JP2019043740A - Work-piece loading method and positioning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、棚装置の前側に上下動自在に備えられたエレベータ上に板状のワークを載置するワーク載置方法、及び前記エレベータ上にワークを載置する際に、ワークの左右方向の一端側を左右方向の基準位置に位置決めするための位置決め装置に関する。さらに詳細には、ワークの左右方向の一端側の位置決めを行う位置決め部材を、前記エレベータの下降に連動して前記基準位置へ位置決めし、この位置決めした位置決め部材にワークの一端側を当接するワーク載置方法及び位置決め装置に関する。 The present invention relates to a workpiece placement method for placing a plate-like workpiece on an elevator provided on the front side of a shelf device so as to be movable up and down, and when placing the workpiece on the elevator, The present invention relates to a positioning device for positioning one end side at a reference position in the left-right direction. More specifically, a positioning member for positioning one end side in the left-right direction of the workpiece is positioned at the reference position in conjunction with the lowering of the elevator, and the workpiece mounting is made such that the one end side of the workpiece contacts the positioned positioning member. The present invention relates to a placement method and a positioning device.
従来、例えばパンチプレスやレーザ加工機等の板材加工機に対して供給する板状のワークを積層載置した素材パレットは、棚装置における収納棚に出入自在に格納されている。なお、棚装置に関する先行例としては特許文献1,2等がある。
2. Description of the Related Art Conventionally, a material pallet on which plate-like workpieces to be supplied to a plate material processing machine such as a punch press or a laser processing machine are stacked and placed is stored in a storage shelf in a shelf device so as to be freely inserted and removed. In addition, there exist
ところで、棚装置1は、図5に概念的、概略的に示すように構成してある。すなわち、棚装置1は、枠体構造の棚フレーム3を備えている。この棚フレーム3には、パレット5を出入自在な複数の棚7が複数段備えられている。前記各棚7に対してパレット5の出入れを行うために、前記棚フレーム3の前側(Y軸方向の前側)には、エレベータ(リフタ)9が上下動自在かつ各棚7に対応した位置に位置決め自在に備えられている。そして、前記エレベータ9には、前記棚7内からパレット5を引出し自在かつエレベータ9上から棚7内へパレット5を搬入自在なトラバーサ11が前後動自在に備えられている。
By the way, the
上記構成により、前記トラバーサ11によって、棚フレーム3における棚7からエレベータ9上にパレット5を引出すことができる。そして、エレベータ9上のパレット5を、前記棚7内へ搬入することができる。
With the above configuration, the
ところで、パレット5上に板状のワークWを積層載置するには、図6に示すように、ワークWを予め積層載置したスキッド13を、パレット5上に載置することによって行われる。前記スキッド13におけるY軸方向の一端側13YはY軸方向の基準位置に一致してある。そして、スキッド13におけるX軸方向の一端側13XはX軸方向の基準位置に一致してある。したがって、X軸方向の一端側13XとY軸方向の一端側13Yとの交差位置Oは、X軸方向及びY軸方向の基準位置となるものである。
By the way, in order to stack and mount the plate-like workpiece W on the
ところで、前記スキッド13上に積層載置された矩形状のワークWのY軸方向の一端側は、前記一端側13Yに周知の方法でもって予め一致してある。そして、ワークWのX軸方向の一端側は前記一端側13Xに一致してある。すなわち、スキッド13上に積層載置された矩形状のワークWの基準位置は、スキッド13の基準位置に予め一致してある。
By the way, one end side in the Y-axis direction of the rectangular workpiece W stacked and mounted on the
そして、エレベータ9上のパレット5上へスキッド13を載置するときには、次のように行うものである。すなわち、適正高さ位置に下降したエレベータ9に対して、フォークリフトを利用してスキッド13を載置する。この場合、エレベータ9上のパレット5に対して前側(図5において左側)からスキッド13を載置するものである。
And when mounting the
すなわち、パレット5のY軸方向の基準位置に着脱自在に備えた複数のY軸基準ピン15をパレット5の穴から抜き出した状態にする。そして、フォークリフトによってスキッド13をパレット5上に搬入し、前記Y軸基準ピン15をパレット5に形成した穴に植設するように取付ける。その後、スキッド13におけるY軸方向の基準位置(一端側13Y)を前記Y軸基準ピン15に当接し、フォークリフトにおけるフォークを、スキッド13の下側からY軸方向の前側へ引き抜くことにより、パレット5に対するスキッド13のY軸方向の位置決めを行う。この際、前述したように、スキッド13のY軸方向の基準位置とワークWのY軸方向の基準位置は予め一致してあるので、ワークWのY軸方向の位置決めが行われることになる。
That is, a plurality of Y-
ところで、パレット5上のスキッド13上からワークWを左右方向(X軸方向)へ搬出して板材加工機へ搬送することがある。したがって、パレット5には、スキッド13をX軸方向の基準位置に位置決めするための、前記Y軸基準ピン15に相当するX軸基準ピンは備えられていない。そして、前記パレット5上には、X軸基準マーク17が例えばペンキ等で記載されている。
By the way, the workpiece W may be unloaded from the
したがって、フォークリフトの操縦者は、前記スキッド13のX軸方向の一端部13Xと前記X軸基準マーク17とが一致するように、目視によって位置決めしている。よって、パレット5に対するスキッド13のX軸方向の位置決めが厄介である。また、X軸基準マーク17に対してスキッド13のX軸方向の一端部13Xが一致したとしても、X軸基準マーク17には幅があるので、X軸方向の基準位置へスキッド13すなわちワークWを正確に位置決めすることが難しいものである。
Therefore, the forklift operator visually positions the
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、棚装置の前側に上下動自在に備えたエレベータ上に板状のワークを載置するワーク載置方法であって、前記エレベータが上下動する領域を回避した回避位置と、ワークの左右方向の位置決めを行う左右方向の基準位置との間を往復動自在な位置決め部材を、前記エレベータの下降に連動して前記基準位置へ位置決めし、この位置決め部材に備えた当接面へワークの左右方向の一端側を当接して位置決めし、この位置決めした状態のワークを前記エレベータ上に載置することを特徴とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and is a work placing method for placing a plate-like work on an elevator that can be moved up and down on the front side of a shelf device. A positioning member capable of reciprocating between an avoidance position avoiding the moving region and a reference position in the left-right direction for positioning the workpiece in the left-right direction, is positioned at the reference position in conjunction with the lowering of the elevator; One end side in the left-right direction of the work is brought into contact with a contact surface provided in the positioning member and positioned, and the work in the positioned state is placed on the elevator.
また、前記ワーク載置方法において、前記位置決め部材の基準位置への位置決め時には、前記エレベータの重量が前記位置決め部材に作用している。 In the work placement method, the weight of the elevator acts on the positioning member when the positioning member is positioned at the reference position.
また、棚装置の前側に上下動自在に備えたエレベータ上に板状のワークを載置する際に、ワークの左右方向の一端側を左右方向の基準位置に位置決めするための位置決め装置であって、前記エレベータが上下動する領域を回避した回避位置と前記基準位置との間を往復動自在な位置決め部材を備え、前記エレベータの下降に連動して前記回避位置から前記基準位置へ前記位置決め部材を動作するための動作連動機構を備えていることを特徴とするものである。 In addition, when placing a plate-like workpiece on an elevator provided on the front side of the shelf device so as to be movable up and down, a positioning device for positioning one end side in the left-right direction of the workpiece at a reference position in the left-right direction. A positioning member capable of reciprocating between an avoiding position avoiding a region where the elevator moves up and down and the reference position, and moving the positioning member from the avoiding position to the reference position in conjunction with lowering of the elevator An operation interlocking mechanism for operating is provided.
また、前記位置決め装置において、前記動作連動機構は、前記回避位置と前記基準位置との間において前記位置決め部材を回動するためのベルクランク機構から構成してある。 In the positioning device, the operation interlocking mechanism is constituted by a bell crank mechanism for rotating the positioning member between the avoidance position and the reference position.
本発明によれば、棚装置におけるエレベータの下降に連動して、左右方向の位置決め部材がX軸方向の基準位置へ位置決めされる。したがって、この位置決め部材にワークの左右方向の一端側を当接することにより、エレベータ上においての左右方向の基準位置への位置決めを行うことができる。 According to the present invention, the positioning member in the left-right direction is positioned to the reference position in the X-axis direction in conjunction with the lowering of the elevator in the shelf device. Therefore, by positioning one end side of the workpiece in the left-right direction on the positioning member, positioning to the reference position in the left-right direction on the elevator can be performed.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る位置決め装置21を示す。本発明の実施形態に係る位置決め装置1は、図1及び図3(A)に概略的に示すように、棚装置1におけるエレベータ(リフタ)9が上下動する動作領域を左右方向(X軸方向、図1において紙面に直交する方向)に回避した回避位置に配置してある。より詳細には、エレベータ9上に載置されたワークWの左右方向の一端側を、左右方向の基準位置に位置決めすべく、左右方向の基準位置側に配置してある。前記左右方向の基準位置とは、例えばエレベータ上において左右方向の位置について基準となる位置を意味するものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a
前記位置決め装置21は、図3に示すように、床上に設置されるベースプレート23を備えている。このベースプレート23にはブラケット25が立設してあり、このブラケット25には、Y軸方向の枢軸27を介して位置決め部材29がX軸方向へ回動自在に支承されている。前記位置決め部材29は、ベルクランク機構から構成してある。すなわち、位置決め部材29は、X軸方向に延伸した被押圧部31と、この被押圧部31とほぼ直交する方向であって上方向へ延伸した前記位置決め部材29を備えた構成である。
As shown in FIG. 3, the
前記被押圧部31は、前記エレベータ9の下降時に下方向へ押圧されるものであって、前記ベースプレート23と被押圧部31との間に弾装したスプリング等のごとき弾性部材33によって常に上方向へ付勢されている。前記位置決め部材29は、前記被押圧部材31と連動して一体的に回動する構成である。すなわち、位置決め部材29と被押圧部材31は、ベルクランク機構を介して一体的に動作する構成である。したがって、ベルクランク機構は、位置決め部材29と被押圧部材31とを連動動作するための、一種の動作連動機構を構成するものである。
The pressed
前記位置決め部材29の上部には、前記エレベータ9に載置されたパレット5上のワークWの左右方向の一端側を当接する当接面35Fを形成した当接部35が備えられている。前記当接部35は、前記エレベータ9が上下動する領域を、X軸方向において回避した回避位置37A(図3(A)に示す位置)と、パレット5上のワークWの左右方向の一端側を当接して基準位置に位置決めする基準位置37B(図3(B)に示す位置)との間を往復動自在である。
On the upper portion of the positioning
換言すれば、前記エレベータ9は、前記被押圧部材31を弾性部材33の付勢力に抗して下降し、予め設定された所定高さ位置にエレベータ9を停止する。すると、前記当接部材35の当接面35Fは、左右方向の基準位置に位置決めされるものである。なお、回避位置は、前記ブラケット25に備えたストッパ37によって規制されるものである。
In other words, the
以上のごとき説明から理解されるように、エレベータ9が位置決め装置21における被押圧部31の上方位置に位置して、被押圧部31に対して非接触状態にあるときは、位置決め部材29に備えた当接部35は、図3(A)に示すように、回避位置37Aに位置している。そして、エレベータ9が所定位置まで下降して被押圧部31を押圧下降すると、位置決め部材29の当接部は、前記被押圧部材31の下降に連動して基準位置37Bに位置決めされる。
As can be understood from the above description, when the
上述のように、位置決め部材29を基準位置37Bに位置決めしたとき、前述したように、パレット5からY軸基準ピン15を取り外し、フォークリフトによって、スキッド13をパレット5上に載置する。そして、スキッド13を左右方向(X軸方向)の基準位置側へ移動して位置決めされた状態の当接部材35における当接面35FにワークWの左右方向の一端側を当接して、ワークWの左右方向の位置決めを行う。その後、パレット5にY軸基準ピン15を取り付ける。そして、スキッド13をY軸方向に移動してY軸基準ピン15に当接することにより、Y軸方向(前後方向)の基準位置に位置決めが行われる。図3(C)に示すように、その後、エレベータ9を上昇させると、当接部材35が、回避位置37Aに移動する。
As described above, when the positioning
上述のように、ワークWを、X軸方向、Y軸方向の基準位置に位置決めした後、スキッド13の下側からフォークリフトのフォークを抜き出すものである。
As described above, after the workpiece W is positioned at the reference position in the X-axis direction and the Y-axis direction, the fork of the forklift is extracted from the lower side of the
以上のごとき説明から理解されるように、エレベータ9によって被押圧部31が下方向へ押圧されて(エレベータ9の重量が作用して)、位置決め部材29は位置決めされた状態にある。したがって、パレット5上のワークを左右方向へ移動して、位置決め部材29の当接部35に当接したとき、前記当接部35は移動するようなことはなく、パレット5上においてワークWの左右方向の基準位置37Bへの位置決めを正確に行い得るものである。すなわち、ワークWのX軸方向(左右方向)の基準位置への位置決めを、迅速かつ容易に行い得るものである。
As can be understood from the above description, the pressed
ところで、本発明は、前述したごとき実施形態のみに限るものではなく、適宜の変更を行うことによってその他の形態でもって実施可能である。すなわち、エレベータ9の動作と位置決め部材29の動作とを連動する動作連動機構の構成は、前述したベルクランク機構に限ることなく種々の構成を採用することができるものである。
By the way, the present invention is not limited to the embodiment described above, and can be implemented in other forms by making appropriate changes. That is, the configuration of the operation interlocking mechanism that interlocks the operation of the
すなわち、動作連動機構の構成としては、例えば図4に示すごとき構成とすることも可能である。図4に示す構成について説明するに、前述した構成と同一機能を奏する構成要素については、同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。 That is, the configuration of the operation interlocking mechanism can be a configuration as shown in FIG. 4, for example. In the description of the configuration shown in FIG. 4, components having the same functions as those described above are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
図4に示す構成においては、ベースフレーム41上に前記位置決め部材29に相当する位置決め部材43が左右方向へ移動自在に備えられている。そして、前記位置決め部材43を、図4において左右方向に移動するために、上下動自在な被押圧部材31に連結したエンドレス状のチェン45が連結部47において位置決め部材43に連結してある。チェン45は、前記連結部47の左右方向に位置するスプロケット49A,49B及び各スプロケット49A,49Bの下方に位置するスプロケット49C,49Dに掛回してある。そして、スプロケット49Bとスプロケット49Dとの間において、前記被押圧部31に連結してある。
In the configuration shown in FIG. 4, a positioning
したがって、被押圧部31がエレベータ9によって下降されると、チェン45を介して、位置決め部材43は、図4において右方向へ移動される。そして、前記エレベータ9が上昇されると、弾性部材33の蓄勢力によって位置決め部材43は元の位置に戻される。よって、前記構成においても、位置決め部材43を、回避位置と基準位置との間を往復動することができるものであり、前記実施形態と同様の効果を奏し得るものである。
Therefore, when the
なお、動作連動機構は、前述したごとき構成に限ることなく種々の構成とすることができるものである。 Note that the operation interlocking mechanism is not limited to the configuration described above, and can have various configurations.
1 棚装置
3 棚フレーム
5 パレット
13 スキッド
15 Y軸基準ピン
21 位置決め装置
27 枢軸
29 位置決め部材
31 被押圧部
33 弾性部
35 当接部
35F 当接面
37A 回避位置
37B 基準位置
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017170061A JP2019043740A (en) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | Work-piece loading method and positioning device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017170061A JP2019043740A (en) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | Work-piece loading method and positioning device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019043740A true JP2019043740A (en) | 2019-03-22 |
Family
ID=65813667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019043740A (en) |
-
2017
- 2017-09-05 JP JP2017170061A patent/JP2019043740A/en active Pending
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