JP2019048713A - 部品供給装置、部品整列システムおよび部品分離システム - Google Patents

部品供給装置、部品整列システムおよび部品分離システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の部品が収容されるバケットと、バケットに収容される部品を所定個数ずつ取り出すためのドラムとを備える部品供給装置において、バケット内の部品を所定個数ずつドラムで確実に供給することが可能な部品供給装置を提供する。【解決手段】部品供給装置1は、供給前の複数の部品が収容されるバケット8と、バケット8に収容される部品を所定個数ずつ取り出すためのドラム9と、ドラム9の軸心を回転中心としてかつ水平方向を回転の軸方向としてドラム9を回転させる回転機構と、ドラム9の回転の軸方向を回動の軸方向としてバケット8を回動させる回動機構とを備えている。バケット8は、上面側および一端側が開口する箱状に形成され、回動機構は、バケット8の一端側を回動中心にしてバケット8を回動させる。ドラム9は、バケット8の一端側に配置されており、ドラム9が回転すると、バケット8に収容される部品が所定個数ずつ取り出される。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の部品の中から所定個数ずつ部品を供給する部品供給装置に関する。また、本発明は、かかる部品供給装置を備える部品整列システムおよび部品分離システムに関する。
従来、バルブボディの整列供給装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の整列供給装置は、バケットとドラム(回転ドラム)と整列搬送機構とを備えている。バケットの外側面は、後面部と、底面部と、一対の側面部と、底面部の一端から上下方向の中間位置まで伸びる前面部とから構成されており、バケットの上面および前面の上端側は開口している。バケット内には、一端側が後面部の上端側に固定され、他端側が前面部の上端に固定される傾斜板が配置されている。バケットには、人手または搬送装置によって多数のバルブボディが投入される。
また、特許文献1に記載の整列供給装置では、ドラムは、バケットの前面部側に配置されている。ドラムは、傾斜板の傾斜方向に直交するように配置された円柱状のドラム本体と、ドラム本体に固定される回転軸とを備えている。回転軸の両端側は、側面部に回転自在に支持されている。ドラム本体の外周面には、1個のバルブボディが収容されるポケットが形成されている。ポケットは、ドラム本体の周方向で180°離間した位置のそれぞれに3個ずつ形成されており、3個のポケットは、ドラム本体の軸方向に配列されている。特許文献1に記載の整列供給装置では、ドラムが回転すると、バケット内のバルブボディが3個ずつ排出され、排出された3個のバルブボディは、整列搬送機構上に落下する。
実開平5−86918号公報
特許文献1に記載の整列供給装置では、バケットに投入された多数のバルブボディ同士が複雑に接触し合い、バケット内の複数のバルブボディが固まってばらけないといった事態が生じうる。また、バケット内の複数のバルブボディが固まってばらけないと、3個のポケットの中にバルブボディが入り込まないポケットが生じて、バケット内のバルブボディをドラムで3個ずつ排出できなくなるおそれがある。すなわち、特許文献1に記載の整列供給装置では、バケット内のバルブボディをドラムで所定個数ずつ整列搬送機構に供給できなくなるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、複数の部品が収容されるバケットと、バケットに収容される部品を所定個数ずつ取り出すためのドラムとを備える部品供給装置において、バケット内の部品を所定個数ずつドラムで確実に供給することが可能な部品供給装置を提供することにある。また、本発明の課題は、かかる部品供給装置を備える部品整列システムおよび部品分離システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の部品供給装置は、供給前の複数の部品が収容されるバケットと、バケットに収容される部品を所定個数ずつ取り出すための円柱状のドラムと、ドラムの軸心を回転中心としてかつ水平方向を回転の軸方向としてドラムを回転させる回転機構と、ドラムの回転の軸方向を回動の軸方向としてバケットを回動させる回動機構とを備え、バケットは、上面側および一端側が開口する箱状に形成され、回動機構は、バケットの一端側を回動中心にしてバケットを回動させ、ドラムは、バケットの一端側に配置され、ドラムが回転すると、バケットに収容される部品が所定個数ずつ取り出されることを特徴とする。
本発明の部品供給装置は、ドラムが配置されるバケットの一端側を回動中心にしてバケットを回動させる回動機構を備えている。そのため、本発明では、バケット内で複数の部品が固まっていても、回動機構によってバケットを回動させてバケット内の部品を動かすことで、バケット内で固まっている複数の部品をばらけさせることが可能になる。したがって、本発明では、バケット内の部品を所定個数ずつドラムで確実に供給することが可能になる。
本発明において、ドラムの外周面には、部品が入り込む複数の凹部が形成され、複数の凹部は、ドラムの軸方向かつドラムの周方向でずれた位置に配置されていることが好ましい。このように構成すると、ドラムを1回転させる間に、所定個数の部品を順次複数回、ドラムで供給することが可能になる。
本発明において、部品供給装置は、凹部に入り込んだ部品を検知するための光学式センサを備え、ドラムには、ドラムの軸方向でドラムを貫通するとともに凹部に通じる複数の部品検知用貫通穴が形成され、光学式センサは、ドラムの軸方向においてドラムの外側に配置されるとともに、光学式センサの光軸が部品検知用貫通穴を通過するように配置されていることが好ましい。このように構成すると、ドラムの外周面に形成される凹部によって部品が所定個数ずつ供給される場合であっても、凹部に部品が入り込んだことや、凹部に入り込んだ部品が供給されたことを検知することが可能になる。
本発明において、ドラムの外周面には、部品を吸引して保持する複数の吸引穴が形成され、複数の吸引穴は、ドラムの軸方向かつドラムの周方向でずれた位置に配置されていても良い。この場合には、バケット内の部品がドラムに吸引されて保持されるため、バケット内の部品をドラムでより確実に保持することが可能になる。また、この場合には、複数の吸引穴がドラムの軸方向かつドラムの周方向でずれた位置に配置されているため、ドラムを1回転させる間に、所定個数の部品を順次複数回、ドラムで供給することが可能になる。
本発明において、部品は、磁性材料で形成され、ドラムには、部品を磁気吸引して保持する複数の磁石が内蔵され、複数の磁石は、ドラムの軸方向かつドラムの周方向でずれた位置に配置されていても良い。この場合には、バケット内の部品がドラムに磁気吸引されて保持されるため、バケット内の部品をドラムでより確実に保持することが可能になる。また、この場合には、複数の磁石がドラムの軸方向かつドラムの周方向でずれた位置に配置されているため、ドラムを1回転させる間に、所定個数の部品を順次複数回、ドラムで供給することが可能になる。
本発明において、ドラムは、ドラムの軸方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成されていることが好ましい。このように構成すると、ドラムが1個の円柱状の部材で構成されている場合と比較して、たとえば、ドラムに形成される凹部や吸引穴の加工を容易に行うことが可能になる。また、このように構成すると、ドラムが1個の円柱状の部材で構成されている場合と比較して、たとえば、ドラムに内蔵される磁石が配置される配置穴の加工を容易に行うことが可能になる。また、このように構成すると、特定の分割ドラムを所定角度回転させることで、たとえば、凹部、吸引穴または磁石の、ドラムの周方向における位置を変更することが可能になる。したがって、たとえば、複数の凹部、吸引穴または磁石の、ドラムの周方向におけるずれ量を容易に調整することが可能になる。
本発明において、分割ドラムには、ドラムの軸方向で分割ドラムを貫通する複数の位置決め用貫通穴が形成され、複数の位置決め用貫通穴は、ドラムの回転中心に対して等角度ピッチで配置されるとともに、ドラムの回転中心から等しい距離に配置され、ドラムの軸方向で隣り合う分割ドラムの位置決め用貫通穴には、ドラムの周方向における分割ドラムの位置を決める位置決めピンが挿入されていることが好ましい。このように構成すると、複数の分割ドラムによってドラムが構成されていても、ドラムの周方向に分割ドラムを回転させた後、ドラムの周方向において分割ドラムを所定の位置で容易に位置決めすることが可能になる。したがって、たとえば、複数の凹部、吸引穴または磁石の、ドラムの周方向におけるずれ量が一定になるように、複数の凹部、吸引穴または磁石の、ドラムの周方向におけるずれ量を容易に調整することが可能になる。
本発明において、ドラムの回転中心とバケットの回動中心とが一致していることが好ましい。このように構成すると、バケットが回動しても、ドラムとバケットとの隙間を一定に保つことが可能になる。
本発明において、部品供給装置は、ドラムが固定されるとともにドラムの回転中心となる回転軸を備え、バケットは、回転軸に回動可能に保持され、回転軸がバケットの回動中心になっていることが好ましい。このように構成すると、バケットの回動中心となる回動軸や固定軸が別途設けられている場合と比較して、部品供給装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、部品供給装置は、ドラムおよびバケットを保持するフレームを備え、フレームは、回転軸の両端部のそれぞれを保持する2枚のフレーム側板を備え、回転機構は、回転軸の一端側に固定されるプーリを備え、回動機構は、回転軸の下側に配置される歯車を備え、バケットには、歯車に上側から噛み合う歯車部が形成され、フレーム側板には、フレーム側板の上端面から下側に向かって切り欠かれた切欠き溝が形成され、回転軸の両端部は、切欠き溝の下端面に支持されていることが好ましい。
このように構成すると、たとえば、プーリに架け渡されているベルトを外して、ドラム、バケットおよび回転軸を上側に持ち上げることで、ドラム、バケットおよび回転軸をフレームから一体で取り外すことが可能になる。また、ドラムおよびバケットと一体になっている回転軸の両端部を切欠き溝に嵌めてプーリにベルトを架け渡すことで、ドラム、バケットおよび回転軸をフレームに取り付けることが可能になる。したがって、供給される部品の種類に応じてドラムを交換する場合であっても、ドラムの交換作業を短時間で行うことが可能になる。
本発明において、バケットに対してドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、バケットは、バケットの底面を構成するバケット底板と、バケットの左右の側面を構成する2枚のバケット側板と、バケットの後面を形成するバケット後側板とを備え、回転軸は、回転軸の軸方向と左右方向とが一致するように配置され、ドラムは、左右方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成されるとともに、左右方向において2枚のバケット側板の間に配置され、バケット底板と2枚のバケット側板とバケット後側板とは、互いに着脱可能に固定されていることが好ましい。
このように構成すると、バケット底板およびバケット後側板を左右方向の幅の異なるバケット底板およびバケット後側板に交換するとともに、必要に応じて回転軸を長さの異なる回転軸に交換することで、左右方向におけるバケットの幅を容易に変更することが可能になる。すなわち、バケットに収容可能な部品の量を容易に変更することが可能になる。また、このように構成すると、分割ドラムの数を変更することで、バケットの左右方向の幅に合わせて、ドラムの左右方向の長さを容易に変更することが可能になる。
本発明において、フレームは、2枚のフレーム側板を繋ぐ複数の連結軸を備え、複数の連結軸は、2枚のフレーム側板に着脱可能に固定されていることが好ましい。このように構成すると、複数の連結軸を長さの異なる連結軸に交換することで、バケットの左右方向の幅に合わせて、フレームの左右方向の幅を容易に変更することが可能になる。
本発明において、部品供給装置は、バケット内の部品の量を検知するための第2の光学式センサを備え、バケットに対してドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、バケットは、バケットの左右の側面を構成する2枚のバケット側板を備え、2枚のバケット側板には、左右方向でバケット側板を貫通する第2部品検知用貫通穴が形成され、第2の光学式センサは、左右方向において2枚のバケット側板の外側に配置されるとともに、第2の光学式センサの光軸が第2部品検知用貫通穴を通過するように配置されていることが好ましい。このように構成すると、バケット内の部品の量を検知することが可能になるため、たとえば、バケット内の部品の量の検知結果に基づいて、バケットの回動量を調整することが可能になる。
本発明において、バケットに対してドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、バケットは、左右方向でバケット内を仕切る複数の仕切り板を備え、ドラムは、左右方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成され、仕切り板は、左右方向において、左右方向で隣接する分割ドラムの境界と同じ位置に配置されていることが好ましい。
このように構成すると、バケットの、仕切り板で仕切られた各領域に部品を収容することが可能になるため、複数種類の部品が混ざらないように複数種類の部品をバケットに収容することが可能になる。したがって、1台の部品供給装置で複数種類の部品を所定個数ずつ供給することが可能になる。また、このように構成すると、仕切り板が、左右方向において、左右方向で隣接する分割ドラムの境界と同じ位置に配置されているため、たとえば、特定の分割ドラムのみで部品を吸引することで、特定種類の部品のみを供給することが可能になる。
本発明の部品供給装置は、部品供給装置から供給された複数の部品を整列させる部品整列装置を備える部品整列システムに用いることができる。この部品整列システムでは、たとえば、部品整列装置は、整列前の複数の部品が部品供給装置から上面に供給される円板状のディスクと、上下方向を回転の軸方向としてディスクを回転させるディスク回転機構と、ディスク上の部品を整列させる整列用溝とを備え、整列用溝に沿って部品が移動するように、ディスクを回転させて、部品を整列させる。
この部品整列システムでは、バケット内の部品を所定個数ずつ部品整列装置に自動で供給することが可能になる。すなわち、この部品整列システムでは、過剰な数の部品が部品整列装置のディスク上に供給されないように、ディスク上に部品を自動で供給することが可能になる。したがって、ディスクの回転時に、整列用溝に沿って部品を移動させやすくなり、その結果、部品を整列させやすくなる。
本発明の部品供給装置は、部品供給装置から供給された複数の部品の中の所定個数の部品を取り出せるように部品を分離する部品分離装置を備える部品分離システムに用いることもできる。この部品分離システムでは、たとえば、部品分離装置は、分離前の複数の部品が部品供給装置から上面に供給される円板状のディスクと、上下方向を回転の軸方向としてディスクを回転させるディスク回転機構と、分離される所定個数の部品が配置される部品配置部と、ディスク上の部品を部品配置部に移動させる部品移動機構とを備えている。
この部品分離システムでは、バケット内の部品を所定個数ずつ部品分離装置に自動で供給することが可能になる。すなわち、この部品分離システムでは、過剰な数の部品が部品分離装置のディスク上に供給されないように、ディスク上に部品を自動で供給することが可能になる。したがって、ディスクの回転時にディスク上の部品を容易にばらけさせることが可能になり、その結果、部品移動機構によって所定個数の部品を部品配置部に確実に移動させることが可能になる。
以上のように、本発明の部品供給装置では、バケット内の部品を所定個数ずつドラムで確実に供給することが可能になる。また、本発明の部品整列システムでは、バケット内の部品を所定個数ずつ部品整列装置に自動で供給することが可能になり、本発明の部品分離システムでは、バケット内の部品を所定個数ずつ部品分離装置に自動で供給することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる部品整列システムの斜視図である。 図1に示す部品整列システムの平面図である。 図1に示す部品供給装置の分解斜視図である。 図3に示すバケット、ドラムおよび回転軸等を分解した状態の斜視図である。 図1に示す部品整列システムの側面図である。 図3に示すドラムの斜視図である。 (A)は、図6に示すドラムの側面図であり、(B)は、図6に示す分割ドラムの側面図である。 図1に示すドラムの動作の一例を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかるドラムの斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかる分割ドラムの側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるドラムの斜視図である。 (A)は、図11に示す分割ドラムの断面図であり、(B)は、図11に示すドラムが固定される回転軸の断面図である。 図12(A)に示す分割ドラムに回転軸が取り付けられた状態の側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるドラムの構成を説明するための図である。 図14に示す分割ドラムおよび固定部材の断面図である。 (A)は、図15に示す第1固定板の側面図であり、(B)は、図15に示す第2固定板の側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるバケットの周辺部の構成を正面から説明するための図である。 図17に示すバケットの構成を説明するための側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるバケットの周辺部の構成を上面から説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(部品整列システムの概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる部品整列システム1の斜視図である。図2は、図1に示す部品整列システム1の平面図である。
本形態の部品整列システム1は、複数の部品2を自動的に整列させるためのシステムである。この部品整列システム1は、部品供給装置3と部品整列装置4とを備えている。部品供給装置3は、部品整列装置4に所定個数ずつ部品2を供給する。部品整列装置4は、部品供給装置3から供給された複数の部品2を整列させる。以下の説明では、上下方向(鉛直方向)に直交する図1等のX方向を「前後方向」とし、上下方向と前後方向とに直交する図1等のY方向を「左右方向」とする。また、前後方向のうちの一方側である図1等のX1方向側を「前」側とし、その反対側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とし、左右方向のうちの一方側である図1等のY1方向側を「右」側とし、その反対側である図1等のY2方向側を「左」側とする。
部品整列装置4は、整列前の複数の部品2が部品供給装置3から上面に供給される円板状のディスク6と、上下方向を回転の軸方向としてディスク6を回転させるディスク回転機構とを備えている。ディスク回転機構は、ディスク6の下側に配置されるモータを備えており、ディスク6を偏心揺動回転させる。ディスク6の上側には、ディスク6上の部品2を整列させる整列用溝が形成されるガイド部材(図示省略)が配置されている。整列用溝は、たとえば、ガイド部材の下面から上側に向かって窪むように形成されている。あるいは、整列用溝は、たとえば、上下方向でガイド部材を貫通するように形成されている。
部品整列装置4は、部品供給装置3の前側に配置されている。部品供給装置3から供給される部品2は、ディスク6の上面に載置される。部品整列装置4では、整列用溝に沿って部品2が移動するように、ディスク6を回転させて、部品2を整列させる。なお、部品整列装置4は、本願の出願人によって出願されて公開された特開2017−137161号公報、特開2017−121978号公報および特開2013−252972号公報等に記載された公知の技術であるため、部品整列装置4の詳細な説明は省略する。
(部品供給装置の構成)
図3は、図1に示す部品供給装置3の分解斜視図である。図4は、図3に示すバケット8、ドラム9および回転軸13等を分解した状態の斜視図である。図5は、図1に示す部品整列システム1の側面図である。図6は、図3に示すドラム9の斜視図である。図7(A)は、図6に示すドラム9の側面図であり、図7(B)は、図6に示す分割ドラム23の側面図である。図8は、図1に示すドラム9の動作の一例を説明するための図である。
図3に示すように、部品供給装置3は、供給前の複数の部品2が収容されるバケット8と、バケット8に収容される部品2を所定個数ずつ取り出すための円柱状のドラム9と、ドラム9の軸心を回転中心としてかつ水平方向を回転の軸方向としてドラム9を回転させる回転機構10と、ドラム9の回転の軸方向を回動の軸方向としてバケット8を回動させる回動機構11とを備えている。また、部品供給装置3は、バケット8およびドラム9を保持するフレーム12と、ドラム9が固定されるとともにドラム9の回転中心となる回転軸13とを備えている。
フレーム12は、フレーム12の左右の側面を構成する2枚のフレーム側板15と、2枚のフレーム側板15を繋ぐ複数の連結軸16と、ドラム9の前側に配置される傾斜板17とを備えている。フレーム側板15は、略長方形の平板状に形成されており、フレーム側板15の厚さ方向と左右方向とが一致するように配置されている。2枚のフレーム側板15は、左右方向に間隔をあけた状態で配置されている。フレーム側板15には、フレーム側板15の上端面から下側に向かって切り欠かれた切欠き溝15aが形成されている。切欠き溝15aは、上下方向に細長い溝状に形成されている。また、切欠き溝15aは、左右方向でフレーム側板15を貫通している。また、切欠き溝15aは、前後方向におけるフレーム側板15の略中心に形成されている。
連結軸16は、連結軸16の軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。複数の連結軸16は、2枚のフレーム側板15に着脱可能に固定されている。具体的には、複数の連結軸16のそれぞれの右端は、右側に配置されるフレーム側板15にネジ(図示省略)によって固定され、複数の連結軸16のそれぞれの左端は、左側に配置されるフレーム側板15にネジ(図示省略)によって固定されている。
傾斜板17は、2枚のフレーム側板15の間に配置されている。また、傾斜板17は、2枚のフレーム側板15の前端部に取り付けられている。具体的には、フレーム側板15に対する傾斜板17の上下方向の取付位置が調整可能となるように、傾斜板17は、2枚のフレーム側板15の前端部に固定されている。また、傾斜板17は、ネジ(図示省略)によって2枚のフレーム側板15の前端部に固定されている。すなわち、傾斜板17は、2枚のフレーム側板15に着脱可能に固定されている。傾斜板17は、前側に向かうにしたがって下側に向かうように傾斜している。傾斜板17の前端は、ディスク6の上側に配置されている。本形態では、ドラム9に形成される後述の凹部23cから排出された部品2が傾斜板17の上面を滑って、ディスク6の上面に供給される。傾斜板17の上面には、部品2をディスク6の上面に案内するガイド部材18が固定されている。
回転軸13は、回転軸13の軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。回転軸13の両端部のそれぞれは、2枚のフレーム側板15に保持されている。具体的には、回転軸13の右端部は、右側に配置されるフレーム側板15に軸受を介して回転可能に支持され、回転軸13の左端部は、左側に配置されるフレーム側板15に軸受を介して回転可能に支持されている。また、回転軸13の両端部は、フレーム側板15の切欠き溝15aに配置されており、回転軸13の右端部は、右側に配置されるフレーム側板15の切欠き溝15aの下端面に軸受を介して支持され、回転軸13の左端部は、左側に配置されるフレーム側板15の切欠き溝15aの下端面に軸受を介して支持されている。すなわち、回転軸13の両端部は、切欠き溝15aの下端面に支持されている。
図5に示すように、左側に配置されるフレーム側板15には、回転軸13の左端部が切欠き溝15aから上側へ抜けるのを防止するための平板状の抜止め部材19が固定されている。抜止め部材19は、ネジ(図示省略)によって左側に配置されるフレーム側板15の左側面に固定されている。抜止め部材19の下端面は、回転軸13の左端部を支持する軸受の上面に接触している。
バケット8は、左右方向において2枚のフレーム側板15の間に配置されている。バケット8は、上面側および一端側が開口する箱状に形成されている。具体的には、バケット8は、上面側および前側が開口する直方体の箱状に形成されている。バケット8は、バケット8の底面を構成するバケット底板20と、バケット8の左右の側面を構成する2枚のバケット側板21と、バケット8の後面を構成するバケット後側板22とから構成されている。バケット底板20と2枚のバケット側板21とバケット後側板22とは、互いに着脱可能に固定されている。具体的には、バケット底板20と2枚のバケット側板21とバケット後側板22とは、ネジ(図示省略)によって互いに固定されている。バケット底板20の前後方向の長さは、バケット側板21の前後方向の長さよりも短くなっている。バケット側板21の前端部は、バケット底板20の前端よりも前側に配置されている。
バケット8は、回転軸13に回動可能に保持されている。具体的には、バケット底板20の前端よりも前側に配置されるバケット側板21の前端部が回転軸13に回動可能に保持されている。すなわち、バケット8の前端部が回転軸13に回動可能に保持されている。また、回転軸13は、バケット8の回動中心になっている。すなわち、本形態では、ドラム9の回転中心とバケット8の回動中心とが一致している。バケット側板21の前端部は、下側に向かって突出する突出部21aを備えている。突出部21aの下端面は、回転軸13の軸心(すなわち、バケット8の回動中心)を曲率中心とする円弧状に形成されている。突出部21aの下端面には、後述の歯車37に上側から噛み合う歯車部21bが形成されている。
ドラム9は、バケット8の前端側に配置されている。すなわち、前側(X1方向側)は、バケット8に対してドラム9が配置される側である。ドラム9は、ドラム9の軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。すなわち、左右方向は、ドラム9の軸方向である。ドラム9は、左右方向において2枚のバケット側板21の前端部の間に配置されている。また、ドラム9は、バケット底板20の前側に配置されている。ドラム9の外周面とバケット底板20の前端面との間には隙間が形成されている。この隙間は、部品2が通過できない隙間となっている。バケット底板20の上面が上下方向と直交するようにバケット8が配置されている状態では、上下方向においてバケット底板20の上面とドラム9の回転中心とが略同じ位置に配置されている。すなわち、バケット底板20の上面の延長線上にドラム9の回転中心がある。
また、ドラム9は、傾斜板17の後ろ側に配置されている。傾斜板17の後端面は、ドラム9の回転中心よりも下側に配置されている。また、傾斜板17の後端面は、ドラム9の下端よりも上側に配置されている。ドラム9の外周面と傾斜板17の後端面との間には隙間が形成されている。この隙間は、部品2が通過できない隙間となっている。
ドラム9は、左右方向に分割される円板状の複数の分割ドラム23によって構成されており、複数の分割ドラム23を左右方向で重ねて一体化することで、ドラム9が構成されている。本形態のドラム9は、8枚の分割ドラム23によって構成されている。また、本形態では、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23の厚さ(左右方向の厚さ)は、残りの6枚の分割ドラム23の厚さよりも薄くなっている。分割ドラム23の中心には、回転軸13が挿通される貫通穴23aが形成されている。貫通穴23aは、左右方向で分割ドラム23を貫通している。
なお、分割ドラム23の厚さは、たとえば、5(mm)〜30(mm)程度となっている。また、分割ドラム23の外径は、たとえば、50(mm)〜60(mm)程度となっている。また、ドラム9を構成する分割ドラム23の数は、7枚以下であっても良いし、9枚以上であっても良い。また、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23の厚さが残りの分割ドラム23の厚さと等しくなっていても良い。
分割ドラム23には、左右方向で分割ドラム23を貫通する複数の貫通穴23bが形成されている。複数の貫通穴23bは、ドラム9の回転中心(回転軸13の軸心)に対して等角度ピッチで配置されるとともに、ドラム9の回転中心から等しい距離に配置されている。本形態の分割ドラム23には、たとえば、6個の貫通穴23bが形成されており、6個の貫通穴23bは、ドラム9の回転中心に対して60°ピッチで配置されている。左右方向で隣り合う分割ドラム23の貫通穴23bには、ドラム9の周方向における分割ドラム23の位置を決める位置決めピン(ノックピン)24が挿入されている(図4参照)。具体的には、左右方向で隣り合う分割ドラム23の6個の貫通穴23bのそれぞれに位置決めピン24が挿入されている。本形態の貫通穴23bは、位置決め用貫通穴である。
分割ドラム23の外周面には、部品2が入り込む凹部23cが形成されている。凹部23cは、左右方向で分割ドラム23を貫通している。また、凹部23cは、左右方向から見たときの形状が四角形状となるように形成されている。本形態では、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23を除いた残りの6枚の分割ドラム23に1個の凹部23cが形成されている。すなわち、複数の分割ドラム23によって構成されるドラム9の外周面には、複数の凹部23cが形成されており、複数の凹部23cは、左右方向でずれた位置に配置されている。また、複数の凹部23cは、ドラム9の周方向でずれた位置に配置されている。すなわち、複数の凹部23cは、左右方向(ドラム9の軸方向)かつドラム9の周方向でずれた位置に配置されている。本形態では、たとえば、左右方向から見たときに、6個の凹部23cがドラム9の回転中心に対して60°ピッチで配置されている(図7(A)参照)。凹部23は、部品整列装置4に供給される部品2が部品整列装置4で整列させやすい向きとなるように形成されている。
なお、図1〜図4では、凹部23cの図示を省略している。また、本形態では、各分割ドラム23に1個の凹部23cが形成されているが、各分割ドラム23に2個以上の凹部23cが形成されていても良い。また、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23に凹部23cが形成されていても良いし、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23を除いた残りの6枚の分割ドラム23の中に凹部23cが形成されていない分割ドラム23があっても良い。さらに、本形態の凹部23cは、左右方向から見たときの形状が四角形状となるように形成されているが、凹部23cの形状は、部品2の形状に応じて様々な形状となる。また、凹部23cは、左右方向で分割ドラム23を貫通していなくても良い。また、6個の凹部23cは、ドラム9の回転中心に対して等角度ピッチで配置されていなくても良い。
図6、図7に示すように、分割ドラム23には、左右方向で分割ドラム23を貫通する複数の貫通穴23dが形成されている。本形態では、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23に、6個の貫通穴23dが形成されている。この2枚の分割ドラム23では、6個の貫通穴23dは、ドラム9の回転中心に対して等角度ピッチで配置されるとともに、ドラム9の回転中心から等しい距離に配置されている。すなわち、6個の貫通穴23dは、ドラム9の回転中心に対して60°ピッチで配置されている。また、残りの6枚の分割ドラム23には、5個の貫通穴23dが形成されている。この6枚の分割ドラム23では、5個の貫通穴23dおよび凹部23cは、ドラム9の回転中心に対して等角度ピッチで配置されるとともに、ドラム9の回転中心から等しい距離に配置されている。すなわち、5個の貫通穴23dおよび凹部23cは、ドラム9の回転中心に対して60°ピッチで配置されている。なお、図4では、貫通穴23dの図示を省略している。
8枚の分割ドラム23によって構成されるドラム9には、貫通穴23dによって構成される検知用貫通穴としての貫通穴9aが形成されている。すなわち、ドラム9には、6個の貫通穴9aが形成されている。貫通穴9aは、左右方向でドラム9を貫通している。また、貫通穴9aは、凹部23cに通じている。具体的には、6個の貫通穴9aのそれぞれが6個の凹部23cのそれぞれに通じている。
フレーム側板15には、凹部23cに入り込んだ部品2を検知するための光学式センサ25が取り付けられている。光学式センサ25は、発光部26と受光部27とを備える透過型の光学式センサである(図2参照)。発光部26と受光部27とは、左右方向でドラム9を挟んだ状態で配置されている。すなわち、光学式センサ25は、左右方向においてドラム9の外側に配置されている。また、たとえば、発光部26は、右側に配置されるフレーム側板15の右面に固定され、受光部27は、左側に配置されるフレーム側板15の左面に固定されている。
発光部26は、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための発光素子と、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子との2個の発光素子を備えている。受光部27は、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための受光素子と、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための受光素子との2個の受光素子を備えている。
図3に示すように、フレーム側板15には、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が通過する通過穴15bと、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が通過する通過穴15cとが形成されている。通過穴15b、15cは、左右方向でフレーム側板15を貫通している。また、通過穴15b、15cは、切欠き溝15aの前側に形成されている。
光学式センサ25は、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が、回転するドラム9の貫通穴9aを通過可能な位置であって、かつ、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が、回転するドラム9の貫通穴9aを通過可能な位置に配置されている。すなわち、光学式センサ25は、光学式センサ25の光軸が貫通穴9aを通過するように配置されている。
また、光学式センサ25は、たとえば、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が貫通穴9aを通過しているときに、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が他の貫通穴9aを通過する位置に配置されている。なお、光学式センサ25は、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子および受光素子を備えていなくても良い。
回転機構10は、左右方向を回転の軸方向としてドラム9を回転させる。図2、図3に示すように、回転機構10は、モータ30と、モータ30の出力軸に固定されるプーリ31と、回転軸13に固定されるプーリ32と、プーリ31とプーリ32とに架け渡されるベルト33とを備えている。モータ30は、回転位置の制御が可能なサーボモータである。たとえば、モータ30は、ステッピングモータである。モータ30は、バケット8の下側に配置されている。また、モータ30は、右側に配置されるフレーム側板15に固定されている。プーリ32は、回転軸13の右端側に固定されている。プーリ31、32およびベルト33は、右側に配置されるフレーム側板15の右側に配置されている。右側に配置されるフレーム側板15には、プーリ31、32およびベルト33を覆うカバー34が固定されている。
回転機構10は、光学式センサ25の発光素子および受光素子の光軸がドラム9の貫通穴9aを通過する位置でドラム9が停止するように、ドラム9を所定角度ずつ回転させる。たとえば、回転機構10は、光学式センサ25の発光素子および受光素子の光軸が貫通穴9aを通過する位置でドラム9が停止するように、ドラム9を60°ずつ回転させる。
回動機構11は、回転軸13を回動中心にしてバケット8を回動させる。すなわち、回動機構11は、バケット8の前端側を回動中心にしてバケット8を回動させる。また、回動機構11は、左右方向を回動の軸方向としてバケット8を回動させる。図3に示すように、回動機構11は、モータ35と、モータ35の出力軸に固定される歯車36と、バケット側板21の歯車部21bと噛み合う2個の歯車37と、2個の歯車37を支持する支持軸38とを備えている。モータ35は、たとえば、減速機付きのモータである。また、モータ35は、回転位置の制御が可能なサーボモータである。モータ35は、傾斜板17の下側に配置されている。また、モータ35は、右側に配置されるフレーム側板15に固定されている。
支持軸38は、支持軸38の軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。支持軸38の両端部は、フレーム側板15に回転可能に支持されている。2個の歯車37は、支持軸38の両端部に固定されている。歯車37は、回転軸13の下側に配置されている。バケット側板21の歯車部21bは、歯車37に上側から噛み合っている。歯車36は、2個の歯車37のうちの右側に配置される歯車37に斜め前下側から噛み合っている。なお、2個の歯車37が支持軸38に回転可能に保持され、支持軸38がフレーム側板15に固定されていても良い。
以上のように構成された部品供給装置3では、バケット8に複数の部品2が供給されると、たとえば、図5(A)に示す状態と図5(B)に示す状態との間でバケット8を回動させて、バケット8に供給された部品2をばらけさせる。その後、ドラム9を回転させる。たとえば、上述のように、光学式センサ25の発光素子および受光素子の光軸がドラム9の貫通穴9aを通過する位置でドラム9が停止するように、ドラム9を60°ずつ回転させる。ドラム9が回転すると、バケット8に収容される部品2が凹部23cに入り込むとともに、その後、凹部23cに入り込んだ部品2が傾斜板17の上に落下して部品整列装置4に供給される。すなわち、ドラム9が回転すると、バケット8に収容される部品2が1個ずつ取り出されて、部品整列装置4に供給される。
回動機構11は、バケット8の中の部品2がばらけるように、所定のタイミングでバケット8を回動させる。たとえば、ドラム9が回転して停止するごとに、図5(A)に示す状態と図5(B)に示す状態との間でバケット8を回動させる。なお、図8(A)に示すように、凹部23cに入り込んだ部品2に別の部品2が乗っかる場合には、図8(B)に示すように、一旦、ドラム9を逆転させてから正転させて、乗っかっている部品2をバケット8の中に落下させても良い。また、凹部23cに部品2が入りにくい場合にも、一旦、ドラム9を逆転させてから正転させて、凹部23cに部品2を入れても良い。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、回動機構11は、ドラム9が配置されるバケット8の前端側を回動中心にしてバケット8を回動させる。そのため、本形態では、バケット8の中で複数の部品2が固まっていても、回動機構11によってバケット8を回動させてバケット8の中の部品2を動かすことで、バケット8の中で固まっている複数の部品2をばらけさせることが可能になる。したがって、本形態では、ドラム9によってバケット8の中の部品2を1個ずつ確実に部品整列装置4に供給することが可能になる。また、本形態では、部品整列装置4に1個ずつ部品2を供給することが可能になるため、過剰な数の部品2が部品整列装置4のディスク6上に供給されないように、ディスク6上に部品2を供給することが可能になる。したがって、本形態では、ディスク6の回転時に、整列用溝に沿って部品2を移動させやすくなり、その結果、部品整列装置4で部品2を整列させやすくなる。
本形態では、ドラム9の外周面に形成される6個の凹部23cは、左右方向(ドラム9の軸方向)かつドラム9の周方向でずれた位置に配置されている。そのため、本形態では、ドラム9を1回転させる間に、ドラム9によって1個の部品2を順次6回、部品整列装置4に供給することが可能になる。
本形態では、左右方向でドラム9を貫通するとともに凹部23cに通じる貫通穴9aがドラム9に形成されている。また、本形態では、光学式センサ25は、バケット8の中の部品2が凹部23cに入り込んだことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が、回転するドラム9の貫通穴9aを通過可能な位置であって、かつ、凹部23cに入り込んでいた部品2が部品整列装置4に向かって排出されたことを検知するための発光素子および受光素子の光軸が、回転するドラム9の貫通穴9aを通過可能な位置に配置されている。そのため、本形態では、ドラム9の外周面に形成される凹部23cによって部品2が1個ずつ部品整列装置4に供給される場合であっても、凹部23cに部品が入り込んだこと、および、凹部23cに入り込んだ部品2が部品整列装置4に供給されたことを検知することが可能になる。また、本形態では、光学式センサ25の検知結果に基づいてドラム9を回転させることで、部品整列装置4のディスク6上に載置される部品2の数を制御することが可能になる。
本形態では、ドラム9は、左右方向に分割される複数の分割ドラム23によって構成されている。そのため、本形態では、ドラム9が1個の円柱状の部材で構成されている場合と比較して、ドラム9に形成される凹部23cの加工を容易に行うことが可能になる。すなわち、分割ドラム23に対して左右方向で貫通する凹部23cを加工すれば良いため、ドラム9に形成される凹部23cの加工を容易に行うことが可能になる。また、ドラム9が複数の分割ドラム23によって構成されているため、特定の分割ドラム23を所定角度回転させることで、ドラム9の周方向における凹部23cの位置を変えることが可能になる。したがって、本形態では、ドラム9の周方向における6個の凹部23cのずれ量を容易に調整することが可能になる。
本形態では、分割ドラム23に、左右方向で分割ドラム23を貫通する複数の貫通穴23bが形成されており、複数の貫通穴23bは、ドラム9の回転中心に対して等角度ピッチで配置されるとともに、ドラム9の回転中心から等しい距離に配置されている。また、本形態では、左右方向で隣り合う分割ドラム23の貫通穴23bに、ドラム9の周方向における分割ドラム23の位置を決める位置決めピン24が挿入されている。そのため、本形態では、複数の分割ドラム23によってドラム9が構成されていても、ドラム9の周方向に分割ドラム23を回転させた後、ドラム9の周方向において分割ドラム23を特定の位置で容易に位置決めすることが可能になる。したがって、本形態では、ドラム9の周方向における6個の凹部23cのずれ量が一定になるように、ドラム9の周方向における6個の凹部23cのずれ量を容易に調整することが可能になる。
本形態では、ドラム9の回転中心とバケット8の回動中心とが一致している。また、本形態では、バケット底板20の上面が上下方向と直交するようにバケット8が配置されている状態で、上下方向においてバケット底板20の上面とドラム9の回転中心とが略同じ位置に配置されている。そのため、本形態では、バケット8が回動しても、ドラム9とバケット8のバケット底板20の前端面との隙間を一定に保つことが可能になる。
本形態では、ドラム9が固定されるとともにドラム9の回転中心となる回転軸13にバケット8が回動可能に保持され、回転軸13がバケット8の回動中心になっている。そのため、本形態では、バケット8の回動中心となる回動軸や固定軸が別途設けられている場合と比較して、部品供給装置3の構成を簡素化することが可能になる。
また、本形態では、ドラム9が固定される回転軸13にバケット8が回動可能に保持され、回転軸13にプーリ32が固定されるとともに、歯車37に上側から噛み合う歯車部21bがバケット8に形成されている。また、本形態では、フレーム側板15に、フレーム側板15の上端面から下側に向かって切り欠かれた切欠き溝15aが形成されており、回転軸13の両端部は、切欠き溝15aの下端面に支持されている。そのため、本形態では、抜止め部材19を取り外すとともにベルト33を外して、ドラム9、バケット8および回転軸13を上側に持ち上げることで、ドラム9、バケット8および回転軸13をフレーム12から一体で取り外すことが可能になる。また、ドラム9およびバケット8と一体になっている回転軸13の両端部を切欠き溝15aに嵌めてプーリ32にベルト33を架け渡すとともに抜止め部材19を固定することで、ドラム9、バケット8および回転軸13をフレーム12に取り付けることが可能になる。したがって、本形態では、供給される部品2の種類に応じてドラム9を交換する場合であっても、ドラム9の交換作業を短時間で行うことが可能になる。
本形態では、バケット8は、互いに着脱可能に固定されるバケット底板20と2枚のバケット側板21とバケット後側板22とから構成されている。そのため、本形態では、バケット底板20およびバケット後側板22を左右方向の幅の異なるバケット底板20およびバケット後側板22に交換するとともに、必要に応じて回転軸13を長さの異なる回転軸13に交換することで、バケット8の左右方向の幅を容易に変更することが可能になる。すなわち、本形態では、バケット8に収容可能な部品2の量を容易に変更することが可能になる。
また、本形態では、ドラム9が、左右方向に分割される複数の分割ドラム23によって構成されているため、分割ドラム23の数を変更することで、バケット8の左右方向の幅に合わせて、ドラム9の左右方向の長さを容易に変更することが可能になる。また、本形態では、複数の連結軸16および傾斜板17が、2枚のフレーム側板15に着脱可能に固定されているため、複数の連結軸16を長さの異なる連結軸16に交換し、かつ、傾斜板17を左右方向の幅の異なる傾斜板17に交換することで、バケット8の左右方向の幅に合わせて、フレーム12の左右方向の幅を容易に変更することが可能になる。
(ドラムの変形例1)
図9は、本発明の他の実施の形態にかかるドラム9の斜視図である。
上述した形態では、1個の分割ドラム23に形成される凹部23cに1個の部品2が入り込むが、たとえば、図9に示すように、左右方向で隣り合う2個の分割ドラム23に形成される2個の凹部23cによって1個の部品2が入り込む凹部23eが構成されていても良い。図9に示す例では、分割ドラム23に形成される凹部23cは、左右方向で分割ドラム23を貫通していないが、左右方向で分割ドラム23を貫通する2個の凹部23cによって凹部23eが構成されていても良い。また、左右方向で隣り合う3個以上の分割ドラム23に形成される3個以上の凹部23cによって1個の部品2が入り込む凹部が構成されていても良い。なお、図9では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
(ドラムの変形例2)
図10は、本発明の他の実施の形態にかかる分割ドラム23の側面図である。
上述した形態において、部品2が磁性材料で形成されている場合には、部品2を磁気吸引して保持する複数の磁石41がドラム9に内蔵されていても良い。この場合には、ドラム9の外周面に凹部23cは形成されていない。また、この場合には、たとえば、1個の分割ドラム23に1個の磁石41が内蔵されている。分割ドラム23には、磁石41が配置される配置穴23fが形成されている。この変形例では、ドラム9に内蔵される複数の磁石41は、左右方向(ドラム9の軸方向)かつドラム9の周方向でずれた位置に配置されている。そのため、この変形例でも、ドラム9を1回転させる間に、ドラム9によって1個の部品2を順次複数回、部品整列装置4に供給することが可能になる。また、この変形例では、バケット8の中の部品2がドラム9に磁気吸引されて保持されるため、バケット8の中の部品2をドラム9でより確実に保持することが可能になる。
また、この変形例でも、ドラム9が複数の分割ドラム23によって構成されているため、ドラム9が1個の円柱状の部材で構成されている場合と比較して、配置穴23fの加工を容易に行うことが可能になる。また、特定の分割ドラム23を所定角度回転させることで、ドラム9の周方向における磁石41の位置を変えることが可能になるため、ドラム9の周方向における複数の磁石41のずれ量を容易に調整することが可能になる。なお、この変形例では、ドラム9に保持された部品2は、傾斜板17に接触するとドラム9から離れる。また、この変形例では、磁石41の磁力を調整することで、部品整列装置4に供給される部品2を部品整列装置4で整列させやすい向きとすることが可能である。また、この変形例では、分割ドラム23に貫通穴23dは形成されていない。また、図10では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
(ドラムの変形例3)
図11は、本発明の他の実施の形態にかかるドラム9の斜視図である。図12(A)は、図11に示す分割ドラム23の断面図であり、図12(B)は、図11に示すドラム9が固定される回転軸13の断面図である。図13は、図12(A)に示す分割ドラム23に回転軸13が取り付けられた状態の側面図である。
上述した形態において、複数の凹部23cに代えて、部品2を吸引(空気吸引)して保持する複数の吸引穴23gがドラム9の外周面に形成されていても良い。この場合には、分割ドラム23の一方の側面に、貫通穴23aを囲む円環状の凹部23hが形成されている。吸引穴23gは、凹部23hが形成される分割ドラム23の一方の側面に形成されるとともに分割ドラム23の外周面と凹部23hとを繋ぐように形成されている。左右方向で隣り合う分割ドラム23では、吸引穴23gおよび凹部23hが形成されている分割ドラム23の一方の側面と、吸引穴23gおよび凹部23hが形成されていない分割ドラム23の他方の側面とが接触している。この変形例では、ドラム9に形成される複数の吸引穴23gは、左右方向(ドラム9の軸方向)かつドラム9の周方向でずれた位置に配置されている。なお、左右の両端に配置される2枚の分割ドラム23には、吸引穴23gおよび凹部23hは形成されていない。また、図11〜図13では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
図12(B)に示すように、この変形例では、回転軸13は中空状に形成されている。すなわち、回転軸13はパイプ状に形成されている。回転軸13の一端には、所定の配管を介して真空ポンプが接続され、回転軸13の他端は閉鎖されている。回転軸13には、回転軸13の内周面から外周面まで貫通する複数の貫通穴13aが形成されている。貫通穴13aの数は、吸引穴23gが形成される分割ドラム23の数と等しくなっている。複数の貫通穴13aは、吸引穴23gが形成される分割ドラム23の厚さと同じピッチで形成されている。複数の貫通穴13aのそれぞれは、凹部23hの内周側に配置されている。
この変形例では、回転軸13の一端に接続される真空ポンプによって回転軸13の内周側の空気が吸引されると、複数の吸引穴23gに吸引力が生じて、バケット8の中の部品2が吸引穴23gに吸引されて保持される。そのため、この変形例では、バケット8の中の部品2をドラム9でより確実に保持することが可能になる。また、この変形例でも、ドラム9が複数の分割ドラム23によって構成されているため、ドラム9が1個の円柱状の部材で構成されている場合と比較して、吸引穴23gおよび凹部23hの加工を容易に行うことが可能になる。また、特定の分割ドラム23を所定角度回転させることで、ドラム9の周方向における吸引穴23gの位置を変えることが可能になるため、ドラム9の周方向における複数の吸引穴23gのずれ量を容易に調整することが可能になる。なお、この変形例では、分割ドラム23に貫通穴23dは形成されていない。
(ドラムの変形例4)
図14は、本発明の他の実施の形態にかかるドラム9の構成を説明するための図である。図15は、図14に示す分割ドラム23および固定部材42の断面図である。図16(A)は、図15に示す第1固定板43の側面図であり、図16(B)は、図15に示す第2固定板44の側面図である。
上述したドラム9の変形例3では、回転軸13の一端に接続される真空ポンプによって回転軸13の内周側の空気が吸引されると、複数の吸引穴23gの全てに吸引力が発生するが、複数の吸引穴23gごとに吸引力を発生させても良い。この場合には、たとえば、図14に示すように、左右方向における分割ドラム23の間に固定部材42が配置されている。固定部材42は、フレーム12に固定されており、ドラム9と一緒に回転しない。また、固定部材42は、平板状に形成される2枚の第1固定板43および第2固定板44によって構成されている。固定部材42は、第1固定板43および第2固定板44の厚さ方向と左右方向とが一致するように配置されている。
第1固定板43には、回転軸13が挿通される貫通穴43aが左右方向で第1固定板43を貫通するように形成されている。貫通穴43aの内径は、回転軸13の外径よりも大きくなっている。貫通穴43aの下側には、左右方向で第1固定板43を貫通する貫通穴43bが形成されている。第1固定板43の下端側には、継手45が固定されるネジ穴43cが左右方向で第1固定板43を貫通するように形成されている。第2固定板44には、回転軸13が挿通される貫通穴44aが左右方向で第2固定板44を貫通するように形成されている。貫通穴44aの内径は、回転軸13の外径よりも大きくなっている。第2固定板44の一方の側面には、上下方向を長手方向とする直線状の凹部44bが形成されている。
第1固定板43と第2固定板44とは、凹部44bが形成される第2固定板44の一方の側面が第1固定板43に接触するように互いに固定されている。第1固定板43と第2固定板44とが固定された状態では、貫通穴43bの上端と凹部44bの上端とが略一致し、ネジ穴43cの下端と凹部44bの下端とが略一致しており、貫通穴43bからネジ穴43cに通じる空気の流路が形成されている。また、固定部材42は、吸引穴23gおよび凹部23hが形成される分割ドラム23の一方の側面と第1固定板43とが接触するように分割ドラム23の間に配置されている。貫通穴43bは、凹部23hに通じている。
図14に示すように、第1固定板43には、継手45および所定の配管を介して真空ポンプ46が接続されている。この変形例では、複数の第1固定板43に共通の真空ポンプ46が接続されている。継手45と真空ポンプ46との間の配管経路には、圧力センサ47と電磁弁48とが配置されている。圧力センサ47は、継手45側に配置され、電磁弁48は、真空ポンプ46側に配置されている。なお、圧力センサ47に代えて流量計が配置されていても良い。また、複数の第1固定板43のそれぞれに個別の真空ポンプ46が接続されていても良い。
この変形例では、たとえば、真空ポンプ46は、常時駆動しており、電磁弁48がオフからオンに切り替わると、吸引穴23gの中の空気が、凹部23h、貫通穴43b、凹部44b等を介して吸引されて、オフからオンに切り替わった電磁弁48に接続される吸引穴23gに吸引力が生じる。電磁弁48は、バケット8の中の部品2が吸引穴23gに吸引されて保持されるとともに、吸引穴23gに保持された部品2が傾斜板17の上に落下して部品整列装置4に供給されるように制御される。
なお、この変形例では、固定部材42はドラム9と一緒に回転しないため、分割ドラム23および固定部材42の少なくともいずれか一方は、ポリアセタールやポリテトラフルオロエチレンのように摩擦係数が低い材料で形成されていることが好ましい。また、分割ドラム23と固定部材42との間にポリテトラフルオロエチレン製のワッシャやOリングが配置されても良い。また、吸引穴23gに部品2が吸引されていないときに、分割ドラム23と固定部材42との間に隙間が形成されていても良い。この場合であっても、吸引穴23gに部品2が吸引されると、分割ドラム23と固定部材42とが密着する。また、オフからオンに切り替わった電磁弁48に接続される圧力センサ47に所定時間、反応がない場合には、電磁弁48をオンからオフに切り替えても良い。また、圧力センサ47の検知結果に基づいてドラム9を回転させたり、電磁弁48を制御することで、部品整列装置4のディスク6上に載置される部品2の数を制御しても良い。また、図14〜図16では、上述した形態およびドラム9の変形例3と同様の構成については、同一の符号を付している。
(バケットおよびバケット周辺部の変形例1)
図17は、本発明の他の実施の形態にかかるバケット8の周辺部の構成を正面から説明するための図である。図18は、図17に示すバケット8の構成を説明するための側面図である。
上述した形態において、部品供給装置3は、バケット8の中の部品2の量を検知するための光学式センサ51、52を備えていても良い。光学式センサ51、52は、発光部53と受光部54とを備える透過型の光学式センサである。発光部53と受光部54とは、左右方向でバケット8を挟んだ状態で配置されている。すなわち、光学式センサ51、52は、左右方向において2枚のバケット側板21の外側に配置されている。また、たとえば、発光部53は、右側に配置されるフレーム側板15の右面に固定され、受光部54は、左側に配置されるフレーム側板15の左面に固定されている。本形態の光学式センサ51、52は、第2の光学式センサである。
フレーム側板15には、光学式センサ51の発光部53の発光素子および受光部54の受光素子の光軸が通過する貫通穴(図示省略)と、光学式センサ52の発光部53の発光素子および受光部54の受光素子の光軸が通過する貫通穴(図示省略)とが形成されている。この貫通穴は、左右方向でフレーム側板15を貫通している。また、2枚のバケット側板21のそれぞれには、バケット8の中の部品2の量を検知するための2個の貫通穴21c、21dが形成されている。貫通穴21c、21dは、左右方向でバケット側板21を貫通している。本形態の貫通穴21c、21dは、第2部品検知用貫通穴である。
貫通穴21cは、図18(A)に示すようにバケット8の後端側が上がるようにバケット8が回動したときに、光学式センサ51の発光部53の発光素子および受光部54の受光素子の光軸が通過する位置に形成されている。貫通穴21dは、図18(B)に示すようにバケット8の後端側が下がるようにバケット8が回動したときに、光学式センサ52の発光部53の発光素子および受光部54の受光素子の光軸が通過する位置に形成されている。すなわち、光学式センサ51は、光学式センサ51の光軸が貫通穴21cを通過するように配置され、光学式センサ52は、光学式センサ52の光軸が貫通穴21dを通過するように配置されている。
この変形例では、バケット8の中の部品2の量を検知することが可能になるため、たとえば、バケット8の中の部品2の量の検知結果に基づいて、バケット8の回動量を調整することが可能になる。具体的には、バケット8の中の部品2の量が多い場合には、バケット8の回動角度を小さくし、バケット8の中の部品2の量が少ない場合には、バケット8の回動角度を大きくすることが可能になる。なお、バケット8の中の部品2の量を検知するためにバケット側板21に形成される貫通穴の数は3個以上であっても良い。また、図17、図18では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
(バケットおよびバケット周辺部の変形例2)
図19は、本発明の他の実施の形態にかかるバケット8の周辺部の構成を上面から説明するための図である。
上述した形態において、バケット8は、左右方向でバケット8内を仕切る複数の仕切り板56、57を備えていても良い。たとえば、バケット8は、2枚の仕切り板56、57を備えていても良い。仕切り板56、57は、左右方向において、左右方向で隣接する分割ドラム23の境界と同じ位置に配置されている。また、仕切り板56は、右側に配置され、仕切り板57は、左側に配置されている。この変形例では、バケット8の、仕切り板56の右側の領域に収容される部品2の形状と、バケット8の、仕切り板56と仕切り板57との間の領域に収容される部品2の形状と、バケット8の、仕切り板57の左側の領域に収容される部品2の形状とが異なっている。
また、この変形例では、仕切り板56よりも右側に配置される分割ドラム23の凹部23c(図19では図示省略)の形状は、バケット8の、仕切り板56の右側の領域に収容される部品2の形状に応じた形状となっており、左右方向において仕切り板56と仕切り板57との間に配置される分割ドラム23の凹部23cの形状は、バケット8の、仕切り板56と仕切り板57との間の領域に収容される部品2の形状に応じた形状となっており、仕切り板57よりも左側に配置される分割ドラム23の凹部23cの形状は、バケット8の、仕切り板57の左側の領域に収容される部品2の形状に応じた形状となっている。
この変形例では、バケット8の、仕切り板56、57で仕切られた各領域に部品2を収容することができるため、複数種類の部品2が混ざらないように複数種類の部品2をバケット8に収容することが可能になる。また、この変形例では、分割ドラム23の凹部23cの形状が上述のようになっているため、1台の部品供給装置3で複数種類の部品2を1個ずつ部品整列装置4に供給することが可能になる。なお、この変形例において、上述したドラム9の変形例4で説明したようにドラム9の外周面に吸引穴23gが形成されるとともに左右方向における分割ドラム23の間に固定部材42が配置されていても良い。この場合には、バケット8に収容された複数種類の部品2の中の特定の部品2のみを吸引穴23gで保持することが可能になるため、特定種類の部品2のみを部品整列装置4に供給することが可能になる。また、図19では、上述した形態と同様の構成については、同一の符号を付している。
(他の実施の形態)
上述した形態およびドラム9の変形例1〜4では、部品供給装置3は、部品整列装置4に1個の部品2を順次、供給しているが、部品供給装置3は、部品整列装置4に2個以上の部品2を順次、供給しても良い。この場合には、部品供給装置3から部品整列装置4に2個以上の部品2が供給されるように、凹部23c、23e、磁石41または吸引穴23gが配置される。また、上述した形態において、光学式センサ25は、反射型の光学式センサであっても良い。また、上述した形態において、分割ドラム23に形成される貫通穴23bの数は、5個以下であっても良いし、7個以上であっても良い。たとえば、分割ドラム23に形成される貫通穴23bの数は、図10、図11に示すように、8個であっても良い。さらに、上述した形態において、ドラム9は、1個の円柱状の部材で構成されていても良い。
上述した形態において、フレーム側板15に切欠き溝15aが形成されていなくても良い。この場合には、回転軸13の両端部を支持する軸受が配置される貫通穴がフレーム側板15に形成される。また、上述した形態において、回転軸13とは別にバケット8の回動中心となる回動軸または固定軸が設けられていても良い。また、上述した形態において、ドラム9の回転中心とバケット8の回動中心とが一致していなくても良い。さらに、上述した形態において、バケット8に収容可能な部品2の量を変更する必要がない場合には、バケット底板20と2枚のバケット側板21とバケット後側板22とは互いに外れないように一体化されていても良い。
上述した形態では、部品供給装置3は、複数の部品2を自動的に整列させる部品整列システム1に用いられているが、部品供給装置3は、部品整列システム1以外のシステムに用いられても良い。たとえば、部品供給装置3は、部品2を自動的に分離する部品分離システムに用いられても良い。この部品分離システムは、部品供給装置3から供給された複数の部品2の中の所定個数の部品2を取り出せるように部品2を分離する部品分離装置を備えている。部品分離装置は、たとえば、分離前の複数の部品2が部品供給装置3から上面に供給される円板状のディスクと、上下方向を回転の軸方向としてディスクを回転させるディスク回転機構と、分離される所定個数の部品が配置される部品配置部と、ディスク上の部品を部品配置部に移動させる部品移動機構とを備えている。
この部品分離システムでは、部品分離装置に所定個数ずつ部品2を供給することが可能になるため、過剰な数の部品2が部品分離装置のディスク上に供給されないように、ディスク上に部品2を供給することが可能になる。したがって、ディスクの回転時にディスク上の部品2を容易にばらけさせることが可能になり、その結果、部品移動機構によって所定個数の部品2を部品配置部に確実に移動させることが可能になる。
なお、部品分離装置は、たとえば、本願の出願人によって出願された特願2016−049117号および特願2017−132842号に記載されている。部品分離装置の部品移動機構は、たとえば、上下方向を回動の軸方向として回動する略円板状の回動部材を備えており、回動部材が回動すると、ディスク上の部品が部品配置部に移動する。あるいは、部品分離装置の部品移動機構は、たとえば、部品2が通過する部品通過溝が形成されるガイド部材を備えており、ガイド部材は、ディスクの上側に配置されている。また、ディスク上の部品2が部品通過溝を通過して部品配置部に移動するように、部品通過溝に圧縮空気が送られる。
1 部品整列システム
2 部品
3 部品供給装置
4 部品整列装置
6 ディスク
8 バケット
9 ドラム
9a 貫通穴(部品検知用貫通穴)
10 回転機構
11 回動機構
12 フレーム
13 回転軸
15 フレーム側板
15a 切欠き溝
16 連結軸
20 バケット底板
21 バケット側板
21b 歯車部
21c、21d 貫通穴(第2部品検知用貫通穴)
22 バケット後側板
23 分割ドラム
23b 貫通穴(位置決め用貫通穴)
23c、23e 凹部
23g 吸引穴
24 位置決めピン
25 光学式センサ
32 プーリ
37 歯車
41 磁石
51、52 光学式センサ(第2の光学式センサ)
56、57 仕切り板
X 前後方向
X1 前側
X2 後ろ側
Y 左右方向、ドラムの軸方向

Claims (16)

  1. 供給前の複数の部品が収容されるバケットと、前記バケットに収容される前記部品を所定個数ずつ取り出すための円柱状のドラムと、前記ドラムの軸心を回転中心としてかつ水平方向を回転の軸方向として前記ドラムを回転させる回転機構と、前記ドラムの回転の軸方向を回動の軸方向として前記バケットを回動させる回動機構とを備え、
    前記バケットは、上面側および一端側が開口する箱状に形成され、
    前記回動機構は、前記バケットの一端側を回動中心にして前記バケットを回動させ、
    前記ドラムは、前記バケットの一端側に配置され、
    前記ドラムが回転すると、前記バケットに収容される前記部品が所定個数ずつ取り出されることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記ドラムの外周面には、前記部品が入り込む複数の凹部が形成され、
    複数の前記凹部は、前記ドラムの軸方向かつ前記ドラムの周方向でずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  3. 前記凹部に入り込んだ前記部品を検知するための光学式センサを備え、
    前記ドラムには、前記ドラムの軸方向で前記ドラムを貫通するとともに前記凹部に通じる複数の部品検知用貫通穴が形成され、
    前記光学式センサは、前記ドラムの軸方向において前記ドラムの外側に配置されるとともに、前記光学式センサの光軸が前記部品検知用貫通穴を通過するように配置されていることを特徴とする請求項2記載の部品供給装置。
  4. 前記ドラムの外周面には、前記部品を吸引して保持する複数の吸引穴が形成され、
    複数の前記吸引穴は、前記ドラムの軸方向かつ前記ドラムの周方向でずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  5. 前記部品は、磁性材料で形成され、
    前記ドラムには、前記部品を磁気吸引して保持する複数の磁石が内蔵され、
    複数の前記磁石は、前記ドラムの軸方向かつ前記ドラムの周方向でずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
  6. 前記ドラムは、前記ドラムの軸方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の部品供給装置。
  7. 前記分割ドラムには、前記ドラムの軸方向で前記分割ドラムを貫通する複数の位置決め用貫通穴が形成され、
    複数の前記位置決め用貫通穴は、前記ドラムの回転中心に対して等角度ピッチで配置されるとともに、前記ドラムの回転中心から等しい距離に配置され、
    前記ドラムの軸方向で隣り合う前記分割ドラムの前記位置決め用貫通穴には、前記ドラムの周方向における前記分割ドラムの位置を決める位置決めピンが挿入されていることを特徴とする請求項6記載の部品供給装置。
  8. 前記ドラムの回転中心と前記バケットの回動中心とが一致していることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の部品供給装置。
  9. 前記ドラムが固定されるとともに前記ドラムの回転中心となる回転軸を備え、
    前記バケットは、前記回転軸に回動可能に保持され、
    前記回転軸が前記バケットの回動中心になっていることを特徴とする請求項8記載の部品供給装置。
  10. 前記ドラムおよび前記バケットを保持するフレームを備え、
    前記フレームは、前記回転軸の両端部のそれぞれを保持する2枚のフレーム側板を備え、
    前記回転機構は、前記回転軸の一端側に固定されるプーリを備え、
    前記回動機構は、前記回転軸の下側に配置される歯車を備え、
    前記バケットには、前記歯車に上側から噛み合う歯車部が形成され、
    前記フレーム側板には、前記フレーム側板の上端面から下側に向かって切り欠かれた切欠き溝が形成され、
    前記回転軸の両端部は、前記切欠き溝の下端面に支持されていることを特徴とする請求項9記載の部品供給装置。
  11. 前記バケットに対して前記ドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、
    前記バケットは、前記バケットの底面を構成するバケット底板と、前記バケットの左右の側面を構成する2枚のバケット側板と、前記バケットの後面を形成するバケット後側板とを備え、
    前記回転軸は、前記回転軸の軸方向と左右方向とが一致するように配置され、
    前記ドラムは、左右方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成されるとともに、左右方向において2枚の前記バケット側板の間に配置され、
    前記バケット底板と2枚の前記バケット側板と前記バケット後側板とは、互いに着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項10記載の部品供給装置。
  12. 前記フレームは、2枚の前記フレーム側板を繋ぐ複数の連結軸を備え、
    複数の前記連結軸は、2枚の前記フレーム側板に着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項11記載の部品供給装置。
  13. 前記バケット内の前記部品の量を検知するための第2の光学式センサを備え、
    前記バケットに対して前記ドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、
    前記バケットは、前記バケットの左右の側面を構成する2枚のバケット側板を備え、
    2枚の前記バケット側板には、左右方向で前記バケット側板を貫通する第2部品検知用貫通穴が形成され、
    前記第2の光学式センサは、左右方向において2枚の前記バケット側板の外側に配置されるとともに、前記第2の光学式センサの光軸が前記第2部品検知用貫通穴を通過するように配置されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の部品供給装置。
  14. 前記バケットに対して前記ドラムが配置される側を前側とし、前側の反対側を後ろ側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とすると、
    前記バケットは、左右方向で前記バケット内を仕切る複数の仕切り板を備え、
    前記ドラムは、左右方向に分割される円板状の複数の分割ドラムによって構成され、
    前記仕切り板は、左右方向において、左右方向で隣接する前記分割ドラムの境界と同じ位置に配置されていることを特徴する請求項1から13のいずれかに記載の部品供給装置。
  15. 請求項1から14のいずれかに記載の部品供給装置と、前記部品供給装置から供給された複数の前記部品を整列させる部品整列装置とを備え、
    前記部品整列装置は、整列前の複数の前記部品が前記部品供給装置から上面に供給される円板状のディスクと、上下方向を回転の軸方向として前記ディスクを回転させるディスク回転機構と、前記ディスク上の前記部品を整列させる整列用溝とを備え、前記整列用溝に沿って前記部品が移動するように、前記ディスクを回転させて、前記部品を整列させることを特徴とする部品整列システム。
  16. 請求項1から14のいずれかに記載の部品供給装置と、前記部品供給装置から供給された複数の前記部品の中の所定個数の前記部品を取り出せるように前記部品を分離する部品分離装置とを備え、
    前記部品分離装置は、分離前の複数の前記部品が前記部品供給装置から上面に供給される円板状のディスクと、上下方向を回転の軸方向として前記ディスクを回転させるディスク回転機構と、分離される所定個数の前記部品が配置される部品配置部と、前記ディスク上の前記部品を前記部品配置部に移動させる部品移動機構とを備えることを特徴とする部品分離システム。
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