JP2019044506A - 鉄筋構造とその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】解決しようとする課題は、縦筋に対しある一方側にだけに横筋を配置する従来工法に対し、簡易的な方法でありながら、鉄筋構造自体及び躯体の強度、耐震性、耐久性を向上できる鉄筋構造を提供することにある。【解決手段】本発明は、縦筋に対し横方向の鉄筋を交互に配置し、縦筋1と横筋2を網目状にすることで、鉄筋の骨組み自体の強度を向上し、コンクリートとの密着性、耐震性、耐久性に優れた鉄筋構造であることを特徴とし、更に、横筋配置の際に補助具6を用いることで作業の効率を大幅に向上することができる鉄筋構造の施工方法と、前記補助具6には、縦筋の位置に凹み部7を設けることを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄筋コンクリートを築造する際の、鉄筋構造に関する。
一般的な鉄筋コンクリートを築造する際の鉄筋の組立方法は、 縦筋を配筋した後に横筋を縦筋のある一方側に、設計された間隔で組付けている。 しかし、横筋を 一方側だけに配筋することにより躯体の荷重に対し均等性が損なわれる。これにより、地震等のストレスが加わった場合、倒壊し易くなる課題がある。 また、コンクリートが鉄筋に絡まずに剥離を誘引する密着性にも課題がある。
この改善策として、剥離を軽減するための塗料を壁面に塗装を施しているが躯体そのものの強度、耐震性、耐久性を向上するには至っていない実情にある。
例えば、特開2002−39835号公報には、鉄筋施工効率を向上するため、隣接する先端が交互に出し入れされ、所定ピッチで互いに平行に配置された複数の長さ方向鉄筋10と、長さ方向鉄筋の中央線から両方向にそれぞれ300mm〜500mmの個所に、長さ方向鉄筋に対して直交方向に延びた横断方向鉄筋12とを有する第1ユニットと、隣接する先端が交互に出し入れされ、所定ピッチで互いに平行に配置された複数の長さ方向鉄筋14と、長さ方向鉄筋の中央の個所に、長さ方向鉄筋に対して直交方向に延びた横断方向鉄筋16とを有する第2ユニットと、隣接する先端が交互に出し入れされ、所定ピッチで互いに平行に配置された複数の長さ方向鉄筋18と、長さ方向鉄筋の中央の個所に、長さ方向鉄筋に対して直交方向に延びた横断方向鉄筋20とを有する第3ユニットとを備えた鉄筋先組ユニットに関する技術が開示されているが、本発明とは基本的に構造が異なり、特に強度面に於いて課題がある。
特開2004-100402号 (明細書0005、図1)
解決しようとする課題は、縦筋に対しある一方側にだけに横筋を配置する従来工法に対し、簡易的な方法でありながら、鉄筋構造自体及び躯体の強度、耐震性、耐久性を向上できる鉄筋構造を提供することにある。
本発明は、鉄筋コンクリート構造物において、縦筋に対し横筋を交互に配置し、縦筋と横筋を網目状にすることで、鉄筋の骨組み自体の強度を向上し、コンクリートとの密着性、耐震性、耐久性に優れた鉄筋構造であることを特徴とする。
更に、横筋配置の際に補助具を用いることで作業の効率を大幅に向上することができる鉄筋構造の施工方法と、前記補助具には、縦筋の位置に凹み部を設けることを特徴としている。
縦筋と横筋を網目状にすることで、コンクリートの骨組み自体の強度を向上し、鉄筋にコンクリートが効果的に絡み、生コンクリートとの密着性、剥離性、耐震性、耐久性に優れた鉄筋構造とすることができる。
横筋組立の際に補助具を用いることで、横筋の配置が容易となり作業性が向上する。更に前記補助具には、縦筋の位置に凹み部を設けることで、縦筋との間隔を均一化でき更に作業性の向上と仕上がりもよくなる。
本発明の概要を示す斜視図 横筋の配置例を示す平面図 横筋の配置例を示す側面図 横筋の施工手順を示す図 補助具の斜視図
図1は、本発明の概要を示す一例の斜視図である。ベースコンクリートとなる土台4に設置した縦筋1に対し、横筋2を編むように交互に配置している。縦筋1に対し交互に配置する横筋2は、その隣り合う上下の横筋2とも交互に配置する。例えば、1本目の横筋が最初の縦筋の右側から配置した場合、2本目の横筋は縦筋の左側から配置するようにする。
縦筋1と横筋2の交差部は、結束線などで固定する。図1において結束部3が結束線などでの固定部となる。
図2は、横筋の配置例を示す平面図で、図3は横筋の配置例を示す側面図である。図2Aは、横筋2を一直線に配置したもので、縦筋1を横筋2の太さ分離して交互に配置している。図2Bは、縦筋1を同一線上に配置し、横筋2を曲げて縦筋1を交互に配置したものである。図2Cは、縦筋1を横筋2の略半分の太さ分離して交互に配置し、横筋2を曲げて縦筋1を交互に配置したものであるが、横筋2の曲げ量を図2Bの例よりも略半分としたものである。
図4に示すように、横筋2を縦筋1へ配置する際に、横筋2を配置し易くするために、補助具6を用いるとよい。土台4に縦筋1が配置されている段階で、横筋1の最下部の配置位置より上部側に、補助具6を水平に且つ縦筋1に対し交互に差し込んでおくことで、横筋2を配置する空間が縦筋1に生じる。次に1本目の横筋2を側方から差込み、縦筋との交差部を結束する。
2本目の横筋2を差込む前に、補助具6を上方へ移動させ横筋2を配置する空間を設けて、2本目の横筋2を差込み、縦筋との交差部を結束する。この作業を所定の高さ位置まで繰り返すことで、鉄筋組立作業を完成させる。
図5に示すように、補助具6には、縦筋1の間隔に合せた凹み部7を設けるとよい。凹み部7は補助具6に交互に設けることで、縦筋1の間隔を確保し補助具6も縦筋1の間に保持されるため、鉄筋組立作業の効率につながる。
前記補助具6を用いることで、縦筋1は差込む横筋2の空間が保持され、作業性の向上と設計値を確保し品質向上が図られる。
補助具5の形状、長さ、太さ、凹み部の形状及び深さは図5に示す形状に限られず、現場設計や実情に合せ適宜選択することができる。
本発明の鉄筋構造は、建築物の施工に利用でき、補助具は工業生産が可能である。
1 縦筋
2 横筋
3 結束部
4 土台
5 横筋位置
6 補助具
7 凹部

Claims (3)

  1. 鉄筋コンクリート構造物において、縦筋に対し横筋を交互に配置し、縦筋と横筋を網目状にすることを特徴とする鉄筋構造。
  2. 鉄筋コンクリート構造物において、縦筋に対し横筋を交互に配置し、縦筋と横筋を網目状にする鉄筋構造において、横筋配置の際に補助具を用いることを特徴とする鉄筋構造の施工方法。
  3. 前記補助具には、縦筋の位置に凹み部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の鉄筋構造の施工方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5276118U (ja) * 1975-12-03 1977-06-07
JP2000336842A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Harukazu Obara 基礎用l型鉄筋及びそれを用いた基礎用組立鉄筋
JP2015098691A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 前田建設工業株式会社 横筋ホルダー

Patent Citations (3)

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