JP2019047891A - 折り装置及び吸収性物品の製造装置 - Google Patents

折り装置及び吸収性物品の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019047891A
JP2019047891A JP2017173151A JP2017173151A JP2019047891A JP 2019047891 A JP2019047891 A JP 2019047891A JP 2017173151 A JP2017173151 A JP 2017173151A JP 2017173151 A JP2017173151 A JP 2017173151A JP 2019047891 A JP2019047891 A JP 2019047891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
absorbent article
sheet
absorbent
gsm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017173151A
Other languages
English (en)
Inventor
竜祐 尾▲崎▼
Ryusuke Ozaki
竜祐 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2017173151A priority Critical patent/JP2019047891A/ja
Publication of JP2019047891A publication Critical patent/JP2019047891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】吸収性物品の折畳性を高める。【解決手段】第一方向CDに幅を有する吸収性物品8を、第一方向CDと交差する第二方向MDに沿って搬送する搬送機構110と、搬送機構110で搬送される吸収性物品8を、第二方向MDに沿って延在する折線Fで折り畳む際に、折り畳みを案内する案内部材120とを備え、案内部材120には、第二方向MDに沿って延在すると共に折線Fに向き、吸収性物品8が突き当てられる曲面形状の当接部121が設けられ、当接部121の第二方向MDと直交する横断面の外形の曲率が0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下である。【選択図】図5

Description

本発明は、紙おむつや尿パッドといった吸収性物品を折り畳む、折り装置に関する。
吸収性物品を製造する方法の一つとして、吸収体を吸収性物品に設けることが知られている。この吸収性物品を折り畳んで出荷することも知られている。ところが、吸収性物品を折り畳むことで、吸収体の型崩れを招くおそれがある。そこで、吸収体の一部に目付量を抑えた領域を形成し、その領域で吸収性物品を折り畳む手法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2016-123850号公報
本件は、吸収性物品の折畳性を高めることを目的の一つとする。
本発明者は、上記の課題を鋭意検討した。その結果、所定曲率に設定された案内部材により吸収性物品を案内して折り畳むことにより、吸収性物品の折畳性を高めることができることを見出し、以下に例示する折り装置を完成するに至った。
すなわち、本発明の折り装置は、第一方向に幅を有する吸収性物品を、第一方向と交差する第二方向に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送機構で搬送される前記吸収性物品を、前記第二方向に沿って延在する折線で折り畳む際に、折り畳みを案内する案内部材とを備え、前記案内部材には、前記第二方向に沿って延在すると共に前記折線に向き、前記吸収性物品が突き当てられる曲面形状の当接部が設けられ、前記当接部の前記第二方向と直交する横断面の外形の曲率が0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下である。
本件によれば、吸収性物品の折畳性を高めることができる。
一実施形態に関する紙おむつ(吸収性物品)の展開図である。 図1のA−A矢視断面図である。なお、図2では、各構成を把握しやすくするため、各シート類の厚みを誇張して示す。 一実施形態に関する紙おむつの吸収体を示す平面図である。 図3のB−B矢視断面図である。 一実施形態に関する折り装置を示す斜視図である。 図5の矢印Xから視た折り装置の模式図である。 ガイドの当接部の幅寸法と、吸収体の傾斜部及び折畳部の溝幅の寸法とを比較するために、当接部と吸収体とを重ねて示す模式図である。
以下、本件を実施するための形態を説明する。下記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
実施形態で述べる吸収性物品は、着用者に装着され、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分を吸収し保持する衛生用品である。この吸収性物品には、テープ型やパンツ型の紙おむつ(いわゆる「使い捨ておむつ」)といった吸収体を備えた吸収性物品のほか、尿パッド,生理用ナプキン,パンティーライナーといった吸収体のみを備えた吸収性物品なども含まれる。さらに、吸収性物品には、完成品だけでなく半成品(中間体)を含む。
以下の実施形態では、吸収性物品としてパンツ型の紙おむつ1の半製品である連続体8を例示する。連続体8は、紙おむつ1が連続した繋がった状態のもので、少なくとも切断工程を経て紙おむつ1とされる。
本実施形態では、紙おむつについて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向Lとする。これらの前身頃と後身頃との間(長手方向Lの中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向Tとし、長手方向Lと厚み方向Tの何れにも直交する方向を幅方向Wとする。そのほか、厚み方向Tから視ることを平面視とする。
紙おむつにおける各構成の向きについては、たとえば長手方向Lに沿うと表現する場合に、長手方向Lと平行なことだけでなく、ほぼ長手方向Lと平行なことも含むものとする。具体的には、長手方向Lに対する傾斜角度が45°未満で延在することを長手方向Lに沿うものとする。同様に、幅方向Wや厚み方向Tといった各方向に沿うと表現する場合についても、各方向に対する傾斜角度が45°未満で延在することを意味する。
[1.構成]
[1−1.基本構成]
まず、図1および図2を参照して、紙おむつ1の基本的な構成を説明する。
ここでは、幅方向Wの中心線Cを基準として対称に紙おむつ1が形成されている。この紙おむつ1は、長手方向Lに沿って前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cの三つの領域に大別される。
〈シート類〉
はじめに、紙おむつ1のシート類について述べる。
図1に示すように、紙おむつ1には、前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cに亘って長手方向Lに延びる吸収体10(太破線で示す)が内蔵されている。
ここでは、展開状態の正面視において、前身頃1Aおよび後身頃1Cよりも股下部1Bのほうが幅方向Wの寸法の小さい砂時計形状の吸収体10を例示する。
吸収体10は、着用者から排泄される尿や経血といった液体の水分(以下「排泄水分」という)を吸収して保持する吸水性を有する。この吸収体10では、粉砕あるいは解繊されたパルプ(いわゆる「フラッフパルプ」)に高吸水性樹脂(いわゆる「SAP〈Superabsorbent polymer〉」,「高吸水性高分子」あるいは「高吸水性ポリマー」とも称される)が混合されたマットが親水性の不織布やティシュなどで被包(ラップ)されている。
上記した吸収体10に対して肌面側および非肌面側には、図2に示すように、以下に述べる種々のシート11,12,13,14(表面シート)が設けられている。
吸収体10に対して、肌面側にはセンターシート11が積層され、非肌面側にはバックシート12が積層されている。これらのシート11,12の幅方向Wで側方にはサイドシート13が配置されている。
このサイドシート13は、センターシート11の幅方向Wの側部において肌面側に積層されるとともに、バックシート12の幅方向Wの側部において非肌面側に積層される。
バックシート12の非肌面側には、カバーシート14が積層される。ここでは、バックシート12の幅方向Wの側部において、サイドシート13を介してカバーシート14が重ねられる。
センターシート11は、排泄水分を透過させて吸収体10に吸収させるため、親水性である。センターシート11は、装着状態での蒸れを抑えるため、通気性を備えたものでもよい。また、センターシート11は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される。このセンターシート11は、吸収体10よりも幅方向Wの寸法が大きく、肌面側から吸収体10を被覆する。
バックシート12は、吸収体10からの液漏れを防ぐため、疎水性である。ここでは、装着状態での蒸れを抑えるため、透湿性を併せて備えるバックシート12が用いられる。
サイドシート13は、幅方向Wの側方への液漏れを防ぐため、疎水性である。また、サイドシート13の一部は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される。
カバーシート14は、上記した吸収体10およびシート11,12,13を非肌面側から被覆する。図1に示すように、前身頃1Aにおけるカバーシート14と後身頃1Cにおけるカバーシート14とは、それぞれの幅方向Wの端縁部14aどうしが互いに貼り付けられるこのようにして、前身頃1Aおよび後身頃1Cの各カバーシート14が接合され、パンツ型の紙おむつ1が形成される。
ここで、後述するように紙おむつ1の折畳性の向上の観点から、吸収体10の目付量は、420[gsm]以上であって490[gsm]未満であることが好ましく、シート11,12,13,14の目付量は、20[gsm]以上であって26[gsm]以下であることが好ましい。
「目付量」とは、シートの厚みあるいは積層度合いに対応するパラメータであり、単位面積あたりの重量で表される。ここでは、一平米あたりのグラム数であるgsm[g/m:grams per square meter]を「目付量」の単位として用いる。
〈ギャザー〉
つぎに、図1および図2を参照して、紙おむつ1のギャザー15について述べる。
ギャザー15は、伸縮性を備えた部材を伸張状態で2枚のシートの間に挟んで固定することによって伸縮性を備えたシート複合体により構成される。ギャザー15として、ギャザー16,17,18を例示する。一つは、サイドシート13の肌面側端縁部が第一糸ゴム21で皺寄せられた立体ギャザー16である。もう一つは、第二糸ゴム22(一箇所のみに符号を付す)で皺寄せられたタミーギャザー17である。更にもう一つは、サイドシート13の非肌面側において幅方向Wの端縁部が第三糸ゴム23(図1では図示省略)で皺寄せられたセカンド立体ギャザー18(図1では図示省略)である。
立体ギャザー16は、排泄箇所の周縁で着用者に対する追従性を高めることにより、排泄物の幅方向Wの側方への漏れを防ぐために設けられる。タミーギャザー17は、着用者の臀部や下腹部に対する追従性を高めるために設けられる。セカンド立体ギャザー18は、股下部1Bで追従性を高めるために設けられる。
[1−2.詳細構成]
つぎに、図3を参照して、紙おむつ1の詳細な構成を述べる。
〈圧搾部〉
まず、長手方向Lおよび幅方向Wの双方に交差して圧搾された溝状の圧搾部40(凹部)を説明する。具体的には、少なくとも吸収体10において、長手方向Lおよび幅方向Wの双方に交差する領域が圧搾されて形成された溝状の圧搾部40を述べる。
圧搾部40は、着用者への紙おむつ1のフィット性や吸水性を高めるために延設される。
この圧搾部40は、吸収体10とセンターシート11(図1および図2参照)とが厚み方向T(積層方向)にプレス成形されて設けられる。具体的には、積層された吸収体10およびセンターシート11を所定の形状(パターン)の凸型で肌面側からプレス(圧縮)することで、吸収体10に加えてセンターシート11のプレス箇所における含有空気が圧搾され、吸収体10にセンターシート11が噛み合って固着した圧搾部40が成形(外挿)される。
すなわち、圧搾部40は、厚み方向Tに凹設された凹部である。この圧搾部40は、長手方向Lおよび幅方向Wの双方に対して交差するように線状(すなわち溝状)に延設される。なお、圧搾部40は、吸収体10のうち幅方向Wの端縁(端部領域)を除いて設けられている。
ここでの圧搾部40には、長手方向Lに対して、幅方向Wで一方(たとえば右方)に傾斜して交差する複数の第一傾斜部41(一箇所のみに符号を付す)と、幅方向Wで他方(たとえば左方)に傾斜して交差する複数の第二傾斜部42(一箇所のみに符号を付す)とが設けられている。すなわち、これらの傾斜部41,42(凹部)は、平面視で格子形状(グリッドパターン)をなす。
上述した圧搾部40によれば、圧搾部40の延在箇所で吸収体10やこれに加えてセンターシート11、延いては紙おむつ1が折れ曲がりやすくなり、着用者に対する紙おむつ1のフィット性が確保される。また、圧搾部40に沿って排泄された液体を拡散させることで、吸収体10の吸水箇所を分散させることにより、吸収体10の吸水性を高めることができる。
ところが、紙おむつ1は、着用者に装着されるまでの梱包時,搬送時や収納時などの着用前の期間に折り畳まれると、圧搾部40に加えて事後的に折り目が吸収体10に形成され、予め設計されたフィット性や吸水性が低下しうる。
傾斜部41,42の短手寸法L2,L3(延在方向と直交する方向の寸法、以下「溝幅」ともいう、図7参照)は、後述するように紙おむつ1の折畳性の向上の観点から、2.0[mm]であることが好ましい。
〈折畳部〉
そこで、本実施形態の紙おむつ1には、着用者へのフィット性や吸水性の低下を抑えるため、圧搾部40に交差するように延在する折畳部50(凹部)が設けられている。
折畳部50は、紙おむつ1の折り畳み用に設けられたものであり、着用者に装着されるまでに紙おむつ1が折り畳まれることによるフィット性や吸水性の低下を抑える用途に特に適した構成である。そのため、梱包時,搬送時や収納時といった着用者に装着されるまでに紙おむつ1が折り畳まれることが想定される所定の箇所に折畳部50が配置される。すなわち、紙おむつ1が折り畳まれることによって折り目が形成されうる所定の箇所に折畳部50が設けられる。
この折畳部50は、少なくとも吸収体10において他の領域よりも剛性の低い部位(領域)を含む。このことから、折畳部50には低剛性部が含まれている。
ここで説明する折畳部50には、図3および図4に示すように、幅方向Wに沿って断続的(不連続)に並ぶ三つの折畳部51,52,53(凹部)が設けられる。これらの折畳部51,52,53は、紙おむつ1が着用者に装着されるまでに幅方向Wに沿う折り目で折り曲げられることが想定される箇所に配置される。また、折畳部51,52,53は、吸収体10が厚み方向Tに凹設されて溝状の部位(溝状部)をなしている。
具体的には、吸収体10の長手方向Lで中央において、幅方向Wで一方から他方に向けて第一折畳部51,第二折畳部52,第三折畳部53がこの順に設けられている。
第一折畳部51と第二折畳部52との間には圧搾部40(傾斜部41,42)の交差箇所(交差する位置,交点)が位置する。同様に、第二折畳部52と第三折畳部53との間には圧搾部40の交差箇所が位置する。
本実施形態では、折畳部50は、圧搾部40と同様に圧搾により吸収体10に形成される。すなわち、折畳部50は、吸収体10とセンターシート11(図1および図2参照)とが厚み方向(積層方向)にプレス成形されて設けられる。
折畳部50の形成方法は、圧搾によるものに限定されない。折畳部50に対応する形状に突設された部位をもつ雌型にパルプや高吸水性樹脂を積層することで折畳部50を吸収体10に形成することもできる。あるいは、折畳部50を、吸収体10の一部を切り取ることで設けることもできる。
ここで、折畳部51,52,53の短手寸法(紙おむつ1においては長手方向Lの寸法)は、本実施形態では、互いに同一の寸法(以下、溝幅という。図7参照。)に設定されていることから、以下、まとめて、折畳部50の溝幅L4という。この溝幅L4は、傾斜部41,42の溝幅L2,L3と同様、後述するように紙おむつ1の折畳性の向上の観点から2.0[mm]であることが好ましい。
[1−3.折り装置]
つぎに、図5〜図7を参照して、本実施形態の紙おむつ1を製造する装置について述べる。この製造装置では、シート状あるいはマット状の部材の積層,貼合,プレス(圧縮),折り畳み,切断といったさまざまな工程が実施される。たとえば、上述した目付量の吸収体10が成形され、上述した目付量のシート11,12,13,14が搬送される。ここでは、紙おむつ1を折り畳む装置(以下「折り装置」と略称する)100に着目して説明する。
図5に示すように、折り装置100の折り畳み対象は、搬送方向MD(第二方向,Machine Direction)に紙おむつ1が連続して繋がった状態の連続体8である。この連続体8は、搬送方向MDに延びており、搬送方向MDに搬送される。連続体8において、搬送方向MDと直交又は略直交する方向(第一方向,以下「直交方向」と略称する)CDには、連続体8の一方の側縁8aと他方の側縁8bとのそれぞれが搬送方向MDに延びている。
なお、紙おむつ1については、連続体8においてはそれぞれ完成前の半製品ではあるものの、上述した完成品の紙おむつ1と同様に符号「1」を付して示す。
連続体8においては、紙おむつ1の長手方向Lが折り装置100の直交方向CDに対応する。また、紙おむつ1の幅方向Wが折り装置100の搬送方向MDに対応する。たとえば、紙おむつ1の折畳部51,52,53(以下、折り装置100に関する折畳部51,52,53をまとめて「折畳部50」と称する)のそれぞれは搬送方向MDに沿って設けられる。
なお、搬送方向MDは、連続体8の短手方向(幅方向)に対して交差していればよく、厳格に直交している必要はない。
折り装置100は、搬送方向MDに延びる折線Fで連続体8を折り畳む。この折り装置100は、連続体8の直交方向CDの中心(側縁8a,8bの中間)において搬送方向MDに延在する折線Fで連続体8を二つ折りにする。ただし、折り装置100は、連続体8を、二つ折りに限らず、三つ折りや四つ折りなどのように複数の折線で折り畳んでもよい。
折り装置100には、搬送機構110と、ガイド120(案内部材)と、押付機構130と、案内機構140とが設けられる。
搬送機構110には、搬送ロールRで搬送された連続体8が受け渡される。なお、搬送ロールRで搬送される連続体8は、折り畳まれる前の状態であり、直交方向CDにおいて両側縁8a,8bが離隔している。
この搬送機構110には、複数のローラ111に巻き回された搬送ベルト112が設けられている。さらに、巻回される搬送ベルト112で囲まれる箇所には、連続体8を吸引するための吸引機構113が設けられ、また、搬送ベルト112には、連続体8を吸引して保持するための吸引孔114が形成されている。そのため、連続体8は、吸引孔114を介して吸引機構113に吸引されながら搬送される。
ガイド120は、搬送方向MDに沿って配置され、折線Fでの連続体8の折り畳みを案内する長尺の案内部材である。このガイド120は、搬送ベルト112との間に連続体8を挟む(すなわち連続体8に対して搬送機構110の反対側に配置される)とともに、連続体8を折り畳まれる際に、連続体8の折線Fを抑える。すなわち、ガイド120は、連続体8が折り畳まれるときに折線F上に位置する。折線Fが折畳部50に沿うことから、ガイド120は、連続体8の紙おむつ1を折畳部50に沿って折り畳む。
ここでのガイド120は、静止しており、搬送中の連続体8と擦れる。ただし、連続体8の搬送に合わせてガイド120を移動させ、連続体8とガイド120とが擦れないようにしてもよい。
押付機構130には、折り畳まれている連続体8を押え付けるロール131が設けられている。このロール131は、支持軸(図示省略)に対して回転可能に軸支されている。ここでは、連続体8の折線Fやガイド120に対してオフセットしてロール131が配置されている。すなわち、連続体8に対するロール131の押付領域から折線F(すなわち折り畳み箇所)が除外されている。
案内機構140は、連続体8のうち折線Fに対して一方の領域と他方の領域とを重ね合わせ、連続体8の側縁8a,8bを一致させるように案内する機構である。
この案内機構140には、搬送方向MDに沿って並ぶ複数(ここでは五つ)の案内ロールが設けられている。搬送される連続体8は、案内ロール141,142,143,144,145によって、折線Fに対して一方の側縁8a側の領域が他方の側縁8b側の領域に向けて倒され、折り畳まれる。このとき、図5および図6に示すように、搬送方向MDの上流から下流に向かうに連れて連続体8の折畳角度αが小さくなる。
つぎに、連続体8の折り畳み箇所に関する構成を説明する。
ここでは、吸収体10の折畳部50に沿って折線Fが配置されている。詳細に言えば、長手方向Lで中央の折畳部50と折線Fとが平面視で重複している。
<ガイドの詳細>
ガイド120について図5および図6を参照してさらに説明する。
ガイド120は、中実丸棒状の長尺の部材であり、その横断面〔その延在方向となる搬送方向MDと直交する断面〕の形状は、延在方向に対して一定して図6に示す真円となっている。
ガイド120において、折線Fに向く搬送方向MDに延在する部位は、連続体8が折り畳まれる際に、連続体8に突き当てられる当接部121である。この当接部121は、後述するように紙おむつ1の折畳性の向上の観点から、その延在方向となる搬送方向MDと直交する横断面の外形の曲率Rが、0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下の範囲内に設定されている。
異なる言い方をすると、当接部121の横断面の外形は、外径(直径)が33.3[mm]以上であって50.0[mm]以下の円弧である。さらに言えば、本実施形態のようにガイド120の横断面の外形が真円である場合には、外径が33.3[mm]以上であって50.0[mm]以下の丸棒状の部材が使用される。
また、同様に、後述の紙おむつ1の折畳性の向上の観点から、図7に示すように、当接部121の幅寸法L1(図6参照。紙おむつ1の厚み方向Tに関する寸法。)は、この当接部121が当接する(すなわち折線F上又は折線F周辺の)第一傾斜部41の溝幅L2や、第二傾斜部42の溝幅L3や、折畳部50の溝幅L4よりも幅広に(溝幅L2,L3,L4の溝幅よりも広く)設定されている。
なお、図7は、当接部121の幅寸法L1と、傾斜部41,42及び折畳部50の溝幅L2,L3,L4の寸法とを比較するために、当接部121と吸収体10とを重ねて示す模式図であり、実際の位置関係を示すものではない。
[2.作用および効果]
本実施形態の折り装置100によれば、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)折り装置100によれば、連続体8の当接部121の横断面の外形の曲率Rが、0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下の範囲内に設定することで、連続体8が当接部121の形状に沿って適切な曲率で折り畳まれるようになり、連続体8(紙おむつ1)の折畳性を高めることができる。つまり、紙おむつ1に折畳部50が設けられた後であって紙おむつ1が完成する前に折り畳まれた紙おむつ1に、意図しない不要な折り目が形成されることを抑えることができ、かつ、紙おむつ1の折り畳み状態を安定して維持することができる。
これは、次の理由による。当接部121の曲率Rが0.06[1/mm]よりも大きいと、当接部121の円弧面に沿って連続体8ひいては吸収体10が折り畳まれた際、吸収体10が、大きな曲率で折り曲げられるため型崩れするおそれがある。また、当接部121の曲率Rが0.04[1/mm]よりも小さいと、連続体8がしっかりと折り畳まれず、時間が経つにつれ折り畳み前の状態に近づいてしまうおそれがある。
したがって、当接部121の曲率Rを前記範囲内に設定することで、連続体8の折畳性を高めることができる。
また、吸収体10が型崩れしないので、紙おむつ1に予め設定されたフィット性や吸水性の低下を抑えることができ、紙おむつ1を装着する着用者の快適性を確保することができる。
(2)折線Fに対応する傾斜部41,42や折畳部50(以下まとめて「凹部41,42,50」ともいう)の溝幅L2,L3,L4よりも幅広に設定された(幅寸法L1が溝幅L2,L3,L4よりも大きく設定された)当接部121を、センターシート11に突き当てながら連続体8を折り畳むことにより、折線Fにおける吸収体10やセンターシート11の形状変化を抑制でき、連続体8の折畳性を更に高めることができる。
ここで、凹部41,42,50が圧搾により形成される場合には、圧搾によりセンターシート11が凹部41,42,50内に押し込まれて、凹部41,42,50内で吸収体10にセンターシート11が噛み合って固着するが、折り畳みの際、凹部41,42,50内でセンターシート11が吸収体10から剥離し易い。
これは次の理由による。折り畳みの際に、吸収体10と、センターシート11とに生じる変形量の差が大きいとセンターシート11が吸収体10から剥離する。凹部41,42,50が圧搾により形成される場合には、吸収体10が圧搾により硬化するため、吸収体10と、もともと吸収体10に較べて柔らかいセンターシート11とで変形量の差が顕著になる。さらに、狭隘な凹部41,42,50内では、かかる変形量の差がセンターシート11の剥離に大きく影響する。したがって、センターシート11が吸収体10から剥離し易くなる。
このように凹部41,42,50が圧搾により形成されるために凹部41,42,50内においてセンターシート11が吸収体10から剥離し易い場合であっても、本実施形態の折り装置100によれば、凹部41,42,50の周辺でセンターシート11の形状変化を抑制できる。このため傾斜部41,42や折畳部50内においてセンターシート11が吸収体10から剥離することを抑制できる。
したがって、本実施形態の折り装置100は、凹部41,42,50が圧搾により凹設される場合には特にその効力を発揮することができる。
(3)本実施形態の折り装置100を、凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4がそれぞれ2.0[mm]である吸収体10を備えた連続体8(紙おむつ)の折り畳みに用いて好適である。つまり、後述の実施例で説明するように、本実施形態の折り装置100は、溝幅L2,L3,L4が前記範囲にある吸収体10を備えた連続体8の折り畳みに用いた場合には、不要な折り目やセンターシート11の剥離が生じるのを更に抑制できることを見出した。
(4)また、本実施形態の折り装置100は、吸収体10の目付量が420[gsm]以上であって490[gsm]未満であり、センターシート11の目付量が20[gsm]以上であって26[gsm]以下である連続体8(紙おむつ1)の折り畳みに用いて好適である。つまり、後述の実施例で説明するように、本実施形態の折り装置100は、吸収体10やセンターシート11の目付量が前記範囲にある吸収体10を備えた連続体8の折り畳みに用いた場合には、不要な折り目やセンターシート11の剥離が生じるのを更に抑制できることを見出した。
[3.実施例]
以下、測定結果に基づいて、折り装置100により連続体8(紙おむつ1)の折り畳みを行った場合の折畳性の評価を述べる。
折畳性(下表における「製品状態」)は、下記に示す四段階で評価した。
・不可(下表で「×」と表記)
トップシートの吸収体からの剥離が認められる
・ 可(下表で「△」と表記)
折畳箇所の硬化が認められる,トップシートがやや破損する,
溝の成形性が低い
・ 良(下表で「○」と表記)
上記した剥離や硬化がほぼ認められない
・ 優(下表で「◎」と表記)
上記した剥離や硬化が全く認められない
<当接部の曲率の評価>
ガイド120の当接部121の曲率Rに着目した評価を述べる。下表1に測定結果を示す。
なお、比較例1〜4および実施例1〜3では、それぞれ、凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4が2.0[mm]、吸収体10の目付量が420[gsm]、センターシート11(表面シート)の目付量が23[gsm]に設定されている。
Figure 2019047891
上表1の結果から、当接部121の曲率Rが0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下である場合に、折畳性を高められるとの知見が得られた。
なお、比較例1〜4では、吸収体10からのセンターシート11の剥離が発生し、製品状態として不良なことが認められた。
<溝幅の評価>
凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4に着目した評価を述べる。下表2に測定結果を示す。実施例4〜8では、溝幅L2,L3,L4は、同一の寸法に設定され、下表2に示す寸法に設定されている。当接部121の幅寸法L1は40mm(曲率Rが0.05[1/mm]に相当)に設定されており、溝幅L2,L3,L4よりも広く設定されている。
なお、実施例4〜8では、それぞれ、吸収体10の目付量が420[gsm]、センターシート11の目付量が23[gsm]に設定されている。
Figure 2019047891
上表2の結果から、吸収体10の凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4が2.0[mm]である場合には、本実施形態の折り装置100を使用することにより、更に折畳性を高められるとの知見が得られた。なお、実施例7,8では、折畳箇所の硬化が認められた。
<目付量の評価>
吸収体10およびセンターシート11の目付量に着目した評価を述べる。下表3に測定結果を示す。
なお、実施例8〜12では、それぞれ、当接部121の曲率Rが0.05[1/mm]、吸収体10の凹部41,42,50の各溝幅L2,L3,L4が2.0mmに設定されている。
Figure 2019047891
上表3の結果から、吸収体10の目付量が420[gsm]以上であって490[gsm]未満であり、センターシート11の目付量が20[gsm]以上であって26[gsm]以下である場合には、本実施形態の折り装置100を使用することにより、更に折畳性を高められるとの知見が得られた。
なお、実施例9〜11において不都合の発生したサンプルには、凹部40,50の成形性に不良(溝が成形しにくい)が認められ、吸収体10からのセンターシート11の剥離が認められた。実施例21〜23において不都合の発生したサンプルには、吸収体10からのセンターシート11の剥離が認められ、センターシート11の破損も認められた。
[4.その他]
(1)ガイド120(案内部材)の形状は、当接部の外形の曲率が、0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下であれば何ら限定されない。例えば、ガイド120の横断面の形状は、楕円形状であってもよいし、図6に二点鎖線で示すような円弧形状であってもよい。また、ガイド120は中空の筒体であってもよい。
(2)ガイド120の当接部121の幅寸法L1は、凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4と同等であってもよいし、凹部41,42,50の溝幅L2,L3,L4よりも小さくてもよい。この場合には、連続体8を折線で更に確実に折り畳むことができる。
(3)折り装置100のガイド120による折り畳み箇所は、紙おむつにおける長手方向Lで中央に限らず、他の箇所であってもよい。
(4)本発明の折り装置は、折畳部50がなく第一傾斜部41および第一傾斜部42の少なくとも一方を有する吸収体10を備えた連続体8の折り畳みに使用することもできる。さらには、本発明の折り装置は、凹部41,42,50のない吸収体10を備えた連続体8の折り畳みに使用することもできる。
1 紙おむつ(吸収性物品)
8 連続体(吸収性物品)
8a 一方の側縁
8b 他方の側縁
10 吸収体
11 センターシート(表面シート)
12 バックシート(表面シート)
13 サイドシート(表面シート)
14 カバーシート(表面シート)
40 圧搾部(凹部)
41 第一傾斜部(凹部)
42 第二傾斜部(凹部)
50 折畳部(凹部)
51 第一折畳部(凹部)
52 第二折畳部(凹部)
53 第三折畳部(凹部)
100 折り装置
110 搬送機構
120 ガイド(案内部材)
121 当接部
130 押付機構
140 案内機構
CD 直交方向(第一方向)
MD 搬送方向(第二方向)
F 折線
L1 ガイド120の直径
L2,3 傾斜部41,42の短手方向寸法
L4 折畳部50の短手方向寸法
R 搬送ロール

Claims (4)

  1. 第一方向に幅を有する吸収性物品を、第一方向と交差する第二方向に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構で搬送される前記吸収性物品を、前記第二方向に沿って延在する折線で折り畳む際に、折り畳みを案内する案内部材とを備え、
    前記案内部材には、前記第二方向に沿って延在すると共に前記折線に向き、前記吸収性物品が突き当てられる曲面形状の当接部が設けられ、前記当接部の前記第二方向と直交する横断面の外形の曲率が0.04[1/mm]以上であって0.06[1/mm]以下である
    折り装置。
  2. 前記吸収性物品は、溝状の凹部が凹設された吸収体に対して表面シートが積層され、
    前記案内部材は、前記凹部に前記当接部が突き当てられ、前記当接部が前記凹部の溝幅よりも幅広に設定された
    請求項1に記載された折り装置。
  3. 前記溝幅は2.0[mm]である
    請求項2に記載された折り装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された折り装置を備え、
    目付量が420[gsm]以上であって490[gsm]未満の吸収体を成形し、
    目付量が20[gsm]以上であって26[gsm]以下の表面シートを搬送する
    吸収性物品の製造装置。
JP2017173151A 2017-09-08 2017-09-08 折り装置及び吸収性物品の製造装置 Pending JP2019047891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173151A JP2019047891A (ja) 2017-09-08 2017-09-08 折り装置及び吸収性物品の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173151A JP2019047891A (ja) 2017-09-08 2017-09-08 折り装置及び吸収性物品の製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019047891A true JP2019047891A (ja) 2019-03-28

Family

ID=65904852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017173151A Pending JP2019047891A (ja) 2017-09-08 2017-09-08 折り装置及び吸収性物品の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019047891A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08660A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Uni Charm Corp 個袋入り生理用ナプキン
JP2016123850A (ja) * 2015-11-02 2016-07-11 ユニ・チャーム株式会社 折り装置及び折り方法
JP2016220984A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の個包装体
JP2017086684A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 日本製紙クレシア株式会社 吸収性物品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08660A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Uni Charm Corp 個袋入り生理用ナプキン
JP2016220984A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の個包装体
JP2016123850A (ja) * 2015-11-02 2016-07-11 ユニ・チャーム株式会社 折り装置及び折り方法
JP2017086684A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 日本製紙クレシア株式会社 吸収性物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8764927B2 (en) Method and apparatus for providing a diaper
JP5997944B2 (ja) 吸収性物品
JP6137589B2 (ja) 吸収性物品
JP6029862B2 (ja) 吸収性物品
WO2013187376A1 (ja) 吸収性物品の吸収体及びそれを備えた吸収性物品
JP5670959B2 (ja) 吸収性物品
JP5608707B2 (ja) 吸収性物品
US20200383849A1 (en) Absorbent article packaging and production method for absorbent article packaging
JP6012271B2 (ja) 吸収性物品
JP2013255571A (ja) 吸収性物品
JP5769604B2 (ja) 吸収構造体及びそれを用いた吸収性着用物品
WO2015129367A1 (ja) 吸収体の製造方法
JP5243305B2 (ja) ウェブ搬送装置及び吸収性物品の製造方法
JP2013255565A (ja) 吸収性物品
JP6583132B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置
JP2019047891A (ja) 折り装置及び吸収性物品の製造装置
JP6583133B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置
AU2010221067A1 (en) Method of manufacturing absorbent article
JP6583131B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置
JP6750516B2 (ja) 吸収性物品および折り装置
JP6819744B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置
JP6930312B2 (ja) 被包装置および吸収性物品の製造装置
JP6819745B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置
JP6926857B2 (ja) 被包装置および吸収性物品の製造装置
JP6819743B2 (ja) 吸収性物品の製造方法および製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210803