱可能なロック孔を有する第1ロック部材と、樹脂材料またはゴム材料から成り前記第1ロック部材のロック孔と略同一寸法のロック孔を有して前記ロアレール側被係合部及び前記アッパーレール側被係合部と係脱可能な第2ロック部材と、第1ロック部材及び第2ロック部材がロアレール側被係合部及びアッパーレール側被係合部に係合するロック状態と、そのロック状態を解除するロック解除状態と、を切り替えるために操作される操作部材と、を備え、第2ロック部材は、第2ロック部材のロック孔と第1ロック部材のロック孔とが長手方向に対してずれるように第1ロック部材の上面に重ね合わされ固定されることを技術的特徴とする。
請求項2に記載の発明は、第1ロック部材のロック孔の長手方向の長さの4分の1以下ずれるようにして、第2ロック部材が第1ロック部材の上面に重ね合わされ固定されることを技術的特徴とする。
請求項3に記載の発明は、第2ロック部材の端部に底面側に延びる引掛け部が形成されて、第1ロック部材と引掛け固定されることを技術的特徴とする。
請求項1の発明は、第2ロック部材が、第2ロック部材のロック孔と第1ロック部材のロック孔とが長手方向に対してずれるように第1ロック部材の上面に重ね合わされ固定されることで、第1ロック部材及び第2ロック部材が、ロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部に係合する際に(ロック時)、まずロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部は第2ロック部材のロック孔と接触する。第2ロック部材は樹脂材料またはゴム材料から成るため、金属材料のものより接触時の打音と衝撃が低減される。また、樹脂材料またはゴム材料の撓みによって、ロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部から受ける押圧力に対抗する力が発生するため、衝撃がさらに緩和される。
請求項2の発明は、第1ロック部材のロック孔の長手方向の長さの4分の1以下ずれるようにしたことで、第1ロック部材及び第2ロック部材がロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部と引っ掛からずに滑らかに係合する。4分の1を超える長さをずらした場合は、第1ロック部材にロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部が引っ掛かり、滑らかにロック作動しない。
請求項3の発明は、第2ロック部材の端部に底面側に延びる引掛け部が形成されて、第1のロック部材と引掛け固定したため、第1ロック部材と第2ロック部材とが一体的に作動する。また、端部のみを固定しているため、ロック孔近傍の撓み変形を可能となっている。
本発明に係るシートスライド装置が設置される車両用シートの構成概要を示す側面図である。 図1のシートスライド装置を示す斜視図である。 図1のシートスライド装置の分解斜視図である。 (A)はロック部材の平面図、(B)はその側面図である。 アッパーレール及びロック部材に操作レバーを組み付けた状態を示す底面図である。 (A)は図5のA1−A1断面を示す断面図であり、(B)は図5のA2−A2断面を示す断面図であり、(C)は図5のA3−A3を示す断面図である。 ロック状態を示す断面図であり、(A)は操作レバーを操作してロックが解除されている状態を示す断面図であり、(B)は操作レバーを離してロック部材が上方に移動する途中を示す断面図であり、(C)はロック状態を示す断面図である。
本発明に係るシートスライド装置10の一実施形態について図を参照して説明する。図1〜3に示すように、シートスライド装置10は、車両用シートSを前後摺動可能に車両フロアBに固定するもので、主に車両用シートSに固定されるアッパーレール20と、前後フット40を介して車体(車両フロアB)に固定されるロアレール30と、アッパーレール20とロアレール30内にアッパーレール20とロアレール30とを相対移動不能に固定(ロック)可能な第1ロック部材50及び第2ロック部材60とを備えるとともに、第1ロック部材50及び第2ロック部材60によるアッパーレール20とロアレール30とのロック状態とそのロック状態を解除するロック解除状態とを切り替えるために操作される操作レバー70とを備える。
アッパーレール(アッパーレール部材)20は、ロアレール30に対して摺動自在に設けられる。また、アッパーレール20は、第1ロック部材50のロック孔51および第2ロック部材60に形成されたロック孔61に係脱可能なロック爪21が設けられている。なお、ロック爪21は、「アッパーレール側被係合部」の一例に相当し得る。
ロアレール(ロアレール部材)30は、アッパーレール20のロック爪21と同様にロック爪31が設けられている。なお、ロック爪31は、「ロアレール側被係合部」の一例に相当し得る。
第1ロック部材50は、図4,5に示すように、略長手板状に形成され、アッパーレール20とロアレール30のロック状態を形成するロック孔51を備えるロック片52と、アッパーレール20に嵌合してロック片52を間接的に支持する一対の支持片53と、ロック片52と支持部53とを連結する連結部54とを備えている。また、ロック片52と一体的に形成されて操作レバー70からの押圧力を受ける一対の延出部55と、一対の支持部53の間に形成されて支持部52の変形を規制する規制部56とを備えている。
一対の支持部53は、それぞれ長手板状に形成され、一端が連結部54と接続される。一対の延出部55は、ロック片52における連結部54の接続部分を挟む隣接位置から延出するように形成され、連結部54と同様の厚さの長手板状に形成され、延出長さが連結部53の長さの半分より僅かに長くなっている。規制部56は、連結部54の一端に対して支持部53とともに接続されてフォーク形状となっている。
第2ロック部材60は、樹脂材料又はゴム材料から成り、全体が略板状に形成されて、アッパーレール20とロアレール30のロック状態を形成するロック孔61と、長手方向の両端部から底面側に延びてロック片52に引掛け可能な引掛け部62とを備えている。第2ロック部材60のロック孔61は、第1ロック部材50のロック孔51と略同一寸法で形成されるが、ロック孔51とロック孔61とは、ロック孔51の長手方向の長さの4分の1以下の長さだけずれるように、第1ロック部材50の上面に重ね合わされ、引掛け部62をロック片52に引掛けることで第1ロック部材60と固定される。なお、引掛部62は第2ロック部材60に端部に形成されているため、ロック孔61近傍は撓み変形が可能となっている。
操作レバー(操作部材)70は、図3に示すように、アッパーレール20の外方に配置される把持部71と、この把持部71から延出する連結部72と、連結部72から延出してアッパーレール20と第1ロック部材50との間に配置される操作部73を備えている。
次に、シートスライド装置10における操作レバー70によるロック状態及びロック解除状態との切り替え操作について説明する。操作レバー70が操作されない場合には、図6に示すように、第1ロック部材50のロック孔51及び第2ロック部材60のロック孔61が、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31と係合したままの状態で保持され、アッパーレール20とロアレール30とが相対移動不能にロックされる。
第1ロック部材50及び第2ロック部材60によるロック状態において、操作レバー70の把持部71が上方向に移動するように操作されると、操作レバー70の操作部73は先端側が下方に向かうように傾動する。そして、操作レバー70の操作部73が、第1ロック部材の50の延出部55を下方に押圧することにより、支持部53はロック片52側が下方に向かうように弾性変形することになる。このようにして、ロック片51が下方向に移動することにより、第1ロック部材50のロック孔51及び第2ロック部材60のロック孔61と、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31との係合が解除されて、アッパーレール20とロアレール30とが相対移動可能なロック解除状態になる。
アッパーレール20とロアレール30との相対位置を調整した後に操作レバー70の把持部71を解放すると、図7に示すように、支持部52の弾性変形が元に戻り、ロック片52が上方移動することになる。 第1ロック部材50及び第2ロック部材60は、第1ロック部材50のロック孔51と第2ロック部材60のロック孔61とが、長手方向に対してロック孔51の長手方向の長さの4分の1以下の長さだけずれるように重ね合わされて固定されているため、ロック片52の上方移動によりまず第2ロック部材60のロック孔61がアッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31と接触する。このときに、第2ロック部材が樹脂材料またはゴム材料から成るため、金属材料のものより接触時の打音と衝撃が低減される。
その後、第1ロック部材50のロック孔51及び第2ロック部材60のロック孔61に対して、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31が入り込むときに、ロック爪21とロック爪31の傾斜に沿って第1ロック部材50及び第2ロック部材60が上方に移動するが、第2ロック部材が樹脂材料またはゴム材料から成るため、図7(C)に示すように、ロック爪21及びロック爪31の傾斜部から受ける押圧力に対抗するような撓み力が発生し、ロック爪21及びロック爪31がロック孔51及びロック孔61に入り込むときの衝撃がさらに低減される。
なお、第1ロック部材50のロック孔51と第2ロック部材60のロック孔61とが、長手方向に対してロック孔51の長手方向の長さの4分の1を超える長さをずれるように重ね合わせた場合は、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31が、第1ロック部材50に引っ掛かって滑らかにロックが作動しない。
このようにして、操作レバー70の操作によりアッパーレール20とロアレール30のロック状態とロック解除状態を切り替えてシートの前後位置の調整が行われる。第2ロック部材60が第1ロック部材50に対して長手方向にずれるように重ね合わされ固定されることで、アッパーレール20のロック爪21とロアレール30のロック爪31とロックする際の打音と衝撃が低減される。
10 シートスライド装置
20 アッパーレール
30 ロアレール
40 フット
50 第1ロック部材
51 ロック孔
52 ロック片
53 支持部
54 連結部
55 延出部
56 規制部
60 第2ロック部材
61 ロック孔
62 引掛け部
70 操作レバー
71 把持部
72 連結部
73 操作部

Claims (3)

  1. 車体に固定されるロアレール部材と、
    シートに固定されると共に前記ロアレール部材に対して摺動自在に設けられるアッパーレール部材と、
    前記ロアレール部材と前記アッパーレール部材におけるロアレール側被係合部とアッパーレール側被係合部と、に係脱可能なロック孔を有する第1ロック部材と、
    樹脂材料またはゴム材料から成り前記第1ロック部材のロック孔と略同一寸法のロック孔を有して前記ロアレール側被係合部及び前記アッパーレール側被係合部と係脱可能な第2ロック部材と、
    前記第1ロック部材及び第2ロック部材が前記ロアレール側被係合部及び前記アッパーレール側被係合部に係合するロック状態と、そのロック状態を解除するロック解除状態と、を切り替えるために操作される操作部材と、を備え、
    前記第2ロック部材は、前記第2ロック部材のロック孔と前記第1ロック部材のロック孔とが長手方向に対してずれるように前記第1ロック部材の上面に重ね合わされ固定されることを特徴とするシートスライド装置。
  2. 前記第1ロック部材のロック孔の長手方向の長さの4分の1以下ずれるようにして、前記第2ロック部材が前記第1ロック部材の上面に重ね合わされ固定されることを特徴とする請求項1に記載のシートスライド装置。
  3. 前記第2ロック部材の端部に底面側に延びる引掛け部が形成されて、前記第1ロック部材と引掛け固定されることを特徴とする請求項1,2に記載のシートスライド装置。
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