JP2019042980A - インサート成形容器の製造方法及びインサート成形容器 - Google Patents

インサート成形容器の製造方法及びインサート成形容器 Download PDF

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Abstract

【課題】一次容器と二次容器との間にグラデーションを有する安価なインサート成形容器を提供する。【解決手段】一次容器10に有色部材50を取り付ける取付け工程と、有色部材50が取り付けられた一次容器10を金型60の内部に配置する配置工程と、金型60の内部に透明な合成樹脂材料70を射出して一次容器10の外側に二次容器20を一体に形成するインサート成形工程とを有し、インサート成形において、金型60の内部を流れる合成樹脂材料70によって溶かされた有色部材50により、一次容器10と二次容器20との間に色のグラデーションGを一体に形成するようにして、一次容器10の外側に透明な二次容器20が一体に設けられるとともに一次容器10と二次容器20の間に色のグラデーションGが一体に設けられたインサート成形容器1を製造する。【選択図】図7

Description

本発明は、一次容器の外側に一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器及びその製造方法に関する。
従来から、一次容器の外側に一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が射出成形により一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器が知られている。このような二重壁構造のインサート成形容器は、優れた光学的な加飾機能を発揮できることから、例えば化粧料を収容する容器など、高級感のあるパッケージングで商品の差別化が要望される用途に使用されている。
上記インサート成形容器は、一次容器をインサート材として金型の内部に配置した状態で金型のゲートから金型内に透明な合成樹脂材料を射出するインサート成形の手法を用いて上記した二重壁構造に形成される(例えば特許文献1参照)。
特開2012−12072号公報
上記従来のインサート成形容器では、一次容器の外側面にアルミ蒸着層や印刷層などの加飾層を設けてから二次容器をインサート成形することで、一次容器と二次容器との間に加飾層を有する構成とすることができる。このような構成により、透明な二次容器の中に加飾層が浮き上がって見えるようにして、インサート成形容器の美観を高めることができる。特に、加飾層として、色が連続した階調で変化するグラデーションを一次容器の外側面に設けた場合には、インサート成形容器をより高級感のある美観の高いものとすることができる。
しかし、一次容器の外側面にグラデーションを設けるためには、一次容器の外側面にグラデーションを塗装する工程や、塗装面を乾燥させる工程などの別工程が必要となるので、製造工数が増加し、また、歩留まりが悪化するなどして、インサート成形容器の製造コストが増加してしまうという問題点があった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、一次容器と二次容器との間にグラデーションを有する安価なインサート成形容器を提供することにある。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、一次容器の外側に該一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が射出成形により一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器の製造方法であって、前記一次容器の外側面に、着色された合成樹脂材料により形成された有色部材を取り付ける取付け工程と、前記有色部材が取り付けられた前記一次容器を金型の内部に配置する配置工程と、ゲートから前記金型の内部に透明な合成樹脂材料を射出して前記一次容器の外側に前記二次容器を一体に形成するインサート成形工程と、を有し、前記インサート成形において、前記金型の内部を流れる前記合成樹脂材料によって溶かされた前記有色部材により、前記一次容器と前記二次容器との間に色のグラデーションを一体に形成することを特徴とする。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記一次容器が側壁と底壁とを有し、前記取付け工程において、前記底壁の中心部分に前記有色部材を取り付け、前記配置工程において、前記底壁の中心部分を前記ゲートに対向させて前記一次容器を前記金型の内部に配置するのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記一次容器が側壁と底壁とを有し、前記取付け工程において、前記側壁の下端部分に該側壁の周方向に沿って延びる環状の前記有色部材を取り付け、前記配置工程において、前記底壁の中心部分を前記ゲートに対向させて前記一次容器を前記金型の内部に配置するのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記有色部材が前記二次容器を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記一次容器が、外側面に蒸着層が設けられたものであるのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記蒸着層がアルミ蒸着層であるのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記二次容器がポリエステル系の合成樹脂材料で形成されるのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記一次容器が前記二次容器を形成する合成樹脂材料よりも融点の高い合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器の製造方法は、上記構成において、前記一次容器が射出成形品であるのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、一次容器の外側に該一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が射出成形により一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器であって、前記一次容器と前記二次容器の間に、着色された合成樹脂材料によって形成された色のグラデーションが一体に設けられていることを特徴とする。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、口部、胴部及び底部を有し、前記底部から前記胴部に亘って前記グラデーションが設けられているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、口部、胴部及び底部を有し、前記胴部にのみ前記グラデーションが設けられているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記グラデーションが前記二次容器を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記一次容器の外側面に蒸着層が設けられているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記蒸着層がアルミ蒸着層であるのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記二次容器がポリエステル系の合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記一次容器が前記二次容器を形成する合成樹脂材料よりも融点の高い合成樹脂材料で形成されているのが好ましい。
本発明のインサート成形容器は、上記構成において、前記一次容器が射出成形品であるのが好ましい。
本発明によれば、一次容器と二次容器との間にグラデーションを有する安価なインサート成形容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるインサート成形容器の半断面図である。 図1に示すインサート成形容器を用いた化粧料容器の断面図である。 外側面に蒸着層が設けられた一次容器を有色部材とともに示す半断面図である。 (a)は取付け工程において有色部材が取り付けられた一次容器の断面図であり、(b)は同底面図である。 配置工程において有色部材が取り付けられた一次容器を金型に配置した状態を示す断面図である。 インサート成形工程においてゲートから金型のキャビティの内部に射出された合成樹脂材料が一次容器の底部に拡がった様子を示す断面図である。 インサート成形工程においてゲートから金型のキャビティの内部に射出された合成樹脂材料が一次容器の側壁にまで拡がった様子を示す断面図である。 インサート成形工程が完了した状態を示す断面図である。 図1に示すインサート成形容器の変形例の半断面図である。 有色部材が取り付けられた一次容器の変形例の半断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態であるインサート成形容器1は、一次容器10の外側に、この一次容器10の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器20が射出成形により一体に設けられた二重壁構造を有するインサート成形品である。インサート成形容器1は、円筒状の口部2、口部2に連なる円筒状の胴部3及び胴部3の下端を閉塞する円形の底部4を備え、全体として広口瓶形状(ジャー形状)となっている。
インサート成形容器1は、例えば内容物として化粧料を収容する化粧料容器として用いることができる。図2には、インサート成形容器1を、その内部に化粧料が充填されたリフィル容器30を収容するとともに口部2をキャップ40で閉塞したリフィルタイプ(付替えタイプ)の化粧料容器に構成した場合を示す。
リフィル容器30は、インサート成形容器1の内面に対応した形状の有底円筒状のリフィル容器本体31の内部に化粧料32を充填し、その開口にシート状の閉塞体33を接着等の手段によって固定して密封した構成を有している。リフィル容器本体31は、例えばポリプロピレン樹脂で形成されたものとすることができる。リフィル容器本体31の上端部の外周には爪状の係止部34が設けられており、この係止部34が口部2の上端部の外周に設けられた溝部2aにアンダーカット係合することで、リフィル容器30はインサート成形容器1に着脱自在に保持されている。
キャップ40は、ポリプロピレン樹脂により、リフィル容器本体31の外径に対応した外径の有頂円筒状に形成されており、その内周面に設けられた雌ねじ41を口部2の外周面に設けられた雄ねじ2bにねじ結合させることでインサート成形容器1に着脱自在に装着されている。
キャップ40をインサート成形容器1から取り外し、閉塞体33を引き剥がしてリフィル容器本体31を開封することで、化粧料32をリフィル容器本体31から取り出して使用することができる。使用後には、キャップ40をインサート成形容器1に装着することでリフィル容器本体31を閉塞して保管することができる。化粧料32が全て取り出されてリフィル容器本体31が空になった場合には、空のリフィル容器本体31をインサート成形容器1から取り外し、新たなリフィル容器30をインサート成形容器1に装着することで、インサート成形容器1を再使用することができる。
なお、リフィル容器30を用いることなく、インサート成形容器1の内部に内容物を直に収容する構成とすることもできる。
図1に示すように、一次容器10は、円筒状の側壁11と、この側壁11の下端を閉塞する底壁12とを有する有底円筒状となっており、側壁11はインサート成形容器1の胴部3の内周側部分を構成し、底壁12はインサート成形容器1の底部4の上面側部分を構成している。
本実施の形態においては、一次容器10は、ポリカーボネート(PC)を射出して形成されたポリカーボネートの射出成形品となっている。一次容器10として射出成形品を用いることで、インサート成形容器1の製造コストを低減することができる。
なお、一次容器10は、ポリカーボネート製に限らず、他の合成樹脂材料、ガラス、金属等の他の材質で形成されたものとすることもできる。また、一次容器10を合成樹脂材料で形成されたものとする場合には、合成樹脂材料を射出成形して形成したものに限らず、ブロー成形で形成したものを採用することもできる。
一次容器10の外側面には、その全体に蒸着層13が設けられている。すなわち、側壁11の外側を向く外側面の全体と底壁12の外側を向く外側面の全体とに蒸着層13が設けられ、一次容器10の外側面の全体が蒸着層13によって被覆されている。なお、一次容器10の内側面には蒸着層13は設けられず、ポリカーボネートがそのまま露出している。
本実施の形態においては、一次容器10の外側面に設けられる蒸着層13はアルミ蒸着層である。アルミ蒸着層である蒸着層13が設けられることにより、一次容器10の外側面は、その全体が光沢のある鏡状に加飾されている。
二次容器20は、円筒状の側壁21と、この側壁21の下端を閉塞する底壁22とを有する有底円筒状となっており、側壁21はインサート成形容器1の胴部3の外周側部分を構成し、底壁22はインサート成形容器1の底部4の下面側部分を構成している。
二次容器20は、一次容器10をインサート材としたインサート成形において一次容器10の外側にポリエステル系の合成樹脂材料を射出して形成された透明な合成樹脂製となっている。本実施の形態では、二次容器20を形成する合成樹脂材料は、飽和ポリエステル樹脂の一種であるPCTA樹脂である。ここで、二次容器20は、二次容器20を通して一次容器10の外側面の蒸着層13を視認することができる程度に透明であればよく、例えば半透明であってもよい。
二次容器20を形成する合成樹脂材料は、一次容器10を形成する合成樹脂材料よりも融点の低い合成樹脂材料であるのが好ましい。これにより、インサート成形時に、インサート材として金型に配置された一次容器10が、二次容器20を形成するために溶融した状態で金型内に射出される合成樹脂材料の熱によって溶融してしまうことを抑制することができる。
二次容器20の底壁22は、その中央部分(中心位置)に、当該底壁22の下面から突出する略円柱状のゲート痕23を有している。ゲート痕23は、一次容器10をインサート材としたインサート成形により二次容器20を射出成形した際に、ゲート内の合成樹脂材料が二次容器20の金型のゲートに対応した部分に残存して生じるものである。ゲート痕23は、一次容器10の底壁12の中央部分(中心位置)に対向している。なお、底壁22は、その外周縁に対して内側部分が上方に向けて僅かに凹んだ形状を有し、ゲート痕23は当該凹みの範囲内で底壁22の下面から突出している。
なお、口部2は、上記インサート成形において、二次容器20とともに成形されて二次容器20の側壁21の上端に一体に連ねて設けられている。
一次容器10と二次容器20の間には、着色された合成樹脂材料によって形成されたグラデーションGが、一次容器10及び二次容器20と一体に設けられている。グラデーションGは、透明ではない任意の色を有するとともに当該色が連続した諧調で変化するものである。
本実施の形態においては、グラデーションGは、二次容器20を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に顔料等の色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料により形成されている。
グラデーションGは底部4から胴部3に亘って設けられている。より具体的には、グラデーションGは、底部4の全体に設けられるとともに、胴部3の下端部分(底部4の側の端部)から周方向の全範囲において図1における上方向に向けて延び、胴部3の上下方向の中間位置にまで達するように設けられている。
グラデーションGは、有色の合成樹脂材料が、一次容器10の外側面と二次容器20の内側面との間で薄い膜状となって拡がるとともに、その厚み乃至濃度が底部4の中心部分から胴部3の上下方向の中間位置に向けて徐々に低下するように設けられることで、色が底部4の中心部分から胴部3の上下方向の中間位置に向けて連続した階調で変化するように構成されている。すなわち、グラデーションGの色の諧調は、底部4の中心部分において最も濃く、そこから胴部3の上下方向の中間位置に向けて徐々に薄くなるように変化している。なお、グラデーションGの色の諧調は、底部4及び胴部3の周方向については略同一である。
一次容器10の底壁12の中央部分には貫通孔14が設けられており、貫通孔14はグラデーションGに一体に連なる凸部15により埋められている。
上記構成を有する本実施の形態のインサート成形容器1では、一次容器10の外側に、一次容器10の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器20が一体に設けられた二重壁構造において、一次容器10と二次容器20の間にグラデーションGを設けて透明な二次容器20を通してグラデーションGが視認されるようにしたので、透明な二次容器20による光学的な加飾機能により、グラデーションGを透明感ないし深みのあるものとして、インサート成形容器1を高級感のある美観の高いものとすることができる。
また、本実施の形態のインサート成形容器1では、グラデーションGを、底部4から胴部3に亘って設けるようにしたので、インサート成形容器1の美観をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器1では、二次容器20を形成する合成樹脂材料としてポリエステル系の合成樹脂材料を用いるようにしたので、二次容器20をより透明性の高いものとして、インサート成形容器1の美観をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器1では、一次容器10の外側面に蒸着層13を設けるようにしたので、グラデーションGを美観の高い色合いとして、インサート成形容器1の美観をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器1では、蒸着層13を光沢のあるアルミ蒸着層としたので、透明な二次容器20による光学的な加飾機能により蒸着層13の光沢を透明感のあるものとしつつグラデーションGをさらに美観の高い色合いとして、インサート成形容器1の美観をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器1では、グラデーションGを、二次容器20を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料により形成するようにしたので、グラデーションGと二次容器20の内側面との間に剥離が生じてグラデーションGが白濁して見えてしまうことを防止して、インサート成形容器1の美観をさらに高めることができる。
上記構成を有する本実施の形態のインサート成形容器1は、本発明の一実施の形態であるインサート成形容器の製造方法により製造することができる。以下に、図3〜図8に基づいて、本発明の一実施の形態であるインサート成形容器の製造方法によりインサート成形容器1を製造する手順について説明する。
まず、図3に示すように、外側面に蒸着層(アルミ蒸着層)13が設けられた一次容器10と有色部材50とを用意する。
有色部材50は、二次容器20を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料(PCTA樹脂)に顔料等の色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料によって、円形で皿状の部材本体部50aと、部材本体部50aの中心から突出する円柱状の軸部50bとを備えた形状に形成されている。部材本体部50aの直径は一次容器10の底壁12の直径よりも小さく、軸部50bの直径は一次容器10の貫通孔14の内径よりも僅かに小さくなっている。
次に、図4(a)に示すように、有色部材50の軸部50bを一次容器10の貫通孔14に外側から挿入して有色部材50を一次容器10の底壁12の中心部分に取り付ける(取付け工程)。一次容器10に有色部材50が取り付けられると、図4(b)に示すように、一次容器10の底壁12における外側面の中央部分が部材本体部50aにより覆われる。なお、軸部50bが貫通孔14に圧入状態で挿入されることにより、有色部材50は底壁12に保持されている。
一次容器10に有色部材50が取り付けられると、次に、図5に示すように、有色部材50が取り付けられた一次容器10を、インサート材としてインサート成型用の金型60の内部に配置する(配置工程)。一次容器10が金型60に配置されて当該金型60に保持された状態においては、一次容器10の底壁12の中心部分、すなわち底壁12の中心部分に取り付けられた有色部材50の部材本体部50aは、その中心位置が金型60のゲート61の軸心と一致するようにゲート61に対向する。
金型60は、下型62と上型63とを有し、上型63の一部は左右に分割可能な分割型63a、63bとなっており、一次容器10は、分割型63a、63bの軸心に設けられた上型63の柱状部分63cに嵌め込まれて保持される。なお、金型60としては、上記構成のものに限らず、一次容器10をインサート材としたインサート成形を行うことができるものであれば、他の構成のものを用いることもできる。
有色部材50が取り付けられた一次容器10がインサート材として金型60の内部に配置され、金型60が型締めされると、次に、図6に示すように、ゲート61から金型60の内部に向けて、すなわち一次容器10の外側面と金型60の内面との間に形成されたキャビティ64に向けて、二次容器20を形成するための透明な合成樹脂材料(PCTA樹脂)70を射出して、インサート成形を行う(インサート成形工程)。当該インサート成形においてキャビティ64を満たすまで射出された合成樹脂材料70がキャビティ64の内部で硬化することにより、図8示すように、一次容器10の外側に所定形状の二次容器20が一体に形成される。
ここで、インサート材である一次容器10には有色部材50が取り付けられているので、インサート成形工程においては、図6、図7に示すように、金型60のゲート61からキャビティ64に向けて射出された溶融状態の合成樹脂材料70の熱により有色部材50の部材本体部50aが溶かされて合成樹脂材料70とともにキャビティ64の内部の隅に向かって引き延ばされながら流れることになる。そして、図8に示すように、キャビティ64が合成樹脂材料70で満たされてキャビティ64の内部で合成樹脂材料70とともに有色部材50の部材本体部50aの溶けて引き延ばされた部分が硬化することにより、一次容器10と二次容器20との間に、薄い膜状となって拡がるとともに厚み乃至濃度が徐々に低下するように変化する合成樹脂製のグラデーションGが一体に形成される。すなわち、インサート成形工程においては、一次容器10に取り付けられた有色部材50の部材本体部50aが、金型60のキャビティ64の内部を流れる合成樹脂材料70によって溶かされて引き延ばされることにより、一次容器10と二次容器20との間に合成樹脂製で形成されたグラデーションGが一体に形成される。なお、有色部材50の軸部50bは、インサート成形容器1のグラデーションGに一体に連なる凸部15となる。
このように、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法によれば、一次容器10に有色部材50を取り付けた状態でインサート成形を行うことで一次容器10と二次容器20との間にグラデーションGを設けることができるので、一次容器10の外側面にグラデーションを塗装する工程や、当該塗装面を乾燥させる工程などの別工程を不要として、インサート成形容器1の製造コストを低減することができる。したがって、一次容器10と二次容器20との間にグラデーションGを有する美観の高いインサート成形容器1を安価に製造することができる。
また、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、取付け工程において、一次容器10の底壁12の中心部分に有色部材50を取り付け、配置工程において、底壁12の中心部分をゲート61に対向させて一次容器10を金型60の内部に配置するようにしているので、溶けた有色部材50が、ゲート61からキャビティ64の内部に射出された合成樹脂材料70とともに底壁12の中心部分から側壁11に向けて均等に拡がるようにして、インサート成形容器1に、底部4から胴部3に亘るグラデーションGを容易に形成することができる。
また、この場合、ゲート61からキャビティ64の内部に射出された合成樹脂材料70は、有色部材50の部材本体部50aに当たってからキャビティ64の隅に向かって流れ、ゲート61から射出された直後に一次容器10の蒸着層13に直接当たることがない。したがって、有色部材50により、溶融した合成樹脂材料70の熱と圧力から一次容器10ないし蒸着層13を保護して、一次容器10のゲート61の周辺領域における外側面が溶かされて蒸着層13とともにゲート61から離れる方向に向けて流れて一次容器10のゲート61の周辺領域に蒸着層13が剥がれた部分が生じてしまうことを防止して、より美観の高いインサート成形容器1を製造することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、一次容器10を、二次容器20を形成する合成樹脂材料よりも融点の高い合成樹脂材料で形成するようにしたので、インサート成形工程において金型60の内部に射出される合成樹脂材料70の熱や圧力により一次容器10が溶融されることを防止して、一次容器10のゲート61の周辺領域における外側面が合成樹脂材料70の熱や圧力によって溶かされて蒸着層13とともにゲート61から離れる方向に向けて流れ、一次容器10のゲート61の周辺領域に蒸着層13が剥がれた部分が生じてしまうことを、さらに確実に防止することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、有色部材50を、二次容器20を形成する合成樹脂材料70と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成するようにしているので、有色部材50が溶かされて形成されるグラデーションGを二次容器20と確実に一体化させることができる。これにより、グラデーションGと二次容器20の内側面との間に剥離が生じてグラデーションGが白濁して見えてしまうことを防止して、より美観の高いインサート成形容器1を製造することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、二次容器20を形成する合成樹脂材料70としてポリエステル系の合成樹脂材料を用いるようにしたので、二次容器20がより高い透明性を有する、より美観の高いインサート成形容器1を製造することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、インサート材として用いる一次容器10を射出成形品としたので、一次容器10の製造コストを低減して、一次容器10と二次容器20との間にグラデーションGを有する美観の高いインサート成形容器1をより安価に製造することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、インサート材として用いる一次容器10を外側面に蒸着層13を備えたものとしたので、グラデーションGが美観の高い色合いとなる、より美観の高いインサート成形容器1を製造することができる。
さらに、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法では、蒸着層13を光沢のあるアルミ蒸着層としたので、透明な二次容器20による光学的な加飾機能により蒸着層13の光沢が透明感を有しつつグラデーションGがさらに美観の高い色合いとなる、より美観の高いインサート成形容器1を製造することができる。
図9は図1に示すインサート成形容器の変形例の半断面図であり、図10は有色部材が取り付けられた一次容器の変形例の半断面図である。図9、図10においては、前述した部材に対応する部材に同一の符号を付してある。
図1に示すインサート成形容器1では、グラデーションGを底部4から胴部3に亘って設けるようにしているが、図9に示すように、グラデーションGを胴部3にのみ設けた構成とすることもできる。この場合、グラデーションGは、胴部3の、一次容器10の側壁11の下端と上下方向の中間位置との間に対応した範囲に設けられている。この変形例の構成においても、胴部3に設けられたグラデーションGを透明感ないし深みのあるものとして、インサート成形容器1を高級感のある美観の高いものとすることができる。
図9に示す変形例のインサート成形容器1は、本実施の形態のインサート成形容器の製造方法において、取付け工程において有色部材50が取り付けられた一次容器10として、図10に示す構成の一次容器10、すなわち側壁11の下端部分(底部4の側の端部)に側壁11の周方向に沿って延びる環状の有色部材50が取り付けられた一次容器10を用いることで製造することができる。
この場合、取付け工程においては、環状に形成されている有色部材50が一次容器10の側壁11に嵌め込まれることで一次容器10に環状の有色部材50が取り付けられるが、薄い帯状の有色部材50を側壁11に巻き付けることで一次容器10に環状の有色部材50を取り付けるようにしてもよい。
配置工程において、図10に示す環状の有色部材50が取り付けられた一次容器10を金型60の内部に配置し、インサート成形工程を行うことで、キャビティ64の内部に射出された合成樹脂材料70によって環状の有色部材50が溶かされ、側壁11の全周において均等に当該側壁11の上方に向けて広げられて、図9に示すように、胴部3のみにグラデーションGが形成された変形例のインサート成形容器1が形成される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、インサート成形容器1は、広口瓶様の外形形状となっているが、これに限らず、例えばボトル形状などの種々の形状とすることができる。
また、インサート成形容器1は、口部2がキャップ40で閉塞されるものに限らず、口部2にポンプやノズル等の吐出具が装着されるものとすることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、二次容器20を形成するポリエステル系の合成樹脂材料としてPCTA樹脂を用いているが、これに限らず、例えばPET樹脂やPCT樹脂等の他のポリエステル系の合成樹脂材料を用いるようにしてもよい。また、例えばSAN樹脂(スチレン・アクリロニトリル共重合樹脂)などの、ポリエステル系以外の他の合成樹脂材料を用いるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、有色部材50を、二次容器20を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成されたものとしているが、これに限らず、有色のものであれば他の合成樹脂材料で形成されたものとしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、一次容器10は、外側面の全体に蒸着層13が設けられたものとしているが、これに限らず、例えば一次容器10のグラデーションGが設けられる範囲にのみ蒸着層13を設けるなど、外側面の一部にのみ蒸着層13が設けられた構成とすることもでき、また、蒸着層13が設けられない構成とすることもできる。さらに、蒸着層13の外側に文字や図柄を示す印刷層が設けられていてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、一次容器10と二次容器20は、何れも有底円筒状とされているが、これに限らず、例えば多角筒状とするなど、その形状は種々変更可能である。また、一次容器10と二次容器20の何れか一方を有底円筒状とし、他方を多角筒状とするなど、その形状を互いに相違させるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、蒸着層13はアルミ蒸着層とされているが、これに限らず、他の蒸着層であってもよいが、光沢のあるものであるのが好ましい。
さらに、前記実施の形態においては、グラデーションGをインサート成形容器1の胴部3と底部4に亘って設け、あるいは胴部3にのみ設けるようにしているが、これに限らず、グラデーションGを設ける部位ないし範囲は種々変更可能である。同様に、取付け工程における一次容器10への有色部材50の取り付け位置も種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態においては、有色部材50の軸部50bが、一次容器10の底壁12に設けた貫通孔14を貫通する構成としているが、これに限らず、例えば、インサート成形容器1を、リフィル容器30を用いずに内部に直接内容物を収容する構成とした場合には、有色部材50の軸部50bが、一次容器10の底壁12を貫通しない構成とすることもできる。
さらに、有色部材50は、図4に示す部材本体部50aと軸部50bとを有する形状のものや図10に示す環状の形状のものに限らず、その形状は種々変更可能である。
1 インサート成形容器
2 口部
2a 溝部
2b 雄ねじ
3 胴部
4 底部
10 一次容器
11 側壁
12 底壁
13 蒸着層
14 貫通孔
15 凸部
20 二次容器
21 側壁
22 底壁
23 ゲート痕
30 リフィル容器
31 リフィル容器本体
32 化粧料
33 閉塞体
34 係止部
40 キャップ
41 雌ねじ
50 有色部材
50a 部材本体部
50b 軸部
60 金型
61 ゲート
62 下型
63 上型
63a 分割型
63b 分割型
63c 柱状部分
64 キャビティ
70 合成樹脂材料
G グラデーション

Claims (18)

  1. 一次容器の外側に該一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が射出成形により一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器の製造方法であって、
    前記一次容器の外側面に、着色された合成樹脂材料によって形成された有色部材を取り付ける取付け工程と、
    前記有色部材が取り付けられた前記一次容器を金型の内部に配置する配置工程と、
    ゲートから前記金型の内部に透明な合成樹脂材料を射出して前記一次容器の外側に前記二次容器を一体に形成するインサート成形工程と、を有し、
    前記インサート成形において、前記金型の内部を流れる前記合成樹脂材料によって溶かされた前記有色部材により、前記一次容器と前記二次容器との間に色のグラデーションを一体に形成することを特徴とするインサート成形容器の製造方法。
  2. 前記一次容器が側壁と底壁とを有し、
    前記取付け工程において、前記底壁の中心部分に前記有色部材を取り付け、
    前記配置工程において、前記底壁の中心部分を前記ゲートに対向させて前記一次容器を前記金型の内部に配置する、請求項1に記載のインサート成形容器の製造方法。
  3. 前記一次容器が側壁と底壁とを有し、
    前記取付け工程において、前記側壁の下端部分に該側壁の周方向に沿って延びる環状の前記有色部材を取り付け、
    前記配置工程において、前記底壁の中心部分を前記ゲートに対向させて前記一次容器を前記金型の内部に配置する、請求項1に記載のインサート成形容器の製造方法。
  4. 前記有色部材が前記二次容器を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載のインサート成形容器の製造方法。
  5. 前記一次容器が、外側面に蒸着層が設けられたものである、請求項1〜4の何れか1項に記載のインサート成形容器の製造方法。
  6. 前記蒸着層がアルミ蒸着層である、請求項5に記載のインサート成形容器の製造方法。
  7. 前記二次容器がポリエステル系の合成樹脂材料で形成される、請求項1〜6の何れか1項に記載のインサート成形容器の製造方法。
  8. 前記一次容器が前記二次容器を形成する合成樹脂材料よりも融点の高い合成樹脂材料で形成されている、請求項1〜7の何れか1項に記載のインサート成形容器の製造方法。
  9. 前記一次容器が射出成形品である、請求項1〜8の何れか1項に記載のインサート成形容器の製造方法。
  10. 一次容器の外側に該一次容器の外側面を覆う透明な合成樹脂製の二次容器が射出成形により一体に設けられた二重壁構造のインサート成形容器であって、
    前記一次容器と前記二次容器の間に、着色された合成樹脂材料によって形成された色のグラデーションが一体に設けられていることを特徴とするインサート成形容器。
  11. 口部、胴部及び底部を有し、
    前記底部から前記胴部に亘って前記グラデーションが設けられている、請求項10に記載のインサート成形容器。
  12. 口部、胴部及び底部を有し、
    前記胴部にのみ前記グラデーションが設けられている、請求項10に記載のインサート成形容器。
  13. 前記グラデーションが前記二次容器を形成する合成樹脂材料と同材質の合成樹脂材料に色素を混ぜて着色した有色の合成樹脂材料で形成されている、請求項10〜12の何れか1項に記載のインサート成形容器。
  14. 前記一次容器の外側面に蒸着層が設けられている、請求項10〜13の何れか1項に記載のインサート成形容器。
  15. 前記蒸着層がアルミ蒸着層である、請求項14に記載のインサート成形容器。
  16. 前記二次容器がポリエステル系の合成樹脂材料で形成されている、請求項10〜15の何れか1項に記載のインサート成形容器。
  17. 前記一次容器が前記二次容器を形成する合成樹脂材料よりも融点の高い合成樹脂材料で形成されている、請求項10〜16の何れか1項に記載のインサート成形容器。
  18. 前記一次容器が射出成形品である、請求項10〜17の何れか1項に記載のインサート成形容器。
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