JP2019046896A - 密着強化処理装置および密着強化処理方法 - Google Patents

密着強化処理装置および密着強化処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の被処理面に均一に密着強化剤を塗布することが可能な密着強化処理装置および密着強化処理方法を提供する。
【解決手段】処理空間から気体が排出されることにより処理空間の圧力が低下する。処理空間の圧力が大気圧よりも低い中間値P4となるように、処理空間から気体が排出されている状態で処理空間に不活性ガスが供給される。不活性ガスの供給後、処理空間の圧力が大気圧よりも低い中間値P5となるように、処理空間から気体が排出されている状態で処理空間に密着強化剤を含む密着強化ガスが供給される。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板に密着強化処理を行う密着強化処理装置および密着強化処理方法に関する。
半導体デバイス等の製造におけるリソグラフィ工程では、基板の被処理面上にレジスト膜が形成された後、露光処理および現像処理が行われることにより、レジストパターンが形成される。通常、基板の被処理面とレジスト膜との密着性を高めるため、レジスト膜の形成前に、基板の被処理面にHMDS(ヘキサメチルジシラザン)等の密着強化剤が塗布される。
特許文献1記載の密着強化装置においては、チャンバー本体および密閉蓋によりチャンバー空間が形成される。チャンバー空間に基板が収容された状態で、チャンバー空間の真空引きが行われる。チャンバー空間の圧力が所定の真空圧に降下すると、密閉蓋に設けられた供給管路を通してチャンバー空間にHMDSが供給される。
特開2005−93952号公報
上記のようにして減圧状態のチャンバー空間に密着強化剤が供給されると、チャンバー空間での密着強化剤の流速が高くなる。この場合、基板の被処理面の一部に集中的に密着強化剤が塗布されることがある。
本発明の目的は、基板の被処理面に均一に密着強化剤を塗布することが可能な密着強化処理装置および密着強化処理方法を提供することである。
(1)第1の発明に係る密着強化処理装置は、基板が収容される処理空間を形成するチャンバと、処理空間から気体を排出することにより処理空間の圧力を低下させる減圧部と、処理空間の圧力が大気圧よりも低い第1の値となるように、減圧部により気体が排出されている状態で処理空間に不活性ガスを供給する不活性ガス供給部と、不活性ガス供給部により処理空間に不活性ガスが供給された後に、処理空間の圧力が大気圧よりも低い第2の値となるように、減圧部により気体が排出されている状態で処理空間に密着強化剤を含む密着強化ガスを供給する密着強化ガス供給部とを備える。
この密着強化処理装置においては、処理空間から気体が排出されつつ処理空間に不活性ガスが供給されるので、処理空間の圧力の低下が抑制される。その状態で処理空間に密着強化ガスが供給されるため、処理空間における密着強化ガスの流速の上昇が抑制され、処理空間で密着強化ガスが緩やかに拡がる。これにより、基板の被処理面の一部に密着強化ガスが集中的に接触することが防止される。その結果、基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
(2)密着強化ガス供給部は、不活性ガス供給部による処理空間への不活性ガスの供給が停止された時点で処理空間への密着強化ガスの供給を開始してもよい。
この場合、処理空間における密着強化ガスの濃度の低下が抑制される。それにより、基板の被処理面への密着強化剤の塗布量を精度良く制御することができる。
(3)不活性ガス供給部は、不活性ガスを第1の流量で処理空間に供給し、密着強化ガス供給部は、密着強化ガスを第1の流量よりも小さい第2の流量で処理空間に供給してもよい。
この場合、密着強化ガスの使用量を低減しつつ基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
(4)減圧部は、処理空間の圧力を第1の値よりも低くかつ第2の値よりも低い第3の値に低下させ、不活性ガス供給部は、減圧部により処理空間の圧力が第3の値に低下した後に処理空間の圧力が第3の値から第1の値に上昇するように処理空間に不活性ガスを供給してもよい。
この場合、処理空間の圧力が十分に低下された後に不活性ガスが供給されることにより、処理空間に残留する液体等の不純物が効率良く除去される。それにより、密着強化ガスの供給時に、不活性ガスを密着強化ガスで迅速に置換することができる。また、密着強化ガスに不純物が混入することが防止されるので、基板の処理精度がより高くなる。
(5)第2の値は第1の値よりも低く、密着強化ガス供給部は、処理空間の圧力が第1の値から第2の値に低下するように処理空間に密着強化ガスを供給してもよい。
この場合、密着強化ガスの使用量を低減しつつ基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
(6)第2の発明に係る密着強化処理方法は、チャンバが形成する処理空間に基板を収容するステップと、処理空間の圧力が大気圧よりも低い第1の値となるように、処理空間から気体を排出しつつ処理空間に不活性ガスを供給するステップと、不活性ガスを供給するステップの後に、処理空間の圧力が大気圧よりも低い第2の値となるように、処理空間から気体を排出しつつ処理空間に密着強化剤を含む密着強化ガスを供給するステップとを含む。
この方法によれば、処理空間から気体が排出されつつ処理空間に不活性ガスが供給されるので、処理空間の圧力の低下が抑制される。その状態で処理空間に密着強化ガスが供給されるため、処理空間における密着強化ガスの流速の上昇が抑制され、処理空間で密着強化ガスが緩やかに拡がる。これにより、基板の被処理面の一部に密着強化ガスが集中的に接触することが防止される。その結果、基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
(7)密着強化ガスを供給するステップは、処理空間への不活性ガスの供給が停止された時点で処理空間への密着強化ガスの供給を開始することを含んでもよい。
この場合、処理空間における密着強化ガスの濃度の低下が抑制される。それにより、基板の被処理面への密着強化剤の塗布量を精度良く制御することができる。
(8)不活性ガスを供給するステップは、不活性ガスを第1の流量で処理空間に供給することを含み、密着強化ガスを供給するステップは、密着強化ガスを第1の流量よりも小さい第2の流量で処理空間に供給することを含んでもよい。
この場合、密着強化ガスの使用量を低減しつつ基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
(9)密着強化処理方法は、不活性ガスを供給するステップの前に、処理空間の圧力を第1の値よりも低くかつ第2の値よりも低い第3の値に低下させるステップをさらに含み、不活性ガスを供給するステップは、処理空間の圧力が第3の値から第1の値に上昇するように処理空間に不活性ガスを供給することを含んでもよい。
この場合、処理空間の圧力が十分に低下された後に不活性ガスが供給されることにより、処理空間に残留する液体等の不純物が効率良く除去される。それにより、密着強化ガスの供給時に、不活性ガスを密着強化ガスで迅速に置換することができる。また、密着強化ガスに不純物が混入することが防止されるので、基板の処理精度がより高くなる。
(10)第2の値は第1の値よりも低く、密着強化ガスを供給するステップは、処理空間の圧力が第1の値から第2の値に低下するように処理空間に密着強化ガスを供給することを含んでもよい。
この場合、密着強化ガスの使用量を低減しつつ基板の被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。
本発明によれば、基板の被処理面に均一に密着強化剤を塗布することができる。
密着強化処理装置の具体的な構成例を示す模式的断面図である。 密着強化処理装置の制御系について説明するためのブロック図である。 密着強化処理装置における密着強化処理の概要を示すフローチャートである。 処理空間の圧力の変化について説明するための図である。 本発明の比較例について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態に係る密着強化処理装置および密着強化処理方法について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等をいう。
[1]構成
図1は、本実施の形態に係る密着強化処理装置100の具体的な構成例を示す模式的断面図である。図1の密着強化処理装置100は、チャンバ201、カバー昇降機構209、圧力センサ210、複数の支持ピン243、支持ピン昇降機構247および排気装置256を備える。
チャンバ201は、プレート205およびカバー207を含む。プレート205の上面には、複数(例えば3つ)のプロキシミティボール241が設けられる。複数のプロキシミティボール241上に、基板Wが水平姿勢で載置される。この場合、基板Wの被処理面が上方に向けられる。カバー207は、載置される基板Wの上方を覆うように設けられる。カバー207は、カバー昇降機構209に接続されている。カバー昇降機構209は、例えばエアシリンダであり、カバー207を上方位置と下方位置との間で昇降させる。図1においては、カバー207が下方位置にある。カバー207が下方位置にあるときに、カバー207とプレート205との間に、基板Wが収容される気密な処理空間PSが形成される。圧力センサ210は、処理空間PSの圧力を検出する。
カバー207には、ガス流路213が設けられる。ガス流路213は、カバー207の下面の中心部に開口端213aを有する。開口端213aは、プレート205上に載置される基板Wの中心部に対向する。ガス流路213には、ガス供給管261を介して、不活性ガス供給部Q1および密着強化ガス供給部Q2がそれぞれ接続される。不活性ガス供給部Q1は、ガス供給管261およびガス流路213を通して処理空間PSに不活性ガスを供給する。不活性ガスは、例えば窒素ガスである。密着強化ガス供給部Q2は、ガス供給管261およびガス流路213を通して処理空間PSに密着強化ガスを供給する。密着強化ガスは、密着強化剤を含む。密着強化剤は、例えばHMDS(ヘキサメチルジシラザン)である。不活性ガス供給部Q1および密着強化ガス供給部Q2の各々は、例えばバルブを含み、バルブの開閉タイミングを制御することによって不活性ガスおよび密着強化ガスの供給タイミングを制御することができる。
プレート205を上下方向に貫通するように、複数(例えば3つ)の貫通孔245が設けられる。複数(例えば3つ)の支持ピン243は、それぞれプレート205の貫通孔245に挿入される。プレート205の下方において、各支持ピン243の下端部が、支持ピン昇降機構247に接続されている。支持ピン昇降機構247は、複数の支持ピン243を昇降させる。各支持ピン243の上端部には、円板上の封止部243aが取り付けられている。プレート205の各貫通孔245の上端部には、封止部243aを収容可能な凹部245aが形成されている。封止部243aの下面の周縁部が凹部245aの底面と密着することにより、処理空間PSの気密性が確保される。
プレート205の内部には、基板Wの温度を調整する温調部249が設けられている。温調部249は、例えばヒータである。温調部249は、プレート205の温度を調整することにより、プレート205に載置された基板Wに熱処理を施す。
プレート205には、基板Wが載置される領域の外方で周方向に延びるように、排気スリット251が形成されている。また、排気スリット251にそれぞれ連通するように複数の排気ポート253が形成されている。複数の排気ポート253には、排気管255が接続されている。排気管255には、排気装置256が介挿される。排気装置256は、例えばポンプを含み、処理空間PSから排気管255を通して気体を排出する。これにより、処理空間PSが減圧される。本例では、排気装置256の動作状態を強状態と弱状態とに切替可能である。排気装置256を強状態で動作させることにより、排気装置256を弱状態で動作させる場合よりも処理空間PSの圧力をより低く調整することができる。排気装置256として、圧縮気体による巻き込み作用によって処理空間PSから気体を排出するエジェクタが用いられてもよい。
図2は、密着強化処理装置100の制御系について説明するためのブロック図である。図2に示すように、密着強化処理装置100は、制御部150を含む。制御部150は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)および記憶装置等を含む。
制御部150は、カバー昇降制御部51、支持ピン昇降制御部52、減圧制御部53、不活性ガス供給制御部54、密着強化ガス供給制御部55、温調制御部56および時間制御部57を含む。これらの構成要素(51〜57)の機能は、CPUがROMまたは記憶装置等の記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。圧力センサ210は、検出された圧力を表す値(以下、検出圧力値と呼ぶ)を減圧制御部53および不活性ガス供給制御部54に与える。
カバー昇降制御部51は、カバー昇降機構209を制御することにより、図1のカバー207の昇降を制御する。支持ピン昇降制御部52は、支持ピン昇降機構247を制御することにより、図1の複数の支持ピン243の昇降を制御する。減圧制御部53は、排気装置256を制御することにより、処理空間PSの排気を制御する。不活性ガス供給制御部54は、不活性ガス供給部Q1を制御することにより、処理空間PSへの不活性ガスの供給を制御する。密着強化ガス供給制御部55は、密着強化ガス供給部Q2を制御することにより、処理空間PSへの密着強化ガスの供給を制御する。温調制御部56は、温調部249を制御することにより、基板Wの温調を調整する。時間制御部57は、減圧制御部53、不活性ガス供給制御部54、密着強化ガス供給制御部55および温調制御部56の動作の開始および終了のタイミングを制御する。
[2]動作
図3は、密着強化処理装置100における密着強化処理の概要を示すフローチャートである。まず、カバー昇降制御部51がカバー207を上方位置に移動させる(ステップS1)。その状態で、図示しない搬送装置がプレート205の上方に基板Wを搬送する。次に、支持ピン昇降制御部52が、複数の支持ピン243を上昇させる(ステップS2)。これにより、図示しない搬送装置から複数の支持ピン243に基板が渡される。次に、支持ピン昇降制御部52が、複数の支持ピン243を下降させる(ステップS3)。これにより、複数のプロキシミティボール241上に基板Wが載置される。
次に、カバー昇降制御部51が、カバー207を下方位置に移動させる(ステップS4)。これにより、基板Wを収容する気密な処理空間PSが形成される。次に、減圧制御部53が、排気装置256の動作を開始させる(ステップS5)。この場合、減圧制御部53は、排気装置256の動作状態を弱状態に設定する。また、温調制御部56が、基板Wの温調を開始する(ステップS6)。次に、減圧制御部53が、圧力センサ210からの検出圧力値が、予め定められた低真空値P1以下になったか否かを判定する(ステップS7)。減圧制御部53は、検出圧力値が低真空値P1以下になるまでステップS7を繰り返す。検出圧力値が低真空値P1以下になると、減圧制御部53は、排気装置256の動作状態を強状態に切り替える(ステップS8)。
次に、不活性ガス供給制御部54は、圧力センサ210からの検出圧力値が、予め定められた高真空値P2以下になったか否かを判定する(ステップS9)。検出圧力値が高真空値P2以下になるまで、不活性ガス供給制御部54はステップS9を繰り返す。検出圧力値が高真空値P2以下になると、不活性ガス供給制御部54は、処理空間PSへの不活性ガスの供給を開始する(ステップS10)。
ステップS10で不活性ガスの供給が開始されてから予め定められた第1の供給時間が経過すると、不活性ガス供給制御部54は、処理空間PSへの不活性ガスの供給を停止する(ステップS11)。同時に、密着強化ガス供給制御部55が、処理空間PSへの密着強化ガスの供給を開始する(ステップS12)。これにより、処理空間PS内の不活性ガスが密着強化ガスで置換される。
ステップS12で密着強化ガスの供給が開始されてから予め定められた第2の供給時間が経過すると、密着強化ガス供給制御部55が、処理空間PSへの密着強化ガスの供給を停止する(ステップS13)。また、減圧制御部53が、排気装置256の動作状態を弱状態に切り替える(ステップS14)。
ステップS14で排気装置256の動作状態が切り替えられてから予め定められた維持時間が経過すると、不活性ガス供給制御部54が、処理空間PSへの不活性ガスの供給を開始する(ステップS15)。また、減圧制御部53が、排気装置256の動作状態を強状態に切り替える(ステップS16)。
ステップS16で排気装置256の動作状態が切り替えられてから予め定められた第3の供給時間が経過すると、減圧制御部53が、排気装置256の動作状態を弱状態に切り替える(ステップS17)。次に、減圧制御部53は、圧力センサ210からの検出圧力値が、予め定められた低真空値P3以上になったか否かを判定する(ステップS18)。低真空値P3は、上記の低真空値P1と近似する値であってかつ低真空値P1より僅かに低い。検出圧力値が低真空値P3以上になるまで、減圧制御部53は、ステップS18を繰り返す。検出圧力値が低真空値P3以上になると、減圧制御部53は、排気装置256の動作を停止する(ステップS19)。また、不活性ガス供給制御部54が、処理空間PSへの不活性ガスの供給を停止する(ステップS20)。また、温調制御部56が、基板Wの温調を停止する(ステップS21)。
処理空間PSの圧力が大気圧と等しくなると、カバー昇降制御部51がカバー207を上方位置に移動させる(ステップS22)。また、支持ピン昇降制御部52が、複数の支持ピン243を上昇させる(ステップS23)。これにより、複数のプロキシミティボール241から複数の支持ピン243に基板Wが渡される。その状態で、図示しない搬送装置が、複数の支持ピン243から基板Wを受け取り、密着強化処理装置100から基板Wを搬出する。これにより、密着強化処理装置100の一連の動作が終了する。
[3]処理空間の圧力の変化
図4は、処理空間PSの圧力の変化について説明するための図である。図4には、処理空間PSの圧力の変化とともに、排気装置256の動作状態の変化、ならびに不活性ガスおよび密着強化ガスの供給タイミングが示される。図4において、横軸は時間を表し、縦軸は処理空間PSの圧力ならびに不活性ガスおよび密着強化ガスの流量を表す。
図4の例において、時点t1は、気密な処理空間PSが形成された後であって、処理空間PSの圧力が低真空値P1まで低下された時点である(図3のステップS7でYes)。低真空値P1は、例えば、−4kPa以上−1kPa以下の範囲にある値であり、例えば−2kPaである。時点t1で排気装置256の動作状態が強状態に切り替えられる(図3のステップS8)。これにより、処理空間PSの圧力がさらに低下し、時点t2で処理空間PSの圧力が高真空値P2になる(図3のステップS9でYes)。高真空値P2は、第3の値の例である。高真空値P2は、例えば、−25kPa以上−18kPa以下の範囲にある値であり、例えば−20kPaである。
時点t2で処理空間PSの圧力が高真空値P2になると、処理空間PSへの不活性ガスの供給が開始される(図3のステップS10)。この場合、不活性ガスの供給によって処理空間PSの圧力が上昇する。排気装置256による排気量と不活性ガスの供給量とが均衡すると、処理空間PSの圧力が中間値P4に収束する。中間値P4は、低真空値P1よりも低くかつ高真空値P2よりも高い。中間値P4は、第1の値の例である。中間値P4は、例えば、−10kPa以上−5kPa以下の範囲にある値であり、例えば、−7kPaである。
時点t3で不活性ガスの供給が停止されるとともに密着強化ガスの供給が開始される(図3のステップS11,S12)。本例において、密着強化ガスの流量は、不活性ガスの流量より小さい。そのため、処理空間PSの圧力が中間値P4から低下する。排気装置256による排気量と密着強化ガスの供給量とが均衡すると、処理空間PSの圧力が中間値P5に収束する。中間値P5は、高真空値P2よりも高くかつ中間値P4よりも低い。中間値P5は、第2の値の例である。中間値P5は、例えば、−20kPa以上−10kPa以下の範囲にある値であり、例えば、−15kPaである。
時点t4で密着強化ガスの供給が停止されるとともに排気装置256の動作状態が弱状態に切り替えられる(図3のステップS13,S14)。この場合、処理空間PSが密着強化ガスで満たされた状態で処理空間PSの圧力は中間値P5に維持される。時点t3から時点t4までの期間に、基板Wの被処理面に密着強化剤が塗布される。これにより、基板Wの被処理面の疎水性が高まる。後の工程で、基板Wの被処理面に処理膜(例えばレジスト膜)が形成される。密着強化剤の塗布により、基板Wの被処理面と処理膜との密着性が確保される。
時点t5で不活性ガスの供給が開始されるとともに排気装置256の動作状態が強状態に切り替えられる(図3のステップS15,S16)。これにより、処理空間PSの圧力が再度上昇し、中間値P4に収束する。本例では、時点t5から時点t7までの期間における不活性ガスの流量が、時点t2から時点t3までの期間における不活性ガスの流量と等しいが、時点t5から時点t7までの期間における不活性ガスの流量が、時点t3から時点t4までの期間における不活性ガスの流量と異なっていてもよい。
時点t6で排気装置256の動作状態が弱状態に切り替えられる(図3のステップS17)。これにより、処理空間PSの圧力がさらに上昇する。時点t7で処理空間PSの圧力が低真空値P3に達すると、排気装置256の動作が停止されるとともに(図3のステップS19)、不活性ガスの供給が停止される(図3のステップS20)。
このように、本実施の形態では、処理空間PSの圧力が高真空値P2まで低下された後、処理空間PSに不活性ガスが供給されることによって処理空間PSの圧力が中間値P4まで上昇する。その状態で、不活性ガスの供給が停止されるとともに密着強化ガスの供給が開始されることにより、処理空間PSの圧力が中間値P4から中間値P5まで低下する。
図5は、本発明の比較例について説明するための図である。図5には、図4と同様に、処理空間PSの圧力の変化とともに、排気装置256の動作状態の変化、ならびに不活性ガスおよび密着強化ガスの供給タイミングが示される。
図5の比較例が図4の例と異なる点は、密着強化ガスの供給前に不活性ガスが供給されない点である。具体的には、時点t11は、図4の時点t1と同様に、気密な処理空間PSが形成された後であって、処理空間PSの圧力が低真空値P1まで低下された時点である。時点t11から時点t12までの期間に処理空間PSの圧力が低真空値P1から高真空値P2まで低下される。時点t12から時点t13まで処理空間PSに密着強化ガスが供給され、時点t13から時点t14まで処理空間PSの圧力が中間値P5に維持される。時点t14から時点t15まで処理空間PSに不活性ガスが供給され、時点t15から時点16までの期間に処理空間PSの圧力が中間値P4から低真空値P3まで上昇する。
図5の比較例では、処理空間PSの圧力が高真空値P2である状態で、密着強化ガスの供給が開始される。この場合、処理空間PSに導入された密着強化ガスが、図1の基板Wの中心部の上方に位置するガス流路213から基板Wの外方に位置する排気スリット251に向かって高速で移動する。そのため、密着強化ガスが基板Wの周縁部に集中的に接触しやすい。これにより、基板Wの中心部における単位面積当たりの密着強化剤の塗布量より、基板Wの周縁部における単位面積当たりの密着強化剤の塗布量が大きくなる。これにより、基板Wの被処理面の疎水性にばらつきが生じる。
また、処理空間PSの圧力が低い状態で密着強化ガスの供給が開始されると、処理空間PSの圧力にばらつきが生じやすい。そのため、処理空間PSにおける密着強化ガスの流れが安定せず、基板Wへの密着強化剤の塗布量を制御することが困難となる。
それに対して、本実施の形態では、処理空間PSの圧力が比較的高い中間値P4に調整された状態で、密着強化ガスの供給が開始される。それにより、処理空間PSにおける密着強化ガスの流速の上昇が抑制される。これにより、密着強化ガスがガス流路213の開口端213aから処理空間PSの全体に緩やかに拡がる。そのため、密着強化ガスが基板Wの被処理面の全体に均一に接触する。したがって、基板Wの被処理面の全体に均一に密着強化剤を塗布することができる。これにより、基板Wの被処理面の疎水性を均一に調整することができる。
また、密着強化ガスの供給時における処理空間PSの圧力のばらつきが抑制される。それにより、密着強化ガスの流動が安定し、基板Wへの密着強化剤の塗布量を適切に制御することができる。
また、本実施の形態では、処理空間PSの圧力が高真空値P2まで低下された後に処理空間PSに不活性ガスが供給される。この場合、処理空間PSに残留する液体等の不純物が効率良く除去される。それにより、密着強化ガスの供給時に、不活性ガスを密着強化ガスで迅速に置換することができる。また、密着強化ガスに不純物が混入することが防止されるので、密着強化処理装置100による基板Wの処理精度がより高くなる。
また、本実施の形態では、不活性ガスの流量より密着強化ガスの流量が小さく、不活性ガスの供給時における処理空間PSの圧力(中間値P4)より密着強化ガスの供給時における処理空間PSの圧力(中間値P5)が低い。これにより、密着強化ガスの使用量を低減することができる。また、密着強化ガスの流速の上昇をより確実に抑制することができるので、基板Wの被処理面の全体に対する密着強化剤の塗布の均一性をより高めることができる。
[4]他の実施の形態
上記実施の形態では、排気装置256によって処理空間PSの圧力が高真空値P2まで低下された後に不活性ガスの供給が開始されるが、本発明はこれに限らない。例えば、図4の時点t1で排気装置256の動作状態が強状態に切り替えられるとともに不活性ガスの供給が開始されてもよい。この場合、処理空間PSの圧力が低真空値P1から中間値P4に低下する。
上記実施の形態では、処理空間PSの圧力が中間値P4となるように不活性ガスが供給され、処理空間PSの圧力が中間値P4より低い中間値P5となるように密着強化ガスが供給されるが、本発明はこれに限らない。例えば、不活性ガスの供給時における処理空間PSの圧力と密着強化ガスの供給時における処理空間PSの圧力とが等しくなるように、不活性ガスおよび密着強化ガスの流量が設定されてもよい。また、不活性ガスの供給時における処理空間PSの圧力より密着強化ガスの供給時における処理空間PSの圧力が高くなるように、不活性ガスおよび密着強化ガスの流量が設定されてもよい。
上記実施の形態では、排気装置256の動作状態が、不活性ガスの供給前(図4の時点t1から時点t2までの期間)、不活性ガスの供給時(図4の時点t2から時点t3までの期間)、および密着強化ガスの供給時(図4の時点t3から時点t4までの期間)において一定に維持されるが、これらの期間に排気装置256の動作状態が切り替えられてもよい。例えば、不活性ガスの供給時および密着強化ガスの供給時の少なくとも一方で排気装置256の動作状態が弱状態に切り替えられてもよい。あるいは、排気装置256の動作状態が、3段階以上に切り替え可能であってもよい。
上記実施の形態では、有機材料としてHMDSからなる密着強化剤が用いられるが、基板Wの疎水性を高めることが可能であれば、TMSDMA(トリメチルシリルジメチルアミン)等の他の有機材料からなる密着強化剤が用いられてもよい。また、上記実施の形態では、不活性ガスとして窒素ガスが用いられるが、密着強化剤に影響を与えない他の不活性ガスが用いられてもよい。
[5]請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記の実施の形態では、密着強化処理装置100が密着強化処理装置の例であり、チャンバ201がチャンバの例であり、処理空間PSが処理空間の例であり、排気装置256が減圧部の例であり、不活性ガス供給部Q1が不活性ガス供給部の例であり、密着強化ガス供給部Q2が密着強化ガス供給部の例であり、中間値P4が第1の値の例であり、中間値P5が第2の値の例であり、高真空値P2が第3の値の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
51…カバー昇降制御部,52…支持ピン昇降制御部,53…減圧制御部,54…不活性ガス供給制御部,55…密着強化ガス供給制御部,56…温調制御部,57…時間制御部,100…密着強化処理装置,150…制御部,201…チャンバ,205…プレート,207…カバー,209…カバー昇降機構,210…圧力センサ,213…ガス流路,241…プロキシミティボール,243…支持ピン,247…支持ピン昇降機構,249…温調部,251…排気スリット,253…排気ポート,256…排気装置,PS…処理空間,Q1…不活性ガス供給部,Q2…密着強化ガス供給部,W…基板

Claims (10)

  1. 基板が収容される処理空間を形成するチャンバと、
    前記処理空間から気体を排出することにより前記処理空間の圧力を低下させる減圧部と、
    前記処理空間の圧力が大気圧よりも低い第1の値となるように、前記減圧部により気体が排出されている状態で前記処理空間に不活性ガスを供給する不活性ガス供給部と、
    前記不活性ガス供給部により前記処理空間に不活性ガスが供給された後に、前記処理空間の圧力が大気圧よりも低い第2の値となるように、前記減圧部により気体が排出されている状態で前記処理空間に密着強化剤を含む密着強化ガスを供給する密着強化ガス供給部とを備える、密着強化処理装置。
  2. 前記密着強化ガス供給部は、前記不活性ガス供給部による前記処理空間への不活性ガスの供給が停止された時点で前記処理空間への密着強化ガスの供給を開始する、請求項1記載の密着強化処理装置。
  3. 前記不活性ガス供給部は、不活性ガスを第1の流量で前記処理空間に供給し、
    前記密着強化ガス供給部は、密着強化ガスを前記第1の流量よりも小さい第2の流量で前記処理空間に供給する、請求項1または2記載の密着強化処理装置。
  4. 前記減圧部は、前記処理空間の圧力を前記第1の値よりも低くかつ前記第2の値よりも低い第3の値に低下させ、
    前記不活性ガス供給部は、前記減圧部により前記処理空間の圧力が前記第3の値に低下した後に前記処理空間の圧力が前記第3の値から前記第1の値に上昇するように前記処理空間に不活性ガスを供給する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の密着強化処理装置。
  5. 前記第2の値は前記第1の値よりも低く、
    前記密着強化ガス供給部は、前記処理空間の圧力が前記第1の値から前記第2の値に低下するように前記処理空間に密着強化ガスを供給する、請求項4記載の密着強化処理装置。
  6. チャンバが形成する処理空間に基板を収容するステップと、
    前記処理空間の圧力が大気圧よりも低い第1の値となるように、前記処理空間から気体を排出しつつ前記処理空間に不活性ガスを供給するステップと、
    前記不活性ガスを供給するステップの後に、前記処理空間の圧力が大気圧よりも低い第2の値となるように、前記処理空間から気体を排出しつつ前記処理空間に密着強化剤を含む密着強化ガスを供給するステップとを含む、密着強化処理方法。
  7. 前記密着強化ガスを供給するステップは、前記処理空間への不活性ガスの供給が停止された時点で前記処理空間への密着強化ガスの供給を開始することを含む、請求項6記載の密着強化処理方法。
  8. 前記不活性ガスを供給するステップは、不活性ガスを第1の流量で前記処理空間に供給することを含み、
    前記密着強化ガスを供給するステップは、密着強化ガスを前記第1の流量よりも小さい第2の流量で前記処理空間に供給することを含む、請求項6または7記載の密着強化処理方法。
  9. 前記不活性ガスを供給するステップの前に、前記処理空間の圧力を前記第1の値よりも低くかつ前記第2の値よりも低い第3の値に低下させるステップをさらに含み、
    前記不活性ガスを供給するステップは、前記処理空間の圧力が前記第3の値から前記第1の値に上昇するように前記処理空間に不活性ガスを供給することを含む、請求項6〜8のいずれか一項に記載の密着強化処理方法。
  10. 前記第2の値は前記第1の値よりも低く、
    前記密着強化ガスを供給するステップは、前記処理空間の圧力が前記第1の値から前記第2の値に低下するように前記処理空間に密着強化ガスを供給することを含む、請求項9記載の密着強化処理方法。
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