JP2019046333A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷ジョブごとの設定項目の設定し直しを軽減させることができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の対応付手段は、印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、該設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付け、表示手段は、印刷ジョブを印刷対象とした場合に、該印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、印刷条件を設定するユーザーの作業をより軽減することができる印刷条件設定装置、印刷条件設定方法、及び印刷条件設定プログラムを提供することを課題とし、印刷条件を特定する複数の設定項目のうち、ユーザーの操作に基づいて登録された少なくとも一つの設定項目を含む設定項目情報を複数記憶する設定項目情報記憶部と、前記設定項目情報記憶部に記憶されている複数の設定項目情報の中からのユーザーによる一の設定項目情報の選択を受け付ける設定項目情報受付部と、前記ユーザーにより選択された一の設定項目情報を呼び出して、当該設定項目情報に含まれる設定項目を特定の操作画面に表示させる設定項目情報呼出部と、を有することが開示されている。
特許文献2には、ユーザーごとにプロパティシートの内容を自由にカスタマイズできるようにして操作性を高めた印刷制御装置を提供することを課題とし、ユーザーが所望の設定項目画像を選択すると、登録位置決定部が、その設定項目画像に関する登録設定情報を取得し、そして、最初の設定項目画像の登録位置の座標を計算し、以後、他の設定項目画像についての登録位置の座標値を累積させ、座標累積値が予め定められているユーザープロパティシートの有効表示領域を越えない場合はその設定項目画像をユーザープロパティシートに登録し、この処理を選択された設定項目画像について繰り返すことが開示されている。
特許文献3には、大量に複数部数の印刷処理を行う印刷システムにおいては、色に関しての管理が不十分になり、比較的カラーの知識に乏しい印刷オペレーター任せでは、カラーの統一性が欠け生成物の失敗コストが増す傾向になりがちであることを課題とし、カラー管理者が作成する色調整データ(後述する色のお気に入り)を印刷オペレーターに対して提供する手段と、その提供された色のお気に入りを印刷オペレーターが取り込む手段と、印刷ジョブの特性ごとあるいは出力先プリンタごとに定められたホットフォルダに対して色調整に関する設定を色のお気に入りで設定する手段とを有することが開示されている。
特開2010−003120号公報 特開平11−232059号公報 特開2009−037405号公報
印刷装置における印刷に関する設定項目が多い場合、一般的には、そのうちの一部だけの設定項目だけが用いられて編集対象とされることが多い。この場合、ユーザーごとに頻繁に使われる設定項目の一部だけを編集できるように設定した画面(一般的に、お気に入りといわれている画面)を用いた場合、印刷ジョブが異なっているにもかかわらず、同じ設定項目になってしまい、設定し直す必要が多くなる。
本発明は、印刷ジョブごとの設定項目の設定し直しを軽減させることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、該設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付ける対応付手段と、印刷ジョブを印刷対象とした場合に、該印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する表示手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記印刷ジョブは、該印刷ジョブを生成する者と該印刷ジョブの印刷指示を行う者とが異なる、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記印刷ジョブは、プロダクションプリンタによって印刷され、前記印刷指示を行う者は、該プロダクションプリンタの操作者である、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記対応付手段は、印刷ジョブを受け付けた場合に、前記情報の雛型を該印刷ジョブに対応付ける、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記対応付手段は、前記雛型を対応付けた後に、前記設定項目を編集可能とする、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記情報を操作者ごとに対応付ける第2の対応付手段をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記表示手段は、前記対応付手段によって対応付けられた編集画面又は前記第2の対応付手段によって対応付けられた編集画面のいずれか一方を表示する、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、コンピュータを、印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、該設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付ける対応付手段と、印刷ジョブを印刷対象とした場合に、該印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する表示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、印刷ジョブごとの設定項目の設定し直しを軽減させることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、印刷ジョブを生成する者とその印刷ジョブの印刷指示を行う者とが異なっても対応することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、プロダクションプリンタによって印刷され、印刷指示を行う者が、そのプロダクションプリンタの操作者であっても対応することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、印刷ジョブを受け付けると、その印刷ジョブに情報の雛型を対応付けることができる。
請求項5の情報処理装置によれば、雛型を対応付けた後に、設定項目を編集することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、操作者ごとの情報とすることができる。
請求項7の情報処理装置によれば、2種類の編集画面のいずれか一方を用いることができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、印刷ジョブごとの設定項目の設定し直しを軽減させることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 印刷ジョブ情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 お気に入りテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による画面の提示例を示す説明図である。 本実施の形態によるお気に入りプロファイルの編集画面の提示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提又は本実施の形態を利用する印刷装置について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
印刷装置の印刷のための設定項目(部数、両面又は片面、用紙サイズ等)は数多く、ユーザーは適切な設定を見つけ出すために、適切なタブ構成、グルーピング等の配置により、慣れれば使いやすいユーザーインタフェースが提供されている。しかしながら、すべてのユーザーがすべての設定項目を使用するわけではなく、大半のユーザーにとっては、多くの設定項目の中から自分にとって必要なわずかな設定項目を「探す」というステップを踏まざるを得ない。
それを解決するために用意されている機能がいわゆる「お気に入り」画面である。通常の設定画面と独立して「お気に入り」画面を設置し、ユーザーはその画面上に自分が使いたい設定を任意に配置することができるという機能である。これにより、ユーザーは自分がよく使う本当に必要な設定項目だけを意識すること、また、要望している設定項目にすぐにアクセスすることが可能となる。これに関連して、ユーザーの操作履歴からよく使う設定を「お気に入り」として登録する技術も知られている(例えば、特許文献2等)。
しかしながら、例えば、後述するプロダクションプリンタにおいては、印刷する原稿はユーザー個人(印刷ジョブの印刷指示を行う者)の所有物ではなく、印刷の依頼をした顧客(印刷ジョブを生成する者)の所有物であり、プロダクションプリンタを使う設定はユーザーによって決まるものではなく、その顧客ごとに決まるものである。一般的には、お気に入り機能はユーザーごとに保存することを想定している。実際、いままでのプロダクションプリンタにおいても、操作するオペレーター(前記ユーザーに該当)のアカウントに対応付けてお気に入りの表示設定を保存することが一般的に行われている。そのため、本当に必要な設定項目だけを意識して使用できるようにすること、そして、それらにすぐアクセスすることを実現するには不十分である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、一つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、すべての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その一つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、一つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、印刷ジョブごとに設定項目を設定するものであって、図1の例に示すように、システム管理モジュール105、システム情報記憶モジュール110、印刷ジョブ設定モジュール115、リソース管理モジュール120、プロファイル記憶モジュール125、印刷ジョブテンプレート記憶モジュール130、印刷ジョブ投入モジュール135、印刷ジョブ管理モジュール140、印刷ジョブ記憶モジュール145を有している。
情報処理装置100では、「お気に入り」画面を印刷ジョブごとに保存して運用する手段を提供する。
従来は、「お気に入り」情報は、ユーザーごとに対応付けて、システム情報として管理されていた。情報処理装置100では、「お気に入り」情報を、印刷ジョブの属性の一環とすることで、印刷ジョブごとに対応付けて管理することを可能にしている。具体的には、ウォーターマーク情報、フォント情報、CMSカラープロファイル等の印刷ジョブに対応付けるプロファイル情報としてお気に入りの情報を管理する。これにより、印刷ジョブそのものとしては関連するプロファイル名だけを保持するので、データの肥大化を防止することが可能となる。また、作成したお気に入りプロファイルを印刷ジョブのテンプレートと対応付けることにより、印刷ジョブテンプレートが印刷ジョブに割り当たるタイミングでお気に入りを変更することを可能とする。
情報処理装置100における印刷ジョブは、(1)その印刷ジョブを生成する者と(2)その印刷ジョブの印刷指示を行う者とが異なっていてもよい。
本実施の形態による「設定項目の少なくとも一部の内容について、編集可能とする編集画面」(いわゆる「お気に入り」ともいわれる)について、ユーザーごとに設定できる「お気に入り」と異なる点は、印刷ジョブごとにお気に入り画面を設定できることである。そして、そのようにしなければならないそもそもの原因は、「印刷ジョブを生成する者」(いわゆる顧客)と「印刷ジョブの印刷指示を行う者」(いわゆるオペレーター)とが異なるからである。一般的には、1人のオペレーターが複数の顧客からの印刷ジョブの印刷を受け持つ。この場合、例えば、オペレーターごとにお気に入り画面が設定されていれば、顧客が異なっているにもかかわらず、オペレーターは同じであるので、異なる印刷ジョブでも同じお気に入り画面になってしまう。したがって、「お気に入り」の機能を果たすことができずに、印刷ジョブが異なると、「お気に入り」に表示されている以外の設定項目を探すことが必要になってしまう。
また、印刷装置180は、プロダクションプリンタであってもよい。つまり、印刷ジョブは、プロダクションプリンタによって印刷されることになる。そして、その場合、「印刷ジョブの印刷指示を行う者」は、その印刷装置180の操作者となる。
ここでプロダクションプリンタは、例えば、各種の商業用の印刷物を作成する印刷装置であって、軽印刷市場で用いられる。このプロダクションプリンタは、印刷ジョブを生成する者と印刷ジョブの印刷指示を行う者とが異なっているのが通常である。そして、一般のオフィス又は家庭で用いられる印刷装置に比べて、印刷設定の項目が多く複雑であり、各印刷物に見合った設定項目(パラメータ)をユーザーが一つ一つ設定するには多大な時間を要する。特に、プロダクションプリンタでは、受け付けた印刷ジョブを連続して実行し、大量の印刷ジョブが、それも処理時間が相対的に長い印刷ジョブが実行される傾向にあるので、印刷前に行われる設定項目の設定は重要である。
システム管理モジュール105は、システム情報記憶モジュール110、印刷ジョブ設定モジュール115と接続されている。システム管理モジュール105は、DFE(Digital Front End)の起動時に立ち上がり、システム全体(情報処理装置100、又は、情報処理装置100と印刷装置180)を統括する。例えば、印刷ジョブ設定モジュール115の立ち上げ時に、印刷ジョブ設定モジュール115にシステム情報を送信する。
システム情報記憶モジュール110は、システム管理モジュール105と接続されている。システム情報記憶モジュール110は、システム情報の一環として、ユーザーに関する情報や、ユーザーごとのお気に入り情報を記憶している。例えば、図4を用いて後述するユーザー情報テーブル400等を記憶している。お気に入りの情報として、例えば、「デフォルト」、「各ユーザーごとのお気に入り情報(設定名のコレクション)」等がある。
印刷ジョブ設定モジュール115は、システム管理モジュール105、リソース管理モジュール120、印刷ジョブ管理モジュール140と接続されている。印刷ジョブ設定モジュール115は、印刷ジョブの属性の内容を編集するためのユーザーインタフェースである。編集可能な属性を設定項目として表示する。画面の一つに「お気に入り」画面を持つ。立ち上げ時に印刷ジョブの属性を見て、お気に入りを生成する。印刷ジョブ管理モジュール140から起動する場合、投入されている印刷ジョブの設定部として、リソース管理モジュール120から立ち上がる場合、印刷ジョブテンプレートの設定部として立ち上がる。
印刷ジョブ設定モジュール115は、印刷ジョブを印刷対象とした場合に、その印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する。
リソース管理モジュール120は、印刷ジョブ設定モジュール115、プロファイル記憶モジュール125、印刷ジョブテンプレート記憶モジュール130、印刷ジョブ投入モジュール135と接続されている。リソース管理モジュール120は、印刷ジョブに対応付ける(紐付ける)リソースファイル(プロファイル)を管理する。リソースファイルの一つとしてお気に入りプロファイル、印刷ジョブテンプレートを有する。また、その他、CMSカラープロファイル、ウォーターマーク情報、フォント情報等を有する。
リソース管理モジュール120は、印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、その設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付ける。なお、「編集画面に関する情報」として、例えば、編集画面そのものであってもよいし、その編集画面を指し示す情報(編集画面の識別子(ID:IDentification)、編集画面へのリンク等)であってもよい。
リソース管理モジュール120は、印刷ジョブを受け付けた場合に、編集画面に関する情報の雛型(テンプレート)をその印刷ジョブに対応付けるようにしてもよい。
さらに、リソース管理モジュール120は、雛型を対応付けた後に、設定項目を編集可能とするようにしてもよい。
また、システム管理モジュール105は、編集画面に関する情報を操作者ごとに対応付けるようにしてもよい。いわゆるユーザーごとに設定できる「お気に入り」を採用してもよい。したがって、印刷ジョブごとに「お気に入り」を設定でき、ユーザーごとにも「お気に入り」を設定できることとなる。
この場合、印刷ジョブ設定モジュール115は、システム管理モジュール105によってユーザーに対応付けられた編集画面とリソース管理モジュール120によって印刷ジョブに対応付けられた編集画面(ユーザーごとに設定された「お気に入り」画面、印刷ジョブごとに設定された「お気に入り」画面)のいずれか一方を表示することになる。
プロファイル記憶モジュール125は、リソース管理モジュール120と接続されている。プロファイル記憶モジュール125は、お気に入りに表示する設定の情報を、設定名の文字列コレクションとして保持するプロファイルである「お気に入りプロファイル」と定義し、記憶している。例えば、図5を用いて後述するお気に入りテーブル500等を記憶している。
印刷ジョブテンプレート記憶モジュール130は、リソース管理モジュール120と接続されている。印刷ジョブテンプレート記憶モジュール130は、印刷ジョブの設定パラメータのテンプレートを記憶する。印刷ジョブに割り当てることで、その印刷ジョブの設定内容をテンプレートの内容で上書きすることが可能である。印刷ジョブの属性として例えば、「お気に入りの保存形態」、「お気に入りプロファイル名」がある。ここで「お気に入りの保存形態」として、(1)ユーザーごとのお気に入り(システム管理モジュール105によって対応付けられた設定画面)、(2)印刷ジョブごとのお気に入り(リソース管理モジュール120によって対応付けられた設定画面)がある。
印刷ジョブ投入モジュール135は、リソース管理モジュール120、印刷ジョブ管理モジュール140と接続されている。印刷ジョブ投入モジュール135は、印刷ジョブの受け入れ処理を行う。予め印刷ジョブテンプレートを設定しておくことで、そこを介して投入した印刷ジョブに対して、その印刷ジョブテンプレートの内容を設定することが可能である。
印刷ジョブ管理モジュール140は、印刷ジョブ設定モジュール115、印刷ジョブ投入モジュール135、印刷ジョブ記憶モジュール145、印刷装置180と接続されている。印刷ジョブ管理モジュール140は、サーバーである情報処理装置100に投入されている印刷ジョブを管理する。そして、その印刷ジョブにしたがった印刷処理を印刷装置180に行わせるように制御する。
印刷ジョブ記憶モジュール145は、印刷ジョブ管理モジュール140と接続されている。印刷ジョブ記憶モジュール145は、サーバーに投入されている印刷ジョブのリストを記憶している。例えば、図3を用いて後述する印刷ジョブ情報テーブル300等を記憶している。印刷ジョブの属性として「お気に入りの保存形態」、「お気に入りプロファイル名」を持つ。また、その他の属性として、部数、両面、カラーモード、ステープラー等に関する設定情報を有していてもよい。
印刷装置180は、情報処理装置100の印刷ジョブ管理モジュール140と接続されている。印刷装置180は、印刷ジョブ管理モジュール140による制御によって、印刷ジョブにしたがった印刷処理を行う。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210C、ユーザー端末210Dは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。情報処理装置100は、印刷装置180と接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
例えば、顧客の操作に応じて、各ユーザー端末210は、情報処理装置100に対して、印刷ジョブを送信する。情報処理装置100の印刷ジョブ投入モジュール135は、その印刷ジョブを受信する。つまり、顧客が異なる複数の印刷ジョブを受信する。そして、情報処理装置100(印刷装置180)のオペレーターは、各印刷ジョブの印刷前に、設定項目の設定を行う。その場合に、印刷ジョブに対応付けられた設定画面(お気に入り画面)で、設定項目の設定を行う。
ユーザー端末210が情報処理装置100に対して送信する印刷ジョブとして、例えば、印刷ジョブ情報テーブル300がある。印刷ジョブ情報テーブル300は、印刷ジョブ記憶モジュール145に記憶される。図3は、印刷ジョブ情報テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。印刷ジョブ情報テーブル300は、印刷ジョブID欄305、印刷ジョブ名欄310、所有者欄315、頁数欄320、部数欄325、用紙サイズ欄330、印刷文書欄335、カラー/白黒欄340、排出先No欄345、後処理欄350、お気に入りの保存形態欄355、お気に入りID欄360を有している。
印刷ジョブID欄305は、本実施の形態において、印刷ジョブを一意に識別するための情報(印刷ジョブID)を記憶している。印刷ジョブ名欄310は、その印刷ジョブの名称を記憶している。所有者欄315は、その印刷ジョブの所有者を記憶している。頁数欄320は、その印刷ジョブにおいて印刷する頁数を記憶している。部数欄325は、その印刷ジョブにおいて印刷する部数を記憶している。用紙サイズ欄330は、その印刷ジョブにおける用紙サイズを記憶している。印刷文書欄335は、その印刷ジョブにおける印刷対象である印刷文書を記憶している。印刷文書そのもののデータであってもよいし、その印刷文書が記憶されている場所の情報(例えば、URL:Uniform Resource Locator等)であってもよい。カラー/白黒欄340は、その印刷ジョブにおける印刷はカラーであるか白黒であるかの情報を記憶している。カラー/白黒欄340では、カラー、白黒だけでなく、特色(金色、銀色、蛍光色等)の指定ができてもよい。排出先No欄345は、その印刷ジョブにおける排出先番号を記憶している。後処理欄350は、その印刷ジョブにおける後処理(例えば、穴あけ、ステープラー等)を記憶している。お気に入りの保存形態欄355は、お気に入りの保存形態を示す情報を記憶している。お気に入りID欄360は、本実施の形態において、お気に入りを一意に識別するための情報(お気に入りID)を記憶している。
お気に入りの保存形態欄355に設定される情報として、「ユーザーごと」を示す値と「印刷ジョブごと」を示す値がある。本実施の形態におけるデフォルト(基準値)としては、「印刷ジョブごと」を示す値が設定されている。「ユーザーごと」を示す値である場合(つまり、オペレーターにおまかせする場合)は、お気に入りID欄360の値を用いずに、後述する図4の例に示すユーザー情報テーブル400のお気に入りID欄455の値を用いて、図5の例に示すお気に入りテーブル500の該当行を抽出する。「印刷ジョブごと」を示す値である場合は、お気に入りID欄360の値を用いて、図5の例に示すお気に入りテーブル500の該当行を抽出する。
ユーザーに関する情報として、例えば、ユーザー情報テーブル400がある。ユーザー情報テーブル400は、システム情報記憶モジュール110に記憶される。図4は、ユーザー情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー情報テーブル400は、ユーザーID欄405、ユーザー名欄410、お気に入りID欄455等を有している。ユーザーID欄405は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。ユーザー名欄410は、そのユーザーIDのユーザーの名前を記憶している。お気に入りID欄455は、そのユーザーに対応付けられたお気に入りIDを記憶している。
お気に入りプロファイルとして、例えば、お気に入りテーブル500がある。お気に入りテーブル500は、プロファイル記憶モジュール125に記憶される。図5は、お気に入りテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。お気に入りテーブル500は、お気に入りID欄505、お気に入り名称欄510、設定項目数欄515、設定項目欄520、設定値欄525等を有している。お気に入りID欄505は、お気に入りIDを記憶している。お気に入り名称欄510は、そのお気に入りIDのお気に入りの名称を記憶している。設定項目数欄515は、そのお気に入りで表示する設定項目の数を記憶している。設定項目欄520は、そのお気に入りとして表示する設定項目を記憶している。設定値欄525は、その設定項目における設定値を記憶している。設定項目数欄515の値の数だけ、設定項目欄520と設定値欄525の組が続く。
図6は、本実施の形態による画面600の提示例を示す説明図である。画面600は、印刷ジョブ設定モジュール115によって表示され、情報処理装置100(印刷装置180)のオペレーターに対して表示する設定画面の例である。
画面600は、お気に入りタブ612、詳細設定タブ614、設定一覧タブ616のいずれかがオペレーターの操作で選択されることによって、それに対応した画面を表示する。
詳細設定タブ614が選択された場合、画面600内に、細かくカテゴライズされた設定項目を配置して表示する。また、設定一覧タブ616が選択された場合、画面600内に、詳細設定のサマリ(概要)を、例えば表形式で表示する。
詳細設定における設定項目と同じものを、抜粋してオペレーターが任意に配置することが可能な画面が、お気に入りタブ612が選択された場合のお気に入り設定領域610である。
なお、この画面600の例は、投入されている印刷ジョブの属性編集と、印刷ジョブテンプレートの編集とで共通に用いられる。
お気に入りタブ612が選択された場合は、お気に入り設定領域610を表示する。お気に入り設定領域610内に、お気に入り選択用ドロップダウンリスト620、設定ボタン630、設定項目領域640を表示する。
お気に入り選択用ドロップダウンリスト620では、例えば、選択肢として、「ユーザーごと」と「すべてのお気に入りプロファイル」がある。
そして、お気に入り選択用ドロップダウンリスト620で選択されたお気に入り(「ユーザーごと」、「お気に入りプロファイル」)内の設定項目、設定値を、設定項目領域640に表示する。お気に入り選択用ドロップダウンリスト620で選択したものが、該当の印刷ジョブ、又は、印刷ジョブテンプレートの「お気に入り」属性となる。
設定ボタン630が選択された場合、お気に入り選択用ドロップダウンリスト620で選択したお気に入りの内容の編集を行うダイアログ(設定項目領域640)を開く。
設定項目領域640には、お気に入り選択用ドロップダウンリスト620で選択されているお気に入りを表示する。ユーザーごとが選択された場合は、ログイン中のユーザーのお気に入りを表示する。その他お気に入りプロファイルが選択された場合は、そのプロファイルに設定されているお気に入りを表示する。図6の例では、設定項目領域640内に、部数設定用ドロップダウンリスト642、面とじ設定用ドロップダウンリスト644、カラーモード設定用ドロップダウンリスト646を表示する。
なお、お気に入りの内容を生成するタイミングは以下の通りである。
(1)印刷ジョブ設定モジュール115の立ち上げ時(図8の例に示すフローチャート参照)
(2)お気に入りの種類の切り替え時
(3)設定ボタン630が選択された場合のお気に入りの内容変更時
図7は、本実施の形態によるお気に入りプロファイルの編集画面700の提示例を示す説明図である。お気に入りプロファイルの編集画面700は、印刷ジョブ設定モジュール115によって表示され、情報処理装置100(印刷装置180)のオペレーターに対して表示し、お気に入り画面を編集する画面の例である。
お気に入りプロファイルの編集画面700には、設定項目表示領域710、設定操作用ボタン720、表示項目表示領域730、OKボタン740を表示する。
設定項目表示領域710には、設定可能な項目リストを表示する。前述した印刷ジョブ設定画面の詳細設定(詳細設定タブ614)にある、お気に入りに配置可能なすべての設定項目を一覧として表示する。
設定操作用ボタン720は、設定項目表示領域710で選択された項目を表示項目表示領域730に移動させたり、逆に、表示項目表示領域730で選択された項目を設定項目表示領域710に移動させたり(戻したり)する。また、表示項目表示領域730の右横にある上下ボタンで、設定項目の順番を入れ替えたりする。また、ボタン操作だけでなく、ドラッグ&ドロップ操作によって、移動等の操作を行うようにしてもよい。
表示項目表示領域730で対象となっている設定項目を、画面600の設定項目領域640に表示する。
OKボタン740が選択されたときの表示項目表示領域730内の設定項目が、お気に入りとして登録される。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。印刷ジョブ設定モジュール115によって、印刷ジョブの設定を行うときの表示処理を示すものである。
ステップS802では、印刷ジョブプロパティを開く。
ステップS804では、印刷ジョブの属性を取得する。
ステップS806では、印刷ジョブの属性の取得結果を判断し、成功の場合はステップS810へ進み、失敗の場合はステップS808へ進む。
ステップS808では、取得失敗のアラートを行う。
ステップS810では、「お気に入りの保存形態」を確認し、「印刷ジョブごと」の場合はステップS812へ進み、「ユーザーごと」の場合はステップS818へ進む。
ステップS812では、印刷ジョブのお気に入りを確認する。
ステップS814では、リソース管理モジュール120からお気に入りプロファイルを取得する。
ステップS816では、お気に入りプロファイルの取得結果を判断し、成功の場合はステップS826へ進み、失敗の場合はステップS824へ進む。
ステップS818では、ユーザーを確認する。
ステップS820では、システム管理モジュール105からユーザーに対応するお気に入りを取得する。
ステップS822では、ユーザーに対応するお気に入りの取得結果を判断し、成功の場合はステップS826へ進み、失敗の場合はステップS824へ進む。
ステップS824では、システム管理モジュール105からお気に入りのデフォルトを取得する。
ステップS826では、取得したお気に入り(設定名のコレクション)を生成する。つまり、お気に入りプロファイルの内容に応じて表示用画面の生成を開始する。
ステップS828では、印刷装置の対応の有無を判断し、「対応有り」の場合はステップS830へ進み、「対応無し」の場合は対応があるまで待機する。
ステップS830では、設定項目を生成する。
ステップS832では、全項目が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS834へ進み、それ以外の場合はステップS828へ戻る。
ステップS834では、画面を表示する。
図9、図10に示す処理例は、印刷ジョブ生成時のお気に入りの登録処理を行うものである。
印刷ジョブのテンプレートを印刷ジョブに割り当てるタイミングとして、「印刷ジョブ読み込み」、「論理印刷装置を通した印刷ジョブ投入」、「印刷ジョブ設定画面でのテンプレート割り当て」がある。図6の例に示した画面600を通して、お気に入りが属性として対応付けられた印刷ジョブテンプレートが作られ、その印刷ジョブテンプレートが、このタイミングで割り当てられることで、印刷ジョブごとに「お気に入り」が設定される。
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、原稿を印刷ジョブとして読み込む。
ステップS904では、印刷ジョブテンプレートを選択する。
ステップS906では、「お気に入りの保存形態」、「お気に入りプロファイル名」の属性が設定された印刷ジョブが生成される。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、論理印刷装置に原稿を投入する。なお、論理印刷装置とは、ソフトウェアとしての印刷装置であって、印刷ジョブを受け付けることができる。例えば、クラウドプリントサービスとして、プリントサービスのための諸機能を実現する論理印刷装置等がある。
ステップS1004では、論理印刷装置に割り当たっている印刷ジョブテンプレートの属性が印刷ジョブに設定される。
ステップS1006では、「お気に入りの保存形態」、「お気に入りプロファイル名」の属性が設定された印刷ジョブが生成される。
図11に示す処理例は、印刷ジョブ生成時のお気に入りの登録処理を行うものである。なお、図6の例に示した画面600でのテンプレート割り当てに関しては、お気に入り画面が表示された状態で行われるので、割り当てたタイミングでお気に入りの再生成が行われる。
図11は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1102では、印刷ジョブテンプレートを割り当てる。
ステップS1104では、「お気に入りの保存形態」を確認し、「ユーザーごと」の場合はステップS1106へ進み、「印刷ジョブごと」の場合はステップS1112へ進む。
ステップS1106では、ユーザーを確認する。
ステップS1108では、システム管理モジュール105からユーザーに対応するお気に入りを取得する。
ステップS1110では、ユーザーに対応するお気に入りの取得結果を判断し、成功の場合はステップS1120へ進み、失敗の場合はステップS1118へ進む。
ステップS1112では、印刷ジョブのお気に入りを確認する。
ステップS1114では、リソース管理モジュール120からお気に入りプロファイルを取得する。
ステップS1116では、お気に入りプロファイルの取得結果を判断し、成功の場合はステップS1120へ進み、失敗の場合はステップS1118へ進む。
ステップS1118では、システム管理モジュール105からお気に入りのデフォルトを取得する。
ステップS1120では、取得したお気に入り(設定名のコレクション)を生成する。
ステップS1122では、印刷装置の対応の有無を判断し、「対応有り」の場合はステップS1124へ進み、「対応無し」の場合は対応があるまで待機する。
ステップS1124では、設定項目を生成する。
ステップS1126では、全項目が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS1128へ進み、それ以外の場合はステップS1122へ戻る。
ステップS1128では、画面を置き換える。
前述した処理によって、オペレーターごとだけでなく、印刷ジョブごとにお気に入りを設定することになるため、オペレーターは、顧客の印刷ジョブに応じて、必要な設定のみを意識して作業することが可能となる。
また、印刷ジョブのテンプレートとお気に入りプロファイルを対応付けることで、印刷ジョブのテンプレートを印刷ジョブに割り当てるタイミングで、お気に入りの表示設定も変更されることになる。このため、オペレーターは意識することなく、その印刷ジョブに関する必要な設定のみを意識して作業することが可能となる。
図12を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図12に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1217と、プリンタ等のデータ出力部1218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、システム管理モジュール105、印刷ジョブ設定モジュール115、リソース管理モジュール120、印刷ジョブ投入モジュール135、印刷ジョブ管理モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1202は、CPU1201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1203は、CPU1201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1204により相互に接続されている。
ホストバス1204は、ブリッジ1205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1206に接続されている。
キーボード1208、マウス等のポインティングデバイス1209は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1209とディスプレイ1210の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1208のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1211は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、システム情報記憶モジュール110、プロファイル記憶モジュール125、印刷ジョブテンプレート記憶モジュール130、印刷ジョブ記憶モジュール145等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1207、外部バス1206、ブリッジ1205、及びホストバス1204を介して接続されているRAM1203に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1213も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1214は、外部接続機器1215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1214は、インタフェース1207、及び外部バス1206、ブリッジ1205、ホストバス1204等を介してCPU1201等に接続されている。通信部1216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図12に示す情報処理装置のハードウェア構成は、一つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…システム管理モジュール
110…システム情報記憶モジュール
115…印刷ジョブ設定モジュール
120…リソース管理モジュール
125…プロファイル記憶モジュール
130…印刷ジョブテンプレート記憶モジュール
135…印刷ジョブ投入モジュール
140…印刷ジョブ管理モジュール
145…印刷ジョブ記憶モジュール
180…印刷装置
210…ユーザー端末
290…通信回線

Claims (8)

  1. 印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、該設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付ける対応付手段と、
    印刷ジョブを印刷対象とした場合に、該印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する表示手段
    を有する情報処理装置。
  2. 前記印刷ジョブは、該印刷ジョブを生成する者と該印刷ジョブの印刷指示を行う者とが異なる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷ジョブは、プロダクションプリンタによって印刷され、前記印刷指示を行う者は、該プロダクションプリンタの操作者である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記対応付手段は、印刷ジョブを受け付けた場合に、前記情報の雛型を該印刷ジョブに対応付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記対応付手段は、前記雛型を対応付けた後に、前記設定項目を編集可能とする、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報を操作者ごとに対応付ける第2の対応付手段
    をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記対応付手段によって対応付けられた編集画面又は前記第2の対応付手段によって対応付けられた編集画面のいずれか一方を表示する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    印刷に関する設定項目の少なくとも一部について、該設定項目の内容を編集可能とする編集画面に関する情報を、印刷ジョブごとに対応付ける対応付手段と、
    印刷ジョブを印刷対象とした場合に、該印刷ジョブに対応付けられている情報にしたがって編集画面を表示する表示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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