JP2019048428A - ヒートシーラー - Google Patents
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Abstract
Description
一方、PTFEの融点は327℃であり、そのために、ヒーターによる加熱温度として400℃近くに上げる必要がある。しかし、前述のようにヒーターを保護するための素材として同じフッ素樹脂テープ(PTFE)を使用しており、被シール物とくっつく可能性がある。また、圧着部の表面にシリコンゴム製の弾性体を使用しているが、シリコンゴムの常用温度は250℃以下であり、400℃の温度には耐えることができない。
被シール物のシール部を挟持する圧着部及び受け部と、受け部の表面側にシール部に沿って配置されるヒーターと、ヒーターの幅方向両側に配置される第1断熱体と、ヒーターの裏面側に配置される第2断熱体と、第2断熱体のヒーターとは反対側の面に配置される弾性体と、圧着部の表面側に配置される第3断熱体と、を備え、
ヒーターの表面は、第1断熱体の表面よりも圧着部側に突出していることを特徴とするものである。
ヒートシーラーの本体1は、一体的に結合された上部枠体2と下部枠体3とから構成される。上部枠体2には、ヒーターを駆動するためのトランス、制御ボックス、圧着レバー4が設けられている。圧着レバー4は、左右一対のアームが軸5に対して回転自在となるように取付けられている。また、圧着レバー4には圧着力を作用するためのコイルスプリング6が設けられ、調整部7により圧着力の調整を行うことができる。下部枠体3には、被シール物を載置するためのプレート8が設けられている。
次に、主要部である圧着部10と受け部20の構成について図2の縦断面図により説明する。図2に示すように、受け部20の上部表面にはヒーター21が配置される。ヒーター21は、シール部に沿って、すなわち、シール面の垂直方向に沿った長尺状に形成される。幅は約5mmである。ヒーター21の左右両側に第1断熱体22が配置される。第1断熱体22の素材は特に限定されるものではないが、例えば、ガラス繊維シートの積層体(商品名:ミオレックス)や高強度セメント系断熱板(商品名:ヘミサル)が使用可能である。これらの素材は、耐熱性が400℃〜500℃であり、フッ素樹脂シートのシールを行う場合にも十分な耐熱性を有する。
つぎに、シールを行うときの動作について説明する。図2に示すように、被シール物Fを受け部20と圧着部10の間に位置させる。図1に示すプレート8を利用すると作業を行いやすい。シール部がちょうどヒーター21の上に位置するようにセットする。次に、圧着レバー4を下げてきて、受け部20と圧着部10でシール部を挟持する。この時の状態を図3に示す。
本実施形態ではインパルス式ヒートシーラーを例に挙げて説明したが、その他のタイプのヒートシーラーであっても本発明は応用できるものである。
10 圧着部
11 第3断熱体
12 第2ヒーター
20 圧着部
21 ヒーター
22 第1断熱体
23 第2断熱体
23a 断熱シート
24 弾性体
Claims (4)
- 被シール物のシール部を挟持する圧着部及び受け部と、
受け部の表面側にシール部に沿って配置されるヒーターと、
ヒーターの幅方向両側に配置される第1断熱体と、
ヒーターの裏面側に配置される第2断熱体と、
第2断熱体のヒーターとは反対側の面に配置される弾性体と、
圧着部の表面側に配置される第3断熱体と、を備え、
ヒーターの表面は、第1断熱体の表面よりも圧着部側に突出していることを特徴とするヒートシーラー。 - 第2断熱体は、第1断熱体よりも柔らかい素材を使用していることを特徴とする請求項1に記載のヒートシーラー。
- 第2断熱体は、厚みの薄い板状の素材を層状に重ねた積層体構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートシーラー。
- 前記第3断熱体の内部に第2ヒーターを埋め込んであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートシーラー。
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Citations (4)
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JP2016203983A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 富士インパルス株式会社 | シール装置 |
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