JP2019041834A - 刺繍データ作成プログラム及び刺繍データ作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像のカテゴリに応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる刺繍データ作成プログラム及び刺繍データ作成装置を提供する。【解決手段】刺繍データ作成装置のCPUは、画像データを取得する。CPUは、複数のモードの何れかを決定する。モードは、取得された画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される使用糸色の傾向を決定する。CPUは、決定されたモードに基づいて、モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、刺繍データ作成装置の糸色記憶エリアに記憶された糸色から、複数の使用糸色として選択する(S45)。CPUは、選択された複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データを作成する。【選択図】図5

Description

本発明は、刺繍データ作成プログラム及び刺繍データ作成装置に関する。
写真等の画像データに基づく刺繍模様をミシンによって縫製するための刺繍データを作成する刺繍データ作成装置が知られている。特許文献1に記載の刺繍データ作成装置は、刺繍データを作成する際、刺繍模様の縫製に使用される糸色を選択する。詳細には、刺繍模様の縫製に使用される糸色数が取得される。画像データが示す画像を構成する各画素の色に基づいて、糸色の使用頻度が算出される。算出された糸色の使用頻度に基づいて、刺繍模様の縫製に使用される糸色数の糸色が選択される。
特開2014−83339号公報
例えば、画像には、風景画像、夜景画像、人物画像等のカテゴリがあり、画像のカテゴリに応じて使用の優先度の高い糸色がある場合がある。この場合、糸色の使用頻度に基づいて糸色が選択されると、使用の優先度の高い糸色が選択されない可能性がある。使用の優先度の高い糸色が選択されなかった場合、形成される縫製模様の色合いが画像のカテゴリと合わない可能性がある。
本発明の目的は、画像のカテゴリに応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる刺繍データ作成プログラム及び刺繍データ作成装置を提供することである。
本発明の第一態様に係る刺繍データ作成プログラムは、画像データを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得された前記画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される糸色である複数の使用糸色の傾向を決定するための複数のモードの何れかを決定する第一決定ステップと、前記第一決定ステップで決定された前記モードである対象モードに基づいて、前記モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、前記複数の使用糸色として、記憶部に記憶された糸色である複数の記憶糸色から選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択された前記複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の第二態様に係る刺繍データ作成装置は、画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される糸色である複数の使用糸色の傾向を決定するための複数のモードの何れかを決定する第一決定手段と、前記第一決定手段によって決定された前記モードである対象モードに基づいて、前記モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、前記複数の使用糸色として、記憶部に記憶された糸色である複数の記憶糸色から選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データを作成する作成手段とを備える。
上記第一態様及び第二態様では、例えばユーザは、画像のカテゴリに応じて複数のモードの何れかを選択する。選択されたモードは、対象モードとして決定される。取得された画像データが同じ場合でも、対象モードに基づいて、モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色が、複数の使用糸色として選択される。選択された複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データが作成される。よって、第一態様に係るコンピュータ及び第二態様に係る刺繍データ作成装置は、画像のカテゴリに応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる。
刺繍データ作成装置1の電気的構成を示すブロック図である。 ミシン3を右前上側から見た斜視図である。 メイン処理のフローチャートである。 糸色決定処理のフローチャートである。 糸色選択処理のフローチャートである。 優先度情報100の概念図である。 糸色優先度特定処理のフローチャートである。 使用糸色の選択結果を示す図である。 糸色優先度の特定結果を示す図である。 基本優先度情報201の概念図である(変形例)。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1を参照し、刺繍データ作成装置1の構成を説明する。刺繍データ作成装置1は、刺繍模様の縫目をミシン3(図2参照)によって形成するための刺繍データを作成できる。刺繍データ作成装置1は、所謂パーソナルコンピュータ等の汎用型である。
刺繍データ作成装置1は、CPU11を備える。CPU11は、刺繍データ作成装置1の制御を司るコントローラである。CPU11には、RAM12、ROM13、及び入出力(I/O)インタフェイス14が接続される。RAM12は、CPU11による演算処理で得られた演算結果等、各種データを一時的に記憶する。ROM13は、BIOS等を記憶する。
I/Oインタフェイス14は、データの受け渡しを仲介する。I/Oインタフェイス14には、ハードディスク装置(HDD)15、マウス22、ビデオコントローラ16、キーコントローラ17、外部通信インタフェイス18、メモリカードコネクタ23、及びイメージスキャナ装置25が接続される。マウス22は、種々の情報を入力する。ビデオコントローラ16には、ディスプレイ24が接続される。ディスプレイ24は、種々の情報を表示する。キーコントローラ17には、キーボード21が接続される。キーボード21は、種々の情報を入力する。外部通信インタフェイス18は、ネットワーク114への接続を可能とする。刺繍データ作成装置1は、ネットワーク114を介して外部機器に接続できる。メモリカードコネクタ23には、メモリカード55が接続できる。刺繍データ作成装置1は、メモリカードコネクタ23を介して、メモリカード55からのデータの読み取り及びメモリカード55へのデータの書き込みを実行できる。イメージスキャナ装置25は、写真等の画像を読み込むことができる。
HDD15は、画像データ記憶エリア151、刺繍データ記憶エリア152、プログラム記憶エリア153、設定値記憶エリア154等を有する。画像データ記憶エリア151は、刺繍データ作成の元となる画像等の画像データを記憶する。刺繍データ記憶エリア152は、メイン処理で作成された刺繍データを記憶する。プログラム記憶エリア153は、刺繍データ作成プログラム等、刺繍データ作成装置1で行われる各種処理のためのプログラムが記憶される。刺繍データ作成装置1は、刺繍データ作成プログラムを、ネットワーク114を介して外部から取得し、プログラム記憶エリア153に記憶してもよい。刺繍データ作成装置1は、DVDドライブを備え、DVD等の媒体に記憶された刺繍データ作成プログラムを読み込んで、プログラム記憶エリア153に記憶してもよい。
設定値記憶エリア154は、各種処理で使用される設定値のデータを記憶する。設定値記憶エリア154は、例えば後述の優先度情報100(図6参照)を記憶する。糸色記憶エリア155は、刺繍糸の色(以下、「糸色」という。)を複数記憶する。以下、糸色記憶エリア155に記憶された糸色を、「記憶糸色」という。複数の記憶糸色の夫々には、例えば001〜900の糸色No.が割り振られている(図8参照)。複数の記憶糸色は、複数の糸色群の夫々に対応付けられている。即ち、複数の糸色群は、夫々、複数の記憶糸色のうち2以上の糸色を含む。一般的に、刺繍糸は、複数の糸色の種類が予め決められているセット(以下、「糸セット」という。)となっている。一の糸色群には、一の糸セットに含まれている糸色の全色が対応付けられている。
図2を参照し、ミシン3を説明する。以下、図2の矢印で示す左右、前後、上下を使用する。ミシン3は、刺繍データに基づいて、写真等の画像を表現する刺繍模様を縫製できる。ミシン3は、ベッド部30、脚柱部36、アーム部38、及び頭部39を有する。ベッド部30は、ミシン3の土台部であり、左右方向に長い。脚柱部36は、ベッド部30の右端部から上方に延びる。アーム部38は、脚柱部36の上端部から左方に延びる。頭部39は、アーム部38の左端部から下方に延びる。頭部39の下端部には、針棒35が設けられる。針棒35には、縫針44が装着される。
ベッド部30上には、キャリッジ42が設けられる。キャリッジ42には刺繍枠41が装着される。刺繍枠41は、加工布を保持する。キャリッジ42には、Y方向移動機構(図示略)が収容される。ベッド部30の内部には、X方向移動機構(図示略)が収容される。刺繍枠41は、Y方向移動機構及びX方向移動機構によって針落点に移動される。針落点は、縫針44が加工布に刺さる予定位置であり、ミシン3に固有のXY座標系で示される。針棒35及び釜機構(図示略)が刺繍枠41の移動と同期して駆動されることにより、加工布上に刺繍模様が形成される。ミシン3はCPU(図示略)を内蔵する。ミシン3のCPUは、刺繍データに基づき、Y方向移動機構、X方向移動機構、針棒35等を制御する。刺繍データは、刺繍模様の縫目を形成するための針落点の座標と、縫い順と、刺繍模様の縫製に使用される糸色(以下、「使用糸色」という。)とを示す。
脚柱部36の側面には、メモリカードスロット37が搭載される。メモリカードスロット37には、メモリカード55を着脱できる。例えば、ミシン3は、以下のように刺繍データ作成装置1で作成された刺繍データに基づいて刺繍模様を縫製する。刺繍データは、刺繍データ作成装置1で作成されると、メモリカードコネクタ23を介してメモリカード55に記憶される。メモリカード55がメモリカードスロット37に装着される。ミシン3のCPUは、メモリカード55から刺繍データを読み出す。ミシン3のCPUは、読み出した刺繍データに基づいて刺繍模様の縫製を制御する。
図3〜図9を参照し、適宜具体例を挙げてメイン処理を説明する。メイン処理の開始指示をユーザが入力した場合、CPU11はプロセッサとして、刺繍データ作成プログラムをプログラム記憶エリア153から読み出して実行する。これにより、メイン処理が開始される。
図3に示すように、CPU11は、刺繍データ作成の元となる画像(以下、「元画像」という。)の画像データを取得する(S11)。元画像の画像データは、元画像を構成する各画素の色をL*a*b*値で示す。画像データは、各画素の色を他の形式(RGB値等)で示してもよい。CPU11は、種々の方法で元画像の画像データを取得できる。例えば、CPU11は、イメージスキャナ装置25によって元画像を読み込むことで、画像データを取得してもよい。CPU11は、画像データ記憶エリア151から画像データを取得してもよい。CPU11は、ネットワーク114を介して外部機器から画像データを取得してもよい。CPU11は、メモリカード55等の媒体から画像データを取得してもよい。
ユーザは、刺繍模様の縫製に使用する糸セットに応じて、複数の糸色群の何れかを選択する。CPU11は、複数の糸色群から選択された糸色群を決定する(S12)。以下、S12で決定された糸色群に対応付けられている記憶糸色を、「対象糸色」という。対象糸色は、ユーザが使用する糸セットの全糸色と一致する。S12で糸色群が決定することで、複数の対象糸色が決定する。
刺繍データ作成装置1には、複数のモードが設けられている。具体的には、複数のモードは、基本モード、風景モード、夜景モード、及び人物モードである。複数のモードは、使用糸色の傾向を決定する。ユーザは、例えば元画像のカテゴリに応じて、複数のモードの何れかを選択する。CPU11は、複数のモードから選択されたモードを決定する(S13)。以下、S13で決定されたモードを、「対象モード」という。
CPU11は、取得された画像データに基づいて、元画像を構成する複数の画素の夫々について、角度特徴及び角度特徴の強度を算出する(S14)。角度特徴は、画像中の色の連続性の高い方向を示す情報である。角度特徴の強度は、色の変化の大きさを示す情報である。CPU11は、例えば、特開2001−259268号公報に記載の方法で角度特徴及び角度特徴の強度を算出できる。CPU11は、他の方法で角度特徴及び角度特徴の強度を算出してもよい。
CPU11は、算出された角度特徴及び角度特徴の強度に基づいて、線分データを作成し、RAM12に記憶する(S15)。線分データは、角度成分、長さ成分、及び色成分から構成され、最終的に刺繍データの縫目となる線分を特定する。CPU11は、例えば、特開2001−259268号公報に記載の方法で線分データを作成できる。CPU11は、他の方法で線分データを作成してもよい。S15では、算出された角度特徴が線分データの角度成分に設定され、予め設定された固定値が線分データの長さ成分に設定される。ユーザによって入力された値が線分データの長さ成分に設定されてもよい。CPU11は糸色決定処理を行う(S16)。糸色決定処理では、線分データの色成分を設定するため、使用糸色が決定される。
図4を参照し、糸色決定処理の詳細を説明する。複数のモードは、画像変換モードと通常モードとに分類される。画像変換モードは、元画像の画像データを所定の条件で変換し、変換された画像データに基づいて、使用糸色を決定するモードである。通常モードは、元画像の画像データを変換せず、そのままの画像データに基づいて、使用糸色を決定するモードである。本実施形態では、風景モード、夜景モード、及び人物モードが画像変換モードに分類され、基本モードが通常モードに分類される。CPU11は、対象モードが画像変換モードであるかを判断する(S21)。
対象モードが通常モードの場合(S21:NO)、CPU11は処理をS23に進める。対象モードが画像変換モードの場合(S21:YES)、CPU11は、対象モードに基づいて、画像変換処理を行う(S22)。画像変換モードに分類される各モードには、画像に関するパラメータの種類(コントラスト、輝度、明度、彩度、色相等)及びパラメータの変化量が対応付けられている。例えば人物モードには、パラメータの種類としてコントラストが、パラメータの変化量として10%増加が夫々対応付けられている。画像変換処理では、CPU11は、元画像の画像データについて、対象モードに対応付けられた種類のパラメータを、変化量に応じて変化させることで、画像データを変換する。例えば対象モードが人物モードの場合、CPU11は、元画像の画像データについて、コントラストの値を10%増加させることで、画像データを変換する。以下、画像変換処理により変換された画像データが示す画像を、「変換画像」という。CPU11は糸色選択処理を行う(S23)。糸色選択処理では、所定条件に従って使用糸色が選択される。
図5を参照し、糸色選択処理の詳細を説明する。CPU11は使用頻度特定処理を行う(S31)。使用頻度特定処理では、CPU11は、複数の対象糸色のうち、画像を構成する複数の画素の夫々の色に対応する糸色の使用頻度を特定する。使用頻度の特定に使用される画像は、対象モードが通常モードの場合には元画像であり、対象モードが画像変換モードの場合には変換画像である。CPU11は、例えば、特開2014−83339号公報に記載の方法で使用頻度を特定できる。具体的には、CPU11は、各画素の夫々の色を、複数の対象糸色のうち画素の色に最も近い糸色の1つに置き換える。CPU11は、対象糸色毎に、対象糸色に対応する画素の数をカウントする。CPU11は、対象糸色毎にカウントされた画素数を使用頻度とすることで、置き換えられた各対象糸色の使用頻度を特定する。CPU11は、他の方法で使用頻度を特定してもよい。
CPU11は、使用糸色の数(以下、「使用数s」という。)を設定する(S32)。使用数sは、対象糸色の総数以下の整数であり、RAM12に記憶される。使用数sは、例えば、刺繍糸の交換回数等を考慮して予め定められる。CPU11は、設定値記憶エリア154に記憶された値を使用数sに設定してもよいし、ユーザによって入力された値を使用数sに設定してもよい。ユーザは、複数の対象糸色から、例えば必ず使用したい糸色を入力する。CPU11は、ユーザによって入力された少なくとも1色の糸色(以下、「特定糸色」という。)を受け付け、所定の順序でRAM12に記憶する(S33)。このとき、CPU11は、受け付けた特定糸色の数(以下、「特定数t」という。)を設定する(S33)。特定数tは、使用数s以下の整数であり、RAM12に記憶される。ユーザによって糸色が入力されない場合、CPU11は、特定糸色を受け付けずに特定数tに0を設定して処理をS34に進める。CPU11は、変数xに1を設定する(S34)。変数xは、使用糸色が選択される毎にカウントされ、RAM12に記憶される。
CPU11は、変数xが特定数tを超えたかを判断する(S35)。変数xが特定数t以下の場合(S35:NO)、後述のS36で使用糸色として選択されていない特定糸色があるので、CPU11は、処理をS36に進める。CPU11は、S33でRAM12に記憶された順序がx番目の特定糸色をx色目の使用糸色として選択し、RAM12に記憶する(S36)。CPU11は、変数xに1を加算する(S37)。変数xが特定数tを超えた場合(S35:YES)、受け付けられた特定糸色の全てが使用糸色として選択されたこととなるので、CPU11は処理をS41に進める。
CPU11は、糸色優先度特定処理を実行する(S41)。糸色優先度特定処理では、優先度情報100が参照され、複数の対象糸色の夫々について使用糸色として選択される優先度(以下、「糸色優先度」という。)が特定される。
図6を参照し、優先度情報100を説明する。優先度情報100は、各モードに対応付けられており、基本優先度情報101、風景優先度情報102、夜景優先度情報103、及び人物優先度情報104を含む。基本優先度情報101、風景優先度情報102、夜景優先度情報103、及び人物優先度情報104は、夫々、基本モード、風景モード、夜景モード、及び人物モードに対応付けられている。
優先度情報100は、複数の色領域を示す情報を含む。複数の色領域は、L*a*b*色空間で定義されている。具体的には、L*a*b*色空間において、各色領域は、無彩色と有彩色とに分類される。無彩色は、明度に応じて5段階の色領域に分類される。有彩色の色相は、RGBCMY(レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))の6色に分類される。各色相の有彩色は、明度に応じて「高」、「中」、「低」の3段階の色領域に分類され、かつ彩度に応じて「高」、「中」、「低」の3段階の色領域に分類される。従って、各色相の有彩色は、9つの色領域に分類される。これによれば、無彩色の5つの色領域と、有彩色の6色の色相の夫々について9つの色領域とがあるので、L*a*b*色空間において、合計59(5+6×9)の色領域が定義される。
以下では、無彩色の各色領域を、白から黒に明度が低くなる方向に向かって、色領域a、b、c、d、eとする。即ち、色領域aが白であり、色領域eが黒である。各色相の有彩色の各色領域を、明度・彩度が、高・低、高・中、高・高、中・低、中・中、中・高、低・低、低・中、低・高の順に、色領域f、g、h、i、j、k、l、m、nとする。色領域aの明度は、各色領域a〜nの明度の中で最も高い。色領域eの明度は、各色領域a〜nの明度の中で最も低い。
優先度情報100は、糸色の彩度、明度、及び色相に基づいて、糸色優先度を特定するために参照される。詳細には、優先度情報100は、各色領域a〜nが後述の対象領域として選択される優先度(以下、「領域優先度」という。)、及び有彩色の色領域の1つが対象領域として選択された場合に各色相RGBCMYが後述の対象色相として選択される優先度(以下、「色相優先度」という。)を定める情報を含む。CPU11は、優先度情報100を参照することで、領域優先度及び色相優先度に応じて、複数の対象糸色の夫々について糸色優先度を特定する。基本優先度情報101、風景優先度情報102、夜景優先度情報103、及び人物優先度情報104では、何れでも、色相R、Y、G、C、B、Mの順に色相優先度が低くなるように定められている。
基本優先度情報101では、色領域a、e、k、c、i、j、h、b、f、g、n、d、l、mの順に領域優先度が低くなるように定められている。基本優先度情報101では、明度が同一の有彩色の各色領域において、彩度が「中」の色領域の領域優先度が最も低くなっている。彩度が同一の有彩色の各色領域において、明度が「中」の色領域の領域優先度が最も高くなっている。風景優先度情報102では、色領域a、d、j、c、i、k、b、g、f、h、m、l、nの順に領域優先度が低くなるように定められている。風景優先度情報102では、色領域eには領域優先度が定められていない。風景優先度情報102では、色領域eの領域優先度が最下位とされてもよい。夜景優先度情報103では、色領域a、e、c、n、m、l、d、h、g、f、b、k、j、iの順に領域優先度が低くなるように定められている。夜景優先度情報103では、明度が同一の有彩色の各色領域(例えば、色領域f、g、h)において、彩度の高い色領域の方が彩度の低い色領域よりも領域優先度が高くなっている。人物優先度情報104では、色領域a、e、f、b、g、h、i、c、j、l、d、m、k、nの順に領域優先度が低くなるように定められている。人物優先度情報104では、明度が同一の有彩色の各色領域において、彩度の低い色領域の方が彩度の高い色領域よりも領域優先度が高くなっている。彩度が同一の有彩色の各色領域において、彩度の低い色領域の方が彩度の高い色領域よりも領域優先度が高くなっている。
図6〜図9を参照し、糸色優先度特定処理の詳細を説明する。図7に示すように、CPU11は、対象モードに対応付けられている優先度情報100(図6参照)を取得する(S51)。CPU11は、取得した優先度情報100を以下の処理で適宜参照する。CPU11は、変数zに1を設定する(S52)。変数zは、後述のS56又はS63で糸色が設定される糸色優先度の順位を示し、RAM12に記憶される。CPU11は、変数vに1を設定する(S53)。変数vは、各色領域a〜nを領域優先度が高い順に示し、RAM12に記憶される。変数vに対応する色領域が、対象領域である。
CPU11は、対象領域が無彩色の色領域a〜eの何れかであるかを判断する(S54)。対象領域が無彩色の色領域a〜eの何れかである場合(S54:YES)、CPU11は、対象領域に属する対象糸色(特定糸色を除く。)があるかを判断する(S55)。対象領域に属する対象糸色がない場合(S55:NO)、CPU11は処理をS67に進める。対象領域に属する対象糸色がある場合(S55:YES)、CPU11は、その対象糸色を糸色優先度が上位z番目の糸色として設定し、RAM12に記憶する(S56)。CPU11は、変数zに1を加算する(S57)。CPU11は処理をS67に進める。
対称領域が有彩色の色領域f〜nの何れかである場合(S54:NO)、CPU11は、変数wに1を設定する(S61)。変数wは、各色相RGBCMYを色相優先度が高い順に示し、RAM12に記憶される。変数wに対応する色相が、対象色相である。本実施形態では、何れの優先度情報100においても色相優先度の高さの並びが変わらないので、変数wは、1から順に6まで、夫々、色相R、Y、G、C、B、Mに対応する。CPU11は、対象色相の対象領域に属する対象糸色(特定糸色を除く。)があるかを判断する(S62)。対象色相の対象領域に属する対象糸色がない場合(S62:NO)、CPU11は処理をS65に進める。対象色相の対象領域に属する対象糸色がある場合(S62:YES)、CPU11は、その対象糸色を糸色優先度が上位z番目の糸色として設定し、RAM12に記憶する(S63)。CPU11は、変数zに1を加算する(S64)。
CPU11は、変数wに1を加算する(S65)。CPU11は、変数wが有彩色を分類した色相の総数(以下、「色相数r」という。)を超えたかを判断する(S66)。本実施形態では、色相数rは6である。変数wが色相数r以下の場合(S66:NO)、対象領域について、属する対象糸色があるかを判断していない色相があるので、CPU11は処理をS62に戻す。
変数wが色相数rを超えた場合(S66:YES)、現在の対象領域の全ての色相RGBCMYについて、属する対象糸色があるかを判断したこととなるので、CPU11は処理をS67に進める。CPU11は、変数vに1を加算する(S67)。CPU11は、変数vが色領域a〜nの総数(以下、「領域数q」という。)を超えたかを判断する(S68)。本実施形態では、領域数qは14である。変数vが領域数q以下の場合(S68:NO)、属する対象糸色があるかを判断していない色領域があるので、CPU11は処理をS54に戻す。変数vが領域数qを超えた場合(S68:YES)、全ての色領域a〜nについて、属する対象糸色があるかを判断したこととなるので、CPU11は、処理を糸色選択処理(図5参照)に戻す。
図5に示すように、CPU11は、変数yに1を設定する(S42)。変数yは、特定された糸色優先度が高い上位からの順位を示し、RAM12に記憶される。CPU11は、変数xが使用数sを超えたかを判断する(S43)。変数xが使用数s以下の場合(S43:NO)、CPU11は、糸色優先度が上位y番目の対象糸色について、複数の対象糸色の中で使用頻度が上位p番目以内であるかを判断する(S44)。pは、使用数s未満の整数であり、RAM12に記憶される。CPU11は、設定値記憶エリア154に記憶された値をpに設定してもよいし、ユーザによって入力された値をpに設定してもよい。pは、対象糸色の各色領域a〜nにおける分布に基づいて設定されることが好ましい。
糸色優先度が上位y番目の対象糸色について、使用頻度が上位p番目以内でない場合(S44:NO)、CPU11は処理をS47に進める。この場合、使用頻度が上位p番目以内でない対象糸色は、使用頻度が0又は低いので、使用糸色として選択されない。糸色優先度が上位y番目の対象糸色について、使用頻度が上位p番目以内の場合(S44:YES)、CPU11は、糸色優先度が上位y番目の対象糸色をx色目の使用糸色として選択し、RAM12に記憶する(S45)。CPU11は、変数xに1を加算する(S46)。CPU11は、変数yに1を加算する(S47)。CPU11は処理をS43に戻す。変数xが使用数sを超えた場合(S43:YES)、S32で設定された使用数sの使用糸色が選択されたこととなるので、CPU11は、処理を糸色決定処理(図4参照)に戻し、メイン処理(図3参照)に戻す。
図5〜図9を参照し、使用数sの使用糸色を選択する処理を、対象モードが基本モードである場合を例に挙げて具体的に説明する。図8、図9では、対象糸色を糸色No.で示す。図5に示すように、S32で使用数sとして10が設定されたとする。S33で色相Yの色領域kに属する対象糸色(糸色No.205)及び色相Gの色領域iに属する対象糸色(糸色No.027)が、特定糸色として受け付けられとする。この場合、特定数tとして2が設定される。図5、図8に示すように、CPU11は、変数xに1を設定し(S34)、1色目の使用糸色として糸色No.205の対象糸色を設定する(S35:NO、S36)。変数xが2となると(S37、S35:NO)、CPU11は、2色目の使用糸色として糸色No.027の対象糸色を設定する(S36)。変数xが3となり(S37)、特定数tの2を超えると(S35:YES)、糸色優先度処理が行われる(S41)。
図6、図7に示すように、CPU11は、基本モードに対応付けられている基本優先度情報101を取得する(S51)。CPU11は、変数z、vの夫々に1を設定する(S52、S53)。CPU11は、基本優先度情報101を参照し、領域優先度が最も高い色領域aを対象領域として指定する。色領域aは無彩色に属する(S54:YES)。図7、図9に示すように、CPU11は、色領域aに属する対象糸色(糸色No.001)を糸色優先度が上位1番目の糸色として設定する(S55:YES、S56)。変数z、vの夫々が2となると(S57、S67、S68:NO)、CPU11は、糸色No.900の対象糸色を糸色優先度が上位2番目の糸色として設定する(S54:YES、S55:YES、S56)。
図6、図7に示すように、変数z、vの夫々が3となると(S57、S67、S68:NO)、CPU11は、基本優先度情報101を参照し、領域優先度が3番目に高い色領域kを対象領域として指定する。色領域kは有彩色に属する(S54:NO)。CPU11は、変数wに1を設定する(S61)。CPU11は、基本優先度情報101を参照し、色相優先度が最も高い色相Rを対象色相として指定する。図7、図9に示すように、CPU11は、色相R(対象色相)の色領域k(対象領域)に属する対象糸色(糸色No.800)を糸色優先度が上位3番目の糸色として設定する(S62:YES、S63)。
図6、図7に示すように、変数z、wの夫々が4、2となると(S64、S65、S66:NO)、CPU11は、基本優先度情報101を参照し、色相優先度が2番目に高い色相Yを対象色相として指定する。図7、図9に示すように、色相Y(対象色相)の色領域k(対象領域)に属する対象糸色(糸色No.205)は、特定糸色であり、既に使用糸色として選択されている。従って、CPU11は、糸色No.205の特定糸色を糸色優先度が上位4番目の糸色として設定しない(S62:NO)。その後、CPU11は、変数wが色相数rの6を超えるまで(S66:YES)、S62〜S65を繰り返し、変数vが領域数qの14を超えるまで(S68:YES)、S54〜S67を繰り返す。このようにして、図9に示す例のように、複数の対象糸色の夫々について糸色優先度が特定されると、処理は糸色選択処理に戻る。
図5、図9に示すように、CPU11は、変数yに1を設定する(S42)。現在の変数xは3で使用数sの10を超えないので(S43:NO)、CPU11は、糸色優先度が上位1番目の対象糸色(糸色No.001)について使用頻度が上位p番目以内であるかを判断する(S44)。糸色No.001の対象糸色の使用頻度は上位p番目以内とする(S44:YES)。この場合、図5、図8に示すように、CPU11は、3色目の使用糸色として糸色No.001の対象糸色を選択する(S45)。
図5、図9に示すように、変数x、yの夫々が4、2となると(S46、S47、S43:NO)、CPU11は、糸色優先度が上位2番目の対象糸色(糸色No.900)について使用頻度が上位p番目以内であるかを判断する(S44)。糸色No.900の対象糸色の使用頻度は上位p番目以内でないとする(S44:NO)。この場合、図5、図8に示すように、CPU11は、4色目の使用糸色として糸色No.900の対象糸色を選択しない。変数xは4のままで、変数yは3となる(S47)。その後、CPU11は、変数xが使用数sの10を超えるまで(S43:YES)、S44〜S47を繰り返す。このようにして、図8に示す例のように、使用数sの10色の使用糸色が選択される。選択された使用数sの10色の使用糸色の情報は、RAM12に記憶される。
図3に示すように、CPU11は、S11で取得された画像データ又はS22で変換された画像データに基づいて、糸色決定処理で決定された使用数sの使用糸色の縫目をミシン3によって形成するための刺繍データを作成する処理を行う(S17〜S19)。CPU11は、例えば、特開2001−259268号公報に記載の方法でS17〜S19を実行できる。
具体的には、CPU11は配色処理を行う(S17)。配色処理では、S15で作成された線分データの色成分が設定される。CPU11は、画像データに基づいて、線分の夫々について、糸色決定処理で決定された使用数sの使用糸色から、画像の色を反映した1色を選択し、その線分の色として決定する。配色処理で使用される画像データは、対象モードが通常モードの場合には元画像の画像データであり、対象モードが画像変換モードの場合には変換画像の画像データである。線分の色は、縫目の色となる。
CPU11は、配色された複数の線分のうち使用糸色が同じ線分を、順に接続する(S18)。詳細には、CPU11は、線分の2つの端点を夫々縫目の始点と終点として、最初の線分の終点から最も近い位置にある使用糸色が同じ他の線分の端点を次の縫目の始点とする処理を繰り返すことで、線分を接続する。これにより、CPU11は、使用糸色毎の線分データを作成する。
CPU11は、作成された使用糸色毎の線分データに基づき、刺繍データを作成する(S19)。CPU11は、各線分の端点の座標をミシン3に固有のXY座標系の座標に変換することで、針落点の座標を算出する。CPU11は、線分の接続順を針落点の縫い順とする。以上により、CPU11は、針落点の座標と、縫い順と、使用糸色とを示す刺繍データを作成する。CPU11は、他の方法で刺繍データを作成してもよい。CPU11は、メイン処理を終了する。
以上説明したように、CPU11は、元画像の画像データを取得する。ユーザは、元画像のカテゴリに応じて複数のモードの何れかを選択する。CPU11は、選択されたモードを対象モードとして決定する。モード毎に異なる領域優先度が設定されているので、CPU11は、取得された画像データが同じ場合でも、対象モードに基づいて、モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、複数の使用糸色として選択する。CPU11は、選択された複数の使用糸色の縫目をミシン3によって形成するための刺繍データを作成する。よって、刺繍データ作成装置1は、元画像のカテゴリに応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる。
複数の記憶糸色の中には、ユーザが刺繍模様の縫製に使用する糸セットの中にない糸色もある。ユーザは、刺繍模様の縫製に使用する糸セットに応じて、複数の糸色群の何れかを選択する。CPU11は、複数の糸色群から選択された糸色群を決定する。選択された糸色群には、糸セットに含まれる複数の記憶糸色が、複数の対象糸色として対応付けられている。CPU11は、複数の対象糸色から使用数sの使用糸色を選択する。よって、刺繍データ作成装置1は、ユーザが刺繍模様の縫製に使用する糸セットの中にない糸色を、使用糸色として選択することを抑制できる。
複数のモードの夫々には、優先度情報100が対応付けられている。優先度情報100は、少なくとも1つの対象糸色について互いに異なる糸色優先度を特定する。刺繍データ作成装置1は、複数の対象糸色について、例えば画像のカテゴリに応じて糸色優先度を特定するように、優先度情報100を定めることができる。CPU11は、対象モードに対応付けられている優先度情報100に基づいて、複数の対象糸色の夫々について糸色優先度を特定する。CPU11は、特定された糸色優先度に従って、複数の対象糸色から使用数sの使用糸色を選択する。よって、刺繍データ作成装置1は、優先度情報100に基づいて特定された糸色優先度に従って使用糸色を選択することで、対象モードに応じた糸色を使用糸色として選択できる。
CPU11は、優先度情報100を参照し、糸色の明度及び彩度に基づいて、領域優先度を特定する。CPU11は、優先度情報100を参照し、糸色の色相に基づいて、色相優先度を特定する。CPU11は、複数の対象糸色の夫々について、特定された色相優先度及び領域優先度に基づいて、糸色優先度を特定する。よって、刺繍データ作成装置1は、例えば使用頻度が高い順に糸色優先度が特定される場合等に比べて、使用糸色に色の偏りが生じることを抑制できる。
元画像に人物が含まれている場合等、彩度の低い糸色(所謂パステルカラーの糸色)が彩度の高い糸色よりも多く使用されることで、元画像のカテゴリに応じた色合いの刺繍模様が表現される場合がある。人物モードには、人物優先度情報104が対応付けられている。人物優先度情報104では、有彩色の各色領域f〜nのうち互いに明度が同一の糸色が属する色領域において、彩度の低い糸色が属する色領域の方が彩度の高い糸色が属する色領域よりも領域優先度が高くなるように設定されている。これによれば、S51で人物優先度情報104が取得された場合、複数の対象糸色のうち互いに明度が同一の有彩色の複数の糸色において、彩度の低い糸色の方が彩度の高い糸色よりも糸色優先度が高いことが特定される。よって、刺繍データ作成装置1は、元画像に人物が含まれている場合等に、元画像のカテゴリに応じた色合いの対象糸色を使用糸色として選択できる。
元画像が夜景を示す場合等、彩度の高い糸色が彩度の低い糸色よりも多く使用されることで、元画像のカテゴリに応じた色合いの刺繍模様が表現される場合がある。夜景モードには、夜景優先度情報103が対応付けられている。夜景優先度情報103では、有彩色の各色領域f〜nのうち互いに明度が同一の糸色が属する色領域において、彩度の高い糸色が属する色領域の方が彩度の低い糸色が属する色領域よりも領域優先度が高くなるように設定されている。これによれば、S51で夜景優先度情報103が取得された場合、複数の対象糸色のうち互いに明度が同一の有彩色の複数の糸色において、彩度の高い糸色の方が彩度の低い糸色よりも糸色優先度が高いことが特定される。よって、刺繍データ作成装置1は、元画像が夜景を示す場合等に、元画像のカテゴリに応じた色合いの対象糸色を使用糸色として選択できる。
元画像が風景を示す場合等、対象糸色のうち最低明度の糸色が使用されることで、元画像のカテゴリに応じた色合いの刺繍模様が表現され難い場合がある。風景モードには、風景優先度情報102が対応付けられている。風景優先度情報102では、色領域eには領域優先度が定められていない。色領域eは、各色領域a〜nのうち最低明度の糸色が属する色領域である。これによれば、S51で風景優先度情報102が取得された場合、複数の対象糸色のうち最低明度の糸色をS45での選択候補から除外することが特定される。よって、刺繍データ作成装置1は、元画像が風景を示す場合等に、元画像のカテゴリに反する色合いの対象糸色を使用糸色として選択することを抑制できる。
使用数sが多い程、刺繍模様は元画像の色合いを忠実に表現できる。使用数sが少ない程、例えば刺繍糸の交換回数が抑制される。CPU11は、使用数sを設定する。CPU11は、変数xが使用数sを超えるまで、糸色優先度に従って使用糸色を選択する。即ち、CPU11は、設定された使用数sの使用糸色を糸色優先度に従って選択する。これによれば、ユーザは、例えば元画像の色合いに対する刺繍模様の忠実度合、刺繍糸の交換回数等を考慮して、使用数sを設定できる。刺繍データ作成装置1は、例えば複数の対象糸色の全てが使用糸色として選択される必要がない場合等には、常に複数の対象糸色の全てが使用糸色として選択される場合に比べて、使用数sを抑制できる。
使用数sが定められているので、使用頻度が高くても、糸色優先度が低い対象糸色については、使用糸色として選択されない場合がある。この場合、刺繍模様は、元画像の色合いを忠実に表現できない可能性がある。CPU11は、複数の対象糸色のうち、元画像又は変換画像を構成する複数の画素の夫々の色に対応する糸色の使用頻度を特定する。CPU11は、糸色優先度が上位y番目の対象糸色について、使用頻度が複数の対象糸色の中で上位p番目以内であるかを判断する。CPU11は、糸色優先度に従って、複数の対象糸色のうち、使用頻度が上位p番目以内の糸色から、使用数sの使用糸色を選択する。これによれば、使用頻度が上位p番目以内でない対象糸色は、S45での選択候補から除外される。従って、刺繍データ作成装置1は、糸色優先度が高くても使用頻度が0又は低い対象糸色については、使用糸色として選択することを抑制でき、糸色優先度が低くても使用頻度が高い対象糸色については、使用糸色として選択し易くできる。よって、刺繍データ作成装置1は、使用頻度が0又は低い対象糸色が使用糸色として選択される場合に比べて、元画像の色合いを忠実に表現できる刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる。
CPU11は、対象糸色のうち例えばユーザが使用したい糸色を入力することで、特定糸色を受け付ける。CPU11は、糸色優先度に関わらず、受け付けられた特定糸色を使用糸色として選択する。よって、刺繍データ作成装置1は、糸色優先度が低い対象糸色でも、特定糸色として入力すれば、使用糸色として選択できる。CPU11は、特定数tの使用糸色を選択した後、複数の対象糸色のうち特定糸色以外の糸色から、使用数sと特定数tとの差分の数の使用糸色を、糸色優先度に従って選択する。よって、刺繍データ作成装置1は、特定糸色を受け付けた場合であっても、S36及びS45で合計して使用数sの使用糸色を選択でき、特定糸色を使用糸色として重複して選択することを抑制できる。
画像変換モードに分類される各モードには、画像に関するパラメータの種類及びパラメータの変化量が対応付けられている。CPU11は、元画像の画像データについて、対象モードに対応付けられた種類のパラメータを、変化量に応じて変化させることで、画像データを変換する。変換画像は、元画像よりも元画像のカテゴリに応じた色合いとなる。よって、刺繍データ作成装置1は、元画像のカテゴリに更に応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる。
本実施形態において、S11が本発明の「取得ステップ」に相当する。S13が本発明の「第一決定ステップ」に相当する。S16が本発明の「選択ステップ」に相当する。S19が本発明の「作成ステップ」に相当する。S12が本発明の「第二決定ステップ」に相当する。糸色優先度が本発明の「優先度」に相当する。S32が本発明の「設定ステップ」に相当する。S31が本発明の「特定ステップ」に相当する。S44が本発明の「判断ステップ」に相当する。S33が本発明の「受付ステップ」に相当する。S22が本発明の「変換ステップ」に相当する。S11を実行するCPU11が本発明の「取得手段」に相当する。S13を実行するCPU11が本発明の「第一決定手段」に相当する。S16を実行するCPU11が本発明の「選択手段」に相当する。S19を実行するCPU11が本発明の「作成手段」に相当する。
本発明は、上記実施形態から種々の変更が可能である。図10を参照し、優先度情報100の変形例を説明する。図10は、優先度情報100の変形例の一例として、基本優先度情報201を示す。上記実施形態の優先度情報100は、各モードに対応しているのに対し、変形例の優先度情報は、各糸色群及び各モードに対応する。従って、基本優先度情報201は、所定の糸色群及び基本モードの夫々に対応する。上記実施形態の優先度情報100は、領域優先度及び色相優先度を定めているのに対し、変形例の優先度情報は、糸色優先度を定める。即ち、基本優先度情報201では、糸色No.で示す対象糸色が糸色優先度の順に並ぶ。この場合、CPU11は、糸色優先度特定処理において、S52以降の処理を省略し、S12で決定された糸色群及び対象モードに対応する変形例の優先度情報を取得するだけで、各対象糸色について糸色優先度を特定できる。よって、刺繍データ作成装置1は、各対象糸色について糸色優先度を特定する処理負担を軽減でき、糸色優先度を容易に特定できる。特定糸色がある場合、CPU11は基本優先度情報201から特定糸色を除外すればよい。
刺繍データ作成装置1は、上記実施形態の優先度情報100及び変形例の優先度情報の両方を設定値記憶エリア154に記憶してもよい。即ち、刺繍データ作成装置1は、所定の糸色群(例えば、選択される頻度が高い糸色群)については、各モードに対応する変形例の優先度情報を設定値記憶エリア154に記憶し、他の糸色群(例えば、選択される頻度が低い糸色群)については、変形例の優先度情報を記憶しなくてもよい。これによれば、S12で所定の糸色群の1つが決定された場合、CPU11は、S51で所定の糸色群及び対象モードに対応する変形例の優先度情報を取得するだけでよい。S12で他の糸色群の1つが決定された場合、CPU11は、S51で対象モードに対応する上記実施形態の優先度情報100を取得し、S52以降の処理を実行すればよい。よって、刺繍データ作成装置1は、設定値記憶エリア154に記憶する優先度情報の容量を抑制しつつ、糸色優先度を特定する処理負担を軽減できる。
複数のモード及び優先度情報100は、夫々、3つ以下又は5つ以上でもよい。優先度情報100では、複数の色領域がRGB色空間等で定義されてもよい。即ち、各色領域は、RGB値等に応じて分類されてもよい。各色領域は、ユーザによって分類されてもよい。無彩色は、4つ以下又は6つ以上の色領域に分類されてもよい。有彩色は、8つ以下又は10以上の色領域に分類されてもよい。有彩色の色相は、5色以下又は7色以上に分類されてもよい。色相RGBCMYの色相優先度は、優先度情報100毎に異なっていてもよい。
上記実施形態では、各色領域は、糸色の彩度、明度、及び色相に応じて分類されており、糸色優先度は、領域優先度及び色相優先度に基づいて特定される。これに対し、各色領域は、糸色の彩度、明度、又は色相の何れか1つ又は2つに応じて分類されてもよく、即ち、糸色優先度は、糸色の彩度、明度、及び色相の何れか1つ又は2つに基づいて特定されてもよい。
領域優先度及び色相優先度は、夫々、ユーザによって定められてもよいし、上記変形例の優先度情報においては、各対象糸色について糸色優先度がユーザによって定められてもよい。この場合、例えばユーザの好みの色合いに応じた対象糸色が使用糸色として選択される可能性が高くなる。よって、刺繍データ作成装置1は、ユーザの好みに応じた色合いを表現する刺繍模様を形成するための刺繍データを作成できる。
S13では、CPU11は、元画像の画像データを解析することで、元画像のカテゴリに応じたモードを決定してもよい。S44では、CPU11は、基準の使用頻度として所定の値を設定し、設定された値を使用頻度が超えるかを判断してもよい。この場合、CPU11は、設定値記憶エリア154に記憶された値を所定の値に設定してもよいし、ユーザによって入力された値を所定の値に設定してもよい。
S21及びS22は省略してもよい。即ち、対象モードが何れのモードであったとしても、CPU11は画像変換処理を実行しなくてもよい。S21は省略してもよい。即ち、対象モードが何れのモードあったとしても、CPU11は対象モードに基づいて画像変換処理を実行してもよい。S31、S44は省略してもよい。即ち、対象糸色は、使用頻度が0又は低くても、糸色優先度が上位s番目以内であれば、使用糸色として選択されてもよい。この場合、刺繍データ作成装置1は、使用糸色を選択する処理負担を軽減できる。S32、S33、S35〜S37は省略してもよい。CPU11は、例えばS33とS34との間に、S45での選択候補から除外する対象糸色を受け付けてもよい。上記実施形態では、複数の糸色群が刺繍データ作成装置1に設けられているが、糸色群は1つでもよい。この場合、S12は省略してもよい。
刺繍データ作成装置1及びミシン3の構成は適宜変更してよい。刺繍データ作成装置1は、刺繍データ作成専用型でもよいし、スマートフォン、タブレット等の携帯可能な端末装置でもよい。刺繍データ作成装置1は、ミシン3に備えられてもよい。ミシン3は、刺繍模様を縫製できればよく、工業用ミシン、多針ミシン等でもよい。CPU11の代わりに、マイクロコンピュータ、ASIC (Application Specific Integrated Circuits)、FPGA (Field Programmable Gate Array)等が、プロセッサとして用いられてもよい。メイン処理は、複数のプロセッサによって分散処理されてもよい。
1:刺繍データ作成装置、11:CPU

Claims (12)

  1. 画像データを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される糸色である複数の使用糸色の傾向を決定するための複数のモードの何れかを決定する第一決定ステップと、
    前記第一決定ステップで決定された前記モードである対象モードに基づいて、前記モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、前記複数の使用糸色として、記憶部に記憶された糸色である複数の記憶糸色から選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データを作成する作成ステップと
    をコンピュータに実行させるための刺繍データ作成プログラム。
  2. 前記複数の記憶糸色は、複数の糸色を夫々含む複数の糸色群に夫々対応付けられており、
    前記複数の糸色群の何れかを決定する第二決定ステップを更に実行し、
    前記選択ステップは、前記第二決定ステップで決定された前記糸色群に対応付けられている前記複数の記憶糸色から前記複数の使用糸色を選択することを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ作成プログラム。
  3. 前記複数のモードの夫々には、前記複数の記憶糸色の夫々について前記選択ステップで選択される優先度を特定する優先度情報が対応付けられており、
    前記複数のモードの夫々に対応付けられた前記優先度情報は、少なくとも1つの前記記憶糸色について互いに異なる前記優先度の高さを特定し、
    前記選択ステップは、前記対象モードに対応付けられた前記優先度情報が特定する前記優先度に従って、前記複数の記憶糸色から前記複数の使用糸色を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の刺繍データ作成プログラム。
  4. 前記優先度情報は、糸色の明度、彩度、又は色相の少なくとも何れかに基づいて前記優先度を特定することを特徴とする請求項3に記載の刺繍データ作成プログラム。
  5. 前記複数のモードは、前記複数の記憶糸色のうち互いに明度が同一の有彩色の複数の糸色において、彩度の低い糸色の方が彩度の高い糸色よりも前記優先度が高いことを特定する前記優先度情報が対応付けられているモードを含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の刺繍データ作成プログラム。
  6. 前記複数のモードは、前記複数の記憶糸色のうち互いに明度が同一の有彩色の複数の糸色において、彩度の高い糸色の方が彩度の低い糸色よりも前記優先度が高いことを特定する前記優先度情報が対応付けられているモードを含むことを特徴とする請求項3から5の何れかに記載の刺繍データ作成プログラム。
  7. 前記複数のモードは、前記複数の記憶糸色のうち最低明度の糸色を前記選択ステップによる選択候補から除外することを特定する前記優先度情報、又は前記複数の記憶糸色のうち最低明度の糸色の前記優先度を最下位と特定する前記優先度情報が対応付けられているモードを含むことを特徴とする請求項3から6の何れかに記載の刺繍データ作成プログラム。
  8. 前記選択ステップで選択される前記複数の使用糸色の数である使用数を設定する設定ステップを更に実行し、
    前記選択ステップは、前記複数の記憶糸色から前記設定ステップで設定された前記使用数の前記使用糸色を前記優先度に従って選択することを特徴とする請求項3から7の何れかに記載の刺繍データ作成プログラム。
  9. 前記複数の記憶糸色のうち、前記取得ステップで取得された前記画像データが示す画像を構成する各画素の色に対応する糸色の使用頻度を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された前記使用頻度に基づいて、前記記憶糸色が所定条件を満たすかを判断する判断ステップとを更に実行し、
    前記選択ステップは、前記優先度に従って、前記複数の記憶糸色のうち、前記判断ステップで前記所定条件を満たすと判断された糸色から、前記設定ステップで設定された前記使用数の前記使用糸色を選択することを特徴とする請求項8に記載の刺繍データ作成プログラム。
  10. 前記複数の記憶糸色のうち、ユーザによって入力された糸色である特定糸色を受け付ける受付ステップと、
    前記選択ステップは、前記優先度に関わらず前記受付ステップで受け付けられた前記特定糸色を前記使用糸色として選択し、且つ、前記複数の記憶糸色のうち前記特定糸色以外の糸色から、前記使用数と前記受付ステップで受け付けられた前記特定糸色の数との差分の数の前記使用糸色を、前記優先度に従って選択することを特徴とする請求項8又は9に記載の刺繍データ作成プログラム。
  11. 前記複数のモードの夫々には、画像に関するパラメータの種類及び前記パラメータの変化量が対応付けられており、
    前記取得ステップで取得された前記画像データについて、前記対象モードに対応付けられた種類の前記パラメータを、前記変化量に応じて変化させることで、前記画像データを変換する変換ステップを更に実行し、
    前記複数の使用糸色は、前記変換ステップで前記画像データが変換された場合、前記変換ステップで変換された前記画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される糸色であることを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の刺繍データ作成プログラム。
  12. 画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記画像データが示す画像を表現する刺繍模様の縫製に使用される糸色である複数の使用糸色の傾向を決定するための複数のモードの何れかを決定する第一決定手段と、
    前記第一決定手段によって決定された前記モードである対象モードに基づいて、前記モード毎に少なくとも1つの糸色が異なる複数の糸色を、前記複数の使用糸色として、記憶部に記憶された糸色である複数の記憶糸色から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記複数の使用糸色の縫目をミシンによって形成するための刺繍データを作成する作成手段と
    を備えたことを特徴とする刺繍データ作成装置。
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